最大「5万円分」プレゼント!

SMTインデックスシリーズの評判は?グローバル株式など各ファンドを比較・解説

SMT(スマート)インデックスシリーズとは?ファンドの特徴や比較・コスト一覧

SMT(スマート)インデックスシリーズとは、全世界の株式・債券・不動産(REIT)市場に、低コストで投資できるインデックスファンドシリーズです。

一般的な資産クラスの他、高配当貴族型などスマートベータ型ファンドも提供しています。

本ページでは、SMTインデックスシリーズの特徴を解説します。本シリーズの全インデックスファンドの紹介や比較、またコストを削減し、お得に投資信託(ファンド)を購入できる購入先(証券会社)も紹介していきます。

目次

SMTインデックスシリーズ

SMTインデックスシリーズは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するインデックスファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、日本・先進国・新興国などの株式・債券・不動産市場などの一般的な投資クラスに加えて、スマートベータ型のファンドに低コスト分散投資が行えます。

ファンドの購入手数料は、SBI証券・楽天証券などのネット証券で無料(ノーロード)です。

また、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)は年率0.4~0.6%台の低水準となっています。以下、SMTインデックスシリーズのインデックスファンドを紹介していきます。

SMTインデックスシリーズのファンド一覧

下表は、SMTシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。様々な地域の株式や債券、REITへ投資が低コストで行えることがわかります。

スクロールできます
投資クラスファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
国内株式SMT日経225インデックス・オープン0.37%日経平均株価
SMT TOPIXインデックス・オープン0.37%TOPIX(東証株価指数)
SMT JPX日経400インデックス・オープン0.37%JPX日経インデックス400
SMT日本株配当貴族インデックス・オープン0.42%S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)
国内債券SMT国内債券インデックス・オープン0.37%NOMURA-BPI指数
先進国株式SMTグローバル株式インデックス・オープン0.50%MSCIコクサイ
米国株式SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープン0.50%NYダウ
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン0.55%S&P500配当貴族指数
(税引後配当込み)
先進国債券SMTグローバル債券インデックス・オープン0.50%シティ世界国債インデックス(除く日本)
SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.50%シティ世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ)
新興国株式SMT新興国株式インデックス・オープン0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT アジア新興国株式インデックス・オープン0.60%MSCIエマージング・マーケット・アジア・インデックス
新興国債券SMT新興国債券インデックス・オープン0.60%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
SMT米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.60%バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックス
国内リートSMT J-REITインデックス・オープン0.40%東証REIT指数
先進国リートSMTグローバルREITインデックス・オープン0.55%S&P先進国リート指数(除く日本)
米国リートSMT米国REITインデックス・オープン0.55%S&P米国REIT指数
新興国リートSMT新興国REITインデックス・オープン0.60%S&P新興国リート指数
バランスSMTインデックス・バランスオープン0.40%国内株式・債券・REIT、先進国株式・債券・REIT、新興国株式・債券・REITの計9資産クラスの混合
SMTインデックスシリーズのファンド一覧:

また、SMTインデックスシリーズは一般的な資産クラスに加えて、増配を続ける企業に分散投資を行う「高配当貴族」型のファンドも提供しています。下表のように、米国・日本株式市場の2種類のファンドがあります。

ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
参考指標
SMT日本株配当貴族インデックス・オープン国内株式0.42%S&P/JPX配当貴族指数
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン米国株式0.55%S&P500配当貴族指数
SMTのスマートベータ型ファンド一覧:

信託報酬が0.4%〜0.5%台と比較的低めなので、伝統的なインデックスファンド以外に投資先を模索している方は、検討しても良いかもしれません。

他シリーズとの比較

インデックスファンドのシリーズには、SMTの他にも多数のシリーズがあります。下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

スクロールできます
ファンドシリーズ日本株先進国株新興国株米国株先進国債券
eMAXIS Slim0.159%0.109%0.189%0.160%0.170%
ニッセイインデックス0.159%0.109%0.189%0.170%
iFree0.205%0.23%0.37%0.225%0.18%
たわらノーロード0.211%0.24%0.53%0.225%0.21%
三井住友DC0.205%
*TOPIX型
0.27%0.60%0.22%
EXE-iシリーズ0.32%0.39%0.42%
FUNDS-i0.43%0.59%0.65%0.50%0.59%
SMT0.40%0.54%0.65%0.55%0.54%
i-mizuho0.41%0.62%0.63%0.57%0.63%
インデックスe0.205%0.54%0.54%
各シリーズのインデックスファンド手数料・比較

残念ながら、eMAXIS SlimシリーズニッセイインデックスiFreeたわらノーロードなどのシリーズと比べると、SMTシリーズの手数料は割高となっています。

そのため、私自身も、eMAXIS Slim・ニッセイインデックスシリーズ等を利用しています。

ただし、ニッセイなど他のシリーズでは扱っていない、高配当貴族型ファンド、新興アジア市場また米国REITがあるので、これらのファンドを利用したいという方は、SMTシリーズを検討してみるのも良いかもしれません。

SMT日本株配当貴族インデックス・オープン

SMT日本株配当貴族インデックス・オープンは、国内株式の中でも、10年間増配を続けている企業に絞った投資投資を行うことを目的としたインデックスファンドです。

S&P/JPX配当貴族指数をベンチマークとしています。

S&P/JPX配当貴族指数

S&P/JPX配当貴族指数とは、米国投資情報社「スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)」と日本証券取引所グループ(JPX)が共同で算出している日本の株価指数で、TOPIX構成銘柄(東証1部上場の全銘柄:約2,000銘柄)の中から「10年以上連続増配」している企業をピックアップしたものです。

同様の株価指数としては、米国株式市場を対象とする「S&P500配当貴族指数」が有名ですが、本指数は日本株式版の配当貴族指数と言えます。

SMT(スマート)インデックスシリーズとは、全世界の株式・債券・不動産(REIT)市場に、低コストで投資できるインデックスファンドシリーズです。一般的な資産クラスの他、高配当貴族型などスマートベータ型ファンドも提供しています。

本ページでは、SMTインデックスシリーズの特徴を解説します。本シリーズの全インデックスファンドの紹介や比較、またコストを削減し、お得に投資信託(ファンド)を購入できる購入先(証券会社)も紹介していきます。

SMTインデックスシリーズ

SMTインデックスシリーズは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するインデックスファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、日本・先進国・新興国などの株式・債券・不動産市場などの一般的な投資クラスに加えて、スマートベータ型のファンドに低コスト分散投資が行えます。

ファンドの購入手数料は、SBI証券などのネット証券で無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)は年率0.4~0.6%台の低水準となっています。以下、SMTインデックスシリーズのインデックスファンドを紹介していきます。

SMTインデックスシリーズのファンド一覧

下表は、SMTシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。様々な地域の株式や債券、REITへ投資が低コストで行えることがわかります。

SMTインデックスシリーズのファンド一覧:

投資クラスファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
国内株式SMT日経225インデックス・オープン0.37%日経平均株価
SMT TOPIXインデックス・オープン0.37%TOPIX(東証株価指数)
SMT JPX日経400インデックス・オープン0.37%JPX日経インデックス400
SMT日本株配当貴族インデックス・オープン0.42%S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)
国内債券SMT国内債券インデックス・オープン0.37%NOMURA-BPI指数
先進国株式SMTグローバル株式インデックス・オープン0.50%MSCIコクサイ
米国株式SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープン0.50%NYダウ
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン0.55%S&P500配当貴族指数(税引後配当込み)
先進国債券SMTグローバル債券インデックス・オープン0.50%シティ世界国債インデックス(除く日本)
SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.50%シティ世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ)
新興国株式SMT新興国株式インデックス・オープン0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT アジア新興国株式インデックス・オープン0.60%MSCIエマージング・マーケット・アジア・インデックス
新興国債券SMT新興国債券インデックス・オープン0.60%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
SMT米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.60%バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックス
国内リートSMT J-REITインデックス・オープン0.40%東証REIT指数
先進国リートSMTグローバルREITインデックス・オープン0.55%S&P先進国リート指数(除く日本)
米国リートSMT米国REITインデックス・オープン0.55%S&P米国REIT指数
新興国リートSMT新興国REITインデックス・オープン0.60%S&P新興国リート指数
バランスSMTインデックス・バランスオープン0.40%国内株式・債券・REIT、先進国株式・債券・REIT、新興国株式・債券・REITの計9資産クラスの混合

また、SMTインデックスシリーズは一般的な資産クラスに加えて、増配を続ける企業に分散投資を行う「高配当貴族」型のファンドも提供しています。下表のように、米国・日本株式市場の2種類のファンドがあります。

SMTのスマートベータ型ファンド一覧:

ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
参考指標
SMT日本株配当貴族インデックス・オープン国内株式0.42%S&P/JPX配当貴族指数
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン米国株式0.55%S&P500配当貴族指数

信託報酬が0.4%〜0.5%台と比較的低めなので、伝統的なインデックスファンド以外に投資先を模索している方は、検討しても良いかもしれません。

他シリーズとの比較

インデックスファンドのシリーズには、SMTの他にも多数のシリーズがあります。下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

各シリーズのインデックスファンド手数料・比較

ファンドシリーズ日本株先進国株新興国株米国株先進国債券
eMAXIS Slim0.159%0.109%0.189%0.160%0.170%
ニッセイインデックス0.159%0.109%0.189%-0.170%
iFree0.205%0.23%0.37%0.225%0.18%
たわらノーロード0.211%0.24%0.53%0.225%0.21%
三井住友DC0.205%
*TOPIX型
0.27%0.60%-0.22%
EXE-iシリーズ-0.32%0.39%-0.42%
FUNDS-i0.43%0.59%0.65%0.50%0.59%
SMT0.40%0.54%0.65%0.55%0.54%
i-mizuho0.41%0.62%0.63%0.57%0.63%
インデックスe0.205%0.54%--0.54%

残念ながら、eMAXIS SlimシリーズニッセイインデックスiFreeたわらノーロードなどのシリーズと比べると、SMTシリーズの手数料は割高となっています。

そのため、私自身も、eMAXIS Slim・ニッセイインデックスシリーズ等を利用しています。

ただし、ニッセイなど他のシリーズでは扱っていない、高配当貴族型ファンド、新興アジア市場また米国REITがあるので、これらのファンドを利用したいという方は、SMTシリーズを検討してみるのも良いかもしれません。

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=“left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]
以下、各ファンドの特徴や評判について詳しく解説していきます!
[/chat]

