投資信託の中でも人気のある楽天・全世界株式インデックス・ファンドについて、その評価や魅力に迫る本記事では、楽天VT(楽天バリュートータル)がどのような投資対象であるのか、その評判や評価について深掘りしていきます。
また、楽天VTI(全米株式)やeMAXIS Slimとの比較も通じて、楽天VTの特徴や違いに注目し、投資家にとってどのようなメリットがあるのかを探求してまいります。
世界の株式市場に一括して投資することでリスク分散を図る楽天VTの魅力に迫ります。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドをブログで評価!
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)は、世界の株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークする海外ETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」に、日本円で投資できる点が特徴です。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、超低コストで、約45カ国の有名大型株から中小型株まで、7,600以上の企業(銘柄)に分散投資が行なえることから人気のある米国ETFです。
しかし海外ETFであるため、購入前に日本円を米ドルに両替したり、株数単位で注文する点など面倒な点がありました。
本ファンドでは、元のVTよりも信託報酬は高いものの、他のインデックスファンド同様に、日本円で購入できたり、自動積立などが利用できる点で利便性が飛躍的に向上しています。
また、つみたてNISAにも利用できる点が魅力です。
楽天VTの評価①:購入手数料・信託報酬(実質コスト)
本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。
また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.23%(税抜)と全世界株式市場への投資を目的としたインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)やSBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)には及ばないものの、かなりの低コストです。
項目 | 手数料が発生する タイミング | 手数料(税抜) |
---|---|---|
購入手数料 | ファンド購入時 | 無料 |
信託財産留保額 | ファンド売却時 | 無料 |
信託報酬 | ファンド保有時 | 年率0.23% |
運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。
楽天VTの評価②:構成銘柄の比率は?
次に、本ファンド(投資先の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」)にどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。
VTは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており、全世界の大型・中型・小型株、約7,600銘柄から構成されています。組み入れ上位銘柄(トップ10)の構成比率は、以下のようになっています。
銘柄 | 構成比 | 業種(セクター) |
---|---|---|
アップル | 1.6% | 情報技術 |
アルファベット | 1.1% | 情報技術 |
マイクロソフト | 1.1% | 情報技術 |
エクソン・モービル | 0.8% | エネルギー |
ジョンソン&ジョンソン | 0.7% | ヘルスケア |
JPモルガン・チェース | 0.7% | 金融 |
アマゾン | 0.7% | 消費者サービス |
バークシャー・ハサウェイ | 0.7% | 金融 |
0.7% | 情報技術 | |
ウェルズファーゴ | 0.6% | 金融 |
上位10銘柄の全体に対する割合は8.7%となっており、分散が効いています。
また、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど全世界でも有名な米国企業が上位を独占しています。
投資の神様ウォーレン・バフェット率いるバークシャーもトップ10入りしています。
本ETFを利用することで、有名経営者の企業やグローバル企業に分散投資が行えることがわかります。
楽天VTの評価③:構成国・構成地域の比率は?
次に、本ファンドの投資先であるVTの構成国や構成地域(先進国・新興国など)の比率を見ていきます。下表をみるとわかるように、米国の比率50%以上と高いことがわかります。
アメリカの次に、日本やイギリス、カナダ、ヨーロッパ勢の比率が高めとなっています。中国やインドなど新興国も入っています。
銘柄 | 構成比 |
---|---|
米国 | 54.0% |
日本 | 8.2% |
イギリス | 5.9% |
カナダ | 3.2% |
フランス | 2.8% |
ドイツ | 2.8% |
スイス | 2.7% |
オーストラリア | 2.5% |
中国 | 2.2% |
韓国 | 1.6% |
台湾 | 1.5% |
香港 | 1.2% |
インド | 1.1% |
オランダ | 1.0% |
その他 | 12.1% |
次に構成地域の割合を見ていきます。先進国の割合が全体の9割近くを占めており、新興国は1割弱の割合となっています。先進国の中では、アメリカの入っている北米が高めです。ちなみに日本は太平洋の分類に入っています。
銘柄 | 構成比 |
---|---|
北米 | 57.1% |
欧州 | 19.8% |
太平洋 | 14.0% |
新興国 | 8.8% |
中東 | 0.2% |
