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投資信託(インデックスファンド)のオススメは?手数料やパフォーマンスを選び方から徹底比較– category –

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本記事では、投資信託の仕組みや特徴、メリット・デメリットを解説していきます。

また、投資信託の選び方・基準、最新の人気・注目ファンドなど投資信託について網羅的に解説していきます。

投資信託とは?【基礎編】

はじめに、投資信託の仕組みや特徴、メリット・デメリット等を解説していきます。

仕組み・特徴

投資信託とは、投資・運用の専門家(運用会社等)が、我々個人に代わって、株式や債券、また不動産などを運用してくれる金融商品です。

投資信託の仕組み
引用元:投資信託協会-そもそも投資信託とは?

専門家の方に運用を任せることができるので、我々は投資の経験・知識がそれほど無くても、比較的スムーズに投資を始めることができます!

投資信託のメリット

ここまで解説してきたように、投資信託は、我々が預けた資金をそのような仕組み・特徴があるため、投資信託には、主に以下の2つのメリットがあります。

投資信託のメリット
  • 小額から投資が可能
  • リスクを抑えた分散投資が可能

以下、それぞれのメリットを詳しく見ていきます。

小額から投資ができる

投資信託の第一のメリットは「小額から投資ができる」点です。多数の方から集めた資金で運用を行うため、一人の投資額は小さくて済みます。

株式の個別銘柄に投資する場合、最低でも10〜100万円程度の資金が必要となりますが、投資信託なら1万円から、また証券会社によっては、500円から積立が行えます。

リスクを抑えた分散投資が可能

投資・資産運用の基本は「分散投資」です。1つの株式(企業)に資産の全てを集中投資した場合、その企業に悪いニュースがあれば、株価が一気に下がり、資産も大きく減りますが、何社にも分散投資を行えば、一銘柄あたりの下落の影響は、少なくなります。

投資信託は、多くの方から集めた資金で、たくさんの株式や債券に分散投資しています。そのため、投資信託を1本購入するだけでも、株式を1銘柄購入する場合と比べて、圧倒的な分散効果が期待でき、資産変動リスクを抑えることができます。

このように、投資信託を利用することで、運用の専門家に投資を任せることができるだけでなく、小額の投資から分散投資が行えます。投資信託を利用することで、株式などを自分で一銘柄ずつ購入するよりも、資金・運用の面で大きくハードルを下げて、投資行うことができます。

注意点・デメリットは?

ここまで解説してきたように、非常に便利で、初心者の方であっても投資が始めやすい投資信託ですが、商品のデメリットは無いのでしょうか?

商品の仕組みは理にかなっていますが、敢えてデメリットを挙げるとすれば、手数料がかかる点です。株式の個別銘柄を保有する場合、保有中に手数料はかかりませんが、投資信託は保有中に信託報酬(管理費など)が発生します。

ただし、投資信託は、株式と違い、購入手数料無料(ノーロード)のものも多く、信託報酬が年率換算で0.1%台と超低コストのものもあるので、選び方次第では、そこまで手数料は気にならなくなります。

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投資信託の特徴が分かった所で、投資信託の選び方、さらにその選び方を元に「オススメの投資信託」も解説して行きます!

投資信託の選び方・手順

投資信託の選び方を解説する前に、ファンドを選ぶ手順・流れについて簡単におれておきます。

投資信託の選び方・手順
  1. 投資方針・資産配分を決める
  2. 各資産毎に該当ファンドを選ぶ
    (基準:ベンチマークとの乖離、信託報酬、実質コストなど)

投資信託を選ぶには、まず投資方針・資産配分を決定する必要があります。

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投資方針・資産配分が決まらないと、必要な投資信託を絞れないので、まず始めに「資産配分(アセットアロケーション)」まで決めましょう!

資産配分が決定したら、その資産配分に応じて、適切なファンドを選ぶ手順になります。

以下、各ステップ毎に、ファンドを選ぶ基準を中心に選び方のポイントを解説して行きます。

投資信託を選ぶ前に重要な運用方針の決定

事前準備が必要|投資信託を選ぶ手順・流れ

自分に合った投資信託を選ぶ前に重要になるのが「運用方針(インデックス運用か?アクティブ運用か?)の選択」と「資産配分(アセットアロケーション)の決定」です。

投資信託を選ぶ事前準備
  1. インデックス・アクティブ運用を選ぶ
  2. 資産配分(アセットアロケーション)を決定
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投資成績・パフォーマンスの8〜9割は、資産配分(運用方針を含む)で決まると言われているので、投資信託を決める前に「運用方針」と「資産配分」を決定しましょう!

投資パフォーマンスと資産配分の関係は、1986年の論文「Financial Analysts Journal-Determinants of Portfolio Performance II: An Update」で言及されて以降、様々なグループや機関によって研究されています。

1986年、ゲイリー・P・ブリンソン(Gary P. Brinson), ランドルフ・フード(L. Randolph Hood)、 SEIのギルバート・L・ビーバウアー(Gilbert L. Beebower) (以下BHB)らは、1974年から1983年までにおける91の大型年金基金のアセットアロケーションに関する研究を発表した。[15] BHBらは、年金基金の、株式、債券、現金同等物の選択内容を、それぞれ対応する市場インデックスへ置き換えた。 その結果、四半期リターンでは、インデックス(ベンチマーク)へ置き換えたほうが、年金基金の実際の選択内容よりも高かった。 また、双方は線形相関で平均決定係数93.6%を測定した。 1991年の、ブリンソン、シンガー(Singer)、ビーバウアーらのフォローアップ研究では、平均決定係数91.5%を測定した。研究の結論としては以下を述べた。[16]

個々の結果は大きく異なるものの、一般的には投資成績と投資行動の間に 正の相関関係を見つけることは困難だった。たとえば、ベンチマークよりも多いリターンは、アクティブ運用のレベルとは無関係のように見えた。
マネージャーは債券と現金のベンチマークよりも、株式のベンチマークを上回ることが困難と思われた。年金基金のポートフォリオにおいて、より多くの利益貢献が債券と現金からあった。
資産配分についてのこれら過去の研究結果は、今後の投資判断、とくにリスクの取り方について役立つと思われる。

引用元:Wikipedia-アセットアロケーション

資産配分が決まったら、その資産配分に合うように適した投資信託を選ぶ流れになります。

以下、各ステップ・項目について、解説していきます!

インデックス運用か?アクティブ運用か?

投資・資産運用には、大きく分けて「インデックス運用」と「アクティブ運用」の2種類の運用手法があります。

投資信託も、運用手法に応じて「インデックスファンド」「アクティブファンド」の2種類があり、運用方法を決定する事で、どちらのファンドを選べば良いか?が決まります。

インデック運用とは、日経平均株価やTOPIX、NYダウやS&P500などの株価指数(index:インデックス)に連動した投資成績を目指す運用手法です。

これに対して、アクティブ運用は、インデックス(株価指数や債券指数)を上回る投資成績を目指す運用手法です。

2種類の運用手法
  • インデックス運用:TOPIX等の指数に連動する運用法
  • アクティブ運用:指数を上回る投資成果を目指す運用法

これまでの説明を聞くと、「指数を上回る投資成果を目指す『アクティブ運用』が良いのでは?」と思われる方が多いかもしれません。

しかし、実際は、「アクティブファンドの約8割は「インデックスファンド」に勝てない!」点や「アクティブファンドは手数料が高い」等の事実から、インデックス運用(インデックスファンド)がオススメになります。

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項目インデックスファンドアクティブファンド
目的市場平均(TOPIX等の株価指数)と
同等のパフォーマンスを上げる
独自の調査・分析で、市場平均を
上回るパフォーマンスを目指す
手数料購入手数料無料がほとどんど。
信託報酬が0.1%台も多数
→割安
調査・分析費用などの余分なコスト→割高な傾向
パフォー
マンス
TOPIXやS&P500等の指数と
ほぼ同等の成績
インデックスに負ける事が多い
→長期だとより明確
利便性いずれも投資信託として利便性は同じ
自動積立が最低100円から可能
分配金の自動再投資が可能
いずれも投資信託として利便性は同じ
自動積立が最低100円から可能
分配金の自動再投資が可能
アクティブ・インデックファンドの比較

インデックス運用は、投資パフォーマンスや手数料の他にも、国際分散投資が出来るなど、中長期の資産運用に大きなメリットがあります。

インデックスファンド・アクティブファンドの比較・解説は、以下の記事をご参考ください。

インデックスファンドとは?特徴・メリット

インデックスファンドとは、日経225やTOPIX、ダウなどの株価指数(または債券指数)と同じ投資成果を目指す投資信託(ファンド)です。

後で紹介するネット証券を利用すれば、購入手数料無料(ノーロード)で、小額(最低100円から)から購入できる等、低コストかつ利便性の良い金融商品として注目されています。

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メリット内容
パフォーマンス市場の平均的な投資成果をあげられる
手数料の安さほとんどが購入手数料無料(ノーロード)
アクティブファンドと比べて信託報酬が安い
利便性ファンド1本で全世界への
様々な資産へ分散投資が可能
インデックスファンドのメリット

インデックスファンドの特徴は、低コストで世界の様々な株式・債券市場に分散投資できる点です。一般の方で世界の数千の銘柄を購入・管理することは、ほぼ不可能ですが、インデックスファンドであれば、指数を選ぶだけで低コスト分散投資ができます。

また、指数よりも高いパフォーマンスを上げることを目的とした投資信託「アクティブファンド」がありますが、高い手数料を払っても、指数を上回るパフォーマンスを上げ続けるファンドは少なく、そのファンドを投資初心者の方が選び抜くのは困難と言えます。

インデックスファンドの特徴は、低コストで世界の様々な株式・債券市場に分散投資できる点です。一般の方で世界の数千の銘柄を購入・管理することは、ほぼ不可能ですが、インデックスファンドであれば、指数を選ぶだけで低コスト分散投資ができます。

インデックスファンドのデメリット・ETFとの比較

利便性が高く、低コストなインデックスファンドですが、敢えて挙げるとすれば、以下のようなデメリットがあります。

インデックスファンドのデメリット
  • 購入時に価格が、すぐわからない
  • ETF(上場投資信託)と比べて信託報酬がやや高め
    ⇒ ただし、最近の手数料改定でインデックスファンドが優勢!