SMT日経225インデックス・オープン

SMT日経225インデックス・オープンとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

SMT日経225インデックス・オープンは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。日経平均株価(日経225)をベンチマークとしており、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど、東証1部に上場する約225銘柄から構成されています。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.37%(税抜)となっています。

SMT日経225インデックス・オープンの手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬(税抜)ファンド保有時年率0.37%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.38%となっています(参照)。信託報酬0.37%との乖離もなく、余分なコストはそこまでないようです。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(11月30日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

組み入れ銘柄と構成比

次に、本ファンドがどのような銘柄で構成されているのか?を見ていきます。構成銘柄の組入上位銘柄(下表参照)の顔ぶれを見ると、ユニクロで有名なファーストリテイリングやソフトバンクグループなど日本を代表する企業が上位を占めています。

構成上位銘柄とその比率

銘柄構成比業種(セクター)
ファーストリテイリング6.88%小売業
ソフトバンクグループ4.65%情報・通信業
ファナック4.49%電気機器
KDDI3.45%情報・通信業
京セラ2.44%電気機器
東京エレクトロン2.39%電気機器
ダイキン工業2.20%機械
信越化学工業1.90%化学
日東電工1.69%化学
セコム1.57%サービス業

参考 日経平均株価の特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/ifree-nikkei225-index/#nikkei225

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。これまで一口あたり40円の分配金が発生しています。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、再び円安傾向が強まったこと等もあり、良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
(日経平均株価)
1ヶ月 -0.44% -1.10%
3ヶ月-0.40%-1.07%
6ヶ月15.78%14.95%
1年14.52%12.83%
設定来119.58%98.27%

参考:三井住友トラスト・アセットマネジメント

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高い理由のは、ベンチマークに構成銘柄の配当金が含まれないためです。ファンドのパフォーマンスは、分配金が再投資されたものとして計算されています。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。

日本株ファンドの比較

本ファンドと他の日経225型のインデックスファンドの手数料を比較していきます。本ファンドの手数料は、下表を見るとわかるように、eMAXIS Slim国内株式(日経平均)ニッセイ日経平均インデックスファンドと比べて、割高です。

基本的に、ベンチマークが同じ場合は、手数料の違いがパフォーマンスの違いになるので、手数料の安いファンドを選ぶことが重要です。

ファンドシリーズ日本株
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)0.159%
ニッセイ日経平均インデックスファンド0.169%
野村つみたて日本株投信0.17%
i-SMT日経225インデックス0.17%
Smart-i日経225インデックス0.17%
つみたて日本株式(日経平均)0.18%
iFree日経225インデックス0.19%
日経225インデックスe0.19%
たわらノーロード日経2250.195%
SMT日経225インデックス・オープン0.37%
i-mizuho国内株式インデックス0.38%
野村インデックスファンド・日経2250.40%
eMAXIS日経225インデックス0.40%

ちなみに、上述のように、本ファンドはSBI証券の保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.13%(=0.37%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(11月30日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

ただし、TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドの方が、構成銘柄数(約1,900銘柄)が多くなっています。ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬:0.18%)やeMAXIS Slim国内株式インデックス(同:0.18%)、たわらノーロードTOPIXなど低コストファンドもあるので、分散性を高めたい方は、これらも検討すると良いでしょう。

ちなみに国内ETF場合、iシェアーズTOPIX ETF(1475)MAXISトピックス上場投信(1348)など信託報酬が0.1%を切る商品もあるので、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

TOPIXをベンチマークとするETFの比較・一覧

証券コード銘柄名(コード)信託報酬
(経費率)
1475iシェアーズTOPIX ETF0.06%
1348MAXISトピックス上場投信0.078%
1308上場インデックスファンドTOPIX0.095%
1305ダイワ上場投信トピックス0.15%
1306野村 TOPIX連動型上場投信0.16%

*信託報酬の安い順

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

分散性を高めたい場合

長期の安定した資産運用のためには、投資対象の分散などの分散投資が重要です。本ファンドは国内の株式市場を投資対象としていますが、国内だけでなく外国の株式市場への投資を行いたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスが注目です。信託報酬0.20%で、米国や欧州など20カ国以上の先進国株式に分散投資が行えます。

また、先進国だけでなく新興国の株式市場へ投資をしたいという方はiFree新興国株式インデックス、またはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンドなどなどが注目です。信託報酬0.1%〜0.2%で40カ国以上の先進国・新興国に分散投資が行えます。

また、株式市場だけでなく、債券や不動産市場にも投資を行いたい方はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)iFree 8資産バランスなどのバランスファンドも便利です。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.37%で国内株式(日経平均株価に採用されている全銘柄)に分散投資を行うことができます。ただし、eMAXIS Slim国内株式(日経平均)等と比べると割高な手数料です。

たわらノーロード日経225のデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:日経平均株価(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.37%(その他諸経費を含む実質コスト:0.38%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2010年7月30日)
  • 信託財産留保額:無し

SMT TOPIXインデックス・オープン

SMT TOPIXインデックス・オープンとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

SMT TOPIXインデックス・オープンは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

TOPIXをベンチマークとしており、トヨタなどの国内自動車メーカーや大手メガバンクなど、東証1部に上場する約2,000銘柄から構成されています。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.37%(税抜)となっています。

SMT TOPIXインデックス・オープンの手数料一覧

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬(税抜)ファンド保有時年率0.37%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.37%程度となっています(参照)。信託報酬0.37%との乖離がほぼ無く、余分なコストが少ない印象です。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券などでの保有でポイント還元が受けられます。ポイント還元率は、SBI証券が最高水準で、年率0.2%(最大)のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(11月30日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、TOPIXがベンチマークで約2,000銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

構成銘柄比率

銘柄構成比業種(セクター)
トヨタ自動車3.25%輸送用機器
三菱UFJフィナンシャル・グループ2.31%銀行業
日本電信電話1.66%情報・通信業
ソフトバンクグループ1.54%情報・通信業
三井住友フィナンシャルグループ1.41%銀行業
ホンダ1.33%輸送用機器
KDDI1.26%情報・通信業
みずほフィナンシャルグループ1.21%銀行業
ソニー1.18%電気機器
ファナック1.02%電気機器

トヨタやホンダなど日本を代表する自動車メーカー、また大手メガバンク、そしてソフトバンクなど電気通信大手会社が組み入れ上位となっています。トップ10社でETF全体の16.6%とかなり分散が効いている印象です。

参考 TOPIXの特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/topix/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。これまで一口あたり40円の分配金が発生しています。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、分配金はファンド内へ再投資してほしいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、再び円安傾向が強まったこと等もあり、良好なパフォーマンスです。中長期的なパフォーマンスもアベノミクスの効果もあり、設定来2倍以上となっています。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月-0.63%-1.48%
3ヶ月0.47%-0.40%
6ヶ月15.41%14.35%
1年14.28%12.28%
年初来32.04%25.75%
設定来25.75%6.20%

参考:三井住友トラストアセットマネジメント

また、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも良い理由は、ファンドは分配金を再投資した場合のパフォーマンスであるのに対し、ベンチマークは分配金を再投資したものになっていないためです。分配金再投資の大事さがわかりますね。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

日本株ファンドの比較

本ファンドとTOPIXをベンチマークとする他のインデックスファンドを比較してみます(下表参照)。本ファンドもそれなりの安さですが、ニッセイTOPIXインデックスファンドeMAXIS Slim国内株式インデックスたわらノーロードTOPIXの信託報酬が最も安いことがわかります。

手数料が高い場合、相対的にパフォーマンスが他のファンドと比べて悪くなるため、手数料の安いファンドを選ぶことが重要です。

ファンド名日本株
ニッセイTOPIXインデックスファンド0.159%
eMAXIS Slim国内株式インデックス0.159%
i-SMT TOPIXインデックス0.17%
Smart-i TOPIXインデックス0.17%
たわらノーロードTOPIX0.18%
つみたて日本株式(TOPIX)0.18%
iFree TOPIXインデックス0.19%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS0.19%
野村インデックスファンド・TOPIX0.40%
eMAXIS TOPIXインデックスファンド0.40%
SMT TOPIXインデックス・オープン0.37%
日本株式インデックスe0.37%

ちなみに、上述のように、本ファンドはSBI証券での購入・保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けらます。そのため、SBI証券で保有すれば、実質0.16%(=0.40%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(11月30日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

ちなみに、国内ETF場合、iシェアーズTOPIX ETF(1475)MAXISトピックス上場投信(1348)など信託報酬が0.1%を切る商品もあるので、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

TOPIXをベンチマークとするETFの比較・一覧

証券コード銘柄名(コード)信託報酬
(経費率)
1475iシェアーズTOPIX ETF0.06%
1348MAXISトピックス上場投信0.078%
1308上場インデックスファンドTOPIX0.095%
1305ダイワ上場投信トピックス0.15%
1306野村 TOPIX連動型上場投信0.16%

*信託報酬の安い順

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

分散性を高めたい場合

長期の安定した資産運用のためには、投資対象の分散などの分散投資が重要です。本ファンドは国内の株式市場を投資対象としていますが、国内だけでなく外国の株式市場への投資を行いたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスが注目です。信託報酬0.20%で、米国や欧州など20カ国以上の先進国株式に分散投資が行えます。

また、先進国だけでなく新興国の株式市場へ投資をしたいという方はiFree新興国株式インデックス、またはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンドなどなどが注目です。信託報酬0.1%〜0.2%で40カ国以上の先進国・新興国に分散投資が行えます。

また、株式市場だけでなく、債券や不動産市場にも投資を行いたい方はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)iFree 8資産バランスなどのバランスファンドも便利です。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.37%で国内株式(東証1部に上場する約2,000銘柄)に分散投資を行うことができます。ただし、ニッセイTOPIXインデックスファンド等と比べると割高な手数料です。

SMT TOPIXインデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:TOPIX(配当除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.37%(その他諸経費を含む実質コスト:0.37%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • 信託財産留保額:無し

SMT JPX日経インデックス400・オープン

SMT JPX日経インデックス400・オープンとは?分配金や手数料、実質コストの評価・比較

SMT JPX日経インデックス400・オープンは、国内株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。JPX日経インデックス400をベンチマークとしており、トヨタ等の大手自動車メーカーや大手メガバンクなど、高い利益水準の企業400社から構成されています。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.37%(税抜)となっています。

SMT JPX日経インデックス400・オープンの手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬(税抜)ファンド保有時年率0.37%

