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【1597】MAXIS Jリート上場投信の分配金や配当利回りを高利回りETFとブログで比較

MAXIS Jリート上場投信(1597)とは?超低コストETFの特徴や配当金(分配金)利回りなど解説
MAXIS Jリート上場投信 ブログ

MAXIS Jリート上場投信(1597)は、日本の不動産市場に投資することを目的としたETFです。

最大の魅力は、信託報酬の安さ(年率0.25%)と売買手数料です。

ETFでありながら楽天証券 であれば手数料無料で売買・取引が行えます。

本記事では、MAXIS Jリート上場投信(証券コード:1597)の特徴や構成銘柄、手数料、また他ETF・ファンドとの比較などについても解説していきます。

目次

MAXIS Jリート上場投信(1597)とは?

MAXIS Jリート上場投信(証券コード:1597)は、国内不動産市場への投資を目的としたETFです。

東証REIT指数をベンチマークとしており、オフィスや商業施設・物流、住宅などを投資対象とする不動産投資信託に分散投資が行えます。フリーETFの1つで、手数料の安さが最大の魅力です。

東証REIT指数とは?

MAXIS Jリート上場投信 ブログ

東証REIT(リート)指数とは、東京証券取引所(東証)に上場する不動産投資信託(REIT)の全銘柄を対象とした時価総額加重平均型の投資収益指数です。

日本のREIT市場の動向を表す代表的な指数で、オフィスや商業施設、ホテル、マンション、物流施設、ヘルスケア施設など多種多様なREIT銘柄から構成されています。

東証REIT・リート指数の詳細(構成比率・銘柄など)を確認↓

用途(セクター)別構成比

はじめに、本指数にどのような用途のREIT銘柄が組み入れられているか見ていきます。

以下の表は、本指数の用途別構成比です。オフィスビルの割合が高い点が特徴です。

用途(セクター)構成比率
オフィスビル48.29%
商業施設・物流など36.75%
住宅14.97%
東証REIT指数のセクター別構成比:

組み入れ銘柄と構成比

次に、本指数が、どのようなREIT銘柄で構成されているのか?構成銘柄の組入上位銘柄の顔ぶれを見ていきます。

下表は、本指数の組み入れ上位銘柄ですが、オフィスビルや商業施設などのREIT銘柄の割合が高くなっています。住宅としてはダイワハウス社のREIT銘柄もありますね。

銘柄構成比業種(セクター)
日本ビルファンド投資法人7.4%オフィス
ジャパンリアルエステイト投資法人7.9%オフィス
野村不動産マスターファンド投資法人5.9%オフィス
日本リテールファンド投資法人5.9%商業・物流等
ユナイテッド・アーバン投資法人4.5%商業・物流等
オリックス不動産投資法人3.8%オフィス
日本プロロジスリート投資法人3.7%商業・物流等
大和ハウスリート投資法人3.5%住宅
日本プライムリアルティ投資法人3.4%オフィス
アドバンス・レジデンス投資法人3.4%住宅
構成上位銘柄とその比率

本指数は、約60銘柄のREITから構成されています。

60銘柄と聞くと分散性に乏しいように聞こえますが、1つの銘柄がたくさんの不動産に分散投資を行っている投資信託なので、分散効果が期待できます。

東証REIT指数に連動するインデックスファンド

次に、東証REIT指数と同等の投資成果を上げることを目的とする投資信託(インデックスファンド)を解説していきます。下表のようなファンドがありますが、超低コストで国内不動産市場に投資が行えます。

ファンド名信託報酬
(税込)
eMAXIS Slim国内リートインデックス0.1870%
Smart-i Jリートインデックス0.1870%
ニッセイJリートインデックスファンド0.2750%
たわらノーロード国内リート0.2750%
三井住友・DC日本リートインデックスファンド0.2750%
iFree J-REITインデックス0.3190%
iシェアーズ国内リートインデックス0.3685%
SMT J-REITインデックス・オープン0.4400%
野村インデックスファンド・J-REIT0.4400%
eMAXIS国内リートインデックス0.4400%
国内REITインデックスファンド一覧・比較

購入手数料無料(ノーロード)のニッセイJリートインデックスファンドが、三井住友・DC日本リートインデックスファンドを抑えて、最安コストです。

コストは投資家への確実なマイナスリターンとなりパフォーマンスを悪化させるので、ベンチマークが同じインデックスファンドの場合、コストの安いファンドを選ぶことが重要です。

コスト:売買手数料・信託報酬

本ETFの売買手数料は、国内株式同様の売買手数料がかかりますが、楽天証券であれば、売買手数料無料で取引が行えます。

また、ETF保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.25%(税抜)と割安な水準になっています。

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
売買手数料ETF売買時国内株式同様の手数料
信託報酬ETF保有時年率0.25%
MAXIS Jリート上場投信(1597)の手数料

分配金(配当金)とその税金

本ETFの決算は年4回(3月・6月・9月・12月)です。

直近2年の分配金は、下表のように推移しています。直近の分配金は、1口あたり950円なっています。本ETFは、フリーETFになので、分配金の再投資もやりやすい点が特徴です。

決算月分配金
(100口あたり)
2016年12月950円
2016年9月1,560円
2016年6月960円
2016年3月1,800円
2015年12月820円
2015年9月1,350円
2015年6月530円
2015年3月610円
MAXIS Jリート上場投信(1597)の分配金の推移

パフォーマンス・利回り

これまでの本ETFのパフォーマンスは、以下のようになっています。直近では、調整色がありますが、中期的にはアベノミクスや日銀のJリートの買入などにより、良好なパフォーマンスとなっています。

期間(直近)パフォーマンス
1ヶ月-0.93%
3ヶ月2.29%
6ヶ月1.43%
1年0.21%
3年32.58%
設定来34.58%
参考:三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)

構成銘柄の比率は?

