PayPayの普及により浸透したPayPay・ヤフー経済圏と、王道の楽天経済圏は、どちらも非常にお得な経済圏となっています。
普段の生活に取り入れるだけで、ポイントが貯まる&優待を受けらるため、節約したい方にとっては、経済圏を作っていくことは非常に重要です。
しかし、これらのサービスですが、
- ヤフー経済圏と楽天経済圏の違いは?
- 楽天市場とヤフーショッピングはどっちがお得?
- 自分は、どちらの経済圏が向いている?
など、様々な疑問があると思います!
そこで、今回は、楽天経済圏とPayPay経済圏(ヤフー経済圏)の特徴や違い、メリット・デメリットを比較していきます。
楽天市場とヤフーショッピングはどっちがお得?ヤフー経済圏 vs 楽天経済圏
はじめに、「経済圏とは何か?」また、PayPay経済圏(ヤフー経済圏)・楽天経済圏、それぞれでどのようなサービスがあるのか?比較・解説していきます。
楽天とヤフーはどっちがお得?そもそも経済圏とは?
経済圏は、楽天やPayPayなどを自分の生活圏に一括で取り入れて恩恵を受けることを言います。
経済圏 | 詳細 |
---|---|
PayPay | PayPay/ヤフーショッピングなど ソフトバンクグループのサービスを中心に利用すると、 TポイントやPayPayポイントなどの恩恵を受けられる |
楽天 | 楽天カード/楽天市場など 楽天グループのサービスを中心に利用すると、 楽天ポイントの恩恵が受けられる |
どちらもお得な経済圏になりますが、違いや特徴があります。
この記事では、2つの経済圏を比較して紹介していきます。
“自分にとってどちらがお得か“を軸にして考えてみるといいですよ!
ヤフー経済圏と楽天経済圏のサービス比較・一覧
まずは、2つの経済圏のサービスを一覧にまとめてみました。
ジャンル | PayPay経済圏 (ヤフー経済圏) | 楽天経済圏 |
---|---|---|
買い物 | PayPayモール Yahoo!ショッピング | 楽天市場 楽天ファッション |
電話 | ソフトバンク ワイモバイル | 楽天モバイル |
カード | PayPayカード | 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード 楽天ブラックカード 楽天ANAマイレージクラブカード |
QR決済 | PayPay | 楽天ペイ |
銀行 | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
証券 | PayPay証券 | 楽天証券 |
改善 | ソフトバンク光 | 楽天ひかり |
旅行 | Yahoo!トラベル | 楽天トラベル |
電子書籍 書籍 | ebookjapan | 楽天ブックス 楽天Kobo |
生活インフラ (電力/ガスなど) | なし | 楽天でんき 楽天ガス |
2つの経済圏には、ショッピング、通信、決済、金融、生活インフラまで、生活に関わるさまざまなサービスがあります。
以下、代表的なサービスをジャンル毎に比較していきます。
楽天とヤフーはどっちがお得?比較1:楽天市場 vs ヤフーショッピング
まずは、経済圏の母体となるネットショッピングモールで比較していきましょう。
項目 | PayPayモール ヤフーショッピング | 楽天市場 |
---|---|---|
出店数 | 1,503店舗(2021)(参照元) 87万店舗(2019)(参照元) | 5万店舗(2020)(参照元) |
利用者 | 2,945万人(2020)(参照元) | 5,138万人(2020)(参照元) |
ポイント | PayPayポイント Tポイント | 楽天ポイント |
還元率 | 最大17% | 最大16% |
セール | 超PayPay祭 ワイ!ワイ!セール など | 楽天スーパーセール 楽天お買いものマラソン 楽天大感謝祭 楽天ブラックフライデー 楽天超ポイントバック祭 など |
キャンペーン | 倍!倍!ストア 5のつく日キャンペーン 日曜日は+5~10倍 | 0と5のつく日 18の日(いちばの日) 勝ったら倍 |
ふるさと納税 | ふるなび Yahoo!ショッピング店 | 楽天ふるさと納税 |
PayPay経済圏(Yahoo!経済圏)には、Yahoo!ショッピングとPayPayモールがあります。
PayPayモールは、Yahoo!ショッピングの店舗の中から、選ばれた店舗だけが出店できる”プレミアム版”のECモールです。
出店数が多くありませんが、”お客様都合での返品が無料になる”などの優待があります。
楽天市場は、楽天ポイントがザクザク貯まるお得なネットショッピングモールです。
楽天市場は、楽天経済圏の中心的存在となっています!
