お得なキャンペーンや口座開設・取引方法も「図解付き」で解説しているので、岡三オンラインを利用するか?迷っている方は、ぜひご参考
岡三オンラインは、他の証券会社には無い先進的なサービスで、近年急速に人気・注目を集めているインターネット証券です。
手数料の安さやIPOの充実、お得な投資信託の購入プログラム・キャンペーンなど、様々な特徴・メリットがあります。
- IPO100%平等抽選!初心者でも当選期待あり!
- 入金0円(前受金不要)でIPOに参加可能!
- 1日50万円まで株式手数料が無料
→現物・信用取引合わせて最大100万円まで - 豊富な取り扱い商品
- ロボアド完備で初心者でも取引しやすい!
参考:岡三オンライン【公式】
このように、メリットの多い岡三オンラインですが、
- これから口座開設するメリットは?
- 口コミ・評判は?
- 注意点・デメリットは?
など、様々な疑問があると思います。
そこで、本記事では、岡三オンラインの特徴やメリット・デメリットを他の証券会社と比較しながら徹底解説していきます。
また、私の実際の利用感や他の利用者の口コミ・評判を合わせて紹介し、これから始める方向けに、キャンペーンでお得に口座開設する方法も図解付きで解説していきます。
他のネット証券と比べてどうなの? 実際の口コミ・評判も気になるわ。
岡三オンラインの特徴を他のネット証券と比較しながら、口コミ・評判と合わせて解説していきますね!
岡三証券「岡三オンライン」の良い評判・メリット
さっそく、岡三オンラインのおすすめポイントを解説して行きます。近年のサービスの急速な充実により、手数料・商品の両面で、業界トップクラスの充実度となっています。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由1:手数料が業界最安水準
2017年以降の手数料改定で、岡三オンラインの国内株式の手数料が国内最安の水準となりました。特に、定額プランの一部手数料無料化で人気が爆発し、大口優待でも注目を集めいています。
- 1日の取引額が100万円以下なら手数料無料
- 大口条件達成で取引額に関わらず手数料無料
以下、それぞれのポイントを解説していきます。
1日100万円までの取引が手数料無料
岡三オンラインでは、1日の約定代金の合計(取引額)が100万円以下の場合、手数料が無料です。2017年12月の取引手数料の改定(値上げ無し)から実施しています。
現物取引・信用取引、それぞれ100万円の無料枠があるため、合計すると200万円の取引まで、手数料が無料になります。
大口優待で全ての手数料が無料
岡三オンラインの信用取引では、年間の売買代金や投資信託の保有金額に応じてランクが決められ、そのランクに応じて手数料が決まる仕組みがあります。
ランクは、通常ランク・プラチナ・プレミアゼロの3つがあり、それぞれ以下のような料金体系となっています。通常ランクの手数料でも十分やすいですが、プレミアゼロが適用されれば、取引手数料が完全無料になります。
また、各ランクの適用条件は、下表のようになっています。売買代金の累計額は、ハードルの高い方が多いと思われますが、投資信託の保有は兼業投資家の方でも達成できる場合が多く、良心的な適用条件と言えます。
コース | 条件 |
---|---|
プレミア・ゼロ | 日本株売買代金が累計20億円以上、または 投資信託の平均残高が3,000万円以上 |
プラチナ | 日本株売買代金が累計5億円以上、または 投資信託の平均残高が1,000万円以上 |
通常 | 日本株売買代金が累計5億円未満 |
ちなみに、プラチナゼロ以上の適用条件の場合、IPOの当選確率が10倍以上になるボーナスもあります(IPOに関しては、以下詳しく説明)。
岡三オンラインの手数料に関する詳細は、以下をご参考ください。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由2:IPO投資に必須のサービス
岡三オンラインでは、近年のIPO取扱量の大幅な増加、また資金無しでIPO抽選に参加できるなど、様々なサービスの充実により、IPO投資の必須証券会社として人気があります。
以下、岡三オンラインがIPO投資で必須な理由を解説して行きます。
事前入金なし
岡三オンラインIPOの最大の特徴(メリット)が、入金無し(資金0円)でIPO抽選に参加できる点です。
SBI証券や楽天証券など主要ネット証券やSMBC日興証券など、通常の証券会社の場合、IPO抽選(ブックビルディング)に参加するため、申込み株数に応じた必要資金を口座に入金しておく必要があります。
そのため、IPO抽選に参加する段階で資金(お金)が必要になってしまいます。それに対して、岡三オンラインは、抽選に参加する際は入金の必要がありません(当選した場合のみ入金すれば良い)。
他の証券会社では、口座にお金が入ってない場合、IPO抽選に参加すらさせてもらえないので、岡三オンラインの入金無しでIPO抽選に参加できるルールは、かなり美味しく、使わない手はない証券会社となっています。
本サイトでの岡三オンラインIPOの抽選ルールの解説は、以下をご参照ください。
取扱数が業界トップクラス
岡三オンラインは、グループ会社の「岡三証券」との協業により、IPOの取扱銘柄が近年大きく増加しています。下表は、過去5年の岡三オンラインのIPO取扱数ですが、2017年以降、急激に増加しています。
年数 | 2018年 (5月末現在) | 2017年 | 2016年 | 2015年 |
---|---|---|---|---|
取扱数 | 18 | 23 | 6 | 10 |
2016年までは、10件弱で推移していましたが、岡三証券との連携を強めた2017年以降大幅に増えており、2018年現在では、最大手の野村証券を抜きました。
2016年までは、岡三オンラインのIPO取扱数の少なさはデメリットでしたが、2017年以降、デメリットが解消され、事前入金なしで抽選に参加できるメリットと合わせて、IPO投資に必須のネット証券となりました。
ステージ制で当選確率が10倍以上に上がる
岡三オンラインでは、投資信託の保有額が多い方や取引実績がある方が、通常よりもIPOが当たりやすくなる「ステージ制」を導入しています。
ステージ制は、ステージB・ステージA・ステージSの3つのランクに分けられており、ステージAの方は2回、ステージSの方は3回抽選に参加できます。通常より多くの抽選に参加できるため、相対的に当選確率がアップします。
各ステージの達成条件は、下表にまとめたようになっており、投資信託の保有額や国内株式(現物・信用取引)の取引の状況によって、ステージが変わります。
ステージ | 抽選回数 | 条件 |
---|---|---|
ステージS | 3回 | 以下のいずれかの条件を満たした場合 期間中の手数料合計が100万円以上 日本株累計売買金額が5億円以上、または投資信託の平均残高が1,000万円以上 |
ステージA | 2回 | 期間中の手数料(合計)が10万円以上〜100万円未満 |
ステージB (通常時) | 1回 | 期間中の手数料(合計)が10万円未満 |
基本的に、判定期間(3ヶ月)の手数料の平均によって、ステージが変動します。ただし、ステージSに関しては、手数料の条件を満たさなくても、投資信託の保有額が1,000万円以上あれば、ステージSでIPO抽選に参加できます。
岡三オンラインIPOステージ制の詳細や攻略法は、以下の記事をご参考ください。
また、ここで紹介した他にも、100%平等抽選やライバルの少なさ等、IPO投資を行う上で、初心者の方から上級者の方まで、幅広くオススメできるメリットがあります。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由3:投資信託の購入手数料が実質無料
岡三オンラインの投資信託サービスの特徴・魅力には、以下の5つがあります。
- 購入手数料無料【ZEROファンドプログラム】
- 充実の品揃え
- 最低100円から毎月自動積立が可能
- 保有残高による特典が充実(IPO当選確率・手数料など)
- 投信ロボで自分にあった商品・配分がわかる
購入手数料を全額キャッシュバックしてくれる「ZEROファンドプログラム」の他、IPOの所でも触れた、保有額に応じた独自のサービス、また毎月100円から投資が出来る等、初心者の方にやさしいサービスも行っています。
また、毎月100円からの自動積立や投信ロボによる資産配分の提供など、投資を手軽に始めることができる環境もしっかり整っており、初心者の方にもオススメです。
私自身も、保有額に応じた特典が魅力的なため、投資信託の保有用の口座として、岡三オンラインの口座開設しています。
以下、それぞれの項目について解説していきます。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由4:ZEROファンドプログラムで購入手数料が実質無料
インデックスファンドなどの購入手数料無料(ノーロード)の投資信託は、もちろん手数料無料ですが、アクティブファンドなど、他社では手数料が係る投資信託でも、岡三オンラインなら購入手数料が無料になります。
このサービスは「ZEROファンドプログラム」と呼ばれ、購入時は手数料が発生しますが、後日、その手数料分が証券口座にキャッシュバックされます。
たとえば、他社で購入時に手数料が税込み3.24%係る投資信託を岡三オンラインで購入する場合、10万円分の商品であれば、3,240円得することになります。初期費用は、確実なマイナスリターンとなるので、岡三オンラインを利用することで、相対的にパフォーマンスの向上を行なうことができます。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由5:取り扱い商品
岡三オンラインでは、200本を超える投資信託の購入・保有が可能です。
ニッセイインデックス・ノーロードシリーズなどの超低コストインデックスファンドはもちろんのこと、ひふみプラスなどの人気ファンドも購入可能です。
資産クラス | 商品名 |
---|---|
日本株式 | ニッセイ日経平均インデックスファンド |
日本株式 | ニッセイTOPIXインデックスファンド |
日本株式 | ひふみプラス |
海外株式 | ニッセイ外国株式インデックスファンド |
海外株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス |
海外株式 | SMT米国株配当貴族インデックス・オープン |
日本債券 | 三井住友・日本債券インデックスファンド |
海外債券 | iFree外国債券インデックス |
海外債券 | iFree新興国債券インデックス |
海外リート | ニッセイグローバルインデックスファンド |
バランス | 世界経済インデックスファンド |
バランス | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) |
バランス | ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) |