また、本ファンドの実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.37%程度となっています(参照)。信託報酬0.37%との乖離もなく、余分なコストが極めて少ない印象です。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、最大で0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

組み入れ銘柄と構成比

次に、本ファンドがどのような銘柄で構成されているのか?を見ていきます。構成銘柄の組入上位銘柄(下表参照)の顔ぶれを見ると、トヨタやホンダなど世界で活躍する自動車メーカー、また三菱UFJやみずほ等、大手メガバンク勢が上位を占めています。

組み入れ上位銘柄とその比率:

銘柄構成比業種(セクター)
三菱UFJフィナンシャル・グループ1.81%銀行業
三井住友フィナンシャルグループ1.72%銀行業
みずほフィナンシャルグループ1.64%銀行業
ホンダ1.63%輸送用機器
トヨタ自動車1.46%輸送用機器
ファナック1.40%電気機器
ソフトバンクグループ1.35%情報・通信業
日本電信電話1.28%情報・通信業
武田薬品1.24%医薬品
キーエンス1.22%電気機器

JPX日経インデックス400の特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/jpx400/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、再び円安傾向が強まったこと等もあり、良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月-0.81%-0.77%
3ヶ月0.16%0.27%
6ヶ月15.18%15.39%
1年13.18%13.62%
3年30.09%31.98%
設定来21.92%24.06%

参考:三井住友トラスト・アセットマネジメント

ちなみに、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも悪い理由は、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果となっているためです。手数料の大事さがわかりますね。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

日本株ファンドの比較

以下の表は、JPX400型のインデックスファンドの手数料を比較したものです。本ファンドの手数料もそこそこ安いですが、ニッセイJPX日経400インデックスファンドiFree JPX日経400インデックスと比べると、手数料が割高なことがわかります。

コストは投資家への確実なマイナスリターンとなります。基本的に、ベンチマークが同じファンドは、手数料の違いがパフォーマンスの違いになるので、手数料の安いファンドを選ぶことが重要です。

ファンドシリーズ信託報酬(税抜)
ニッセイJPX日経400インデックスファンド0.195%
iFree JPX日経400インデックス0.205%
SMT JPX日経インデックス400・オープン0.370%
野村インデックスファンド・JPX日経4000.400%
eMAXIS JPX日経400インデックス0.400%

また、上述のように、本ファンドはSBI証券の保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.13%(=0.37%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

ただし、TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドの方が、構成銘柄数(約1,900銘柄)が多くなっています。ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬:0.18%)やeMAXIS Slim国内株式インデックスたわらノーロードTOPIXなど低コストファンドもあるので、分散性を高めたい方は、これらも検討すると良いでしょう。

ちなみに国内ETFの場合、iシェアーズTOPIX ETF(1475)MAXISトピックス上場投信(1348)MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593)など信託報酬が0.1%を切る商品もあるので、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

TOPIXをベンチマークとするETFの比較・一覧

証券コード銘柄名(コード)信託報酬
(経費率)
1475iシェアーズTOPIX ETF0.06%
1348MAXISトピックス上場投信0.078%
1308上場インデックスファンドTOPIX0.095%
1305ダイワ上場投信トピックス0.15%
1306野村 TOPIX連動型上場投信0.16%

*信託報酬の安い順

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

分散性を高めたい場合

長期の安定した資産運用のためには、投資対象の分散などの分散投資が重要です。本ファンドは国内の株式市場を投資対象としていますが、国内だけでなく外国の株式市場への投資を行いたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスが注目です。信託報酬0.20%で、米国や欧州など20カ国以上の先進国株式に分散投資が行えます。

また、先進国だけでなく新興国の株式市場へ投資をしたいという方はiFree新興国株式インデックス、またはバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンドなどなどが注目です。信託報酬0.1%〜0.2%で40カ国以上の先進国・新興国に分散投資が行えます。

また、株式市場だけでなく、債券や不動産市場にも投資を行いたい方はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)iFree 8資産バランスなどのバランスファンドも便利です。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになります。年率0.37%で日本を代表する高収益企業400銘柄に分散投資を行うことができます。ただし、ニッセイJPX日経400インデックスファンドiFree JPX日経400インデックスと比べると、手数料が割高です。

SMT JPX日経インデックス400・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:JPX日経インデックス400(配当含む)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.37%(その他諸経費を含む実質コスト:0.37%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(4月・10月の各20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2014年1月21日)
  • 信託財産留保額:無し

SMTグローバル株式インデックス・オープン

SMTグローバル株式インデックス・オープンとは、世界経済を牽引する20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。MSCIコクサイ(配当除く)をベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は購入額の2%(税抜)ですが、SBI証券などのネット証券では無料(ノーロード)で購入可能です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.5%(税抜)ととなっています。

SMTグローバル株式インデックス・オープンの手数料一覧:

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入額の0.2%
SBI証券等ネット証券で無料
信託財産留保額ファンド売却時0.05%
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.54%程度となっています(参照)。信託報酬0.50%とそれほど乖離がない印象です。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(10月31日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、MSCIコクサイがベンチマークで約1,300銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

SMTグローバル株式インデックス・オープンの構成銘柄比率:

銘柄構成比業種(セクター)
アップル2.24%情報技術
マイクロソフト1.45%情報技術
アマゾン1.04%一般消費財・サービス
エクソン・モービル1.03%エネルギー
ジョンソン&ジョンソン1.02%ヘルスケア
JPモルガン・チェース0.99%金融
Facebook0.96%情報技術
ウェルズ・ファーゴ・アンド・カンパニー0.84%金融
ゼネラル・エレクトリック(GE)0.81%資本財・サービス
AT&T0.78%電気通信

昨今のアメリカ経済の好調さから米国企業がトップ10を独占しています。アップルやマイクロソフト、Facebookなどのハイテク企業、またジョンソン&ジョンソンAT&Tなど伝統的な企業の比率が高くなっています。

参考 米国企業に絞った投資を行いたい方は、低コストファンドのiFree NYダウインデックスや売買手数料無料(フリーETF)の「SPDR S&P500 ETF(1557)」などがあります。また、米国株式市場への投資を目的とした低コストファンドは、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/us-stock/#indexfunds

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、米国の比率60%以上と高いことがわかります。アメリカの次は、イギリスやカナダ、ヨーロッパ勢の比率が高めとなっています。

SMTグローバル株式インデックス・オープンの構成国とその比率:

銘柄構成比
米国66.74%
イギリス7.08%
カナダ3.87%
フランス3.72%
ドイツ3.64%
スイス3.43%
オーストラリア3.01%
オランダ1.33%
香港1.27%
スペイン1.19%
その他4.72%

参考 MSCIコクサイの特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/emaxis-slim-developed-stock-index/#msci-kokusai

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(11月)行われます。昨今、分配金の発生はありませんが、設定以来では一口あたり80円の分配金が出ています。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、分配金を出さずに、ファンド内への再投資してほしいものです。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、米国を中心とする株高により、良好なパフォーマンスです

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月1.90%1.43%
3ヶ月7.89% 6.87%
6ヶ月17.44%16.63%
1年19.60%16.66%
3年28.38%21.14%
設定来50.08%25.54%

参考:月次レポート|三井住友トラスト・アセットマネジメント

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高い理由のは、ベンチマークに構成銘柄の配当金が含まれないためです。ファンドのパフォーマンスは、分配金が再投資されたものとして計算されています。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

先進国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の先進国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

本ファンドと比べると、ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスの手数料が安いことがわかります。また、円高・円安など為替リスクを抑えたい方は、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)なども、面白いかもしれません。

ファンド名信託報酬
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.1095%
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.189%
iFree外国株式インデックス0.19%
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり)0.19%
i-SMTグローバル株式インデックス0.19%
Smart-i先進国株式インデックス0.20%
つみたて先進国株式0.20%
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)0.20%
たわらノーロード先進国株式0.225%
たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)0.225%
EXE-i先進国株式ファンド0.32%
野村インデックスファンド・外国株式0.55%
野村インデックスファンド・外国株式(為替ヘッジあり)0.59%
eMAXIS先進国株式インデックスファンド0.60%
SMTグローバル株式インデックス・オープン0.50%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ無)0.57%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ有)0.57%
外国株式インデックスe0.50%

先進国株式ETF・インデックスファンドの比較・一覧

また、上述のように、本ファンドはSBI証券の保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.26%(=0.50%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(10月31日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

ちなみにETFの場合、フリーETFMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)やバンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)などが超低コストの信託報酬(経費率)となっていますので、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

分散性を高めたい場合

本ファンドは、先進国株式市場が投資対象となっています。ただし、先進国だけでなく、中国やインドなど新興国株式へも分散投資を行いたい場合、iFree新興国株式インデックス(信託報酬:0.34%)やたわらノーロード新興国株式(同:0.495%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

ETFであれば、経費率(信託報酬)0.15%のバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで格安で新興国株式市場へ投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.21%と低コストで世界経済を牽引する先進国の株式市場に分散投資を行うことができます。

SMTグローバル株式インデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:MSCIコクサイ(配当除く)
  • 購入手数料:SBI証券などネット証券なら無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.54)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • 信託財産留保額:0.05%

SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープン

SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープンは、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。NYダウをベンチマークしており、アップルディズニーインテルなど米国の主要30銘柄から構成されています。SMT(スマート)インデックスシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、SBI証券や楽天証券などのネット証券であれば無料です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.50%(税抜)と米国株式市場への投資を目的としたファンドとしては、iFree NYダウインデックスに次ぐ、安さとなっています。

SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープンの手数料一覧:

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入金額の3.0%
*SBI証券などネット証券で無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.2%
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

また、実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.51%となっています(参照)。iFree NYダウインデックスと比べてしまうと、見劣りしてしまう手数料です。手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなるため、手数料の安い商品を選ぶことが重要になってきます。

ただし、本ファンドは、SBI証券や楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券が最も高く、最大年率0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンでさらに最大10万円がもらえます(3月31日まで)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(4月、10月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、堅調に推移している米国株式市場を受け、良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
(NYダウ)
1ヶ月-1.50%-1.55%
3ヶ月19.95% 19.35%
6ヶ月19.03%17.49%
1年19.31% 17.02%
3年47.61%39.43%
設定来51.29% 42.44%

参考:月次レポート|三井住友トラスト・アセットマネジメンと

また、本ファンドがベンチマークよりもパフォーマンスが高い理由は、ベンチマークのパフォーマンスに構成銘柄からの配当金が含まれないのに対し、ファンドパフォーマンスは配当金が含まれて算出されているためです。

