米国株

米国株の配当利回りランキング【2020年】連続増配で財務安定の高配当銘柄を解説

【米国株の配当利回りランキング】連続増配で財務安定の高配当銘柄を解説

米国株投資の魅力の一つが高い配当利回りです。日本株には無いような高配当株が多く存在します。

しかし、高配当株だからと言って投資を行うと、業績や財務悪化による減配などで、株価が大きく下落してしまうこともあります。

そこで、本記事では、財務が安定しており、配当金による株主還元に力を入れる20年以上の増配を行っている優良な高配当銘柄をランキング形式で解説していきます。

米国株の配当利回りランキング【20年以上連続増配】

さっそく、2020年1月現在、20年以上連続して増配を行っている安定成長企業の配当利回りランキングを発表します(データ基:日経平均株価AI予想)。

銘柄名 ティッカー
コード
配当金
利回り
連続増配
年数
AT&T T 5.82% 33年
アルトリア・グループ MO 8.12% 49年
ヘルマリック・アンド・ペイン HP 5.32% 46年
エイ・ビー・ビー ABB 4.56% 45年
IBM IBM 4.49% 23年
ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル PBCT 4.22% 26年
People’s United Financial, Inc PBC 4.18% 26年
エクソン・モービル XOM 6.67% 34年
シェブロン CVX 3.88% 29年
カーディナル・ヘルス CAH 3.75% 21年

1位は、33年連続で増配を継続しているアメリカの通信大手「AT&T」でした。

通信会社は、日本のKDDI(9433)やドコモのように、ストック制が高いビジネスモデルであるため、安定した財務基盤かつキャッシュフローを生み出すため、安定した株価・増配になりやすい傾向にあります。

AT&Tの予想PERは10倍と過熱感もなく、非常に投資しやすい水準となっています。他の銘柄も、PERがそこまで高くなく、40年以上増配を続けている高配当銘柄がたくさんあり、さすが米国株式市場という印象です。

たくさんの銘柄に分散投資するほど「資金」がないので、魅力的な高配当株が多くて困っちゃう。。。
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【最低1万円から】高配当株の分散投資(例)

以下、ランキングの中から、特に人気のある高配当銘柄を何点かピックアップし、企業やビジネスモデル、業績、直近の株価水準などについて、解説していきます。

AT&T(ティッカーコード:T)

AT&T(エーティー・アンド・ティー)社は、米国のキャリア大手です。

固定電話・携帯電話の他、インターネット接続事業も行っていますが、企業買収により業用を拡大し、現在ではビジネスソリューション事業が主力となっています。

AT&Tの株式データ
  • 株価:38.31ドル
  • 配当利回り:5.13%
  • PER:18.24倍

上場市場はNYSEで、米国を代表する株価指数「S&P500」に採用されています。また、ランキングにもあったように、30年以上の連続増配を誇り、S&P500配当貴族指数にも採用されている優良企業です。

AT&Tの最近の業績は下表のようになっています。成長&拡大局面では無いものの着実な売り上げ増を実現しています。

項目 2016年
12月期
2015年
12月期
2014年
12月期
売上高
(単位:百万ドル)
163,786 146,801 132,447
営業利益
(単位:百万ドル)
24,347 24,785 11,746
純利益
(単位:百万ドル)
12,976 13,345 6,224
EPS:1株当たり益
(単位:ドル)
2.10 2.37 1.19

AT&Tの直近の決算内容や業績、その他の詳細・解説は、以下をご参考ください。

AT&T(T)の株価・配当利回りは?業績など解説
AT&T(T)の株価・配当利回りは?業績など解説 AT&Tは、米国の通信キャリア大手です。 ベライゾン・コミュニケーションズとともに、2大通信会社として君臨しています。 ...

