SBI証券のクレカ積立以外を検討されている方やSBI証券の証券口座に入金する必要がある方は、ぜひご覧ください!
SBI証券には、お得にポイントが貯められるクレジットカード決済での投信積立サービスがあります。
しかし、クレカ積立の場合、積立日や積立頻度、上限金額などに制約があるため、カード決済の代わりに現金決済を利用する方も多くいます。
- 投信積立の頻度や日程、金額を自由に設定できる
- 投資信託のスポット購入もできる!
- 国内外の株式売買にも利用できる!
- NISA(つみたて投資枠)でも利用できる!
このように、投信積立や他の金融商品の取引で便利な「現金決済」ですが、
- 現金決済のメリットや設定方法は?
- 投信積立の現金決済に、おすすめの入金方法は?
- 具体的な入金の手順や方法は?
などの疑問・質問が出てくると思います。
そこで、本記事では、SBI証券の現金決済の特徴やメリット、注意点の復習、また、おすすめの現金決済や入金方法の解説、さらに、具体的な入金方法や現金決済の設定方法などについて、デメリットも交えて詳しく解説していきます。
SBI証券の積立決済で、クレジットカード以外も検討されている方などは、ぜひご覧ください!
SBI証券は、投資をより便利にするための様々なサービスを提供していますが、その中でも現金決済に注目が集まっています。
現金決済とは、証券口座にある資金を利用して投資信託を購入する方法であり、SBI証券では使い勝手の良い現金決済方法が用意されています。
さらに、SBI証券のでも現金決済が利用できるため、非課税枠を活用しながら効率的に投資を行うことが可能です。
本記事では、SBI証券の現金決済のやり方や入金方法、銀行引き落としについて詳しく解説し、さらにはSBIハイブリッド預金についてもご紹介します。
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SBI証券の現金決済とは?
SBI証券では、投資信託の現金決済に関してさまざまな手続き方法が提供されており、私たちはどのように使い分けるべきか迷うこともあるかもしれません。
この記事では、SBI証券の現金決済に関するやり方や入金方法について詳しく解説していきます。
即時入金、リアルタイム入金、銀行振込、振替入金(ゆうちょ銀行)の4つの方法について、それぞれの特徴や手続きのポイントを説明します。
また、利便性や手数料、反映までの時間などを考慮して、どの方法が自分にとって最適なのかを考えるためのヒントも提供します。
これから現金決済に挑戦しようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
SBI証券の現金決済とは?
それでは始めに、SBI証券で投資信託の積立を行う際に、現金決済を利用するメリットについて解説していきます!
まず、SBI証券の現金決済が、どのような仕組みか復習しておくと、投資家がSBI証券の証券口座に直接入金した投資資金で、投資信託の積立を行う方法です。
SBI証券の現金決済とは、証券口座にある資金を利用して投資信託を購入する方法です。
この他にも、上の図のように、住信SBIネット銀行やSBI新生銀行との連携口座にある資金から積立を行う方法もあり、どちらもNISA(つみたて投資枠)で利用可能です。
現金決済の注意点:クレジットカード積立のようなお得なポイント付与はない!
この現金決済は、近年、SBI証券で人気のクレジットカード決済のように積立金額に応じたポイント付与は受けられませんが、クレカ積立より積立設定の自由度が高い点がメリットです。
- NISA(つみたて投資枠)の投信積立使える!
- NISA(成長投資枠)でも利用可能!
- 積立頻度や積立日、金額などを自由に設定できる!
以下、各メリットについて詳しく解説していきます。
現金決済のメリット①:SBI証券のNISA(つみたて投資枠)での投信積立でも現金決済が利用できる!
SBI証券では、NISA(つみたて投資枠)でも現金決済が利用できます。
NISAとは、非課税枠を利用している投資信託口座のことで、将来の資産形成を目指す方におすすめの制度です。
NISAでも現金決済が可能なため、積立を行いながら効率的に非課税枠を活用することができます。
現金決済のメリット②:NISA(成長投資枠)でも利用できる!