基本的に、インデックスファンドの購入時の価格は、日本の資産(株式・債券・REIT等)に投資するファンドは注文日の夜、また外国資産に投資するファンドは、次の日の夜にファンドの購入価格が決まります。そのため、注文時の価格と購入価格に差が出ることがあります。しかし、大抵の場合、長期投資の視点にたてば、その差は微々たるものと言えます。

また、株式市場に上場しているインデックスファンド「ETF」と比べた場合、ETFの信託報酬が安い場合があります。しかし、ETFの場合、買付・積立・再投資などを毎回自分でやらなくてない点や金額指定でなく株数単位で購入しなければいけないなど、手間がかかります。

インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

インデックスファンドとETFの違いとは?特徴や使い方など比較・解説

資産配分(アセットアロケーション)を決定する

運用方針(インデックス or アクティブ)が決まったら、資産配分(アセットアロケーション)を決定します。

アセットアロケーションの同義語として「ポートフォリオ」という言葉が使われる事があります。

同じ意味として使われている方が多いですが、厳密には資産配分が「アセットアロケーション」、銘柄の比率を表すのが「ポートフォリオ」となります。

アセットアロケーション(資産配分)の例
ポートフォリオの例:アセットアロケーションを基に作成した銘柄構成比率・配分
ポートフォリオとアセットアロケーションの違い

上の図は、私が実際に松井証券「投信工房」で運用しているアセットアロケーション、およびポートフォリオです。

国内株式や先進国株式を比率を表す円グラフ(資産配分)が「アセットアロケーション」で、各資産クラス毎の実際の投資信託の銘柄の比率を表した物がポートフォリオになります。

資産配分を決定するには、(1)リスク許容度を決める、(2)(1)で決定したリスク内でリターンを最大化する配分を決める、の流れになります。

資産配分の決定プロセス
  1. リスク許容度を決める
  2. 決めたリスク内で、リターンを最大化する資産配分比率にする

「資産配分を決めるのが面倒くさい!」という方は、

ロボアドバイザーを利用するのもオススメです!
いくつかの質問に答える事で、その人に合った「オーダーメイド」の資産配分を決定してくれます。

また、ウェルスナビを利用すれば、資産配分毎のファンドの購入・積立、さらにリバランス等も全自動で行ってくれます。
ある程度、手間をかけてでも手数料を安くしたい方は「投信工房」の利用もオススメです。

ここまで解説した「運用方針の決定」「資産配分の決定」が完了したら、資産配分に沿って、各資産クラスのファンドを選ぶ手順になります。

以下、各資産クラスのインデックスファンドを決める際に重要な「投資信託の選び方」について解説していきます。

インデックスファンドの選び方

投資信託(ファンド)を選ぶ際に重要になるポイントは、ズバリ「投資信託とベンチマーク(インデックス)のパフォーマンスの乖離」です。

インデックスファンドを選ぶ際に重要なポイント
  1. ベンチマークとの乖離
  2. 購入手数料、手数料
  3. 実質コスト
  4. 純資産総額

ファンドの手数料(信託報酬・実質コスト)や純資産総額も重要ですが、それらの要素を全て「ひっくるめて」評価できるのが「ベンチマークとファンドのパフォーマンス乖離」になります。

以下、各項目について、比較ポイント・詳細を順を追って解説していきます!

ベンチマークとの乖離を確認

最も優秀なインデックファンドは、ベンチマークと完全に一致する投資パフォーマンスを出すファンドです。

ベンチマークとは、インデックスファンドが連動する株価指数・債券指数などのインデックスの事。

例えば、ニッセイTOPIXインデックスファンド等の「TOPIX連動型」の場合、ベンチマークは「TOPIX」。

実際は、インデックスファンドの手数料(信託報酬:保有中にかかる手数料)などにより、ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも若干悪くなります。

そのため、信託報酬が安く、純資産総額が多いファンドが、ベンチマークの乖離が少ない傾向にあります。

  • 優秀なインデックスファンドはベンチマークとの乖離が少ない
  • 低コストで純資産総額が多いファンドを選ぶ!

購入手数料・信託報酬

インデックスファンドの投資パフォーマンスを下げる(ベンチマークとの差が拡大する)一番の要因が「手数料」です。

投資信託の手数料には、投資信託の保有中にかかる「信託報酬」と売買時に発生する「購入手数料・信託財産留保額」の2種類があります。

投資信託にかかる手数料
  • 購入手数料:買付・積立時に発生
  • 信託報酬:ファンド保有時に発生
  • 信託財産留保額:売却時に発生

ほとんどのインデックスファンドの場合、購入手数料や信託財産留保額は「無料」なので、信託報酬の安さが重要になります。

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迷ったら、信託報酬が一番安いインデックスファンドを購入すれば良いでしょう!

実質コスト・隠れコスト

実質コスト・隠れコストとは、上記で解説した購入手数料・信託財産留保額・信託報酬の他に、投資信託を運用する上で必要な経費です。

売買委託手数料や有価証券取引税、保管費用、監査費用などがあり、目論見書では「その他・費用」と記載されています。

海外資産(株式・債券・REITなど)クラスのファンドでは、信託報酬並みに高い事があるためチェックが必要。

「なぜ隠れコストというの?」かと言うと、売買委託手数料や有価証券取引税、保管費用、監査費用などは事前に費用が分からないため、年1回の決算書で報告されるためです。

例えば、株式型のファンドの場合、ファンド内の銘柄の売買手数料(売買委託手数料)は、取引回数などによって変わるため事前には分かりません。

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隠れコスト・実質コストは、毎年出るファンドの決算書を見てチェックしましょう!

隠れコスト・実質コストの確認方法

次に、ファンドの実質コスト・隠れコストの確認方法について解説して行きます。

投資信託の実質コストは、各ファンドの「運用報告書」から確認可能。そして、運用報告書は、各ファンドの運用会社、または証券会社から確認できます。

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私自身は、投資信託の購入・保有を行う楽天証券のHPから、各ファンドの「運用報告書」をチェックしています。

→ 投資信託の運用は「楽天証券」がオススメな3つの理由

楽天証券のeMAXIS Slim米国株(S&P500)の表示画面
画面下部「運用報告書」をクリック|楽天証券ログイン画面

楽天証券で運用報告書を見る手順

STEP
楽天証券にログイン

楽天証券にログインし、保有銘柄や検索窓からお目当てのファンドを選択する

STEP
ファンドページへ

ステップ1で選択したファンドのページに移動したら、画面下部にスクロール

STEP
運用報告書をクリック・タップ

「運用報告書」のリンクをクリック・タップ。

閲覧リンクをクリック|楽天証券ログイン画面
交付運用報告書をチェック|楽天証券ログイン画面
STEP
手数料明細をチェック

運用報告書の手数料明細を確認する。通常、数ページ目以降にある。

手数料明細から信託報酬・実質コストを確認

以下の図は、eMAXIS Slim先進国株インデックスの直近の「運用報告書」の一部を抜粋したものです。

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1万口あたり「信託報酬14円(0.0117%)」に対し「合計23円(0.193%)」が発生しています。そのため、隠れコストは「9円(0.0076%)」になります。

eMAXIS Slim先進国株式インデックスのコスト
  • 信託報酬:0.0117%
  • 隠れコスト:0.0076%
  • 合計(実質コスト):0.193%

このように、ファンド運用期間中に発生する実質コストは、信託報酬よりも高くなる傾向にあるため、ファンドの手数料は「実質コスト」を比較する必要があります。

実質コストの比較

それでは、実際に信託報酬、および実質コストの比較を行って行きます。

以下の図は、主要な先進国株式型インデックスファンドの信託報酬・実質コストを比較した表です。

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ファンド名信託報酬実質コスト
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.0924%0.167%
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.0930%0.143%
たわらノーロード先進国株式0.0999%0.122%
iFree外国株式インデックス0.19%0.231%
i-SMTグローバル株式インデックス0.19%0.233%
Smart-i先進国株式インデックス0.20%0.367%
信託報酬・実質コスト比較
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実質コストを見ると、信託報酬が最も安い「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」よりも「たわらノーロード先進国株式」の方が、安い事が分かります。

このように、ファンドのパフォーマンスが、ベンチマークを下回る大きな要因である手数料は、実質コストの違いを見ることが重要になります。

純資産総額

純資産総額とは、ファンドに組み入れられている「資産(株式や債権など)」や「現金」の総額です。

ファンドの規模を表し、一般的に純資産総額が大きい、または増加傾向である事が、安定したファンド運用に重要です。

純資産総額のチェックポイント
  • 純資産総額は大きいか?
  • 増加傾向であるか?