それぞれのネットショッピングモールについて、ポイント付与の仕組み・セール・キャンペーン、ふるさと納税に分けて比較していきます。
基本となる還元制度
まずは、両サイトの基本となる還元制度・ポイント付与の仕組みで比較していきましょう。
項目 | PayPayモール (Yahoo!ショッピング) | 楽天市場 |
---|---|---|
還元制度 | PayPay STEP (ペイペイステップ) | SPU (スーパーポイントアッププログラム) |
還元率 | 1%〜22% (1%~18%) | 1%〜16% |
基本の還元制度・ポイント付与立率を見ると、どちらのサイトも最低1%還元となっていますが、最大の還元率ではPayPayモールの方が上回っています。
また、還元率を獲得する条件にも違いがあるので、注目していきましょう。
PayPay STEPは、以下のような条件となっています。
PayPay STEP条件 | 還元率 | 詳細条件 |
---|---|---|
基本還元 | 1% | 基本還元 |
PayPay/Yahoo! アカウント連携 | +4% | Yahoo!JAPAN IDと PayPayアカウントを連携 |
対象サービス 利用特典 (前月達成分) | +2% | 以下の中から3サービス利用 ・PayPayモール/Yahoo!ショッピング ・PayPayフリマ/ヤフオク! ・ebooksjapan ・Yahoo!トラベル ・LOHACO |
カード利用 | +2% | Yahoo! JAPANカードの利用 |
Yahoo!プレミアム | +2% | Yahoo!プレミアム会員に入会 |
PayPay残高決済 | +1% | PayPay残高で購入 |
日曜日特典 | +5% | 日曜日のみ |
日曜日特典 (ソフトバンク) | +5% | ソフトバンクユーザーのみ 日曜日のみ |
PayPay STEPでは、全日程で対象なのは最大12%となります。
日曜日には限定特典が+5%~10%ついていますので、よりお得に買い物ができます!
これに対して楽天市場では、以下のような条件で最大16%が獲得できるようになっています。
SPU条件 | 還元率 | 詳細条件 |
---|---|---|
楽天会員だれでも | 1% | 基本還元 |
楽天モバイル | +1% | 楽天モバイル対象プラン契約 |
楽天モバイル キャリア決済 | +0.5% | 楽天モバイルキャリア決済で 月2,000円以上Google Playストアで支払い |
楽天ひかり | +1% | 楽天ひかりの対象プラン契約 |
楽天カード (ゴールド/ANA含む) | +2% | 楽天市場の決済を楽天カードで行う |
楽天プレミアムカード | +2% | 楽天市場の決済を楽天プレミアムカードで行う |
楽天銀行+楽天カード | +1% | 楽天カードの利用代金を楽天銀行から引き落とし |
楽天の保険+楽天カード | +1% | 楽天の保険の対象商品の保険料を楽天カードで支払う |
楽天でんき | +0.5% | 楽天でんきの契約 |
楽天証券 | +1% | 楽天ポイントを使って投資信託の購入を 月1回500円以上購入&対象コース設定 |
楽天トラベル | +1% | 楽天トラベルの対象サービスを 1回5,000円以上予約&対象期間中に利用 |
楽天市場アプリ | +0.5% | 楽天市場アプリで購入 |
楽天ブックス | +0.5% | 楽天ブックスで1度に1,000円以上の購入 |
楽天Kobo | +0.5% | 楽天Koboで1度に1,000円以上の購入 |
楽天Pasha | +0.5% | Rakuten Pashaのトクダネを 月内申請で100P以上獲得 |
Rakuten Fashionアプリ | +0.5% | 月1回Rakuten Fashionアプリで購入 |
楽天ビューティ | +1% | 楽天ビューティから 1回3,000円以上のネット予約&施術完了 |
楽天SPUでは、楽天グループの各種サービスを利用すればするほど、楽天市場のポイント還元率がアップする仕組みとなっています。
条件を毎月クリアする必要がありますが、一度設定しておけば毎月勝手に条件クリアできるものもありますので、安心してください。
還元率5~8%ほどなら、誰でもクリアできるでしょう!
