新興国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説

新興国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説

新興国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説

新興国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説



新興国市場は、米国や欧州などの先進国と比べて経済成長率が高い市場です。その新興国株式市場への投資を目的とした投資商品には、たくさんのETFインデックスファンドがあり、手数料やベンチマークの違いなど、様々なファンドがあります。

そこで、本ページでは、新興国株式市場への投資を目的としたETFやインデックスファンドを紹介していきます。投資方法の特徴や手数料(信託報酬・手数料)などを比較しつつ、注目のファンドなどを紹介していきます。

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インデックスファンドとETFの違い

新興国株式市場への投資を目的とした投資商品を紹介する前に、本ページで登場する「インデックスファンド」と「ETF」の違いについて簡単に復習していきます。すでに、ご存知の方は読み飛ばしてください。

インデックスファンドとETFの主な比較ポイントは「コスト」「利便性」があります。以下、この2つのポイントに関して、両商品を比較していきます。

  • コスト:商品の売買手数料「初期コスト」と保有期間中にかかる「継続コスト」がある
  • 利便性:売買の方法や積立の仕組み等に違いがある

手数料(コスト)比較

はじめに、コストに関して比較していきます。下表は、インデックスファンドとETFの初期コスト・継続コストを比較したものです。ネット証券で購入手数料が無料になることが多いインデックスファンドが初期コストは安くなりますが、継続コストである信託報酬は、ETFの方が割安である場合が多くなっています。

インデックスファンドとETFの手数料(コスト)比較:

項目インデックスファンドETF
初期
コスト
  • ネット証券ならほとんどの場合、購入手数料無料
  • 一部ファンド(新興国株式)は売却時に0.1~0.3%程度の手数料がかかる

継続
コスト
  • 年率0.1%〜0.5%程度
  • ETFよりも割高な場合がある
  • インデックスファンドより割安。半分以上安い場合も
    ⇒ 信託報酬の安さがETF最大の魅力!

結局どっちが安いの?と疑問がわくかもしれませんが、その答えは「運用期間」によって違います。商品によって違いますが、おおよそ10年程度以上継続的に商品を保有する場合、初期コストよりも継続コストが重要になってきます。

そのため、長期的に保有しつづける場合は「ETF」、中長期で保有する場合は「インデックスファンド」がお得になる状況が多くなっています。

利便性の比較

以上のように、コスト面では長期投資の場合、ETFにお得感があります。ただし、利便性に関しては、インデックスファンドの方がETFよりも優れていると言えます。

下表は、各商品の利便性を比較したものです。購入方法や積立投資などの分かりやす・しやすさ等、利便性はインデックスファンドの方が優れています。ETFは、自分で積立を株数単位でやらなくてはいけないので、初心者の方は難しいと感じるかもしれません。

インデックスファンドとETFの利便性の比較:

項目インデックスファンドETF
買付
  • 金額ベースで買付可能
  • 最低500円から自動積立が可能
  • 自動積立は不可
  • 最低購入金額が高い場合も
  • 金額ベースの購入は不可
    ⇒ 株単位の購入

分配金自動再投資が可能自動再投資ができないので自分で再投資が必要

もう少し詳しく解説すると、インデックスファンドは、金額ベースで購入が可能です。例えば、1万円とか15,000円など、キリが良く、管理のしやすい金額で購入できます。一方、ETFは株数単位での購入なので、自分の投資したい金額で何株購入することができるのか計算したり、調節したりしなくてはいけません。

参考 ただし、SMBC日興証券キンカブというサービスを利用すると、金額ベースでETFの購入が行えます。詳しくは、以下をご参照ください。

キンカブとは?SMBC日興証券のNISAに最適な金額指定で株式・ETFが購入できるサービス
キンカブとは、金額ベースで株式やETFの売買ができるSMBC日興証券独自の取引システムです。株数指定で株式の売買を行うことが...

また、インデックスファンドは毎月500円から自動積立(毎月の投資日と金額、銘柄を選択)が行えますが、ETFはできません。毎回自分で株数を決めて、手動で購入しなくてはいけません。最低投資金額もETFの場合、数千円や数万円となっています。

分配金の再投資に関しても、インデックスファンドは自動で分配金の再投資をしてくれます(購入時に分配金再投資コースを選ぶ)。しかし、ETFは分配金の再投資は自分でしなくてはいけません。また、再投資の際に売買手数料がかかったり、分配金をキリよく再投資するのも難しくなっています。

このように、インデックスファンドとETFには、それぞれメリット・デメリットがありますので、皆様の運用手法に合わせて、商品をお選びください。基本的に、初心者の方は、インデックスファンドの方が便利で扱いやすいと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説
インデックスファンドやETFは、長期の資産運用に適した金融商品です。国内外の株式・債券などの指数(インデックス)に連動してい...