AT&Tを含む、米国高配当株の分散投資(ポートフォリオ)例は、以下をご参考ください。

【最低1万円から】高配当株へ分散投資(ポートフォリオ)例

IBM(ティッカーコード:IBM)

IBM(アイ・ビー・エム)は、元々ハードウェアが有名でしたが、現在ではソフトウェア・サービスが主力の企業となっています。ニューヨーク証券取引所に上場しており、米国を代表する株価指数「S&P500」に採用されています。

IBMの最近の業績は下表のようになっており、売上・利益とも大局的に右肩下がりとなっています。今後は、ユーストリームの買収により新設されたビデオクラウド部門の動向が注目されます。

項目 2016年
12月期
2015年
12月期
2014年
12月期
売上高
(単位:百万ドル)
79,919 81,741 92,793
営業利益
(単位:百万ドル)
11,474 15,008 17,790
純利益
(単位:百万ドル)
11,872 13,190 12,022
EPS:1株当たり益
(単位:ドル)
12.43 13.48 11.97

また、IBMの株価や配当利回りは、以下のようになっています。バフェット氏の売却のニュースや業績の低迷など昨今の株価が下落もあり、配当利回りが高水準となっています。

ここにボックスタイトルを入力
  • 株価:152.03ドル
  • 配当利回り:3.95%
  • PER:12.23倍

IBMの直近の決算内容や業績、その他の詳細・解説は、以下をご参考ください。

IBMの株価・配当利回りは?業績など解説
IBM(アイビーエム)の株価・配当利回りは?業績など解説IBM(アイビーエム)は、日本でもお馴染みの歴史あるコンピューター関連の巨大グループで、投資の神様「バフェット」の保有銘柄(2017年に...

IBMを含む、米国高配当株の分散投資(ポートフォリオ)例は、以下をご参考ください。

【最低1万円から】高配当株へ分散投資(ポートフォリオ)例

エクソンモービル(ティッカーコード:XOM)

エクソン・モービル(英語:Exxon Mobil)社は、石油王として有名なジョン・ロックフェラー氏が設立した会社が前進となっている企業です。1999年にエクソンとモービルが合併し、世界最大級の石油メジャーとなりました。

石油や天然ガス、また石油化学品事業などを行っており、資源の探鉱、生産、精製、販売など川上から川下までを手掛けています。我々日本人にも「エッソ」や「モービル」、「エクソン」などのガソリンスタンド等で馴染みがあります。

上場市場はNYSEで、米国を代表する2大株価指数「NYダウ」および「S&P500」の両方に採用されています。

最近の業績は下表のようになっており、売上・利益ともに右肩下がりとなっています。

項目 2016年
12月期
2015年
12月期
2014年
12月期
売上高
(単位:百万ドル)
226,094 268,882 411,939
営業利益
(単位:百万ドル)
8,422 22,277 51,916
純利益
(単位:百万ドル)
7,840 16,150 32,520
EPS:1株当たり益
(単位:ドル)
1.88 3.85 7.60

また、エクソン・モービル(XOM)の株価や配当利回りは、以下のようになっており、ランキングでも解説したように4%を超える配当利回りとなっています。

エクソン・モービルの株式データ
  • 株価:82.29ドル
  • 配当利回り:3.74%
  • PER:43.77倍

エクソン・モービルの直近の決算内容や業績、その他の詳細・解説は、以下をご参考ください。

エクソン・モービル(XOM)の株価・配当利回りは?業績など解説
エクソン・モービル(XOM)の株価・配当利回りは?業績など解説 エクソン・モービル(XOM)は、石油・天然ガス事業などを全世界で展開する企業です。「モービル」や「エッソ」等、日本人にも馴染...

エクソン・モービルを含む、米国高配当株の分散投資(ポートフォリオ)例は、以下をご参考ください。

【最低1万円から】高配当株へ分散投資(ポートフォリオ)例

コカ・コーラ(ティッカーコード:KO)

コカ・コーラ社は、日本でもお馴染みのノンアルコール飲料企業です。コカ・コーラの他、ファンタ・スプライト・アクエリアスなど500のブランドを展開しています。2014年には栄養ドリンク販売なども開始しました。

上場市場はNYSEで、米国を代表する2大株価指数である「NYダウ」と「S&P500」の両方に採用されており、バフェット氏のお気に入り銘柄としても有名です。

コカ・コーラの最近の業績は下表のようになっています。昨今は、微増傾向にあるようです。

項目 2016年
12月期
2015年
12月期
2014年
12月期
売上高
(単位:百万ドル)
41,863 44,294 45,998
営業利益
(単位:百万ドル)
8,626 8,728 9,708
純利益
(単位:百万ドル)
6,527 7,351 7,098
EPS:1株当たり益
(単位:ドル)
1.51 1.69 1.62