構成銘柄(米国株)の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、米国の代表的な株価指数「NYダウ」をベンチマークとしており、全30銘柄から構成されています。構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。

SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープンの構成銘柄比率:

銘柄名構成比率業種
ゴールドマン・サックス7.77%金融
IBM5.84%情報技術
3M5.83%資本財
ボーイング5.50%資本財
ユナイテッドヘルス5.38%ヘルスケア
ホームデポ4.60%消費財
マクドナルド4.09%一般消費財・サービス
アップル4.04%情報技術
トラベラーズ・カンパニーズ3.90%金融
ジョンソン&ジョンソン3.76%ヘルスケア

参考 米国株(アメリカ株)投資のメリットは?投資方法(はじめ方)や配当金、注意点など解説

ゴールドマン・サックスやアップル、マクドナルドなど全世界でも有名な企業が多く組み込まれています。本ファンドは、利用することでこのような米国企業に分散投資が行えます。

参考 NYダウの構成全銘柄は、以下をご参照ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/ny-dow/

米国株ファンドの比較

下表は、米国株式市場を投資対象とする低コストファンドの手数料を比較した表です。本ファンドの他にも米国株インデックスファンドはありますが、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が最安手数料となっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド0.09264%S&P500
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.16%S&P500
楽天・全米株式インデックス・
ファンド
0.17%CRSP USトータル・マーケット・インデックス
iFree S&P500インデックス0.225%S&P500
iFree NYダウインデックス0.225%NYダウ
たわらノーロードNYダウ0.225%NYダウ
米国株式インデックス・ファンド0.45%S&P500
SMTダウジョーンズ・インデックス・オープン0.50%NYダウ
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン0.55%S&P500配当貴族指数
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族0.50%S&P500配当貴族指数
i-mizuho米国株式インデックス0.57%S&P500
eMAXIS NYダウインデックス0.60%NYダウ

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ただし、S&P500やNYダウなどの米国株価指数に連動するファンドを利用したい方は、iFree NYダウインデックスiFree S&P500インデックスなどが低コストで良いでしょう。また、増配を長年続けている優良企業への投資は、SMT米国株配当貴族インデックス・オープン等を利用しても面白いかもしれません。

参考 米国株ファンドの比較などは、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/us-stock/#indexfunds

分散性を高めたい場合

本ファンドは、構成銘柄数が30銘柄程度と少なめです。米国の大型企業へ投資したいという場合は、本ファンドだけでも良いかもしれませんが、分散性の観点から言うと、S&P500をベンチマークとするi-mizuho米国株式インデックスの方が、構成銘柄数が多くなっています。

また、米国だけでなく、ヨーロッパや太平洋地域の株式に広く分散投資を行いたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドiFree外国株式インデックスなどが要チェックです。信託報酬0.2%台で米国を含む20カ国以上の先進国株式市場へ分散投資が行えます。

円高・円安など為替変動リスクを抑えたい方は、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)も選択肢の1つになるかもしれません。

参考 先進国株式市場を投資対象としてファンドの比較・一覧は、以下をご参照ください。
https://money-laboratory-ryoma.net/developed-country-stock-etf-and-indexfunds/

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.5%台で米国の有名大型株に投資を行うことができます。

SMTダウ・ジョーンズインデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:NYダウ
  • 購入手数料:SBI証券などネット証券で無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.51%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(4月・10月の各20日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年11月19日)
  • 信託財産留保額:0.2%
  • 販売会社:SBI証券楽天証券など

SMT米国株配当貴族インデックス・オープン

SMT米国株配当貴族インデックス・オープンとは?手数料や分配金、米国株ファンドとの比較、実質コストなど解説

SMT米国株配当貴族インデックス・オープンは、S&P500配当貴族指数をベンチマークとするインデックスファンドです。25年以上、増配を続けている優良企業が投資対象で、ジョンソン&ジョンソンなど50年以上も増配を続けている超優良企業などから構成されています。

超長期で増配を続けている優良企業が投資対象となっているため、過去のパフォーマンスは極めて良好です。下表は、米国の代表的な株価指数「S&P500」とS&P500配当貴族指数のパフォーマンスを比較したグラフです。

S&P500とS&P500配当貴族指数のパフォーマンス比較

S&P500とS&P500配当貴族指数のパフォーマンス比較
参照:注目高まる「配当貴族指数」!厳選の「公爵」銘柄はコレ!?

今後も同じ成果が出る保証はありませんが、過去の成績では、配当貴族指数の方が良好なパフォーマンスだったことがわかります。以下、本ファンドの手数料や注目の構成銘柄やその比率、分配金などを見ていきます。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドは、通常ファンド購入額の3.24%が購入手数料となります。ただし、SBI証券楽天証券などのネット証券であれば購入手数料無料(ノーロード)です。

また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.55%(税抜)と割安な水準です。ただし、米国株式市場への投資を目的としたファンドと比較した場合、iFree S&P500インデックスと比べて若干割高となっています。

SMT米国株配当貴族インデックス・オープンの手数料一覧

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入金額の3.0%
*SBI証券などネット証券で無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.55%

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券などの保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券が最も高く、最大年率0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます。(5月31日まで)

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成銘柄(米国株)の比率は?

次に、本ファンドの気になる構成銘柄を見ていきます。25年以上増配の優良企業とはどのような銘柄が組み込まれているでしょう。下表に構成比率の上位10銘柄をピックアップしてみました。

SMT米国株配当貴族インデックス・オープンの構成銘柄比率:

銘柄構成比業種(セクター)増配年数
アボットラボラトリーズ2.10%ヘルスケア機器・サービス44年
クロロックス2.09%家庭用品・パーソナル用品40年
S&Pグローバル2.07%各種金融43年
カーディナルヘルス2.06%ヘルスケア機器・サービス29年
シャーウィン・ウィリアムズ2.06%素材37年
ジョンソン&ジョンソン2.04%医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス54年
メドトロニック2.04%ヘルスケア機器・サービス39年
キンバリークラーク2.03%家庭用品・パーソナル用品44年
ジェネラル・ダイナミクス2.00%資本財25年
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス2.00%食品・生活必需品小売41年

S&P500で構成上位銘柄となっているアップルマイクロソフトアマゾンなどは企業からそこまで経っていない(もしくは無配)ため入っていませんが、米国市場で長年勝ち抜いてきた企業(銘柄)から構成されていることがわかります。増配年数も40年以上のものがゴロゴロ入っており、さすが米国と言った印象です。

上位銘柄の他にも、AT&T3MP&GなどNYダウ(ダウ平均株価)の常連銘柄、またペプシコやコカ・コーラ、マクドナルドなど米国だけでなく世界で愛されている小売りセクターの企業から構成されています。

S&P500配当貴族指数の構成全銘柄や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/sp500-dividend-aristocrats/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月、11月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。トランプ大統領の就任以降、堅調に推移している米国株式市場を受け、良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月2.70%2.80%%
3ヶ月5.29% 5.60%
6ヶ月11.64%12.20%
設定来11.62%12.20%

参考:月次レポート|三井住友トラスト・アセットマネジメント

また、本ファンドがベンチマークよりもパフォーマンスが、若干悪い理由は、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果となっているためです。手数料の大事さがわかりますね。

米国株ファンドの比較

下表は、米国株式市場を投資対象とする低コストファンドの手数料を比較した表です。本ファンドの他にも米国株インデックスファンドはありますが、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)が最安手数料となっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド0.09264%S&P500
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.16%S&P500
楽天・全米株式インデックス・
ファンド
0.17%CRSP USトータル・マーケット・インデックス
iFree S&P500インデックス0.225%S&P500
iFree NYダウインデックス0.225%NYダウ
たわらノーロードNYダウ0.225%NYダウ
米国株式インデックス・ファンド0.45%S&P500
SMTダウジョーンズ・インデックス・オープン0.50%NYダウ
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン0.55%S&P500配当貴族指数
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族0.50%S&P500配当貴族指数
i-mizuho米国株式インデックス0.57%S&P500
eMAXIS NYダウインデックス0.60%NYダウ

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ただし、増配を長年続けている優良企業をピックアップして投資したい場合、本ファンド、または野村インデックスファンド米国株式配当貴族を利用すると良いでしょう。手数料(信託報酬)は、後者の方が割安です。

また、分散性を重視したい場合は、構成銘柄数の多いi-mizuho米国株式インデックスが良いかもしれません。

ちなみに、同様の投資方針の日本株ファンドに「SMT日本株配当貴族インデックス・オープン」があります。S&P/JPX配当貴族指数をベンチマークしており、10年以上増配を続ける日本企業への投資が行えます。

米国株ファンドの比較などは、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/us-stock/#indexfunds

分散性を高めたい場合

本ファンドは、構成銘柄数が50銘柄程度と少なめです。投資目的にあっている場合は、本ファンドだけでも良いかもしれませんが、分散性の観点から言うと、S&P500をベンチマークとするi-mizuho米国株式インデックスの方が、構成銘柄数が多くなっています。

また、米国だけでなく、ヨーロッパや太平洋地域の株式に広く分散投資を行いたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドiFree外国株式インデックスなどが要チェックです。信託報酬0.2%台で米国を含む20カ国以上の先進国株式市場へ分散投資が行えます。

円高・円安など為替変動リスクを抑えたい方は、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)も選択肢の1つになるかもしれません。

先進国株式市場を投資対象としてファンドの比較・一覧は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/developed-country-stock-etf-and-indexfunds/

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.55%で、25年以上増配を続ける超優良アメリカ企業に分散投資を行うことができます。

[box02 title=”SMT米国株配当貴族インデックス・オープンのデータ・まとめ”]

  • ベンチマーク:S&P500配当貴族指数
  • 購入手数料:SBI証券などネット証券で無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.55%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年8月30日)
  • 信託財産留保額:無し

[/box02]

SMT新興国株式インデックス・オープン

SMT新興国株式インデックス・オープンとは?分配金や手数料、実質コストの評価、他新興国株ファンドとの比較も

SMT新興国株式インデックス・オープンとは、高い経済成長を遂げる中国やインドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算)をベンチマークとしており、約800銘柄から構成されいます。SMT(スマート)シリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、SBI証券などのネット証券であれば無料になります。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.60%(税抜)とeMAXIS Slim新興国株式インデックス(信託報酬:0.19%)と比べた場合、若干割高です。

SMT新興国株式インデックス・オープンの手数料一覧:

