投資信託

SBI雪だるまシリーズとは?全世界(グローバル)等へ投資できる銘柄の比較・一覧

SBI・雪だるまシリーズとは、先進国・新興国の株式市場、また全世界の株式市場にまとめて分散投資ができる購入手数料無料(ノーロード)インデックスファンドシリーズです。2018年1月からスタートしたつみたてNISAに特化しており、3つ全ての資産クラスで最安水準の信託報酬(手数料)になっています。

本ページでは、SBI・雪だるまシリーズの特徴を解説します。本シリーズの全インデックスファンドの紹介や比較、またコストを削減し、お得に購入できる購入先(証券会社)まで紹介していきます。

「EXEi-iつみたてシリーズ」から「SBI・雪だるまシリーズ」へ名称が変更になりました。

SBI・雪だるまシリーズとは?

SBI・雪だるまシリーズは、SBIアセットマネジメントが運用する低コストインデックスファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、全世界、また先進国・新興国の株式市場に低コスト分散投資が行えます。

SBIアセットマネジメントでは、個人型確定拠出年金(iDeCo)などでも運用されているEXE-iシリーズの実績がありますが、この「SBI・雪だるまシリーズ」は、SBIアセットマネジメントの中でも、つみたてNISAなど中長期の投資に特化したファンドシリーズとなっています。

購入手数料や売却時の手数料は無料で、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)も、全世界株式・先進国株式・新興国株式、全ての資産クラスにおいて、最安コストとなっています。以下、本シリーズのファンドや手数料などを見て行きます。

SBI・雪だるまのファンド一覧

下表は、SBI・雪だるまの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。全世界・先進国・新興国への株式市場に投資できるインデックスファンドが、計3本あり、全ての資産クラスの信託報酬が、業界最安となっています。

SBI・雪だるまシリーズのファンド一覧

ファンド名 投資クラス 信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
SBI全世界株式インデックスファンド 全世界株 0.15%程度 FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
SBI先進国株式インデックスファンド 先進国株 0.1156% FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス
SBI新興国株式インデックスファンド 新興国株 0.195%程度 FTSEエマージング・インデックス

以下、SBI・雪だるまシリーズのファンドに関して、簡単に解説していきます。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)

EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドの魅力は?楽天VTとの比較など

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、世界の株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。SBIアセットマネジメントが運用する「SBI雪だるまシリーズ」の一つです。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており、約45カ国の有名大型株から中小型株まで、7,000以上の企業(銘柄)に分散投資が行える点が特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.1389%程度と全世界株式市場への投資を目的としたインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)楽天・全世界株式インデックス・ファンドを凌ぎ、最安となっています。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.15%程度

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

また、本ファンドは、ネット証券シェアNo.1のSBI証券のみで購入可能ですが、年率0.03%のお得なポイント還元があります。

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資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、ETFへ投資することで、実質的に全世界の株式市場への投資を行っています。ETFは、以下の銘柄へ投資を行っています。いずれも海外の超低コストETFとなっており、本ファンドの低コスト化に貢献しています。これらのETFにかかる経費は、年率0.042%程度となっています。

組み入れETFの比率

銘柄 比率 投資対象先
シュワブU.S. ブロードマーケットETF 49.9% 米国株式
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF 40.0% 先進国株式(米国除く)
バンガード・FTSE・ディベロップド・アジア・パシフィック(除く日本)UCITS ETF 10.1% 新興国株式

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドに組み込まれているETFの構成銘柄を見ていきます。各ETFごとに上位10銘柄を見て行きます。(各表はbloomberg(英語)のデータを参考に作成)

シュワブU.S. ブロードマーケットETFの構成銘柄

銘柄 構成比 業種(セクター)
アップル 3.15% 情報技術
マイクロソフト 2.39% 情報技術
アマゾン 1.78% 一般消費財・サービス
Facebook 1.49% 情報技術
バークシャー・ハサウェイ 1.41% 金融
ジョンソン&ジョンソン 1.37% ヘルスケア
JPモルガン・チェース 1.35% 金融
エクソン・モービル 1.27% エネルギー
アルファベット(GOOGL) 1.18% 情報通信

