米国株の取引は、各証券会社の競争により、手数料は劇的に下がり、注文や積立方法など利便性も大きく改善しています。
しかし、米国株の取引手数料は、日本株と比較して若干複雑なため、どのネット証券会社が最も安いのか?また、利便性はどの証券会社が優れているのか?気になると思います。
そこで、本記事では、各ネット証券の最新の手数料、また利便性を比較し、どのネット証券がオススメか?ランキング形式で解説していきます。
[box06 title=”本記事で分かる事”]
- ネット証券の選び方
- 手数料が最も安いネット証券
- 注文方法など利便性の違い
- 各ネット証券の特徴
[/box06]
米国株向け証券会社の選び方・比較ポイント
はじめに、米国株取引向けの証券会社の選び方、比較するポイントを解説していきます。すぐに「おすすめランキング」をチェックしたい方は、読み飛ばして頂いて構いません。
米国株の取引を行う場合、「手数料の安さ」と「取引の利便性」が証券会社を選ぶ上で重要になります。また、証券会社毎の「独自の強み」も比較ポイントの一つです。
[box06 title=”米国株取引のネット証券を選ぶポイント”]
- 手数料の安さ ← 特に重要
- 利便性:取扱銘柄数、時間外の取引など
- 独自の強み:貸株、積立サービス等
[/box06]
以下、それぞれの項目を詳しく解説していきます。
手数料の安いネット証券を選ぶ
投資コスト(手数料)は、投資の確実なマイナスリターンとなり、フォーマンスを悪化させます。そのため、手数料を安く抑えて、パフォーマンスの向上を行う事が重要です。
特に、米国株の取引の場合、アメリカ市場に上場している銘柄を売買するため、日本株の取引と比べて、手数料が割高な傾向があります。そのため、手数料の安い証券会社を選ぶことが、かなり重要になってきます。
- 手数料(投資コスト)は投資成績の悪化を招く
- 米国株は日本株の取引手数料より割高になりやすい
→ 手数料の安いネット証券を選ぶ事が重要
米国株取引にかかる2種類の手数料
米国株を取引する場合、日本株の売買とは違い、売買手数料・為替手数料の2種類の手数料が発生します。
売買手数料は、国内株と同じく、株式を取引する際に発生する手数料です。一方、為替手数料は、米国株を購入するために必要な米ドルの調達コストで「日本円⇄米ドル」の両替の際に発生するコストです。
[box03 title=”米国株の取引にかかる手数料”]
- 売買手数料:株の売買時に発生する手数料
- 為替手数料:日本円⇄米ドルの両替時に発生する手数料
[/box03]
各ネット証券の手数料【比較】
次に、各ネット証券の売買手数料・為替手数料手数料を比較して行きます。
以下の表は、米国株の取り扱いを行っているネット証券4社の売買手数料・為替手数料を比較したものです。
[jin-fusen2 text=”米国株の手数料比較”]
証券会社 | 売買手数料 | 為替手数料 (1ドル両替あたり) |
---|---|---|
DMM.com証券 | 無料(0円) | 0.25円 |
SBI証券 | 約定額の0.45% ・最低0ドル ・最大20ドル |
|
マネックス証券 | ||
楽天証券 |
売買手数料が最も安いのは「DMM.com証券(DMM株)」です。なんと、手数料0円(完全無料)で米国株の売買が行えます。
為替手数料では、住信SBIネット銀行を経由した場合のSBI証券よりも高めですが、売買手数料完全無料(0円)は凄まじく、口座開設しておきたいネット証券です。
手数料のまとめ
手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、米国株取引を行う場合は、売買手数料・為替手数料が安い証券会社を利用しましょう。
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私の場合、米国株の証券会社は「手数料の安さ」を最も重視しています。
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手数料の安さで特に目立つのがDMM.com証券(DMM株)です!売買手数料0円(完全無料)で取引が行えます。
[box06 title=”米国株の取引手数料”]
- 売買手数料:DMM株なら完全無料(0円)!
- 為替手数料:住信SBIネット銀行を経由した場合のSBI証券が安い
[/box06]
利便性|取扱銘柄数・取引方法など
手数料の次に重要なポイントとなるのが「取引の利便性」です。
[box05 title=”取引の利便性”]
- 取引可能な銘柄数は?
