積立FXとは、FXのメリットを利用した外貨定期預金の類似商品です。
FXと聞くと、短期売買が目的のハイリスク・ハイリターンで、一般の人には近寄りがたい金融商品のイメージですが、積立FXは長期運用向けの商品となっています。
- 為替手数料(スプレッド)が、安い
- レバレッジを1倍~3倍の範囲で選択可能
- 積立は、毎月・毎週・毎日から選択が可能(時間の分散ができる!)
- 金利(スワップポイント)が、高水準
- 取引業者が破綻しても、全額保護
長期・分散投資の一つとして、私も利用しています。
このように、メリットが豊富な「積立FX」ですが、
- デメリット・注意点は?
- FXより儲かる?違いは?
- どうやって始めるの?
- 口コミや評判は良い?
など、様々な疑問があると思います。
そこで、本ページでは、SBIFXトレードが提供する国内唯一の通貨積立サービス「積立FX」について解説していきます。商品の特徴、メリット・デメリット等を詳しく解説していきます。
利用者の方の「口コミ・評判」も気になるわ?
他のユーザーの方の評判や実際にやってみた感想も合わせて解説していきます。
SBI FXトレード「積立FX」の良い評判・メリットは?
SBIFXトレードが提供する積立FXとは、事前に条件を設定し、定期的に外貨を購入する取引サービスです。
外貨を定期的に積立購入できるので、長期的な安定運用を目指す人にとってオススメの外貨金融商品です。
FXと聞くと、短期売買が主流のハイリスク・ハイリターンの投機的なイメージがありますが、この積立FXは、FXの良い面をうまく活用した外貨定期預金の類似商品となっており、以下解説するように、たくさんの魅力・メリットがあります。
- 為替手数料(スプレッド)が、安い
- レバレッジを1倍~3倍の範囲で選択可能
- 積立は、毎月・毎週・毎日から選択が可能(時間の分散ができる!)
- 金利(スワップポイント)が、高水準
- 取引業者が破綻しても、全額保護
FX取引の利点を活かし、相対的に低コスト・高金利を実現しているため、外貨預金関連の金融商品としては、優秀な商品と言えます。
以下、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット1:スプレッド・為替手数料が安い
長期の資産形成で重要なことの一つに、運用コストを安く抑えることがあります。
運用にかかるコストは、そのコスト分確実に運用パフォーマンスを悪化させるので、低コストの金融商品を利用することが、賢い運用術です。
外貨預金型商品にかかるコストは、円を外貨に替える際の為替手数料(スプレッド)がありますが、下表のように、外貨預金型商品のスプレッド)を比較してみると、積立FXの手数料が圧倒的に安いことがわかります。
商品名 | 為替手数料(スプレッド) 1米ドルあたり |
---|---|
積立FX | 5銭 |
外貨建てMMF | 20銭以上 |
一般の外貨預金 | 1円程度 |
積立FXのスプレッドは、FX取引のメリットを活かし、他サービスと比べて、圧倒的に安くなっています。そのため、外貨預金型商品を用いた運用を行う場合、運用コストの安い積立FXを選ぶことで、コストに運用損を防ぐことができます。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット2:レバレッジ(1倍~3倍)が選択可能
投資スタンスにあわせて、1~3倍のレバレッジを選択して、取引することができます。例えば、リスクを抑えたい方はレバレッジ1倍に、またリスクをある程度取った運用を行いたい方は、それ以上のレバレッジを3倍までかけることができます。
例えば、毎月100,000円ずつ購入したい場合、各レバレッジで以下のような取引となります。(1米ドル=120円で1か月間推移した場合)
- レバレッジ1倍の場合:100,000円÷120円=833.33ドル購入
- レバレッジ2倍の場合:100,000円×2倍÷120円=1,666.66ドル購入
- レバレッジ3倍の場合:100,000円×3倍÷120円=2,500ドル購入
レバレッジは、他の外貨預金型商品にはないシステムで、幅広い運用が可能となります。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット3:毎日・毎週・毎月の購入頻度が選べる
毎日、毎週、毎月と予め設定した期間で定期的に外貨を自動購入することが可能です。
そのため、いちいち為替レートをチェックして、取引を行う必要がなく、手間を省くことができます。