三井住友カードなどのクレジットカード決済は、SBI証券での投資信託の積立決済にしか利用できません。
しかし、現金決済であれば、投資信託のスポット購入(一括購入)、日本株や米国株の買付など、様々な金融商品の購入に利用できます。
- 投資信託のスポット購入
- 日本株/国内ETFの買付
- 米国株/海外ETFの買付
- 債券やCFDなど多数
投資信託の積立以外にも、SBI証券で取引予定がある方は、現金決済を頭に入れておきましょう!
現金決済のメリット③:積立日や積立頻度、金額などを自由に設定できる!
三井住友カード等を利用するクレジットカード決済の積立では、積立頻度が月1回、積立日が毎月第一営業日と固定されてしまいます。
さらに、積立の上限金額も定められているため、積立設定の自由度が低めです。
これに対して、現金決済の場合、積立頻度や積立日、金額が自由に設定できる上、ボーナス月の積立設定なども行えます。
項目 | 現金決済 | クレカ積立 |
---|---|---|
積立日 | 自由 | 毎月第一営業日 |
積立頻度 | 自由 | 月1回 |
積立上限 | なし | 月10万円まで |
ボーナス設定 | ⚪︎ | × |
そのため、積立頻度や積立日を自由に設定したい方は、クレカ積立よりも、現金決済がオススメになります。
SBI証券と住信SBIネット銀行の連携預金口座「SBIハイブリッド預金」も現金決済に対応している
SBI証券では、SBIハイブリッド預金という連携預金口座を利用することで、クレジットカードとの連携が容易になり、現金決済が手軽に行えます。
SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行と連携したサービスであり、口座を開設することで、クレジットカードとの連携や現金決済をスムーズに行うことができます。
特に、頻繁に積立を行う方や、手軽に投資を始めたい方におすすめの現金決済方法です。
以上、SBI証券の現金決済について解説してきました。
入金方法や現金決済の種類について詳しく説明しましたので、これから投資を始める方は、この情報を参考に、最適な方法を選択してください。
投資は将来の資産形成や収益化のための重要な手段ですので、確実な方法で取り組むことが重要です。
SBI証券の現金決済を活用して、効率的な投資を実現しましょう。
SBI証券の現金決済・おすすめの方法は?
SBI証券は、数多くの投資家に利用されている証券会社の一つであり、その信頼性とサービスの充実度が高く評価されています。
口座を開設した後、投資をするためには口座への入金が必要となりますが、その際に利用できる現金決済方法について知識を深めることは重要です。
SBI証券では、便利な現金決済方法が提供されており、投資家が円滑に取引を行うことができます。
このパートでは、SBI証券で利用可能な現金決済の方法に焦点を当て、投資家が効率的に投資活動を行うためのヒントや注意点を提供します。
それでは次に、SBI証券の投信積立でどのような方法で現金決済できるか?解説していきます。
SBI証券では、主に、以下の3つの方法で投信積立の現金決済が行えます。
- 証券口座の預かり金
- SBIハイブリッド預金
- SBI新生コネクト
これらの現金決済を一つずつ詳しく見ていきます。
SBI証券の現金決済①:SBIハイブリッド預金
SBIハイブリッド預金は、SBI証券の証券口座と住信SBIネット銀行の銀行口座の口座連携サービスです。
この口座連携「SBIハイブリッド預金」を行うことで、預金金利や銀行の取引手数料などがお得になる他、SBI証券で投資を行う上での利便性が大幅にアップします!
SBI証券の現金決済「SBIハイブリッド預金」のメリットは?
次に、SBIハイブリッド預金のメリットを、具体的にみていきます。
SBIハイブリッド預金のメリットは、主に、以下の3つが挙げられます。
- 預金金利が年率0.03%になる!
- 自動入出金サービスで、証券・銀行口座間の資金移動の手間がなくなる!
- ATMの利用や他行への振り込み手数料の無料枠がアップしやすくなる!
- 積立日や積立の頻度を自由に設定できる!
単純に、SBI証券の証券口座から積立決済するよりも、金利や銀行の手数料面でお得度が高めになっています。
それでは、各メリットについて詳しくみていきます。
SBI証券現金決済「SBIハイブリッド預金」のメリット①:普通預金金利がアップする!
