投資信託

三井住友DC年金バランス(マイパッケージ)の評価は?各ファンドの違い等を比較・解説

三井住友・DC年金バランス(マイパッケージ)シリーズとは、国内・海外の株式・債券に、超低コスト分散投資ができるバランスファンドシリーズです。国内最安水準のコストであり、また株式・債券の比率を4つのパターンから選べる点が特徴です。

本ページでは、三井住友・DC年金バランス(マイパッケージ)シリーズの特徴を解説します。本シリーズの特徴や各ファンドの解説、またコストを抑えたオススメ購入先(証券会社)も紹介していきます。

三井住友・DC年金バランス(マイパッケージ)シリーズとは?

三井住友・DC年金バランス(マイパッケージ)シリーズは、三井住友アセットマネジメントが運用する低コストバランスファンドシリーズです。日本国内と海外(先進国)の株式や債券に、購入手数料無料(ノーロード)で分散投資が行えます。

全てのファンドの信託報酬が0.24%以下と超低コストである他、投資投資家の好みに合わせて、株式の比率を0%、30%、50%、70%選ぶことができる点が、最大の特徴です。

ファンド一覧

三井住友・DC年金バランス(マイパッケージ)シリーズのファンドの内容を見ていきます。下表は、手数料と各ファンドの資産配分をまとめたものです。各ファンドとも、株式と債券の他、短期資産として現金などが5%程度組み込まれています。

ファンド一覧

ファンド名 信託報酬
(税抜)
資産配分
三井住友・DC年金バランスゼロ
(債券型)
0.22% 株式:0%(国内)、0%(外国)
債券:75%(国内)、20%(外国)
短期資産:5%
三井住友・DC年金バランス30
(債券重点型)
0.22% 株式:20%(国内)、10%(外国)
債券:55%(国内)、10%(外国)
短期資産:5%
三井住友・DC年金バランス50
(標準型)
0.23% 株式:35%(国内)、15%(外国)
債券:35%(国内)、10%(外国)
短期資産:5%
三井住友・DC年金バランス70
(株式重点型)
0.24% 株式:50%(国内)、20%(外国)
債券:15%(国内)、10%(外国)
短期資産:5%

ちなみに、各資産クラスのベンチマークは、以下のようになっています。

ファンド名 ベンチマーク
国内株式 TOPIX
外国株式 MSCIコクサイ
国内債券 NOMURA-BPI総合指数
外国債券 シティ世界国債インデックス(日本除く)

以下、各ファンドを詳しく解説していきます。

三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)

三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)とは、国内・外国の債券、計2資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。下表の資産配分が示すように、国内債券が高めの割合となっており、比較的安定した値動きが期待されています。

投資クラス 配分比 ベンチマーク
国内債券 75% NOMURA-BPI指数
先進国債券 20% シティ世界国債インデックス(除く日本)
短期金融資産
(現金など)
5%

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.22%と債券型のバランスファンドとして、国内最安コストとなっています。

三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)の手数料一覧

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.22%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.23%(税抜)です。信託報酬0.22%との乖離がほとんどなく、余分なコストが少ない印象です。

利回り・ポートフォリオ特性は?

次に、本ファンド全体の利回りや、組み入れ債券の平均的な指標を見ていきます。下表は、本ファンドのポートフォリオ特性を表したものですが、国内債券が多めということで、直接利回りは1.1%程度となっています。

ポートフォリオ特性

項目 内容
残存期間 9.8年
デュレーション 8.8年
直接利回り 1.1%
最終利回り 0.2%

デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。

残存期間・種類別の構成比率は?