また、取引を毎日や毎月など小分けで行うことで、時間を分散し、結果的にリスクを分散することができますし、レート固定機能で自分が希望したレートの時のみ購入や売却ができるサービスもあります。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット4:スワップポイント(金利)が高水準
金利(スワップポイント)が、相対的に高い点も積立FXのメリットの一つです。
FX取引の良さを活かし、コストを抑えることがで、スワップポイントを他サービスと比べて、高水準にすることが可能となります。
ただし、金利(スワップポイント)は、日々刻々と変動するので商品間の数字を明確に比較することはできませんが、今までの経験上、以下のような金利水準のイメージです。
ファンド名 | 金利(スワップポイント) イメージ |
---|---|
積立FX | 高い |
外貨建てMMF | 一般的な水準 |
一般の外貨預金 | 低め |
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット4:取引業者が破綻しても、全額保護
意外かもしれませんが、積立FX、銀行の外貨預金よりも、資産の安全性が高いと言えます。
銀行が破綻した場合に適用される預金保険制度(ペイオフ)で外貨預金は対象外ですが、積立FXは信託保全されているため、取引業者が破綻しても全額が保護されます。
ファンド名 | 取引業者が破綻した場合 |
---|---|
積立FX | 全額保護 ○ |
外貨建てMMF | 全額保護 ○ |
一般の外貨預金 | 保護対象外 × 外貨預金は、預金保険制度(ペイオフ)の対象外 |
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット5:米ドル・トルコリラなど9通貨ペアが購入可能
積立FXでの取り扱い通貨ペア取引は、以下の9種類で、最小単位から取引が行えます。
例えば、米ドルの買付であれば、1ドル単位と低価格からの取引可能です。
- 米ドル/円
- 英ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- 中国人民元/円
- 南アフリカランド/円
- トルコリラ/円
- 香港ドル/円
- カナダドル/円
トルコリラ・南アフリカランドも購入可能
スワップポイントなど高金利の通貨として人気が高い、トルコリラ・南アフリカランドなどの新興国の通貨も積立FXで取引可能できます。
初心者のおすすめ通貨は?
初心の方であれば、安定した(他の通貨)、また金利水準の高い米ドルを取引するのが良いでしょう。人民元や南アフリカランドは、高金利ですが、為替自体が大きく動くので、長期の安定運用を行いたい方には、あまりオススメできません。
このように、積立FXは、FXならでは低コストや利便性だけでなく、比較的に低リスクの通貨から高金利の通貨まで幅広い通貨の積立が可能です。皆様のリスク許容度などに応じて通貨を選んで見てください。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・メリット【まとめ】
ここまでの解説してきた「積立FX」のメリットや他サービスとの比較をまとめると、下表のようになります。FXの特徴を活かしたコストの安さ、また他商品よりも圧倒的に有利な条件で、長期運用を目的とした積立FXが行えることがわかります。
サービス | スプレッド (1米ドル) | スワップ金利 | 資産の安全性 |
---|---|---|---|
積立FX | 5銭 | 高い | 全額保護 ○ |
外貨建てMMF | 20銭〜 | 一般的な水準 | 全額保護 ○ |
一般的な 外貨預金 | 1円程度 | 低い | 保護対象外 × 外貨預金は、預金保険制度 (ペイオフ)の対象外 |
FXは、業者間の競争や取引スピードなどの革新により、他業種の外貨取引よりも、圧倒的に低コストな取引を実現しています。
その低コストなどFX取引のノウハウをフル活用し、長期の資産運用を目的とした外貨預金型商品として生まれたのが、積立FXです。そのため、外貨預金型商品としては運用効率と利便性が良い商品と言えます。
マイナス金利の導入など低金利時代が続く中、相対的に金利水準の高い外貨預金を始めようと思っている方は、本商品を選択肢の一つとして検討すると良いでしょう。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリットは?
「積立FX」良さそうなので挑戦してみたんだけど、デメリットや注意点は無いのかしら。。?
