本記事では、トライオートETFの特徴やメリット・デメリット、口コミ・評判を徹底解説していきます。
トライオートETFは、手数料の安さや取引の利便性が特徴的な投資サービスです。
通常のETFと異なり、少額で自動積立ができたり、売買手数料が無料など、画期的な商品設計となっています。
- 取引手数料が無料。超低コスト
- 信用取引に対応(レバレッジや信用売りもできる)
- 投資元本の為替リスクがない
- 小額からの自動売買が可能
- 取引時間が多い
- 厳選されたETF
- 今ならキャンペーンで最大1万円
このように、メリットが豊富なトライオートETFですが、
- 注意点・デメリットは?
- 口コミ・評判は?
- 今から始めるメリットは?
など、様々な疑問があると思います。
そこで、本記事では、トライオートETFがどんな商品なのか?特徴、通常のETFとの違い等をメリット・デメリットを交えながら徹底解説していきます。
利用している方の口コミや評判も気になるわ。
口コミや評判、また私自身の経験なども交えて解説していきますので、ご参考ください!
トライオートETFとは?
はじめに、トライオートETFの仕組みや特徴を順を追って、解説していきます。
そもそもETFとは?
そもそもETFってなんでしたっけ?
それでは、ETF(上場投資信託)について、簡単に復習していきますね。
すでに、ご存知の方は読み飛ばしていただいて構いません!
→ 読み飛ばして次へ
ETFとは、証券取引所に上場している投資信託で、別名「上場投資信託」とも呼ばれています。
上場しているため、国内の株式同様、証券取引所が開いている時間(午前:9:00〜11:30、午後:12:30〜15:00)に、いつでも売買できます。一方、上場していない投資信託は、毎営業日決まった価格でしか売買できません。
ETFの詳細は、以下をご参照ください。
トライオートETFはCFD取引(差金決済取引)
トライオートETFは、通常のETFと感覚的には同じですが、CFD取引(差金決済取引)である点に違いがあります。
CFD取引とは差金決済取引のことで、FX(外国為替証拠金取引)同様、差金決済で行なう投資法の一つです。
例えば、ある価格2,000円のETFを1口購入した場合、そのETFの価格が3,000円になった時に売却すると、損益が+1,000円となります。
差金決済取引では、実際のETFを現物として買ったわけではなく、あくまでもETF価格に基づいてインヴァスト証券が提示したレートで取引をしたということになります。
トライオートETFでは、ETFを現物株として買うのではなく、ETFの価格に基づいて売買をする取引手法になります。
現物にしろ、ETFレートで差金決済取引するにしろ、ETFへの投資であることに変わりませんが、このような形態をとる事で「メリット・特徴」で解説するようなメリットが得られます。
自動売買が便利!2種類の注文方法
トライオートETFの最大の特徴は「注文方法」です。
一般的な手動の注文(マニュアル注文)の他に、自動売買に取引・注文が可能です。
自動売買 | 選択・設定した条件で自動売買が可能 |
---|---|
マニュアル | 自分の好きなタイミングで取引を行う方法 投資通常の株式・ETFと同じ注文方法で、指値注文、成行注文、 逆指値注文(他、IFDone注文、IfDoneOCO注文、一括決済機能)が可能 |
自動売買では、条件などを設定すれば、仕事中や寝ている間でも、自動で取引・売買が行えます。
以下、解説するレバレッジや手数料と合わせて、自動売買はトライオートETFの大きな特徴・魅力の一つと言えます。
トライオートETFの特徴・メリットは?
トライオートETFでは、ここまで解説してきた取引形態をとることで、通常のETFでは実現できない、以下のようなメリットを受けることができます。
- 取引手数料が無料。超低コスト
- 信用取引に対応(レバレッジや信用売りもできる)
- 投資元本の為替リスクがない
- 小額からの自動売買が可能
- 取引時間が多い
- 厳選されたETF
以下、各メリットについて詳しく解説していきます。
メリット1:手数料無料!0円!
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個人的に、トライオートETFの一番のメリットと感じるのが、取引手数料が無料という点です。
トライオートETFの注文方法には、マニュアル・オートパイロット注文の2種類がありますが、いずれも取引手数料無料です。
為替手数料 | 無料 |
---|---|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
売買手数料 | 無料 |
口座開設・維持費 | 無料 |
通常、一般的な証券会社でのETFの現物取引は、株式取引と同様に、売買手数料がかかってしまいます。また、海外ETFを取引する場合は、日本円を米ドルなどへ両替する「為替手数料」も発生します。
しかし、トライオートETFでは、為替手数料・取引手数料などが全て「無料」なので、手数料によるパフォーマンスの悪化を気にせず取引が行えます。
手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるので、手数料無料は、かなり嬉しいですね!