純資産総額が少ない(数十億円程度など)と、ベンチマークと同じ構成比率で銘柄の購入ができなかったり、大口の投資家の解約などにより、思わぬパフォーマンス悪化(最悪の場合「繰り上げ償還」)になる場合があります。

また、純資産総額が増加傾向であれば、中長期の投資家が安定的に購入している事になり、ファンドの安定感が増します。

以下の図は、eMAXIS Slim先進国株式インデックスの純資産総額の推移を表しグラフです。

eMAXIS Slim先進国株式の純資産総額の推移
eMAXIS Slim先進国株式の純資産総額の推移
参考:三菱UFJ国際投信

着実な増加傾向にあり、安定的なファンド運用が可能である事を示唆します。

投資信託(インデックスファンド)の選び方【まとめ】

ここまで解説したきたように、投資信託(インデックスファンド)を選ぶ上で重要なポイントは「ベンチマークとの乖離の少なさ」でした。

基本的に、ベンチマークとの乖離は、投資信託の手数料(信託報酬・実質コスト)に起因する事が多いため、ファンドの安定(純資産総額)と合わせて比較する事が重要になります。

インデックスファンドを選ぶポイント
  • ベンチマークとの乖離は少ないか?
  • 信託報酬・実質コストは安いか?
  • 純資産総額は大きいか?増加傾向か?

以下、これらのポイントを踏まえて、各資産クラス(アセットクラス)別に、インデックスファンドの比較・検証を行います。

日本株式(日経平均株価・TOPIX)クラスのインデックスファンド

はじめに、日本株式クラスへの投資を目的としたインデックスファンドを「TOPIX型」「日経平均株価型」に分けて解説していきます、

TOPIX型インデックスファンド一覧

日本の株式市場の動向を表す株価指数には、いくつかの指標がありますが、まず、構成銘柄が多く分散性に優れたTOPIX(東証株価指数)をベンチマークとするインデックスファンドから見ていきます。

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ファンド名日本株
ニッセイTOPIXインデックスファンド0.159%
eMAXIS Slim国内株式インデックス0.159%
i-SMT TOPIXインデックス0.17%
Smart-i TOPIXインデックス0.17%
たわらノーロードTOPIX0.18%
つみたて日本株式(TOPIX)0.18%
iFree TOPIXインデックス0.19%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS0.19%
野村インデックスファンド・TOPIX0.40%
eMAXIS TOPIXインデックスファンド0.40%
SMT TOPIXインデックス・オープン0.37%
日本株式インデックスe0.37%
TOPIXをベンチマークとするインデックスファンド

注目ファンドは、購入手数料無料(ノーロード)のeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)です。ニッセイTOPIXインデックスファンドiFree TOPIXインデックス等を抑えて、最安コストとなっています。

以下、各ファンド毎に詳しく解説していきます。

i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)

i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)は、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)のデータ・まとめ
  • ベンチマーク:TOPIX(配当含まない)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.17%(実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(10月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2018年1月12日)
  • 信託財産留保額:無し

日経平均株価(日経225)型インデックスファンド

次に、日本の主要225企業から構成される日経平均株価(日経225)をベンチマークとするインデックスファンドを見ていきます。

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ファンドシリーズ日本株
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)0.159%
ニッセイ日経平均インデックスファンド0.169%
野村つみたて日本株投信0.17%
i-SMT日経225インデックス0.17%
Smart-i日経225インデックス0.17%
つみたて日本株式(日経平均)0.18%
iFree日経225インデックス0.19%
日経225インデックスe0.19%
たわらノーロード日経2250.195%
SMT日経225インデックス・オープン0.37%
i-mizuho国内株式インデックス0.38%
野村インデックスファンド・日経2250.40%
eMAXIS日経225インデックス0.40%
日経225をベンチマークとするインデックスファンド

注目ファンドは、購入手数料無料(ノーロード)のeMAXIS Slim国内株式(日経平均)です。ニッセイ日経平均インデックスファンドiFree日経225インデックス等を凌ぎ、最安コストとなっています。先に紹介したeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)と同じ信託報酬となっています。

以下、各ファンド毎に詳しく解説していきます。

i-SMT日経225インデックス(ノーロード)

i-SMT日経225インデックス(ノーロード)は、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど、東証1部に上場する約225銘柄から構成されています。

i-SMT日経225インデックスのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:日経平均株価
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.17%(実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(10月20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年11月24日)
  • 信託財産留保額:無し

JPX日経400型インデックスファンド

最後に、高ROEなど収益力の高い400社から構成されるJPX日経400インデックスをベンチマークとするインデックスファンドを見ていきます。

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ファンドシリーズ信託報酬(税抜)
ニッセイJPX日経400インデックスファンド0.195%
iFree JPX日経400インデックス0.205%
SMT JPX日経インデックス400・オープン0.370%
野村インデックスファンド・JPX日経4000.400%
eMAXIS JPX日経400インデックス0.400%
JPX400をベンチマークとするインデックスファンド

注目ファンドは、購入手数料無料(ノーロード)のニッセイJPX日経400インデックスファンドです。iFree JPX日経400インデックスを抑えて、最安コストとなっています。年率0.2%を切るの手数料なので、TOPIX以外の投資先を考えている方の選択肢の1つとなります。

コストは、投資家への確実なマイナスリターンとなりパフォーマンスを悪化させるので、コストの安いファンドを選んで、相対的なパフォーマンス向上を目指しましょう。

先進国(海外・外国)債券インデックスファンドの比較・一覧

先進国(海外・外国)への投資を目的としたインデックスファンドには、以下のものがあります。

EXE-i先進国債券ファンド以外は、全てシティ世界国債インデックス(除く日本)がベンチマークとなっています。

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ファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
ニッセイ外国債券インデックスファンド0.17%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
eMAXIS Slim先進国債券インデックス0.17%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
iFree外国債券インデックス0.18%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
たわらノーロード先進国債券0.20%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)0.20%シティ世界国債インデックス
(除く日本、為替ヘッジ)
三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.21%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
EXE-i先進国債券ファンド0.44%シティグループ世界BIG債券
インデックス
外国債券インデックスe0.50%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
SMTグローバル債券インデックス・オープン0.50%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
野村インデックスファンド・外国債券0.55%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
eMAXIS先進国債券インデックスファンド0.60%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
先進国(海外・外国)債券インデックスファンド一覧

注目ファンドは、信託報酬が一番安いeMAXIS Slim先進国債券インデックスです。

投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ただし、円安や円高など為替の影響を受けたくないという方は、為替ヘッジ型で最も信託報酬が安い、たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)も選択肢の1つとなるかもしれません。

国内リート(J-REIT)

国内リート(REIT)ファンド・ETFの比較・ランキング|おすすめは?

次に、国内REIT市場への投資を目的としたインデックスファンドについて解説していきます。

国内REIT市場への投資を目的としたインデックスファンドには、以下のものがあり、全てのファンドのベンチマークが東証REIT指数(配当込み)となっています。

スクロールできます
ファンド名信託報酬
(税込)
eMAXIS Slim国内リートインデックス0.1870%
Smart-i Jリートインデックス0.1870%
ニッセイJリートインデックスファンド0.2750%
たわらノーロード国内リート0.2750%
三井住友・DC日本リートインデックスファンド0.2750%
iFree J-REITインデックス0.3190%
iシェアーズ国内リートインデックス0.3685%
SMT J-REITインデックス・オープン0.4400%
野村インデックスファンド・J-REIT0.4400%
eMAXIS国内リートインデックス0.4400%
東証REIT指数をベンチマークとするインデックスファンド

注目ファンドは、信託報酬が一番安いeMAXIS Slim国内リートインデックスです。

投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

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以下、各ファンド毎に詳しく解説していきます。

iFree J-REITインデックス

iFree J-REITインデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他国内REITファンドとの比較も

iFree J-REITインデックスは、iFreeシリーズのファンドの1つで、国内不動産市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

iFree J-REITインデックスのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:東証REIT指数(配当込み)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.310%(実質コスト:0.316%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(9月15日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年9月8日)
  • 信託財産留保額:無し

eMAXIS国内リートインデックス

eMAXIS国内リートインデックスとは?利回りや分配金、実質コストの評価・比較

eMAXIS国内リートインデックスは、国内の不動産市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとしており、オフィスビルや商業施設・物流、住宅などを投資対象とする不動産投資信託に分散投資が行えます。

サイト管理人

eMAXISシリーズは、インデックスファンドの老舗シリーズですが、より低コストの「eMAXIS Slimシリーズ」の利用がオススメです!

eMAXIS国内リートインデックスのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:東証REIT指数(配当込み)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.40%(実質コスト:0.41%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2009年10月28日設定)
  • 信託財産留保額:無し

海外・先進国リートクラスのインデックスファンド

外国REIT市場への投資を目的としたインデックスファンドには、以下のものがあります。

ベンチマークは、先進国の不動産市場だけが投資対象となるS&P先進国リート指数と、先進国と新興国両方が対象となるS&PグローバルREIT指数の2種類があります。

スクロールできます
ファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
eMAXIS Slim先進国リートインデックス0.22%S&P先進国リート指数
Smart-i先進国リートインデックス0.22%S&P先進国リート指数
たわらノーロード先進国リート0.297%S&P先進国リート指数
三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.297%S&P先進国リート指数
ニッセイグローバルリートインデックスファンド0.297%S&PグローバルREIT指数
iFree外国REIT(リート)インデックス0.341%S&P先進国リート指数
EXE-iグローバルREITファンド0.343%S&Pグローバルリート指数
たわらノーロード先進国リート
<為替ヘッジあり>
0.385%S&P先進国リート指数
(為替ヘッジ)
iシェアーズ先進国リートインデックス0.429%S&P先進国リート指数
野村インデックスファンド・外国REIT0.605%S&P先進国リート指数
SMTグローバルREITインデックス・オープン0.605%S&P先進国リート指数
eMAXIS先進国リートインデックス0.660%S&P先進国リート指数
外国REIT市場への投資を目的としたインデックスファンド