投資なので、元本保証では無い点などに注意しましょう。
- 損失が出ることも(→元本保証ではない)
- 株式や投資信託などと損益通算できない
- 「買い」のみ(売りポジションは不可)
- 特定口座に未対応
- 外貨で出金できない
- 短期的に大きく稼ぐ事はできない
→中長期の運用向け
以下、各デメリットや注意点について詳しく解説していきます。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット1:損失が出る可能性もある(元本保証ではない)
投資商品であるため、損失が発生することもあります。
日本円建ての定期預金とは違い、外貨建ての預金になるため、為替差損が生じる事があります。
例えば、米ドルを「1ドル=105円」で積み立てして、売却時の為替レートが「1ドル=100円」になった場合、日本円の換算金額が積立時よりも少なくなります。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット2:株式や投資信託と損益通算できない
株式や投資信託と損益通算ができない点もデメリットの一つです。
積立FXの所得種類は「先物取引に係る雑所得」になるため、他に保有している投資商品(株式や投資信託)と「損益通算」ができません。
損益通算とは、保有している金融商品内の利益・損失を合算できる仕組みです。
例えば、株式で儲かって、投資信託で損失が出た場合、利益と損失を合算する事が可能ですが、積立FXでは、この仕組みが活用できません。
ただし、これは他の投資商品(外貨預金・ソーシャルレンディング等)にも言えることですし、そもそも投資信託や株式などで損が出なければ関係のない話ですので、そこまで気にする事はない方が多いと思います。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット3:「買い」のみ(売りポジションは不可)
FXの場合、売りから取引を始める事が可能ですが、積立FXは、外貨を購入(買い)する事しかできません。
とは言っても、「中長期の資産形成のために、外貨を積み立てる」ことが、積立FXの利用目的になる方が多いと思うので、そこまで大きなデメリットでは無いでしょう。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット4:FX取引よりスプレッドは大きめ
外貨預金よりも、為替手数料が安い(スプレッドが小さい)積立FXですが、一般的なFXトレード業者と比較すると、スプレッドが大き目です。
例えば、積立FXの場合、米ドル/日本円のスプレッドは「1米ドルあたり5銭」ですが、通常のFX会社では「0.3銭」が主流出そう。
積立FXの場合、スプレッドは、積立(買付)時に発生します。
5銭(0.05円)と言う事で、あまり大きな金額ではありませんが、積立を行う場合「毎月積立」など、低頻度の積立設定を行うことがで「スプレッド」が最小限に抑えられます。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット5:スワップポイントの利益管理が難しい
SBI FXトレードでは、金利・スワップポイントは「評価損益」に含まれる仕組みです。
そのため、為替差損と区別して、損益を算出・管理することが、やや難しい点が一つのデメリットと言えます。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット6:特定口座に未対応
積立FXだけでなく、全てのFX取引に共通のデメリットが「特定口座」に未対応という点です。
特定口座とは、投資商品の売買内容の記録・損益の計算を証券会社が、我々投資家に代わって行ってくれる口座のことです。
「源泉徴収あり」を選択すれば、証券会社が売買記録に基づき納税を行ってくれるため、我々口座を使う投資家は確定申告を不要とすることが可能です。
株式や投資信託の取引では、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すれば、我々(個人投資家)が行うべき納税は、全て自動で行われますが、FXではできません。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット7:短期的に大きく稼ぐ事はできない
積立FXは、一般的なFXトレードではなく、中長期の外貨積立が目的の投資商品であるため、以下の2点はできません。
- 値動きに合わせてトレードできない
- レバレッジを25倍までかけられない
*積立FXはレバレッジ3倍まで
一般的なFXトレードでは、レバレッジ上限「25倍」となっていますが、積立FXの上限は「3倍」になっています。
FXトレードは、ハイリスク・ハイリターンの投資であるのに対し、積立FXはミドルリスク・ミドルリターンの投資と言えます。
中長期の資産形成が目的なので、レバレッジの低さは、そこまで気になりませんね。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット8:外貨で出金できない
FX会社や外貨預金によっては、外貨のまま「銀行口座」に出金する事が可能ですが、
積立FXでは、外貨出金は出来ません。
一度、外貨から日本円に戻して出金する必要があります。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット9:口座引き落としに対応していない
銀行口座からの自動引き落としがない点にも注意が必要です。
つまり、積立FXで投資する金額が、口座内にあるか?自分で管理する必要があります。
積立金額の不足がないか?積立日前などにチェックしておきましょう。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・デメリット【まとめ】
ここまで解説してきたように、積立FXを利用する場合は、いくつかの注意点・デメリットがありました。
- 損失が出ることも(→元本保証ではない)
- 株式や投資信託などと損益通算できない
- 「買い」のみ(売りポジションは不可)
- 特定口座に未対応
- 外貨で出金できない
- 短期的に大きく稼ぐ事はできない
→中長期の運用向け
特に、積立FXは、一般的なFXのように「短期トレード」には向いていないので、中長期で米ドルなどの外貨積立を、低コストで行いたい方が利用しましょう。
SBI FXトレード「積立FX」の評判・口コミ
次に、積立FXの口コミや評判をみていきます。
ここまで解説してきたメリット・デメリットと合わせて、積立FXを始めるか迷った際に、ご参考ください。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・口コミ1:大きくは稼げない
中長期の外貨積立が目的となるため、よりハイリスク・ハイリターンの投資を行いたい方は、株式やFX取引にシフトしているようです。
SBI FXトレード積立FXの悪い評判・口コミ2:確定申告で手間がかかる。
株式や投資信託のように、特定口座(源泉徴収あり)が選択できないため、確定申告の必要がある点は、一つのデメリットと言えます。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・口コミ1:中長期の資産形成に多くの方が利用
中長期の外貨積立・少額投資に、多くの方が利用しているようです。
少額からコツコツ積立できる点が良いですね!
