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eMAXISバランスの評価は?8資産均等型や4資産・2資産・波乗り型などを比較・解説

eMAXISバランスシリーズとは、国内・海外(先進国・新興国)の株式・債券に低コスト分散投資ができるバランスファンドシリーズです。個人の運用スタイルに応じて、様々なファンドを選べる点が特徴です。

本ページでは、eMAXISバランスシリーズの特徴を解説します。本シリーズの特徴や各ファンドの解説、またコストを抑えたオススメ購入先(証券会社)も紹介していきます。

目次

eMAXISバランスシリーズとは?

eMAXISバランスシリーズは、三菱UFJ国際投信が運用するバランス型のインデックスファンドシリーズです。日本・海外(先進国・新興国)の株式や債券、不動産など様々な資産クラスに分散投資が行えます。

各資産クラスは、下表にまとめたような、指数(インデックス)に連動しています。

資産クラスベンチマーク
国内株式TOPIX(東証株価指数)
国内債券NOMURA-BPI指数
先進国株式MSCIコクサイ
先進国債券シティ世界国債インデックス
新興国株式MSCIエマージング・マーケット・インデックス
新興国債券JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド

ファンド一覧

eMAXISバランスシリーズのファンドの内容を見ていきます。下表は、各ファンドの信託報酬(ファンド保有時にかかる手数料)と各ファンドの資産配分をまとめたものです。株式や債券、不動産投資信託(REIT)の比率に応じて、4種類のファンドが選べます。

ファンド一覧

ファンド名信託報酬特徴・資産クラス
eMAXIS債券バランス(2資産均等型)0.40%国内外の債券、計2資産を均等配分(外国債券はヘッジ付き)
eMAXISバランス(4資産均等型)0.50%国内株式・債券、海外株式、債券の計4資産を均等配分
eMAXISバランス(8資産均等型)0.50%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
eMAXISバランス(波乗り型)0.50%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産、およびトレンドフォロー

債券の比率が高いファンドは、信託報酬が若干安くなっています。

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以下、各ファンドについて詳しく解説していきます。
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eMAXISバランス(8資産均等型)とは?

eMAXISバランス(8資産均等型)は、国内外の株式・債券・不動産、計8資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。

下表の資産配分が示すように、それぞれの資産へ均等に12.5%ずつ配分されています。

eMAXIS Slim(8資産均等型)の基本構成

eMAXIS Slim(8資産均等型)の基本構成
引用:三菱UFJ国際投信

投資クラス配分比ベンチマーク
国内株式12.5%TOPIX(東証株価指数)
国内債券12.5%NOMURA-BPI指数
先進国株式12.5%MSCIコクサイ
外国債券12.5%シティ世界国債インデックス(除く日本)
新興国株式12.5%FTSE RAFIエマージングインデックス
新興国債券12.5%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
国内REIT12.5%東証REIT指数
外国REIT12.5%S&P先進国REIT指数(除く日本)

以下、本ファンドの手数料や組み入れ資産の構成比率・特徴、またお得な購入・保有方法などを見ていきます。(以下の表や数値は三菱UFJ国際投信のデータを参照)

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.50%となっています。

eMAXISバランス(8資産均等型)の手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.15%
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.56%(税抜)です。信託報酬0.50%との乖離が若干多い印象です。余分なコストとしては、保管費用が多いので、新興国など海外資産が多いため余分なコストがかかっていると考えられます。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、最大0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/sbi-securities/#toshin-mileage

実際の資産配分(ポートフォリオ)は?

次に最新の資産配分(ポートフォリオ)状況を見ていきます。基本構成は既に解説しましたが、各株式市場の動向やファンドの新規購入・解約などにより、微妙に基本構成からはズレてきます。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の資産配分

eMAXISバランス(8資産均等型)の資産配分
引用:三菱UFJ国際投信

投資クラス配分比
国内株式12.46%
国内債券11.56%
国内REIT12.52%
先進国株式12.49%
先進国債券12.52%
外国REIT12.65%
新興国株式12.26%
新興国債券12.51%
現金など1.04%

構成国(通貨)の比率は?