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.3%
信託報酬ファンド保有時年率0.60%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.82%程度となっています(参照)。新興国への投資は、実質コストが高くなりやすい傾向になっており、本ファンドも信託報酬0.6%と比べて高めとなっています。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率最大0.2%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

投資信託(ファンド)を保有するのに一番おトクな秘密”>https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスがベンチマークで、約800銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

SMT新興国株式インデックス・オープンの構成銘柄比率

銘柄構成比業種(セクター)
サムソン電子4.1%韓国情報技術
テンセント3.7%ケイマン諸島情報技術
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.4%台湾情報技術
アリババ集団2.7%ケイマン諸島消費者サービス
ナスパーズ1.7%南アフリカ消費者サービス
中国建設銀行1.5%金融金融
チャイナモバイル1.5%中国電気通信
鴻海精密工業1.1%台湾電気通信
バイドゥ1.1%ケイマン諸島消費者サービス
中国工商銀行1.1%中国金融

ニュースや新聞などでよく目にする中国などアジア企業が組み入れ上位となっています。昔から強い中国の金融系に加えて、最近では、アリババやバイドゥなど中国のハイテク成長企業もトップ10入りしています。また、昨今世界の工場となりつつある、台湾企業も目立ちます。

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、韓国、台湾、中国、インドなどのアジアの新興国勢の割合が高い点が特徴です。ちなみに、ケイマン諸島とは、グローバル企業が租税回避地として、投機登録など行っているため構成比が高くなっています。

構成国とその比率

銘柄構成比
韓国14.8%
台湾11.9%
ケイマン諸島11.8%
中国10.0%
インド8.6%
ブラジル7.5%
南アフリカ6.2%
ロシア 3.7%
メキシコ3.6%
香港3.6%
その他21.9%

参考 MSCIエマージングマーケット指数の業種別構成比など詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/msci-emerging-market-index/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。過去に40円分の分配金の発生があります。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。直近では、トランプ大統領の就任以降の円安もあり良好なパフォーマンスです。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月2.49%2.76%
3ヶ月8.39%8.76%
6ヶ月17.90%17.76%
1年16.91%15.41%
3年12.52%7.30%
設定来138.61%116.63%

参考:三井住友トラスト・アセットマネジメント

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高い理由のは、ベンチマークに構成銘柄の配当金が含まれないためと考えられます。ファンドのパフォーマンスは、分配金が再投資されたものとして計算されています。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド0.19%FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.19%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
楽天・新興株式インデックスファンド0.25%FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス
i-SMT新興国株式インデックス0.33%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.495%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス

本ファンドの手数料は、eMAXIS Slim新興国株式インデックスSBI新興国株式インデックスファンドと比べた場合、若干割高となっています。

また、SBI新興国株式インデックスファンドは、ポイント還元(投信マイレージ)が適用されないので、年率0.03%のポイント還元があるeMAXIS Slim新興国株式インデックスの方が、実質的に最安になります。

ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています。

また、ETFの場合、米国ETFで信託報酬0.14%バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国株式市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国株式市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、年率0.60%と低コストで経済成長率の高い新興国の株式市場に分散投資を行うことができます。ただし、たわらノーロード新興国株式iFree新興国株式インデックスと比べた場合、手数料が若干割高となっています。

SMT新興国株式インデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く、円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.60%(その他諸経費を含む実質コスト:0.82%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年12月15日)
  • 信託財産留保額:0.3%

SMT国内債券インデックス・オープン

SMT国内債券インデックス・オープンとは?手数料や利回り、分配金、実質コストの評価・比較

SMT国内債券インデックス・オープンは、国内債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。国債、地方債、社債等、約9,000銘柄から構成されるNOMURA-BPI総合指数をベンチマークしており、SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.37%(税抜)となっています。

SMT国内債券インデックス・オープンの手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.37%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.37%となっています(参照)。信託報酬0.37%との乖離がほとんどなく、余分なコストが少ないですね。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、最大0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

種類別構成比

次に、本ファンドがどのような債券で構成されているかを見ていきます。下表が、本ファンドに組み入れられている債券の種類別の構成比率です。ほとんど(8割以上)が国債となっていることがわかります。

種類別比率

銘柄構成比
国債82.66%
地方債6.43%
事業債5.33%
政府保証債2.93%
金融債0.73%
その他1.93%

ポートフォリオ特性・利回り

次に、本ファンドのポートフォリオ特性や利回りを見ていきます。下表は、本ファンドの平均利回りや債券の残存年数を表したものです。国内債券ということで、平均最終利回りが0.13%となっています。先進国債券や新興国債券と比べると、低水準です。

ポートフォリオ特性

項目内容
銘柄数706
平均最終利回り0.13%
平均デュレーション8.73
平均残存期間9.33年

ちなみに、デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。

参考 本ファンドのベンチマーク(NOMURA-BPI総合指数)の詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/nomura-bpi-index/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。国内債券ということで、価格変動リスクは小さい点が特徴です。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月-0.16%-0.11%
3ヶ月-0.47%-0.35%
6ヶ月-2.02%-1.82%
1年-1.53%-1.15%
設定来18.10%22.59%

参考:三井住友トラスト・アセットマネジメント

ちなみに、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも若干悪い理由のは、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果とベンチマークを比較しているためです。手数料の大事さがわかりますね。

国内債券ファンドの比較

次に日本の債券市場へ投資ができるインデックスファンドの手数料を比較していきます。

以下の手数料比較表を見るとわかるように、本ファンドの手数料(信託報酬)は、eMAXIS Slim国内債券インデックスiFree日本債券インデックスニッセイ国内債券インデックスファンドと比べて、割高となっています。

コストを投資家への確実なマイナスリターンとなるため、コストの安い商品を選ぶことが重要です。ただし、iFree日本債券インデックスは、10年国債利回りが1%以上になった時、信託報酬0.22%になるので、注意が必要です。

ファンド名信託報酬
eMAXIS Slim国内債券インデックス0.139%
iFree日本債券インデックス0.139%
ニッセイ国内債券インデックスファンド0.139%
たわらノーロード国内債券0.15%
三井住友・日本債券インデックスファンド0.16%
日本債券インデックスe0.37%
SMT国内債券インデックス・オープン0.37%
i-mizuho国内債券インデックス0.38%
eMAXIS国内債券インデックス0.40%
野村インデックスファンド・国内債券0.40%

ちなみに、上述のように、本ファンドはSBI証券の保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.13%(=0.37%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

分散性を高めたい場合

本ファンドは日本の債券市場が投資対象となっていますが、外国の債券市場へも分散投資したい場合、eMAXIS Slim先進国債券インデックスニッセイ外国債券インデックスファンドがあります。いずれも信託報酬0.17%と国内最安コストで、先進国と一部新興国の国債に分散投資が行えます。

また、債券と合わせて世界の株式市場へ投資を行いたい方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)、ニッセイ外国株式インデックスファンドを利用することで、世界の株式市場へ分散投資が行えます。

ただし、たくさんのファンドを持つのが面倒という方は、世界経済インデックスファンドセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド等のバランスファンドを利用することで、低コストで全世界の株式・債券に分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.37%で日本の債券市場に分散投資を行うことができます。ただし、iFree日本債券インデックスeMAXIS Slim国内債券インデックス等と比べると、割高な手数料です。

SMT国内債券インデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:NOMURA-BPI総合
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.37%(その他諸経費を含む実質コスト:0.37%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • 信託財産留保額:無し

SMTグローバル債券インデックス・オープン

SMTグローバル債券インデックス・オープンとは?分配金や手数料、実質コストなど解説

SMTグローバル債券インデックス・オープンは、アメリカやヨーロッパ諸国など先進国を中心とした、20カ国以上の外国債券市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

シティ世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとしており、日本を除く先進国・一部新興国の債券、約700銘柄から構成されいます。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.5%(税抜)となっています。

SMTグローバル債券インデックス・オープンの手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
*ネット証券は無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.53%程度となっています(参照)。信託報酬との乖離が少なく、余分なコストがそれほどかかっていない印象です。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.1%〜0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成国・通貨の比率は?

次に、本ファンドの気になる構成国とその比率を確認していきます。下表に組入国の比率をまとめました。アメリカの比率が40%以上と高く、米国の次に、ユーロ圏の国々が続いています。新興国の構成国としては、通貨別の構成比を見るとわかるように、マレーシア、南アフリカ、メキシコなどが入っています。

構成国とその比率

銘柄構成比
アメリカ44.54%
フランス9.80%
イタリア9.26%
イギリス7.32%
ドイツ7.16%
スペイン5.49%
ベルギー2.54%
オランダ2.27%
カナダ2.14%
オーストラリア2.13%

構成通貨とその比率

銘柄構成比
米ドル44.54%
ユーロ39.38%
英ポンド7.32%
カナダ・ドル2.14%
オーストラリア・ドル2.13%
メキシコ・ペソ0.91%
ポーランド・ズロチ0.67%
デンマーク・クローネ0.60%
南アフリカ・ランド0.57%
スウェーデン・クローネ0.45%

ポートフォリオ特性・利回り

最後に、本ファンドのポートフォリオ特性や利回りを見ていきます。下表は、本ファンドの平均利回りや債券の残存年数を表したものです。先進国が中心ということで、直接利回りが2.45%となっています。国内債券よりは高いものの、新興国債券と比べた場合低めです。高水準な点が特徴です。

ポートフォリオ特性

項目内容
銘柄数657
最終利回り2.45%
直接利回り1.40%
修正デュレーション6.91年
残存年数8.30年

ちなみに、デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。最終利回りとは、満期まで保有した場合の債券購入日から償還日までに得る利息などの合計額が、投資元本に対してどれくらいになるかを表す指標(1年当り)です。

参考 シティ世界国債インデックスの詳細(ポートフォリオ、国別構成比の10位以降など)は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/citi-world-kokusai-index/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。過去20円分の分配金が発生しております。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。アベノミクス以降の円安もありますが、歴史的な低金利からの米国発の金利上昇局面ということもあり、パフォーマンスは芳しくありません。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月-0.07%-0.33%
3ヶ月-3.03%-3.16%
6ヶ月4.07%3.18%
1年-5.29%-5.12%
設定来17.20%22.71%

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが高い理由は、ファンドのパフォーマンスが分配金が再投資されたものとして計算されているのに対して、ベンチマークは分配金の再投資分が含まれないためと考えられます。

先進国債券ファンドの比較

本ファンドの特徴は、年率0.5%の手数料で先進国を中心とする海外の債券市場へ投資ができるという点です。ただし、下表の「外国債券を投資対象とするファンドの手数料比較表」からわかるように、最安はニッセイ外国債券インデックスファンドeMAXIS Slim先進国債券インデックスです。