また、直近のコカ・コーラ(KO)の株価や配当利回りは、以下のようになっています。配当利回りが3%超と、なかなかの高利回りとなっています。

コカ・コーラの株式データ
  • 株価:44.39ドル
  • 配当利回り:3.37%
  • PER:29.40倍

コカ・コーラの直近の決算内容や業績、その他の詳細・解説は、以下をご参考ください。

コカ・コーラ(KO)の目標株価・配当利回りは?業績など解説
コカ・コーラ(KO)の株価・配当利回りは?業績など解説コカ・コーラ(KO)は、世界を代表する飲料メーカーです。コカコーラなどを200以上の国々で展開しています。バフェット氏のお気に入り銘柄と...

コカ・コーラを含む、米国高配当株の分散投資(ポートフォリオ)例は、以下をご参考ください。

【最低1万円から】高配当株へ分散投資(ポートフォリオ)例

ジョンソン&ジョンソン(ティッカーコード:JNJ)

ジョンソン&ジョンソン社は、米国を中心に、全世界約60カ国でヘルスケア用品を展開する企業です。傘下の企業は200社を超え、売上高の構成は、約4割が医薬品、約3割が医療機器となっています。

上場市場はNYSEで、米国を代表する2大株価指数である「NYダウ」と「S&P500」の両方に採用されています。

また、上記のランキングは20年以上の連続増配を対象としていますが、ジョンソン&ジョンソンは、50年以上連続して増配を続ける優良企業としてS&P500配当貴族指数にも採用されています。

最近の業績は、下表のようになっており、安定した売上・利益を挙げています。

項目 2016年
12月期
2015年
12月期
2014年
12月期
売上高
(単位:百万ドル)
71,890 70,074 74,331
営業利益
(単位:百万ドル)
20,645 17,556 20,959
純利益
(単位:百万ドル)
16,540 15,409 16,323
EPS:1株当たり益
(単位:ドル)
6.04 5.56 5.80

また、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価や配当利回りは、以下のようになっています。配当利回りが3%弱と米国株としては、そこまで高い水準ではないものの、50年以上連続で増配している事実は評価に値します。

ジョンソン&ジョンソンの株式データ
  • 株価:127.52ドル
  • 配当利回り:2.65%
  • PER:21.11倍

ジョンソン&ジョンソンの直近の決算内容や業績、その他の詳細・解説は、以下をご参考ください。

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の目標株価・配当利回りは?業績など解説
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の株価・配当利回りは?業績など解説 ジョンソン&ジョンソン(JNJ)は、世界最大級の消費財大手企業です。子供用紙おむつ「パンパース」や消臭剤「ファブリーズ」...

プロクター・アンド・ギャンブル(ティッカーコード:PG)

プロクター&ギャンブル(P&G)の目標株価・配当利回りは?業績など解説

プロクター&ギャンブル社は、アメリカ市場を中心に、全世界で数多くのブランド生活用品を展開しています。

パンパース・ジョイ・ウィスパー・SK-Ⅱ・ジレットなど多くのヒット商品を世に送り出しています。

P&Gの主な商品
  • パンパース:子供用紙おむつ
  • ジョイ:食器用洗剤
  • ウィスパー:生理用品
  • SK-Ⅱ:化粧品
  • ジレット:ひげ剃り

最近では、バークシャー・ハサウェイ(BRK-B)に電気事業を譲渡する等、選択と集中を薦めています。上場市場はNYSEで、米国を代表する2大株価指数である「NYダウ」および「S&P500」に採用されています。

また、P&Gの最近の業績は、下表のようになっています。生活用品の企業ということで、右肩上がりの上昇ではありませんが、安定した売上・利益をあげています。

項目 2016年
6月期
2015年
6月期
2014年
6月期
売上高
(単位:百万ドル)
65,299 76,279 83,062
営業利益
(単位:百万ドル)
13,441 11,790 15,288
純利益
(単位:百万ドル)
10,508 7,036 11,643
EPS:1株当たり益
(単位:ドル)
3.80 2.50 4.19

また、直近のプロクター&ギャンブル(PG)の株価や配当利回りは、以下のようになっています。60年以上の連続増配を継続しつつ、3%弱の配当利回りとなっています。

P&Gの株式データ
  • 株価:86.08ドル
  • 配当利回り:3.20%
  • PER:22.65倍

P&Gの直近の決算内容や業績、その他の詳細・解説は、以下をご参考ください。

米国株の配当利回りランキング【2019年4月】連続増配で財務安定の高配当銘柄を解説
米国株の配当利回りランキング【2020年】連続増配で財務安定の高配当銘柄を解説 米国株投資の魅力の一つが高い配当利回りです。日本株には無いような高配当株が多く存在します。 しかし、高配当株だからと言って...