まず、第一に挙げられるメリット、普通預金金利がアップする点について詳しく説明致します。
SBIハイブリッド預金をご利用いただくと、通常よりも高い金利が適用されます。
住信SBIネット銀行の普通預金金利は、通常、年利0.02%ですが、SBIハイブリッド預金では、年率0.03%に向上します。
- 普通預金金利が年率0.03%にアップ!
*金利アップ前の通常金利はメガバンク同様に年率0.02% - 利息は毎月支払われる!
→複利効果アップ!
また、住信SBIネット銀行では、利息が毎月支払われるため、半年に1回の支払いしかない楽天銀行など他行と比較すると、複利効果が享受できやすい利点もございます!
このように、SBIハイブリッド預金を通じて、SBI証券の投資用資金を高金利で保管できるという点は、ハイブリッド預金の大きな利点と言えます。
SBI証券現金決済「SBIハイブリッド預金」のメリット②:自動スイープ
続いて、二つ目の利点、「自動入出金」機能について説明していきます!
自動入出金サービスは、SBI証券と住信SBIネット銀行の資金移動サービスであり、「預かり金自動スィープ」と呼ばれております。
通常、投資信託などの投資商品を購入する際には、まず一旦証券口座に入金し、その資金で株や投資信託を買い付ける必要がございます。
しかしながら、預かり金自動スィープを利用すれば、事前に入金手続きを行う必要はなく、購入注文時に住信SBIネット銀行のハイブリッド預金残高から資金を自動的に入金することが可能でございます。
逆に、証券口座で投資商品を売却した際の資金については、通常の「出金手続き」を行う必要はなく、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金口座に自動的に出金されます。
意識せずに、手間をかけずに「銀行口座・証券口座」間の入出金が行えるため、投資家にとって非常に便利なサービスと言えます!
SBI証券現金決済「SBIハイブリッド預金」のメリット③:ATMや他行宛ての振込手数料の無料枠が増える!
最後に、3番目のメリット、ATMや他行宛ての振込手数料の無料枠が増える点について解説していきます。
住信SBIネット銀行では、毎月定められる「ランク」によって、ATMのご利用や他行へのお振り込みが「0円(無料)」で行える回数が決まります。
各ランク毎の手数料無料の回数は、以下の表のようになっています。
スマプロ ランク | 他行宛て振込 手数料の無料回数 | ATM入出金 の無料回数 |
---|---|---|
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ランク2は、住信SBIネット銀行独自の「スマート認証NEO登録」を済ませることで到達可能です。
また、スマートプログラムのランク3に到達するための条件の1つに、SBIハイブリッド預金残高があります。
月末の預金残高が300万円以上でも、ランク3を達成できますが、住信SBIネット銀行をメインバンクとして利用していない方は、条件が厳しいと感じるかもしれません。
そのため、SBIハイブリッド預金を通じて、ランク3を目指しましょう!
SBIハイブリッド預金残高は「1円以上」で条件を満たすことができるので、他の条件よりも達成しやすいです。
楽天銀行などの他のネット銀行よりも、住信SBIネット銀行では、比較的容易な条件を満たすだけで、多くの取引が無料で行えますので、ご検討ください!
SBI証券の現金決済「SBIハイブリッド預金」のデメリット
このようにお得で便利なSBIハイブリッド預金ですが、こちらのような注意点やデメリットもあるので、理解した上で活用しましょう。
- SBI新生コネクトより金利は低め!
- クレカ積立のようなポイント付与はない!
- 引き落とし口座には利用できない!
- ATMから直接引き出しできない!
以下、各デメリットや注意点について詳しく解説していきます。
SBI証券の現金決済「SBIハイブリッド預金」のデメリット①:SBI新生コネクトより金利は低め
それでは、1つ目のデメリット「SBI新生コネクトより金利が低め」という点から解説していきます。
「メリット①:普通預金の金利がアップする」の部分で説明したように、SBI証券と住信SBIネット銀行を連携した「SBIハイブリッド預金」では、年率0.03%の金利を受けられます。
しかし、以下の表のように、「SBI証券の現金決済②:SBI新生コネクト」で解説するSBI新生コネクトでは、年率0.15%の金利が受けられます。
連携銀行 | 普通預金金利 *年率・税引き前 | 連携口座名 |
---|---|---|
住信SBIネット銀行 | 0.03% | SBIハイブリッド預金 |
SBI新生銀行 | 0.15% | SBI新生コネクト |
そのため、積立用の待機資金を高金利で運用した方は、SBI新生コネクトがおすすめになります!