SBI FXトレード積立FXの良い評判・口コミ2:キャピタル・インカムがWで狙える!
投資商品の値上がり益だけでなく、金利収入(インカムゲイン)が狙える点に注目する方も多いようです。
SBI FXトレード積立FXの良い評判・口コミ3:少額投資で始めやすい!
少額からコツコツ積立できる点も好評のようです。
少ない投資資金から始められるので、投資初心者の人も手軽に始められますね!
SBI FXトレード積立FXの口コミ・評判【まとめ】
ここまで紹介してきた積立FXの評判・口コミをまとめると、以下のようになります。
悪い評判 ・口コミ | 短期で大きくは稼げない 確定申告が手間 |
良い評判 ・口コミ | キャピタル・インカムがWで狙える 少額で始めやすい |
SBI FXトレード「積立FX」の始め方・取引方法【図解】
積立FXのはじめ方、また実際の取引法やその手順、注意点などを解説します。
SBI FXトレード積立FXの始め方1:口座開設方法・手順
それでは、積立FXの口座開設の方法を画像付きで解説していきます。
はじめに、SBI FXトレードの積立FX専用の口座開設ページへ移動します。
上記リンクをクリックすると、以下のような画面に移動します。口座開設申込みのために、少しページの下に移動(スクロール)してください。
少しページの下へ移動すると、下図のような画面が現れます。「無料口座開設はこちら」をクリックし、口座開設手続きを開始します。
手順1の最後で「無料口座開設はこちら」をクリックすると、下図のような画面に移動します。ここでは、各種同意事項を確認します。下図赤丸内のように、チェックを入れ、下方に進みます。
画面の下方へ進むと下図のような画面へと移動します。同意事項を確認後「次へ」をクリックし、先へ進みましょう。最後に、今回申し込みする口座を選択します。積立FXのみの方は「定期取引口座」、FXも両方口座開設する方は「FX取引口座及び定期取引口座」を選択してください。今回は「定期取引口座」を選びました。
手順2で「次へ」をクリックすると、以下のような画面へと移動します。ここでは、入力フォームに住所・氏名や投資歴などを記入します。はじめに、マイナンバーや本人確認書類の提出方法を決めます。
出先などでお手元に免許証やマイナンバーがない方は「メール」による提出がオススメです。紙媒体が良い方は、郵便やFAXでも良いでしょう。口座申込み後、SBI FX社からメール、または書類が送られてくるので、それに答える形で、本人確認書類などを提出します。
個人情報入力後は、職業情報の入力になります。職業種のみが必須事項となっています。
職業情報後、財務情報・投資歴・本人確認用の質問などの設定となります。年収や自己資産、投資歴などを入力します。投資目的は、積立FXの方であれば、中長期の資産運用などを選ぶと良いでしょう。
全て入力し、画面下部へ移動すると、以下のような画面となります。各種チェック事項を確認後、画面下部の「確認」をクリックし、先へ進みます。
手順4で「確認」をクリックすると、以下のような画面に移動します。ここでは、ここまでの入力事項を確認します。下図では氏名や住所が伏せられていますが、皆様の画面には、皆様の入植した情報が表示されます。
全ての入力事項の確認ができたら「この内容で申し込む」をクリックすることで、申し込みが完了します。
以上のように、入力事項を記入することで、5分程度で口座申込みが完了します。後は、本人確認書類等をはじめに選んだ方法でアップロード、もしくは送付します。
Webアップロードを選んだ方は、そのまま、本人確認書などをアップロードする流れになります。メールや郵送等を選んだ方は、メールや郵便が届くので、その内容に従って書類のアップロード、または送付を行ってください。全て終了すると、2,3営業日後、IDやログインパスワードがSBI FXトレード社から送付されてきて、すぐにお取り引きが開始できます。
SBI FXトレード積立FXの始め方2:ログイン・入金方法
口座開設が完了し、ログインIDやパスワードが届いたら、実際にSBI FXトレードの口座にログインします。
下図は、SBIFXトレードのログイン画面です。送られてきた、ログインIDとパスワードを入力し「積立FX」をクリック(タップ)すると、ログインができます。
次に、定期取引を行うための資金を口座へ入金する手順を解説します。ログインを行なうと、以下のような画面に移ります。画面上部の「入出金」タブをクリックしてください。
「入出金」タブをクリックすると、以下のような画面に移ります。画面中央左の「入金」をクリックし、入金申込みを行います。