連続増配(配当貴族)銘柄が良い理由

連続増配を行ってきたという事実は、企業が安定な財務・業績で成長してきた証拠となります。投資の神様「バフェット氏」のお気に入り銘柄には、以下の4銘柄がありますが、共通の特徴は「配当成長(=連続増配)」です。

バフェット銘柄として有名な4銘柄
  • IBM
  • ウェルズファーゴ
  • アメリカンエキスプレス
  • コカ・コーラ

配当成長(連続増配)は、ただ配当利回りが高いだけでなく、企業成長に合わせて配当金が着実に成長しています。コカコーラ、アメリカンエキスプレスは、長期的に増配を行っていますし、IBMも経営危機の時期を除けば、持続的に増配を行っています。

このように、連続増配を行って企業は、市場から財務・業績が安定成長している企業と見られ、株価下落局面でも価値抵抗があり、増配率が高ければ、成長企業でもあるので、上昇局面に強い性質もあります。

ちなみに、米国では、連続増配を成し遂げる企業を「配当貴族」と読んでいます。

連続増配企業には、以下のような傾向がある

  • 財務・業績が安定している傾向
  • 全体相場の下落局面でも抵抗力がある
  • 増配率が高い場合、成長企業として評価される

人気ランキング・トップ10

次に、米国株でどの銘柄の取引が人気か?約定件数・取引人数のランキングを見て行きます。

約定件数

はじめに、取引の盛んな銘柄(約定件数の多い銘柄)を見ていきます。

下表は、2018年5月7日〜の週間の約定件数ランキングです。ランキングが上位である程、よく取引がされている銘柄となります。

順位 ティッカー
コード
銘柄名 特徴
1位 NVDA エヌビディア 半導体メーカー
2位 AMZN アマゾンドットコム インターネット通販
3位 T AT&T 電話最大手。旧SBCコミュニケーションズ
4位 AAPL アップル パソコン・コンピューター
5位 FB Facebook SNS運営大手
6位 PG プロクター&ギャンブル ヘルスケア・日用品
7位 PM フィリップ モリス インターナショナル 世界的タバコ会社
8位 SQ スクエア モバイル決済ソリューション
9位 GOOGL アルファベットA ネット検索サービス大手
10位 JNJ ジョンソン&ジョンソン 医療・健康関連製品メーカー

直近決算の良かったAmazonエヌビディアの約定件数が多くなっています。また、アップルFacebookアルファベット(googleの持ち株会社)など米国を代表する成長株が上位を占めています。

保有人数

次に、保有人数の多い株式を見ていきます。約定件数ランキングの場合、短期的に人気や注目度の上がった銘柄がランキングに入ってくることがありますが、保有人数ランキングの場合は、投資家が中長期で保有している銘柄が上位に入ってきます。

米国株の魅力は、成長性のキャピタルゲインや配当利回り(インカムゲイン)があるので、中長期で投資することで、それらを享受できる可能性があります。以下、保有人数の多い銘柄のランキングです。

順位 ティッカー
コード
銘柄名 特徴
1位 AMZN アマゾンドットコム インターネット通販
2位 NVDA エヌビディア ゲーム機用半導体メーカー
3位 AAPL アップル パソコン・コンピューター
4位 PG プロクターアンドギャンブル(P&G) 日用品・一般消費
5位 GOOGL アルファベットA ネット検索サービス大手
6位 JNJ ジョンソン&ジョンソン 医療・健康関連製品メーカー
7位 T AT&T 電話最大手。旧SBCコミュニケーションズ
8位 KO コカ・コーラ 飲料の製造販売
9位 FB Facebook SNS運営大手
10位 TSLA テスラ 電気自動車メーカー

やはり、IT関連など成長性の高い銘柄がランキング上位となっていますが、売買代金のランキングと違う点は、プロクター&ギャンブルジョンソン&ジョンソンなど、増配を長年続けている大型株が、トップ10入りしている点です。

これらの銘柄は、増配を数十年続けており配当金だけでも、それなりの収入となりそうです。

ETFの人気ランキングは?