次に、本ファンドを構成する通貨の構成比率を見ていきます。通貨の構成比率を見ることで、為替変動リスクがどの程度あるか?を確認できますし、構成国にどのような国や地域があるのかも確認できます。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の通貨別構成比

eMAXISバランス(8資産均等型)の通貨別構成比
引用:三菱UFJ国際投信

通貨比率
日本円37.30%
米ドル24.54%
ユーロ7.75%
香港ドル3.26%
英ポンド2.55%
その他24.62%

日本円の割合が最も多く、ついで米ドルの比率が高くなっています。先進国の株式・債券・REITにおけるアメリカの比率が高いためです。

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(1月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。債券が半分入っているため、株式のみのファンドと比較すると、比較的安定した値動きとなっている印象です。

銘柄ファンドベンチマーク
1ヶ月-0.99%-1.07%
3ヶ月-0.25%-0.46%
6ヶ月-1.68%-1.86%
1年4.52%4.23%
3年1.99%1.77%
設定来93.04%92.02%

ちなみに、ファンドのパフォーマンスがベンチマークを上回っている理由は、ファンドのパフォーマンスに分配金が含まれるのに対し、ベンチマークには配当などが含まれないためと考えられます。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。

非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

つみたてNISAの詳細や具体的な始め方などは、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/tsumitate-nisa-hajimekata/

他ファンドとの比較

次に、本ファンドと他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。以下の表からわかるように、本ファンドは、バランスファンドの中では、手数料が安い部類になります。

ファンド名信託報酬(税抜)資産配分
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)0.142%日本株・先進国株・新興国株の計3資産を均等配分(各33.3%)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.16%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
つみたてバランスファンド0.195%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産(均等配分では無い)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)0.209%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド0.21%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国株式の計7資産
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)0.219%国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)0.219%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
野村6資産均等バランス0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
つみたて8資産均等バランス0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
つみたて4資産均等バランス0.22%国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
たわらノーロードバランス(8資産均等型)0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス0.23%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
世界経済インデックスファンド0.50%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は50%ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.69%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)
eMAXISバランス(8資産均等型)0.50%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分

ただし、8資産均等型のバランスファンドとしては、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の方が安いので、均等配分が良い方は、このファンドがオススメです。

バランスファンドの特徴や選び方、比較などは、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#balance-fund

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.50%で、国内外の株式・債券・不動産市場に分散投資が行えます。

ただし、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)と比べると、手数料が高めです。

[box05 title=”データ・まとめ”]

  • 資産配分:国内と先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式・債券(計8資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(実質コスト:0.56%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:(2011年10月31日)
  • 信託財産留保額:無し

[/box05]

また、三菱UFJ国際投信から出ている純資産の推移をみると、下図のように右肩あがりで推移しているため、順調にファンドへ資産が入ってきていることがわかります。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の純資産総額の推移

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の純資産総額の推移
引用:三菱UFJ国際投信

ファンドの純資産が減る(資金が流出する)場合、不安定な運用となってしまうので、現在の純資産は極めて健全な推移と言えます。

eMAXISバランス(4資産均等型)

eMAXISバランス(4資産均等型)は、国内外の株式・債券、計4資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。

下表の資産配分が示すように、国内の株式・債券、先進国の株式・債券へ25%ずつ配分されています。

投資クラス配分比ベンチマーク
国内株式25%TOPIX
国内債券25%NOMURA-BPI指数
先進国株式25%MSCIコクサイ
先進国債券25%シティ世界国債インデックス(除く日本)

以下、本ファンドの手数料や組み入れ資産の構成比率・特徴、またお得な購入・保有方法などを見ていきます。(以下の表や数値は三菱UFJ国際投信のデータを参照)

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.50%となっています。

eMAXISバランス(4資産均等型)の手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.53%(税抜)です。海外の資産や株式の配分がそれなりにあるためか、信託報酬0.50%との乖離が若干多い印象です。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、最大0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/sbi-securities/#toshin-mileage

構成国・通過の比率

次に、本ファンドの組み入れ構成国や通貨の構成比率を見ていきます。本ファンドは、国内株式と債券で約半分を占めているので、構成国や通貨では日本の割合が高くなっています。次いで、先進国の中で市場規模の大きい米国や米国ドルの割合が高い点が特徴です。

構成国の比率

国名構成比率
日本49.77%
アメリカ27.51%
イギリス3.64%
フランス3.54%
ドイツ2.78%
イタリア2.60%
スペイン1.76%
カナダ1.46%
オーストラリア1.28%
その他0.94%

構成通貨の比率

国名構成比率
日本円49.14%
米ドル28.02%
ユーロ13.25%
英ポンド3.69%
カナダ・ドル1.50%
その他4.40%

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(1月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。債券が半分入っているため、株式のみのファンドと比較すると、比較的安定した値動きとなっている印象です。