次に、本ファンドに組み入れられている債券の期間やどのような種類の債券が入っているかを見ていきます。まず、下表が組み入れ債券の残存期間です。10年以上の長期債券の割合が高いことがわかります。

残存期間の比率

銘柄 構成比
1年未満 2.6%
1-3年 16.6%
3-7年 29.1%
7-10年 15.7%
10年以上 35.6%

次に、債券の種類別構成比率を見ていきます。下表のように、国債の割合が70%以上と大半を占めています。日本国債の他、アメリカやヨーロッパ諸国など先進国の国債などが入っています。

債券の種類別構成比

銘柄 構成比
国債 74.6%
地方債 9.3%
政府機関債 6.2%
事業債 5.9%
⾦融債 1.7%
円建外債 0.4%
その他債券 1.6%

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(2月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。国内の債券の割合が高いため、比較的安定した値動きとなっている印象です。

銘柄 ファンド ベンチマーク
1ヶ月 -0.1% -0.1%
3ヶ月 -0.9% -0.8%
6ヶ月 -0.7% -0.5%
1年 -2.0% -1.7%
3年
設定来 0.7% 1.4%

ちなみに、ファンドのパフォーマンスがベンチマークより悪い理由は、ファンドのパフォーマンスは信託報酬が引かれた後の結果になっているためです。手数料の重要性がわかりますね。

バランスファンドの比較

次に、本ファンドとその他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。下表に、バランスファンドの中でも、本ファンド同様、株式よりも債券の比率が高いファンドの手数料と資産配分をまとめました。

ファンド名 信託報酬(税抜) 資産配分
三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型) 0.22% 日本債券・先進国債券・現金などを75%・20%・5%
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス 0.23% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.34% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
eMAXIS債券バランス(2資産均等型) 0.40% 日本債券、ヘッジ付き先進国債券を50%ずつ
eMAXIS最適化バランス(マイゴールキーパー) 0.50% 国内・先進国の株式・リート計6資産をリスク6%になるよう配分
eMAXIS最適化バランス(マイディフェンダー) 0.50 国内・先進国・新興国の株式・債券リートの計8資産をリスク6%になるよう配分
世界経済インデックスファンド(債券シフト型) 0.45% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は25%・75%ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)

手数料を見ると、本ファンドやiFree 8資産バランスeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)のコストが安いことがわかります。ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

私自身は、各地域のGDPによって資産配分を決定する世界経済インデックスファンドシリーズの「世界経済インデックスファンド(債券シフト型)」等に注目しています。

また、より低コストで国内債券・外国債券を運用したい場合、ニッセイ国内債券インデックスファンドニッセイ外国債券インデックスファンドを組み合わせることで、信託報酬0.1%台で運用が行えます。ファンドを複数もっても良い方には、良い選択肢となります。

ちなみに、三井住友・DC年金バランス(マイパッケージ)シリーズには、下表のように、資産配分に合わせて様々なファンドが選べます。ご自身のリスク許容度に合わせて、ファンドを選ぶ際の参考にしていみてください。

三井住友・DC年金バランスのファンド一覧:

ファンド名 信託報酬
(税抜)
資産配分
三井住友・DC年金バランスゼロ
(債券型)
0.22% 株式:0%(国内)、0%(外国)
債券:75%(国内)、20%(外国)
短期資産:5%
三井住友・DC年金バランス30
(債券重点型)
0.22% 株式:20%(国内)、10%(外国)
債券:55%(国内)、10%(外国)
短期資産:5%
三井住友・DC年金バランス50
(標準型)
0.23% 株式:35%(国内)、15%(外国)
債券:35%(国内)、10%(外国)
短期資産:5%
三井住友・DC年金バランス70
(株式重点型)
0.24% 株式:50%(国内)、20%(外国)
債券:15%(国内)、10%(外国)
短期資産:5%

バランスファンドの詳細や比較・一覧は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#balance-fund

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。最大の特徴は、国内最安水準の手数料で、国内外の債券市場に分散投資ができる点です。

ただし、ニッセイ国内債券インデックスファンドニッセイ外国債券インデックスファンドの組み合わせよりは、手数料が若干高めです。

データ・まとめ
  • 資産配分:国内と先進国の債券(計2資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.22%(その他諸経費を含む実質コスト:0.23%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(2月18日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2014年12月15日)
  • 信託財産留保額:無し

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)とは?