注目ファンドは、信託報酬が一番安い「eMAXIS Slim先進国リートインデックス」です。

投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ただし、投資対象を先進国だけでなく、新興国にも拡大したい場合「ニッセイグローバルリートインデックスファンドも一つの選択肢となります。

サイト管理人

以下、各ファンドについて詳しく解説していきます。

eMAXIS先進国リートインデックス

eMAXIS先進国リートインデックスとは?利回りや分配金、実質コストの解説・比較

eMAXIS先進国リートインデックスは、アメリカやヨーロッパ等の先進国不動産(REIT)市場への分散投資を目的とするインデックスファンドです。

ベンチマークは、S&P先進国リート指数(配当込み、日本除く)で、オフィスビルや商業施設・物流、また住宅などを投資対象とする不動産投資信託(REIT:リート)に分散投資が行えます。

サイト管理人

eMAXISシリーズは、インデックスファンドの老舗シリーズですが、より低コストの「eMAXIS Slimシリーズ」の利用がオススメです!

eMAXIS先進国リートインデックスのデータ【まとめ】
  • ベンチマーク:S&P先進国REIT指数(配当除く、日本除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.66%(実質コスト:0.80%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2009年10月28日)
  • 信託財産留保額:無し

新興国株式クラスのインデックスファンド

新興国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説

次に、新興国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドについて解説していきます。

新興国株式への投資を目的としたインデックスファンドには、以下のものがあります。手数料やベンチマークの違いにより様々なファンドがあります。

スクロールできます
ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド0.19%FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.19%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
ニッセイ新興国株式インデックスファンド0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス(配当除く)
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.50%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iシェアーズ新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
SMT新興国株式インデックス・オープン0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
新興国株式クラスのインデックスファンド

注目ファンドは、最安コストのeMAXIS Slim新興国株式インデックスです。

信託報酬では「SBI新興国株式インデックスファンド」に劣りますが、SBI新興国株式インデックスファンドは、ポイント還元(投信マイレージ)が適用されないので、年率0.03%のポイント還元がある「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方が、実質的に安くなります。

バランスファンド

バランスファンドとは、世界中の多種多様な投資対象(資産クラス)に分散投資できる投資商品のことです。ファンド1本を持っていれば、日本の株式・債券、海外の株式・債券、また不動産(REIT)などに分散投資が行えます。

メリット

バランスファンドのメリットは、ずばり「手間がかからない」という点です。具体的には、(1)資産配分毎に投資信託を買う手間が無い、(2)資産の管理(リバランス)の必要が無い、などが挙げられます。

バランスファンドのメリット
  • 資産配分毎に投資信託を買う手間が無い
    ⇒各資産クラスのインデックスに分散投資
  • 資産の管理(リバランス)の必要が無い

このようなメリットにより、投資を始める際や投資期間中のめんどうな手間を省き、投資を行うことができます。以下、各メリットについて解説していきます。

各資産クラスのインデックスに分散投資

通常、様々な資産クラスに分散投資を行う場合、自分の決めた資産配分に応じて、各資産クラスのインデックスファンド等を自分で購入する必要があり、手間がかかります。

しかし、バランスファンドであれば、資産配分に応じて、各資産クラスのインデックスファンド(例えば、日本株の場合、TOPIXに連動した投資成果のあがるファンド)を管理してくれるので、自分で資産クラス毎の投資商品を選び、それぞれを購入する、という一連の手間を省くことができます。

リバランス不要

通常、投資期間は、自分の決めた資産配分と実際のファンドの評価額にズレが出た場合、リバランスという作業を行う必要があります。リバランスとは、資産配分よりも多くなったものを売却し、資産配分よりも少なくなったものを追加購入するという作業です。

リバランスは、日々の資産配分のチェックや売買に手間がかかるたけでなく、ファンドの売買時コストがかかります。しかし、バランスファンドは、ファンド内でリバランスを行ってくれるので、リバランスのコストや手間を省くことができます。

デメリット

ここまで解説してきたように、バランスファンドを利用すれば、手間やコストを省いて、世界中へ分散投資が行えます。投資を始める際のハードルを大きく引き下げてくれる便利な商品ですが、デメリットは無いのでしょうか?

バランスファンドのデメリットを敢えてあげるとすれば、ファンド内の資産配分を自分で変えられない点です。例えば、日本と外国の株式・債券の計4資産に均等配分(25%ずつ)されたバランスファンドを購入した場合、その資産配分は、一生変わることが無いので、この点は頭にいれておいてください。

ただし、資産配分を変えたくなったら、自分でファンドを購入すれば良いだけなので、ベースとしてバランスファンドを持っておいて、自分なりの味付けとして別のファンドを持つ、という選択肢もあります。

例えば、リスクを抑えた投資を行いたい方は、バランスファンドにプラスしてニッセイ国内債券インデックスファンドを保有するとか、逆にリスク・リターンを高めたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドニッセイTOPIXインデックスファンド等のリスク資産を追加で購入する等の選択肢があります。

バランスファンド一覧

2018年現在、様々なバランスファンドが販売されていますが、主な商品として、以下のようなものがあります。それぞれ、国内外の様々な資産に分散投資が行えます。

スクロールできます
ファンド名信託報酬(税抜)資産配分
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)0.142%日本株・先進国株・新興国株の計3資産を均等配分(各33.3%)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.16%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
つみたてバランスファンド0.195%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産(均等配分では無い)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)0.209%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド0.21%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国株式の計7資産
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)0.219%国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)0.219%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
野村6資産均等バランス0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
つみたて8資産均等バランス0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
つみたて4資産均等バランス0.22%国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
たわらノーロードバランス(8資産均等型)0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス0.23%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
世界経済インデックスファンド0.50%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は50%ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.69%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)
eMAXISバランス(8資産均等型)0.50%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
バランスファンド一覧

注目・おすすめは?

各個人でリスク許容度や目標の資産配分が違いますので、一概にオススメのファンドは紹介できませんが、1つポイントを挙げるとすれば、バランスファンドの保有時にかかる手数料(信託報酬)です。

投資コスト(手数料)は、投資家の確実なマイナスリターンとなりパフォーマンスを悪化させるので、コストを抑えた投資が重要となってきます。

コストという観点からバランスファンドを見た場合、注目はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)です。信託報酬0.16%と超低コストで、日本を含む世界中の株式・債券・不動産に分散投資が行えます。

ただし、組み入れ資産に新興国を入れたくないという方は、ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)野村6資産均等バランスなどがオススメです。日本と先進国の株式・債券・REITの計6資産に均等分散投資が行えます。

自分に適した資産配分で投資したいなら

ここまで、様々な資産配分のバランスファンドを見てきましたが、「どの資産配分にして良いわからない」また「自分にあったオーダーメイド」の資産配分で投資したいという方は、ロボアドバイザーによる運用がオススメです。

ロボアドバイザーは、いくつかの質問に答えるだけで、その人にあった資産配分を無料で提示してくれます。また、信託報酬のように手数料を払えば、その資産配分に合わせて、購入や積立、リバランスなどをロボットが一括で行ってくれます。

そのため、お忙しいビジネスパーソンの方や投資に時間をかけらないけど、自分にあった分散投資を行いたいという方に、オススメです。

⇒ 資産配分の無料診断|ウェルスナビ公式

ロボアドバイザーには、以下のような様々なサービスがありますが、最もおすすめなものは「ウェルスナビ」です。

名称種類手数料自動
積立
自動税金
最適化
ウェルスナビ投資一任型1.0%(*1)
楽ラップ投資一任型0.99%×
テオ投資一任型1.08%×
ダイワ
ファンドラップ
投資一任型1.42%×
マネラップ投資一任型0.99%××
投信工房アドバイス型0.38%××
投信ロボアドバイス型-××
スマートフォリオアドバイス型-××
(*1)現金部分を除く、年率・税別

参考:ロボアドバイザーを徹底比較|おすすめロボアドバイザーは?

ウェルスナビの特徴・メリット
  • 入金・積立・リバランスが全て自動
  • 10万円から始められる
  • 割安な手数料:入出金・為替・積立手数料など無料
  • 特定口座に対応
  • 自動税金最適化(DeTAX)

⇒ ウェルスナビ 公式ページ

サービス手数料や信託報酬などのコストは楽ラップ・テオと変わりませんが、他サービスにない「自動税金最適化(DeTAX)」により、実質的な手数料を大幅に下げられる点が、最大の魅力です。

手数料は、投資への確実なマイナスリターンとなるため、ウェルスナビのように手数料の安い商品を選ぶことが、投資パフォーマンスの向上に重要です。

本サイトでのウェルスナビの詳細・解説は、以下をご参考ください。

【実績・評判】ウェルスナビのメリット・デメリットは?運用実績も公開!

【結論・まとめ】eMAXIS Slimシリーズを選べばOK!