SBI証券の現金決済「SBIハイブリッド預金」のデメリット②:クレカ積立のようなポイント付与はない!
次に2つ目のデメリット、三井住友カード決済でのクレジットカード積立のようなポイント付与がない点について解説していきます。
SBI証券でクレジットカード決済での投信積立を行う場合、積立金額に応じてポイント付与が受けられます。
しかし、SBIハイブリッド預金から積立を行う場合、積立用の待機資金に対して利息は付くものの、高還元のポイント付与は受けられません。
お得度を重視してNISA(つみたて投資枠)などで積立を行いたい方は、三井住友カード等を利用したクレカ積立がおすすめです!
SBI証券の現金決済「SBIハイブリッド預金」のデメリット③:引き落としやATMに利用できない!
SBIハイブリッド預金の最後のデメリットについて解説していきます。
SBIハイブリッド預金口座からは、クレジットカード等の引き落とし、またATMからの直接の入出金が行えません。
そのため、クレカや公共料金などの引落口座として住信SBIネット銀行を利用したい場合は、ハイブリッド預金口座から「代表口座」と呼ばれる円預金口座へ資金を移動する必要があります。
住信SBIネット銀行で、投資用の資金は「SBIハイブリッド預金」に、生活費は「代表口座」に、分けて管理しておくと便利です。
- ハイブリッド預金口座からは引き落としやATMの直接の入出金ができない!
- 引き落とし等を行いたい場合、代表口座(円普通預金)に振替する必要がある!
- 投資用の資金をハイブリッド預金に、生活費を代表口座に分けておくと便利!
SBIハイブリッド預金と代表口座(円預金口座)の振替は、いつでも簡単に行えます!
SBIハイブリッド預金のデメリットや注意点、また「代表口座への振替」方法などの詳しい解説は、以下の関連ページをご参考ください。
SBI証券の現金決済②:SBI新生コネクト
SBI新生コネクトは、SBI証券の証券口座とSBI新生銀行の銀行口座の連携サービスです。
「SBIハイブリッド預金のメリット①」で解説したSBIハイブリッド預金と同様に、口座連携を行うことで金利や手数料が優遇されますが、ハイブリッド預金にはない、以下のようなメリットがあります。
- 普通預金金利が年利0.15%までアップ!
- 他行宛の振込手数料が大幅にアップ!
- ATMでの入出金が何回でも無料になる!
また、SBIハイブリッド預金と同様に、自動入出金ができるメリットもがあります。
そのため、手数料や金利面などのお得度を重視したい方は、SBI新生コネクトも選択肢の一つになります。
ただし、SBI新生コネクトには、以下のようなデメリットもあるので、注意して利用しましょう。
- 自動入金に対応しているのは投信積立のみ!
- SBIハイブリッド預金と併用できない!
- 米ドルなど外貨の為替手数料が割高!
- 米国株・海外ETF投資の利便性が低い!
基本的に、SBI証券で投資信託の積立のみを行う方は、お得度が高いSBI新生コネクトで良いですが、投信積立以外に、投信のスポット購入や株式・ETFの取引を行う方は、SBIハイブリッド預金の利便性の方がメリットが大きくなります。
SBI証券の連携口座にはどっちが良いか?住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の違いや詳しい比較は、以下の関連ページをご参考ください。
SBI証券の現金決済③:証券口座の預かり金
SBI証券の証券口座から積立決済する方法は、ここまで解説してきた連携口座よりも、シンプルな方法です。
我々投資家の銀行口座(メインバンク等)から、SBI証券に入金することで、その資金が投信積立や株取引の決済に使われます。
ここから、SBI証券への具体的な入金手順やおすすめの入金方法について詳しく解説していきます!
SBI証券の現金決済・入金方法は?