本ETFにどのような銘柄(不動産投資信託:REIT)が組み込まれているか見ていきます。

本ETFは、東証REIT指数がベンチマークで約60銘柄のREITから構成されています。

60銘柄と聞くと少ないように聞こえますが、1つの銘柄がたくさんの不動産に分散投資を行っている投資信託なので、分散効果が期待できます。

銘柄構成比業種(セクター)
日本ビルファンド投資法人7.4%オフィス
ジャパンリアルエステイト投資法人6.9%オフィス
野村不動産マスターファンド投資法人5.9%オフィス
日本リテールファンド投資法人4.9%商業・物流等
ユナイテッド・アーバン投資法人4.5%商業・物流等
オリックス不動産投資法人3.8%オフィス
日本プロロジスリート投資法人3.7%商業・物流等
大和ハウスリート投資法人3.5%住宅
日本プライムリアルティ投資法人3.4%オフィス
アドバンス・レジデンス投資法人3.4%住宅
MAXIS Jリート上場投信(1597)の構成銘柄比率

上の表にある組み入れ上位銘柄は、オフィス関連のREIT銘柄が多めとなっています。オフィス関連の他には、リテール(商業施設)などの組み入れも多くなっています。

国内REITクラスのETF・インデックスファンド比較

次に、国内リート市場への投資対象を目的としたETF、およびインデックスファンドの手数料などを比較していきます。

下表は、東証REIT指数をベンチマークとするETFを比較した表です。

証券
コード
銘柄名信託報酬
(経費率)
1476iシェアーズJリートETF0.16%
1597MAXIS Jリート上場投信0.25%
1398SMAM東証REIT0.22%
1595NZAM上場投信東証REIT指数0.248%
1345上場インデックスファンドJリート0.16%
1343東証REIT指数連動型上場投信0.34%

信託報酬は、iシェアーズJリートETF(1476)の方が安いので、ある程度の資金で投資される方は、1476の方が良いでしょう。ただし、1476の取引には、売買手数料がかかるので、数万円などの小資金で投資される方は、フリーETFの本ETFを利用されると良いでしょう。

また、インデックスファンドと比較した場合、ETFの方が信託報酬が安いですが、インデックスファンドは、自動積立や分配金再投資などがあるので、利便性を重視する方は、ニッセイJリートインデックスファンド三井住友・DC日本リートインデックスファンドを利用すると良いでしょう。

ファンド名信託報酬
(税込)
eMAXIS Slim国内リートインデックス0.1870%
Smart-i Jリートインデックス0.1870%
ニッセイJリートインデックスファンド0.2750%
たわらノーロード国内リート0.2750%
三井住友・DC日本リートインデックスファンド0.2750%
iFree J-REITインデックス0.3190%
iシェアーズ国内リートインデックス0.3685%
SMT J-REITインデックス・オープン0.4400%
野村インデックスファンド・J-REIT0.4400%
eMAXIS国内リートインデックス0.4400%
国内リート型インデックスファンドの比較

まとめ・評価

本ETFのデータをまとめると、以下のようになっています。

年率0.2%台の手数料で国内の不動産市場へ低コスト分散投資が行えます。また、楽天証券であれば手数料無料で取引できる点が魅力です。

データ・まとめ
  • ベンチマーク:東証REIT指数
  • 売買手数料:楽天証券なら売買手数料無料
  • 売買単位:10株
  • 最低購入価格:17,980(2017/4/3時点)
  • 信託報酬(税抜):年率0.25%
  • 決算:年4回(3月・6月・9月・12月の各8日)
  • 償還日:無期限(設定日:2014年2月24日)

MAXIS Jリート上場投信の購入先は楽天証券がオススメ!

本ETFは、通常、国内株式を売買する時と同様の売買手数料がかかります。

下表は、手数料の安いネット証券の国内株式売買手数料を比較したものです。

証券会社 \ 約定代金〜10万円10〜20万円〜50万円〜100万円
岡三オンライン証券無料無料350円600円
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楽天証券
*定額コース
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国内株式の売買手数料一覧・比較
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本ETFは楽天証券で無条件で売買手数料が無料になります。

そのため、本ETFは楽天証券での取引がオススメです。

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MAXIS Jリート上場投信(1597)とは?超低コストETFの特徴や配当金(分配金)利回りなど解説

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この記事を書いた人

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投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
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