メリット2:レバレッジを最大5倍までかけられる
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トライオートETFでは、レバレッジをかけた取引が可能です。
レバレッジとは、投資資金である証拠金の数倍分を取引できる取引システムです。
例えば、レバレッジを2倍にした場合、5,000円の投資資金・証拠金で1万円分の商品を取引できます。
レバレッジは、最大5倍までかけることが可能です。
レバレッジを2倍・3倍とした場合、リターンも2・3倍になりますが、その分下落時の損失も2倍・3倍と増える点に注意して利用しましょう。
メリット3:投資元本の為替リスクがない
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外国の資産に投資する場合、最大の不安・ネックとなるのが、元本に対する為替リスクです。
通常のETF取引や自動売買の場合、まとまった資金が必要なことが多いですが、トライオートETFは50万円程度の投資資金から、自動売買を行うことができます。
「レバレッジを最大5倍までかけられる」で解説したように、レバレッジをかけることもできるので、資金効率の良い投資が可能となります。
メリット4:取引時間が多い
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国内取引所に上場している通常のETFは、東京証券取引所の立会時間(午前9:00~11:30、12:30~15:00)に売買できますが、トライオートETFは、以下2つの時間帯で取引が行えます。
- 国内ETF:午前9:05~11:25、12:35~14:55
- 米国ETF:夜23:35~翌朝5:55(サマータイム期間⇒22:35~翌朝4:55)
夜間取引も行えるので、昼間働いているビジネスパーソンにとってもうれしいですね!
リアルタイムのレートで取引できる点も、トライオートETF特有のメリットと言えます。
厳選されたETF
トライオートETFでは、取引・売買できるETFが厳選されている点も、メリットの1つです。
今後、取り扱い銘柄数を増やす予定とのことですが、現時点では以下の26銘柄がトライオートETFとして取引できます。
上場市場 | 銘柄名 |
---|---|
東京証券取引所 | TOPIX連動型上場投信 |
日経225連動型上場投資信託 | |
日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | |
日経ダブルインバースインデックス連動型上場投信 | |
ナスダック | iシェアーズMSCI ACWI ETF |
パワーシェアーズQQQ信託シリーズ1 | |
プロシェアーズ ウルトラプロQQQ | |
ニューヨーク | Direxionデイリー米国金融株ブル3倍ETF |
iシェアーズ中国大型株ETF | |
SPDRゴールド・シェア | |
ウィズダムツリー・欧州・ヘッジド・エクイティ・ファンド | |
iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF | |
iシェアーズラッセル1000バリューETF | |
iシェアーズ ラッセル2000ETF | |
iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF | |
SPDR S&P500 ETF | |
プロシェアーズ ウルトラS&P500 | |
WTI原油連動ETF | |
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETF | |
エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド | |
金融セレクト・セクターSPDRファンド | |
資本財セレクト・セクターSPDRファンド | |
テクノロジーセレクト・セクターSPDRファンド | |
生活必需品セレクト・セクターSPDRファンド | |
公益事業セレクト・セクターSPDRファンド | |
一般消費財セレクト・セクターSPDRファンド |
国内外の数えきれないETFから、自分で選別するのは大変なので、インヴァスト証券さんの方で厳選されているのは良いですね!
トライオートETFのデメリット・注意点は?
トライオートETFを始める上での注意点・デメリット等はありますか?
初心者の方は、レバレッジはかけずに、資金管理に注意して始めた方が良いかもです。
ここまで解説してきたように、通常のETFにない画期的な取引が行える「トライオートETF」ですが、以下のような注意点・デメリットもあるので、頭に入れて取引を行いましょう。
- 金利の支払いがある
- FXより取引時間が短い
- レバレッジ・資金管理に注意!
- NISA・特定口座が利用できない
- 取扱銘柄が少ない
信用売りができない→ 相場下落時に弱い
*2019年より自動売買(売建)が追加されました。
以下、各デメリットについて解説していきます。
デメリット1:金利の支払いがある
手数料無料のトライオートETFですが、ETFの保有期間は、日割りで金利の支払いがあります。
そのため、トライオートETFは、配当狙いの長期投資よりも、短期の売買・取引に向いた投資サービスと言えます。
デメリット2:FXより取引時間が短い
FX取引に慣れている場合、基本的に24時間の取引に慣れている方が多いかもしれません。
そのため、トライオートETFは、以下のように取引時間が限られてる点に注意しましょう。
国内ETF (日本の銘柄) | 月曜日〜金曜日 9:05〜11:25、12:35〜14:55 |
---|---|
海外ETF (海外の銘柄) | 月曜日〜金曜日 23:35〜翌日5:55(サマータイム時:22:35〜翌日4:55) |
海外ETFを利用する場合、アメリカのサマータイムにも注意が必要です。
デメリット3:レバレッジ・資金管理に注意!