上の表は、岡三オンラインの取り扱い商品の中から主な人気銘柄を、投資先・資産毎にピックアップしたものです。
品揃えの多さは、SBI証券などの大手ネット証券に負けますが、基本的な銘柄は抑えています。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由6:毎月100円から自動積立が可能
岡三オンラインでは、毎月の自動積立の設定もできます。毎月の積立日・金額・投資信託を選ぶことで、自動的に積立ができます。忙しいビジネスパーソンに嬉しいサービスです。
積立金額は、100円以上であれば自由に選べます。毎月100円からでも積立投資を行うことで、将来の資金をコツコツ貯めることができる良いシステムです。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由7:保有残高によるお得な特典
岡三オンラインでは、投資信託の保有金額に応じて、IPOの当選確率が上がったり、信用取引の手数料が無料になるなど、独自のお得なサービスがあります。
私自身、この特典のため、岡三オンラインの口座も利用しています。
投資信託の保有特典は、下表にまとめたようになっています。投信の保有残高が1,000万円以上になる場合、手数料が大幅に安くなったり、IPOの当選確率が通常時の最大10倍になる場合もあります。
投資信託 の保有残高 | IPO当選確率 | 信用取引の手数料 |
---|---|---|
1,000万円未満 | – | – |
1,000万円以上 | 当選確率が通常(ステージB)よりも 最大10倍程度高いステージSへ | 手数料が通常時の(最大)半額程度に |
3,000万円以上 | 当選確率が通常(ステージB)よりも 最大10倍程度高いステージSへ | 手数料0円(無料) |
ここまで解説してきたように、岡三オンラインは投資信託の購入・保有先としてメリットの多い証券会社で、次に解説する「投信ロボ」を利用すれば、各個人投資家にぴったりの理想的な資産配分(アセットアロケーション)で、投資信託の運用が行えます。
岡三オンラインの良い評判・オススメ理由8:口座開設キャンペーンで手数料無料(3ヶ月)
岡三オンラインでは、毎月お得なキャンペーンを多数行っています。2020年12月現在、以下のキャンペーンを行っており、口座開設を行う方や始めて取引を行う方に、かなりお得なキャンペーン内容となっています。
口座開設キャンペーンでは、最大3ヶ月間の手数料が全額キャッシュバックされるため、実質無料で取引ができます。
また、岡三オンラインで、はじめて信用取引や投資信託の購入を行う方向けのお得なキャンペーンもあるので、まだ岡三オンラインで口座開設していない方は、手数料無料や初めて特典を狙って口座開設や取引を行って見ても良いでしょう。
岡三オンラインの口座開設キャンペーンの詳しい内容は、以下の記事をご参考ください。
岡三証券「岡三オンライン」の良い評判/手数料(国内株式:現物取引)
次に、岡三オンラインの特徴である「国内株式の手数料体系」については、詳しく解説して行きます。
さっそく、岡三オンラインの国内株式の取引手数料を見ていきます。
料金体系の違い、現物・信用取引の一日の手数料無料枠、また他社との比較や大口特典など、以下のポイントを徹底解説していきます。
- 二種類の料金体系(定額プラン・ワンショット)
- 手数料の無料枠(現物・信用それぞれ1日100万円まで)
- 他ネット証券との比較
- 大口優遇の特典
岡三オンラインの良い評判/手数料:二種類(定額プラン・ワンショット)の料金体系
岡三オンラインでは、国内株式の取引手数料には、ワンショット・定額プランの2種類の料金体コースがあります。
ワンショットは、約定毎(1回の取引毎)に手数料が決まる料金体系です。それに対して、定額プランは、取引の回数は関係なく、1日の取引額の合計で手数料が決まる料金体系となっています。
- ワンショット:取引(売買)を行う事に手数料が決まる。
- 定額プラン:1日の取引額の合計で手数料が決まる。オススメ!
オススメの料金プランは「定額プラン」です。以下、詳しく解説してきますが、1日の取引額が最大40万円まで、手数料無料になります。
岡三オンラインの良い評判/手数料:定額プランがお得!最大100万円分の取引が手数料無料
岡三オンラインの定額プランは、1日の約定代金の合計(取引額)が100万円以下の場合、手数料が無料です。2017年12月の取引手数料の改定(値上げ無し)から実施しています。
現物取引・信用取引、それぞれ100万円の無料枠があるため、合計すると200万円の取引まで、手数料が無料になります。
以下では、料金改定後の岡三オンラインの日本株の売買手数料の各プランの手数料を、他社と比較しながら解説していきます。
岡三オンラインの良い評判/手数料:現物取引
はじめに、国内株式(現物取引)の手数料について解説していきます。
まず、ワンショットと定額プランのそれぞれの手数料は、下表のようになっています。いずれの料金体系も取引額によって、手数料が変わります。
売買代金 | 定額プラン | ワンショット |
---|---|---|
〜10万円 | 0円(無料) | 99円 |
〜20万円 | 0円(無料) | 200円 |
〜30万円 | 0円(無料) | 350円 |
〜50万円 | 0円(無料) | |
〜100万円 | 0円(無料) | 600円 |
〜150万円 | 1,300円 | 1,000円 |
〜300万円 | 1,800円 | 1,500円 |
それ以上 | 100万円増加毎に +500円ずつ増加 | 100万円増加毎に +300円ずつ増加 *上限3,000円 |
一日の取引額が100万円に収まる方、また1日に二度以上取引を行うことがある方は、基本的に定額プランの方がお得です。
他ネット証券との比較(ワンショット)
次に、岡三オンラインの手数料が、他社と比べて安いのか?高いのか?を比較していきます。
下表は、岡三オンラインと手数料の安いネット証券の料金比較です(松井証券は、ワンショットの料金体系がないため表には入っていません)。
証券会社 \ 約定代金 | 10万円 | 50万円 | 100万円 | 300万円 |
---|---|---|---|---|
岡三オンライン | 99円 | 350円 | 600円 | 1,500円 |
むさし証券 トレジャーネット | 75円 | 175円 | 320円 | 750円 |
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券) | 80円 | 180円 | 340円 | 800円 |
GMOクリック証券 | 88円 | 241円 | 436円 | 834円 |
カブドットコム証券 | 90円 | 250円 | 990円 | 1890円 |
マネックス証券 | 100円 | 450円 | 1500円 | 4,500円 |
SMBC日興証券 | 125円 | 400円 | 800円 | 2160円 |
SBI証券 | 139円 | 272円 | 487円 | 921円 |
楽天証券 | 139円 | 272円 | 487円 | 921円 |
*株式売買手数料は「税抜」表示
ただし、以下解説するように、岡三オンラインの真骨頂は、定額プランにあるので、定額プランで岡三オンラインを利用することをオススメします。
他ネット証券との比較(定額プラン)
次に、岡三オンラインの定額プラン(1日の取引金額の合計で手数料が決まる)を、他のネットとの比較して見ます。
証券会社 \ 約定代金 | 10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
---|---|---|---|---|
岡三オンライン | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
auカブコム証券 | 90円 | 180円 | 250円 | 990円 |
SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
松井証券 | 無料 | 300円 | 500円 | 1000円 |
*株式売買手数料は「税抜」表示
表からもわかるように、1日の取引額の合計が100万円以下の場合、岡三オンラインが、どこよりも安く、手数料無料で取引できます。
100万円以上の価格帯の手数料は最安値ではありませんが、100万円以下が無料のインパクトは大きいので、岡三オンラインは、国内株式向けの証券会社として必須と言えます。
また、信用取引でも100万円以下が手数料無料になるので、現物と信用合わせて、合計40万円以下の取引が手数料無料になります。そのため、国内株式の取引をされる方は、岡三オンラインが、かなりオススメです。
岡三オンラインの良い評判/手数料:定額プランへの設定変更の方法
岡三オンラインの口座開設をした場合、初期設定の手数料プランは「ワンショット」になっています。そのため、口座開設後、定額プランを希望する方は、変更申請する必要があります。
定額プランへの変更は、ログイン後のページから行えますので、以下、手順・流れを解説していきます。
まず、岡三オンラインの口座にログイン後、ページ上部のタブ「口座情報」をクリック(またはタップ)すると、以下のような画面へ移動します。
この画面から、下に進む(スクロールする)と、以下のような画面になります。「基本サービス>手数料プラン」の欄で「変更」をクリック(タップ)することで、手数料プランの変更画面へ移動できます。
プラン変更後は、1営業日程で手数料の変更が完了になります。後日、手数料プランが「定額プラン」となっているか?確認しておきましょう。定額プランに変更になると、上の図の赤線部のように「定額プラン」と表示されます。
岡三オンラインの良い評判【株主優待】情報の検索や注文がしやすい
岡三オンラインは、手数料(コスト)だけでなく、利便性においても国内株式の取引に向いています。
例えば、株主優待など銘柄の検索がパソコン(PC)だけでなく、スマートフォン用のツールやアプリで行え、自分にあった優待の検索、そして注文などが簡単に行えます。
スマホで素早く検索・注文
スマホの検索ツールは、素早く「サクッ」と検索・注文ができるように設計されています。下図は、スマホアプリの操作例ですが、3タップで優待の検索、4タップで優待銘柄の注文画面にいけます。
パソコンでじっくり検索・注文
パソコンの検索ツールでは、スマホよりも詳しい検索機能で、自分にぴったりの優待を見つける工夫がされています。優待の内容や権利日、キーワード、投資資金などから、優待銘柄を検索できます。
岡三オンラインの良い評判/手数料:ETF(上場投資信託)の売買手数料
ETF(上場投資信託)の取引手数料は、国内株式と同様の手数料になります。
次に、国内株式の信用取引についても解説して行きます。
岡三オンライン(岡三証券)の良い評判/手数料:信用取引手数料
岡三オンラインでの信用取引の手数料体系は、現物株取引と同様に、以下2種類の料金プランがあります。
- ワンショット:取引(売買)を行う事に手数料が決まる。
- 定額プラン:1日の取引額の合計で手数料が決まる。オススメ!