投資対象が米国の「シュワブU.S. ブロードマーケットETF」は、アップルやマイクロソフト、Facebookなどのハイテク企業、またジョンソン&ジョンソンなど伝統的な企業の比率が高くなっています。

ちなみに、このETFのファンド全体に対する比率は50%程度なので、上の表の比率の1/2程度がファンド全体に対する各銘柄の比率になります。

また、他のETFの上位5銘柄は以下のようになっています。ヨーロッパや日本、中国などのグロバール企業が上位に組み入れられていることがわかります。

SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)の構成銘柄

銘柄 構成比 構成国 業種(セクター)
ネスレ 1.26% スイス 生活必需品
サムソン 1.12% 韓国 情報技術
ノバルティス 1.05% スイス ヘルスケア
HSBCホールディングス 1.02% イギリス 金融
トヨタ 0.89% 日本 一般消費財・サービス

バンガード・FTSE・ディベロップド・アジア・パシフィック(除く日本)UCITSの構成銘柄

銘柄 配当+優待利回り 権利月 必要投資資金 優待
ラウンドワン(4680) 7.32% 3月
9月
81,900円 割引券、クラブカード、および無料ボーリング教室
東急レクレーション(9631) 4.83% 6月
12月
795,000円 映画館・ボウリング場で利用できる優待ポイント
オリエンタルランド(4661) 1.77% 3月
9月
615,100円 ディズニーランド、またはシーで利用できる1デーパスポート
バリューHR(6078) 5.82% 6月 249,800円 年会費無料、および同社ポイント

分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

参考 つみたてNISAに関しては、以下をご参照ください。

全世界株式クラスETF・インデックスファンドの比較

下表は、全世界株式市場への投資を目的とするETF・インデックスファンドの手数料とベンチマークを比較した表です。本ファンドは、話題の野村つみたて外国株投信楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を凌ぎ、最安コストとなっています。

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ファンド名 信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
SBI全世界株式インデックスファンド 0.1389% FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 0.142% TOPIXMSCIコクサイMSCIエマージングの均等合成
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 0.142% MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 0.142% MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
野村つみたて外国株投信 0.19% MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.22% FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 0.25% MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)

全世界株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧

ただし、日本円から米ドルの両替や購入時の手間が面倒でなければ、米国ETF(本ファンドの投資先)のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の信託報酬(経費率)の方が、経費率が安いためオススメです。米国ETFは、購入時の手数料が割高な面がありますが、SBI証券などのNISA口座を利用すれば、買付手数料無料で本ETFを購入できます。

SBI証券NISA口座の詳細確認・口座開設(無料)は、コチラから行えます。

参考 米国ETFのお得な購入先は、以下をご参照ください。ちなみに、NISA口座であれば、SBI証券楽天証券マネックス証券で買付手数料無料になります。

ただし、VTや本ファンドの場合、日本株式も組み入れられているので、日本株は他の投資ファンドや個別株で投資するので、比率を下げたい(または入れたくない)という方は、構成国に日本を含まない、野村つみたて外国株投信が良いかもしれません。

野村つみたて外国株投信は、購入手数料が無料で、毎月100円からの自動積立や分配金の自動再投資なども利便性も優れているので、手間を省きたい人は、選択肢の1つに十分なり得ます。

地域の比率を変えた場合

先進国や新興国の割合を変えたいという方は、新興国株式であればiFree新興国株式インデックス(信託報酬:0.34%)やたわらノーロード新興国株式(同:0.495%)、先進国株式であればニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)等を合わせて利用することで、地域毎の比率を自分なりカスタマイズして投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。最大の特徴は手数料の安さです。年率0.15%程度と国内最安水準の手数料で全世界の株式市場に分散投資が行なえます。