- 特定口座の対応は?
- 注文方法は?
- 時間外の取引は可能?
[/box05]
以下、これらの項目を一つ一つ解説して行きます。
取引できる銘柄の数
サービスの利便性で、まず重要になる点が「取扱銘柄数」です。手数料の安い証券会社を選んだとしても、自分の欲しい銘柄が取り扱われていなければ、意味がありません。そのため、各証券会社の取扱銘柄数は、非常に重要になってきます。
[jin-fusen2 text=”各ネット証券の取扱銘柄数数(2017年3月現在)”]
証券会社 | 個別銘柄 | ETF | 合計 |
---|---|---|---|
マネックス証券 | 3,262銘柄 | 291銘柄 | 3,553銘柄 |
SBI証券 | 1,978銘柄 | 283銘柄 | 2,261銘柄 |
楽天証券 | 2,080銘柄 | 301銘柄 | 2,381銘柄 |
上の表を見るとわかるように、マネックス証券がダントツの1位となっています。SBI証券でもアップルやマイクロソフト、アマゾンなどの主要大型株やETFは十分揃いますが、中小型株への投資を考えている方は、マネックス証券の方が、取り扱っている可能性が高くなります。
時間外の取引は可能か?
米国株を取引する場合、株式市場が空いている時間(立会時間)が時差の関係で、夜〜朝となっています。そのため、日本人にとっては、立会時間外に取引できる証券会社が便利です。
時間外の取引が行えることで、立会時間よりも有利な価格で売買できたり、市場の暴落などネガティブサプライズがあった時などに、時間に関わらず売買を行えるメリットもあります。
この便利な立会時間外の取引は、現状「マネックス証券」で行えます。SBI証券や楽天証券では、立会外の取引は行えません。
特定口座・NISA口座への対応は?
特定口座やNISA口座への対応も米国株への取引を考えるうえで重要になります。
特定口座とは、株式・投資信託などの投資商品の売買の記録・損益の計算を証券会社が、我々投資家に代わって行ってくれる口座のことです。また、源泉徴収ありを我々が選択すれば、証券会社が納税し、我々得て口座を使う投資家は確定申告不要とすることも可能です。
米国株の税制面・確定申告などは面倒なので、米国株も特定口座に対応してる証券会社を選ぶことが重要です。低コストネット証券のマネックス証券、SBI証券、楽天証券、DMM株は、いずれも特定口座に対応しています。
また、配当金や売却益の課税が非課税となるNISA口座も、SBI証券、楽天証券、マネックス証券であれば、米国株に対応しています。
注文方法は?
近年では、日本株とほぼ同様の感覚で取引できるようになった米国株ですが、注文方法を見てみると、証券会社によっては、成行き注文ができない等の注意点もあります。下表は、低コストネット証券3社の可能な注文方法を比較したものです。
[jin-fusen2 text=”ネット証券の可能な注文方法の比較”]
証券会社 | 可能な注文方法 | 有効期限 |
---|---|---|
マネックス証券 | 成行・指値・逆指値など豊富 | 90日間 |
SBI証券 | 指値のみ | 15営業日 |
楽天証券 | 成行・指値のみ | 当日のみ |
注文方法の多様性は「マネックス証券」が最も多く、成行・指値・逆指値などができるうえ、注文の有効期限が90日(約3ヶ月)まで選べます。
有効期限が長いと、自分が買いたい金額まで、のんびり待つことができます。
貸株・定期積立
証券会社によっては、米国株で貸株サービスや米国株を定期的に自動積立できるサービスを導入しています。
そのため、米国株を長期で保有したい方、またバンガードETFなど米国ETFを定期的に積み立てしていく予定の方は、これらのサービスを導入している証券会社を選ぶと良いでしょう。
[box06 title=”独自のサービス”]
- 貸株
- 定期積立
[/box06]
以下、各サービスについて詳しく解説していきます。
貸株
貸株(かしかぶ)とは、銀行の利息のように、保有中の株式を証券会社に貸すことで、貸し出した株式に応じて貸株金利を得ることができるサービスです。
米国株の場合、SBI証券のみで貸株サービス(カストック)が利用できます。
SBI証券の貸株サービス(カストック)は、以下のような特徴・メリットがあります。
[box06 title=”SBI証券の貸株「カストック」の特徴・メリット”]
- いつでも売却可能
- 貸株中も配当がもらえる
- 自動で貸し出しも可能
参考:SBI証券カストック(米国貸株)のメリット・デメリット
[/box06]
貸株を利用する事で、配当金以外の収益(インカム収入)として「貸株金利」が得られるので、中長期で保有予定の米国株・米国ETFがある方は、SBI証券の貸株(カストック)を利用すると良いでしょう。
https://money-laboratory-ryoma.net/sbi-sec-kastock/
定期買付・積立
定期買付(積立)とは、お目当の米国株・ETFの「買付の金額」や「頻度」を一度設定するだけで、自動的に米国株を継続的に定期購入できるサービスです。
投資信託の毎月自動積立のようなサービスで、定期的に米国ETFや米国株を積立したい方にオススメです。
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私もバンガードETFの積立で活用しています!