米国ETFのランキングは?人気・注目銘柄の解説・評価

米国ETFは、超低コストで世界中の市場へ分散投資ができるため、昨今国内でも急速に認知度が高まっています。S&P500など米国の代表的な株価指数だけでなく、全世界の指数、また高配当利回り等のスマートベートまで、多くの指数に連動した投資商品があります。

はじめに、保有人数の多い米国ETFを見ていきます。保有人数が多いETFということで、中長期投資向きの超低コストETFが上位を占めています。

順位 銘柄名 特徴
1位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとする全世界の株式市場への投資を目的としたETF
2位 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO) FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスをベンチマーク。新興国株式市場が投資対象
3位 iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF) 優先株のパフォーマンスを測る指標がベンチマーク
4位 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) 米国株式市場が投資対象。ベンチマークはCRSP USトータル・マーケット・インデックス
5位 バンガード・S&P500ETF(VOO) 米国株式市場が投資対象。ベンチマークはS&P500
6位 バンガード米国高配当株式ETF(VYM) 米国の高配当株に特化したETF
7位 iシェアーズS&P500ETF(IVV) 米国株式市場が投資対象。ベンチマークはS&P500
8位 iシェアーズMSCIエマージングETF(EEM) 新興国株式市場が投資対象。ベンチマークはMSCIエマージング指数
9位 iシェアーズMSCIコクサイETF(TOK) 日本を除く先進国の株式市場が投資対象。MSCIコクサイがベンチマーク
10位 iシェアーズMSCI EAFE ETF(EFA) ヨーロッパ、オーストラリアおよび東アジアの株式

インデックス投資家の中で人気のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)が1位に輝いています。信託報酬0.1%台と超低コストで、全世界(先進国・新興国含む)の株式へ投資できるということで、低コスト分散投資の鉄板銘柄とも言えます。

VTの他には、新興国株式市場や米国株式市場へ投資するETFが上位となっています。ETFのブランドとしては、経費率が非常に安いバンガードETFが人気のようです。

次に、取引(約定)件数が多い米国ETFを見ていきます。約定件数が多い銘柄ということで、短期売買として利用されることが多い、レバレッジ型なども上位に食い込んでいます。

順位 銘柄名(ティッカーコード) 特徴
1位 iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF) 優先株のパフォーマンスを測る指標がベンチマーク
2位 バンガード米国高配当株式ETF(VYM) 米国の高配当株に特化したETF
3位 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) 米国株式市場が投資対象。ベンチマークはCRSP USトータル・マーケット・インデックス
4位 バンガード・S&P500ETF(VOO) 米国株式市場が投資対象。ベンチマークはS&P500
5位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとする全世界の株式市場への投資を目的としたETF
6位 iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV) 米国の高配当株が投資対象
7位 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO) FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスをベンチマーク。新興国株式市場が投資対象
8位 iシェアーズS&P500ETF(IVV) 米国株式市場が投資対象。ベンチマークはS&P500
9位 Pシェアーズ QQQ ナスダック100(QQQ) ナスダック100指数が投資対象
10位 Direxion デイリーS&P500ベア3倍ETF(SPXS) S&P500の約-3倍程度の値動きに連動

保有人数のランキングと比べると、配当関連の銘柄がより上位にランクインしている印象です。また、インバース型など相場で売買されるETFも入っています。

ここまで、日本の投資家にも認知度が高まってきた米国ETFでどのようなものが人気・注目を集めているのか見てきました。保有人数や取引件数を見ると、バンガードETFなど手数料が安く分散の効いた銘柄が人気を集めているようです。