ワンショットは、約定毎(1回の取引毎)に手数料が決まる料金体系です。一方、定額プランは、取引の回数は関係なく、1日の取引額の合計で手数料が決まる料金体系です。
ズバリ!オススメの料金プランは「定額プラン」です。
以下、詳しく解説してきますが、1日の取引額が100万円分(現物と合わせると200万円分)まで、手数料が無料になります。また、大口優待が適用されれば、取引額に関係なく手数料が全て無料になります。
- 岡三オンラインの信用取引は2種類の料金プラン
- 定額プランがオススメ!
→1日の取引額が100万円以下の場合、手数料無料 - 大口優待で取引額に関係なく手数料無料
岡三オンラインの良い評判/信用取引1:定額プランなら100万円(現物と合わせて200万円)まで手数料無料
岡三オンラインの信用取引手数料は、それぞれの料金プランで、下表のようになっています。1日の取引額が100万円以下の場合、手数料無料になる定額プランの方が、お得感があります。
取引額 | 定額プラン | ワンショット |
---|---|---|
〜10万円 | 0円 | 99円 |
〜20万円 | 0円 | 150円 |
〜30万円 | 0円 | 300円 |
〜50万円 | 0円 | |
〜100万円 | 0円 | 500円 |
〜200万円 | 1,000円 | 1,000円 |
200万円超 | 100万円増加毎に +300円ずつ増加 | 1,200円 |
価格帯だけで見ると、ワンショットの方が安い価格帯もありますが、1回の約定だけで手数料が発生してしまうので、1日に2回以上取引する方は、定額プランの方が安くなることが多いと思われます。
また、岡三オンラインの定額プランは、他の証券会社と比較しても安く、さらに大口優遇により、手数料が完全無料になる場合もあります。
他ネット証券との比較
次に、信用取引の手数料を他のネット証券と比較していきます。
ワンショット 1回の約定代金 | 手数料(税抜) |
---|---|
〜10万円 | 99円 |
〜20万円 | 150円 |
〜50万円 | 300円 |
〜100万円 | 500円 |
〜150万円 | 700円 |
〜300万円 | 1,000円 |
300万円超 | 1,200円 |
証券会社 \ 約定代金 | ~10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 |
---|---|---|---|---|
岡三オンライン | 99円 | 150円 | 300円 | 500円 |
SMBC日興証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
むさし証券(トレジャーネット) | 75円 | 95円 | 175円 | 320円 |
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券) | 80円 | 80円 | 80円 | 80円 |
GMOクリック証券 | 0円 | 200円 | 200円 | 400円 |
SBI証券 | 143円 | 143円 | 191円 | 360円 |
マネックス証券 | 95円 | 140円 | 190円 | 355円 |
楽天証券 | 250円 | 250円 | 450円 | 450円 |
auカブコム証券 | 99円 | 179円 | 449円 | 760円 |
*信用取引手数料は「税抜」表示
実は、上の表を見ていただけるとわかるように、常に手数料無料(0円)で取引が行なえるSMBC日興証券の手数料が、ダントツに安くなっています。
そのため、国内株式で信用取引がメインの方は、SMBC日興証券での手数料が、かなりお得になります。
ただし、SMBC日興証券の現物取引手数料は、他社と比べてかなり割高なので、現物取引も合わせて取引を行う場合は、岡三オンラインの方が良いでしょう。
また、以下、解説していくように、大口優遇が適用されれば、岡三オンラインでも手数料無料で取引が行えるうえ、IPOの当選確率が劇的にアップします。
岡三オンラインの良い評判/信用取引2:大口優遇の特典で手数料無料
岡三オンラインの信用取引(定額プラン)では、年間の売買代金や投資信託の保有金額に応じてランクが決められ、そのランクに応じて手数料が決まる仕組みがあります。
通常ランクとプレミアゼロ、プラチナの信用取引手数料は、下表のようになっており、ランクが上がる毎に手数料が劇的に安くなります。
定額プラン 1日の売買代金 | 通常 | プラチナ | プレミアムゼロ |
---|---|---|---|
10万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
20万円 | 0円 | 0円 | |
30万円 | 300円 | 200円 | |
50万円 | 500円 | ||
100万円 | 700円 | 300円 | |
200万円 | 1,000円 | ||
200万円超 | 100万円増加毎に +300円ずつ増加 | 200万円増加毎に +300円ずつ増加 |
プレミアゼロ・プラチナの達成条件
プラチナ・プレミアゼロのランクは、投資信託の保有額や株式の売買代金に応じて、下表の条件で決まっていきます。
コース | 条件 |
---|---|
プレミアゼロ | 日本株売買代金が累計20億円以上、または 投資信託の平均残高が3,000万円以上 |
プラチナ | 日本株売買代金が累計5億円以上、または 投資信託の平均残高が1,000万円以上 |
合計の売買金額の判定期間は、前月21日〜判定月の20日となっており、判定期間の累計売買金額で決定したランク(通常・プラチナ・プレミアゼロ)は、 翌月の第1営業日の取引から適用されます。
手数料無料になる方法は?
プレミアゼロが適用されることで、信用取引の手数料が売買代金にかかわらず無料(0円)になりますが、その達成条件は、以下のいずれかになります。
いずれかの条件を満たすことで手数料無料
- 日本株売買代金が累計20億円以上
- 投資信託の平均残高が3,000万円以上
いずれの条件も資金力が無いとハードルが高い条件ですが、デイトレーダー以外の個人投資家の方は、投資信託の保有額で、プレミアゼロを狙って行くのが良いでしょう。
投資信託の保有額の場合、一度条件を達成してしまえば、売却や暴落が無い限り、適用条件を達成し続けられます。それに対して、売買代金の累計の場合、毎月基準をクリアしなくてはいけないので、常日ごろトレードを行う方以外は、物理的(時間的)に達成が難しいと思われます。
IPOの当選確率も上がる
実は、信用取引の大口優遇(プラチナ、またはプレミアゼロ)が適用されると、岡三オンラインでのIPOの当選確率が、通常時の約10倍にアップします。
岡三オンラインでは、2017年以降、IPOの取扱実績を劇的に増やしており、2018年には業界トップクラスの取扱数を誇ります。
事前入金なし(資金0円)でIPO抽選に参加できるなど、他の証券会社には無いサービスも行っており、IPO投資に必須の証券会社となっています。
岡三オンラインの良い評判/信用取引3:金利や諸経費は?