ここまで、様々な資産クラス、またバランスファンドで、インデックスファンドの比較を行ってきましたが、結論から言うと「eMAXIS Slimシリーズ」のファンドを選んでおけば、基本的には間違いありません。

eMAXIS Slimシリーズの特徴
  • 購入手数料無料(ノーロード)
  • 信託報酬が最安
  • 実質コストも安い

ニッセイインデックスファンドシリーズもあり

ニッセイインデックスシリーズ(ノーロード)とは?国内最安水準インデックスファンドの一覧・比較

ニッセイインデックスシリーズは、ニッセイアセットマネジメントが運用する低コストインデックスファンドシリーズです。

本シリーズを利用することで、先進国・新興国などの株式・債券・不動産市場に低コスト分散投資が行えます。

ファンドの購入手数料は無料で、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)は、ほぼ全ての投資先(資産クラス)で国内最安水準となっています。

ニッセイインデックスシリーズのファンド一覧

下表は、ニッセイインデックスシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。様々な地域の株式や債券、REITへ投資が低コストで行えることがわかります。

スクロールできます
ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
ニッセイ日経平均インデックスファンド国内株式
(日経225)
0.169%日経平均株価
ニッセイTOPIXインデックスファンド国内株式
(TOPIX)
0.159%TOPIX
ニッセイJPX日経400インデックスファンド国内株式
(JPX400)
0.195%JPX日経400
ニッセイ日経225
インデックスファンド
国内株式
(日経225)
0.25%日経平均株価
ニッセイ国内債券
インデックスファンド
国内債券0.139%NOMURA-BPI指数
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
先進国株式0.189%MSCIコクサイ
ニッセイ外国債券
インデックスファンド
外国債券0.17%シティ世界国債インデックス(除く日本)
ニッセイJリート
インデックスファンド
国内REIT0.25%東証REIT指数
ニッセイグローバルリート
インデックスファンド
外国REIT0.27%S&Pグローバルリート指数(除く日本)
ニッセイ・インデックス
バランスファンド
バランス型0.219%国内株式・債券、外国株式・債券の合成
ニッセイインデックスシリーズのファンド一覧

ニッセイTOPIXインデックスファンド

ニッセイTOPIXインデックスファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、日本の株式市場に投資することを目的としたインデックスファンドです。

信託報酬0.159%(年率)と国内最安コストで、トヨタやソフトバンクグループ等、日本を代表する銘柄群に分散投資が行えます。

ニッセイTOPIXインデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:TOPIX
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.159%(その他諸経費を含む実質コスト:0.30%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(2月20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年4月27日)
  • 信託財産留保額:無し

ニッセイ新興国株式インデックスファンド

ニッセイ新興国株式インデックスファンドの特徴は?手数料や分配金、比較など

ニッセイ新興国株式インデックスファンドとは、高い経済成長を遂げる中国やインドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算)をベンチマークとしており、約800銘柄から構成されいます。

ニッセイ新興国株式インデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.339%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年10月13日)
  • 信託財産留保額:無し

ニッセイ日経平均インデックスファンド

ニッセイ日経平均インデックスファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

ニッセイ日経平均インデックスファンドは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやユニクロで有名なファーストリテイリング等、国内株式225銘柄から構成されています。

ニッセイ日経平均インデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:日経平均株価(配当含む)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.169%(実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位
  • 決算:年1回(2月15日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年11月21日)
  • 信託財産留保額:無し

ニッセイJリートインデックスファンド

ニッセイJリートインデックスファンドの評価は?分配金や手数料、実質コストを比較・解説

ニッセイJリートインデックスファンドは、国内不動産市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとしており、オフィスビルや商業施設・物流、また住宅などを投資対象とする不動産投資信託に分散投資が行えます。

サイト管理人

ファンド1本で、国内の不動産投資信託(REIT)に分散投資が行えます!

ニッセイJリートインデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:東証REIT指数(配当込み)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.25%(実質コスト:0.26%)
  • 決算:年1回(5月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 償還日:無期限(設定日:2013年6月28日)
  • 信託財産留保額:無し

ニッセイ外国株式インデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、世界経済を牽引する20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIコクサイ(配当込み)をベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。

ニッセイ外国株式インデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:MSCIコクサイ(配当込み)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.189%(実質コスト:0.35%)
  • 売買単位:1万円から1円単位
  • 決算:年1回(11月20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年12月10日)
  • 信託財産留保額:無し

ニッセイ外国債券インデックスファンド

ニッセイ外国債券インデックスファンドとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他外国(先進国)債券ファンドとの比較も

ニッセイ外国債券インデックスファンドは、アメリカやヨーロッパ諸国など、20カ国以上の先進国債券市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

シティ世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとしており、日本を除く主要先進国や一部新興国の債券、約700銘柄から構成されいます。

ニッセイ外国債券インデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:シティ世界国債インデックス(除く日本)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.17%(実質コスト:0.26%)
  • 売買単位:1万円から1円単位
  • 決算:年1回(11月20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年12月10日)
  • 信託財産留保額:無し

投資信託の運用は「楽天証券」がオススメな3つの理由

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よくある質問

投資信託について「よくある質問」を回答と一緒に解説していきます。

ベンチマークとは何ですか?

【ベンチマーク】配当込み・配当除くの違いは?

アクティブファンドとは?

アクティブファンドにも魅力的なものはありますか?

iFreeインデックスシリーズとは?特徴・ファンド一覧

iFreeシリーズとは?国内最安水準インデックスファンドの一覧・比較

iFreeインデックスシリーズは、大和証券投資信託が運用する低コストインデックスファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、日本・先進国・新興国などの株式・債券・不動産市場に低コスト分散投資が行えます。

ファンドの購入手数料は無料で、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)は、年率0.1~0.2%程度と超低コストとなっています。以下、iFreeシリーズのインデックスファンドを紹介していきます。

iFreeシリーズのインデックスファンド一覧

下表は、iFreeシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。

様々な地域の株式や債券、REITへ投資が低コストで行えることがわかります。

ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
iFree日経225インデックス国内株式
(日経225)
0.19%日経平均株価
iFree TOPIXインデックス国内株式
(TOPIX)
0.19%TOPIX
iFree JPX日経400インデックス国内株式
(JPX400)
0.205%JPX日経400
iFree日本債券インデックス国内債券0.14%NOMURA-BPI指数
iFree外国株式インデックス先進国株式0.21%MSCIコクサイ
iFree NYダウインデックス米国株式0.225%NYダウ
iFree S&P500インデックス米国株式0.225%S&P500
iFree外国債券インデックス外国債券0.18%シティ世界国債インデックス(除く日本)
iFree新興国株式インデックス新興国株式0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス
iFree新興国債券インデックス新興国債券0.22%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
iFree J-REITインデックス国内REIT0.29%東証REIT指数
iFree外国REITインデックス外国REIT0.31%S&P先進国REIT指数(除く日本)
iFree 8資産バランスバランス型0.23%国内株式・債券、先進国株式・債券、
新興国株式・債券、国内REIT、
外国REITの8資産を均等(12.5%ずつ)配分
iFreeインデックスシリーズのファンド一覧

他シリーズとの比較

低コストインデックスファンドには、iFreeシリーズの他にも多数のシリーズがあります。

下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

ファンドシリーズ日本株先進国株新興国株米国株先進国債券
eMAXIS Slim0.159%0.109%0.189%0.160%0.170%
ニッセイインデックス0.159%0.109%0.189%-0.170%
iFree0.205%0.23%0.37%0.225%0.18%
たわらノーロード0.211%0.24%0.53%0.225%0.21%
三井住友DC0.205%
*TOPIX型
0.27%0.60%-0.22%
EXE-iシリーズ-0.32%0.39%-0.42%
FUNDS-i0.43%0.59%0.65%0.50%0.59%
SMT0.40%0.54%0.65%0.55%0.54%
i-mizuho0.41%0.62%0.63%0.57%0.63%
インデックスe0.205%0.54%--0.54%
各シリーズのインデックスファンド手数料・比較

ニッセイインデックスたわらノーロード、また三井住友DCなどの低コストシリーズがひしめく中、iFreeシリーズは、ニッセイインデックスに次ぐ手数料の安さになっています。

ただし、ニッセイシリーズでは取り扱っていない、新興国株式・新興国債券・米国株式の3資産は、iFreeシリーズが国内最安となっています。

サイト管理人

以下、各ファンドの特徴やeMAXIS Slim・ニッセイなど他ファンドとの比較、口コミ・評判などについて詳しく解説していきます。

iFree日経225インデックス

iFree日経225インデックスは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど、東証1部に上場する約225銘柄から構成されています。

iFree日経225インデックスのデータ
  • ベンチマーク:日経平均株価(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.19%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 決算:年1回(9月19日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年9月8日)
  • 信託財産留保額:無し

iFree日経225インデックスの詳細は、以下の記事をご参考ください。

【口コミ良し?】iFree日経225インデックスの評判は?実質コスト等を比較・解説

iFree TOPIXインデックス

iFree TOPIXインデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

iFree TOPIXインデックスは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。TOPIXをベンチマークとしており、トヨタなどの国内自動車メーカーや大手メガバンクなど、東証1部に上場する約2,000銘柄から構成されています。

iFree JPX日経400インデックス

iFree JPX日経400インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

iFree JPX日経400インデックスは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

JPX日経インデックス400をベンチマークとしており、トヨタ等の大手自動車メーカーや大手メガバンクなど、高い利益水準の企業400社から構成されています。

iFree日本債券インデックス

iFree日本債券インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他国内債券ファンドとの比較も

iFree日本債券インデックスは、国内債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。国債、地方債、社債等、約9,000銘柄から構成されるNOMURA-BPI総合指数をベンチマークしています。

iFree外国株式インデックス

iFree外国株式インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

iFree外国株式インデックスとは、世界経済を牽引する20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIコクサイ(配当除く)をベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。

iFree NYダウインデックスとは?

iFree NYダウインデックスとは?米国株ファンドとの比較、分配金や手数料、実質コストなど評価

iFree NYダウインデックスは、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

ダウ工業株30種平均(NYダウ)をベンチマークしており、アップルディズニーインテルなどアメリカの主要企業30銘柄から構成されています。

iFree S&P500インデックス

iFree S&P500インデックスは、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。S&P500をベンチマークしており、アップルマイクロソフトなど米国の500銘柄から構成されています。

iFree S&P500インデックス
  • ベンチマーク:S&P500
  • 購入手数料:無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.225%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位
  • 決算:年1回(9月7日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年8月31日)
  • 信託財産留保額:無し

iFree S&P500インデックスの詳細は、以下の記事をご参考ください。

→ iFree S&P500インデックスの評判は?手数料や分配金、他ファンドとの比較など

iFree外国債券インデックス

iFree外国債券インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、外国債券ファンドとの比較も

iFree外国債券インデックスは、アメリカやヨーロッパ諸国など先進国を中心とした、20カ国以上の外国債券市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

シティ世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとしており、日本を除く先進国・一部新興国の債券、約700銘柄から構成されいます。

iFree新興国株式インデックスとは?

iFree新興国株式インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他先進国株ファンドとの比較も

iFree新興国株式インデックスとは、高い経済成長を遂げる中国やインド、ブラジルなど10を超える新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。

企業のファンダメンタルファクター(キャッシュフロー・配当・売上高など)に基づいたスマートベータ型の指数「FTSE RAFIエマージング・インデックス(円換算)」をベンチマークとしています。

FTSE RAFIエマージング・インデックスとは?

