EXE-i新興国株式ファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他新興国株ファンドとの比較も

EXE-i新興国株式ファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他新興国株ファンドとの比較も

EXE-i新興国株式ファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他新興国株ファンドとの比較も

EXE-i新興国株式ファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他新興国株ファンドとの比較も



EXE-i新興国株式ファンドは、新興国の株式市場に投資することを目的としたインデックスファンドです。信託報酬0.39%(年率)と低コストで、高い経済成長率を誇る中国やインドなどの20カ国以上の新興国の株式に、分散投資が行えます。

本ページでは、EXE-i新興国株式ファンドの特徴や構成銘柄、手数料、また他の新興国株式への投資を目的としたインデックスファンド・ETFとの比較などを行います。

参考 本ファンドはSBI証券での購入・保有がお得です。詳細は、以下をご参照ください。

EXE-i新興国株式ファンドはSBI証券での購入・保有がおトク!低コストファンドがさらにお得に!
EXE-i新興国株式ファンドは、20カ国以上の新興国の株式(企業)に分散投資をすることを目的としたインデックスファンドです。...

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EXE-i新興国株式ファンドとは?

EXE-i新興国株式ファンドとは、中国や台湾、インドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。FTSEエマージング・インデックス(円換算)をベンチマークとしており、EXE-iシリーズのファンドの1つで、手数料の安さが特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、いずれも無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.39%(税抜)と新興国株式ファンドとしては、iFree新興国株式インデックスに次ぐ安さとなっています。

EXE-i新興国株式ファンドの手数料一覧:

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.3%
信託報酬ファンド保有時年率0.495%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.47%(税抜)程度となっています(参照)。新興国への投資は、実質コストが高くなりやすい傾向になっており、本ファンドも信託報酬0.495%と比べて高めとなっています。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

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また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

投信マイレージとは?SBI証券が投資信託(ファンド)を保有するのに一番おトクな秘密
SBI証券では、投資信託の保有時にポイント還元を行う「投信マイレージ」サービスがあります。投資信託の保有額に応じて毎月ポイン...

資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、基本的にETFへの投資を行うことで、実質的に新興国株式市場への投資を行っています。ETFは、以下の2銘柄へ投資を行っています。いずれも海外の超低コストETFとなっており、本ファンドの低コスト化に貢献しています。

組み入れETFの比率

銘柄比率ETFのベンチマーク
シュワブエマージング・マーケッツエクイティETF90.0%FTSEエマージング・インデックス
iシェアーズ コア MSCIエマージング・マーケッツETF10.0%MSCIエマージング・マーケットIMIインデックス

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドがETFを通じて、実質どのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。以下の表は、構成銘柄の上位10銘柄の比率を表したものです。

EXE-i新興国株式ファンドの構成銘柄比率:

銘柄構成比業種(セクター)
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.6%台湾情報技術
テンセント3.5%中国情報技術
中国建設銀行1.8%金融金融
ナスパーズ1.6%南アフリカ消費者サービス
チャイナモバイル1.4%中国電気通信
中国工商銀行(ICBC)1.1%中国金融
鴻海精密工業1.1%台湾電気通信
イタウ・ウニバンコ1.0%ブラジル金融
中国銀行0.9%中国金融
HDFC銀行0.8%インド金融

ニュースや新聞などでよく目にする中国などアジア企業が組み入れ上位となっています。昔から強い中国の金融系に加えて、昨今世界の工場となりつつある、台湾企業も目立ちます。

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、中国、台湾、インドなどのアジアの新興国勢の割合が高い点が特徴です。また、ブラジルやロシアなどの資源国の割合も高めです。

EXE-i新興国株式ファンドの構成国とその比率:

銘柄構成比
中国18.4%
台湾12.8%
インド10.5%
ブラジル8.8%
南アフリカ7.4%
香港4.4%
ロシア4.1%
メキシコ3.7%
タイ3.1%
マレーシア3.0%
その他23.8%

参考 FTSEエマージング・インデックスの業種別構成比など詳細は、以下をご参照ください。

FTSEエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!
FTSEエマージング・インデックスは、新興国株式市場の動向を表す株価指数です。中国や台湾、インド等20カ国以上から構成されて...

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(10月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。直近では、トランプ大統領の就任以降の円安もあり良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月1.81%2.38%
3ヶ月9.05% 10.22%
6ヶ月14.69%15.62%
1年29.67%30.74%
3年17.45%22.36%
設定来7.77%12.83%

参考:SBIアセットマネジメント

ベンチマークとファンドのパフォーマンスの乖離は手数料によるものもありますが、そもそも、組み入れETFの一部のベンチマークが違うものを利用している点も原因と考えられます。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.34%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.495%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス

新興国株式ETF・インデックスファンドの比較・一覧

本ファンドの手数料も十分安いですが、ニッセイ新興国株式インデックスファンドがさらに安い手数料となっています。コストは投資家への確実なマイナスリターンとなるので、コストの安いファンドを選ぶことが重要です。

ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています。

また、ETFの利用も考える場合、国内ETFで信託報酬0.18%のiシェアーズエマージング株ETF(1582)か、米国ETFで信託報酬0.14%バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説
インデックスファンドやETFは、長期の資産運用に適した金融商品です。国内外の株式・債券などの指数(インデックス)に連動してい...

分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国株式市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国株式市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

参考 各株式市場への投資を目的としたファンドの比較・一覧は、以下をご参照ください。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.39%と低コストで経済成長率の高い新興国の株式市場に分散投資を行うことができます。

また、本ファンドは、SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)でも購入できます。実際、私自身も月々本ファンドを積み立てています。

EXE-i新興国株式ファンドのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:FTSEエマージング・インデックス(円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.39%(その他諸経費を含む実質コスト:0.47%程度)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(5月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年5月13日)
  • 信託財産留保額:なし
  • 販売会社:SBI証券楽天証券など

お得な購入先(SBI証券?楽天証券?)

EXE-i新興国株式ファンドは、以下の金融機関で購入可能です。

SBI証券楽天証券SMBC日興証券むさし証券(トレジャーネット)など

参照元:SBIアセットマネジメント

購入手数料は無料なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社還元率特徴
SBI証券年率0.1%
(最大:年率0.24%)
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

投資信託の保有でポイントが貯まるネット証券の比較

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。ただし、本ファンドは、もともとの手数料(信託報酬)が極めて安いので、ポイントサービスが適用される証券会社がSBI証券と楽天証券のみとなっています。

SBI証券の還元率が0.05%、楽天証券の最大還元率が0.048%なので、SBI証券での購入保有がお得になります。

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参考 本サイトでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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