2月の株主優待はイオンやコメダ、吉野家など人気の優待銘柄が多い月です。飲食や小売り系の優良優待が多いため、優待を活用することで生活費の節約が期待できます。

人気の飲食店や小売店の優待で、生活費の節約ができますね!
そこで、本記事では、2月のおトクな優待やおすすめ銘柄を解説して行きます。また、権利確定日や配当の確認も行って行きますので、本記事を参考に、皆様のお好きな優待をみつけて頂ければ幸いです。
2月の優待権利日は?いつまでに優待を購入すれば良い?
優待銘柄の紹介の前に、2月の権利日について確認します。
2021年2月の株主優待を獲得するには、2月末の権利付き最終日「2月24日(水)」までに、お目当ての株式を購入する必要があります。
ただし、西松屋チェーンやニトリホールディングス等の「2月20日」が権利確定日の場合、2月17日(水)までに、購入する必要があります。
権利日 | 権利付き最終日 |
---|---|
2月20日 *西松屋・ニトリなど | 2月17日(水) |
2月末 *ほぼ全ての銘柄 | 2月24日(水) |
権利日の解説や各月の権利日は、以下からご確認ください。
2月株主優待おすすめ・注目銘柄【厳選10選】
2月の注目優待銘柄には、下表のようなものがあります。どの銘柄も優待内容が充実しており、また優待や配当の利回りが高い、お得感の銘柄と言えます。
銘柄名 (証券コード) | 優待+配当 利回り | 権利日 | 優待・内容 |
---|---|---|---|
北の達人コーポレーション (2930) | 8.44% | 2月末 | 4,864円相当の自社製品 |
SFPホールディングス (3198) | 4.76% | 2月末 8月末 | 年間8,000円〜相当の食事券 |
ビックカメラ (3048) | 4.23% | 2月末 8月末 | 年間2,000円〜相当の買い物券 |
イオン (8267) | – | 2月末 8月末 | 株主優待カード、 また買物ギフト券 |
イオンモール (8905) | 4.05% | 2月末 | 3,000円〜相当のイオンギフトカード |
クリエイト・レストランツHD (3387) | 3.91% | 2月末 8月末 | 年間6,000円〜相当の食事券 |
コメダHD (3543) | 3.42% | 2月末 8月末 | 年間2,000円〜相当のポイント |
吉野家ホールディングス (9861) | 3.17% | 2月末 8月末 | 年間6,000円〜相当の食事券 |
ドトール・日レスHD (3087) | 2.05% | 2月末 | 1,000円相当〜のポイント |
高島屋 (8233) | 1.89% | 2月末 8月末 | 10%割引株主優待カード |
リンガーハット (8200) | 1.40% | 2月末 8月末 | 年間2,200円〜相当の食事券 |
以下、2月の注目株主優待銘柄を紹介していきます。
イオン(8267)

イオンの株主優待は、株主優待カード、またギフト券(長期保有者)です。
株主優待「イオンオーナーズカード」は、イオンやイオンモール内の専門で利用できる割引カードです。保有株数によって、下表のような割引(キャッシュバック)が受けられます。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 3%のキャッシュバック |
500株以上 | 4%のキャッシュバック |
1,000株以上 | 5%のキャッシュバック |
3,000株以上 | 7%のキャッシュバック |
年間200万円までの買物金額に対してキャッシュバックされます。また、優待カードでイオンやイオンモールに併設されているイオンラウンジの利用、お客様感謝デー(毎月20・30日) での5%割引などがあります。
- キャッシュバック上限:年間200万円
- イオンラウンジの利用が可能に
- お客様感謝デー(毎月20・30日) での5%割引
イオンラウンジでは、コーヒー・ジュースなどの飲み物、お菓子、新聞などがあります。ラウンジを利用することで、買い物時の喫茶店やカフェ代を節約することができるので、株主には嬉しい特典です。
イオンの長期保有者特別優待
上述の優待カードに加えて、長期保有(3年以上の継続保有)をされている方には、保有株数に応じてイオンで利用できるギフトカードが贈呈されます。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
1,000株以上 | 2,000円分のギフト券 |
2,000株以上 | 4,000円分のギフト券 |
3,000株以上 | 6,000円分のギフト券 |
5,000株以上 | 7,000円分のギフト券 |
イオンの配当金は、1株あたり36円(会社予想)で、配当利回りは1.9%です。
優待は、買い物額に応じて優待額が変わるため利回りは計算できませんが、100株あたりの上限額(3万円)を使いきった場合、優待利回りは17%程度となります。
配当利回りだけでもそれなりの水準となっており、優待もイオンの買物がお得にできるなど、お得度の高い優待と言えます。2月・8月の優待としては、知名度・人気ともに外せない優待と言えます。
- 優待時期:年2回(2月末・8月末)
