ポートフォリオに「先進国債券」クラスを組み入れるか悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
先進国債券のインデックスは、日本円と外貨のレートの変動(為替リスク)があること等から「不要」とする投資家が少なくありません。
- 為替リスクがあるため守りの資産にならない!
- 価格上昇を期待するなら、株式の方がが良い!
- 日本の個人投資家にとってはリスクが高い!
ただし、個人投資家の資産配分全体を考慮すると、外国債券を持っていたほうが価格変動リスクを抑えられる局面もあります。
そのため、資産クラスの分散として、先進国債券のインデックスファンドを持っておいても良いでしょう。
先進国債券のインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim先進国債券が低コストでおすすめです!
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先進国債券インデックスが不要と言われる理由は?
投資の世界において、多様な選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
先進国債券インデックスは低リスクの運用手段として知られていますが、不必要との声が挙がることも珍しくありません。
本文では、なぜそういった意見が出るのか、具体的な理由について探っていきます。
先進国債券インデックスが不要と言われる理由①:為替リスクがあるため守りの資産にならない
多くの先進国債券インデックスは、異なる通貨で発行された国債を含んでいます。
投資家が自国通貨以外で債券に投資する場合、為替の変動によるリスクを考慮する必要があります。
例えば、外貨建て債券に投資したとしても、その通貨が自国通貨に対して価値を下げれば、投資効果は減少する可能性があります。
通常、債券投資は安定したリターンを望むための選択とされますが、為替リスクの影響を受けやすいと、これが守りの資産としての機能を果たさなくなることがあるのです。
先進国債券インデックスが不要と言われる理由②:価格の上昇を期待するなら株式の方がパフォーマンスが良い
資産増加を目的とする投資家にとって、リターンの大きさは重要な判断基準です。
歴史的に見ると、株式は債券に比べて高いパフォーマンスを示すことが多いとされています。
株式市場は変動が大きくリスクも伴いますが、長期的な投資においてはそのリスクを上回る成長を期待できるケースがあります。
一方で、先進国債券のリターンは比較的抑えられており、インフレや金利の動向に左右されることがあるため、価格の上昇を期待する場合には、株式の方が適していると見る意見があります。
先進国債券インデックスが不要と言われる理由③:日本の個人投資家にとってはリスクが高い/市場の暴落時には円高が起きやすく下落してしまう
日本の個人投資家が先進国債券インデックスを保有する場合、特有のリスクがあります。
国際的な市場が混乱し、株価が急落する時には、安全資産とされる日本円の価値が上昇することが多く見受けられます。
その結果、海外債券の価値は円高の影響で下落するリスクがあり、これが予期せぬ損失につながりかねません。
また、日本国内の金融政策や経済状況が海外と異なる場合、先進国債券に対する影響も変わってくるため、個人投資家にとっては考慮しなければならないリスクの一つとされています。
先進国債券インデックスが不要でない意見は?
投資の世界では、よく「ディスカッション」と呼ばれる議論が行われます。
特に、資産配分に関する意見は多岐にわたりますが、先進国債券インデックスをポートフォリオに組み込むべきかどうかについても、様々な意見が存在します。
議論の中から、債券インデックスが不要ではないとする意見を紹介します。
先進国債券インデックスが不要でない意見①:債券を持っていたほうが価格変動リスクを抑えられる局面も存在する
債券インデックスが必要であるという主張の根拠には、市場の不確実性を軽減する能力が挙げられます。
特に、金融市場が不安定さを増したとき、株式市場が大きな価格変動を経験する中で、債券の価格は比較的安定しています。
不況期や金利が下落する期間中には、債券価格は上昇する傾向があるため、投資ポートフォリオに分散効果をもたらし、総合的なリスクの低減に寄与すると考えられます。
また、予期せぬインフレーションや金利の上昇に際しては、短期債券は他の資産よりも価値を保ちやすいという利点があります。
先進国債券インデックスが不要でない意見②:外国株式よりは価格変動リスクが低め
先進国債券インデックスへの投資は、外国株式に比べて価格変動リスクが低いという利点があります。
債券の価値は、金利や企業の信用状況などによって変動しますが、外国株式市場はさらに多くの要因に左右されるため、より大きな価格変動に見舞われます。
債券インデックスは、比較的低リスクながらも利子収入を提供し、長期間にわたって安定したリターンを期待できる投資先となり得ます。
債券市場の予測不能な動きへの保険として、ポートフォリオに先進国債券インデックスを含めることは理にかなっていると言えるでしょう。
先進国債券インデックスが不要でない意見③:資産クラス単体ではなく資産配分全体で考えると必要なケースも
多くの投資家にとって、先進国債券インデックスは、資産配分戦略において重要な役割を果たします。
各資産クラスの特性を単独で捉えるのではなく、他の資産クラスとの関係性を通じて考察することが不可欠です。
例えば、高い成長が期待される株式に偏重したポートフォリオを構築する場合、市場が落ち込んだ時のリスク管理の観点から、安定性を提供する債券への投資が賢明な選択となるでしょう。
また、ポートフォリオのリバランスやリタイアメント時のインカムニーズに応じた投資が求められるとき、債券インデックスは重要な役割を果たします。
これらの状況において、先進国債券インデックスがフレキシブルな資産配分を実現し、投資リスクを抑制し、所期の目標に向けたバランスの取れた投資戦略の構築に寄与します。
先進国債券インデックスが不要かどうか考えるポイントは?