その他 | 0.1% |
分配金・利回り
初回レポート公表後、更新予定。
積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能
本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。
全世界株式クラスETF・インデックスファンドの比較
下表は、全世界株式市場への投資を目的とするETF・インデックスファンドの手数料とベンチマークを比較した表です。eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)やSBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)、野村つみたて外国株投信に次ぐ、安さとなっています。
信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。
ファンド名 | 信託報酬 (税抜) | ベンチマーク |
---|---|---|
SBI全世界株式インデックスファンド | 0.1389% | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 0.142% | TOPIX・MSCIコクサイ・MSCIエマージングの均等合成 |
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) | 0.142% | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 0.142% | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) |
野村つみたて外国株投信 | 0.19% | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 0.22% | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド | 0.25% | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) |
地域の比率を変えた場合
先進国や新興国の割合を変えたいという方は、新興国株式であればiFree新興国株式インデックス(信託報酬:0.34%)やたわらノーロード新興国株式(同:0.495%)、先進国株式であればニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)等を合わせて利用することで、地域毎の比率を自分なりカスタマイズして投資が行えます。
楽天VTの評価・まとめ
本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。
最大の特徴は手数料の安さです。年率0.23%程度と国内最安水準の手数料で全世界の株式市場に分散投資が行なえます。
- ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- 購入手数料:無料
- 信託報酬(税抜):年率0.23%程度(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
- 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
- 決算:年1回(7月15日、休日の場合、翌営業日)
- 償還日:無期限(設定日:2017年9月29日)
- 信託財産留保額:無し
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)の評判・口コミは?
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)の特徴が分かったとこで、次に、楽天VTの評判や口コミをX(旧Twitter)などのSNSからピックアップしていきます。
実際に運用してる投資家の方の意見などを参考にしたい方は、ご覧ください。
楽天VTの良い評判・口コミ①:楽天VTIも含めてファンド1本で全世界への投資ができる
楽天VTの魅力の1つは、楽天VTIというファンドを含めて、たった1本のファンドで全世界へ分散投資ができることです。
投資家の方からは、手軽に多様な市場に分散投資できる点が好評です。
また、楽天VTIは米国市場に特化しており、バンガード社が運用する人気のETFです。このような魅力的な組み合わせが、投資家からの高評価を得ています。
楽天VTの良い評判・口コミ②:楽天証券のiDeCo口座で楽天VTを積立運用中!
楽天VTを積立運用している投資家にも好評の声があります。
特に、楽天証券のiDeCo口座を利用して楽天VTを積立て運用している方が多く見受けられます。
iDeCo口座は個人型確定拠出年金のことで、長期的な資産形成を目的としています。
楽天VTをiDeCo口座で運用することで、将来の安定した資産形成につなげることができるという評判があります。
楽天VTの中立な評判・口コミ:オールカントリーとのベンチマークの違いに注意!
一方で、楽天VTには中立な評判も存在します。
例えば、オールカントリー株式インデックスファンドとのベンチマークの違いに注目する声があります。
楽天VTのベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスですが、オールカントリー株式インデックスファンドのベンチマークはMSCIオールカントリー・ワールド・インデックスです。
楽天VTとオールカントリーの違いについては、本ブログ記事の「楽天VTとeMAXIS slimオールカントリーとの違いを徹底比較」をご参考ください。
楽天VTのイマイチな評判・口コミ①:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの方が良い!