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この米国株の「定期買付・積立」も、先に解説した「貸株」同様に、SBI証券のみが導入しているサービスなので、米国株の定期購入を行いたい方は、SBI証券一択となります。
https://money-laboratory-ryoma.net/sbi-us-stock-regular-purchase/
【まとめ】証券会社の選び方
ここまで解説してきたように、米国株・米国ETFの取引向けの証券会社を選ぶポイントは、以下の3つでした。
[box06 title=”証券会社を選ぶポイント”]
- 手数料の安さ ← 特に重要
- 利便性:取扱銘柄数、時間外の取引など
- 独自の強み:貸株・積立など
[/box06]
個人的には、手数料は投資家への確実なマイナスリターンとなるため「取引手数料の安さ」を一番重視しますが、投資方針などに応じて「利便性」を重視しても良いでしょう。
手取り早く言えば、
[box06 title=”投資タイプ別のオススメ証券会社”]
- とにかく手数料を安くしたい!
→ DMM株 - 貸株や定期買付を利用したい!
→ SBI証券 - 中級者以上の方で、米国の中小型株にも投資したい!
→ マネックス証券
[/box06]
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私自身、全てのネット証券の口座を保有していますが、利用頻度は「SBI証券」が最も多いです。
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以下、ここまで解説してきたポイントを踏まえて、最新の米国株向け証券会社をランキング形式で解説していきます。
比較・ランキング|オススメはどこ?
ここまで解説してきた証券会社選びのポイントやその他利便性を各ネット証券毎にまとめると、下表のようになります。
[jin-fusen3 text=”単元未満株の取引手数料【比較】”]
証券会社 | 売買手数料 | 為替手数料 | 取扱銘柄数 | 貸株 | 定期買付 | 特定口座 | リアルタイム株価 | 取引ソフトの有無 | 時間外取引 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 約定金額の0.45% (最大20ドル) |
25銭 *住信SBIネット銀行で4銭 |
約1,300銘柄 | ○ | ○ | ○ | 月額500円 | 無し | × |
マネックス証券 | 約定金額の0.45% (最大20ドル) |
25銭 | 約3,000銘柄 | × | × | ○ | 無料 | PC、スマホ | ○ |
DMM株 | 完全無料(0円) | 25銭 | 約1,000銘柄 | × | × | ○ | 無料 | PC | × |
楽天証券 | 約定金額の0.45% (最大20ドル) |
25銭 | 約1,300銘柄 | × | × | ○ | 月額1,000円 | PC | ○ |
以下、これらのポイントを踏まえ、米国株・ETF取引向けの証券会社をランキング形式で解説していきます。
売買手数料は完全無料の「DMM株」に劣るものの、為替手数料を安くできます。
また、利便性の面でも取扱銘柄が多く、定期買付(積立)・貸株など独自のサービスがあるため、万人の方がリーズナブルなコストで、米国株・ETFの取引が行えます。
総合評価 | [jinstar5.0] 初心者から万人向け! |
---|---|
手数料 | [jinstar4.5] 為替手数料が安い! |
利便性 | [jinstar4.5] 1,000銘柄以上が取引可能! |
独自性 | [jinstar5.0] 貸株・定期買付が利用可能! |
SBI証券の米国株サービスに関する解説は、以下をご参考ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#us-stock
総合評価 | [jinstar4.5]手数料と取引ツールが魅力! |
---|---|
手数料 | [jinstar4.5]売買手数料0円!完全無料! |
利便性 | [jinstar4.5]無料で使えるツールが多い! |
独自性 | [jinstar4.0] |
売買手数料はSBI証券や楽天証券と同程度ですが、取扱銘柄数の多さ、注文方法の多様性、時間外の取引が出来る等、米国株取引の利便性が圧倒的に優れています。