FTSE RAFIエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、連動インデックスファンドやETFを解説!

FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスとは、FTSE社(ロンドン証券取引所とフィナンシャルタイムズが共同設立)が算出している、新興国株式市場の動向を表すスマートベータ型の株価指数(インデックス)です。

対象国は、中国やインド、台湾などのアジア諸国、またブラジル、ロシアなどの資源国など、10カ国以上となっています。また、本指数の特徴である銘柄の選別法や配分比の決定は、以下のようになっています。

FTSE RAFIエマージング・インデックスの構成手順
  1. FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスの構成銘柄を、4つのファンダメンタル指標(株主資本・配当・キャッシュフロー・売上)でスコア付けする。
  2. スコアの高い順に約350銘柄を選定。
  3. スコアを基に各銘柄の配分ウェイト付けを行い、インデックスを算出

参考:大和投資信託

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、FTSE RAFIエマージングインデックスがベンチマークで、約350銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

銘柄構成比業種(セクター)
POWERSHARES FTSE RAFI EM6.1%アメリカETF
ペトロブラス4.4%ブラジルエネルギー
ペトロブラス3.9%ブラジルエネルギー
VALE SA3.8%ブラジル素材
中国建設銀行2.8%中国金融
ITAU UNIBANCO2.7%ブラジル金融
VALE SA2.6%ブラジル素材
LUKOIL PJSC-SPON2.3%ロシアエネルギー
中国工商銀行2.0%中国金融
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
2.0%台湾情報技術
iFree新興国株式インデックスの構成銘柄比率

財務データを基にしたスマートベータ型の指数ということで、FTSEエマージングオールキャップMSCIエマージングインデックスなど一般的な時価総額型の指数と比べて、構成上位銘柄が大きく違います。

ブラジルの企業が多くなっており、エネルギーや素材などの銘柄が多い点が特徴です。

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。

下表が組入上位国の比率ですが、組入上位銘柄の時と同様、通常の時価総額型の指数とは、構成比率の傾向が違います。アジアの新興国だけでなく、ブラジル・ロシアなどの資源国の割合が高い点が特徴です。

銘柄構成比
ブラジル27.6%
中国19.9%
台湾10.4%
ロシア8.9%
南アフリカ6.5%
インド6.5%
アメリカ6.1%
メキシコ2.8%
タイ2.2%
その他6.7%
iFree新興国株式インデックスの構成国とその比率:

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(7月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。直近では、トランプ大統領の就任以降の円安もあり良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月1.8%2.0%
3ヶ月12.5% 12.9% 
年初来6.1%6.7%
設定来22.7%22.3%
参考:月次レポート|大和投資信託

ちなみに、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも若干悪い理由のは、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果とベンチマークを比較しているためです。手数料の大事さがわかりますね。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド0.19%FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.19%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
楽天・新興株式インデックスファンド0.25%FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス
i-SMT新興国株式インデックス0.33%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.495%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス

本ファンドの手数料は、ニッセイ新興国株式インデックスファンドに劣るものの、比較的安いことがわかります。ただし、ファンドのベンチマークが違います。

ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています。

本ファンドのベンチマーク「FTSE RAFIエマージング」は、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型の指数なので、こちらが良い方は、iFree新興国株式インデックスを選ぶと良いでしょう。

ただし、構成銘柄数や構成国が少ないので、分散性を重視したい方は、MSCIエマージングに連動するニッセイ新興国株式インデックスファンドやeMAXIS Slim新興国株式インデックスなどを選ぶと良いでしょう。

ちなみに、下図は、FTSE RAFIとFTSEオールキャップのパフォーマンス比較です。直近では、スマートベータ型のFTSE RAFIのパフォーマンスが良くなっています。

FTSE RAFIエマージング指数のパフォーマンス比較
FTSE RAFIエマージングインデックスのパフォーマンス比較
参照:FTSE RAFI™ Emerging Index – QSR

また、ETFを利用する場合、米国ETFで信託報酬0.14%のバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国株式市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国株式市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.34%と低コストで経済成長率の高い新興国の株式市場に分散投資を行うことができます。

iFree新興国株式インデックスのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:FTSE RAFIエマージング・インデックス(円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.34%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(7月5日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年9月8日)
  • 信託財産留保額:なし

iFree新興国債券インデックスとは?

iFree新興国債券インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価、新興国債券ファンドとの比較も

iFree新興国債券インデックスとは、南アフリカやメキシコ、ブラジルなど新興国の債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

16カ国、約200銘柄の債券から構成されるJPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイドをベンチマークとしています。

iFree外国REIT(リート)インデックス

iFree外国REIT(リート)インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

iFree外国REITインデックスは、アメリカやヨーロッパ等の先進国不動産(REIT)市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

ベンチマークは「S&P先進国リート指数(配当込み、日本除く)」です。オフィスビルや商業施設・物流、また住宅などを投資対象とする不動産投資信託(REIT:リート)に分散投資が行えます。

データ・まとめ
  • ベンチマーク:S&P先進国REIT指数(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.341%(実質コスト:0.530)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(11月30日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年9⽉8⽇)
  • 信託財産留保額:無し

iFree 8資産バランス

iFree 8資産バランスはSBI証券での購入・保有がおトク!低コストファンドがさらにお得に!

iFree 8資産バランスとは、日本を含む世界中の株式・債券・不動産、計8資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。各資産クラスの配分やベンチマーク(連動する株価指数など)は、以下のようになっています。

iFree 8資産バランスの基本構成比
iFree 8資産バランスの基本構成比
引用:大和投資信託
投資クラス配分比ベンチマーク
国内株式12.3%TOPIX(東証株価指数)
国内債券12.5%NOMURA-BPI指数
先進国株式12.3%MSCIコクサイ
外国債券12.3%シティ世界国債インデックス(除く日本)
新興国株式12.4%FTSE RAFIエマージングインデックス
新興国債券12.1%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
国内REIT12.5%東証REIT指数
外国REIT12.7%S&P先進国REIT指数(除く日本)
その他2.8%-
資産配分

iFreeシリーズのファンドの1つで、超低コストで、たくさんの資産へ分散投資できる点が特徴です。(以下の表は、大和投資信託からデータを引用しています)

eMAXIS(イーマクシス)インデックスシリーズの特徴・ファンド一覧

eMAXISインデックスシリーズは、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドシリーズです。

本シリーズを利用することで、日本・先進国・新興国などの株式・債券・不動産市場などの一般的な投資クラスに加えて、スマートベータ・コモディティ型ファンドに低コスト分散投資が行えます。

eMAXISのファンド一覧

下表は、eMAXISシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。様々な地域の株式や債券、REITへ投資が低コストで行えることがわかります。

スクロールできます
ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
eMAXIS日経225インデックス国内株式0.40%日経平均株価
eMAXIS TOPIXインデックス0.40%TOPIX(東証株価指数)
eMAXIS JPX日経400インデックス0.40%JPX日経インデックス400
eMAXIS JAPANクオリティ150インデックス0.40%iSTOXX MUTB JAPAN
クオリティ150インデックス
eMAXIS国内債券インデックス国内債券0.40%NOMURA-BPI指数
eMAXIS全世界株式インデックス全世界株式0.60%MSCIオール・カントリー・
ワールド・インデックス
eMAXIS先進国株式インデックスファンド先進国株式0.60%MSCIコクサイ
eMAXIS NYダウインデックス米国株式0.60%NYダウ
eMAXIS先進国債券インデックス先進国債券0.60%シティ世界国債インデックス
(除く日本)
eMAXIS新興国株式インデックス新興国株式0.60%MSCIエマージング・
マーケット・インデックス
eMAXIS新興国債券インデックス新興国債券0.60%JPモルガンGBI-EMグローバル・
ディバーシファイド
eMAXIS新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.60%JPモルガン・エマージング・マーケット
・ボンド・インデックス・プラス
eMAXIS国内リートインデックス国内リート0.40%東証REIT指数
eMAXIS先進国リートインデックス先進国リート0.60%S&P先進国REIT指数
(除く日本)
eMAXIS新興国リートインデックス新興国リート0.60%S&P新興国リート指数
eMAXISプラス・コモディティインデックスコモディティ0.85%ブルーバーク商品指数
eMAXIS債券バランス(2資産均等型)バランス0.40%国内・外国の債券の
計2資産クラスの混合
eMAXISバランス(4資産均等型)0.50%国内株式・債券、先進国株式・債券の
計4資産クラスの混合
eMAXISバランス(8資産均等型)0.50%国内株式・債券・REIT、先進国株式・債券・REIT、
新興国株式・債券の計8資産クラスの混合
eMAXISバランス(波乗り型)0.50%国内株式・債券・REIT、先進国株式・債券・REIT、
新興国株式・債券の計8資産クラスの混合
eMAXISシリーズのファンド一覧