信用取引にかかるコストは、取引手数料の他に、「金利」および「貸株料」がかかります。
金利は、信用取引で株式を買った際にかかる費用です。一方、貸株料は、売り注文から信用取引を始めた際にかかる費用です。それぞれの手数料は、下表のようになっており、約定代金に対して年率数%の費用がかかります。
項目 | 制度信用取引 | 一般信用取引 |
---|---|---|
金利 | 買方:2.60% | 買方:2.80% |
貸株料 | 売方:2.00% | なし |
また、以下解説するように、岡三オンラインの信用取引では、証券会社独自の一般信用取引が行え、通常の制度信用取引と合わせて利用できます。
岡三オンラインの良い評判/信用取引4:一般信用取引なら無期限トレード
岡三オンラインでは、通常の信用取引(制度信用取引)のほかに、証券会社が個別に行っている一般信用取引のサービスも行っています。
以下、制度信用取引と一般信用取引の違いを復習しつつ、岡三オンラインの一般信用取引サービスについて、詳しく解説していきます。
通常(制度信用取引)と一般信用取引の違い
信用取引には、銘柄や取引期限等を取引所が決める「制度信用取引」と、信用取引の銘柄や取引期限等を証券会社が独自に決める「一般信用取引」の2種類があります。それぞれ、以下のような違いがあります。
項目 | 制度信用取引 | 一般信用取引 |
---|---|---|
銘柄 | 取引所が決める ⇒ どの証券会社でも取引可能 | 証券会社が決める ⇒ 一般信用取引で売買可能な銘柄数は各証券会社で異なる |
期限 | 6ヶ月 | 〜無期限 |
逆日歩の 可能性 | 有り | 無し |
大きな違いとして返済期限があります。制度信用取引は6ヶ月ですが、一般信用取引の返済期限は最大無期限となっています。
また、制度信用取引は、東京証券取引所など取引所が信用銘柄を決めるので、どの証券会社でも信用取引ができる銘柄は同じですが、一般信用取引は証券会社が銘柄を独自に決めるので、証券会社によって一般信用取引ができる銘柄が違います。
特徴、手数料・金利など
岡三オンラインの一般信用取引の特徴は、返済期限が無期限である点です。
制度信用取引の場合、6ヶ月が返済期間となっているため、満足いかない所で取引を終了(返済)しなくてはいけない場面が出てくる可能性がありますが、岡三オンラインの一般信用取引であれば、いつでも自分の好きなタイミングで返済売りが行えます。
一般信用売りは?
岡三オンラインでは、買い注文(一般信用買い)からしか一般信用取引が始められせん。
価格変動を抑えて、株主優待の取引を行う「優待クロス(つなぎ売り)」を行うため、売り注文(一般信用売り)から一般信用取引を始められるサービスの開始が待たれます。
また、手数料は、制度信用取引と同じ手数料体系となっています(制度信用取引の手数料に戻る)。
岡三オンラインの良い評判/信用取引【まとめ】評価
岡三オンラインの信用取引手数料は、他ネット証券と比べても安く、現物・信用を合わせて取引する方は、必須の証券口座と言えます。
- 1日の取引額が100万円(現物と合わせると200万円)まで手数料無料
- プレミアゼロなら常に売買手数料無料
- 取引額に応じて、IPOの当選確率が劇的に上がる
特に、手数料の安さが魅力で、1日の取引額の合計が100万円以下の場合、その日の売買手数料が無料になります。現物取引でも同様の無料枠があるため、現物・信用合わせて、1日200万円分の取引が手数料無料になります。
手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるので、岡三オンラインを利用して、手数料を抑えた取引を行うことで、相対的なパフォーマンスの向上が行えます。
また、大口優遇(プラチナ・プレミアゼロ)が適用されれば、手数料が大幅に安くなるだけでなく、新規公開株(IPO)の当選確率までアップしてしまうので、信用取引を行う場合、岡三オンラインを使わない手はないと思います。
岡三証券「岡三オンライン」の良い評判/投信ロボとは?
岡三オンラインの「投信ロボ」とは、その人に合った投資商品や資産配分を提供してくれるサービスです。年代や性別、投資経験などの簡単質問に答えるだけで、下図のように、資産配分やおすすめの投資信託などを提示してくれます。
通常、投信を利用して資産運用を始める場合、その人のリスク許容度に応じて資産配分を決めたり、その配分に合わせてファンドを選んだりしなくてはいけませんが、投信ロボを利用することで、自分にあった資産配分や投資商品を、瞬時に把握することができます。
そのため、初心者の方は、積極的に利用して、自分にあった配分や投資信託を知ることができ、資産運用を始めることができます。
岡三オンラインの良い評判/投信ロボ1:利用方法・操作手順【画像付き】
次に、投信ロボの利用方法を、実際の画像付きで解説していきます。
はじめに、岡三オンラインの投信ロボのページに移動します。そうすると、下図のような画面に移動するので「シミュレーションをはじめる」から投信ロボをスタートします。
「シミュレーションをはじめる」をクリック(タップ)すると、下図のように、質問がスタートします。年齢や性別、またリスクや投資のイメージを、選択式で答えていきます。
最後に、下図のように、リスクとリターンのイメージを選ぶと、それぞれの質問の答えに応じて、最適な資産配分や投資信託・ファンドをアドバイスしてくれます。
診断結果は、以下のような感じで出てきます。私は「やや積極」タイプとのことでした。このタイプに合わせて、資産構成比などを提示してくれます。
下図は、診断結果で提示された資産構成比です。それぞれのタイプに合わせて、国内外の株式や債券、REITなどの配分を提示してくれます。
また、資産配分だけでなく、その配分に応じたバランスファンドや各資産のインデックスファンド等を紹介してくれます。
下図は、バランスファンドの例ですが、世界経済インデックスファンドやeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)などが紹介されていました。
このように、投信ロボの利用で、数分程度の質問に答えるだけで、その方にあった資産配分や投信を簡単に調べることができます。私が実際に、シミューレーションを行なってみて、実際に薦められた投信も、低コストの人気ファンドでした。
岡三オンラインの口座開設(無料)を行なっていれば、その流れで購入や積立なども行なえるので、スムーズに投信の運用が開始できます。
岡三オンラインは、手数料の安さの他にも、100%100%平等抽選のIPOや投資信託、また様々な投資ツールや情報提供番組で人気の証券会社です。
情報や番組は、口座開設(無料)を行なえば、誰でも見れるので、この機会に口座開設をしてみても良いかもしれません。
岡三オンラインの良い評判/投信ロボ2:他ロボアドバイザーとの比較
投信ロボのメリットやデメリットを、他のロボアドバイザーと比較しながら解説して行きます。
ロボアドバイザーには大きく分けて、資産配分と投資商品の提示・アドバイスだけを行ってくれる「アドバイス型」と購入や自動積立、リバランスなど投資の全てを行ってくれる「投資一任型」の2種類があります。
投信ロボは「アドバイス型」に分類され、投資商品の購入・積立は口座にログインし、自分で行わなくてはいけないものの、投資一任型のような余分な手数料はかかりません。
主なロボアドバイザーは下表にまとめたようなサービスがあり、投信ロボは、アドバイス型としては、かなり優秀なサービスとなっています。
名称 | 種類 | 手数料 | 自動 積立 | 自動税金 最適化 |
---|---|---|---|---|
ウェルスナビ | 投資一任型 | 1.0%(*1) | ○ | ○ |
楽ラップ | 投資一任型 | 0.99% | ○ | × |
テオ | 投資一任型 | 1.08% | ○ | × |
ダイワ ファンドラップ | 投資一任型 | 1.42% | ○ | × |
マネラップ | 投資一任型 | 0.99% | × | × |
投信工房 | アドバイス型 | 0.38% | × | × |
投信ロボ | アドバイス型 | – | × | × |
スマートフォリオ | アドバイス型 | – | × | × |
ただし、口座への入金や購入・積立などを全自動で行い投資に割く時間を短くしたい方は、投資一任型として手数料が安い「ウェルスナビ」が良いでしょう。
ロボアドバイザーの詳しい比較は、以下の記事をご参考ください。
岡三オンラインの良い評判/投信ロボ2:投信ロボの利点・メリット
他のロボアドバイザーと比べた場合、投信ロボには以下のようなメリットがあります。投資一任型のような余計な手数料が掛からない他、資産配分に合った複数の投資商品の中から自分の好みに合った投資信託が選べます。
- 余計な手数料が掛からない
- 好きなパターンが選べる
- NISA口座で運用できる
- 岡三オンラインのサービスが利用できる
⇒ IPO当選確率が上がる。信用取引の手数料が無料になる等
非課税メリットのあるNISAと一緒に利用できる点も、投信ロボのメリットです。
ウェルスナビなど投資一任型のロボアドバイザーはNISAと一緒に利用できませんが、投信ロボはNISAと一緒に利用できます。
また、投信ロボを提供する岡三オンラインで、資産配分にあった投資信託を購入することで、保有額によっては、IPOの当選確率が上がったり、信用取引の手数料が無料になったりするので、IPOや信用取引を行う方は、この点もメリットになります。
岡三オンラインの悪い評判:投信ロボのデメリット
投信ロボのデメリットは、提示された投資商品の購入や積立を自分で行わなくてはいけない点です。ウェルスナビや楽ラップなどは、これらもロボットが自動で行ってくれます。
ただし、投資一任型は余分な手数料がかかってしまうため、岡三オンラインで自分で投資信託を購入できる方は、投資一任型は選ばない方が良いでしょう。
岡三オンラインの投信ロボ【まとめ】良い評判も悪い評判もある
このように、投信ロボは、資産配分の決定やオススメの投資商品の定時など投資初心者の方には、かなりハードルが高い部分をロボットが行ってくれる大変便利なサービスです。
投資一任型のロボアドバイザーとは違い、投資商品の購入や積立は自分で行わなくてはいけませんが、その分、手数料が安くなったり、NISAと一緒に利用できる点が大きなメリットです。
そのため、多少の手間よりも手数料の安さを求める方やNISAと一緒にロボアドバイザーを利用したい方に、オススメの投資サービスになります。
投信ロボの利用から投資商品を購入する場合、岡三オンラインの口座開設(無料)が必要です。岡三オンラインの詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。
岡三証券「岡三オンライン」の悪い評判・デメリットは?