米国の中小型株に投資する方や注文方法などに拘る方は「マネックス証券」を利用すると良いでしょう。
総合評価 | [jinstar4.0]中級者以上の方にオススメ! |
---|---|
手数料 | [jinstar4.0]期間限定で為替手数料が無料 |
利便性 | [jinstar5.0]取引銘柄数・注文数が多い! |
独自性 | [jinstar4.5]銘柄分析の資料が豊富! |
マネックス証券の米国株取引に関する詳細は、以下をご参考ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/monex-sec/#us-stock
ここまで解説したように、米国株の取引は、証券会社をうまく選び上手に活用することで、取引コストや手間を省いて投資を行うことができます。
マネックス証券などは、ほぼ日本株と同じ感覚で取引が行える水準に達しつつあり、米国株の取引に関しては、一歩リードといった印象です。
[box06 title=”米国株向け証券口座ランキング【まとめ】”]
[/box06]
ちなみに、私自身は、米国小型株などを取引する機会がなく、主に米国ETFを利用しているため、コスト重視で、SBI証券を長く愛用しています。
ただ、DMM株が売買手数料を完全無料にしたため、今後はDMM株の利用を検討しています。
また、米国株の投資情報収集などのために、マネックス証券も口座開設しています。
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メインはSBI証券ですが、口座開設費は無料なので、全てのネット証券の口座を持っています。
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よくある質問(FAQ)
次に、米国株投資用の証券口座を選ぶ上で、よくある質問をピックアップし、回答・解説していきます。
SBI証券とDMM株の手数料はどちらが安い?
米国株の取引手数料は「為替手数料」および「売買手数料」の2種類があるため、為替手数料が安いSBI証券がお得なのか?売買手数料が無料のDMM株がお得のなのか?分かりにくい部分があります。
そこで、SBI証券とDMM株のトータルコスト(為替手数料+売買手数料)を比較してみます。
以下の表は、米国株・米国ETFの約定代金(購入金額)毎のトータルコストの比較表です。表から分かるように、1取引での購入金額が100万円以下の場合「DMM株」のコストが圧倒的に安い事が分かります。
[jin-fusen2 text=”SBI証券・DMM株のトータルコスト比較”]
SBI証券の米国株の売買手数料は最大20ドルであるため、為替手数料の安さの効果が出始める130万円以上は「SBI証券」の方が安くなりますが、1回に130万円以上購入する方は稀だと思うので、基本的には「DMM株」の取引手数料(トータルコスト)が安くなります。
ちなみに、上のグラフは「1ドル110円」としていますが、為替レートが多少変動してもトータルコストへの影響は微々たるものです。
基本的に、為替が円安に進めばDMM株がさらにお得に、逆に円高に進めばDMM株が不利になります。
[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
1ドル50円程度にならない限りは、DMM株の優位性は崩れません。
[/chat]
DMM株の注意点|高配当株はコストが嵩む
手数料が段違いに安い「DMM株」ですが、一つ注意点があります。
それは、DMM株で保有している米国株の配当金の受け取り時に発生するコスト(スプレッド)です。
以下は、DMM.com証券に問い合わせた際の回答ですが、配当金を受け取る際に「1ドル辺り1円」のコストが発生します。
■配当金の計算時に採用する為替レートについて
配当金は、金融機関における「公示レート(TTB)」を計算時に採用しております。
なお、「公示レート(TTB)」は、「仲値レート(TTM)-1.00円」となります。引用元:DMM株への問い合わせへの回答を一部抜粋
売買手数料が完全無料なため、そこまで大きなデメリットとは言えませんが、AT&Tなどの高配当銘柄を好んで投資される方は、頭に入れておきましょう。
米国株の高配当銘柄については、以下をご参考ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/us-stock-ranking-haito/
楽天証券にメリットは無いですか?