一部の投資家からは、楽天VTよりも楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの方が良いという声もあります。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドも低コストで投資できるファンドであり、投資対象銘柄も広範囲な世界中の銘柄です。
ただし、各自の投資目的やリスク許容度に合わせて判断する必要があります。
楽天VTのイマイチな評判・口コミ②:eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)よりも手数料が高い
また、eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)といった他の全世界株式ファンドに比べて、楽天VTの信託報酬が高いという声も一部で挙がっています。
投資家にとっては手数料は重要なポイントですので、競合他社と比較検討する際には注意が必要です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)の評判・口コミ【まとめ】
以上が楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)の評判や口コミの一部です。
項目 | 内容 |
---|---|
イマイチな 評判・口コミ | 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの方が良い! eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)よりも手数料が高い! |
中立な評判 ・口コミ | オールカントリーとのベンチマークの違いに注意! |
良い評判 ・口コミ | 楽天VTIも含めてファンド1本で全世界への投資ができる! 楽天証券のiDeCo口座で楽天VTを積立運用中! |
実際の投資家の声や意見を参考にしながら、自身の投資スタイルや目的に合ったファンド選びをすることが大切です。
楽天VTには多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在することを念頭において、慎重に投資を進めましょう。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slimを比較・評価
投資信託の世界では、楽天VTとeMAXIS Slimが二大巨頭として名高い。
これらのファンドは、その多様性と手軽さから多くの個人投資家に支持されている。
しかし、どちらを選ぶべきかに悩んだ経験のある投資家も少なくないだろう。
ここでは楽天VTとeMAXIS Slimの違いを詳細に比較・評価する。また、それぞれの特徴やファンド一覧を見てみよう。
楽天VTと比較するeMAXIS Slimシリーズとは?特後・ファンド一覧
eMAXIS Slimシリーズは、三菱UFJ投信が提供する低コストな投資信託である。
手軽に始められ、しかも広範なアセットクラスや地域に投資できるため、初心者からベテランまで幅広い投資家に選ばれている。
資産運用は、自動的に行われるので、投資家は具体的な運用に関する知識がなくても参加できる点が魅力だ。
また、手数料が低いことから長期的な積立投資にも適している。
手数料は売却時に0.5%、管理報酬は年0.1%で、これらは投資金額に対して非常に低いレベルに抑えられている。
eMAXIS Slimシリーズには多数のファンドがあり、例えば「eMAXIS Slim先進国株式」や「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」などがある。
これら各種類のファンドが投資対象とする地域やアセットクラスは異なるので、自身の投資ニーズに合わせて選べる。
楽天VTと同様に全世界株式クラスの「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」
「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」は、eMAXIS Slimシリーズの中でも特に人気の高いファンドだ。
その主な特徴は、全世界の公開企業に投資することができるという点で、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中の企業株式に均等に投資することが可能だ。
この「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」の主な投資対象は、MSCI ACWI(All Country World Index)となる。
つまり、世界の株式市場全体をカバーするこのインデックスに連動する形で運用が行われるため、グローバルな視点での資産形成を志向する投資家に最適だ。
しかも、投資信託としての手頃さや手数料の安さも相まって、投資家が簡単に世界中の企業株式に投資できる手段となっている。
そのため、初心者でも気軽に始められ、プロの投資家でも利用しやすい成長性の高いファンドとして評価されている。
楽天VTとeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の違い/ベンチマークと手数料を比較
楽天VTとeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の間には大きな違いが存在する。
彼らの違いを理解するため、まずベンチマークと手数料を比較してみると良い。
楽天VTのベンチマークはFTSE全世界インデックスで、アメリカの株式市場を中心に運用している。
一方、eMAXIS Slim全世界株式はベンチマークがMSCI ACWIで、より広範な全世界の株式市場に投資できる。
また、手数料面でも異なる。
楽天VTの年間経費率は0.23%に対し、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の年間経費率は0.20%と若干低く、長期投資を考えるならば、コストの面からもeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の方が有利だ。
しかし、どちらが優れているかは一概には決められない。
投資家の投資目的やライフスタイルによって最善の選択は異なるためだ。例えば、アメリカ株式に強い関心を持つ投資家には楽天VTが、全世界の企業株式に均等に投資したい投資家にはeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が合うかもしれない。
そのため、投資を始める前に、自分自身の投資目的を明確にすることが重要だ。
楽天・全世界株式(楽天VT)と全米株式(楽天VTI)はどっち?