また、つみたてNISAの対象商品にもなっているので(iDeCoでは扱っていないのが残念)、中長期の低コスト分散投資の商品として、なかなか魅力的なものとなっています。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.15%程度(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年12月6日)
  • 信託財産留保額:無し

SBI先進国株式インデックスファンド(雪だるま先進国株式)

SBI・先進国株式インデックス・ファンドとは、米国やイギリス、ヨーロッパ諸国など世界経済を牽引する20カ国以上の先進国株式市場への分散投資を目的としたインデックスファンドです。

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており、アップルマイクロソフトなど約1,300銘柄から構成されいます。SBI・雪だるまシリーズのファンドの1つで、手数料の安さが特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.1155%(税込)程度と、先進国株式市場への投資を目的としたファンドとしては、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと並び、最安水準のコストです。

SBI・先進国株式インデックス・ファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.1155%

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、米国株式への投資を目的とする海外ETFと米国以外の先進国株式市場への投資を目的とした海外ETFへ投資を行うことで、超低コストで先進国株式市場への投資することを実現しています。そこで、どのような銘柄(ETF)が組み込まれているか見ていきます。

資産配分

銘柄 構成比 投資先
ダウジョーンズ U.S.ブロード・ストック・マーケット・インデックス 55% アメリカ株
SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国)ETF 45% 先進国株
(アメリカを除く)

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスがベンチマークで約1,300銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

構成銘柄比率

銘柄 構成比 業種(セクター)
アップル 2.23% 情報技術
マイクロソフト 1.43% 情報技術
アマゾン 1.03% 一般消費財・サービス
エクソン・モービル 1.02% エネルギー
ジョンソン&ジョンソン 1.01% ヘルスケア
JPモルガン・チェース 0.99% 金融
Facebook 0.96% 情報技術
ウェルズ・ファーゴ・アンド・カンパニー 0.84% 金融
ゼネラル・エレクトリック(GE) 0.81% 資本財・サービス
AT&T 0.78% 電気通信

昨今のアメリカ経済の好調さから米国企業がトップ10を独占しています。アップルやマイクロソフト、Facebookなどのハイテク企業、またジョンソン&ジョンソンAT&Tなど伝統的な企業の比率が高くなっています。

参考 米国企業に絞った投資を行いたい方は、低コストファンドのiFree NYダウインデックスや売買手数料無料(フリーETF)の「SPDR S&P500 ETF(1557)」などがあります。また、米国株式市場への投資を目的とした低コストファンドは、以下をご参照ください。

米国(アメリカ)株が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説
米国・アメリカ株が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説世界経済(世界の株式市場)を牽引する、米国経済(米国株式市場)への投資を目的とした投資商品には、たくさんのETFやインデックスファンド等...

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、米国の比率50%以上と高いことがわかります。アメリカの次は、イギリスやカナダ、ヨーロッパ勢の比率が高めとなっています。

構成国とその比率:

銘柄 構成比
米国 66.54%
イギリス 7.14%
フランス 4.22%
ドイツ 3.82%
カナダ 3.78%
スイス 2.99%
オーストラリア 2.71%
オランダ 1.39%
香港 1.36%
スペイン 1.17%
その他 4.87%

分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートした新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

ただし、SBI証券でしか積立(購入)できないので、SBI証券の口座をお持ちでない方は、口座開設(無料)を行う必要があります。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえるうえ、つみたてNISA口座の開設や入金などで、2,000円(抽選)が当たります。

参考 SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。
SBI証券の詳細確認・口座開設(無料)