メリットをたくさん見てきましたけど、岡三オンラインの口座開設をする上での注意点・デメリットはありますか?
それでは、注意点・デメリットも解説していきます。
岡三オンラインの悪い評判・デメリット1:一般信用売りができない
優待クロスなど「つなぎ売り」をする方にとっては、一般信用取引で売建ができない点はデメリットです。
優待クロス・つなぎ売りとは、株価の変動を気にせず株主優待を貰うための手法です。
現物株で、お目当の優待株を保有しつつ、同じ銘柄を信用取引で売建する事で、優待の権利落ち日の株価下落を相殺する事が可能になります。
この優待クロスでな、信用取引で「売建」する際に、「逆日歩」という思わぬ高額の手数料を払わなくはいけない場合がある点がデメリットですが、一般信用取引を利用することで、この逆日歩を回避できます。
全ての証券会社で可能な「制度信用取引」とは違い「一般信用取引」は、証券会社によって対応状況が違います。
一般信用取引(売り)は、以下の証券会社では可能ですが「岡三オンライン」では不可。
- SMBC日興証券
- SBI証券
- カブドットコム証券
- 松井証券
- GMOクリック証券
- マネックス証券
- 楽天証券
ちなみに、一般信用取引で優待クロスを行う場合、最もオススメの証券会社は「SMBC日興証券」です。
たくさんの証券会社で一般信用取引が行えますが、SMBC日興証券は「手数料(信用取引0円!無料!)」「取扱銘柄数が2,000以上」と、他の証券会社には無いメリットがあります。
証券会社 | 手数料 | 取扱銘柄数 | 貸株料 | 在庫 |
---|---|---|---|---|
SMBC日興証券 | ◎ 無料(0円) | ◎ 約2,000銘柄 | ◎ | ◎ |
auカブコム証券 | ○ | ◎ 約2,000銘柄 | ◎ | ◎ |
SBI証券 | ○ 50万円以下無料 | ◎ 約2,000銘柄 | ◎ | ◎ |
楽天証券 | ○ 50万円以下無料 | ○ 約1,400銘柄 | ◎ | ◎ |
松井証券 | ○ 50万円以下無料 | ○ 約900銘柄 | △ | ○ |
GMOクリック証券 | ○ 50万円以下無料 | △ 約200銘柄 | ◎ | ○ |
マネックス証券 | △ | ○ 約300銘柄 | △ | △ |
優待クロス・一般信用取引向けの証券会社の選び方・オススメは、以下の記事をご参考ください。
岡三証券「岡三オンライン」の評判・口コミ
次に、岡三オンラインの口コミ・評判をTwitterからピックアップしていきます。
宣言のようなもの除いたつもりなので、岡三オンラインで投資を行うか迷った際の一つの指標として、ご参考ください。
岡三オンライン【悪い評判・口コミ】IPO自体の当選確率が少ない
岡三オンラインに限った事では無いですが、いくら抽選ルールが良くても、IPO自体の当選確率は低いので、過度な期待は避けましょう。
取材した際には、ステージ制で上位の方は、かなりの確率で当選されているという声も伺いましたので、投資信託の保有残高などを増やすなどして、ランクアップを目指すのも一つの手段です。
岡三オンライン【良い評判・口コミ】IPO事前入金不要
IPOに関しては、良い評判・口コミが多いです。
やはり、IPO抽選に事前入金が必要ない「前受金不要」が良いですね!
私も、岡三オンラインでIPO抽選がある時は、必ず申し込んでいます!
岡三オンライン【良い評判・口コミ】投資ツール
日本株の取引ツールも好評のようです。
岡三オンライン【良い評判・口コミ】手数料が安い
他ネット証券に先駆けて「無料枠」を増やした、国内株の取引手数料も好評のようです。
岡三オンラインの口コミ・評判【まとめ】
ここまで紹介してきた岡三オンラインの口コミ・評判をまとめると、以下のようになります。
イマイチな 口コミ・評判 | 始めは操作ミスに注意 IPOは当たりにくい 手数料の表記が分かりにくい |
---|---|
良い口コミ | IPOが初心者向き! 投資ツールが使いやすい 手数料が安い |
このように、様々な口コミ・評判がありますが、手数料の安さやツール、投資情報など、日本株の投資環境はズバ抜けています。
また、初心者向けに、前受金不要や100%平等抽選などの抽選ルールを採用している「IPO」も魅力的で、様々な面でメリットが大きく、口座開設しておいて損はない証券会社と言えます。
現在、お得な口座開設プログラムなど様々なキャンペーンで、最大3ヶ月間「手数料実質0円(無料)」や投資信託の移管で「最大10万円」プレゼントされるので、この機会に口座開設すると「お得」です。
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岡三証券「岡三オンライン」の口座開設・始め方
次に、岡三オンラインの口座開設の流れなどを簡単に解説します。
これから、岡三オンラインで口座開設や入金・取引などを行う方は、ご参考ください。
岡三オンラインの場合、口座開設の流れは以下のようになっています。
- 申込みフォーム|岡三オンラインでメールアドレスの登録
- 申込み事項の記入
- 本人確認書類の提出
はじめに、岡三オンラインの申込みフォームで、メールアドレスの登録を行います。そうすると、口座開設申込みの専用URL(リンク)が送られてきます。
そのURLから、名前や住所、生年月日などを記入し、最後に本人確認書類(免許やマイナンバーカード)などを提出すると、口座開設の申し込みが完了します。
本人確認書類の提出には、「ウェブでの画像アップロード」と「郵送での提出」の2種類があります。ウェブでの画像アップロードの場合、最短で数営業日で口座開設が完了します。郵送だと1〜2営業日程度遅くなるので、ウェブアップロードできる方は、そちらがオススメです。
岡三オンラインの口座開設の詳細やキャンペーンコードでお得に口座開設する方法は、以下をご参考ください。
口座開設キャンペーンの特典
ここまで、申し込みフォームの記入や画像のアップロードや提出などお疲れ様でした。短い方であれば3~4営業日で口座開設が完了すると思います。
口座開設が完了すると、最大3ヶ月の手数料だけでなく、以下のような優待ガイドなどが送られてくるので、嬉しいですね。
口座開設でガイドブックがもらえるネット証券は、岡三オンラインくらいなので、無料の口座開設でこの特典がもらえるのは、申し込みフォームなどを苦労して、記入した甲斐がありますね。
ここまで解説してきたように、一見難しそうな口座開設申込ですが、ポイントを抑えることで5分くらい?で申込を完了することができます。
岡三オンラインのIPOの申し込み方法や抽選〜当選・落選までの手順・流れは、以下の記事をご参考ください。
岡三証券「岡三オンライン」のインタビュー・取材
ご縁があり、岡三オンラインでは、二度ほど取材・インタビューを行ったので、その時の内容や様子をシェアさせて頂きます。
岡三オンラインを利用するか?迷った際の参考にして頂ければ幸いです!
【2020年】最新インタビュー
今年も2020年10月にインタビューさせて頂き、前回のインタビューからの変更点、各投資サービスの現状や今後について質問させていただきました。
前回インタビューからの変わった事
前回の取材から2年が経ちましたが、2年前と比べて変わった点はありますか?
また、もし変わった点があれば、どのように変わりましたか?
大きく変わった点が3点あります。
1点目が、新規の口座開設をしていただいたお客様向けのサービスで実施していた最大3か月の手数料キャッシュバックキャンペーンが好評のため常設のプログラムとなりました。いつでも口座開設をしていただければ、最大3か月株式の取引手数料を全額キャッシュバックいたします。
2点目は、株の取引手数料を値下げいたしました。
前回は20万円の取引まで0円(定額プランの場合)をご紹介させていただきましたが、他社が100万円まで0円を導入し、現在当社も100万円まで0円に引き下げました。
最後に投資信託です。投資信託も全商品の買付手数料を0円にいたしました。購入の最低金額も100円に引き下げました。初心者の方の利用が増えています。
【2020年】最新インタビュー
今年も2020年10月にインタビューさせて頂き、前回のインタビューからの変更点、各投資サービスの現状や今後について質問させていただきました。
前回(2018年)の取材から、以下の4点を変更したとの事です。
- 手数料キャッシュバックキャンペーンの常設化
- 手数料無料枠の拡大
- 投資信託の全商品が買付手数料0円
- 購入の最低金額も100円に引き下げ
岡三オンラインの手数料無料枠は、現物・信用取引でそれぞれ1日50万円までしたが、100万円まで拡大したそうです。
これはズゴイ!
前回の取材時と比較して、人気がでてきたサービス・商品はありますか?
くりっく株365のNYダウは、投資対象の魅力と取引のしやすさから始める人が増えています!
なるほど!
それでは、その他にも投資スタイルの変化などは見られますか?