コストは投資家への確実なマイナスリターンとなるため、コストの安い運用商品を選ぶことが重要です。ただし、為替変動リスクを抑えて投資を行いたい場合は、たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)も選択肢の1つとなるかもしれません。

ファンド名信託報酬(税抜き)
ニッセイ外国債券インデックスファンド0.17%
iFree外国債券インデックス0.18%
たわらノーロード先進国債券0.20%
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)0.20%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.21%
EXE-i先進国債券ファンド0.42%
野村インデックスファンド・外国債券0.55%
eMAXIS先進国債券インデックス0.60%
SMTグローバル債券インデックス・オープン0.50%
i-mizuho先進国債券インデックス0.63%
外国債券インデックスe0.50%

また、上述のように、本ファンドはSBI証券の保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.26%(=0.50%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

ちなみにETFの場合、信託報酬(経費率)0.06%のバンガード米国トータル債券市場ETF(BND)や同0.12%のバンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(BNDX)など超低コスト商品があります。利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

分散性を高めたい場合

本ファンドは、世界の債券市場が投資対象となっています。債券と合わせて世界の株式市場へ投資を行いたい方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)、ニッセイ外国株式インデックスファンドを利用することで、世界の株式市場へ分散投資が行えます。

ただし、たくさんのファンドを持つのが面倒という方は、世界経済インデックスファンドセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド等のバランスファンドを利用することで、低コストで全世界の株式・債券に分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.50%で世界経済を牽引する先進国の債券市場に投資できます。ただし、ニッセイ外国債券インデックスファンドと比べた場合、若干割高になります。

SMTグローバル債券インデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:シティ世界国債インデックス(除く日本)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.53%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月、11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • 信託財産留保額:無し

SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)

SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)とは?分配金や手数料、実質コストなど解説

SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)は、為替変動リスクを抑えて、アメリカやヨーロッパ諸国など先進国を中心とした、20カ国以上の外国債券市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

シティ世界国債インデックス(除く日本、為替ヘッジ)をベンチマークとしており、日本を除く先進国・一部新興国の債券、約700銘柄から構成されいます。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.5%(税抜)となっています。

SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)の手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
*ネット証券は無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.53%程度となっています(参照)。為替ヘッジ分の余分なコストがあるわりには、信託報酬との乖離が少ない印象です。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.1%〜0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成国・通貨の比率は?

次に、本ファンドの気になる構成国とその比率を確認していきます。下表に組入国の比率をまとめました。アメリカの比率が40%以上と高く、米国の次に、ユーロ圏の国々が続いています。新興国の構成国としては、通貨別の構成比を見るとわかるように、マレーシア、南アフリカ、メキシコなどが入っています。

構成国とその比率

銘柄構成比
アメリカ44.03%
フランス9.68%
イタリア9.16%
イギリス7.23%
ドイツ7.07%
スペイン5.42%
ベルギー2.51%
オランダ2.25%
カナダ2.11%
オーストラリア2.11%

構成通貨とその比率

銘柄構成比
米ドル44.03%
ユーロ38.92%
英ポンド7.23%
カナダ・ドル2.11%
オーストラリア・ドル2.11%
メキシコ・ペソ0.90%
ポーランド・ズロチ0.66%
デンマーク・クローネ0.59%
南アフリカ・ランド0.56%
スウェーデン・クローネ0.45%

ポートフォリオ特性・利回り

最後に、本ファンドのポートフォリオ特性や利回りを見ていきます。下表は、本ファンドの平均利回りや債券の残存年数を表したものです。先進国が中心ということで、直接利回りが2.45%となっています。国内債券よりは高いものの、新興国債券と比べた場合低めです。高水準な点が特徴です。

ポートフォリオ特性

項目内容
銘柄数657
最終利回り2.45%
直接利回り1.40%
修正デュレーション6.91年
残存年数8.30年

ちなみに、デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。最終利回りとは、満期まで保有した場合の債券購入日から償還日までに得る利息などの合計額が、投資元本に対してどれくらいになるかを表す指標(1年当り)です。

参考 シティ世界国債インデックスの詳細(ポートフォリオ、国別構成比の10位以降など)は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/citi-world-kokusai-index/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(4月・10月)行われます。これまで分配金は発生していません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。アベノミクス以降の円安もありますが、歴史的な低金利からの米国発の金利上昇局面ということもあり、パフォーマンスは芳しくありません。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月-0.07%-0.33%
3ヶ月-3.03%-3.16%
6ヶ月4.07%3.18%
1年-5.29%-5.12%
設定来17.20%22.71%

ちなみに、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも若干悪い理由のは、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果とベンチマークを比較しているためと考えられます。手数料の大事さがわかりますね。

先進国債券ファンドの比較

本ファンドの特徴は、年率0.5%の手数料で先進国を中心とする海外の債券市場へ投資ができるという点です。ただし、下表の「外国債券を投資対象とするファンドの手数料比較表」からわかるように、最安はニッセイ外国債券インデックスファンドeMAXIS Slim先進国債券インデックスです。

コストは投資家への確実なマイナスリターンとなるため、コストの安い運用商品を選ぶことが重要です。また、為替ヘッジ型のファンドと比べた場合でも、たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)の手数料(信託報酬)の方が安くなっています。

ファンド名信託報酬(税抜き)
ニッセイ外国債券インデックスファンド0.17%
iFree外国債券インデックス0.18%
たわらノーロード先進国債券0.20%
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)0.20%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.21%
EXE-i先進国債券ファンド0.42%
野村インデックスファンド・外国債券0.55%
eMAXIS先進国債券インデックス0.60%
SMTグローバル債券インデックス・オープン0.50%
i-mizuho先進国債券インデックス0.63%
外国債券インデックスe0.50%

ちなみに、上述のように本ファンドはSBI証券の保有で最大0.24%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.26%(=0.50%-0.24%)の信託報酬で保有が可能です。

また、ETFの場合、信託報酬(経費率)0.06%のバンガード米国トータル債券市場ETF(BND)や同0.12%のバンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(BNDX)など超低コスト商品があります。利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

分散性を高めたい場合

本ファンドは、世界の債券市場が投資対象となっています。債券と合わせて世界の株式市場へ投資を行いたい方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)、ニッセイ外国株式インデックスファンドを利用することで、世界の株式市場へ分散投資が行えます。

ただし、たくさんのファンドを持つのが面倒という方は、世界経済インデックスファンドセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド等のバランスファンドを利用することで、低コストで全世界の株式・債券に分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.50%で世界経済を牽引する先進国の債券市場に投資できます。ただし、ニッセイ外国債券インデックスファンドと比べた場合、若干割高になります。

SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)のデータ

  • ベンチマーク:シティ世界国債インデックス(除く日本、為替ヘッジ)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.53%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(4月、10月の各20日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年12月27日)
  • 信託財産留保額:無し

SMT新興国債券インデックス・オープン

SMT新興国債券インデックス・オープンとは?分配金や手数料、実質コストの解説・比較

SMT新興国債券インデックス・オープンとは、南アフリカやメキシコ、ブラジルなど新興国の債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

16カ国、約200銘柄の債券から構成されるJPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイドをベンチマークとしています。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の3.0%ですが、SBI証券などのネット証券であれば無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.60%(税抜)となっています。また、ファンドの売却時に0.3%の手数料がかかります。

SMT新興国債券インデックス・オープンの手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入額の3.%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.3%
信託報酬ファンド保有時年率0.60%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.73%程度となっています(参照)。新興国市場への投資ということで、信託報酬0.60%+αの金額が高めとなっています。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.1〜0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率です。メキシコやインドネシア、ブラジルなど市場規模の大きい国が上位国となっています。ちなみ、その他にはチリ・フィリピン・ナイジェリア・ペルー・ルーマニア・ハンガリーが入っています。

SMT新興国債券インデックス・オープンの構成国とその比率

銘柄構成比
メキシコ10.43%
ポーランド10.34%
インドネシア10.25%
ブラジル10.22%
南アフリカ9.71%
トルコ8.88%
コロンビア8.11%
マレーシア8.01%
タイ7.55%
ロシア6.50%

ポートフォリオ特性・利回り

最後に、本ファンドのポートフォリオ特性や利回りを見ていきます。下表は、本ファンドの最終利回りとデュレーションを表したものです。新興国債券ということで、最終利回りが6.35%と、国内債券や先進国債券と比べて、高利回りとなっています。

ポートフォリオ特性

項目内容
銘柄数167
最終利回り6.35%
直接利回り6.22%
修正デュレーション4.99年
残存年数7.41年

ちなみに、デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。最終利回りとは、満期まで保有した場合の債券購入日から償還日までに得る利息などの合計額が、投資元本に対してどれくらいになるかを表す指標(1年当り)です。

参考 本ファンドのベンチマークの詳細や構成比など詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/jp-morgan-gbi-em-global-diversified-index/

分配金

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。これまで20円の分配金が発生しています。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月1.83%2.48%
3ヶ月2.83%3.77%
6ヶ月11.34%12.10%
1年5.42%6.87%
設定来57.92%79.87%

参考:三井トラストアセットマネジメント

ちなみに、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも悪い理由は、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果とベンチマークを比較しているためです。手数料の大事さがわかりますね。

新興国債券ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国債券インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。投資先が同じ(同一のベンチマーク)場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
iFree新興国債券インデックス0.22%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
野村インデックスファンド・新興国債券0.60%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
eMAXIS新興国債券インデックス0.60%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
SMT新興国債券インデックス・オープン0.60%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型0.60%JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジ)
eMAXIS新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.60%JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(円ヘッジ)
SMT米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.60%ブルームバーグ・バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックス(円ヘッジ・円ベース)

表を見るとわかるように、iFree新興国債券インデックスの手数料が群を抜いて安いことがわかります。ただし、新興国通貨の為替変動リスクを抑えて投資を行いたい方は「eMAXIS新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)」なども選択肢となります。

ちなみに、上述のように、本ファンドはSBI証券の保有で、最大0.20%(年率)のポイント還元(投信マイレージ)が受けられるので、SBI証券で保有すれば、実質0.40%(=0.60%-0.20%)の信託報酬で保有が可能です。

分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国債券市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国債券市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国債券インデックスファンド(信託報酬:0.17%)を合わせて利用することで、低コストで全世界の債券へ分散投資が行えます。為替ヘッジ型は、たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)(同:0.20%)があります。

