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野村インデックスファンド・日経225の評価は?Funds-iの評判は?

野村インデックスファンド(Funds-i)・日経225とは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較
野村インデックスファンド・日経225の評価

野村インデックスファンド(Funds-i)・日経225は、日本の株式市場に投資することを目的としたインデックスファンドです。

信託報酬0.40%(年率)で、ソフトバンクグループやユニクロでお馴染みのファーストリテイリング等、日本を代表する銘柄に分散投資が行えます。

本記事では、野村インデックスファンド(Funds-i)・日経225の特徴や構成銘柄、手数料、また他の日本株式への投資を目的としたインデックスファンド・ETFとの比較などを行います。

目次

野村インデックスファンド・日経225の評価・評判は?

野村インデックスファンド(Funds-i)・日経225は、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど、東証1部に上場する約225銘柄から構成されています。

野村(Funds-i)シリーズのファンドの1つです。

野村インデックスファンド・日経225の評価・評判①:購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の1.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。

また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.40%(税抜)となっています。

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
購入手数料ファンド購入時購入額の1.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬(税抜)ファンド保有時年率0.40%
野村インデックスファンド・日経225の手数料

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.41%となっています。

信託報酬0.40%との乖離もなく、余分なコストはそこまでないようです。

【野村インデックスファンド日経225】のみ入れ銘柄と構成比率の評価

次に、本ファンドがどのような銘柄で構成されているのか?を見ていきます。

構成銘柄の組入上位銘柄(下表参照)の顔ぶれを見ると、ユニクロで有名なファーストリテイリングやソフトバンクグループなど日本を代表する企業が上位を占めています。

銘柄構成比業種(セクター)
ファーストリテイリング6.8%小売業
ソフトバンクグループ4.6%情報・通信業
ファナック4.4%電気機器
KDDI3.4%情報・通信業
京セラ2.4%電気機器
東京エレクトロン2.4%電気機器
ダイキン工業2.2%機械
信越化学工業1.9%化学
日東電工1.7%化学
セコム1.6%サービス業
構成上位銘柄とその比率

【野村インデックスファンド日経225】分配金・利回りの評価

本ファンドの決算は年1回(9月)行われます。

これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

サイト管理人

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近)ファンドベンチマーク
(日経平均株価)
1ヶ月-0.4%-1.1%
3ヶ月-0.4%-1.1%
6ヶ月15.8%15.0%
1年14.5%12.8%
設定来32.6%27.5%
野村インデックスファンド日経225のパフォーマンス

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高い理由のは、ベンチマークに構成銘柄の配当金が含まれないためです。ファンドのパフォーマンスは、分配金が再投資されたものとして計算されています。

【野村インデックスファンド日経225の評価】つみたてNISAでも運用可能!

本ファンドは、小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。

つみたてNISAとは、金融商品の値上がり益や分配金など投資益が非課税になる制度です。

非課税期間が「20年間」で、一般NISAの5年間と比較して長い点が特徴です。その分、年間投資額40万円(一般NISAは120万円)になります。

野村インデックスファンド日経225と他の日本株ファンドの比較・評価

本ファンドと他の日経225型のインデックスファンドの手数料を比較していきます。

本ファンドの手数料は、下表を見るとわかるように、ニッセイ日経平均インデックスファンドやeMAXIS Slim国内株式(日経平均)と比べて、割高です。

基本的に、ベンチマークが同じ場合は、手数料の違いがパフォーマンスの違いになるので、手数料の安いファンドを選ぶことが重要です。

ファンドシリーズ日本株
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)0.159%
ニッセイ日経平均インデックスファンド0.169%
野村つみたて日本株投信0.17%
i-SMT日経225インデックス0.17%
Smart-i日経225インデックス0.17%
つみたて日本株式(日経平均)0.18%
iFree日経225インデックス0.19%
日経225インデックスe0.19%
たわらノーロード日経2250.195%
SMT日経225インデックス・オープン0.37%
i-mizuho国内株式インデックス0.38%
野村インデックスファンド・日経2250.40%
eMAXIS日経225インデックス0.40%
日経平均株価をベンチマークとするインデックスファンドの比較

ただし、TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドの方が、構成銘柄数(約1,900銘柄)が多くなっています。

eMAXIS Slim国内株式インデックス(同:0.18%)など、低コストファンドもあるので、分散性を高めたい方は、これらも検討すると良いでしょう。

野村インデックスファンド日経225より分散性を高めたい場合

長期の安定した資産運用のためには、投資対象の分散などの分散投資が重要です。

本ファンドは国内の株式市場を投資対象としていますが、国内だけでなく外国の株式市場への投資を行いたい方は、eMAXIS Slim先進国株式インデックスが注目です。

信託報酬0.20%で、米国や欧州など20カ国以上の先進国株式に分散投資が行えます。

また、先進国だけでなく新興国の株式市場へ投資をしたいという方は、iFree新興国株式インデックスの新興国株式クラスのファンド、またはSBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)などが注目です。

信託報酬0.1%〜0.2%で40カ国以上の先進国・新興国に分散投資が行えます。

また、株式市場だけでなく、債券や不動産市場にも投資を行いたい方はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)などのバランスファンドも便利です。

野村インデックスファンド日経225の評価・評判【まとめ】

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。

年率0.40%で国内株式(日経平均株価に採用されている全銘柄)に分散投資を行うことができます。

ただし、eMAXIS Slim国内株式(日経平均)等と比べると割高な手数料です。

野村インデックスファンド日経225のデータ・まとめ
  • ベンチマーク:日経平均株価(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.40%(その他諸経費を含む実質コスト:0.41%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(9月6日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2010年11月26日)
  • 信託財産留保額:無し
野村インデックスファンド(Funds-i)・日経225とは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

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この記事を書いた人

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