投資初心者の方が、投資信託で積み立てをしたり、少額で投資できる株主優待のある銘柄に投資する人が徐々に増えています。
少額投資の環境が整った事で、投資信託の少額積立や優待株の少額投資が増えているとの事でした。
岡三オンラインでは、100円から投資信託の購入が行えるので、小資金から投資が始められる点は、初心者の方に優しいですね!
投資初心者の方に対する取り組み
これから投資を始める初心者の方は、どのようなサービス・商品から利用するのが良いでしょうか?
買付手数料を無料化した投資信託は100円から投資できるので、複数商品を組み合わせても少額で始めることができます。色々な商品性の投資信託で積み立てをしていただければ、リスクを抑えた投資ができます。
最低100円から投資信託が購入できれば、1,000円もあれば、国内外の株式だけでなく、REITや債券など様々なアセットクラスの投資信託に十分な分散投資が可能になりますね。
サービス・商品の取引だけでなく、投資を学ぶ機会・ツールなどはありますでしょうか?
各商品の動画のコンテンツをご用意しております。
Youtubeでご覧いただけますので、お好きなタイミングでご覧いただけます。
また、取引所FXとCFDのくりっく365とくりっく株365では電話での取引のサポートコースを開始しました、コースの開始に合わせて、対面型の少人数制のセミナー(*)も開始しました。現在はコロナの感染対策を徹底しセミナーを実施しております。
*対面型セミナーは現在停止中のため、詳細は岡三オンラインHPをご参照ください。
岡三証券「岡三オンライン」の国内株
手数料競争が進み、SBI証券や楽天証券など大手でも1日の約定代金の合計100万円まで「手数料無料」を行っています。
常に先導して、手数料の値下げを実現してきた岡三オンラインで、今後のさらなる値下げ、または取引手数料に関する変更などの予定はありますでしょうか?
当社でも100万円まで0円の導入をしました。
現物取引100万円まで0円と信用取引100万円まで0円、合わせて200万円の取引まで手数料なしでお取引ができるようになります。0円の適用は手数料コースを定額プランでご選択ください。
なんと、岡三オンラインでも、1日100万円まで手数料無料(現物・信用合わせて200万円分)の導入したとの事です。
無料枠の適用は「定額プラン」の手数料コース限定です。
一般信用取引がスタートして数年が経ちますが、「売り建て」のサービス導入は視野に入れていますでしょうか?
もし導入予定であれば、どの程度のタイムスパンとなる可能性があるでしょうか?
一般信用の売り建ては継続的に検討しておりますが、まだ具体的な決定には至っておりません。
ご期待いただいているのに、申し訳ございません。
- 100万円まで手数料0円を導入
- 一般信用の売建は、継続的に検討中
岡三証券「岡三オンライン」の投資信託
つみたてNISAの導入予定・目処などはありますでしょうか?
つみたてNISAについては導入を検討中ですが、まだ時期などは未定です。
大手ネット証券を中心に、投資信託の保有額に応じてポイントを付与するサービスがありますが、岡三オンラインでの導入予定はありますでしょうか?
ポイント制度につきましては、投資信託に限らず過去に何度か検討しておりますが、導入や維持コストを鑑みて見送りをしております。
現状も取引コストの引き下げやサービスの充実を進めて参ります。
ポイントで投資信託や株式が購入できるサービスなどの予定はありますでしょうか?
他社で導入され一定のニーズがある事は承知しております。
システムの導入費用、維持コストや連携するポイントの選定、実際に導入した場合の事務コストなどを鑑み、本流のサービスを優先しており、付加的なサービスについては当面導入の予定はありません。
- つみたてNISAの導入を検討中
- ポイント付与サービスは行わず、取引コスト・手数料の引き下げを優先
- 当面、ポイント投資の導入は無し
岡三証券「岡三オンライン」のIPO
ステージ制の導入以降、Sランクの方はどの程度増えていますでしょうか?また、取引条件ではなく、投信1,000万円以上の保有条件で「ランクS」を達成されている方の割合はどの程度でしょうか?
Sランクの方は増加しておりますが、内訳などは非公表のデータですので、回答はご容赦ください。
数年前の岡三証券の協業により、IPOの取扱数が急増した岡三オンラインですが、現状の年間40銘柄(全体の4〜5割)程度の取扱数が、今後も続く見込みでしょうか?(減少または増加の可能性があれば理由も含め教えていただけると幸いです。)
取扱い数については保証できませんが、岡三証券との連携は現在と同じレベルで継続していきます。
- Sランクの方は増加傾向
- 取扱数も岡三証券と同水準を維持
岡三証券「岡三オンライン」のロボアドバイザー
現在、ロボアドバイザー には「投信ロボ」がありますが、松井証券「投信工房」のように、ロボアドと連動して投資信託の一括積立・運用・リバランスなどが可能なサービスの提供予定などありますでしょうか?
当面現在のサービスのままですが、今後お客様のニーズがあればサービスの見直しを図ります。
岡三証券「岡三オンライン」の米国株
毎回のインタビュー時に伺って恐縮ですが、米国株の取扱予定はありますでしょうか?
他社でもニーズのある商品ですので、現在も引き続き導入を検討中です。
その他・全体を通して
2020年のオリコンの満足度調査でネット証券でSBI証券と並び1位となりました。おめでとうございます!
オリコン社が説明するツール関連以外に、どのような点が評価されたとお考えでしょうか?
創業以来、お客様からいただく要望に優先度をつけサービスの改善に努めて参りました。
特に、株の利益に直結する取引に関連する分野の改善に力を入れてきましたので、ツールで高い評価をいただくことになりました。
ツール以外の部分でも取引に関連するサービスの改善を続けております。取引に役立つ投資情報の選定や配信方法などを適宜見直しております。もちろんご不満を持たれたりクレームをいただくこともありますが、その姿勢が弊社を利用する多くのお客様に評価されているのではないでしょうか。
現在、提供中の金融商品・サービスで力を入れていきたいもの、広く知られてほしいものはあるでしょうか?
ある場合、その商品・サービスの売りを教えていただけると幸いです。
株のサービスには引き続き注力していきます。
株以外の商品では、取引所CFDの「くりっく株365」と投資信託に力を入れています。
くりっく株365については投資のしやすさ、成長性の高いNYダウへのアクセスのしやすさでお勧めしています。投資信託については、少額から投資できる点、バランス型の商品を選んでいただければ、リスク分散できる点など、初心者の方が投資を始めやすい商品ということもあり強化しております。
商品ではありませんが、動画コンテンツには力を入れています。最近では競争が激しい分野ではありますが、お客様に役立つ情報提供を心掛けて動画をは配信しております。
- 日本株
- くりっく株365
- 投資信託
- 動画コンテンツ
今後、新たな強化策・新たな取り組みの予定はありますでしょうか?ある場合、どのような内容になりますでしょうか?
新商品の導入や既存システムのアップデートなどは常に検討しておりますが、具体的に公表できる新しい情報はありません。
2018年のインタビュー内容をチェック
今回の取材では、前回(2017年秋)の取材から変わった点(手数料改定・一般信用取引の開始など)を中心に、IPO実績の向上の理由やインパクト、また株主優待や投資信託などのサービス面、そして今後岡三オンラインが向かっていく先(展望)等についてお話を伺いました。
- 国内手数料(100万円以下無料など)
- 一般信用取引
- IPO
- 米国株の取り扱いは?
- 投資信託
- CM(尼神インター)について
- 今後の展開、どのようなサービスを打ち出すか?
- などなど
以下、各項目の取材内容などをまとめて行きます。
【日本株】定額プラン(100万円以下無料)の施策について
前回の取材から大きく変わったことの一つが「国内株式手数料(定額プラン)の一部無料化」です。1日の取引額が100万円以下の場合、手数料が無料になるというインパクトの大きいものでした。
これまで、SBI証券・松井証券・楽天証券などが1日10万円の取引まで手数料無料としていましたが、岡三オンラインでは、100万円までとかなりインパクトのあるサービスと言えます。
意図・背景
松井証券に続き、楽天証券・SBI証券が1日10万円以下の取引手数料を無料にする中、岡三オンラインでも手数料に関してインパクトのある施策を打てないか?という背景があり、1日100万円以下の取引額の場合の手数料無料化を発表したようです。
また、この施策は宣伝・広告として割り切って考えても良いという思いもあり、岡三オンラインの知名度向上のための100万円以下という思い切った値下げを行ったようです。
キャンペーンとの相乗効果で施策前後で口座開設が2倍の伸び
しかし、蓋を開けてみると、この施策は宣伝・広告の効果だけでなく、収益面でもプラスに作用しているようです。
また、現在岡三オンラインで行なっている最大3ヶ月間手数料が完全無料になる口座開設キャンペーンとの相乗効果もあり、100万円以下の取引手数料無料化を発表した前後で、口座開設数の伸びが2倍となった上に、稼働率が向上したようです。
投資家サイドと証券サイドの両方にWin-Winのすばらしい施策だと思います。
岡三オンラインの口座開設キャンペーンの詳細は、以下の記事をご参照ください。
【日本株】一般信用取引開始について
岡三オンラインでは、一般信用取引のサービスも開始しました。
この施策の背景としては、岡三オンラインで取引をされている多くの方から、無期限のトレードを行いたいという要望が多数寄せられたことがあるそうです。
制度信用取引だと半年で返済期限を迎えてしまうので、返済が無期限の一般信用取引は、大きなサービスの拡充だと思います。
【日本株】一般信用売り・優待クロスは?