SBI証券では、投資信託を積み立てるための入金方法が複数用意されています。
現金決済や銀行引き落とし、ハイブリッド預金など、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
この記事では、SBI証券の現金決済について詳しく解説していきます。
入金方法ややり方、さまざまなサービスの特徴などについてご説明します。
SBI証券を利用して積立投資を始めるための手順や注意点を押さえて、スムーズな取引を行いましょう。
それではここから、SBI証券への入金方法について解説していきます。
SBIハイブリッド預金やSBI新生コネクトを利用する場合、それぞれの連携銀行へ積立資金を入金しておけば良いですが、
SBI証券の証券口座から積立の引き落としを行う場合、以下のいずれかの方法で、SBI証券に入金する必要があります。
- 即時入金
- リアルタイム入金
- 銀行振込
- 振替入金(ゆうちょ銀行)
お手持ちの銀行口座によって、おすすめの方法が変わるので、ここからそれぞれの入金方法について一つずつ解説していきます!
SBI証券で現金決済を行う際の入金方法①:手数料無料で三井住友銀行や三菱UFJ銀行などSBI証券と連携している銀行で利用可能な「即時入金」サービス!
始めに、即時入金について解説していきます。
即時入金は、SBI証券と提携している銀行口座から、手数料無料で、リアルタイムで入金ができる方法です。
平日であれば24時間対応していますが、即時入金が利用できる金融機関は、一部銀行のインターネットバンキングに限られます。
- 入金後、すぐにSBI証券の口座に反映
- 平日なら24時間対応
- 対応の金融機関のみ
(ネットバンキング)
ただし、下のように、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクやゆうちょダイレクト、有名どころのネット銀行などが即時入金に対応しているので、幅広いユーザーの方が利用できます。
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- 楽天銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行(ゆうちょダイレクト)
- セブン銀行
- スルガ銀行
- イオン銀行
即時入金に対応している銀行のユーザーの方は、基本的に、SBI証券への入金は、即時入金がおすすめです!
SBI証券で現金決済を行う際の入金方法②:対象の金融機関で口座振替の登録を行う事で利用可能な「リアルタイム入金」
次に、即時入金に対応している銀行口座をお持ちでない方におすすめのリアルタイム入金について解説していきます。
リアルタイム入金も、手数料無料の入金方法で、入金後すぐにSBI証券の買付余力に反映されます。
- 手数料無料
- 入金後すぐに買付余力に反映
- 銀行によって入金の計上日が異なる
ただし、即時入金よりもやや不便と感じる点が、以下の表のように、入金元の銀行によって入金の計上日が変わる点です。
入金計上日 | 金融機関 |
---|---|
翌営業日 | 京葉銀行、紀陽銀行、筑邦銀行、東和銀行、福島銀行、広島銀行、みちのく銀行、 筑波銀行、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行、足利銀行、佐賀銀行、滋賀銀行、 横浜銀行、北洋銀行 |
15時まで:当日扱い 15時以降:翌営業日 | SBI新生銀行、阿波銀行、福井銀行、秋田銀行、仙台銀行、北日本銀行、三十三銀行、 清水銀行、愛媛銀行、四国銀行、南日本銀行、豊和銀行、宮崎太陽銀行、富山銀行、 荘内銀行、北都銀行、大光銀行、青森銀行 |
営業日の15時前までにリアルタイム入金を行えば、当日中に入金が反映される銀行もありますが、翌日に入金が反映される銀行もあります。
そのため、先に解説した即時入金に対応している銀行口座をお持ちであれば、リアルタイム入金を利用する必要はないでしょう。
SBI証券で現金決済を行う際の入金方法③:銀行の窓口やATMなどから入金できる「銀行振込」
それでは次に、SBI証券への3つ目の入金方法、銀行振込について解説していきます!
銀行振込は、SBI証券から指定された振込口座へ、ATMやお使いの銀行から直接、お金を振り込むこと方法です。
振込口座は、SBI証券への申し込みが必要で、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などの口座が割り当てられます。
- ATMや銀行から直接入金が可能!
- 振込先はSBI証券から指定される。
- 14時前に入金すれば、1〜2時間で買付余力に反映される。
- ただし、手数料は自己負担。
ただし、ATMの取引手数料や銀行の振込手数料は、我々ユーザーの負担になってしまいます。
振込手数料は銀行によって異なるため、事前に確認しておきましょう!
