本記事では、ネオモバ・楽天証券をポイント投資(少額投資)の観点から比較・解説していきます。
他のポイント投資と比較しながら「どちらがオススメか?」選び方・比較ポイントを交えて解説していきます。
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)や楽天証券では、Tポイントや楽天ポイント等で投資が行えます。
少額、または普段の生活で貯めたポイントで、日本株や投資信託の購入ができるため、多くの方が利用しています。
このように、多数のメリットがあり、人気の「ネオモバ」や「楽天証券」のポイント投資・少額投資サービスですが、
- 結局どっちがオススメ?
- 二つのサービスの違いは?
- 私には、どっちが向いてる?
など、たくさんの疑問が湧いてくると思います。
そこで、本記事では、ネオモバ・楽天証券の特徴を徹底比較していきます。
選び方や比較ポイント、また私自身の実際の活用方法を交えて解説していきますので、「ネオモバ・楽天証券どちらを利用するか迷っている」方は、ぜひご参考ください。
結論:株式投資なら「ネオモバ」、投資信託の取引なら「楽天証券」
結論から言うと、日本株投資を行う方は「ネオモバ」、投資信託の購入・保有を行う方なら「楽天証券」がオススメです。
以下、上の結論に至る理由、比較ポイントなどについて詳しく解説していきます!
選び方・比較ポイント
はじめに、ネオモバ・楽天証券を比較する上で重要なポイントと選び方の基準を解説して行きます。
ネオモバか?楽天証券か?ポイント投資の証券会社を選ぶ上で重要になるポイントは、以下の3つがあります。
- 投資方法
(利用する金融・投資商品) - 投資資金
- ポイントの貯まりやすさ
以下、各項目・選び方について詳しく解説して行きます。
【選び方1】投資方針(利用する投資商品)
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)と楽天証券では、ポイントで購入可能な投資・金融商品に違いがあります。
例えば、日本株投資は、ネオモバと楽天証券の両方でポイント投資可能ですが、投資信託の購入は「楽天証券」でしか行えません。
証券会社 | ネオモバ | 楽天証券 |
---|---|---|
日本株 | ○ | ○ |
投資信託 | × | ○ |
Tポイントで投資信託の買付・積立を行いたい場合は「SBI証券」を利用する事で、100PからTポイントで投信の購入が行えます。
- Tポイントで100ptから投信購入が可能
- 投信保有額に応じて最大0.2%のTポイント還元
SBI証券は、投信マイレージという独自のサービスで、投資信託の保有額に応じて「最大0.2%の付与率」でTポイント還元を受ける事が可能なため、Tポイントで投信を運用したい方には、オススメです。
【選び方2】投資資金・ポイント数
投資商品の多様性を見ると、日本株・投資信託の両方にポイント購入可能な「楽天証券」が良いように感じます。
しかし、日本株投資に限ると「ネオモバ」の方にメリットがあります。
- ネオモバ:1株(数百円)から日本株が取引可能
→ 小資金(またはポイントのみ)で株取引が可能 - 楽天証券:100株からしか購入できない
→ 投資ハードルが高い!ポイントのみの取引は難しい!
楽天証券では、通常の証券会社と同様、100株単位でしか日本株が取引できません。
100株単位での取引の場合、数十万円〜数百万円の投資資金が必要になるため、ポイントで日本株を購入したい方、少額で株取引を行いたい方には「不向き」です。
楽天証券は「100株単位」でしか株取引が出来ないので、ポイント・少額投資には「不向き」です!
一方、ネオモバは、単元未満株(端株)の取引が可能なため「1株単位」で日本株の取引が行えます。
1株単位の場合、数百円〜数千円程度の投資資金で、日本株が取引可能なので、ポイントや少額資金での株取引はネオモバがオススメです。
少額投資やポイントのみで日本株を取引する場合は「ネオモバ」が良いですね!
1株単位(単元未満株・端株)の取引手数料は、一般的な国内株式の売買手数料と比較して割高ですが、ネオモバでは、月50万円分の取引まで手数料「200円(税抜)」で取引し放題です。
以下の表は、単元未満株(端株)が取引可能な証券会社の手数料を比較した表ですが、他のネット証券が1回毎に割高な手数料を取られるのに対し、ネオモバは月額制の割安な料金体系で、1株単位で取引が行えます。
証券会社 | 〜5,000円 | 〜1万円 | 〜3万円 | 〜5万円 | 〜10万円 | 〜50万円 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 買付手数料:無料 売却手数料:約定代金の0.5%(税込0.55%) 最低手数料:50円(税込55円) | |||||
マネックス証券 | 買付:0円 売却時:52円 | 買付0円 *売却時 約定代金の0.55% | 買付0円 *売却時 約定代金の0.55% | 買付0円 *売却時 約定代金の0.55% | 買付0円 *売却時 約定代金の0.55% | 買付0円 *売却時 約定代金の0.55% |
auカブコム証券 | 52円 | 55円 | 165円 | 275円 | 550円 | 2,750円 |
岡三オンライン | 220円 | 220円 | 330円 | 660円 | 660円 以降+10万円毎に+660円 | 3,300円 |
SBIネオモバイル証券 (ネオモバ) | 月額制 | 月額制 | 月額制 | 月額制 | 月の取引合計金額が50万円以下なら 実質20円で取引し放題 | 月額制 |
さらに、ネオモバでは、毎月200円相当のTポイントが付与されるため、実質ほぼ無料で取引が行えます。
ネオモバは、取引手数料・利便性の両面で、ポイント投資・少額の株式投資に特化したネット証券と言えます。
→ ネオモバ【公式ページ】
ネオモバの手数料に関する詳細・解説は、以下をご参考ください。
→ 手数料の比較・解説|ネオモバの評価は?メリット・デメリットを解説
【選び方3】ポイントの貯まりやすさ
「ポイントの貯まりやすさ」も一つの重要な選ぶ要素です。
極端な話、普段の生活で、楽天ポイントが全く貯まらないのであれば「楽天証券」でのポイント投資はできませんし、逆にTポイントが貯まらなければ「ネオモバ」でのTポイント投資は行えません。
節約に回す「ポイント」との兼ね合いも判断要素の一つですね!