ただし、現状では、一般信用取引は「買い」からしか始められない状況となっています。そこで、売りから取引がスタートできるようになるか?質問をぶつけて見ました。
答えとしては「前向きに検討中」ということです。システムの入れ替えが必要となるため、若干時間がかかるということでした。
現在、一般信用売りは、優待投資家の方に「優待クロス」の利用として人気のあるサービスなので、この辺りも聞いて見ました。
岡三オンラインサイドとしては、一般信用売りを始めたとしても「優待クロス」をそこまで全面に推奨はしていかないという見解でした。
>優待クロスを全面に押し出しくる証券会社が多い中、手数料稼ぎだけでなく、投資家のためになるのか?という点をしっかり考えている証券会社として信頼ができる印象を持ちました。
岡三オンラインの信用取引については、以下をご参考ください。
【IPO】大幅な取扱数・実績の増加
近年、岡三オンラインでは、IPO取扱数を大きく増やしています。
下表は、2014年からの岡三オンラインのIPO取扱数推移です。2017年以降、取扱数を大きく増やしており、2018年は5月末時点で、かなりの銘柄数を扱っています。
年数 | 2018年 (5月末) | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 |
---|---|---|---|---|---|
取扱数 | 18 | 23 | 6 | 10 | 10 |
その増加の理由は、グループ会社の岡三証券との連携にあるようです。
これまで、岡三オンラインが委託として引き受けていた分にプラスして、岡三証券が主幹事などで引き受ける銘柄に関しては、岡三オンラインでも取り扱うことになりました。
これまで、岡三オンラインのIPOというと、取扱銘柄数の少なさがネックとなっていましたが、この岡三証券との連携により、2018年3月末現在では、全IPO銘柄の7割程度をカバーしており、野村証券よりも多い取扱数となりました。
【IPO】ステージ制のインパクト
次に、岡三オンラインIPOのステージ制について質問させていただきました。
ステージ制度は、取引手数料や取引額、また投資信託の保有額に応じて、当選確率が大幅にアップする制度です。
下表は、ステージ制の各ランクの達成条件ですが、基本的には国内株式の取引が多いか?投資信託の保有額が多いか?いずれを満たすことで、ステージSに到達できます。
ステージ | 抽選回数 | 条件 |
---|---|---|
ステージS | 3回 | 以下のいずれかの条件を満たした場合 期間中の手数料合計が100万円以上日本株累計売買金額が5億円以上 または 投資信託の平均残高が1,000万円以上 |
ステージA | 2回 | 期間中の手数料(合計)が10万円以上〜100万円未満 |
ステージB (通常時) | 1回 | 期間中の手数料(合計)が10万円未満 |
最高ステージのSにランクづけされる場合、ステージBと比較してかなり高い当選確率になるため、最高ランクの人はそれなりの頻度でIPOに当選するそうです。
また、今回の取材で確認できたポイントとしては、投資信託の保有者は、ステージSをある程度意識して、投信の購入を行なっているという点です。
ステージ制導入当初は、投信保有1,000万円以上で「ステージS」を達成する方は、全体の2割程度だったようですが、現在では4割程度まで上がったようです。
そのため、岡三オンラインとしても投信の保有残高が増え、投資家としてもIPO当選確率が劇的に上がるというWin-Winの素晴らしい制度であることを再確認できました。
申し込み・抽選時間
細かい点になりますが、岡三オンラインでIPO抽選申し込みの流れについても確認してきました。
岡三オンラインでIPOの取扱が決まった場合、ログイン前のページなどでその旨が報告されますが、ログイン後のページの「IPO/PO注文」の項では、すぐに確認できません。
前々からこの点を疑問に思っていたのですが、この点は、利用者のリクエストに対応した結果ということのようです。ログイン後の「IPO/PO注文」の所に銘柄をリストしてしまうと、注文はいつになるのか?という問い合わせが殺到するようです。
コールセンターにかかってくる場合もあるらしく、その場合、本当に必要な方の対応ができなくなってしまうため、需要申告の1日〜数日前に、ログイン後のページに出すようになったそうです。
セカンダリーなど他の取引へ
岡三オンラインでは、IPOを一つの入り口として、IPOのセカンダリー、そして通常の株式投資での取引へ、個人投資家の方が、少しでも株式投資に慣れ親しんで欲しいとのことでした。
これは、他の証券会社でも同じ思いがあると思いますが、岡三オンラインでは、このIPO→日本株取引の流れを促す一つとして、先ほど紹介した、100万円以下の手数料無料化が一役買ってくれればとのことでした。
私自身も、ここ最近の岡三オンラインのサービスの拡充により、投信や現物信用取引、IPOを岡三オンラインでまとめることで、投資パフォーマンスをアップできないか?目論んでいます。
岡三オンラインのIPOに関する詳しい解説は、以下をご参考ください。
【投資信託】ZEROファンドプログラム
投資信託サービスの一つの目玉が「ZEROファンドプログラム」です。購入手数料がキャッシュバックされるため実質無料で、投資信託の購入ができるサービスです。
今回の取材では、購入時のサービスという面もさることながら、手数料をかけずにポートフォリオの見直し(リバランス等)がしやすいという面も強調されていました。
確かに、リバランスで配分比が少なくなった銘柄(ファンド)を購入する際に、手数料が無料だとリバランスのハードルが下げられて良いです。
【投資信託】信用取引の担保として
岡三オンラインでは、投資信託が信用取引の担保になります。これは、どのネット証券でも対応しているわけでないので、ありがたいサービスです。
ただし、一般型の投資信託のみが対象なので、この点について質問しました。
なぜ、一般型のみなのか?聞いてみると、単純にシステムの組み直しに時間がかかるためであるとのことでした。累投型の担保化も検討しているとのことなので、今後の導入を楽しみしたいと思います。
【投資信託】ポイント
投資信託に関する質問の最後に「ポイント制」に関して聞いてみました。ポイント制とは、投信の保有額に応じて、ポイント還元が行われるサービスです。SBI証券の投信マイレージなど、大手ネット証券では導入しています。
ポイント制に感しては、何度も検討し議論を重ねたそうで、話を伺う限り、かなり綿密に研究したようでした。そして、ポイント制の導入は「今のところ」やらないという結論に至っているようです。
その代わり、キャンペーンなどで、キャッシュバックやギフトカードなどをプレゼントするものを検討しているとのことでした。
確かに、ポイントに関しては、有効期限など管理が面倒なので、キャッシュバックやギフトカードの方が利便性も高く、プレゼントとしては、ギフトカードやキャッシュバックの方が個人的には嬉しいと思います。
米国株・アメリカ株
バフェット太郎さんの書籍出版などもあり、現在、日本の投資家にも米国株投資が浸透してきています。
そこで、岡三オンラインで米国株のサービスの導入を検討しているか?伺ってみました。
結論としては、何度か検討しているとのことでしたが、投資家の方からリクエストがあまりないようで、新規サービスよりも現在のサービスの充実の声の方が圧倒的に多いとのことでした。
ただし、現時点も導入の検討を重ねているとのことなので、今後に注目ですね。
尼神インター
ずーっと気になっていたTV CM「尼神インター」さんについても意図・インパクトなど伺ってみました。サービス面とは全く関係ありませんでしたが、快く答えてくださりました。
現時点では、賛否両論あるけどインパクトを与えることには成功しているとのことでした。実際、私も気になって質問した程なので、私も岡三オンラインの策略にはまっていたようです。
証券会社のCM・広告というと、ダンディなおじさんや有名女優さんなど、キレイ目な印象がありますが、今回の岡三オンラインのCMは、ある種のこういった路線をわざと外すことで、認知度の向上に成功しているようです。
今後の取り組み・方針
取材の最後に、今後どのようなサービスや新たな取り組みを行って行くか?について伺ってみました。
ニュース・コンテンツの充実
手数料の競争の激化の中、ニュースなどコンテンツの充実にも力を入れて、他社との差別化を図って行くとのことです。
実際、2018年に入り、ニュースページを一新しており、巷のニュースメディア並みのデザイン、そして証券会社ならではの経済・投資関連のコンテンツで、私自身もかなり活用しています。現在は、口座開設者しか見られませんが、口座を開設していない方にも一部の記事は読めるようにして行くとのことでした。
AIの活用も視野に
また、コンテンツの充実の一環として、AIを活用したサービスも提供していく方針のようです。
Amazonの例を出していただきましたが、我々投資家がニュースや銘柄などを検索した場合、その人のこれまでの行動や属性から、AIが関連銘柄やニュースをタイムリーに提供してくれるという、かなり面白そうなものです。
また、AIを活用したアドバイス機能の提供を考えているとのことでした。投資家の投資パターンや同じ属性の投資家の行動パターンから、今後の投資方針をアドバイスするなど、ネット証券では見られない先進的なサービスの提供も視野に入れているようです。
このように、ネット証券でありながら、対面証券さながらのサービスをAIを通じて提供しいくビジョンを描いており、正直、その話を伺った際には「鳥肌」がたちました。
#カブトレンドがSNSで話題!
