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【IPOの手数料】購入や売却、主幹事の手数料は?資金移動の効率的な方法も解説

IPO株の手数料を徹底比較!証券会社の購入・売却や資金移動、主幹事の手数料は?

IPO株の手数料を徹底比較!証券会社の購入・売却や資金移動、主幹事の手数料は?

IPO投資で気になることの一つに「IPO株の取引手数料」があります。

  • いつ手数料が発生するのか?
  • どの証券会社の手数料が安いのか?

など、IPO取引に係る手数料について気になることが多いと思います。

そこで、本記事では、IPO株の取引にかかる手数料の種類や証券会社のIPO投資にかかる手数料を比較・解説していきます。

また、手数料が安くIPO投資に強い証券会社、さらに当選確率を上げるための複数の証券会社を利用しIPO抽選に参加する方法なども解説して行きます。

[box06 title=”本記事でわかる事”]

  • IPO投資にかかる手数料
  • 各証券会社の手数料比較
  • 手数料が安くIPO強い証券会社

[/box06]

目次

IPO株の取引にかかる手数料

結論から言うと、IPO株に当選した場合、IPO投資にかかる手数料は、IPO株の売却時の手数料のみです。IPO株の上場時に払う買付手数料は発生しません(無料)。

また、証券会社間で資金移動を行う場合(例えば、SBI証券から野村証券など)も、各証券会社の即時入金サービスなどを利用することで、手数料無料で資金移動(入出金)を行うことができます。

[box06 title=”IPO投資にかかる手数料”]

  • IPO株の売却時のみ手数料がかかる
    売却時の手数料比較はこちら
  • IPO株上場時の購入手数料:無料
  • 証券会社への資金移動:一部無料
  • 主幹事や委託で変わらない
  • PO(公募)など募集銘柄も基本的に同じ

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以下、IPO取引の手数料について、各ポイントを詳しく解説していきます。

購入手数料は無料

IPO投資で勘違いされやすいのが「IPO株の購入手数料」です。

IPO(新規公開株)なので購入・買付手数料が高いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、IPOに当選してしまえば、上場時に配分される際の手数料は無料です

ちなみに、PO(公募)など募集銘柄の場合も、買付手数料は無料になります。

入出金など資金移動の手数料

IPOの抽選に参加する場合、当選チャンスを広げるため、複数の証券会社から抽選を申し込む方が多いと思います。

https://money-laboratory-ryoma.net/ipo-securities-multi/

そこで、気になるのが、金融機関(証券会社)間の資金移動・入出金にかかる手数料です。

この資金移動にかかる手数料は、各証券会社の入出金をネット銀行にすることで、手数料無料にすることができます。

  • 入金:ネット銀行からの即時入金で無料
  • 出金:登録した銀行の振込(出金)が無料
    ⇒ ネット銀行の利用でIPOの資金移動が手数料無料でできる

ただし注意しなければいけないのが、証券会社によって即時入金サービスが行えるネット銀行が違う点です。

以下、各証券会社の即時入金に対応するネット銀行を紹介していきますが、基本的には、楽天銀行か住信SBIネット銀行のいずれかの口座開設をしておけば大丈夫です。

当サイト管理人は、楽天証券との連携で普通預金金利が年率0.1%になる理由から、楽天銀行をメインに利用しています。住信SBIネット銀行も口座開設していますが、ほぼ利用していません。

[chat face=”t_ryoma1985.jpg” name=”サイト管理人” align=“left” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]
私は、ハッピープログラムで楽天ポイントがザクザク貯まる「楽天銀行」をメイン口座としているので、楽天銀行を登録しました。
[/chat]

楽天銀行の特徴やメリット・メリット、口コミ・評判などは、以下の記事をご参考ください。

楽天銀行の評判は?7年利用して分かったメリット・デメリット、口コミ・評判を徹底解説

https://money-laboratory-ryoma.net/rakuten-bank/

楽天証券

楽天証券で即時入金に対応しているネット銀行は、以下になります。スルガ銀行以外は、SBI証券と同じラインナップになっています。

  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 近畿大阪銀行
  • ジャパネット銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行

本サイトでの楽天証券IPOの評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/rakuten-securities-ipo/

本サイトでの楽天証券のキャンペーンの詳細・解説は、以下をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/account-opening-campaign-rakuten-securities/

SBI証券

SBI証券で即時入金に対応しているネット銀行は、以下になります。大手銀行や主要ネット銀行の他にも、幅広く対応しています。

  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 近畿大阪銀行
  • ジャパネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • セブン銀行
  • スルガ銀行
  • イオン銀行

楽天証券

楽天証券で即時入金に対応しているネット銀行は、以下になります。スルガ銀行以外は、SBI証券と同じラインナップになっています。

  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 近畿大阪銀行
  • ジャパネット銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行

本サイトでの楽天証券IPOの評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/rakuten-securities-ipo/

本サイトでの楽天証券のキャンペーンの詳細・解説は、以下をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/account-opening-campaign-rakuten-securities/

野村証券

野村証券は「入金指示(Web入金)」と言う名称で即時入金サービスを行なっています。Web入金は、以下の銀行が対応しています。楽天銀行などの主要ネット証券や大手銀行など幅広く対応しています。

  • 楽天銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • ジャパネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • セブン銀行
  • スルガ銀行

本サイトでの野村証券IPOの評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/nomura-securities-ipo/

みずほ証券

みずほ証券は「インターネット入金」という名称でサービスを行なっています。インターネット入金は、以下の銀行が対応しています。ネット銀行としては、ジャパネット銀行が対応しています。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ジャパネット銀行
  • ゆうちょ銀行

*みずほ銀行のみ即時反映される入金システム

本サイトでのみずほ証券IPOの評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/mizuho-securities-ipo/