営業日の14時前に入金を行えば、1〜2時間程度で買付余力に反映されますが、基本的には、手数料無料の即時入金やクイック入金の方がおすすめです。
SBI証券で現金決済を行う際の入金方法④:ゆうちょダイレクトを契約していない方向けの「振替入金(ゆうちょ銀行)」
次に、ゆうちょ銀行ユーザー向けの振替入金について解説していきます!
振替入金では、SBI証券の証券口座に、登録先のゆうちょ銀行から資金を引き落としが行われます。
ゆうちょダイレクトを契約していない方でも、手数料無料で入金可能ですが、入金反映に早くても4営業日必要な点がデメリットです。
- ゆうちょダイレクトに契約していなくても利用可能!
- 手数料無料で入金可能!
- 入金反映に最短でも4営業日かかる!
登録に郵送などの手間もかかるため、ゆうちょダイレクトが利用できる方であれば、即時入金の利用がおすすめになります。
SBI証券で現金決済を行う際の入金方法⑤:銀行引き落としサービス
SBI証券には、ここまで解説してき手動の入金方法の他に、毎月定額の入金が行える銀行引き落としサービスがあります。
この自動引き落としサービスでは、毎月14日または27日のどちらかの引落日を設定することで、お使いの銀行口座から毎月自動振込が行えます。
引落日 | 証券口座への反映日 |
---|---|
毎月14日 | 同月の月末 |
毎月27日 | 翌月の15日 |
引き落とし後、SBI証券の買付余力に反映されるのは、14日に引き落としの場合が月末。
27日を引き落としに設定した場合が、翌月の15日になります。
手数料無料で引き落としが行え、対応している金融機関も多いですが、PayPay銀行や楽天銀行では利用できない点に注意しましょう。
- 毎月自動引き落としが可能!
- 引落日は毎月14日、または27日。
- PayPay銀行や楽天銀行では利用不可。
以上が、SBI証券の現金決済・入金方法です。自分の利便性や使い勝手を考慮して、最適な方法を選びましょう。
また、SBI証券の公式ウェブサイトやアプリ上で詳細な手順が確認できますので、取引前にしっかりと確認するようにしましょう。
スムーズな取引をお楽しみください。
SBI証券の現金決済のやり方・銀行引き落としは?
SBI証券では、現金決済を利用して投資を行うことができます。
現金決済とは、口座への資金の入金や取引の決済を現金で行う方法です。
この記事では、SBI証券の現金決済のやり方や入金方法について詳しく解説していきます。
また、特に注目すべきは銀行引き落としの方法です。
銀行引き落としを利用することで、便利に口座への入金や取引の決済が行えます。
操作方法や手続きについても詳しく解説していますので、SBI証券の現金決済について知りたい方はぜひご覧ください。
SBI証券の現金決済のやり方・手順①:即時入金の方法(スマホ版)
それではここから、SBI証券への入金方法でおすすめの「即時入金」のやり方について解説していきます。
まず、スマートフォンから即時入金を行うる方法を解説していきます。
SBI証券にログインすると、以下のような画面が表示されますので、画面中央にある入出金・振替ボタンをタップします。
STEP1が完了すると、下図のような画面に切り替わります。
この画面上で、金融機関選択という部分をタップし、次に切り替わるこちらの画面から、入金元の金融機関をタップします。
STEP2までの操作で、金融機関を選択したら、次に、入金額と取引パスワードを入力して、確認ボタンをタップします。
そうすると、以下のような確認画面が表示されるので、入金元の銀行や振込金額を確認して、入金実行をタップしましょう。
これで、SBI証券への入金が完了です!