「入金」をクリックすると、以下のような画面へ移ります。入金元の金融機関と入金金額を指定し、クイック入金を行います。クイック入金は、入金手数料無料で、SBIFX定期取引口座に入金が行えます。手数料は、SBI FX社が負担してくれます。
注意 SBI FX口座からでななく、直接ネットバンクにアクセスし、SBIFXトレード積立FX口座へ振込を行うと、ネットバンクの通常の振込手数料がかかってしまいますので、まずSBI FX口座にログインし、こちらの口座経由で入金手続きを行ないましょう。
金融機関と入金額の指定は、下図のように行います。私の場合、メインバンクが楽天銀行なので、「その他の金融機関」を選択し、入金額を5,000円としました。「次へ」をクリックし、入金操作を行います。
「次へ」をクリックすると、「その他の金融機関」を選択した場合、以下のような画面へと移動します。皆様の入金元口座(金融機関)を選択してください。
金融機関を選択すると、皆様が選択した金融機関のログイン画面に移動します。各自金融機関にログインし、入金を行ってください。入金が完了すると、以下のような画面になります。「入金確認」をご覧になり、入金額を確認してください。
SBI FXトレード積立FXの始め方3:積立・購入の手続き方法
入金が完了したところで、いよいよ、積立FX・積立の手続き方法を解説します。まずは、下図のような、皆様のページの「HOME」画面に移動してください。ここでも、預かり残高などから、入金額の確認が行えます。「HOME」タブ、横の「定期購入申込」をクリックし、購入・定期取引の申込みを開始します。
「定期購入申込」を選択すると、下図のような画面が現れます。この画面で、以下の4点を選択します。
- 購入通貨
- 1ヶ月の合計購入金額
- レバレッジ
- 取引頻度
積立FXでは、以下の6通貨の積立・運用が行えます。好みに応じて、通貨を選んでください。今回、私はメジャー通貨の中のメジャー通貨、米ドルを選択しました。日米の金利差を考えても、米ドルが無難だと考えました。
- 米ドル
- 英ポンド
- 豪ドル
- NZドル
- 人民元
- 南アフリカ・ランド
次に、1ヶ月の合計購入額を選択します。私は今回1,500円としました。皆様の投資資金に応じてお好みで決めてください。「計算」をクリックすると、皆様の選んだ通貨単位の金額も表示されます。
レバレッジも1~3倍で選択できます。今回私は、超小額の投資なので、レバレッジ3倍としました。皆様の好みに合わせて、お選びください。ちなみに、連動リスクの大きい南アフリカ・ランドや人民元はレバレッジ3倍は選べません。
最後に、以下の3つの選択肢の中から、購入頻度を選びます。毎日・毎週・毎月のいずれかの頻度で、皆様が設定した1ヶ月の合計購入額になるように定期的に自動購入しれくれます。
- 毎日(毎営業日)
- 毎週(毎週水曜日。休業日の場合、翌営業日)
- 毎月(毎月26日。休業日の場合、翌営業日)
今回、私は購入タイミングの分散・平均取得価格のバランス化を行うため「毎日」を選択しました。購入のタイミングの分散のデメリットは、毎月購入と比べて、購入の際の手数料がかさむ点です。
全ての事項の入力が終わり、「次の画面へ」(下図参照)をクリックして進みます。
「次の画面へ」をクリックすると、下図のような画面へと移動します。申込み内容を確認し「実行」をクリックすると、購入申込みが完了します。
「実行」をクリックすると、下図のような画面へと移動します。「申込内容を確認する」をクリックし、申込みが確実に行われていることを確認しましょう。
「申込内容を確認する」をクリックすると、下図のような画面へと移動します。通貨や購入タイミングなどを確認しましょう。変更や取り消しなどあれば、この画面から行えます。
このような方法・手順で、実際に積立FXを行うことができます。一度申し込みを設定していまえば、忙しいビジネスパーソンの方などでも、コツコツと外貨を積み立てることができます。
マイナス金利で円預金を行っているだけでは、運用効率が悪くなってしまいます。運用効率をあげたい方などは、一考の価値のある金融商品の一つと言えるでしょう。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問
最後に、積立FXに関する「よくある質問」とその回答をピックアップ解説していきます。
気になる箇所を確認しておきましょう。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問1:購入・積立額は?日本円も可能も?