新興国株式インデックスファンドの比較・一覧

いよいよ、新興国株式市場への投資を目的とした投資商品を解説していきます。はじめに、インデックスファンドについて、比較・一覧、おすすめ商品、またお得な購入先を解説します。

ファンド一覧

新興国株式への投資を目的としたインデックスファンドには、以下のものがあります。手数料やベンチマークの違いにより様々なファンドがあります。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
ニッセイ新興国株式インデックスファンド0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.34%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス(配当除く)
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.50%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
i-mizuho新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
SMT新興国株式インデックス・オープン0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)

注目ファンド

注目ファンドは、信託報酬が一番安いiFree新興国株式インデックスです。投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ただし、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは企業の配当やキャッシュフローなどを基に算出したスマートベータ型の指数で、銘柄数や構成国も少なめです。そのため、組み入れ銘柄数を多くして分散性を高めたい方は、たわらノーロード新興国株式EXE-i新興国株式ファンドなどが選択肢となります。

ちなみに、たわらノーロード新興国株式とEXE-i新興国株式ファンドの違いは、基本的には構成国の違いです。たわらノーロード新興国株式のベンチマークには韓国が含まれていますが、EXE-i新興国株式ファンドには韓国が含まれません。個人的には、韓国は他の新興国と比べて、成長率が低めであるため、新興国株クラスには分類したくないと思っています。

お得なオススメ購入先

インデックスファンドは、SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券SMBC日興証券フィデリティ証券GMOクリック証券などから購入可能です。

購入手数料は無料(ノーロード)なので、どの証券会社から購入しても変わりません。しかし、一部ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」に違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社還元率特徴
SBI証券年率0.1%
(最大:年率0.24%)
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

投資信託の保有でポイントが貯まるネット証券の比較

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。他ネット証券もポイント還元がありますが、還元率の高さや利便性を考えるとSBI証券がおトクです。例えば、1,000万円分保有している場合、年間(最大)24,000円のキャッシュバックがあります。

参考 SBI証券の詳細確認や口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます。(8月31日まで)

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また、証券会社の選び方やSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

新興国株式ETFの比較・一覧

次に、新興国株式ETFの比較・一覧や注目商品、またお得な購入先を解説していきます。

ETF一覧

新興国株式市場への投資を目的としたETFには、以下のものがあります。国内外のETFを利用することで、様々なベンチマークや手数料の安いETFを取引することが可能です。

銘柄名(コード・ティッカー)信託報酬
(経費率)
ベンチマーク種類
バンガード・FTSE・エマージング マーケッツETF(VWO)0.14%FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ・インデックス米国ETF
iシェアーズエマージング株ETF(1582)0.18%MSCIエマージング・マーケットIMIインデックス国内ETF
上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)0.25%MSCIエマージング・マーケット・インデックス国内ETF
iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)0.68%MSCIエマージング・マーケット・インデックス米国ETF

注目ETFは?

注目は、低コストで人気のバンガードETFの1つであるバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)です。新興国株式市場への投資を目的とした投資商品としては、信託報酬(経費率)0.14%とダントツの安さとなっています。

ただし、米国ETFではなく国内ETFの利用を行いたい方は、iシェアーズエマージング株ETF(1582)がオススメです。信託報酬0.18%と国内ETFとしては最も安く、VWOにも匹敵する安さとなっています。

ETFのお得なオススメ購入先

以上、紹介したETFは、国内ETFか米国ETFかによって、お得な購入先が違うので、国内ETFと米国ETFにわけて解説を行って行きます。

米国ETF

バンガードETFなどの米国ETFは、手数料の安いネット証券で取引を行うのが良いでしょう。ネット証券では、SBI証券楽天証券マネックス証券の3社で米国ETFの取引が行えます。3社で最も手数料が安いのがSBI証券です。