マネックス証券

マネックス証券で即時入金に対応しているネット銀行は、以下になります。SBI証券ら楽天証券と比べると、若干少ないものの、メガバンクや主要ネット銀行はきちんと抑えています。

  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • ジャパネット銀行
  • ソニー銀行

本サイトでのマネックス証券IPOの評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/monex-ipo/

大和証券

大和証券は、特に名称はありませんが、即時入金サービスを行なっており、以下の銀行が対応しています。ネット銀行としては、ジャパネット銀行が対応しています。

また、大和証券をメイン口座にするのであれば、自動連携(スイープ機能)がある大和ネクスト銀行が本命になります。

  • 大和ネクスト銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ジャパネット銀行
  • ゆうちょ銀行

本サイトでの大和証券IPOの評価・解説は、以下をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/daiwa-ipo/

松井証券

松井証券も「ネットリンク」と言う名前で即時入金サービスを行なっています。ネットリンクは、以下の銀行が対応しています。楽天銀行などの主要ネット証券や大手銀行など幅広く対応しています。

  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 近畿大阪銀行
  • ジャパネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • セブン銀行
  • スルガ銀行
  • イオン銀行
  • ソニー銀行
  • 京銀銀行
  • 福岡銀行

本サイトでの松井証券のIPOについては、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/matsui-securities-ipo/

SMBC日興証券

SMBC日興証券は「インターネット入金」という名称で、即時入金サービスを行なっています。インターネット入金は、以下の銀行が対応しています。ネット銀行としては、ジャパネット銀行が対応しています。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • ジャパネット銀行
  • ゆうちょ銀行

本サイトでのSMBC日興証券IPOの評価・解説は、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/smbc-nikko-ipo/

SMBC日興証券は、新規口座開設キャンペーンで高額現金のキャッシュバック等が受けられるため、口座開設を迷っている方は、この機会に口座を開設するとお得です。新規の方限定のキャンペーンな点にご注意ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/smbc-nikko-campaign/

auカブコム証券

auカブコム証券も「ネット振込サービス」と言う名前で即時入金サービスを行なっています。ネット振込サービスは、以下の銀行が対応しています。

ライバルのネット証券を意識してか、楽天銀行と住信SBIネット銀行には対応しています。そのため、当サイト管理人は、auカブコム証券で入出金する場合は「ゆうちょ銀行」を利用しています。

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • ジャパネット銀行
  • じぶん銀行

本サイトでのauカブコム証券IPOの評価・解説は、以下をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/kabucom-securities-ipo/

上場にかかる経費・手数料

脱線しますが、企業が新規上場する場合、企業側は、監査法人や証券会社などに手数料を払う必要があります。上場により企業側は資金調達チャンネルや社会的地位を得るメリットもあるので、メリット・デメリットを考慮した上で企業はIPOをします。

NISAなら売却手数料も無料

国内のネット証券では、NISA口座での国内株式の取引を無料にしています。そのため、NISA口座でIPOを購入した場合、投資益が非課税になるメリットと、手数料が無料になるメリットの両方が受けられます。

[box05 title=”NISA口座で株式売買手数料が無料になるネット証券”]

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券
  • 松井証券
  • GMOクリック証券
  • SMBC日興証券

[/box05]

まとめ|手数料は基本的にIPO株の売却時のみ

IPO株の取引は手数料が高いと思われがちですが、買付時の手数料(購入手数料)は無料で、IPO株の売却時しか手数料がかかりません(公募など募集銘柄の時も同じ)。

また、様々な証券会社で資金移動をしながら、複数の証券会社でIPO抽選に参加される方も、即時入金サービスなどを利用することで、手数料無料で資金移動が行えます。

[box01 title=”IPO投資の手数料【まとめ】”]

  • IPOの購入手数料は無料
  • 資金移動(入出金)もインターネット銀行の利用で手数料無料
  • 基本的に売却時のみ国内株式の取引手数料がかかる
    ⇒ NISAなら手数料無料になるネット証券が多い

[/box01]

このように、IPO投資でかかる手数料は、基本的にIPO株を売る時のみかかります。IPO株の売却手数料は、証券会社毎の国内株の取引と同じ手数料です。

そのため、以下では、証券会社毎の株式売買手数料を比較していきます。手数料の安い証券会社を選び、投資への確実なマイナスリターンを減らしていきましょう。

国内株式(現物)の手数料比較

IPO株の売却手数料は、信用取引とは違うため、国内株式の現物取引の手数料がかかります。以下、各証券会社の現物取引の手数料を比較していきます。

手数料の比較・一覧

以下の表は、IPOの取扱数が比較的多い証券会社の株式取引手数料を比較した表(価格帯別)です。

ネット証券であればどの証券会社でも安い手数料で、IPO株の売却が行えます。

証券会社 \ 約定代金10万円50万円100万円300万円
岡三オンライン証券99円350円600円1,500円
むさし証券
トレジャーネット
75円175円320円750円
ライブスター証券80円180円340円800円
GMOクリック証券88円241円436円834円
auカブコム証券90円250円990円1890円
マネックス証券100円450円1500円4,500円
SMBC日興証券125円400円800円2160円
SBI証券99円275円535円1,013円
国内株の売買手数料【価格帯別】
株式売買手数料は「税抜」表示

1日の約定代金の合計額が20万円以下の場合、岡三オンラインで手数料無料になります。また、高価格帯(50万円以上の価格帯)では、SBI証券の手数料が割安になっています。

IPO株の手数料を徹底比較!証券会社の購入・売却や資金移動、主幹事の手数料は?

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この記事を書いた人

橘 龍馬のアバター 橘 龍馬 サイト管理人

投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
投資・節約の専門メディア「マネーの研究室」のサイト管理人。
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