また、つみたてNISAに関しては、以下をご参照ください。

先進国株ファンドの比較

本ファンド最大の特徴は、国内最安水準の手数料で先進国株式市場へ投資ができるという点です。下表は、先進国の株式を投資対象とするファンドの手数料を比較した表です。

本ファンドの信託報酬が、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと並び、最安となっています。

ファンド名 信託報酬
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.1095%
ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.189%
iFree外国株式インデックス 0.19%
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.19%
i-SMTグローバル株式インデックス 0.19%
Smart-i先進国株式インデックス 0.20%
つみたて先進国株式 0.20%
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) 0.20%
たわらノーロード先進国株式 0.225%
たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり) 0.225%
EXE-i先進国株式ファンド 0.32%
野村インデックスファンド・外国株式 0.55%
野村インデックスファンド・外国株式(為替ヘッジあり) 0.59%
eMAXIS先進国株式インデックスファンド 0.60%
SMTグローバル株式インデックス・オープン 0.50%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ無) 0.57%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ有) 0.57%
外国株式インデックスe 0.50%

先進国株式ETF・インデックスファンドの比較・一覧

ちなみにETFの場合、フリーETFMAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)やバンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)などが超低コストの信託報酬(経費率)となっていますので、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説
インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説 インデックスファンドやETFは、長期の資産運用に適した金融商品です。国内外の株式・債券などの指数(インデックス)に連動し...

分散性を高めたい場合

本ファンドは、先進国株式市場が投資対象となっています。ただし、先進国だけでなく、中国やインドなど新興国株式へも分散投資を行いたい場合、iFree新興国株式インデックス(信託報酬:0.34%)やたわらノーロード新興国株式(同:0.495%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

ETFであれば、経費率(信託報酬)0.15%のバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで格安で新興国株式市場へ投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)野村つみたて外国株投信を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.1155%程度と国内最安コストで世界経済を牽引する先進国の株式市場に分散投資を行うことができます。

SBI・先進国株式インデックス・ファンドのデータ

  • ベンチマーク:FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.1155%程度(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2018年1月12日)
  • 信託財産留保額:無し

SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま新興国株式)

SBI・新興国株式インデックス・ファンドとは、高い経済成長を遂げる中国やインドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。FTSEエマージング・インデックス(円換算)をベンチマークとしており、約1,000銘柄から構成されいます。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.18%(税抜)程度と、新興国株式市場への投資を目的としたファンドとしては、eMAXIS Slim新興国株式インデックス楽天・新興国株式インデックスファンド等を抑え、最安コストです。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの手数料一覧

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.19%

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

資産配分(ETFの比率)

本ファンドは、基本的に米国ETFの「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETF」への投資を行うことで、実質的に新興国株式市場への投資を行っています。そこで、ETFを通じて、実質どのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。

以下の表は、構成銘柄の上位10銘柄の比率を表したものです。ニュースや新聞などでよく目にする中国などアジア企業が組み入れ上位となっています。昔から強い中国の金融系に加えて、昨今世界の工場となりつつある、台湾企業も目立ちます。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの構成銘柄比率

銘柄 構成比 業種(セクター)
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.6% 台湾 情報技術
テンセント 3.5% 中国 情報技術
中国建設銀行 1.8% 金融 金融
ナスパーズ 1.6% 南アフリカ 消費者サービス
チャイナモバイル 1.4% 中国 電気通信
中国工商銀行(ICBC) 1.1% 中国 金融
鴻海精密工業 1.1% 台湾 電気通信
イタウ・ウニバンコ 1.0% ブラジル 金融
中国銀行 0.9% 中国 金融
HDFC銀行 0.8% インド 金融

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、中国、台湾、インドなどのアジアの新興国勢の割合が高い点が特徴です。また、ブラジルやロシアなどの資源国の割合も高めです。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの構成国とその比率:

銘柄 構成比
中国 18.4%
台湾 12.8%
インド 10.5%
ブラジル 8.8%
南アフリカ 7.4%
香港 4.4%
ロシア 4.1%
メキシコ 3.7%
タイ 3.1%
マレーシア 3.0%
その他 23.8%

FTSEエマージング・インデックスの業種別構成比など詳細は、以下をご参照ください。

FTSEエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!
FTSEエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!FTSEエマージング・インデックスは、新興国株式市場の動向を表す株価指数です。中国や台湾、インド等20カ国以上から構成されており、SBI...