トライオートETFでは、レバレッジを最大5倍までかけられますが、複数の注文をを出すこともあるので、余裕を持った資金管理を行いましょう。
トライオートETFでは、必要証拠金とは別に「推奨証拠金」も設定されているので、裁定でも推奨証拠金以上の資金を持つようにしましょう!
デメリット4:NISA・特定口座が利用できない
次に税制面ですが、トライオートETFの取引は、NISA口座・特定口座を利用できません。
NISA口座 | 金融商品の値上がり益や分配金など投資益が 非課税になる取引口座 |
---|---|
特定口座 | 株式・投資信託などの投資商品の売買の記録・損益の計算を、 証券会社が投資家に代わって行ってくれる口座 |
特に、特定口座が無い点は大きなデメリットと言えそうです。
特定口座(源泉徴収あり)の場合、全ての取引記録を証券会社が記録→納税してくれるため、投資家は確定申告の必要がなくなります。
しかし、トライオートETFでは、自分で申告をする必要があります。
特定口座、NISA口座はありません。
引用元:INVAST NAVI-【トライオートETF】特定口座、NISA口座はありますか?
取引による利益は雑所得として申告分離課税の対象となり、確定申告する必要があります。
FXの取引などで、自分自身で確定申告を行う事に慣れている方は心配ないですが、これまで特定口座で株取引などをしていた方は注意が必要です。
デメリット5:相場下落時に弱い(売建できない)
トライオートETFでは、「買い」注文からしか取引をスタートできません。
そのため、相場の下落局面や保有銘柄の下落時に、売建注文を行いヘッジしたりする事はできません。
売り注文が可能なETFは、以下の24銘柄になります。
- TOPIX連動ETF
- 日経225ETF
- 生活必需品株
- MSCIワールド
- 金融株トリプル
- 中国代表株50
- 資本財株
- 大型バリュー株
- 小型株
- 投資適格社債
- バンガード新興国株
- S&P500ETF
- S&P500ダブル
- ナスダック100トリプル
- ナスダック100
- エネルギー株
- 金融株
- EU大型株ヘッジ
- テクノロジー株
- 高利回り社債
- 公益事業株
- 一般消費財株
- SPDRゴールド
- 原油ETF
デメリット6:取扱銘柄が少ない
「厳選されたETF」で解説したように、トライオートETFは26銘柄の取扱が可能ですが、少ないと感じる方もいるかもしれません。
ただ、人気ETFは抑えてありますし、選択肢が絞れるという意味で、むしろメリットと感じる方もいるでしょう。
トライオートETFの評判・口コミは?
次に、トライオートETFの口コミ・評判をTwitterからピックアップしていきます。
ここまで解説してきたメリット・デメリットと合わせて、トライオートETFを始めるか?迷った際に、ご参考ください。
利用者はかなり多いため、多種多様な多くの評判が上がっていました!
悪い評判・口コミ1:金利が高い
取引や為替両替手数料は無料ですが、保有期間中に金利がかかる点に注意する必要があるようです。
金利コストがあるため、基本的に短期の取引に向いた投資サービスと言えます。
中立な評判:失敗は今後の糧になる
損失や手数料などコストがかかったものの、今後の糧にするという前向きな口コミもありました。
良い評判・口コミ1:自動売買が便利
トライオートETFの売りである「自動売買が便利!」という口コミ・評判は多くなっています。
口コミにあるように、初心者の時は、売買の判断が難しいので、自動売買の設定などをヒントに取引をするとトレードの勉強にも役立ちますね。
良い評判・口コミ2:スマホアプリも便利
トライオートETFのスマホアプリも利便性が高いと評判のようです。
良い評判・口コミ3:トライオートFXとの資金移動も便利
トライオートFXも利用している方は、ETFとFX間の資金移動も便利のようです。
【まとめ】トライオートETFは〇〇な人にオススメ!
ここまで解説してきたように、トライオートETFは、為替・取引手数料0円(無料)で自動売買ができる等、多くのメリットがありました。
- 取引手数料が無料。超低コスト
- 信用取引に対応(レバレッジや信用売りもできる)
- 投資元本の為替リスクがない
- 小額からの自動売買が可能
- 取引時間が多い
- 厳選されたETF
- 今ならキャンペーンで最大1万円
金利コストが発生するため「配当金目的の長期投資には向かない」などの注意点はあるものの、以下のような方に、特にオススメできる投資サービスです。
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