また、債券と合わせて世界の株式市場へ投資を行いたい方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)、ニッセイ外国株式インデックスファンドを利用することで、世界の株式市場へ分散投資が行えます。

ただし、たくさんのファンドを持つのが面倒という方は、世界経済インデックスファンドセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド等のバランスファンドを利用することで、低コストで全世界の株式・債券に分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.60%の信託報酬で、新興国の債券市場に分散投資を行うことができます。ただし、iFree新興国債券インデックスと比べると、手数料が割高です。

SMT新興国債券インデックス・オープンのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド(円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.60%(その他諸経費を含む実質コスト:0.73%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年12月15日)
  • 信託財産留保額:0.3%

SMT米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)

SMT米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)とは、南アフリカやメキシコ、ブラジルなど新興国の債券市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

新興国が発行する米ドル建て国債から構成されるブルームバーグ・バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックス(円ヘッジ・円ベース)をベンチマークとしています。

ブルームバーグ・バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックスとは、ブルームバーグ社が開発、算出、公表をおこなうインデックスであり、新興国が発行する米ドル建ての国債のうち、ブルームバーグが定める基準により投資適格格付が付与されていることなどの一定の要件を満たす国債の総合投資収益を時価総額比率で加重平均し指数化したもの

参照:三井住友トラストアセットマネジメント

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の3.0%ですが、ネット証券であれば無料(ノーロード)です。

また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.60%(税抜)となっています。また、ファンドの売却時に0.3%の手数料がかかります。

手数料一覧

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時購入額の3.%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.3%
信託報酬ファンド保有時年率0.60%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は年率0.71%程度となっています(参照)。新興国市場への投資ということで、信託報酬0.60%+αの金額が高めとなっています。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.1〜0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率です。メキシコやインドネシア、ロシアなど市場規模の大きい国が上位国となっています。

米ドル建ての国債を発行している国が投資対象となっているため、新興国債券として国内ファンドで行く利用されているPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイドの国別構成比と下位国が多少異なります。

構成国とその比率

銘柄構成比
メキシコ16.52%
ロシア14.08%
インドネシア13.91%
フィリピン11.49%
コロンビア9.68%
南アフリカ9.08%
ハンガリー6.55%
パナマ5.46%
ペルー5.45%
ウルグアイ4.38%

ポートフォリオ特性・利回り

最後に、本ファンドのポートフォリオ特性や利回りを見ていきます。下表は、本ファンドの最終利回りとデュレーションを表したものです。新興国債券ということで、最終利回りが3.8%と、国内債券や先進国債券と比べて、高利回りとなっています。

ポートフォリオ特性

項目内容
銘柄数38
最終利回り5.48%
直接利回り3.80%
修正デュレーション8.50年
残存年数18.43年

ちなみに、デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。最終利回りとは、満期まで保有した場合の債券購入日から償還日までに得る利息などの合計額が、投資元本に対してどれくらいになるかを表す指標(1年当り)です。

分配金

本ファンドの決算は年2回(4月・10月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月0.63%0.66%
3ヶ月3.12%3.65%
6ヶ月-4.60%-3.66%
1年0.64%2.21%
設定来12.90%16.66%

ちなみに、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも悪い理由は、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果とベンチマークを比較しているためです。手数料の大事さがわかりますね。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.60%の信託報酬で、新興国の債券市場に、為替変動リスクを抑えて、分散投資を行うことができます。

[box05 title=”データ・まとめ”]

  • ベンチマーク:ブルームバーグ・バークレイズ・US・エマージング・ソブリン・マキシマム・レイティング・インベストメント・グレイド・インデックス(円ヘッジ・円ベース)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.60%(その他諸経費を含む実質コスト:0.71%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年2回(4月・10月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年12月27日)
  • 信託財産留保額:0.3%

[/box05]

SMT J-REITインデックス・オープン

SMT J-REITインデックス・オープンの評価は?利回りや分配金、実質コストを比較・解説

SMT J-REITインデックス・オープンは、国内の不動産市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとしており、オフィスビルや商業施設・物流、住宅などを投資対象とする不動産投資信託に分散投資が行えます。SMTシリーズのファンドの1つです。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の2.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
ネット証券は大丈夫ですが、店頭証券や銀行などの金融機関では、購入手数料が取られる可能性がある点に、ご注意ください!
[/chat]

信託報酬

[jin-fusen3 text=”SMT J-REITインデックス・オープンの手数料”]

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
購入手数料ファンド購入時購入額の2.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬(税抜)ファンド保有時年率0.40%

また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.40%(税抜)となっており、同様に国内REIT市場に投資可能な「eMAXIS Slim国内リートインデックス(信託報酬:0.187%)」と比較すると、かなり割高です。

実質コスト

売買委託手数料や有価証券取引税、保管費用などを含めた実質コストは「0.450%」となっており、信託報酬以外の余分なコストは、ほとんどありません。

実質コストは、直近の「運用報告書」を基に算出しております。

以下の図は、運用報告書に記載されている「一万口当たりの費用明細」です。

対象期間中の信託報酬が「35円(0.212%)」、信託報酬を含む全ての手数料の合計が「35円(0.217%:+0.005%分が隠れコスト)」なので、実質コストを「信託報酬÷0.212×0.217」として計算すると、実質コストは0.450%(四捨五入)となります。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券で保有する事で、ポイント還元サービスが受けられます。

ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成銘柄の比率は?

本ファンドにどのような銘柄(不動産投資信託:REIT)が組み込まれているか見ていきます。

本ファンドは、東証REIT指数がベンチマークで約60銘柄のREITから構成されています。60銘柄と聞くと分散性に乏しいように聞こえますが、1つの銘柄がたくさんの不動産に分散投資を行っている投資信託なので、分散効果が期待できます。

[jin-fusen3 text=”組み入れ上位銘柄の比率”]

銘柄構成比業種(セクター)
日本ビルファンド投資法人7.25%オフィス
ジャパンリアルエステイト投資法人6.71%オフィス
野村不動産マスターファンド投資法人6.09%オフィス
日本リテールファンド投資法人5.06%商業・物流等
ユナイテッド・アーバン投資法人4.54%商業・物流等
オリックス不動産投資法人4.10%オフィス
大和ハウスリート投資法人3.83%住宅
日本プロロジスリート投資法人3.64%商業・物流等
アドバンス・レジデンス投資法人3.6%4住宅
日本プライムリアルティ投資法人3.34%オフィス

上の表にある組み入れ上位銘柄は、オフィス関連のREIT銘柄が多めとなっています。オフィス関連の他には、リテール(商業施設)などの組み入れも多くなっています。

東証REIT指数の特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/maxis-j-reit-etf-1597/#tosho-reit

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。

直近で分配金はありませんが、過去に一口あたり80円の分配金が発生しています。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、分配金はファンド内へ再投資してほしいですね。

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。

SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。
[/chat]

パフォーマンス・利回り

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。直近では、国内不動産市場の上昇の恩恵を受け、大きく上昇しています。

また、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも悪い理由は、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の結果となっているためです。手数料の大事さがわかりますね。

国内REITファンドの比較

下表は、東証REIT指数をベンチマークとするインデックスファンドの手数料を比較した表ですが、本ファンドは、eMAXIS Slim国内リートインデックス等と比較すると、かなり割高な手数料です。

[jin-fusen3 text=”国内REITインデックスファンドの比較”]

ファンド名信託報酬
(税込)
eMAXIS Slim国内リートインデックス0.1870%
Smart-i Jリートインデックス0.1870%
ニッセイJリートインデックスファンド0.2750%
たわらノーロード国内リート0.2750%
三井住友・DC日本リートインデックスファンド0.2750%
iFree J-REITインデックス0.3190%
iシェアーズ国内リートインデックス0.3685%
SMT J-REITインデックス・オープン0.4400%
野村インデックスファンド・J-REIT0.4400%
eMAXIS国内リートインデックス0.4400%

これまでの運用実績や信託報酬と実質コストの差の少なさ等、評価できる点は多数ありますが、eMAXIS Slimシリーズの人気やコストの引き下げを考慮すると、eMAXIS Slim国内リートインデックスを選択するのが無難です。

https://money-laboratory-ryoma.net/emaxis-slim-series/#j-reit

分散性を高めたい場合

長期の安定した資産運用のためには、投資対象の分散などの分散投資が重要です。本ファンドは国内の不動産市場を投資対象としていますが、国内だけでなく外国の不動産市場への投資を行いたい方は、eMAXIS Slim先進国リートインデックス等が注目です。信託報酬0.20%(税抜)で海外REITに分散投資が行えます。

また、不動産市場だけでなく、株式や債券にも投資を行いたい方は、ニッセイ外国株式インデックスファンドニッセイ外国債券インデックスファンドなどの利用を考えると良いでしょう。株式・債券・不動産市場にファンド1本で投資を行いたい方は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)等のバランスファンドも便利です。

口コミ・評判

SMT J-REITインデックス・オープンの口コミや評判をTwitter等からピックアップして行きます。

https://twitter.com/Mutualfund20/status/1188748668569972737

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
手数料は割高なものの、運用歴・実績を評価する方は多いようです。
[/chat]

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.40%と比較的低コストで東証に上場する不動産投資信託(REIT)の全銘柄に分散投資を行うことができますが、eMAXIS Slim国内リート等と比較した場合、手数料が割高です。

[box05 title=”データ・まとめ”]

  • ベンチマーク:東証REIT指数(配当込み)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.40%(実質コスト:0.40%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • 信託財産留保額:無し

[/box05]

SMTグローバルREITインデックス・オープン

SMTグローバルREITインデックス・オープンとは?利回りや分配金、実質コストの評価・比較

SMTグローバルREITインデックス・オープンは、アメリカやヨーロッパ等の先進国不動産(REIT)市場への分散投資を目的とする、SMTシリーズのインデックスファンドです。

ベンチマークは、S&P先進国リート指数(配当込み、日本除く)で、オフィスビルや商業施設・物流、また住宅などを投資対象とする不動産投資信託(REIT:リート)に分散投資が行えます。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は、ファンド購入額の3.0%(税抜)がかかりますが、SBI証券や楽天証券などのネット証券であれば、購入手数料無料(ノーロード)です。

また、信託財産留保額として、ファンド売却時に0.05%の手数料が発生します。

信託報酬

ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.605%(税込)と、先進国REIT型のインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim先進国リートインデックスSmart-i 先進国リートインデックスの信託報酬:0.20(税抜)等と比較して、若干割高です。