銘柄ファンドベンチマーク
1ヶ月0.75%0.64%
3ヶ月1.42%1.18%
6ヶ月8.33%8.13%
1年7.03%6.52%
3年--
設定来4.77%4.12%

ちなみに、ファンドのパフォーマンスがベンチマークを上回っている理由は、ファンドのパフォーマンスに分配金が含まれるのに対し、ベンチマークには配当などが含まれないためと考えられます。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。

非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、本ファンドの積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

つみたてNISAの詳細や具体的な始め方などは、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/tsumitate-nisa-hajimekata/

バランスファンドの比較

次に、本ファンドとその他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。下表に、バランスファンドの中でも、本ファンド同様、株式と債券の比率が同程度のバランスファンドの手数料と資産配分をまとめました。

ファンド名信託報酬(税抜)資産配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)0.219%国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
野村6資産均等バランス0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス0.23%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
三井住友・DC年金バランス50(標準型)0.23%日本株式、先進国株式、日本債券、先進国債券(株式・債券が均等配分)
eMAXIS最適化バランス(マイミッドフィルダー)0.50%国内・先進国・新興国の株式・債券リートの計8資産をリスク12%になるよう配分
eMAXISバランス(4資産均等型)0.50%
eMAXISバランス(8資産均等型)0.50%日本債券、ヘッジ付き先進国債券を50%ずつ
世界経済インデックスファンド0.50%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は半分ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.69%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)

手数料を見ると、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)のコストが安いことがわかります。

ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

また、より低コストで国内の株式・債券、外国の株式・債券を運用したい場合、以下4つのファンドを組み合わせることで、年率0.1%台で運用が行えます。そのため、複数本ファンドを管理する手間を惜しまない方は、以下のファンドの組み合わせの方が、手数料分お得です。

バランスファンドの詳細や比較・一覧は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#balance-fund

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.50%で、国内外の株式・債券市場に分散投資が行えます。ただし、ニッセイ・インデックスバランスファンドの各資産クラスのファンドを組み合わせ方が、手数料的にお得になります。

eMAXISバランス(4資産均等型)のデータ・まとめ:

  • 資産配分:国内と先進国の株式・債券(計4資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.53%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2015年8月27日)
  • 信託財産留保額:無し

eMAXISバランス(2資産均等型)とは?

eMAXISバランス(2資産均等型)とは、国内・外国の債券、計2資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。

下表の資産配分が示すように、国内債券と為替ヘッジ付き先進国債券を50%ずつ組み入れています。

投資クラス配分比ベンチマーク
国内債券50%NOMURA-BPI指数
先進国債券
(ベッジ付き)
50%シティ世界国債インデックス(除く日本)

以下、本ファンドの手数料や組み入れ資産の構成比率・特徴、またお得な購入・保有方法などを見ていきます。(以下の表や数値は三菱UFJ国際投信のデータを参照)

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.40%となっています。

eMAXIS債券バランス(2資産均等型)の手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.40%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.41%(税抜)です。国内債券が中心ということもあってか、信託報酬0.40%との乖離が非常に少なくなっています。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、最大0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/sbi-securities/#toshin-mileage

構成国・通過の比率

次に、本ファンドの組み入れ構成国や通貨の構成比率を見ていきます。本ファンドは、国内債券が約半分を占めているので、構成国では日本の割合が高くなっています。次いで、先進国の中で市場規模の大きい米国の割合が高くなっています。

構成国の比率

国名構成比率
日本49.66%
アメリカ22.37%
フランス5.00%
イタリア4.73%
イギリス3.69%
ドイツ3.63%
スペイン2.80%
ベルギー1.27%
オランダ1.16%
オーストラリア1.06%
その他4.63%

下表の構成通貨比率では、日本円の割合が圧倒的となっています。国内債券が50%程度組み入れられているほか、先進国債券の為替ヘッジ分が日本円となっているためです。

構成通貨の比率

国名構成比率
日本円99.72%
米ドル0.17%
ユーロ0.08%
カナダ・ドル0.01%
英ポンド0.01%
その他0.01%

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(1月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。債券が半分入っているため、株式のみのファンドと比較すると、比較的安定した値動きとなっている印象です。

銘柄ファンドベンチマーク
1ヶ月0.48%0.51%
3ヶ月0.89%1.02%
6ヶ月-1.62%-1.39%
1年-1.45%-1.00%
3年--
設定来2.38%3.25%