楽天・全世界株式(楽天VT)と全米株式(楽天VTI)。
これらは、投資初心者から上級者まで幅広く利用されるETF(上場投資信託)の一種で、それぞれ全世界の株式と全米の株式への投資を可能にします。
名前の似ている楽天VTと楽天VTI、ここではその差異について詳しく解説していきます。
楽天VTと楽天VTIの違い・比較①:銘柄数/上位10銘柄はほぼ同じ
楽天VTと楽天VTI、これら2つのETFの最初の違いは投資対象にあります。
楽天VTは名前の通り、全世界の株式をインデックスにしています。
その銘柄数は約8,000銘柄で、その範囲は日本からアメリカ、ヨーロッパというように、世界各国の大手企業が含まれているのです。
一方、楽天VTIは全米株式をインデックスにしています。
その銘柄数は約3,700銘柄で、すべてがアメリカの企業となります。
しかし、上位10銘柄については楽天VTと楽天VTIでほぼ同じとなり、AppleやMicrosoftなどの有名企業が多くを占めています。
これは、アメリカの大手企業が世界の株式市場でも影響力が大きいため、両方のETFに同じ企業が多数含まれているのです。
楽天VTと楽天VTIの違い・比較②:手数料(信託報酬・実質コスト)
次に、手数料について見ていきましょう。
ETFは一般的に投資信託よりも手数料が低いとされますが、具体的に楽天VTと楽天VTIでどのような違いがあるのでしょうか。
楽天VTの信託報酬は0.35%、一方楽天VTIは0.03%と極めて低い水準です。
これは楽天VTが多くの国の株式を管理する必要があり、それに伴うコストが発生するためです。
一方、楽天VTIはアメリカの株式に特化しているため、信託報酬が抑えられています。
ただし、信託報酬だけでなく取引コストも考慮に入れる必要があります。
楽天VTの場合、取引コストが発生するため、実質的なコストは信託報酬以上となることを忘れてはいけません。
楽天VTと楽天VTIの違い・比較③:利回り・投資パフォーマンス(運用実績)
楽天VTと楽天VTIの違いの一つとして指摘できるのが利回り・投資パフォーマンスです。
その運用実績を比較することで、どちらを選ぶべきか判断材料になります。
楽天VTは全世界の株式に投資しているため、利回りは各国の経済状況に左右されます。
一方、楽天VTIは全米株式に投資しており、その利回りはアメリカの経済状況に大きく影響を受けます。
これまでの運用実績を見ると、楽天VTIの方がやや高い利回りを示していますが、これは過去数年のアメリカ経済の強さを反映したものです。
しかし、未来永劫にわたってアメリカ経済が他国をリードし続ける保証はありません。
そのため、どちらが優れた投資パフォーマンスを持つかは一概には言えません。
楽天VTと楽天VTIを比較する際の注意点
以上、楽天VTと楽天VTIの違いについて説明しましたが、最後に比較する際の注意点を述べます。
それは、投資対象や手数料、運用実績などを比較することは重要ですが、それだけでなく自身の投資目的やリスク許容度、投資期間などを考慮に入れて選択することが必要であるということです。
たとえば、将来にわたり安定的に配当を得たいのであれば、全世界をカバーする楽天VTが適しています。
一方、アメリカ経済の成長に賭けたい場合は、楽天VTIが良い選択肢となるかもしれません。
また、手数料が低いからといって必ずしも良いとは限りません。
信託報酬が低く取引コストも少ない楽天VTIですが、全米株式に偏っているため、アメリカ経済に起こる変動に強く影響を受けやすいというリスクもあります。
それぞれの特性を理解した上で、自分自身の投資戦略に合ったものを選びましょう。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドの評価【まとめ】
今回は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)について評価や口コミを見ていきました。
この投資信託は、AppleやAmazonといった大企業から新興国の企業まで、約9000銘柄に分散投資ができる魅力があります。
そのため、初心者の方や多様な銘柄に投資したい方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
まず、楽天・全世界株式インデックス・ファンドの利回りに注目します。過去の実績を見ると、一定期間での運用成績は安定しており、比較的高い利回りを示しています。
ただし、運用成績は市況の変動や投資時期によって異なるため、投資をする際にはリスクを考慮した判断が必要です。
また、信託報酬についても評価すべきポイントです。楽天・全世界株式インデックス・ファンドは低コストで運用ができるため、長期的な投資においては負担が少ないと言えます。
投資家にとっては、長期的な運用を考える上でのメリットとなるでしょう。
さらに、楽天・全世界株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slimを比較してみましょう。
eMAXIS Slimも全世界株式への分散投資が可能な投資信託ですが、楽天VTに比べると規模や銘柄数には差があります。
そのため、投資家のニーズやリスク許容度に応じて選択することが重要です。
最後に、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)と全米株式(楽天VTI)を比較してみましょう。
楽天VTは世界中の銘柄に分散投資ができるため、リスクを分散させることができます。
一方、楽天VTIは主に米国の株式に投資するため、米国経済に依存するリスクがあります。
したがって、両者の違いを理解し、自身の投資目標に合わせて選択することが重要です。