AIを活用したコンテンツとして、岡三オンラインでは、すでに「#カブトレンド」というサービスを提供しています。
#カブトレンドとは、TwitterやYahoo掲示板などのSNS情報と株価の動きをAIを用いてランキング付けするツールです。#カブトレンドを見ることで、熱狂銘柄をいち早く見つけることができます。
銘柄によっては、決算発表前にスコアが上がり始めるものもあり、決算発表やIRニュースのインパクトなど、様々な場面での運用が期待できます。
#カブトレンドは、口座開設を行っていない場合、1日数回しか見れませんが、口座開設をするとリアルタイムで#カブトレンドのスコアやランキングを見ることができます。
さらなる手数料施策も
また、年内に手数料関連でも一つ考えていることがあるそうです。ただし、手数料競争よりも、先に述べた情報や先進性・操作性など質の向上の方に力を入れて行くとのことでした。
ReBornの発表以来、様々な改革やサービス面の充実を、驚くべきスピード感で達成している岡三オンラインですが、取材を通して、今後も一段の大きな飛躍が期待できる印象を受けました。
現在は、ネット証券といえば「岡三オンライン」と思う人は少ないけれど、将来的にはそういった方々を増やしていきたいという決意表明も聞くことができました。
今回、取材に応じてくれた方々や現場のスピード感などを目の当たりにし、今後の飛躍が期待できることを痛感しました。
最後になりますが、今回の取材にご協力していただいた岡三オンラインの皆様に感謝を申し上げたいと思います。
2017年のインタビュー内容をチェック
投資普及に向けて「ReBorn」
この取材を通して、強く感じたことは、岡三オンラインが大変革期にあるということです。2017年に入り新成長計画「ReBorn」を発表していますが、まさにその宣言どおり、新たなサービスなど、変革に向けて力強い意思を感じました。
岡三オンラインというと、投資ツール「RSS」など、コアな投資家層に人気の証券会社という認識でしたが、投資信託やIPO、また商品説明やコールセンターなど、初心者の方にも、環境づくりが徹底されている印象を受けました。
そこで、投資信託やIPO、株式など各金融商品毎に、取材で伺ってきたことをまとめていきたいと思います。
投資家層の拡大へ向けて「投資信託」
取材を通して感じたことは、「ReBorn」の重要施策の1つが「投資信託」であるという点でした。
初心者の方でも比較的取引しやすい投資信託のサービスを強化することで、投資家の層の拡大、投資家の裾野を広げるという気持ちで取り組んでいるとのことでした。
岡三オンラインの投信サービスの特徴は、主に以下のようなものがあります。インデックスファンド・アクティブファンドに係らず、購入手数料が無料になるゼロファンドプログラム、また投信の保有額に応じてIPOが当たりやすくなるサービスなどがあります。
- 購入手数料無料【ZEROファンドプログラム】
- 充実の品揃え
- 最低100円から毎月自動積立が可能
- 保有残高による特典が充実(IPO当選確率・手数料など)
- 投信ロボで自分にあった商品・配分がわかる
個人的には、保有額によってIPOの当選確率が上がるサービスは、なかなか面白いサービスと思っていて、ひふみプラスの積立を岡三オンラインでやってみようかな?と思ったりしています。
今回の取材では、投信の取り扱い量について伺いましたが、SBI証券などと比べると品揃えは少ないものの、低コストインデックスファンドや人気のアクティブファンドなどの定番は押えるとのことでした。
個人的には、大手並みの品揃えになってしまうと、かえって初心者の方が選ぶのが大変になってしまうので、以上のような方針で、良いなぁと感じました。
ちなみに、アクティブファンドに関しては、サテライト運用に利用してもらうようなものとして、日本株型はもちろんのこと、新興国株式や分配型のファンドにも力を入れて行くとのことでした。
また、初心者の方に対するもネット証券とは思えない手厚さで、投信の担当者にダイレクトに質問ができる「はじめての投信・積立の質問窓口」というものがあります。ファンドの購入方法などの実務面の質問から、オススメ銘柄の解説など、対面さながらの手厚いサービスを受けられます。
ちなみに、2018年からスタートする「つみたてNISA」に関しては、初年度は行なわず、初心者向けの投信関連のツール改善を優先するとのことでした。
株主優待に関しては?
株主優待は説明会などでも人気が相当あるようです。
岡三オンラインでは、2017年11月以降、口座開設者した方全員に「株主優待ベスト130(非売品)」のプレゼントを開始しました。また、2017/12/18からは一般信用取引の開始を発表しました。
ただし、一般信用取引は買い建てだけなので、今後は優待クロスやつなぎ売りで人気の売り建てサービスの提供も期待したい所です。
IPOの環境は?
投資初心者に人気が高い「IPO(新規公開株)」も、引き続き力を入れていくようです。実際、IPO取り扱い数は、右肩上がりとなっています。
また、初心者の方や資金が少ない方でも、気軽に参加できるよう「口座入金なしで抽選に参加可能」です。IPOで人気のSBI証券などは抽選に参加するために事前入金が必要ですが、岡三オンラインではその必要がありないので、とりあえず、抽選に応募できます。
入金なしの抽選であれば、たくさんの口座にお金を入れておく必要がなかったり、あちこちの証券口座に資金を移動する必要がないので、小資金の方や初心者の方でも、たくさんIPO抽選に参加できる点が良いですね!
また、インタビュー内でも話に出ましたが、現在の所、SBI証券やSMBC日興証券、マネックス証券などの大手と比べると、口座開設者が少ないので、その分、IPOが相対的に当選しやすい環境にもなっています。
さらに、投資信託の所で話したように、投信をたくさん多く保有されている方は、IPOが当たりやすくなっているので、IPOの超穴場ではないか?と個人的に思います。
岡三オンラインのIPOについては、以下をご参照ください。
ツール・情報ともに充実の国内株式
私自身、岡三オンラインと言えば、投資の情報提供力と充実の投資ツールだと思っていました。実際、取材でも、やはりこのポイントは強力だと感じました。
例えば、RSSというツールを利用すると、Excelを利用して、様々な銘柄の分析が可能です。自身でExcelが操作できれば、オリジナルのスクリーニングやアルゴリズムで銘柄をピックアップすることもできます。
Bコミさん(坂本さん)の有名著書「板読み投資術」とのスペシャルコラボで、書籍に書いてあるスクリーニングなどを行なってくれるサービスもあり、かなりオススメです。
また、投資情報サービスも充実しています。岡三オンラインでは、投資情報専門の部局があり、そこで、様々なオリジナル投資情報を配信しています。
例えば、私も毎日確認しているのですが、毎夕、その日の相場状況や今後の相場展望、またその日に、岡三オンラインで勝率の良いお客さんが、買った株、売った株、売り買いが拮抗している株をランキング形式で発表しています。
こういった情報は、他の証券口座では、なかなか知ることができませんが、岡三オンラインでは、口座開設者全員がこれらの情報を無料で見ることができます。
このように、岡三オンラインは、新たに発表した「ReBorn」のもと、投資信託やIPOなど、初心者の方にも幅広く投資を行なえる環境づくりを整えています。実際、取材でも、そういった意識を強く感じることができました。
まとめ
ここまで解説していきたように、岡三オンラインは、近年サービスの拡充により、IPOや手数料の安さ、投資信託など様々な投資を行う上で、必須の証券会社になりました。
- 1日100万円の取引まで手数料無料
- 事前入金無しでIPO抽選に参加できる
- 全ての投資信託が購入手数料実質無料
- 投資情報ツールの充実
- お得な口座開設プログラム
- などなど
参考:岡三オンライン【公式】
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最後に、岡三オンラインで開催中の口座開設キャンペーンについて解説します。
大変お得なキャンペーンなので、岡三オンラインで口座を開設する可能性がある方は、頭に入れておきましょう!
キャンペーン プログラム一覧 | 特典 | 対象期間 | 条件 |
---|---|---|---|
口座開設 プログラム | 最大3ヶ月間、国内株の売買手数料を 全額キャッシュバック | 常設 | 新規で口座開設を行った方 |
信用取引デビュー 応援プログラム | 最大3ヶ月間、信用取引の手数料を 全額キャッシュバック | 常設 | 新たに信用取引口座を開設された方 |
特に、お得なのは口座開設プログラムです。新規の口座開設で、口座開設月を3ヶ月間、国内株式の取引手数料が全額キャッシュバックされます。
岡三オンラインでは、1日100万円分の取引まで手数料無料ですが、このキャンペーンを利用する事で、さらにお得に口座開設&取引が開始できます。
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キャンペーンの特典や対象条件などの詳細は、以下の記事をご参考ください。