我が家の場合、楽天ポイントの方が「節約」に回す金額は多いです!
ただ、数百ポイントあれば、ネオモバ(国内株)でも楽天証券(投資信託)でも投資が始められるので、先に解説した「投資商品」「投資資金」と比較すると、そこまで重要な判断要素では無いでしょう。
Tポイント・楽天ポイントの効率的な使い方、人気の方法は、以下をご参考ください。
以下、ポイント投資の選び方が分かった所で、ネオモバと楽天証券のメリット・デメリットをおさらいし、投資別のおすすめ証券会社を解説して行きます。
次に、ネオモバ・楽天証券の特徴を、それぞれ解説していきます。
Tポイント投資「ネオモバ」の特徴
ネオモバのメリット・デメリットを楽天証券と比較・解説して行きます。
ネオモバの魅力・メリット
楽天ポイント投資と比較した場合、ネオモバには、以下のようなメリットがあります。
- 単元未満株の取引が可能
→ 1株(数百円)から国内株が購入可能 - 毎月200Tポイント貰える
- 月額制の割安な料金体系
- 株の定期積立も可能
- 口座開設で200ポイントが貰える
- 1株からIPOに参加可能
最大のメリットは、1株から日本株取引が可能な点です。
楽天ポイント投資は、100株からしか購入できないため、数十万円〜数百円万円のポイント・資金が必要ですが、ネオモバなら数百円〜数千円のポイントで日本株の取引が行えます。
ポイントでの株式投資は「ネオモバ」がオススメです!
また、先に解説したように、月額制の手数料体系で、月間の取引合計額が50万円以下なら、毎月貰えるTポイントと差し引いて実質ほぼ無料で取引し放題になります。
また、口座開設完了で200ptが付与されるため、ポイントや小資金で日本株投資を始める方は、この機会に口座開設を行うと良いでしょう。
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ネオモバのデメリット・できない事
ただし、ネオモバの場合、ポイントで投資信託の買付は行えません。
そのため、楽天ポイントで投資を行いたい方は楽天証券、Tポイントで投信の購入を行いたい方はSBI証券を活用しましょう。
- ネオモバの投信運用は不可
- 楽天ポイントで投信運用なら「楽天証券」
- Tポイントで投信運用なら「SBI証券」
楽天証券・SBI証券のポイント投資に関しては、以下をご参考ください。
楽天ポイント投資「楽天証券」の特徴
ネオモバと比較した場合の「楽天証券」のメリット・デメリットを解説して行きます。
魅力・メリット
ネオモバと比較した場合、以下のようなメリットがあります。
- 投資信託の買付が可能
- NISAの利用運用が可能
- 口座開設でポイント付与
→ 楽天証券 キャンペーン
特徴は、投資信託の買付に「楽天ポイント」を充当できる点です。
Tポイントの場合、SBI証券で投信の買付が可能ですが、ネオモバでは投信の購入は出来ません。
ポイント投資で投信運用する方は「楽天証券」がオススメですね!
また、NISAも利用可能なため、つみたてNISAでの投資信託購入にポイントを充当したい場合は、楽天証券が良いでしょう。
【超お得】楽天カード投信積立で1%ポイント還元
ちなみに、投資信託の自動積立を予定されている方は、楽天証券の「楽天カード投信積立」が、かなりオススメです。
楽天カード決済の投信積立は、毎月の投資信託の自動積立を「楽天カード」で決済できる投資サービスです。
驚く事に、楽天カードで決済した投資信託は、他の買い物と同様に「1%」分のポイント還元を受けられます。
1%の確実な投資リターンを得る事ができるため、投信積立を予定される方は、ぜひ利用しましょう。
さらに、楽天証券では、上述のように「ポイント投資」「つみたてNISA」が活用できるため、楽天カード投信積立のポイント付与と合わせて、超効率的な資産運用が行えます。
このように、楽天証券は国内株式の取引に関しては、ネオモバに劣るものの、投資信託の購入・積立に関しては、ポイント投資と合わせて、かなりオススメです。
そのため、ポイントで投資信託の購入を予定の方、また投信の積立投資を考えている方は、楽天証券の口座を持っておくと良いでしょう。
今なら口座開設キャンペーンで、高額のポイント・現金が貰えるため、この機会に口座開設を行うとお得です。
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デメリット・できない事
ただし、楽天証券の場合、ネオモバのように1株から株式投資を行う事はできません。
100株以上の国内株の購入の場合、数十万円〜数百万円程度のポイント・資金が必要になるため、ポイントを利用した国内株への投資は、「ネオモバ」を活用しましょう。
シンプルに、国内株なら「ネオモバ」、投資信託なら「楽天証券」を活用すれば問題ないですね!