米国ETFを取引する場合、ETFの売買時に係る手数料「売買手数料」、また日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。米国ETFは米ドルで売買しなくてはいけないので、売買手数料の他に為替手数料がかかります。

米国ETFの取引にかかる手数料:

  • 売買手数料:米国ETFを売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

以下の表は、米国ETFの取り扱いを行っているネット証券の売買手数料・為替手数料を比較したものです。売買手数料は、SBI証券とマネックス証券が同水準の安さですが、為替手数料はSBI証券の方が安いことがわかります。そのため、取引にかかるトータルコスト(売買手数料+為替手数料)は、SBI証券が最も安くなります。

証券会社売買手数料為替手数料
(1ドル両替あたり)
SBI証券約定額の0.45%
(最低5ドル、最大20ドル)
0.25円
住信SBIネット銀行で0.15円
マネックス証券約定額の0.45%
(最低5ドル、最大20ドル)
0.25円
楽天証券25ドル0.25円

海外ETFのおすすめ証券会社(口座)は?選び方やメリット、比較ランキングを解説

為替手数料が安くなる住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座開設時に、カンタンに同時口座開設ができます。サービスも連携していて使いやすくなっています。また、SBI証券のNISA口座であれば、買付手数料が無料になる点も大きなメリットです。

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また、住信SBIネット銀行の同時口座開設の方法などは、以下もご参照ください。

NISAなら積立でも買付手数料無料

海外ETFは、手数料がインデックスファンドや国内ETFと比べて割高であるため、小額積立はもったいないと思うかもしれません。実際、私もそう考えていました。しかし、NISA口座を利用すれば手数料無料で買付・積立ができるようになりました。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券のどのNISA口座でも海外ETFの買付手数料が無料になります。そのため、小額積立を行いたい方は、これらのネット証券を選ぶと良いでしょう。

私自身は、元々の手数料が安く済むSBI証券を利用しています。NISA枠(年間120万円の上限)をはみ出たとしても割安な手数料でバンガードなどの米国ETFが購入できます。

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また、SBI証券の詳細やNISA口座の特徴は、以下をご参照ください。

SBI証券は、海外ETFだけでなく、投資信託や米国株の品揃えが良く、コストも業界最安水準です。また、投信マイレージIPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

SBI証券の特徴

SBI証券
  • 2016年オリコン:ネット証券部門で第1位!
  • 投資信託の保有中に高還元ポイントバック!
  • 海外ETF・株式が最安手数料
  • 個人向け国債の購入で現金がもらえる!
  • PTS(夜間取引)など国内株式も充実!
  • 独自のIPO当選システム!(IPOチャレンジポイント)

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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

国内ETF

国内ETFは、東京証券取引所に上場しているため、各証券会社で国内株式と同じように売買できます。そのため、売買手数料が安い証券会社(特にネット証券)で、コストを抑えた売買をすることが重要です。

下表は、証券会社の国内株式・ETFの売買手数料を比較した表です。1日の購入金額(約定金額)の合計が10万円以下になる場合は、松井証券が手数料無料になります。ただし、それ以外の場合は、むさし証券(トレジャーネット)が最安の手数料となっています。

株式売買手数料の比較(証券会社毎)

証券会社 \ 約定代金〜10万円10〜20万円〜50万円〜100万円
むさし証券
トレジャーネット
75円95円175円320円
ライブスター証券80円97円180円340円
GMOクリック証券
株主優待で実質無料
88円98円241円436円
SBI証券無料(*)185円272円487円
マネックス証券100円180円450円1500円
楽天証券無料(*)185円341円609円
松井証券無料(*)300円500円1,000円
カブドットコム証券90円180円250円990円
SMBC日興証券125円180円400円800円

証券会社の株式売買手数料を比較!NISAや株主優待で無料にする方法も解説

ただし、GMOインターネットGMOクリックHDの株主優待を使うと、GMOクリック証券での売買手数料が実質無料になるので、個人的にはGMOクリック証券がオススメです。ちなみに、私はメイン口座としてGMOクリック証券を利用しています。

株主優待でGMOクリック証券の売買手数料を実質無料(0円)にする方法

参考 GMOクリック証券・むさし証券(トレジャーネット)・松井証券の詳細確認・無料口座開設は、以下からの公式ページから行えます。ご興味をもたれた方は、ぜひご覧ください。

また、国内ETF向けの証券会社の選び方やオススメは、以下をご参照ください。

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