米国株向けの証券ランキングでトップ3から外れてしまった「楽天証券」ですが、そこまで悪い訳ではありません。
売買手数料はマネックス証券・SBI証券と同程度です。ただし、為替手数料は一律25銭でやや割高で、楽天証券独自の際立ったサービスが無い事からランキングから外れてしまいました。
ただし、楽天証券は楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が年率0.1%になる他、日本株や投資信託の購入・積立で楽天ポイントが貯まる等のメリットがあるので、楽天ユーザーの方や投資信託の取引を行う方は、かなりオススメです。
[box06 title=”楽天証券の特徴・メリット”]
- 楽天カード決済の投信積立で1%ポイント還元
- 楽天ポイントで株式・投資信託が購入可能
- 楽天銀行との連携で普通預金が0.1%
- 日経新聞が無料で読める
- キャンペーンで高額現金・ポイントが貰える!
参考:楽天証券の評価|メリット・デメリットを他ネット証券と比較・解説
[/box06]
[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”right” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
私も投資信託の積立は「楽天証券」を利用しています。
[/chat]
今なら口座開設キャンペーンで最大10万円相当が進呈されるので、キャンペーンを活用して口座開設を行うと良いでしょう。
https://money-laboratory-ryoma.net/account-opening-campaign-rakuten-securities/
米国株の取引は「円貨・外貨決済」どちらがオススメ?
一般的に、各証券会社の円貨決済を利用する場合、日本円から米ドルへ両替する「為替手数料」が、外貨決済と比べて割高になります。
ただし、日本円を普段から利用する日本の方にとっては、円貨決済は便利なので、好みによって合わせましょう。
- 外貨決済:手数料が安いが、一手間必要
- 円貨決済:手数料が高いが、手間が省ける
ちなみに、外貨を提携銀行などで用意する場合、証券会社によっては入出金コストが発生してしまう場合がある点に注意しましょう。
一般的には、住信SBIネット銀行で日本円を米ドルへ両替し、SBI証券に入金後、購入する方法がコストが割安になります。
[jin-iconbox10]SBI証券で米国株を安く購入する方法[/jin-iconbox10]
外貨入出金コストが安い証券会社は?
為替手数料を安くするには、手数料の安いネット銀行などで両替し、その外貨を証券会社に入金する方法があります。
実際、住信SBIネット銀行で米ドルを買付し、SBI証券で米国株・ETFを購入すれば、SBI証券で日本円から米国株を購入する場合と比較して、「5分の1」程度のコストで済みます(下表参照)。
[jin-fusen2 text=”為替手数料の例”]
金融機関 | 為替手数料 (1米ドルあたり) |
---|---|
証券会社 | 0.25円 |
住信SBIネット銀行 | 0.04円 |
ただし、証券会社によっては、外貨の入出金手数料がかかる場合があるため、注意が必要です。
以下の表は、入出金手数料や取引の方法、また入出金可能な通貨を比較した表です。外貨の入出金には、どの証券会社も手数料がかかりますが、SBI証券は、提携銀行の住信SBIネット銀行を利用することで、外貨の入金・出金がいずれも無料になります。
[jin-fusen2 text=”外貨入出金サービスの比較”]
項目 \ 証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 |
---|---|---|---|---|
入金手数料 | 無料 | 有料 | 一部無料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 | 有料 | 有料 | 有料 |
手続き方法 | インターネット可 | 窓口・コールセンター | 窓口・コールセンター | 窓口・コールセンター |
取り扱い通貨 | 7通貨 | 5通貨 | 2通貨 | 6通貨 |
上の比較表を見てもわかるように、コスト・利便性、取り扱い通貨の多さ、全ての面で、SBI証券の外貨入出金サービスが、他証券会社よりも良いものとなっています。
ちなみに、為替手数料を安くすることのできる住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座開設を行う際に同時に口座開設ができます。2つの口座を一緒に開設できるので、便利です。
コストは投資家の確実なマイナスリターンとなるため、外貨の入出金を行う際、手数料無料で行えるSBI証券の入出金サービスは魅力的です。
また、インターネットで24時間外貨入出金が可能など利便性も高いため、米国株や海外ETF等の外貨建て資産の購入や将来の出金(資産の取り崩し)を考えたとき、SBI証券を利用するのが、現時点では最善策と考えられます。