【1万円から分散投資】高配当株ポートフォリオ

投資の基本は「分散投資」です。

長期間、増配を継続中の企業でも、数銘柄だけに絞った集中投資をしていると、思わぬ事故やニュースで株価が急落し、資産が大幅に減ってしまうリスクがあります。

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ワンタップバイとは?特徴・メリット

高配当株の分散投資例(ポートフォリオ例)を解説する前に、ポートフォリオ構築でキーになる「One Tap BUY(ワンタップバイ)」について解説していきます。

ワンタップバイの最大の特徴は、最低1,000円から米国株・日本株の取引が「金額指定」で行える点です。

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本記事での「One Tap BUY」の解説は、以下の記事をご参考ください。

ワンタップバイの評判は?メリット・デメリット等を比較

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最低1万円から!高配当株のポートフォリオ・銘柄例

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高配当ポートフォリオの例
1万円から運用できる米国株高配当ポートフォリオの例

*あくまで「一例」で「推奨」ではありません

銘柄名 配当利回り
アルトリア・グループ 8.10%
エクソン・モービル 7.42%
AT&T 6.85%
シェブロン 5.61%
IBM 5.25%
アッヴィ 4.90%
ベライゾン・コミュニケーションズ 4.32%
コカ・コーラ 3.49%
ジョンソン&ジョンソン 2.81%
P&G 2.65%

コカ・コーラは、他の銘柄と比較すると、配当利回りは低いですが、増配継続年数が長いことで有名です。

【手数料0円】米国株のお得なオススメ購入先は?

次に、米国株をおトクに取引・売買できる証券会社を解説していきます。手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。

例:200ドルの株を買う場合
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米国株の取引に係る手数料
  • 売買手数料:株式を売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

下表は、4つのネット証券の売買手数料と為替手数料を比較したものです。

※下表は横にスクロール(→)可能

証券会社 売買手数料 為替手数料
(1ドル両替あたり)
DMM.com証券 無料(0円) 0.25円
SBI証券 約定額の0.45%
・最低0ドル
・最大20ドル
マネックス証券
楽天証券

為替手数料は、住信SBIネット銀行を経由して米ドルを調達する場合の「SBI証券」が最も安いですが、売買手数料0円(完全無料)のDMM株のトータルコストが断トツで安くなります。

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米国株のおすすめ証券会社(口座)は?選び方やメリット、比較ランキングなど解説
米国株のおすすめネット証券会社は?手数料の比較やランキング、選び方など解説米国株の取引は、各証券会社の競争により、手数料は劇的に下がり、注文や積立方法など利便性も大きく改善しています。 しかし、米国株の取...

投資信託を使った連続増配銘柄への積立分散投資法

ここまで、20年以上増配を続ける高配当銘柄(配当貴族銘柄)を解説してきましたが、たくさんの銘柄があり、どの銘柄に投資すれば良いか?迷ってしまう方も多いと思われます。

そこで、オススメなのが、投資信託を利用した「配当貴族銘柄への分散投資」です。

投信を利用しての分散投資は、少額からたくさんの配当貴族銘柄へ投資できるメリットだけでなく、価格変動リスクを抑え、効率的な投資・資産運用を行うメリットもあります。

具体的な投資方法

配当貴族銘柄へ分散投資するには、「S&P500配当貴族指数」と呼ばれる、配当貴族銘柄から構成される株価指数に連動するインデックスファンドを利用することです。

S&P500配当貴族指数は、25年以上連続で配当金を増やし続けている米国の優良企業、約50銘柄から構成されている株価指数です。米国の代表的な株価指数「S&P500」に採用されている企業の中でも、長期で収益を上げている企業がピックアップされています。

参考:S&P500配当貴族指数とは?構成銘柄やNYダウ等との比較、インデックスファンド

インデックスファンドについて知りたい方は、以下の記事をご参考ください。

インデックスファンドとは?メリット・デメリット、ETFとの違い、おすすめファンドなど解説
インデックスファンドとは?メリット・デメリット、ETFとの違い、おすすめファンドなど解説インデックスファンドとは、日経平均株価(日経225)やTOPIX、S&P500などの指数(インデックス)と同等の投資パフォーマンスを目指...

