証券会社を選ぶポイントは「株式売買の手数料の安さ」や「使いやすさ」です。また、株主優待を購入する場合、自分にあった「優待銘柄の探しやすさ」も重要なポイントとなります。
本記事では、株主優待に特化したオススメ証券会社を紹介します。株主優待銘柄の探しやすさや手数料の安さ、また「つなぎ売り・クロス取引(上級者向け)」向けのオススメ証券会社についても解説していきます。

皆様の投資スタイルにあった証券会社をお選びください。
株主優待・株式投資に「必須」の証券会社【3選】
最後に、株主優待投資に必須の証券会社を「手数料の安さ」「優待の探しやすさ」「優待クロス(つなぎ売り)」の3つの観点から紹介して行きます。
特に、手数料は投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスや優待・配当利回りを悪化させるので、手数料の安い(無料)の証券会社を利用しましょう。
- 手数料の安さなら「ストリーム」株取引手数料が完全無料
- 端株優待なら「SBIネオモバイル証券」端株取引の手数料が最安
- 優待の探しやすさなら「SBI証券」優待ツールが便利
- 優待クロスなら「SMBC日興証券」銘柄数が多く、信用取引手数料無料

以下、各証券会社について詳しく解説して行きます。
株取引は手数料完全「無料」の「ストリーム」がオススメ!
株主優待など国内株の取引は、手数料完全無料のスマートプラス社の「ストリーム」がオススメです。国内株の取引手数料がいつでも完全無料なので「使わないと損」なレベルです。
スマートプラスは、国内株式の取引に特化したSNSで、情報収集や勉強も行えるので、口座開設を行いSNSに参加するだけでも、かなりのメリットがあります。
- 日本初の売買手数料ゼロ(無料)
- 無料よりもお得な!?SMART取引
- コミュティ型株取引
スマートプラス「ストリーム」の評判やメリット・デメリットなどの詳細は、以下をご参考ください。
1株から優待が貰える端株優待は「SBIネオモバイル証券」が必須
優待銘柄の中には、1株の保有で金券や自社製品、割引券など、お得な優待品が貰える銘柄(端株優待)があります。
かなり、お得な端株優待ですが、100株未満の株を購入できる証券会社は限られており、証券会社を間違えると手数料が割高になってしまいます。
優待株を取引する上で重要なポイントは「手数料の安さ」です。手数料は確実なマイナスリターンとなるため、手数料の安い証券会社で取引する事が重要です。
本優待など1株から優待が貰える「単元未満株(端株優待)」の取引が可能な証券会社は、SBIネオモバイル証券・SBI証券・マネックス証券・auカブコム証券の4社です。
- SBIネオモバイル証券 ← オススメ!
- SBI証券(S株)
- マネックス証券(ワン株)
- カブドットコム証券(プチ株)
手数料・比較
各ネット証券の端株の売買手数料は、SBI証券・マネックス証券・カブドットコム証券が取引毎に手数料が発生する料金体系です。
それに対して、SBIネオモバイル証券は、月の取引金額の合計額で手数料が発生する料金体型です(詳細:ネオモバの手数料)。
- SBI証券・マネックス証券・カブドットコム証券:取引毎に手数料発生
- SBIネオモバイル証券:月額制
各ネット証券の手数料を比較すると、下表のようになります。ここでの注意点は、SBIネオモバの手数料は「月額制」であるのに対し、他のネット証券の手数料は取引毎に発生する手数料である点です。
証券会社 | 〜5,000円 | 〜1万円 | 〜3万円 | 〜5万円 | 〜10万円 | 〜50万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 55円 | 55円 | 165円 | 275円 | 550円 | 2,700円 |
マネックス証券 | 52円 | 55円 | 165円 | 275円 | 550円 | 2,700円 |
auカブコム証券 | 52円 | 55円 | 165円 | 275円 | 550円 | 3,564円 |
岡三オンライン証券 | 220円 | 220円 | 330円 | 660円 | 660円 以降+10万円毎に+660円 | 3,300円 |
SBIネオモバイル証券 (ネオモバ) | 月額制 | 月額制 | 月額制 | 月額制 | 月の取引合計金額が50万円以下なら 実質16円で取引し放題 | 月額制 |
端株取引は「SBIネオモバイル証券」が必須!
端株の取引を考えた場合、手数料が圧倒的に安いのは「SBIネオモバイル証券 」です。
毎月50万円の取引まで「216円(税込)」の手数料で売買できますし、ネオモバイル証券では毎月200円相当のTポイントが貰えるため、実質16円で国内株式が取引し放題になります。
他の3社は、取引後に百円程度の手数料がかかるため、端株(単元未満株)の取引は、SBIネオモバイル証券がオススメです。今なら口座開設完了で、Tポイント200円分が貰えます。
SBIネオモバイル証券の特徴や利用に置けるメリットは、主に以下の5つが挙げられます。
- 1株単位(数百円〜)で株式投資ができる
→ 少額で株式に分散投資が可能 - 手数料が安い
→ 端株優待の取引にオススメ! - Tポイントが毎月貰える
- Tポイント投資が可能
- キャンペーンでTポイントが貰える
Tポイントで投資が始められる点や1株から国内株が購入できる点、月額定額制の手数料体型などは、まさに現在のスマホ世代向けの先進的なサービス内容と言えます。
\ 無料口座開設で200円相当 /
*カンタン3ステップで口座開設完了!
ネオモバの評判やメリット・デメリットなどの詳しい解説は、以下の記事をご参考ください。
SBI証券の優待検索ツールが便利
現在、株主優待は1,200社を超える企業(銘柄)が行っています。そのため、自分にあった優待やその権利月を調べることは、非常に大変です。そこで便利なのが「SBI証券の株主優待優待検索ツール」です。
以下の図は、SBI証券の株主優待検索ツールです。優待の種類、権利確定月、最低購入価格、優待利回りなどから銘柄を探すことができます。また、こだわり検索で、PER、PBR、自己資本比率などの条件も加えることができます。
SBI証券の株主優待ツールの解説や使い方などの詳細は、以下の記事をご参考ください。
優待クロス(つなぎ売り)に強いオススメ証券会社
株価変動リスクを軽減し優待投資を行う裏技「優待クロス(つなぎ売り)」を行う場合は、必須の証券会社が変わります。
優待クロスを実践するには、一般信用売建の可能な証券会社が必要になりますが、この一般信用売建は各証券会社によって、取扱数に大きな差があります。
一般信用売建可能な銘柄数が多い証券会社ほど有利になります。
一般信用売建で「優待クロス」が可能なネット証券の取扱銘柄数を比較すると、下表のようになります。
証券会社 | 銘柄数 |
---|---|
SMBC日興証券 | 約2,000銘柄 |
カブドットコム証券 | 約2,400銘柄 |
SBI証券 | 約2,000銘柄 |
松井証券 | 約900銘柄 |
GMOクリック証券 | 約200銘柄 |
マネックス証券 | 約300銘柄 |
楽天証券 | 約1,400銘柄 |
上表からも分かるように、SMBC日興証券とauカブコムの取扱銘柄数がダントツで多いので「優待クロス」を行う場合、この2社は必須となります。
特に、SMBC日興証券は、信用取引の手数料が無料なので、優待投資で使わない手はありません。
SMBC日興証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。
また、優待クロス向けの証券会社の比較や選び方、おすすめ等は、以下の記事をご参考ください。