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)とは、国内外国の株式・債券、計4資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。下表の資産配分が示すように、国内債券が高めの割合となっており、比較的安定した値動きが期待されています。

投資クラス 配分比 ベンチマーク
国内株式 20% TOPIX
国内債券 55% NOMURA-BPI指数
先進国株式 10% MSCIコクサイ
先進国債券 10% シティ世界国債インデックス(除く日本)
短期金融資産
(現金など)
5%

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.22%と債券重点型のバランスファンドとして、国内最安コストとなっています。

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)の手数料一覧

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.22%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.23%(税抜)です。信託報酬0.22%との乖離がほとんどなく、余分なコストが少ない印象です。

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(2月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。国内の債券の割合が高いため、比較的安定した値動きとなっている印象です。

銘柄 ファンド ベンチマーク
1ヶ月 -0.1% -0.1%
3ヶ月 -0.2% -0.1%
6ヶ月 4.4% 4.5%
1年 3.1% 3.6%
3年 13.8% 15.3%
設定来 39.0% 45.8%

バランスファンドの比較

次に、本ファンドとその他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。下表に、バランスファンドの中でも、本ファンド同様、株式よりも債券の比率が高いファンドの手数料と資産配分をまとめました。

ファンド名 信託報酬(税抜) 資産配分
三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型) 0.22% 日本債券・先進国債券・現金などを75%・20%・5%
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス 0.23% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.34% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
eMAXIS債券バランス(2資産均等型) 0.40% 日本債券、ヘッジ付き先進国債券を50%ずつ
eMAXIS最適化バランス(マイゴールキーパー) 0.50% 国内・先進国の株式・リート計6資産をリスク6%になるよう配分
eMAXIS最適化バランス(マイディフェンダー) 0.50 国内・先進国・新興国の株式・債券リートの計8資産をリスク6%になるよう配分
世界経済インデックスファンド(債券シフト型) 0.45% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は25%・75%ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)

手数料を見ると、本ファンドやiFree 8資産バランスeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)のコストが安いことがわかります。ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。最大の特徴は、国内最安水準の手数料で、国内外の株式・債券市場に分散投資ができる点です。ただし、ニッセイインデックスシリーズのファンドの組み合わせよりは、手数料が若干高めです。

データ・まとめ
  • 資産配分:国内と先進国の株式・債券(計4資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.22%(その他諸経費を含む実質コスト:0.23%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(2月18日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2005年9月30日)
  • 信託財産留保額:無し

三井住友・DC年金バランス50(標準型)とは?

三井住友・DC年金バランス50(標準型)とは?

三井住友・DC年金バランス50(標準型)とは、国内外国の株式・債券、計4資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。下表の資産配分が示すように、株式と債券をバランスよく配分しています。

投資クラス 配分比 ベンチマーク
国内株式 35% TOPIX
国内債券 35% NOMURA-BPI指数
先進国株式 15% MSCIコクサイ
先進国債券 10% シティ世界国債インデックス(除く日本)
短期金融資産
(現金など)
5%

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.23%と債券重点型のバランスファンドとして、国内最安コストとなっています。

三井住友・DC年金バランス50(標準型)の手数料一覧

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.23%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.24%(税抜)です。信託報酬0.23%との乖離がほとんどなく、余分なコストが少ない印象です。

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(2月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。債券が半分入っているため、株式のみのファンドと比較すると、比較的安定した値動きとなっている印象です。

銘柄 ファンド ベンチマーク
1ヶ月 -0.1% -0.1%
3ヶ月 0.1% 0.2%
6ヶ月 8.2% 8.3%
1年 6.2% 6.8%
3年 18.8% 20.8%
設定来 44.5% 53.8%

バランスファンドの比較

次に、本ファンドとその他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。下表に、バランスファンドの中でも、本ファンド同様、株式と債券の比率が同程度のバランスファンドの手数料と資産配分をまとめました。

