ひふみプラス

ひふみプラス・ひふみ投信月次速報・レポート【2018年7月公開分】

ひふみプラス月次速報・レポート【2017年7月次】

2018年7月6日にひふみプラスの月次レポートとアカデミーの動画資料が公表されましたので、今月もパフォーマンスや上位銘柄、またアカデミーでの内容などを確認しています。

本記事のポイント・内容
  • ひふみのパフォーマンス・組み入れ上位銘柄
  • 新たな米国株「Facebook」の組入れ判明
  • 6月の相場
  • 今後の相場見通しとひふみのポートフォリオ

また、本記事は、いつものように、以下のレオス社の資料を基に作成しました。

ひふみプラスとは?

月次レポートの内容に入る前に、「ひふみプラス」について簡単に振り返ります。すでにご存知の方は読み飛ばしていただいて構いません(月次レポート部分へ)。

ひふみの特徴

ひふみプラスは、カンブリア宮殿にも出演した敏腕ファンドマネジャー「藤野氏」が代表者を努めるレオスキャピタルワークスが運用する投資信託です。日本の株式市場を投資対象としており、TOPIX(配当込み)を参考指標とするアクティブファンドです。

同様のファンドにひふみ投信がありますが、中身(マザーファンド)は全く同じです。両者の違いとしては、購入先がレオスSBI証券などのネット証券になるかの違いです(参考:ひふみ投信とひふみプラス比較・違いとは?)。

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守りながら増やす」という投資理念のもと、日本の未来に貢献すべく主に日本企業(国内株式)に投資しています。財務諸表や株価などを基にした定量分析、また経営方針や戦略などを基にした定量分析の両面から組み入れ銘柄を選定しています。

ひふみ投信・プラスの運用方針など

定量分析もさることながら、藤野氏率いる運用チームの定性分析が本ファンドの魅力の1つです。地方企業であっても実際に足を運び、経営者の人柄やビジョン、働く方などを徹底分析しています。さらに、昨今では、有望な米国株などの組み入れも行なっています。

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ふみみプラスは「つみたてNISA」でも投資可能

ひふみプラスは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、ひふみプラスの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

ひふみプラス月次速報・レポート

2018年7月発表分(6月の成績)の月次レポートとセミナーの内容を見ていきます。

運用成績・パフォーマンス

はじめに、今月のひふみのパフォーマンスを見ていきます。2018年6月は、月初と比べてマイナスになってしまったものの、TOPIXのマイナス幅より小さく、相場が急落する中では上場の出来だったと思われます。

ひふみとTOPIXのパフォーマンス比較(2018年7月)ひふみとTOPIXのパフォーマンス比較(2018年7月)


また、セクター別の投資成績を見てみると、グロースは内需・外需ともにトントンでしたが、バリュー面で、内需バリューのプラスを外需バリューで帳消しにしてしまったという月でした。

ひふみプラスのセクター別投資成績ひふみプラスのセクター別投資成績


セミナーの方で言及していましたが、米中の貿易戦争によりも実際の業績の陰り面を気にされていて、先行指標などに鈍化が見られる半導体や電気機器などの外需の比率を落としているようです。

ただし、藤野氏を持っても難しい相場のようで、比率を落としては見たものの、どのセクターに投資するか難しいとのことでした。中小型のパフォーマンスも悪く、昨年末までに人気化した小売りも下落が続いているようです。

ちなみに、過去3ヶ月や半年、1年・3年間、ファンド設定来など期間別のパフォーマンスを見てみると、ほぼ全ての期間で、「ひふみ」がTOPIXを上回っています。相場環境が良くない時でも、パフォーマンスが比較的良い「ひふみ」がトータルで見ると良い結果となることがわかります。

期間 ひふみ TOPIX(配当込み)
1ヶ月 1.1% -1.7%
3ヶ月 1.3% -0.3%
6ヶ月 4.9% -1.4%
1年 25.0% 13.8%
3年 62.3% 11.3%
設定来 420.7% 95.8%

保有銘柄・資産配分

次に、保有銘柄などを見ていきます。下図が先月からの上位10銘柄の推移を表しものです。現金比率に関しては、4月と同水準となっています。

組み入れ保有上位10銘柄を見てみると、4月に上位銘柄入りしてきたVISAを筆頭に米国株が上位を独占しています。これらの銘柄に関しては、特に買い増しも売却もしておらず、株価上昇で組み入れ比率が上昇しているようです。

ひふみプラスの組み入れ上位10銘柄(2018年7月)ひふみプラスの組み入れ上位10銘柄(2018年7月)


また、6月のセミナーの時に買い増しを示唆したコスモス薬品の比率も上昇しています。6月は、全体の相場と比べると強い動きをしていたので、マイクロソフトを上回る比率となりました。

逆に、株価が下落しているTATERUは、5月月次にトップ10入りしたものの、6月月次では、トップ10から陥落していしまいました。

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Facebookの組み入れが判明!