一般的な資産クラスのインデックスファンドの他にも、コモディティ型やスマートベータ型のファンドに投資が行えます。信託報酬は0.4%〜0.6%台が多く1%を切る水準となってます。

他シリーズとの比較

インデックスファンドのシリーズには、eMAXISの他にも多数のシリーズがあります。下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

スクロールできます
ファンドシリーズ日本株先進国株新興国株米国株先進国債券
eMAXIS Slim0.159%0.109%0.189%0.160%0.170%
ニッセイインデックス0.159%0.109%0.189%-0.170%
iFree0.205%0.23%0.37%0.225%0.18%
たわらノーロード0.211%0.24%0.53%0.225%0.21%
三井住友DC0.205%
*TOPIX型
0.27%0.60%-0.22%
EXE-iシリーズ-0.32%0.39%-0.42%
FUNDS-i0.43%0.59%0.65%0.50%0.59%
SMT0.40%0.54%0.65%0.55%0.54%
i-mizuho0.41%0.62%0.63%0.57%0.63%
インデックスe0.205%0.54%--0.54%
各シリーズのインデックスファンド手数料・比較

残念ながら、ニッセイインデックスiFreeたわらノーロード三井住友DCなどのシリーズと比べると、eMAXISシリーズの手数料は割高となっています。実際、私もニッセイインデックスシリーズを利用しています。

ただし、他シリーズでは取り扱っていない、米国REITやコモディティ型のファンドやがあるので、これらのファンドを利用したいという方は、eMAXISシリーズを検討してみるのも良いかもしれません。

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以下、各資産クラスのインデックファンドについて詳しく比較・解説していきます!

eMAXIS日経225インデックス

eMAXIS日経225インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

eMAXIS日経225インデックスは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど、東証1部に上場する約225銘柄から構成されています。

eMAXIS TOPIXインデックスファンド

eMAXIS TOPIXインデックスファンドは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

TOPIXをベンチマークとしており、トヨタなどの国内自動車メーカーや大手メガバンクなど、東証1部に上場する約2,000銘柄から構成されています。

eMAXIS JPX日経400インデックス

eMAXIS JPX日経400インデックスは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

JPX日経インデックス400をベンチマークとしており、トヨタ等の大手自動車メーカーや大手メガバンクなど、高い利益水準の企業400社から構成されています。

eMAXIS JAPANクオリティ150インデックス

eMAXIS JAPANクオリティ150インデックスとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

eMAXIS JAPANクオリティ150インデックスは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

iSTOXX MUTB JAPANクオリティ150インデックスをベンチマークとしています。

ベンチマークのiSTOXX MUTB JAPANクオリティ150インデックスは、日本株式の中から、財務健全性・キャッシュフロー収益性・利益安定性の3点を基に、高ROEの継続性を評価して150銘柄を選定し算出される株価指数です。

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(1月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、再び円安傾向が強まったこと等もあり、良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月0.51%-0.22%
3ヶ月1.21%0.52%
6ヶ月14.66%13.70%
1年13.70%11.94%
設定来1.99%-0.42%

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高い理由は、ベンチマークに構成銘柄の配当金が含まれないためです。ファンドのパフォーマンスは、分配金が再投資されたものとして計算されています。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになります。年率0.40%で日高ROEで財務健全かつ収益性に優れた150銘柄に分散投資を行うことができます。

ニッセイJPX日経400インデックスファンドなどJPX400型ファンドよりは割高なので、今後のパフォーマンスが要注目です。

eMAXIS JAPANクオリティ150インデックスのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:JPX日経インデックス400(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.40%(その他諸経費を含む実質コスト:0.42%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2015年11月6日)
  • 信託財産留保額:無し

eMAXIS全世界株インデックス

eMAXIS全世界株式インデックスは、日本を含む全世界の株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)がベンチマークで、約45カ国の約2,500銘柄から構成されています。

eMAXIS先進国株式インデックス

eMAXIS先進国株式インデックスは、世界経済を牽引する20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIコクサイ(配当除く)をベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。

eMAXIS NYダウインデックス

eMAXIS NYダウインデックスは、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

NYダウをベンチマークしており、アップルディズニーインテルなど米国の主要30銘柄から構成されています。

eMAXIS新興国株式インデックス

eMAXIS新興国株式インデックスとは、高い経済成長を遂げる中国やインドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く、円換算)をベンチマークとしており、約800銘柄から構成されいます。

eMAXIS国内債券インデックス

eMAXIS国内債券インデックスは、国内債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

国債、地方債、社債等、約9,000銘柄から構成されるNOMURA-BPI総合指数をベンチマークとしています。

eMAXIS先進国債券インデックス

eMAXIS先進国債券インデックスは、アメリカやヨーロッパ諸国など先進国を中心とした、20カ国以上の外国債券市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

シティ世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとしており、日本を除く先進国・一部新興国の債券、約700銘柄から構成されいます。

eMAXIS新興国債券インデックス

eMAXIS新興国債券インデックスとは、南アフリカやメキシコ、ブラジルなど新興国の債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

16カ国、約200銘柄の債券から構成されるJPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイドをベンチマークとしています。

eMAXIS新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)

eMAXIS新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)とは、南アフリカやメキシコ、ブラジルなど新興国の債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

16カ国の債券(国債)から構成されるJPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジベース)をベンチマークとしています。

インデックスeシリーズ

下表は、インデックスeの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。日本や先進国の株式や債券への投資が、低コストで行えることがわかります。

スクロールできます
ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
日経225インデックスe国内株式0.19%日経平均株価
日本株式インデックスe0.37%TOPIX(東証株価指数)
日本債券インデックスe国内債券0.37%NOMURA-BPI指数
外国株式インデックスe先進国株式0.50%MSCIコクサイ
外国債券インデックスe先進国債券0.50%シティ世界国債インデックス(除く日本)
インデックスeシリーズのファンド一覧

信託報酬が0.1%〜0.5%台と比較的低めです。特に、日経225インデックスeは、日経平均株価(日経225)をベンチマークとするインデックスファンドとしては、国内最安水準です。

他シリーズとの比較

インデックスファンドのシリーズには、インデックスeの他にも多数のシリーズがあります。下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

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ファンドシリーズ日本株先進国株新興国株米国株先進国債券
eMAXIS Slim0.159%0.109%0.189%0.160%0.170%
ニッセイインデックス0.159%0.109%0.189%-0.170%
iFree0.205%0.23%0.37%0.225%0.18%
たわらノーロード0.211%0.24%0.53%0.225%0.21%
三井住友DC0.205%
*TOPIX型
0.27%0.60%-0.22%
EXE-iシリーズ-0.32%0.39%-0.42%
FUNDS-i0.43%0.59%0.65%0.50%0.59%
SMT0.40%0.54%0.65%0.55%0.54%
i-mizuho0.41%0.62%0.63%0.57%0.63%
インデックスe0.205%0.54%--0.54%
各シリーズのインデックスファンド手数料・比較
参照:ダイヤモンドZAI2017年02月号p.71

残念ながら、ニッセイインデックスiFreeたわらノーロード三井住友DCなどのシリーズと比べると、インデックスeシリーズの手数料は割高となっています。実際、私もニッセイインデックスシリーズを利用しています。

日本株式インデックスe

日本株式インデックスeとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

日本株式インデックスeは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

TOPIXをベンチマークとしており、トヨタなどの国内自動車メーカーや大手メガバンクなど、東証1部に上場する約2,000銘柄から構成されています。インデックスeシリーズのファンドの1つです。

日経225インデックスe

日経225インデックスeとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他日本株ファンドとの比較も

日経225インデックスeは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど、東証1部に上場する約225銘柄から構成されています。

日経225インデックスeのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:日経平均株価(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.19%(その他諸経費を含む実質コスト:0.19%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(5月15日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年1月8日)
  • 信託財産留保額:無し

日本債券インデックスe

日本債券インデックスeとは?手数料や利回り、分配金、実質コストの評価・比較

日本債券インデックスeは、国内債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。国債、地方債、社債等、約9,000銘柄から構成されるNOMURA-BPI総合指数をベンチマークしています。

データ・まとめ
  • ベンチマーク:NOMURA-BPI総合
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.37%(その他諸経費を含む実質コスト:0.38%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(1月22日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2010年4月6日)
  • 信託財産留保額:無し

外国株式インデックスe

外国株式インデックスeとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他先進国株ファンドとの比較も

外国株式インデックスeとは、アメリカやヨーロッパなど世界経済を牽引する、20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的とした、インデックスファンドです。

MSCIコクサイ(配当込み)をベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。

外国株式インデックスeのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:MSCIコクサイ(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.54%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(2月7日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2010年4月6日)
  • 信託財産留保額:無し

外国債券インデックスe

外国債券インデックスeとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他外国(先進国)債券ファンドとの比較も

外国債券インデックスeは、アメリカやヨーロッパ諸国など先進国を中心とした、20カ国以上の外国債券市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

シティ世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとしており、日本を除く先進国・一部新興国の債券、約700銘柄から構成されいます。