投資を行う際、その一部として先進国債券インデックスの必要性を考えることは重要です。
市場環境、金利動向、ポートフォリオ内での役割など様々な要素を総合する必要があり、全投資家に一様に適用できる正解は存在しません。
リスク許容度を踏まえて資産配分・アセットアロケーションを設計する
資産配分を設定する上で、まず自身のリスク許容度の確認が不可欠です。
先進国債券は変動が少なく安定した収益を期待できるため、リスクを低減したい投資家には適した選択肢になりえます。
ただし、低金利の時代では利回りが限られるため、インフレ率以上のリターンを求める際には株式や他の高リスク資産へのシフトを検討することも重要です。
先進国債券と国内債券の違いを理解する
先進国債券と国内債券の違いは、リスクやリターンだけでなく、通貨リスクなども含まれます。
先進国債券インデックスに投資することで国際的な分散投資が可能となり、通貨リスクを抱えるもののデフォルトリスクは通常低いとされています。
一方、国内債券は外貨リスクを回避できる一方で、市場が小さい場合には流動性リスクが発生する可能性もありますので、これらの特性を理解することが適切な資産選択につながります。
必要であれば先進国債券クラスの低コストインデックスファンドを利用する
もし先進国債券インデックスへの投資が資産配分上適切であると判断された場合、低コストのインデックスファンドを利用することが有効です。
インデックスファンドは多くの債券を含むことで分散効果を高め、また低コストであるため、運用コストの影響を小さく抑えながら市場平均的なリターンを目指すことができます。
投資の効率性とコスト意識を持ちながら債券投資を行うことが長期的な資産形成の助けとなります。
先進国債券インデックスが不要?おすすめの投資信託は?
先進国債券インデックスは、安定志向の投資家にとって魅力的な選択肢です。
株式よりも価格変動が少なく、株式市場の下落時にポートフォリオのリスクを分散する効果が期待できます。
しかし、低利回りの環境が続く中で、そうした債券に投資するメリットに疑問を持つ向きもあります。
そうした中でも、コストが低く分散投資が容易な債券インデックスファンドに注目が集まっています。
本稿では、おすすめの先進国債券インデックスファンドを紹介いたします。
先進国債券のおすすめインデックスファンド①:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは、投資コストの低さが特徴です。
信託報酬がリーズナブルであるため、長期的なコスト抑制につながる可能性が高いと言えるでしょう。
このファンドは、バークレイズ・グローバル・アグリゲートインデックス(先進国部分)をベンチマークとし、米国、ヨーロッパ、太平洋地域など幅広い先進国の債券に投資します。
為替ヘッジなしで運用されるため、為替変動リスクへの対応も投資家の判断が求められますが、世界の経済情勢に応じた分散投資が可能となっています。
先進国債券のおすすめインデックスファンド②:ニッセイ外国債券インデックスファンド
ニッセイ外国債券インデックスファンドは、先進国の中でも特に安定と信用力の高い国の債券に投資を行います。
このファンドが対象とする指数は、FTSE ワールドガバメントボンドインデックスで、米国やドイツ、日本といった国の政府債券を中心に組み入れられています。
為替ヘッジありとなしの選択肢があるため、投資家は自身のリスク許容度や為替予想に応じて選ぶことが可能です。
コスト面でも信託報酬が抑えられており、長期間の積立投資に適しています。
先進国債券のおすすめインデックスファンド③:ダイワつみたてインデックス外国債券
ダイワつみたてインデックス外国債券ファンドは、バランスのとれた先進国債券投資を目指しています。
このファンドは、シティグループのワールドガバメントボンドインデックスをベンチマークとしており、米国やヨーロッパをはじめとした各国の債券に分散して投資を行います。
自動積立投資にも対応しており、少額からの長期投資が可能です。
また、為替ヘッジありとなしのタイプがあり、投資家のニーズに合わせた運用が選べる点も大きな利点です。
信託報酬も低コストに抑えられ、初心者から経験豊富な投資家まで幅広く利用されています。
先進国債券インデックスは不要?【まとめ】必要な場合のおすすめファンドは?
本稿では、「先進国債券インデックスは不要?必要な理由・おすすめの投資信託は?」というテーマについてご紹介しました。
先進国債券インデックスが不要と言われる理由には、リターンの少なさや為替変動のリスクが挙げられます。
しかし、先進国債券インデックスを取り入れた方が良い人には、リスク許容度が高く、安定した投資を求める人やポートフォリオのバランスを考える人が含まれます。
先進国債券インデックスを取り入れる利点としては、安定した収益を得られる可能性があります。
先進国の財政が安定しているとされるため、リスクが低く、定期的な利息収入を期待できる場合があります。
また、ポートフォリオのバランスを取るために、株式やリスキーアセットとの相関性が低い先進国債券を組み入れることでリスクを分散することができるでしょう。
具体的なおすすめの投資信託としては、「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」が挙げられます。
この投資信託は22ヵ国の先進国の国債に投資することができ、安定したリターンを追求することができます。
ただし、投資は個々のリスク許容度や目的に合わせて行う必要がありますので、十分な情報収集や自己判断を行うことが重要です。
最後に、先進国債券インデックスを不要とするかどうかの判断は個々の投資家によって異なります。
先進国債券の特性や自身の投資目標に合わせて、慎重かつ緻密な投資判断を行いましょう。