購入金額の指定は、日本円単位と外貨通貨単位の両方が選択可能です。そのため、外貨単位に馴染みがない方でも、日本円にさえ慣れていれば、購入額のイメージがつきやすいですね。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問2:毎日・毎週・毎月など取引頻度も選択できる?
積立と聞くと、毎月行うイメージがある方が多いと思いますが、SBIFX積立FXでは、以下の3通りから購入頻度を選ぶことができます。
- 毎月
- 毎週
- 毎日
買付タイミングは、プロでも難しいので、我々のような一般人には、定期積立のような時間を分散した積立が良いですね。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問3:円高時のロスカットは?
ロスカットとは、為替の急変動などにより、含み損が一定レベルに達した時に強制決済する仕組みです。積立FXの場合、証拠金が30%以下になると、強制決済(ロスカット)されます。
ロスカットされるレートは、1ドル110円の場合、レバレッジ1倍の場合、1ドル40円程度になります。記憶に新しい所では、2011年の1ドル75円がドル円の高値となっているので、そう簡単にロスカットされることは無さそうです。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問4:確定申告・税金は?
FXで発生した利益は「先物取引に係る雑所得等」として、申告分離課税の対象となり、税率は20%(所得税15%・住民税5%)です。これに、復興特別所得税:0.315%(15%×2.1%)が加わり、合計20.315%が税率となります。
また、積立FXには、証券口座などにある「特定口座」がありませんので、基本的に確定申告が必要になります(*特定口座とは、自動的に税金が引かれる口座)。
利益が少ない場合、確定申告をしなくても大丈夫な場合がありますが、SBI FXトレードや税務署の方などに問い合わせ・確認する必要があります。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問5:そもそも外貨投資のメリット・デメリットは?
外貨投資で利益が出る仕組み・ポイントは、以下の2点があります。
- 海外の高い金利
- 円安による為替差益
以下、それぞれのポイントを詳しく見ていきます。
メリット1:海外の高い金利
日銀の金融緩和やマイナス金利により、日本では低金利が定着しており、メガバンクやゆうちょ銀行など多くの銀行で、普通預金は年率0.001%程度の水準になっています。
しかし、海外では年利2%~5%という高金利の国(オーストラリア、南アフリカなど)が存在します。日本の何万倍もの金利水準となっており、海外の高い金利を利用することで、資産を長期的に増やしていくことが可能です。
【例】金利の違い・比較
- 国内で100万預金(金利0.001%)⇒1年後10円の利息
- 外国Aで100万預金(金利2%)⇒1年後2万の利息
このように、高金利の外貨に投資することで、1年でも円預金と比べて高い利回りを達成することができます。さらに長期で保有すれば、複利効果により、資産形成スピードが多く変わってきます(金利の力恐るべし)。
メリット2:円安による為替差益
外貨投資で利益が出る2つめのポイントに「為替差益」があります。外貨から日本円に戻す時に、日本円を外貨にした時と比べて、円安になっていれば、その分の利益が発生します。
【為替差益の例】105万円を外貨投資した際の為替差益の例
- 購入時(1ドル105円):105万円 ⇒ 1万米ドル購入
- 売却時(1ドル120円):1万米ドル ⇒ 120万円
このように、外貨投資商品の売却時に、購入時よりも円安(円の価値が外貨に対して下落する)が進んでいれば、その差分の利益が発生します。
そのため、外貨投資では、「金利」と「為替差益」の両方、ダブルで利益を狙うことが可能です。
デメリットとして、投資商品売却時に円高となっている場合、投資損が発生することもありますが、そもそも外貨は高利回りなので、トータルでは利益をあげることが十分期待できます。
また、米ドルなどの安定通貨を選ぶことで、為替リスクを低減することも可能です。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問6:外貨投資商品の選び方・ポイントは?