SBI証券の現金決済のやり方・手順②:即時入金の方法(パソコン版)
次に、パソコンから即時入金の操作を行う方法を解説していきます。
まず始めに、SBI証券にログインします。
そうすると、以下のような画面が表示されますので、画面右上にある「入金」ボタンをクリックします。
STEP1で「入金ボタン」をクリックすると、下図のような画面に切り替わります。
上の画面上で、即時入金対象の金融機関という項目から、入金元の金融機関をクリックします。
私の場合、前回の入金を住信SBIネット銀行から行っているため、前回の口座から入金という項目で住信SBIネット銀行が表示されています。
皆様の場合も、2回目以降は、こちらの前回の口座から入金という項目が使えるようになります。
入金元の金融機関を選ぶ項目は、下図のようになっていますので、ここで、入金元の金融機関を選びます。
STEP2までの操作で、金融機関の選択が完了すると、以下のような画面に切り替わります。
ここで、振込金額と取引パスワードを入力して、「振込指示確認」をクリックします。
上の例では、金融機関名が楽天銀行になっていますが、実際には、先ほどの画面で選択した金融機関名が表示されます。
「振込指示確認」をクリックすると、下図のような同意事項の確認画面が表示されますので、クリックして先に進みます。
その後、下の図のような確認画面が表示されますので、
- 金融機関名
- 振込金額
などを確認して、「振込指示」ボタンをクリックします。
ここまでで、即時入金が完了し、すぐに証券口座に入金額が反映されます!
SBI証券の現金決済のやり方・手順③:SBI証券の積立設定で「現金決済」を選択する
SBI証券で現金決済を行うためには、まずは口座の設定を行います。
設定方法は以下の通りです。
- SBI証券にログインし、「マイページ」にアクセスします。
- マイページ内のメニューから、「設定/変更」を選択します。
- 設定/変更画面で、「取引口座設定」を選択します。
- 取引口座設定画面で、現金決済を行いたい対象の設定を選択します。
- 現金決済の項目が表示されたら、「変更する」を選択し、「現金決済する」にチェックを入れます。
これで、SBI証券の現金決済の設定が完了しました。
次に、実際に口座に入金する方法について説明します。
SBI証券の現金決済のやり方・手順④:即時入金やリアルタイム入金などでSBI証券の証券口座に入金する
SBI証券では、口座への入金には以下の4つの方法があります。
- 即時入金
- リアルタイム入金
- 銀行振込
- 振替入金(ゆうちょ銀行)
これらの方法の中で、おすすめの入金方法は「即時入金」です。
即時入金は、入金がすぐに口座に反映されるため、スムーズな取引が可能です。
即時入金の手順は以下の通りです。
- SBI証券にログインし、「入金・出金」メニューから「即時入金」を選択します。
- 入金金額を入力し、入金方法を選択します。
- 入金確認画面で、入金情報を確認し「同意して次へ」をクリックします。
- 指定された口座に入金を行います。
これで、口座への入金が完了しました。
現金決済を利用して投資を行う準備が整いました。
銀行口座からSBI証券へ毎月自動的に引き落としも可能!PayPay銀行や楽天銀行以外のネット銀行やゆうちょ銀行、メガバンクが対応!
SBI証券では、銀行引き落としを利用することもできます。
銀行引き落としを設定することで、定期的に口座への入金や取引の決済が自動で行われるようになります。
銀行引き落としの手続き方法は以下の通りです。
- SBI証券にログインし、「マイページ」にアクセスします。
- マイページ内のメニューから、「設定/変更」を選択します。
- 設定/変更画面で、「銀行引落サービス設定」を選択します。
- 引き落とし先の設定方法を選択し、必要事項を入力します。
- 設定内容の確認画面で、入力情報を確認し、設定を完了します。
銀行引き落としの利用には、PayPay銀行や楽天銀行以外のネット銀行やゆうちょ銀行、メガバンクの口座が対応しています。
自分の利用している銀行口座を選択し、設定を行ってください。
以上がSBI証券の現金決済のやり方や銀行引き落としの方法についての解説です。
現金決済を利用することで、投資の手続きが簡単になります。
ぜひ、この情報を参考にSBI証券での投資を始めてみてください。
SBI証券の積立・NISAの現金決済にハイブリッド預金は?