分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートした新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

ただし、SBI証券でしか積立(購入)できないので、SBI証券の口座をお持ちでない方は、口座開設(無料)を行う必要があります。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえるうえ、つみたてNISA口座の開設や入金などで、2,000円(抽選)が当たります。

また、SBI証券のつみたてNISAに関しては、以下の記事をご参照ください。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名 信託報酬(税抜) ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド 0.19% FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.19% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
楽天・新興株式インデックスファンド 0.25% FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス
i-SMT新興国株式インデックス 0.33% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス 0.34% FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド 0.39% FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式 0.495% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス 0.58% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス

本ファンドの手数料は、eMAXIS Slim新興国株式インデックスと並び、最安コストとなっています。

ただし、本ファンドには適用されないポイント還元(投信マイレージ)を考慮すると、eMAXIS Slim新興国株式インデックスが実質的に安くなります。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは投信マイレージで、年率0.03%のポイント還元が受けられます。そのため、実質0.16%(信託報酬0.19%-ポイント還元分0.03%)のコストとなります。

SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

【投信マイレージがお得!】SBI証券Tポイント投資で投資信託の評判は?メリット・デメリットと合わせて解説
【投信マイレージがお得!】SBI証券Tポイント投資で投資信託の評判は?メリット・デメリットと合わせて解説 SBI証券は、Tポイントで投資信託の購入が可能です。 また、投信マイレージという制度で、投資信託の...

ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています(下図はパフォーマンス比較)。

FTSE RAFIエマージング指数のパフォーマンス比較FTSE RAFIエマージングインデックスのパフォーマンス比較
参照:FTSE RAFI™ Emerging Index – QSR


また、ETFの場合、米国ETFで信託報酬0.14%バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説
インデックスファンドとETFの違いとは?各商品の特徴や使い方(乗り換え・リレー投資)など解説 インデックスファンドやETFは、長期の資産運用に適した金融商品です。国内外の株式・債券などの指数(インデックス)に連動し...

分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国株式市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国株式市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)SBI・全世界株式インデックス・ファンドeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.19%の低コストで経済成長率の高い新興国の株式市場に分散投資を行うことができます。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドのデータ
  • ベンチマーク:FTSEエマージング・インデックス(円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.19%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(
  • 決算:年1回(11月12日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年12月6日)
  • 信託財産留保額:なし
  • 販売会社:SBI証券だけ

楽天バンガードなど他シリーズとの比較

低コストインデックスファンドには、SBI雪だるまの他にも多数のシリーズがあります。下表は、各ファンドシリーズ・投資クラス毎の手数料を比較したものです。

各シリーズのインデックスファンド手数料・比較

ファンドシリーズ 全世界株 先進国株 新興国株
SBI(雪だるま) 0.15%程度 0.11%程度 0.19%程度
eMAXIS Slim 0.11%程度 0.19%
ニッセイインデックス 0.189% 0.339%
野村つみたて 0.19%
iFree 0.23% 0.34%
楽天バンガードETF 0.22%程度 0.34%
三井住友DC 0.25% 0.27% 0.56%

SBI雪だるまシリーズの手数料は、ニッセイインデックスシリーズeMAXIS SlimシリーズeMAXIS Slimシリーズなどの超低コストシリーズを凌ぎ、全ての資産クラスで最安水準の手数料となっています。

手数料・コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなるので、ベンチマークや投資対象が同じ場合、手数料の安いファンドを選ぶことが重要です。

お得な購入先(証券会社)

SBI雪だるまシリーズは、SBIアセットマネジメントで運用しているためSBI証券のみで購入することができます。E

購入手数料や売却時の手数料は無料なうえに、SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)は、投信マイレージというポイント還元プログラムで、投資信託の保有額に応じてポイント還元が受けられます。ポイントは、現金や各種電子マネーなどに交換できます。

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