楽天証券は、本記事で解説した「ポイント投資」「楽天カード投信積立」の他にも、楽天銀行との連携で普通預金金利が0.1%になる他、楽天ハッピープログラムでポイントが貯まるなど、様々なメリットがあります。
- ほぼ全ての投資商品が取引可能
- 楽天ポイントで投資信託の購入ができる
- 楽天カード決済で投資信託の積立が可能
→ 決済額の1%分をポイント還元 - 50万円以下、株式の取引手数料「無料」
- 楽天銀行との連携で普通預金が0.1%へ
- 日経新聞が無料で読める
- ETF(100銘柄以上)が無料で売買できる
- 一般信用取引で株価下落を抑えて株主優待が取れる
初心者の方や投資をあまりやらない方でも、楽天銀行との連携(無料)で預金金利0.1%が得られる他、ハッピープログラムでポイントが貯まるのは、かなり「お得」です。
口座開設費・維持費は無料で、今ならキャンペーン(楽天銀行との同時口座開設&連携)で現金1,000円がもれなくプレゼントされるので、この機会に口座開設を行うと良いでしょう。
楽天証券全体の評判やメリット・デメリットなどの詳しい解説は、以下の記事をご参考ください。
【まとめ】投資家・運用法別おすすめ証券会社
最後に、これまでの選び方やネオモバ・楽天証券の特徴を踏まえて、どちらがオススメか?投資方法別に解説して行きます。
株式投資ならネオモバ
ポイントや小資金で日本株投資を行う場合、1株(単元未満株)から取引が行える「ネオモバ」がオススメです。
私もネオモバで日本株の運用を行っています!
参考:【ネオモバ運用実績】銘柄・配当金など公開中
楽天証券でもポイントで国内株に投資可能ですが、100株単位での購入が必要なので、ポイントと現金を合わせて数十万円〜数百万円の資金が必要になります。
そのため、ポイントや小資金で国内株式に投資がしたい方は「ネオモバ」を利用しましょう。
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ネオモバの評価や口コミ、最新のキャンペーン情報は、以下の記事をご参考ください。
投資信託なら楽天証券
ネオモバでは、投資信託の購入が出来ないため、ポイントで投資信託の購入を行いたい場合は「楽天証券」を利用しましょう。
私自身は、楽天市場でのポイント還元率アップのため、毎月500円程度の楽天ポイント投資を行っています!
楽天ポイントを含む投信の購入を500円以上行うと、楽天市場での買い物のポイント還元率が+1倍されるため、節約にも最適の運用です。
NISA利用なら楽天証券
また、ネオモバではNISAの利用が出来ないため、NISA・つみたてNISAを利用したい場合も「楽天証券」が良いでしょう。
楽天カード積立でポイントを貰いつつつみたてNISAが利用できるため、愛用者が多いです!
参考:楽天カードでの投資信託積立で1%分のポイントをもらう方法【楽天証券】
楽天証券の場合、口座開設キャンペーンや楽天カードの投信積立で、高額現金が貰えるため、NISAの活用や投資信託の積立投資にぴったりです。
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まとめ
ここまで解説してきたように、ネオモバと楽天証券では、ポイント投資の利便性が違いあるため、その方の投資したい金融商品(株式 or 投資信託)や投資資金によって、利用すべき証券会社が変わります。
基本的には、日本株への投資であればネオモバ、投資信託の買付であれば楽天証券が、最適解になります。
最後に、サイト管理人自身のネオモバと楽天証券の使い方、人気投資家・ブロガーさんなどの使い方や口コミ・評判などについて解説して行きますので、口座開設などで迷っている方は、ご参考ください。
私の利用方法・使い分
私の場合、メインでは、ネオモバで株式投資を行なっていますが、楽天市場でのポイント還元率アップやポイントの現金化のため、楽天証券でのポイント投資も行なっています。
- ネオモバ・楽天証券を両方利用
- 【メイン】ネオモバでの株式投資
- 【サブ】楽天証券でのポイント投資
ネオモバでは、値上がり益重視の日本株運用を行なっており、本サイトでも運用状況を報告しているため、運用方法などを参考にしたい方は、ご参考ください。
現在の所、運用益は大きくプラスになっており、ネオモバの1株から購入できる特性を活かし、効率的な運用が行えております。
ネオモバの運用実績や保有銘柄、運用してわかったメリット・デメリットは、以下をご参考ください。