iシェアーズエマージング株(MSCIエマージングIMI)ETF(1582)とは?手数料や特徴、配当金(分配金)利回りなど解説

iシェアーズエマージング株(MSCIエマージングIMI)ETF(1582)とは?手数料や特徴、配当金(分配金)利回りなど解説
iシェアーズエマージング株(MSCIエマージングIMI)ETF(1582)とは?手数料や特徴、配当金(分配金)利回りなど解説iシェアーズエマージング株(MSCIエマージングIMI)ETF(1582)とは?手数料や特徴、配当金(分配金)利回りなど解説


iシェアーズエマージング株(MSCIエマージングIMI)ETF(証券コード:1582)は、新興国株式市場への投資を目的としたETFです。最大の魅力は、信託報酬の安さです。年率0.18%と国内ETFとしては最安水準コストで新興国の大型・中型・小型株に分散投資が行えます。

本ページでは、iシェアーズエマージング株ETFの特徴や構成銘柄、手数料、また他ETFとの比較、さらに取引手数料がお得な証券会社についても解説していきます。

iシェアーズエマージング株ETF(1582)とは?

iシェアーズエマージング株(MSCIエマージングIMI)ETF(証券コード:1582)は、高い経済成長率を誇る中国やインドなど、20カ国以上の新興国株式市場への投資を目的としたETFです。

MSCIエマージング・マーケッツIMIインデックスをベンチマークしており、新興国の有名グローバル企業から中小型株まで約1,900銘柄に分散投資が行えます。iシェアーズ国内ETFの1つで、手数料の安さが魅力です。

コスト:信託報酬・売買手数料

本ETFの最大の特徴は、手数料(信託報酬)の安さです。年率0.18%と低コストでETFを保有することができます。また、売買手数料は、国内株式同様の売買手数料がかかりますが、GMOクリック証券であれば、株主優待を活用することで、売買手数料を実質無料にできます。

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iシェアーズTOPIX ETF(1475)の手数料一覧:

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
売買手数料ETF売買時国内株式同様の手数料
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信託報酬ETF保有時年率0.18%

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構成銘柄の比率は?

次に、本ETFの気になる構成銘柄を見ていきます。

本ETFは、MSCIエマージング・マーケッツIMIインデックスをベンチマークとしており、大型から中型小型株まで約1,900銘柄から構成されています。その中でも、組み入れ上位銘柄(トップ10)は、以下のような顔ぶれとなっています。

iシェアーズエマージング株ETFの構成銘柄比率:

銘柄構成比業種(セクター)
サムソン3.6%韓国情報技術
テンセント3.2%中国情報技術
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.0%台湾情報技術
アリババ集団2.4%中国情報技術
ナスパーズ1.5%南アフリカ消費者サービス
中国建設銀行1.4%金融金融
チャイナモバイル1.3%中国電気通信
中国工商銀行(ICBC)1.0%中国金融
鴻海精密工業0.9%台湾情報技術
バイドゥ0.9%中国情報技術

参照:BlackRock

上位10銘柄の全体に対する割合は18.8%となっており、分散が効いています。サムソンやホンハイなどアジア企業が上位を占めており、昔からの常連である中国の銀行銘柄に加え、昨今ではバイドゥやアリババなどハイテク成長企業などもトップ10入りしています。シャープへの出資などでも有名になったホンハイなども入っています。

構成国の比率は?

次に、本ETFの構成国の比率を見ていきます。以下の表は、本ETFの組入国の比率をまとめたものです。韓国や中国を中心にアジアの新興国の比率が高い点が特徴です。その他には、ブラジル・ロシアなど資源国の割合も高めです。

構成国とその比率:

銘柄構成比
中国25.0%
韓国15.1%
台湾12.9%
インド9.1%
ブラジル7.1%
南アフリカ6.6%
メキシコ3.5%
ロシア3.4%
マレーシア2.5%
インドネシア2.5%
タイ2.4%
ポーランド1.2%
チリ1.2%
フィリピン1.1%
トルコ1.0%
その他5.0%

参考 本ETFのベンチマークの特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

分配金(配当金)利回り・パフォーマンス

本ETFの決算は年2回(6月・12月)です。過去1年の分配金は、下表のように推移しています。直近の分配金は、1口あたり59円となっています。

本ETFの分配金の推移:

決算月分配金[米ドル]
(1口あたり)
2017年3月0.071
2016年12月0.170
2016年9月0.450
2016年6月0.223

また、直近の投資パフォーマンスは、以下のようになっています。直近では、米国の利上げなどによる影響を受けていると思われますが、中長期(数年〜10年)的には新興国の発展と共に上昇しています。

本ETFのパフォーマンス

期間(直近)ファンドベンチマーク
四半期-3.84%-3.01%
年初来11.75%11.77%
1年11.75%11.77%
3年-1.64%-1.44%
5年1.45%1.61%
10年1.87%1.01%
設定来5.56%5.74%

参考:BlackRoack

また、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高いのは、ベンチマークに構成銘柄の配当金が含まれないためです。ファンドのパフォーマンスは、分配金などが再投資されたとして計算されています。

新興国株式クラスETF・インデックスファンドの比較

本ETFの最大の特徴は、新興国株式市場への投資を目的とした国内ETFでは、信託報酬が最も安いという点です。ただし、以下の表からわかるように、米国ETFのバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用すれば、さらに低コストで投資が行えます。

銘柄名(コード・ティッカー)信託報酬
(経費率)
ベンチマーク種類
バンガード・FTSE・エマージング マーケッツETF(VWO)0.14%FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ・インデックス米国ETF
iシェアーズエマージング株ETF(1582)0.18%MSCIエマージング・マーケットIMIインデックス国内ETF
上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)0.25%MSCIエマージング・マーケット・インデックス国内ETF
iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM)0.68%MSCIエマージング・マーケット・インデックス米国ETF

新興国株式が投資対象のETF比較・一覧

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ただし、ETFでなくインデックスファンドで投資したいという方は、iFree新興国株式インデックス(信託報酬:0.34%)やたわらノーロード新興国株式(信託報酬:0.495%)などが選択肢となります。

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参考 インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説

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手数料の安いお得な購入先は?

本ETFは、東京証券取引所に上場しているため、各証券会社で国内株式と同じように売買できます。そのため、売買手数料が安い証券会社(特にネット証券)で、コストを抑えた売買をすることが重要です。

下表は、証券会社の国内株式・ETFの売買手数料を比較した表です。1日の購入金額(約定金額)の合計が10万円以下になる場合は、松井証券が手数料無料になります。ただし、それ以外の場合は、むさし証券(トレジャーネット)が最安の手数料となっています。

株式売買手数料の比較(証券会社毎)

証券会社 \ 約定代金〜10万円10〜20万円〜50万円〜100万円
岡三オンライン証券無料無料350円600円
SBI証券無料191円429円762円
楽天証券無料191円429円858円
むさし証券トレジャーネット75円95円175円320円
ライブスター証券80円97円180円340円
GMOクリック証券88円98円241円436円
松井証券無料300円500円1,000円
マネックス証券95円140円190円355円
カブドットコム証券90円180円250円990円
SMBC日興証券125円180円400円800円

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証券会社の株式売買手数料を比較!NISAや株主優待で無料にする方法も解説

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また、国内ETF向けの証券会社の選び方やオススメは、以下をご参照ください。