食事券がもらえる株主優待は「食費の節約」や「普段行けないような高価なレストランでの飲食をお得に楽しめる」こと等から、ファミリー層からビジネスパーソンまでたくさんの方に人気の高い優待ジャンルです。
本ページでは、食事券系の優待で利回りが高いもの、また人気があるものをピックアップして紹介していきます。皆様の生活スタイルに合った株主優待が見つかると良いです。
目次
食事券がもらえる人気の株主優待は?
さっそく、株主優待で食事券がもらえる人気の銘柄を紹介していきます。利回りの高い銘柄、メディアでよく取り上げられる銘柄、また個人的に節約効果が高く便利だと思う優待銘柄などを紹介していきます。
優待・配当利回りが高い優待銘柄【5選】
はじめに、お得度の高い(配当と優待を合わせた利回りが高い)優待を紹介しました。下表に利回りの高い食事券系の優待を5つピックアップしました。
優待・配当利回りが高い優待銘柄
銘柄 | 配当+優待利回り | 権利月 | 必要金額 | 優待 |
---|---|---|---|---|
クリエイト・レストランHD (3387) | 7.40% | 2月 8月 | 98,700円 | 年間6,000円〜相当の食事券 |
SFPダイニング (3198) | 7.10% | 2月 8月 | 149,300円 | 年間8,000円〜相当の食事券 |
カッパ・クリエイト (7421) | 6.04% | 3月 9月 | 132,500円 | 年間6,000円〜相当の食事券 |
アトム (7412) | 5.90% | 3月 9月 | 72,100円 | 年間4,000円〜相当の食事券 |
ヴィアHD (7918) | 4.95% | 4月 | 111,000円 | 年間5,000円〜相当の優待券 |
2017/1/31時点のデータ
全国にたくさんのカフェやレストランを展開しているクリエイト・レストランツHDとその子会社「SFPダイニング」の配当+優待利回りが高くなっています。私自身もグループ店舗の「しゃぶ菜」や「きづなすし」等を利用しています。
その他、コロワイドグループのアトムやカッパクリエイトの利回りも高くなっています。どの銘柄も比較的小額から投資ができるため、投資のハードルが低い点も魅力の1つです。
各優待銘柄の詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
注目度の高い優待をピックアップ
次に、優待品の内容が良く、メディア等で取り上げられることが多い注目銘柄を紹介していきます。下表のように、優良企業の優待品が注目を集めています。
銘柄 | 優待利回り | 権利月 | 必要投資資金 | 優待 |
---|---|---|---|---|
吉野家HD(9861) | 3.31% | 2月 8月 | 181,500円 | 年間6,000円〜相当の食事券 |
すかいらーく(3197) | 3.37% | 6月 12月 | 178,000円 | 年間6,000円〜相当の食事カード |
日本マクドナルドHD(2702) | 2.40% | 6月 12月 | 480,500円 | 無料食事券 |
ゼンショーHD(7550) | 0.74% | 3月 9月 | 269,500円 | 年間4,000円〜相当の食事券 |
ホットランド(3196) | 2.35% | 6月 12月 | 127,800円 | 年間3,000円〜相当の食事券 |
吉野家や「すき家」を展開するゼンショーHDなど低コスト牛丼店の他、マクドナルド、すかいらーく、「銀だこ」を運営するホットランドなどチェーン店が人気や注目を集めているようです。
各優待銘柄の詳細は、以下のリンクからご覧頂けます。
まだまだある!注目の食品・飲料系優待
上にあげた高利回り優待や注目優待の他にも、多くの企業が食事券の優待を導入しています。そこで、それらの主な食事券優待を下表にまとめます。優待の詳細は、表中の銘柄名(リンク)をクリックすると見れます。
注目の食事券系優待一覧
銘柄 | 配当+優待利回り | 権利月 | 必要最低金額 | 内容 |
---|---|---|---|---|
アイモバイル (6535) | 3.87% | 7月 | 388,000円 | 年間15,000円〜相当の優待ポイント |
ダスキン(4665) | 2.43% | 3月 9月 | 246,600円 | 年間2,000円〜相当の優待券 |
ワイズテーブルコーポレーション(2798) | 3.52% | 2月 8月 | 284,100円 | 年間1万円〜相当の優待券 |
モスフードサービス(8153) | 1.32% | 3月 9月 | 333,000円 | 年間2,000円〜相当の優待券 |
梅の花(7604) | – | 3月 9月 | 267,800円 | 割引カード&優待券 |