SBI証券を活用して投資を行ううえで、現金決済は欠かせない要素となっています。
とはいえ、現金決済のやり方や入金方法、特に銀行引き落としやハイブリッド預金については、まだまだ知識が浸透していない方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、SBI証券の現金決済について詳しく解説します。
現金決済の基本的なやり方から、具体的な入金方法まで、分かりやすくご紹介いたします。
また、銀行引き落としやハイブリッド預金といった便利な機能についても解説します。
SBI証券の現金決済について詳しく知り、投資活動のスムーズな運用を実現しましょう。
SBIハイブリッド預金とはSBI証券と住信SBIネット銀行の連携預金口座
SBIハイブリッド預金は、SBI証券と住信SBIネット銀行が連携して提供している預金口座のことです。
この預金口座にお金を預けておけば、SBI証券の現金決済に利用することができます。
具体的な流れとしては、まずSBI証券口座を開設し、その後に住信SBIネット銀行の口座も開設します。
その後、SBIハイブリッド預金への入金を行います。
このとき、SBI証券の口座から住信SBIネット銀行の口座への振り込みを行うことで、預金口座にお金を預けることができます。
- 投資のための待機資金を年利0.01%で運用できる!
- NISA(つみたて投資枠)での積立投資の決済に利用できる!
以下、各メリットについて詳しく解説していきます。
SBIハイブリッド預金から現金決済するメリット①:預金金利が年率0.01%にアップする!
SBIハイブリッド預金にお金を預けることで、預金金利が年率0.01%にアップします。
通常の普通預金口座ではほとんど利息が得られないのに対し、SBIハイブリッド預金では少しでもお金を増やすことができます。
これは非常にお得な特典と言えるでしょう。
投資を行うための資金を確保する一方で、預金金利も得られるというのは、利益を最大化するための一石二鳥の方法です。
SBIハイブリッド預金から現金決済するメリット②:ハイブリッド預金にお金を入れておけば、自動振替サービスでNISA(つみたて投資枠)などでの投信積立の決済に利用できる!
SBIハイブリッド預金にお金を入れておけば、自動振替サービスを利用してNISA(つみたて投資枠)での投信積立の決済に利用することができます。
つまり、SBI証券での投資活動において、現金決済の手間を省くことができるのです。
これにより、毎月の投信積立のために手動でお金を振り込む手間や、振込し忘れによる投資機会の損失を回避することができます。
自動振替サービスは非常に便利な機能であり、投資の効率を高めるためにも積極的に活用することをおすすめします。
以上が、SBI証券の積立・NISAの現金決済におけるハイブリッド預金のメリットについての解説でした。
SBIハイブリッド預金は、預金金利のアップや便利な自動振替サービスを通じて、投資活動のスムーズな運用をサポートしてくれます。
是非、SBI証券を利用する際には、ハイブリッド預金を活用してみてください。
SBI証券の現金決済とは?【まとめ】やり方やハイブリッド預金は?
今回の記事では、SBI証券における現金決済についてやり方や入金方法、銀行引き落とし、さらにはハイブリッド預金についても触れました。
まず、SBI証券では即時入金、リアルタイム入金、銀行振込、振替入金(ゆうちょ銀行)の4つの入金方法が用意されています。
- 即時入金
- リアルタイム入金
- 銀行振込
- 振替入金(ゆうちょ銀行)
それぞれに特徴や利用できる時間帯、反映までの時間が異なるので、自身の利用状況や希望に合わせて選ぶことが重要です。
特に即時入金は手数料無料で24時間いつでも入金が可能であり、買付余力にもすぐに反映されるため、利用者にとって便利な方法となっています。
また、銀行引き落としも一つの選択肢として考えられます。
SBI証券では指定した銀行口座から定期的に引き落とすことで、投資信託の積立やNISAの運用を行うことができます。
定期的な投資や積立に適しており、手続きも簡単で便利です。
さらに、ハイブリッド預金もSBI証券の現金決済の一つとして挙げられます。
ハイブリッド預金とは、証券会社と提携した銀行に預けた資金を、投資信託に自動的に積み立てる仕組みです。
定期的な積立が苦手な方や手間を省きたい方におすすめの方法です。
SBI証券の現金決済や入金方法、銀行引き落とし、ハイブリッド預金といった様々な方法が用意されています。
自身の投資スタイルやニーズに合わせて最適な方法を選択し、スムーズな取引や投資を行いましょう。