ちなみに、ファンドのパフォーマンスがベンチマークより悪い理由は、ファンドのパフォーマンスは信託報酬が引かれた後の結果になっているためです。手数料の重要性がわかりますね。

バランスファンドの比較

次に、本ファンドとその他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。下表に、バランスファンドの中でも、本ファンド同様、株式よりも債券の比率が高いファンドの手数料と資産配分をまとめました。

ファンド名信託報酬(税抜)資産配分
三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)0.22%日本債券・先進国債券・現金などを75%・20%・5%
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)0.22%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス0.23%国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)0.34%国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
eMAXIS債券バランス(2資産均等型)0.40%日本債券、ヘッジ付き先進国債券を50%ずつ
eMAXIS最適化バランス(マイゴールキーパー)0.50%国内・先進国の株式・リート計6資産をリスク6%になるよう配分
eMAXIS最適化バランス(マイディフェンダー)0.50国内・先進国・新興国の株式・債券リートの計8資産をリスク6%になるよう配分
世界経済インデックスファンド(債券シフト型)0.45%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は25%・75%ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.69%国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)

手数料を見ると、三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)のコストが安いことがわかります。ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

また、より低コストで国内債券・外国債券を運用したい場合、ニッセイ国内債券インデックスファンドニッセイ外国債券インデックスファンドを組み合わせることで、信託報酬0.1%台で運用が行えます。ファンドを複数もっても良い方には、良い選択肢となります。

ニッセイインデックスシリーズの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/nissay-index-balance/

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.40%で、為替変動リスクを抑えて、国内外の債券市場に分散投資が行えます。

ただし、ニッセイインデックスシリーズの各資産クラスのファンドを組み合わせ方が、手数料的にお得になります。

[box05 title=”データ・まとめ”]

  • 資産配分:国内と先進国の債券(計2資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.40%(その他諸経費を含む実質コスト:0.41%)
  • 売買単位:1万円から1円単位
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2015年8月27日)
  • 信託財産留保額:無し

[/box05]

eMAXISバランス(波乗り型)とは?

eMAXISバランス(波乗り型)とは、国内外の株式・債券・不動産、計8資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。

ただし、均等型とは違い、下表のように、8資産それぞれの基本的な資産配分の他、トレンドフォロー戦略部分がある点が特徴です。

投資クラス配分比ベンチマーク
トレンドフォロー30%国内債券・国内株式・先進国株式・新興国株式
の4資産を機動的に配分
国内債券5%NOMURA-BPI指数
国内株式5%TOPIX(東証株価指数)
新興国株式5%FTSE RAFIエマージングインデックス
先進国株式5%MSCIコクサイ
外国債券12.5%シティ世界国債インデックス(除く日本)
新興国債券12.5%JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
国内REIT12.5%東証REIT指数
外国REIT12.5%S&P先進国REIT指数(除く日本)

トレンドフォロー部分は、市場動向に合わせて、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券の4資産の配分を調整しているようです。以下、本ファンドの手数料や組み入れ資産の構成比率・特徴、またお得な購入・保有方法などを見ていきます。(以下の表や数値は三菱UFJ国際投信のデータを参照)

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

購入・売約時にかかる手数料は無料です。また、ファンド保有時にかかる信託報酬は0.50%となっています。

eMAXISバランス(波乗り型)の手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.15%
信託報酬ファンド保有時年率0.50%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.56%(税抜)です。信託報酬0.50%との乖離が若干多い印象です。余分なコストとしては、保管費用が多いので、新興国など海外資産が多いため余分なコストがかかっていると考えられます。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、最大0.24%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/sbi-securities/#toshin-mileage

資産配分

次に、本ファンドの資産配分を見ていきます。市場動向に応じて、トレンドフォロー内(国内債券・国内株式・先進国株式・新興国株式)の構成比率が変わりますが、直近では、下表のような構成比率となっています。

直近の資産配分

国名構成比率
国内株式4.35%
先進国株式4.40%
新興国株式17.48%
国内債券19.39%
先進国債券12.54%
新興国債券12.49%
国内リート12.31%
先進国リート12.42%
短期資産(現金など)4.62%

組み入れ通貨の比率

次に、本ファンドの組み入れ通貨の比率を見ていきます。本ファンドは、様々な資産が入っていますが、通貨別で見ると下表のような構成となっています。直近では、日本の他、先進国の中で市場規模の大きい米国ドルの割合が高くなっています。