セールやキャンペーン
続いては、セールやキャンペーンで比較していきます。
PayPayモール・Yahoo!ショッピングでは、以下のようなセールが開催されています。
セール/キャンペーン名 | 内容 | 開催日 |
---|---|---|
超PayPay祭 | +9% | 不定期 |
倍!倍!ストア | +5% or +10% | 毎日 |
5のつく日キャンペーン | +4% | 5のつく日 |
買う買うサタデー | +7% | 土曜(不定期) |
買う買うサンデー | +5% | 日曜(不定期) |
まず、PayPayモールでは、毎月5のつく日には+4%と大きめの還元がもらえるキャンペーンがあります。
また、同じ店舗で買い物をすれば、+5%や+10%還元を受けられる「倍!倍!ストア」もお得ですね。
さらに、基本還元率(PayPaySTEP)が高い日曜日を狙えば、以下のような還元をゲットできちゃいます。
- PayPay STEP(最大17%)
- 5のつく日(+5%)
- 倍!倍!ストア(最大+3%)
- 買う買うサンデー(+5%)
- 超PayPay祭
日曜日にセールやキャンペーンの日程が重なると、簡単に10%〜20%還元を狙えることがわかります。
次に紹介する楽天市場に比べて条件が軽いので、初心者にもわかりやすいのが特徴です。
では、楽天市場のセールやキャンペーンを見ていきましょう。
セール/キャンペーン名 | 内容 | 開催日 |
---|---|---|
楽天スーパー セール | 最大43倍のセール(上限10,000P) ・買いまわりで最大+9倍 ・店舗から最大+19倍 ・SPUで最大+15倍 | 年4回 (3/6/9/12月) |
楽天お買い物 マラソン | 最大43倍のセール(上限7,000P) ・買いまわりで最大+9倍 ・店舗から最大+19倍 ・SPUで最大+15倍 | 基本年8回 (1/2/4/5/7/8/10/11月) |
楽天ブラック フライデー | 最大43倍のセール(上限10,000P) ・買いまわりで最大+9倍 ・店舗から最大+19倍 ・SPUで最大+15倍 | 11月第3金曜日付近 |
楽天大感謝祭 | 最大43倍のセール(上限10,000P) ・買いまわりで最大+9倍 ・店舗から最大+19倍 ・SPUで最大+15倍 | 年末 |
楽天超ポイント バック祭 | 最大43倍のセール(上限8,000P) ・買い物金額により最大+7倍 ・店舗から最大+19倍 ・SPUで最大+15倍 | 不定期 |
5と0のつく日 | 5と0のつく日に楽天カード利用で+2倍 | 5と0のつく日 |
勝ったら倍! | FCバルセロナ,ヴィッセル神戸,楽天イーグルスが 勝った翌日はポイント倍率アップ (単独勝利2倍/W勝利3倍/トリプル勝利4倍) | 勝利翌日 |
18の日 (いちばの日) | ポイント利用も含め会員ランク別にポイント倍率アップ (ダイヤモンド4倍/プラチナ3倍/ゴールド2倍) | 毎月18日 |
楽天市場では、定期的にセールが開催されています。
開催日が決まっていることが多く、狙いやすいですね。
ちなみにセールの内容は、買いまわりで+9倍か、
買い物金額に応じて+7倍のどちらかのパターンが多いです!
例えば、以下のような組み合わせを狙えれば最高にお得です。
- 楽天スーパーセール(最大43%)※SPU含む
- 5と0のつく日(+1%)
- 勝ったら倍(最大+3%)
少なくとも、セール+5と0のつく日なら組み合わせはできるはずです。
ぜひ狙っていきましょう!
ただし、どれもエントリーが必須となっているので、エントリー忘れには注意です。
楽天マラソン・スーパーSALEの詳しい攻略法は、以下をご参考ください。
ふるさと納税なら楽天市場がおすすめ!
続いて、ふるさと納税の制度で比較していきましょう。
項目 | Yahoo!ショッピング | 楽天市場 |
---|---|---|
ふるさと納税制度 | ふるなび & さとふる | 楽天ふるさと納税 |
自治体数 | ふるなび:619自治体 (2021) さとふる:739自治体(2021) | 1160自治体(2021) |
セール/キャンペーン | 組み合わせ可能 | 組み合わせ可能 |
PayPayモールにはふるさと納税はありませんので、Yahoo!ショッピングと比較していきます。
Yahoo!ショッピングには「ふるなび」や「さとふる」、楽天市場には「楽天ふるさと納税」があります。
どちらのふるさと納税でも、ショッピングサイトのセールやキャンペーンに合わせて利用できるので非常にお得です。
最近はYahoo!ショッピングの勢いも感じますが、自治体数は楽天ふるさと納税が圧倒的に多いです。
選べる自治体数を考えれば、楽天の方が使い勝手が良いですね!
また楽天市場では、セール時に普段の買い物とふるさと納税を同時に利用することで、ポイント最大化が狙えるのも嬉しいです!
私も毎年、楽天ふるさと納税を利用して、大量にポイントをゲットしてます!
楽天ふるさと納税の詳細、メリット・デメリットなどは、以下をご参考ください。
楽天とヤフーはどっちがお得?比較1【まとめ】楽天市場は安定!PayPayモールは経済圏外でもお得!
