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SBI雪だるまシリーズとは?全世界(グローバル)等へ投資できる銘柄の比較・一覧

ニッセイインデックスシリーズ(ノーロード)とは?国内最安水準インデックスファンドの一覧・比較

SBI・雪だるまシリーズとは、先進国・新興国の株式市場、また全世界の株式市場にまとめて分散投資ができる購入手数料無料(ノーロード)のインデックスファンドシリーズです。

2018年1月からスタートしたつみたてNISAに特化しており、3つ全ての資産クラスで最安水準の信託報酬(手数料)になっています。

「EXEi-iつみたてシリーズ」から「SBI・雪だるまシリーズ」へ名称が変更になりました。

本記事では、SBI・雪だるまシリーズの特徴を解説します。本シリーズの全インデックスファンドの紹介や比較、またコストを削減し、お得に購入できる購入先(証券会社)まで紹介していきます。

目次

SBI・雪だるまシリーズとは?

SBI・雪だるまシリーズは、SBIアセットマネジメントが運用する低コストインデックスファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、全世界、また先進国・新興国の株式市場に低コスト分散投資が行えます。

SBIアセットマネジメントでは、個人型確定拠出年金(iDeCo)などでも運用されているEXE-iシリーズの実績がありますが、この「SBI・雪だるまシリーズ」は、SBIアセットマネジメントの中でも、つみたてNISAなど中長期の投資に特化したファンドシリーズとなっています。

購入手数料や売却時の手数料は無料で、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)も、全世界株式・先進国株式・新興国株式、全ての資産クラスにおいて、最安コストとなっています。以下、本シリーズのファンドや手数料などを見て行きます。

SBI・雪だるまのファンド一覧

下表は、SBI・雪だるまの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。

全世界・先進国・新興国への株式市場に投資できるインデックスファンドが、計3本あり、全ての資産クラスの信託報酬が、業界最安となっています。

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ファンド名投資クラス信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
SBI全世界株式インデックスファンド全世界株0.15%程度FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
SBI先進国株式インデックスファンド先進国株0.1156%FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス
SBI新興国株式インデックスファンド新興国株0.195%程度FTSEエマージング・インデックス
SBI・雪だるまシリーズのファンド一覧

以下、SBI・雪だるまシリーズのファンドに関して、簡単に解説していきます。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、世界の株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており、約45カ国の有名大型株から中小型株まで、7,000以上の企業(銘柄)に分散投資が行える点が特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.1389%程度と全世界株式市場への投資を目的としたインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)楽天・全世界株式インデックス・ファンドを凌ぎ、最安となっています。

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項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.15%程度
SBI・全世界株式インデックス・ファンドの手数料

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、ETFへ投資することで、実質的に全世界の株式市場への投資を行っています。ETFは、以下の銘柄へ投資を行っています。

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銘柄比率投資対象先
シュワブU.S. ブロードマーケットETF49.9%米国株式
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF40.0%先進国株式(米国除く)
バンガード・FTSE・ディベロップド・アジア・パシフィック(除く日本)UCITS ETF10.1%新興国株式
組み入れETFの比率

いずれも海外の超低コストETFとなっており、本ファンドの低コスト化に貢献しています。これらのETFにかかる経費は、年率0.042%程度となっています。

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドに組み込まれているETFの構成銘柄を見ていきます。各ETFごとに上位10銘柄を見て行きます。(各表はbloomberg(英語)のデータを参考に作成)

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銘柄構成比業種(セクター)
アップル3.15%情報技術
マイクロソフト2.39%情報技術
アマゾン1.78%一般消費財・サービス
Facebook1.49%情報技術
バークシャー・ハサウェイ1.41%金融
ジョンソン&ジョンソン1.37%ヘルスケア
JPモルガン・チェース1.35%金融
エクソン・モービル1.27%エネルギー
アルファベット(GOOGL)1.18%情報通信
シュワブU.S. ブロードマーケットETFの構成銘柄

投資対象が米国の「シュワブU.S. ブロードマーケットETF」は、アップルやマイクロソフト、Facebookなどのハイテク企業、またジョンソン&ジョンソンなど伝統的な企業の比率が高くなっています。

ちなみに、このETFのファンド全体に対する比率は50%程度なので、上の表の比率の1/2程度がファンド全体に対する各銘柄の比率になります。

また、他のETFの上位5銘柄は以下のようになっています。ヨーロッパや日本、中国などのグロバール企業が上位に組み入れられていることがわかります。

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銘柄構成比構成国業種(セクター)
ネスレ1.26%スイス生活必需品
サムソン1.12%韓国情報技術
ノバルティス1.05%スイスヘルスケア
HSBCホールディングス1.02%イギリス金融
トヨタ0.89%日本一般消費財・サービス
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)の構成銘柄

分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

全世界株式クラスETF・インデックスファンドの比較

下表は、全世界株式市場への投資を目的とするETF・インデックスファンドの手数料とベンチマークを比較した表です。本ファンドは、話題の野村つみたて外国株投信楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を凌ぎ、最安コストとなっています。

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

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ファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
SBI全世界株式インデックスファンド0.1389%FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)0.142%TOPIXMSCIコクサイMSCIエマージングの均等合成
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)0.142%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)0.142%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
野村つみたて外国株投信0.19%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.22%FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド0.25%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
全世界の株式市場を投資対象とするインデックスファンド

ただし、日本円から米ドルの両替や購入時の手間が面倒でなければ、米国ETF(本ファンドの投資先)のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の信託報酬(経費率)の方が、経費率が安いためオススメです。

米国ETFは、購入時の手数料が割高な面がありますが、SBI証券などのNISA口座を利用すれば、買付手数料無料で本ETFを購入できます。

SBI証券の評判は?7年利用して分かったメリット・デメリットを徹底解説!