ファンド名 信託報酬(税抜) 資産配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.219% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
野村6資産均等バランス 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス 0.23% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
三井住友・DC年金バランス50(標準型) 0.23% 日本株式、先進国株式、日本債券、先進国債券(株式・債券が均等配分)
eMAXIS最適化バランス(マイミッドフィルダー) 0.50% 国内・先進国・新興国の株式・債券リートの計8資産をリスク12%になるよう配分
eMAXISバランス(4資産均等型) 0.50%
eMAXISバランス(8資産均等型) 0.50% 日本債券、ヘッジ付き先進国債券を50%ずつ
世界経済インデックスファンド 0.50% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は半分ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)

手数料を見ると、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)iFree 8資産バランス、本ファンドのコストが安いことがわかります。

ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。

最大の特徴は、国内最安水準の手数料で、国内外の株式・債券市場に分散投資ができる点です。ただし、ニッセイインデックスシリーズのファンドの組み合わせよりは、手数料が若干高めです。

データ・まとめ
  • 資産配分:国内と先進国の株式・債券(計4資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.23%(その他諸経費を含む実質コスト:0.24%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(2月18日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2005年9月30日)
  • 信託財産留保額:無し

三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)とは?

三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)とは、国内外国の株式・債券、計4資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。下表の資産配分が示すように、債券よりも株式の割合が高めになっています。

投資クラス 配分比 ベンチマーク
国内株式 50% TOPIX
国内債券 15% NOMURA-BPI指数
先進国株式 20% MSCIコクサイ
先進国債券 10% シティ世界国債インデックス(除く日本)
短期金融資産
(現金など)
5%

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.24%と債券重点型のバランスファンドとして、国内最安コストとなっています。

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)の手数料一覧

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.22%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.27%(税抜)です。外国株式の配分もそれなりに多いためか、信託報酬0.24%との乖離が若干あります。

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(2月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。株式の割合が高いため、比較的安定した値動きが出ている印象です。

銘柄 ファンド ベンチマーク
1ヶ月 -0.1% -0.1%
3ヶ月 -0.2% -0.1%
6ヶ月 4.4% 4.5%
1年 3.1% 3.6%
3年 13.8% 15.3%
設定来 39.0% 45.8%

ちなみに、ファンドのパフォーマンスがベンチマークより悪い理由は、ファンドのパフォーマンスは信託報酬が引かれた後の結果になっているためです。手数料の重要性がわかりますね。

バランスファンドの比較

次に、本ファンドとその他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。下表に、バランスファンドの中でも、本ファンド同様、株式と債券の比率が同等か、株式の比率が高めのバランスファンドの手数料と資産配分をまとめました。

ファンド名 信託報酬(税抜) 資産配分
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス 0.23% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型) 0.24% 日本株式、先進国株式、日本債券、先進国債券(株式が7割)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.34% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
eMAXIS最適化バランス(マイフォワード) 0.50% 国内・先進国・新興国の株式・債券・リートの計8資産をリスク16%になるよう配分
eMAXIS最適化バランス(マイストライカー) 0.50% 国内・先進国・新興国の株式・債券・リートの計8資産をリスク20%になるよう配分
世界経済インデックスファンド(株式シフト型) 0.55% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は75%・25%)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)

手数料を見ると、本ファンドやiFree 8資産バランスeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)のコストが安いことがわかります。

ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。最大の特徴は、国内最安水準の手数料で、国内外の株式・債券市場に分散投資ができる点です。

ただし、ニッセイインデックスシリーズのファンドの組み合わせよりは、手数料が若干高めです。

データ・まとめ
  • 資産配分:国内と先進国の株式・債券(計4資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.24%(その他諸経費を含む実質コスト:0.27%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(2月18日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2005年9月30日)
  • 信託財産留保額:無し

つみたてNISAでも運用可能

三井住友DC年金バランス(マイパッケージ)のファンドは、小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。

つみたてNISAの特徴や詳しい始め方【図解】は、以下の記事をご参考ください。

つみたてNISAの始め方|基礎知識からNISA向け投資信託・証券会社まで徹底解説
つみたてNISAの始め方|基礎知識からNISA向け投資信託・証券会社まで徹底解説つみたてNISAは、これから投資・資産運用を始める方が、覚えておくべき制度の一つです。 つみたてNISAを活用すれば、投資利益にか...
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