[jin-fusen2 text=”SMTグローバルREITインデックス・オープンの手数料”]

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
購入手数料ファンド購入時購入額の3.0%
ネット証券なら無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.05%
信託報酬(税抜)ファンド保有時年率0.50%

実質コスト

売買委託手数料や有価証券取引税、保管費用などを含めた実質コストは「0.654%」となっており、信託報酬以外の余分なコストは、他の外国REIT型ファンドと比較して少なめです。

ただし、元々の信託報酬が高いため、たわらノーロード先進国リート等の信託報酬も実質コストも低いファンドと比較すると、割高な手数料と言えます。

ちなみに、実質コストは、直近の「運用報告書(全体版)」を基に算出しております。

以下の図は、運用報告書に記載されている「一万口当たりの費用明細」です。

対象期間中の信託報酬が「49円」、信託報酬を含む全ての手数料の合計が「53円(+4円分が隠れコスト)」なので、実質コストを「信託報酬÷49×53」として計算すると、実質コストは0.654%(四捨五入)となります。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券で保有する事で、ポイント還元サービスが受けられます。

ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

https://money-laboratory-ryoma.net/tag/sbi-sec/#toshin-mileage

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国について見ていきます。

以下の表は、本ファンドの組入上位国の比率を表したものです。株式市場(MSCIコクサイ)同様、市場規模の大きい米国(アメリカ)の割合が高くなっています。ただし、オーストラリアの比率が2番目に高い点は、不動産(REIT)市場特有です。

[jin-fusen2 text=”構成国の比率”]

銘柄構成比
アメリカ71.66%
オーストラリア8.40%
イギリス5.18%
シンガポール3.04%
オランダ2.48%
フランス2.03%
カナダ1.91%
香港1.86%
スペイン0.76%
ベルギー0.71%

構成銘柄の比率は?

本ファンドにどのような銘柄(不動産投資信託:REIT)が組み込まれているか見ていきます。

本ファンドは、約300銘柄のREITから構成されています。300銘柄と聞くと、全世界を投資対象としている割に、分散性に乏しいように感じますが、1つの銘柄がたくさんの不動産に分散投資を行っている投資信託なので、分散効果が期待できます。

[jin-fusen2 text=”構成銘柄の比率”]

銘柄構成比用途(セクター)
サイモン・プロパティー・グループ4.93%小売施設アメリカ
パブリック・ストーレッジ2.96%倉庫アメリカ
プロロジス2.45%産業用施設アメリカ
ウェル・タワー2.32% 医療施設アメリカ
アバロンベイ・コミュニティーズ2.27%賃貸住宅(マンション)アメリカ
ベンタス2.10% 医療施設アメリカ
エクイティ・レジデンシャル2.09%賃貸住宅(マンション)アメリカ
ユニボール・ロダムコ2.06%小売施設オランダ
ボストン・プロパティーズ1.82%オフィスアメリカ
セントレアグループ1.61%小売施設オーストラリア

国内REIT(東証REIT指数)の場合、オフィスビルなどに偏っていますが、本ファンド(指数)は、様々なセクターのREIT銘柄から構成されていることがわかります。ヘルスケア関連のリートが近年では増えてきています。

本ファンドのベンチマークとなっている「S&P先進国リート指数」の特徴・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/sp-developed-countries-reit-index/

分配金・利回り

本ファンドの決算は年2回(5月・11月)行われます。

これまで一口あたり90円の分配金が発生しています。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、分配金を出さずにファンド内へ再投資してほしいですね。

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。

SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。
[/chat]

パフォーマンス・利回り

本ファンドの過去のパフォーマンスは、下図のようになっています。浮き沈みを繰り返しながらも中期的には上昇傾向となっています。

また、本ファンドのパフォーマンスがベンチマークよりも若干悪い理由のは、ファンドの成績が手数料(信託報酬)を差し引いた後の比較・結果となっているためです。

ただし、本ファンドの他の外国リートファンドと比較して、実質コストが低いため、ベンチマークとの乖離は少なめとなっています。

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
手数料が安いほど、手数料によるパフォーマンスの低下が無くなり、ベンチマークとの乖離は少なくなるため、手数料の重要性を再認識させられます。
[/chat]

外国REITファンドの比較

下表は「外国REITクラスのインデックスファンドの手数料を比較した表」ですが、本ファンドは「eMAXIS Slim先進国リートインデックス」と比較すると、手数料(信託報酬)が若干割高です。

[jin-fusen2 text=”外国リート型ファンドの手数料比較・一覧”]

ファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
eMAXIS Slim先進国リートインデックス0.22%S&P先進国リート指数
Smart-i先進国リートインデックス0.22%S&P先進国リート指数
たわらノーロード先進国リート0.297%S&P先進国リート指数
三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.297%S&P先進国リート指数
ニッセイグローバルリートインデックスファンド0.297%S&PグローバルREIT指数
iFree外国REIT(リート)インデックス0.341%S&P先進国リート指数
EXE-iグローバルREITファンド0.343%S&Pグローバルリート指数
たわらノーロード先進国リート
<為替ヘッジあり>
0.385%S&P先進国リート指数
(為替ヘッジ)
iシェアーズ先進国リートインデックス0.429%S&P先進国リート指数
野村インデックスファンド・外国REIT0.605%S&P先進国リート指数
SMTグローバルREITインデックス・オープン0.605%S&P先進国リート指数
eMAXIS先進国リートインデックス0.660%S&P先進国リート指数

ただし、「eMAXIS Slim先進国リートインデックス」は「三菱UFJ国際投信」でしか購入できない事、また「Smart-i先進国リート」は実質コストが高い事などから、本ファンドを利用しても良いでしょう。

ちなみに、今後のeMAXIS Slim先進国リートインデックスがネット証券で購入可能になったり、純資産増加による手数料の引き下げ等があれば「eMAXIS Slim先進国リートインデックス」も魅力的になります。

https://money-laboratory-ryoma.net/emaxis-slim-developed-reit-index/

為替の変動を抑えたい場合

ちなみに、対ドルなど外貨の変動でファンドの基準価値が変動するため、為替変動リスクを抑えて投資を行いたい方は、為替ヘッジ型の「たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>」を利用すると良いでしょう。

また、先進国だけでなく新興国も含んだ全世界REIT型ファンドと比較した場合、ニッセイグローバルリートインデックスファンドが、最安コストとなっています。

多くの外国REIT型ファンドは、先進国REIT市場のみが投資対象となっていますが、ニッセイグローバルリートインデックスファンドは、新興国を含む全世界のREIT市場が投資対象となっており、分散性も高い点が特徴です。

https://money-laboratory-ryoma.net/nissay-global-indexfund/

分散性を高めたい場合

外国だけでなく国内の不動産市場への投資を行いたい方は、eMAXIS Slim国内リートインデックスが注目です。信託報酬0.187%で国内REITに分散投資が行えます。

https://money-laboratory-ryoma.net/emaxis-slim-series/#j-reit

また、不動産市場だけでなく、株式や債券にも投資を行いたい方は、eMAXIS Slim先進国株式インデックスeMAXIS Slim先進国債券インデックスなどの利用を考えると良いでしょう。

株式・債券・不動産市場にファンド1本で投資を行いたい方は、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)等のバランスファンドも便利です。

基本的には「eMAXIS Slimシリーズ」のインデックスファンドを利用していれば、各資産クラスでの最安ファンドを購入・保有できるため、iFreeシリーズや他のシリーズよりもオススメです。

口コミ・評判

SMTグローバルREITインデックス・オープンの口コミや評判をTwitter等からピックアップして行きます。

https://twitter.com/lucius12345/status/1113439836822573057

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=”maru”]
運用期間が長く、実質コストも低いため、昔から愛用されている方も多いようです。
[/chat]

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。

年率0.55%(税抜)で、先進国の不動産投資信託(REIT)銘柄に分散投資を行うことができますが、eMAXIS Slim先進国リートインデックスと比較すると割高な手数料です。

[box05 title=”データ・まとめ”]

  • ベンチマーク:S&P先進国REIT指数(配当除く、日本除く)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.605%(実質コスト:0.654%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年2回(5月・11月の各10日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • 信託財産留保額:無し

[/box05]

お得な購入先(証券会社)

SMTシリーズは、SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券松井証券フィデリティ証券等のネット証券で購入ができます。

どのネット証券でも購入手数料は無料(ノーロード)ですが、ファンド保有時のポイント還元サービスのため、SBI証券が最もお得な購入先となります。

4つのネット証券で、下表のように、ファンド保有時のポイント還元サービスを行っていますが、ポイント還元率が高く、利便性が高い証券会社は、SBI証券(投信マイレージ)となっています。例えば、1,000万円分ファンドを保有している場合、最大2万円以上のポイント還元を受けることができます。

各証券会社のポイント還元サービス・まとめ

証券会社還元率特徴
SBI証券年率0.1%
(最大:年率0.24%)
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
auカブコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます。(5月31日まで)

SBI証券は、海外ETFだけでなく、投資信託や米国株の品揃えが良く、コストも業界最安水準です。また、投信マイレージIPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

SBI証券の特徴

SBI証券
  • 2020年オリコン:ネット証券部門で第1位(5年連続)
  • 投資信託の保有中に高還元ポイントバック!
  • 海外ETF・株式が最安手数料
  • 個人向け国債の購入で現金がもらえる!
  • PTS(夜間取引)など国内株式も充実!
  • 独自のIPO当選システム!(IPOチャレンジポイント)

詳細ページ公式ページ

SMT(スマート)インデックスシリーズとは?ファンドの特徴や比較・コスト一覧

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

橘 龍馬のアバター 橘 龍馬 サイト管理人

投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
投資・節約の専門メディア「マネーの研究室」のサイト管理人。
インスタ・Twitterも更新!

【サイト利用時の注意点・免責事項】

 

掲載の情報は、信頼するに足ると信じる情報に基づいて作成したものですが、当サイトのデータの正確性は保証されていませんので、ご注意下さい。

本サイトの情報等を用いて行う行為に関して、その責任は全て利用者自身に帰属します。万一、利用者が何らかの損害を被った場合、その損害に関して当サイト管理者および情報を提供している第三者は一切の責任を負うものではありません。

本サイトは投資家・金融サービス利用者への情報提供を目的としており、証券・FXに関する契約締結の代理、媒介、斡旋、売買推奨、投資勧誘等を行うものではありません。

また、当ブログに記載の仮想通貨は暗号資産のことを指します。

目次