ひふみプラス・ひふみ投信月次速報・レポート【2018年3月公開分】

ひふみとTOPIXのパフォーマンス比較(2018年2月)

本記事の内容は2018年3月のものです。
最新月のひふみプラスのレポート解説は、以下の記事をご参照ください。

ひふみプラス月次速報・レポート【最新】

2018年3月6日にひふみプラスおよびひふみ投信の2月次レポートが公表されました。実績あるひふみの責任者「藤野さん」の投資方針は、とても参考になるので、毎月確認しています。

今月も、解散・選挙が発表された後の投資方針の変化など、かなり勉強になる内容でした。投資方針の変更に伴い、ひふみの組入上位銘柄も大きく変化してきているので、その点も含め、月次報告で気になった点などをまとめていきます。

本記事は、以下を参考に作成しました。

ひふみプラスとは?

月次レポートの内容に入る前に「ひふみプラス」について、簡単に振り返ります。すでにご存知の方は読み飛ばしていただいて構いません。

ひふみの特徴

ひふみプラスは、カンブリア宮殿にも出演した敏腕ファンドマネジャー「藤野氏」が代表者を努めるレオスキャピタルワークスが運用する投資信託です。日本の株式市場を投資対象としており、TOPIX(配当込み)を参考指標とするアクティブファンドです。

同様のファンドにひふみ投信がありますが、中身(マザーファンド)は全く同じです。両者の違いとしては、購入先がレオスSBI証券などのネット証券になるかの違いです(参考:ひふみ投信とひふみプラス比較・違いとは?)。

SBI証券を利用した、ひふみプラスのお得な購入・保有方法については、以下の記事をご参考ください。

ひふみプラスはSBI証券での購入・保有がおトク!低コストファンドがさらにお得に!
ひふみプラスはSBI証券での購入・保有がおトク!?買い方なども解説なぜ、SBI証券でひふみプラスの購入・積立がお得な理由について解説していきます。また、SBI証券での実際の買い方・流れなども解説していきます。...

守りながら増やす」という投資理念のもと、日本の未来に貢献すべく主に日本企業(国内株式)に投資しています。財務諸表や株価などを基にした定量分析、また経営方針や戦略などを基にした定量分析の両面から組み入れ銘柄を選定しています。

ひふみ投信・プラスの運用方針など

定量分析もさることながら、藤野氏率いる運用チームの定性分析が本ファンドの魅力の1つです。地方企業であっても実際に足を運び、経営者の人柄やビジョン、働く方などを徹底分析しています。さらに、昨今では、有望な米国株などの組み入れも行なっています。

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ふみみプラスは「つみたてNISA」でも投資可能

ひふみプラスは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、ひふみプラスの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

積立NISAに関しては、以下をご参照ください。

ひふみプラス月次速報・レポート(2018年3月発表分)

2018年2月分のひふみプラス月次レポートとセミナーの内容を見ていきます。

運用成績・パフォーマンス

はじめに、今月のひふみのパフォーマンスを見ていきます。2018年2月は、波乱相場となり不安定でしたが、ベンチマークであるTOPIX(配当込み)を若干上回る結果となりました。

ひふみとTOPIXのパフォーマンス比較(2018年2月)ひふみとTOPIXのパフォーマンス比較(2018年2月)


ちなみに、過去3ヶ月や半年、1年・3年間、ファンド設定来など期間別のパフォーマンスを見てみると、ほとんどの期間で、ひふみが、TOPIXを上回っています。相場環境が良くない時でも、パフォーマンスが比較的良い「ひふみ」がトータルで見ると良い結果となることがわかります。

期間ひふみTOPIX(配当込み)
1ヶ月1.1%-1.7%
3ヶ月1.3%-0.3%
6ヶ月4.9%-1.4%
1年25.0%13.8%
3年62.3%11.3%
設定来420.7%95.8%

2018年2月を振り返ってみると、アメリカの金利上昇懸念などから、ダウ指数が歴史的な値下がりをし、円高や日本株の暴落などかなり不安定な相場になりました。

この局面においても、ひふみはTOPIXほどの下落にはならずに踏みとどまりました。また、セミナーでも言及していたように、現金比率を大幅に引き下げ、新規銘柄や有望銘柄の買い増しを行ったようです。具体的な投資先については、次の「保有銘柄・資産配分」のところで解説します。

保有銘柄・資産配分

次に、保有銘柄や資産配分などを見ていきます。まずは保有銘柄です。下図が先月からの上位10銘柄の推移を表しものですが、先月の銘柄リストと比べると、大きくは変わりまえんが、パナソニックなど大型株の比率が上がったように見えます。(マイクロソフトなど米国株の組み入れが6月より始まっています。参考:ひふみプラス月次速報・レポート【2017年6月次】米国株投資をスタート!

ひふみプラス・投信の保有上位銘柄と現金比率ひふみプラス・投信の保有上位銘柄と現金比率


銘柄の他には、現金比率の減少・海外株式比率の上昇などが目立ちます。動画セミナーによれば、これまでアマゾン(AMZN)とマイクロソフトに加えて、4銘柄を買い増し、計6銘柄が外国株として組み入れられているようです。

具体的な銘柄には言及していませんでしたが、新しく買い付けた米国株のうちの2銘柄は、米国に上場している中国企業の株のようです。狙いを定めてい銘柄を、米国株の暴落、また円高という、すごく有利な状況で買い増すことができ、現時点では、成功と言えそうです。

また、現金比率は、前述のように、2月上旬から中旬の暴落時に、これまであまり購入できていなかった有望銘柄の買い増しや新規購入で現金を使った為、減少しているとのことでした。

今後の展望など

まず、ますます比率の高まる海外株式ですが、今後も比率を高めていく方向に向かっていくようです。ただし、高くても3割以下で、当面は10~15%程度を目指していくとのことでした。

米国株を中心として海外株の魅力としては、時価総額が大きい会社であっても成長性がある点をあげていました。インデックスファンドアクティブファンドの違いを考慮し、大企業で成長力の鈍い日本企業を大型であっても成長力の高い米国株で補う意味合いがあるようです。

米国株投資のメリットなどの詳細は、以下をご参照ください。

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また、日本株に関しては、セミナー中で、来期決算が注目されていく流れの中で、外部環境や為替要員などにより、大型株などは、控えめな決算予想が出てくることを予想しているようです。そのため、外部要員に左右されず、二桁の成長を遂げる中小型株を得意とする、ひふみのアドバンテージが発揮されるのでは?と期待していました。

ひふみのお得な保有方法は?

最後に、ひふみプラスのお得な購入・保有先を紹介します。中長期で保有する場合、以下解説するようなことをするか?しないか?で相対的な運用成績が変わってきます。

ひふみプラスは、SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券ライブスター証券など多くのネット証券や銀行から購入可能です。

各ネット証券とも購入手数料無料(ノーロード)なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券の「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社還元率特徴
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(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

投資信託の保有でポイントが貯まるネット証券の比較

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。条件を満たさない場合でも年率0.1%は確保できます。最大還元率やそれを達成するためのハードルはSBI証券が最も高くなっており、本ファンドを購入する場合、SBI証券がお得になります。

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