ただし、VTや本ファンドの場合、日本株式も組み入れられているので、日本株は他の投資ファンドや個別株で投資するので、比率を下げたい(または入れたくない)という方は、構成国に日本を含まない、野村つみたて外国株投信が良いかもしれません。

野村つみたて外国株投信は、購入手数料が無料で、毎月100円からの自動積立や分配金の自動再投資なども利便性も優れているので、手間を省きたい人は、選択肢の1つに十分なり得ます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。最大の特徴は手数料の安さです。年率0.15%程度と国内最安水準の手数料で全世界の株式市場に分散投資が行なえます。

また、つみたてNISAの対象商品にもなっているので(iDeCoでは扱っていないのが残念)、中長期の低コスト分散投資の商品として、なかなか魅力的なものとなっています。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.15%程度(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年12月6日)
  • 信託財産留保額:無し

SBI先進国株式インデックスファンド(雪だるま先進国株式)

SBI・先進国株式インデックス・ファンドとは、米国やイギリス、ヨーロッパ諸国など世界経済を牽引する20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。SBI・雪だるまシリーズのファンドの1つで、手数料の安さが特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.1155%(税込)程度と、先進国株式市場への投資を目的としたファンドとしては、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと並び、最安水準のコストです。

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項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.1155%
SBI・先進国株式インデックス・ファンドの手数料

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、米国株式への投資を目的とする海外ETFと米国以外の先進国株式市場への投資を目的とした海外ETFへ投資を行うことで、超低コストで先進国株式市場への投資することを実現しています。

そこで、どのような銘柄(ETF)が組み込まれているか見ていきます。

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銘柄構成比投資先
ダウジョーンズ U.S.ブロード・ストック・マーケット・インデックス55%アメリカ株
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF45%先進国株
(アメリカを除く)
資産配分

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。

本ファンドは、FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスがベンチマークで約1,300銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

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銘柄構成比業種(セクター)
アップル2.23%情報技術
マイクロソフト1.43%情報技術
アマゾン1.03%一般消費財・サービス
エクソン・モービル1.02%エネルギー
ジョンソン&ジョンソン1.01%ヘルスケア
JPモルガン・チェース0.99%金融
Facebook0.96%情報技術
ウェルズ・ファーゴ・アンド・カンパニー0.84%金融
ゼネラル・エレクトリック(GE)0.81%資本財・サービス
AT&T0.78%電気通信
構成銘柄比率

昨今のアメリカ経済の好調さから米国企業がトップ10を独占しています。アップルやマイクロソフト、Facebookなどのハイテク企業、またジョンソン&ジョンソンAT&Tなど伝統的な企業の比率が高くなっています。

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、米国の比率50%以上と高いことがわかります。アメリカの次は、イギリスやカナダ、ヨーロッパ勢の比率が高めとなっています。

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銘柄構成比
米国66.54%
イギリス7.14%
フランス4.22%
ドイツ3.82%
カナダ3.78%
スイス2.99%
オーストラリア2.71%
オランダ1.39%
香港1.36%
スペイン1.17%
その他4.87%
構成国とその比率

分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートした新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

先進国株ファンドの比較

本ファンド最大の特徴は、国内最安水準の手数料で先進国株式市場へ投資ができるという点です。下表は、先進国の株式を投資対象とするファンドの手数料を比較した表です。

本ファンドの信託報酬が、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと並び、最安となっています。

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ファンド名信託報酬
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.1095%
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.189%
iFree外国株式インデックス0.19%
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり)0.19%
i-SMTグローバル株式インデックス0.19%
Smart-i先進国株式インデックス0.20%
つみたて先進国株式0.20%
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)0.20%
たわらノーロード先進国株式0.225%
たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)0.225%
EXE-i先進国株式ファンド0.32%
野村インデックスファンド・外国株式0.55%
野村インデックスファンド・外国株式(為替ヘッジあり)0.59%
eMAXIS先進国株式インデックスファンド0.60%
SMTグローバル株式インデックス・オープン0.50%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ無)0.57%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ有)0.57%
外国株式インデックスe0.50%
先進国株式ETF・インデックスファンドの比較・一覧

ちなみにETFの場合、フリーETFMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)やバンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)などが超低コストの信託報酬(経費率)となっていますので、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。