2018年の6月次レポートに掲載されている組み入れ上位30銘柄の29位にFacebookが載っていました。組み入れ比率は0.9%ですが、注目すべきはタイミングです。

月次レポートの組み入れ銘柄トップ30は3ヶ月前時点のものとなっています。その前のレポートにはFacebookはなかったため、上位銘柄としてインパクトが出てきたのは少なくとも2018年3月となります。

Facebookは、個人情報の流出のニュースなどネガティブな話題が立て続けに起こり、2018年3月後半は、すごい下落をしていましたが、このあたりで新規で買った、または買い増した可能性が非常に強く、完璧なタイミングでの組み入れとなったことがわかります。

現時点で、52週高値を更新してきており、今後組み入れ銘柄トップ10に顔を出してくる可能性もあリマス。

Facebookの詳細は、以下の記事をご参照ください。

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今後の展望など

ひふみアカデミーの最後では、今後の展望として、注目テーマの味方などを解説しており、大変ためになります。

7月アカデミー分

7月のアカデミーでは、鉄工業在庫指数の動向に注目しているとのことでした。2018年秋の在庫とそれに応じた各指標の動きが今後の景気を占う上で重要という見解でした。

また、6月のアカデミー同様、セクター別のチューニングの重要性に言及しており、ひふみプラスが他のファンドが大幅下落する中、悪くない成績となっている理由に、銘柄分析にプラスアルファでチューニングがうまくいっているという理由を挙げていました。

6月アカデミー分

6月のアカデミーでは、ひふみプラスのセクター別のチューニング・今後の相場の見通しの2点が参考になりました。

セクター別のチューニングでは、業種や株式の規模(大型・中型・小型)のファクターリターンを常に考えながらポートフォリオの形成を行っているようです。銘柄選別はもちろんのこと、こういったチューニングもひふみの強さの秘訣のようです。

また、今後の見通しに関して、若干景気の下方修正を行っているようで、外需のウェイトを下げて、内需の比率を高めているとのことでした。

5月アカデミー分

5月のアカデミーでは、今後の半導体需要に関するお話をされていました。

販売数あたりの割合は少ないながらも、出荷額に対するAI・仮想通貨関連の半導体需要が大きくなっているようです。AIや仮想通貨のマイニングに必要な半導体は、高品質で効果なためこのようなことが起こるようです。

ただし、マイニングに関しては、ビットコインなど仮想通貨の価格が下落してしまうと、マイニングへの投資をするモチベーションがなくなり、半導体の出荷額の頭打ちになるリスクがあるそうで、今後の需要を見る上、ビットコインなどの価格などに注目のようです。

4月アカデミー分

セミナーで語られていたことで、私が重要だと思う点は、以下の2つです。

  • 円高により外需は来期決算予想を弱気に?
  • 景気悪化は一時的か?
  • 中国企業の株も保有中

1点目は、ここ最近の円高で、外需企業が来期決算を弱気に出すのでは?という点です。ひふみでもこの点を考慮し、昨今あげてきた外需のウェイトを元に戻し、内需の比率を高めているとのことでした。

また、2点目の景気に関する懸念点です。ここ数ヶ月、DIなど景気に関する指数が悪化しています。この悪化が、株価が低迷による一次的なマインドの低下なのか?それとも景気循環的なものなのか?レオス社でも判断が別れているとのことでした。

また、2点目の景気に関する懸念点です。ここ数ヶ月、DIなど景気に関する指数が悪化しています。この悪化が、株価が低迷による一次的なマインドの低下なのか?それとも景気循環的なものなのか?レオス社でも判断が別れているとのことでした。

これに関しては、個人的には、株価低迷による一次的なマインドの低下と思っていますが、後者の場合は結構まずいですね。。

最後に、ぽろっとセミナーで言っていましたが、アリババやテンセントなどを米国のADRで購入しているとのことでした。今後も日本企業だけでなく、米国・中国・ヨーロッパなどたくさんの企業を発掘していくとのことでしたので、今後のますますのひふみ投信・ひふみプラスの成長を期待したいですね。

ひふみのお得な購入(買い方)・保有方法は?

最後に、ひふみプラスのお得な購入・保有先を紹介します。中長期で保有する場合、以下解説するようなことをするか?しないか?で相対的な運用成績が変わってきます。

ひふみプラスは、SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券岡三オンライン証券など多くのネット証券や銀行から購入可能です。

各ネット証券とも購入手数料無料(ノーロード)なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券の「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社 還元率 特徴
SBI証券 年率0.1%
(最大:年率0.24%)
楽天証券 残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券 月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券 月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。条件を満たさない場合でも年率0.1%は確保できます。最大還元率やそれを達成するためのハードルはSBI証券が最も高くなっており、本ファンドを購入する場合、SBI証券がお得になります。

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで、最大15万円の現金がもらえます。(7月31日まで)

SBI証券 公式ページ

SBI証券は、お得な投資信託の他にも、米国株・海外ETFの品揃えが良くコストも業界最安水準です。また、IPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

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また、SBI証券の詳細やキャンペーン情報は、以下をご参照ください。