- 最低単位元:100株
- 優待獲得のための最低購入金額:189,750円
- 配当利回り:1.9%
イオンの優待権利日や企業詳細などは、以下をご参考ください。
SFPホールディングス(3198)
SFPホールディングスの株主優待は、年間8,000円〜相当の食事券です。優待獲得のための権利月は2月と8月の年2回で、下表のように保有株数によって、食事券の金額が変わってきます。
保有株数 | 食事券の金額 |
---|---|
100株以上 | 4,000円分×年2回 (年間8,000円分) |
500株以上 | 10,000円相当×年2回 (年間20,000円分) |
1,000株以上 | 20,000円相当×年2回 (年間40,000円分) |
- 優待時期:年2回(2月末・8月末)
- 最低単位元:100株
- 優待獲得のための最低購入金額:148,700円
- 優待+配当利回り:4.76%
SFPホールディングスの優待権利日や利回り、企業詳細などは以下をご参考ください。
リンガーハット(8200)
リンガーハットの株主優待は、年間2,160円〜相当の優待券です。優待は年2回(権利月:2月・8月)もらえます。また、もらえる優待券の枚数は、保有株数によって変わります。
保有株数 | 食事券の枚数(金額) *1枚550円分 |
---|---|
100株以上 | 3枚×年2回(=年間3,300円) |
300株以上 | 7枚×年2回(=年間7,700円) |
500株以上 | 12枚×年2回(=年間13,200円) |
1,000株以上 | 25枚×年2回(=年間27,500円) |
2,000株以上 | 50枚×年2回(=年間55,000円) |
さらに、3年以上の長期保有者は追加で優待券がもらえます。
- 優待時期:年2回(2月末、8月末)
- 最低単位元:100株
- 最低購入金額:206,700円
- 優待+配当利回り:1.48%
リンガーハットの優待権利日や利回り、企業詳細は以下をご参考ください。
テスト
2月の高利回りクオカード優待
次に、株主優待の中で、人気が高いクオカードが貰える高利回り優待銘柄をピックアップしていきます。
[jin-fusen3 text=”クオカード優待一覧【2月権利】”]
銘柄(証券コード) | 優待利回り (配当+優待) | クオカードの 金額(年間) | 優待獲得のための 最低必要金額 |
---|---|---|---|
アークコア | 2.13% (2.13%) | 1,000円〜 | 47,000円 |
ジュンテンドー | 1.85% (3.70%) | 1,000円 | 54,000円 |
きょくとう | 1.72% (3.61%) | 1,000円〜 | 58,200円 |
トライステージ | 1.64% (3.94%) | 年間2,000円〜 | 121,600円 |
パレモ・ホールディングス | 1.11% (5.11%) | 1,000円〜 | 90,000円 |
わらべや日洋ホールディングス( | 0.53% (2.63%) | 1,000円〜 | 190,300円 |
ディップ | 0.33% (2.07%) | 年間1,000円〜 | 304,500円 |
セントラル警備保障 | 0.16% (0.81%) | 年間1,000円〜 | 613,000円 |
インターライフHD | 0.40% (2.02%) | 1,000円〜 | 247,000円 |
エストラスト | 1.21% (2.91%) | 1,000円〜 | 82,400円 |
1年以上の継続保有がクオカード贈呈の条件となっている銘柄もありますが、10万円以下の少額から購入できる優待銘柄が多数あります。
また、アークコアのように300株保有する事で、優待利回りがアップする銘柄がある点も注目です。
以下、各クオカード優待について詳しく解説していきます。
最後に、株主優待や日本株を安く(無料)で購入する方法などを解説して行きます。手数料は投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるので、手数料の安い証券会社を利用しましょう。
株主優待投資に「必須」の証券会社【5選】
最後に、株主優待投資に必須の証券会社を「手数料の安さ」「優待の探しやすさ」「優待クロス(つなぎ売り)」の3つの観点から紹介して行きます。
特に、手数料は投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスや優待・配当利回りを悪化させるので、手数料の安い(無料)の証券会社を利用しましょう。
[jin-fusen3 text=”株式投資に必須の証券会社【用途別】”]
- 手数料の安さなら「ストリーム」株取引手数料が完全無料
- 端株優待なら「SBIネオモバイル証券」端株取引の手数料が最安
- 優待の探しやすさなら「SBI証券」優待ツールが便利
- 優待クロスなら「SMBC日興証券」
銘柄数が多く、信用取引手数料無料
株主優待向けのおすすめ証券会社や比較ポイントは、以下の記事をご参考ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/yutai/securities/
</p”>