構成通貨の比率

国名構成比率
日本円38.41%
米ドル20.27%
ユーロ6.88%
香港ドル3.91%
韓国ウォン2.61%
その他27.91%

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(1月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。参考指標(8資産の合成指数)よりもパフォーマンスが悪く、これまでの所、トレンドフォロー戦略は有効ではないように感じます。

銘柄ファンド参考指標
1ヶ月-0.14%0.18%
3ヶ月1.21%1.28%
6ヶ月8.46%8.68%
1年5.16%6.40%
3年12.76%18.14%
設定来73.59%82.14%

バランスファンドの比較

本ファンドは、バランスファンドの中でも、トレンドフォロー(順張り)型の投資ができるという点で、ユニークなファンドです。コストもeMAXISバランス(8資産均等型)と変わらないので、投資方針が合う方は、十分選択の余地があるファンドと言えそうです。

ただし、日本・先進国・新興国の株式や債券、不動産への一括投資を目的としたバランスファンドとしては、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)と比べてしまうと、「コストが高いなぁ」という印象もあります。

ただし、バランスファンドの場合、個人個人の運用スタイルやリスク許容度にあったファンドの購入が大前提となります。本ファンドの場合は、国内債券の割合が高く、他ファンドと比べると、リスクが相対的に低く安定した運用を行いたい向きの商品となっています。

バランスファンドの詳細や比較・一覧は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#balance-fund

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.50%で、順張り(トレンドフォロー)戦略を用いて、国内外の株式・債券・不動産市場に分散投資が行えます。

ただし、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)と比べると、手数料が高めです。

[box05 title=”データ・まとめ”]

  • 資産配分:国内と先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式・債券(計8資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.50%(その他諸経費を含む実質コスト:0.56%)
  • 売買単位:100円から1円単位
  • 決算:年1回(1月26日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2011年10月31日)
  • 信託財産留保額:0.15%

[/box05]

お得な購入先(SBI証券?楽天証券?)

eMAXISのファンドシリーズは、SBI証券、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券、岡三オンライン証券、auカブコム証券などのネット証券から購入可能です。

[box01 title=”結論から言うと”]

  • ポイント還元が高い「SBI証券」がお得!
  • 【例外】自動積立を行うなら「楽天証券」がお得!

[/box01]

ポイント還元が高い「SBI証券」がお得

購入手数料は無料なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。

ポイントは、現金や電子マネーへの交換、またファンドの購入に利用可能なため、ポイント還元率の高いネット証券で、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

[jin-fusen3 text=”各ネット証券のポイント還元”]

※下表は横にスクロール(→)可能
証券会社還元率特徴
SBI証券年率0.1%
(最大:年率0.24%)
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
auカブコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

本ファンドなど低コストインデックスファンドの場合、auカブコム証券・マネックス証券はほぼ全ての商品がポイント付与対象外となるので候補から外れます。

また、楽天証券は還元率が最大0.048%と低いので、SBI証券(ポイント還元率:0.05%〜0.20%)での購入・保有がお得になります。

また、SBI証券はポイント還元プログラムで付与される「Tポイント」を投資信託の購入に充てられ事も可能です。

https://money-laboratory-ryoma.net/t-point-investment/

毎月自動積立を設定するなら「楽天証券」もお得

毎月の自動積立を設定するならSBI証券よりも楽天証券の方がお得です。

その理由は、楽天証券の場合、自動積立の決済手段に「楽天カード」を利用することで、積立額(支払い額)の1%分がポイント還元されるためです。

自動積立とは、毎月の決まった日(例:月末・毎月12日など)に自動で決まった額を買付するサービスです。銘柄(投資信託)・積立日・積立金額の3つを最初に決めれば、あとは自動で毎月定額の買い付けが行われます。

楽天証券の取引や楽天カードで貯めた貯めた楽天ポイントは、楽天市場でのお買い物や楽天サービスの決済に1pt → 1円として利用できるため、楽天カードで積立ことで無条件で1%分の投資利益を得ることができます。

https://money-laboratory-ryoma.net/rakuten-card-toshin/

また、楽天ポイントは、楽天市場での買い物だけでなく、投資信託の購入にも利用することができるので、積立の楽天カード決済で貯まったポイントを投信の再投資に当てることで、さらに運用効率を上げることができます。

参考:楽天ポイントで投資信託を買うメリット

本サイトでの楽天証券の最新キャンペーンの解説は、以下をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/account-opening-campaign-rakuten-securities/

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この記事を書いた人

橘 龍馬のアバター 橘 龍馬 サイト管理人

投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
投資・節約の専門メディア「マネーの研究室」のサイト管理人。

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