外貨投資の商品を選ぶ上のポイントは、以下の3点があります。
- 投資コスト
- 利便性
- 安全性
外貨投資では、円と外貨を取引する際に為替手数料がかかります。この手数料(投資コスト)が低い商品を選ぶことで、投資パフォーマンスの確実な向上が望めます。
投資の利便性も重要です。働きながらでも、定期的に自動積立ができる商品を選ぶことで、手間を省いた投資を行うことが可能です。また、預金保険制度(ペイオフ)の対象になっているか否かも、資産の安全性という意味で非常に、重要となります。
ちなみに、FXのブローカー比較やレビューはAskTraders(外部リンク)等が参考になりますので、気になる方はご参考ください。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問7:積立FXと外貨預金の違いは?【比較】
外貨預金は、昔から知名度の高い外貨投資の一つで、積立FXと同様に、外貨投資特有の2つの特徴があります。
- 円預金よりも高金利
- 円安が進めば、為替差益が見込める
- 流動性が悪い
- 為替手数料が高い
- ペイオフ対象外(外貨預金が保護されない)
以下、各項目について「積立FX」と比較しながら解説していきます。
積立FXと外貨預金の詳しい比較・違いを見る
為替手数料が高い
外貨預金は、円から外貨へ替える際の為替手数料が高く設定されていることが多い投資商品です。場合によっては、1ドルあたり数円の手数料がかかることもあり、5銭以下の手数料の「積立FX」と比べで、かなり手数料が高いです。
投資コストは、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させますので、低コストの外貨投資商品を選ぶことが重要です。
ペイオフ対象外(外貨預金が保護されない)
外貨預金は「預金」という言葉がついていることもあり、「安心」「安全」というイメージを持っている方が多いかもしれません。しかし、実は、ペイオフ対象外となっており、資産保全に不安がある商品です。
極端な話をすれば、銀行が倒産した場合に0円になる可能性があります。0円というのは極端な例ですが、元本が削られる可能性があります。
一方、積立FXは信託保全されているため、取引業者が破綻しても全額が保護されます。
流動性が悪い
外貨預金の場合、高い金利の預金は、ほぼ全てが定期預金となります。つまり、一度預けてしまうと、満期までお金を引き出すことができません。数ヶ月、長ければ数年単位で、お金を預金口座に預けておかなくてはいけません。
一方、積立FXは、FX取引のようにいつでも市場で取引(買付・売却)が可能なため、流動性のリスクも低くなっています。
このように、積立FXは、高金利の運用が可能なうえ、為替差益も狙えます。また、為替手数料が格段に安く(1ドルあたり0.05円程度)、またいつでも取引ができるため流動性も高くなっています。
さらに、ペイオフの対象となっているため、資産面の安全性もあります。皆様の生活スタイルに合わせて、小額自動積立も可能ですので、長期の外貨運用には最適の商品と言えます。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問8:積立FXと外貨MMFの違いは?【比較】
外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド:エムエムエフ)とは、商品の正確は外貨預金に似ていますが、名前の通り投資信託(ファンド)の一種です。
外貨という事で、積立FXや外貨預金のように、外貨投資特有の以下のメリットがあります。
- 為替手数料が安い
- 資産の安全性(ペイオフ対象)
- 一般的に、外貨預金より高利回り
- 少額から投資ができる
- 購入や解約がすぐにできる(流動性がある)
以下、それぞれの点について詳しく見ていきます。
外貨MMFと積立FXの詳しい比較を見る
為替手数料【比較】
外貨MMFの為替手数料(円と外貨の取引を行う際にかかるコスト)は、外貨預金と比べて安いケースがほとんですが、積立FXの方の「1米ドルあたり5銭(0.05円)程度」よりは割高になっています。
- 積立FX:1米ドルあたり5銭(0.05円)程度
- 外貨MMF:1米ドルあたり20銭(0.2円)程度
- 外貨預金:1米ドルあたり1円程度
*任意抽出したデータとなっております。あくまで目安とお考えください。
為替手数料に関しては、やはり「積立FX」が最も安くおすすめです!