S&P500配当貴族指数に連動するインデックスファンド

S&P500配当貴族指数に連動するインデックスファンドには、下表にある2つのファンドがあります。いずれも購入手数料は無料ですが、ファンド保有時に信託報酬と呼ばれる手数料が年率0.5%程度かかります。

ファンド名 信託報酬(税抜)
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 0.50%
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン 0.55%

いずれも連動する指数が同じで、基本的に構成銘柄は同じとなるため、SMT米国株配当貴族インデックス・オープンよりも、手数料(信託報酬)が少なくて済む野村インデックスファンド・米国株式配当貴族の利用がオススメです。

手数料は投資家への確実なマイナスリターンとなるため、次に紹介するコスト削減可能な証券会社を利用しつつ、低コストのファンドを利用しましょう。

SBI証券での購入・保有がオススメ!ポイント還元がお得!

インデックスファンド等の投資信託は、SBI証券楽天証券auカブコム証券松井証券マネックス証券などから購入可能です。

購入手数料は無料なので、どのネット証券を利用しても差がつきませんが、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」に違いによって、お得な証券会社が変わります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。

ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、各ネット証券のポイントプログラムの還元率などを比較したものです。結論から言うと、SBI証券 の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いためオススメです。

証券会社 還元率 特徴
SBI証券 年率0.1%
(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券 キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券 残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券 月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券 月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券の投信マイレージであれば、最大0.2%(年率)のポイント還元が受けられます。

例えば、SBI証券で1,000万円分の投資信託を持っている場合、毎年(最大で)2万円分のキャッシュバックを受けることができるので、かなりおトクです。実際、私もこのメリットのため、SBI証券を利用しています。

投信保有で毎月Tポイントが貰える!

SBI証券の評価や解説は、以下をご参照ください。

SBI証券の評判は?メリット・デメリットを徹底解説!

毎月の少額積立なら楽天証券も

ここまで解説してきたように、投資信託のおすすめ購入先は「SBI証券」ですが、毎月の5万円以下の少額積立(自動)を行う方は「楽天証券」がお得になります。

その理由は、楽天証券の「楽天カード決済による投信の自動積立サービス」です。

投資信託の積立額を「楽天カード」で決済するため、積立額の「1%分」が楽天ポイントで還元されます。

楽天カードで投資信託の積立のメリット


楽天ポイントは、楽天市場など楽天サービスの買い物で利用できるだけでなく、楽天証券での投信購入に「1pt=1円」として利用できるため(ポイント投資)、楽天カードで積立することで無条件で1%分の投資利益を得ることができます

この楽天カード決済による積立は、積立の上限が毎月5万円以下となっています。そのため、毎月の自動積立を5万円以下で行いたい方は「楽天証券」で、それ以外の方は「SBI証券」で投資信託の運用を行うのが良いでしょう。

  • 5万円以下で毎月自動積立を行う方は「楽天証券」がお得
  • それ以外の方は「SBI証券」がオススメ!

このように、楽天証券の楽天カード決済により1%の利益も得る事が可能になります。

楽天証券では、現在、口座開設キャンペーンで「もれなく」現金1,500円がプレゼントされたり、各種取引で最大25,000円相当のポイントや高額現金が貰えます。

現金1,500円は、楽天証券・楽天銀行の同時口座開設&連携だけで、ノーリスクで貰えるお得なキャンペーン内容です。そのため、口座開設を行っていない方は、この機会に口座開設を行うと良いでしょう。

楽天証券のキャンペーン情報や高額現金の貰い方などは、以下の記事をご参考ください。

楽天証券口座開設キャンペーン【2020年2月】最大10万円分の現金・ポイントを貰う方法
楽天証券口座開設キャンペーン【2020年11月】高額ポイント・現金を貰う方法 楽天証券では、お得なキャンペーンを開催しています。 楽天証券・楽天銀行の口座開設&連携で、もれなく現金1,000円が貰える...

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  1. アノニマス より:

    GMは無配、GEの配当利回りは5.0%でなく0.58%です。
    HPも減配したばかりなので投資対象として適切かとなるとちょっと…

    • ryoma より:

      記事を読んで頂き、さらにコメントまで頂き、ありがとうございます。
      最新の配当利回りへの変更、また状況を踏まえ、ポートフォリオ一例を見直しました。

      大変な相場はひと段落しましたが、第二波の影響や大統領選挙など、リスク要因が多い中、お互い頑張っていきましょう。

      この度は、サイトへの訪問、本当にありがとうございました。
      また、気が向いた際に訪問、コメントなど頂けるとありがたく思います。

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