王将フードサービス(9936) | 3.19% | 3月 9月 | 439,000円 | 年間2,000円〜相当の優待券&割引カード |
トリドール(3397) | 1.85% | 9月 | 246,500円 | 年間2,000円〜相当の優待券 |
丸亀製麺で有名な「トリドール」は、2018年の優待拡充により3月・9月の年2回優待がもらえるようになりました。
また、優待新設のアイモバイルでは、ふるなびグルメポイントにより、提携レストランで最大3万円のお食事割引ができます。高級食材が食べれるレストランもあるので、優待で利用して見るのも良いでしょう。
ふるなびグルメポイントとは、ふるさと納税の一つで、高級食材(飛騨牛・松坂牛・地酒・海鮮など)を高級レストランでお得に楽しめる制度です。
ふるさと納税ポータルサイトの「ふるなび」取り扱われており、対象自治体に納税することで、返礼品として、レストランで1ポイント1円として利用できる「ふるなびグルメポイント」が貰えます。
回転寿司!株主優待ランキング
食事券系の株主優待としては、くら寿司やスシロー、カッパ寿司などの回転寿司で利用できる食事券も人気があります。そこで、回転寿司系の優待がもらえる銘柄をピックアップして行きます。
銘柄 | 利回り | 権利月 | 必要金額 | 優待内容 |
---|---|---|---|---|
カッパ・クリエイト(7421) | 4.30% | 3月 9月 | 139,400円 | 年間6,000円〜相当のポイント |
銚子丸(3075) | 0.97% | 5月 11月 | 103,300円 | 年間1,000円〜相当の食事券、すし銚子丸で利用可能 |
スシローグローバル(3563) | 0.75% | 3月 9月 | 591,000円 | 年間4,000円〜相当の食事券 |
ゼンショーHD(7550) | 0.75% | 3月 9月 | 266,100円 | 年間2,000円〜の食事券、はま寿司で利用可 |
元気寿司(9828) | 0.68% | 3月 9月 | 441,500円 | 年間3,000円〜相当の食事券 |
くらコーポレーション(2695) | 0.47% | 4月 | 532,000円 | 年間2,500円〜相当の食事券 |
最も利回りが高いのは、カッパ寿司で利用できるポイント(1ポイント=1円)を優待特典しているカッパクリエイトです。カッパクリエイトは、カッパ寿司だけでなく、コロワイドグループの他の店舗でも利用できるため、利用範囲が広くオススメです。ポイント制で利用しやすい点もメリットの一つです。
他の回転寿司系の優待銘柄は、利回りはそこまで高くありませんが、利用頻度の多い優待などは「つなぎ売り・優待クロス」を利用するのも一つの手です。
株主優待のお得なオススメ購入先(証券会社)は?
株主優待向けの証券会社を選ぶ場合、以下の3点がポイントになります。売買手数料の安さは、どの投資においても重要ですが、2番目・3番目は株主優待特有のポイントとなります。
株主優待向けの証券会社を選ぶポイント
- 売買手数料の安さ
- 株主優待の検索しやすさ・選びやすさ
- 一般信用取引銘柄の取り扱い数(クロス取引を行う上級者向け)
それぞれの観点でオススメの証券会社を紹介すると、以下の表にまとめたようになります。
項目 | コストの安さ | 優待の検索 | つなぎ売り |
---|---|---|---|
証券会社 | |||
特徴 | 岡三オンライン証券:20万円以下の取引が手数料無料 SBI証券:10万円以下の取引が手数料無料 |
|
|
詳細情報 | 売買手数料の比較 | 優待検索ツール | 一般信用売りができる証券会社の比較・解説 |
参考 優待向け証券会社の選び方やオススメ証券会社の詳しい情報は、以下をご参照ください。

どれか一社だけ選ぶとすると、コスト・利便性全てのバランスがとれたSBI証券が最有力です。検索ツールの使い安さはバツグンで、売買手数料も十分割安です。NISAであれば、売買手数料無料で優待株が購入できるので、この点も魅力的です。
参考 SBI証券の詳細確認や口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます(3月31日まで)。
SBI証券は、株主優待の他にも、米国株・海外ETFの品揃えが良くコストも業界最安水準です。また、IPOチャレンジポイントやPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。
SBI証券の特徴 | |
---|---|
SBI証券 |
|
SBI証券の詳細確認・無料口座開設は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで、最大15万円がもらえます(11月30日まで)。
また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