年率0.1155%程度と国内最安コストで世界経済を牽引する先進国の株式市場に分散投資を行うことができます。

SBI・先進国株式インデックス・ファンドのデータ
  • ベンチマーク:FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.1155%程度(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2018年1月12日)
  • 信託財産留保額:無し

SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま新興国株式)

SBI・新興国株式インデックス・ファンドとは、高い経済成長を遂げる中国やインドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。

FTSEエマージング・インデックス(円換算)をベンチマークとしており、約1,000銘柄から構成されいます。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。

また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.18%(税抜)程度と、新興国株式市場への投資を目的としたファンドとしては、eMAXIS Slim新興国株式インデックス楽天・新興国株式インデックスファンド等を抑え、最安コストです。

スクロールできます
項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.19%
SBI・新興国株式インデックス・ファンドの手数料一覧

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、基本的に米国ETFの「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETF」への投資を行うことで、実質的に新興国株式市場への投資を行っています。そこで、ETFを通じて、実質どのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。

以下の表は、構成銘柄の上位10銘柄の比率を表したものです。ニュースや新聞などでよく目にする中国などアジア企業が組み入れ上位となっています。昔から強い中国の金融系に加えて、昨今世界の工場となりつつある、台湾企業も目立ちます。

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銘柄構成比業種(セクター)
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.6%台湾情報技術
テンセント3.5%中国情報技術
中国建設銀行1.8%金融金融
ナスパーズ1.6%南アフリカ消費者サービス
チャイナモバイル1.4%中国電気通信
中国工商銀行(ICBC)1.1%中国金融
鴻海精密工業1.1%台湾電気通信
イタウ・ウニバンコ1.0%ブラジル金融
中国銀行0.9%中国金融
HDFC銀行0.8%インド金融
SBI・新興国株式インデックス・ファンドの構成銘柄比率

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、中国、台湾、インドなどのアジアの新興国勢の割合が高い点が特徴です。また、ブラジルやロシアなどの資源国の割合も高めです。

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銘柄構成比
中国18.4%
台湾12.8%
インド10.5%
ブラジル8.8%
南アフリカ7.4%
香港4.4%
ロシア4.1%
メキシコ3.7%
タイ3.1%
マレーシア3.0%
その他23.8%
SBI・新興国株式インデックス・ファンドの構成国とその比率

FTSEエマージング・インデックスの業種別構成比など詳細は、以下をご参照ください。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド0.19%FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.19%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
楽天・新興株式インデックスファンド0.25%FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス
i-SMT新興国株式インデックス0.33%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.495%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス

本ファンドの手数料は、eMAXIS Slim新興国株式インデックスと並び、最安コストとなっています。

ただし、本ファンドには適用されないポイント還元(投信マイレージ)を考慮すると、eMAXIS Slim新興国株式インデックスが実質的に安くなります。

ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています(下図はパフォーマンス比較)。

FTSE RAFIエマージング指数のパフォーマンス比較
FTSE RAFIエマージングインデックスのパフォーマンス比較
参照:FTSE RAFI™ Emerging Index – QSR

また、ETFの場合、米国ETFで信託報酬0.14%のバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。

そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.19%の低コストで経済成長率の高い新興国の株式市場に分散投資を行うことができます。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドのデータ
  • ベンチマーク:FTSEエマージング・インデックス(円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.19%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(
  • 決算:年1回(11月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年12月6日)
  • 信託財産留保額:なし
  • 販売会社:SBI証券だけ

楽天バンガードなど他シリーズとの比較

低コストインデックスファンドには、SBI雪だるまの他にも多数のシリーズがあります。下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

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ファンドシリーズ全世界株先進国株新興国株
SBI(雪だるま)0.15%程度0.11%程度0.19%程度
eMAXIS Slim0.11%程度0.19%
ニッセイインデックス0.189%0.339%
野村つみたて0.19%
iFree0.23%0.34%
楽天バンガードETF0.22%程度0.34%
三井住友DC0.25%0.27%0.56%
各シリーズのインデックスファンド手数料・比較

SBI雪だるまシリーズの手数料は、ニッセイインデックスシリーズeMAXIS SlimシリーズeMAXIS Slimシリーズなどの超低コストシリーズを凌ぎ、全ての資産クラスで最安水準の手数料となっています。

手数料・コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなるので、ベンチマークや投資対象が同じ場合、手数料の安いファンドを選ぶことが重要です。

購入できるのは「SBI証券」のみ|お得な購入先・証券会社

SBI雪だるまシリーズは、SBIアセットマネジメントで運用しているためSBI証券のみで購入することができます。

購入手数料や売却時の手数料は無料なうえに、SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)は、投信マイレージというポイント還元プログラムで、投資信託の保有額に応じてポイント還元が受けられます。ポイントは、現金や各種電子マネーなどに交換できます。

SBI証券の詳細確認や口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。

⇒ SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

SBI証券の評判や口コミ、メリット・デメリットなどの詳細・解説は、以下をご参考下さい

ニッセイインデックスシリーズ(ノーロード)とは?国内最安水準インデックスファンドの一覧・比較

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この記事を書いた人

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