データ・まとめ
  • ベンチマーク:シティ世界国債インデックス(除く日本)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.52%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(2月7日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2010年4月6日)
  • 信託財産留保額:無し

ひとくふうシリーズ

ひとくふうシリーズとは?超低コストアクティブファンドの比較・一覧

ひとくふうシリーズは、大和住銀投信投資顧問が運用する低コストアクティブファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、日本や世界、また新興国や旬なテーマの株式に分散投資が行えます。

本シリーズの特徴は手数料の安さです。ファンドの購入は、ネット証券で無料で行えます。また、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)は、アクティブファンドでありながら、年率0.4%台以下の低水準となっています。

下表は、ひとくふうシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。日本や海外の株式への投資が、低コストで行えることがわかります。

ファンド名投資クラス信託報酬(税抜)
ひとくふう日本株式ファンド国内株式0.25%
ひとくふう世界国債ファンド
(為替ヘッジあり)
先進国債券0.25%
ひとくふう先進国株式ファンド先進国株式0.30%
ひとくふう新興国株式ファンド新興国株式0.43〜%
ひとくふう先進国リートファンド海外リート0.30%
ひとくふうシリーズのファンド一覧

アクティブファンドでありながら、ひとくふう日本株式ファンドひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)は、信託報酬0.25%の低コストとなっています。ニッセイTOPIXインデックスファンドニッセイ外国債券インデックスファンド等の低コストインデックスファンドと比べても、遜色無いコスト水準となっています。

以下、各ファンドの特徴を詳しく解説していきます。

ひとくふう日本株式ファンド

ひとくふう日本株式ファンドは、日本国内の株式市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

日本の代表的な株価指数の1つであるJPX日経インデックス400の構成銘柄の中から、価格変動リスクを相対的に抑えることを目指し、組入銘柄数やウェイトを決定しています。

ひとくふう日本株式ファンドのポートフォリオ作成の流れ
ひとくふう日本株式ファンドのポートフォリオ作成の流れ
参照:大和住銀投信投資顧問

ひとくふう先進国株式ファンド

ひとくふう先進国株式ファンドは、米国や欧州などの先進国株式市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

始めに、先進国の代表的な株価指数であるMSCIコクサイの構成銘柄の中から、割安で上昇傾向にある銘柄を選び出します。その後、それらの銘柄を価格変動リスクを抑えるように資産配分を決めて行きます。

ひとくふう先進国株式のポートフォリオイメージ
ひとくふう先進国株式のポートフォリオイメージ
参照:大和住銀投信投資顧問

ひとくふう新興国株式ファンド

ひとくふう新興国株式ファンドは、中国などの新興国株式市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

新興国への投資を目的としたETFを、リスク調整後のリターンが高くなるような組み合わせで運用を行っています。

ひとくふう新興国株式のポートフォリオイメージ
ひとくふう新興国株式のポートフォリオイメージ
参照:大和住銀投信投資顧問

ひとくふう先進国リートファンド

ひとくふう先進国リートファンドは、米国や欧州など先進国の不動産市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

始めに、先進国の代表的なリート指数であるS&P先進国REIT(リート)指数の構成銘柄の中から、増収・増配の銘柄を選び出します。その後、それらの銘柄を価格変動リスクを相対的に抑えるように資産配分を決めて行きます。

ひとくふう先進国リートのポートフォリオ組成の流れ
ひとくふう先進国リートのポートフォリオ組成の流れ
参照:大和住銀投信投資顧問

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)とは?

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)とは?手数料や利回り等の評価

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)は、日本や米国など世界の債券市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

始めに、先進国の代表的な株価指数であるシティ世界国債インデックスの構成国の中から、為替ヘッジ後の期待収益の高い国債を選び出します。その後、リスクから見て相対的に魅力的な銘柄を絞り込み、リスクを抑えた運用を目指します。

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)のポートフォリオ組成の流れ
ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)のポートフォリオ組成の流れ
参照:大和住銀投信投資顧問

インデックスファンドとETFの違い・比較

はじめに、インデックスファンドとETFの比較ポイントを解説します。その後、それぞれのポイントについて、インデックスとETFを比較していきます。

選び方の基準・比較ポイント

インデックスファンドとETFの大きな違い(比較のポイント)は「手数料(コスト)」と「利便性」の2点です。

コストは、投資商品を購入する時にかかる「初期コスト」、また商品保有時にかかる「継続コスト」があり、各商品でこれらのコスト体系に違いがあります。

また、利便性では、商品売買時の方法や積立など継続していく仕組みが、インデックスファンドとETFで違うので、この点に留意して商品を選ぶことが重要になってきます。以下、コストと利便性の2つの観点からインデックスファンドとETFを比較していきます。

インデックスファンドとETFの比較ポイント
  • コスト:商品の売買手数料「初期コスト」と保有期間中にかかる「継続コスト」がある
  • 利便性:売買の方法や積立の仕組み等に違いがある

手数料(コスト)比較

はじめに、手数料(コスト)の観点から比較していきます。下表は、インデックスファンドとETFの初期コスト・継続コストを比較したものです。

一般的に、SBI証券や楽天証券などネット証券で購入手数料が無料になることが多いインデックスファンドの帆が、初期コストは安くなります。一方、継続コストである信託報酬は、ETFの方が割安である場合が多くなっています。

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項目インデックスファンドETF
初期
コスト
ネット証券ならほとんどの場合、購入手数料無料
一部ファンド(新興国株式)は売却時に、
0.1~0.3%程度の手数料がかかる
株式同様の売買手数料がかかる
継続
コスト
年率0.1%〜0.5%程度
ETFよりも割高な場合がある
インデックスファンドより割安。
半分以上安い場合も
⇒ 信託報酬の安さがETF最大の魅力!
インデックスファンドとETFの手数料(コスト)比較:

結局どっちが安いの?と疑問がわくかもしれませんが、その答えは「運用期間」によって違います。商品によって違いますが、おおよそ10年程度以上継続的に商品を保有する場合、初期コストよりも継続コストが重要になってきます。

そのため、長期的に保有しつづける場合は「ETF」、中長期で保有する場合は「インデックスファンド」がお得になる状況が多くなっています。

利便性の比較

以上のように、コスト面では長期投資の場合、ETFにお得感があります。特に、フリーETFなどを利用した場合、さらにメリットが大きいと言えるでしょう。ただし、利便性に関しては、インデックスファンドの方がETFよりも優れていると言えます。

下表は、各商品の利便性を比較したものです。購入方法や積立投資などの分かりやす・しやすさ等、利便性はインデックスファンドの方が優れています。ETFは、自分で積立を株数単位でやらなくてはいけないので、初心者の方は難しいと感じるかもしれません。

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項目インデックスファンドETF
買付金額ベースで買付可能
最低100円から自動積立が可能
自動積立は不可
最低購入金額が高い場合も
金額ベースの購入は不可
⇒ 株単位の購入
分配金自動再投資が可能自動再投資ができないので、
自分で再投資が必要
インデックスファンドとETFの利便性の比較:

もう少し詳しく解説すると、インデックスファンドは、金額ベースで購入が可能です。

例えば、1万円とか15,000円など、キリが良く、管理のしやすい金額で購入できます。一方、ETFは株数単位での購入なので、自分の投資したい金額で何株購入することができるのか計算したり、調節したりしなくてはいけません。

また、インデックスファンドは毎月100円から自動積立(毎月の投資日と金額、銘柄を選択)が行えますが、ETFはできません。毎回自分で株数を決めて、手動で購入しなくてはいけません。最低投資金額もETFの場合、数千円や数万円となっています。

分配金の再投資に関しても、インデックスファンドは自動で分配金の再投資をしてくれます(購入時に分配金再投資コースを選ぶ)。しかし、ETFは分配金の再投資は自分でしなくてはいけません。また、再投資の際に売買手数料がかかったり、分配金をキリよく再投資するのも難しくなっています。

【まとめ】インデックスファンドとETFの違い・比較

ここまで、コスト・利便性の両面からインデックスファンドとETFの比較を行ってきました。最後に、ここまでをまとめつつ、どのような方にどのような商品が向いているのか?解説していきます。

はじめに、ここまでの解説を基に、インデックスファンドとETFのそれぞれのメリット・デメリットを下表にまとめます。

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項目インデックスファンドETF
メリットほとんどの場合、販売手数料無料
最低100円から自動積立ができる
金額ベースで売買できる
分配金の自動再投資も可能
信託報酬が割安
株式市場に上場しているため、
値動きを見ながら売買可能
⇒ 指値・成行などの注文ができる
デメリットETFと比べて、信託報酬が割高な場合がある。
ETF・株式のように、
買ったときに価格がわからない。
金額ではなく株単位の売買
分配金の再投資は自分でやる。
再投資の際も売買手数料が発生
インデックスファンドとETFのメリット・デメリット比較:

初心者はインデックスファンド

投資はじめたての方は、まずインデックスファンドから投資を始めるのが良いでしょう。ネット証券であれば、ほとんどの場合、購入手数料が無料です。また、毎月自動積立サービス・分配金再投資サービスなど利便性が高く、投資を続けやすい環境を作ることができます。

また、SBI証券やauカブコム証券、楽天証券であれば、最低100円と超小額から投資を始められる点もメリットです。信託報酬は割高な場合がありますが、ニッセイiFreeたわらノーロード三井住友DCは、年率0.1~0.4%程度と十分の安さで投資が行えます。

ちなみに、インデックスファンドは、投信保有時に保有額に応じてポイントがもらえるポイント還元サービスを受けられます。例えば、SBI証券の投信マイレージサービスなら最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。

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