資産の安全性
外貨MMFは、預金保険制度(ペイオフ)対象商品です。外貨MMFを購入している証券会社が、万が一破綻しても、外貨建てMMF資産は全額保護されます。
そのため、信託保全されている「積立FX」と同様に、資産の安全性が高い商品と言えます。
一方、意外かもしれませんが、外貨預金はペイオフ対象外で、銀行が破綻した場合、元本が保護されません。
資産の安全性に関しては、「積立FX」「外貨MMF」とほぼ同程度と言えます。
少額から投資可能
外貨MMFは、1,000円など小額から投資が行える点も魅力の一つです。
外貨定期預金は、10万円以上〜などの銀行が多いので、はじめて投資を行う方などには、若干ハードルが高いですが、外貨MMFは、お小遣い程度の小額で投資を行えるため、経験の浅い方や外貨投資に不安を感じる人でも、気軽に始めることができます。
流動性がある(購入・解約がすぐできる)
外貨預金と比べて流動性が高い点も、外貨MMFのメリットの一つです。
外貨定期預金の場合、出し入れの時期や期間に制限があるため、急に資金が必要になった時など、不便を感じることがあります(外貨普通預金は出し入れは簡単ですが、基本利回りがとても低い)。それに対して、外貨MMFは、好きな時にいつでも購入や解約の申込みを行うことができます。
SBI FXトレード積立FXのよくある質問9:外貨投資のおすすめは?【ランキング】
ここまで「積立FX」を中心に、外貨預金・外貨MMFについて解説してきましたが、どの金融商品が外貨投資として初心者の方などに幅広くオススメできるか?ランキング形式で解説します。
1位:積立FX
長期の安定外貨運用を目指す方のために開発された外貨投資商品です。
外貨預金や外貨MMFよりも手数料が安く、自動積立も小額から行うことができます(必要であればレバレッジも可能)。また、ペイオフの対象ともなっており、優位性と安定性を兼ね備えたサービスです。
そのため、私も外貨投資として本商品を利用しています。ドルコスト平均法により自動積立ができるので、忙しいビジネスパーソンの方にもオススメです。
2位:外貨MMF
株式や投信と損益通算できるメリットがありますが、手数料・コスト面では「積立FX」に劣ります。定期的な積立購入が可能な証券会社が少ないこと等もあり、個人的には、先に紹介した積立FXがオススメとなります。
3位:外貨預金
外貨投資と言われて、最初に「外貨預金」が思いつく方が多いと思います。しかし、外貨預金は、以下の理由から、定期外貨積立と比べて、あまり良い商品とは言えません。
- 為替手数料が高い
- 金利が低い
- ペイオフの対象でない
他外貨投資商品と比べて、円と外貨の両替にかかる為替手数料が高く、金利水準が低い点がデメリットです。
また、ペイオフの対象外となっているため、極端な銀行が破綻すれば、価値が0円となってしまうこともあります(積立FX、外貨MMFはペイオフ対象!)。
SBI FXトレードの評判・口コミ【まとめ】積立FXがオススメ!
積立FXの特徴、メリット・デメリットをまとめると、下表のようになります。
- 為替手数料(スプレッド)が、安い
- レバレッジを1倍~3倍の範囲で選択可能
- 積立は、毎月・毎週・毎日から選択が可能(時間の分散ができる!)
- 金利(スワップポイント)が、高水準
- 取引業者が破綻しても、全額保護
- 損失が出ることも(→元本保証ではない)
- 株式や投資信託などと損益通算できない
- 「買い」のみ(売りポジションは不可)
- 特定口座に未対応
- 外貨で出金できない
- 短期で大きく稼ぐのは不可→中長期の運用向け
このように、SBIFXトレードのは、FX取引の特徴を活かした画期的な新商品です。
ドルコスト平均法を利用して、定期的にコツコツと外貨をつみたてることができます。他外貨預金型商品と比べて、コスト・利便性も圧倒的に優れており、オススメできる商品です。
「運用効率を上げたい」、また「日本円以外の資産を持ちたい」という方は、この機会に、SBIFX積立FXを利用した外貨定期預金の検討してみると良いでしょう。