ここまで、楽天市場とPayPayモールで比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
2つのショッピングモールのメリット・デメリットをまとめてみました。
項目 | PayPayモール Yahoo!ショッピング | 楽天市場 |
---|---|---|
メリット | 誰でも簡単に還元率UP可能 SB/YMユーザーは10%還元以上が約束 土日にお得なキャンペーン開催 PayPay決済で還元率UP | 大型セールが毎月開催 ふるさと納税の自治体数が多い セール時にふるさと納税がお得 楽天ポイントがザクザク貯まる |
デメリット | ふるさと納税の自治体数が多くない | 経済圏以外はお得さ半減 |
楽天市場では、楽天経済圏に身を置けば自動で毎月同じぐらいの還元が受けられます。
逆にPayPayモールでは、経済圏外の方でも簡単に高額還元が狙えるのが特徴です。
自分に合った経済圏を作ってお得をゲットしていきましょう!
楽天とヤフーはどっちがお得?比較2:PayPayカード vs 楽天カード
続いては、決済を統括するクレジットカードで比較していきましょう。
PayPay経済圏(ヤフー経済圏)ではPayPayカード、楽天経済圏では楽天カードです。
スペックをまとめて比較しました。
項目 | PayPayカード | 楽天カード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
入会基準 | 18歳以上 | 18歳以上 |
国際 ブランド | Visa/Mastercard/JCB | Visa/Mastercard/JCB/AMEX |
上位 カード | なし | 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード 楽天ブラックカード |
カード デザイン | 通常デザイン けんさくとえんじん(限定) | 通常デザイン PINKデザイン お買い物パンダ ディズニー FCバルセロナ 楽天イーグルス ヴィッセル神戸 YOSHIKI |
還元率 | 1.0%還元 (100円につき1P) | 1.0%還元 (100円につき1P) |
ポイント | Tポイント | 楽天ポイント |
ETCカード | あり(年会費550円) | あり(年会費550円) ※条件クリアで無料 |
旅行 保険 | 海外:最高100万円 国内:最高100万円 | 海外:最大2,000万円 |
特徴 | Yahoo!ショッピングで3%還元 LOHACOで3%還元 PayPay残高チャージ可能 | 楽天市場で3%還元 楽天トラベルで2%還元 楽天証券でクレカ投資(1%還元) |
入会 特典 | 新規入会&3回利用で最大7,000円相当の PayPayポイントプレゼント | 新規入会&1回利用で5000円相当の 楽天ポイントプレゼント |
どちらも年会費は無料で、1%還元の使いやすいクレジットカードとなっています。
スペックでの違いは、カードの選べる幅が違うことぐらいでしょう。
楽天カードでは、ゴールドカードなどが選択でき、デザインも豊富です。
さらにAMEXブランドまで選ぶことが可能です。
逆にPayPayカードは、ゴールドカードなどの用意がなく、デザインも単調です。
以下で、各スマホ決済との連携や、ショッピングモールでの優待で比較していきます。
スマホ決済との連携
それぞれの経済圏に同居するスマホ決済との連携については、以下のようになっています。
スマホ決済 | PayPayカード | 楽天カード |
---|---|---|
PayPay | 還元率:0.5%~1.5% オートチャージ可能(唯一) | 還元率:1% 楽天ポイントのみ |
楽天ペイ | 還元率:1% (Tポイントのみ) | 還元率:1.5% リンク支払い可能 |
PayPayカードは、PayPayでの還元が唯一認められているカードです。
PayPayカード利用時のPayPayの還元率は、PayPay STEPという制度に基づき、0.5%還元〜1.5%還元となります。
楽天カードは、楽天ペイとセットで使えば常に1.5%還元を受けられます。
通常時の還元率で比較すると、楽天ペイ×楽天カードの方がお得さでは優っていることがわかります!
とはいえ、キャンペーン時には、PayPay×PayPayカードもお得さは負けてませんね!
また、「PayPay×楽天カード」「楽天ペイ×PayPayカード」の組み合わせは、どちらもカード利用還元の1%のみとなります。
ショッピングモールでの優待
次に、クレジットカード所有者に向けたネットショッピングでの優待で比較していきましょう。
モール | PayPayカード | 楽天カード |
---|---|---|
PayPayモール Yahoo!ショッピング | 常時3%還元 | 1%還元 (クレカ還元のみ) |
楽天市場 | 1%還元 (クレカ還元のみ) | 常時3%還元 + 楽天銀行・楽天の保険で+2% 5と0のつく日で+2% など |
ショッピングモールでは、どちらもカード利用で常時3%還元が受けられます。
ただ、楽天カードの方が上乗せ還元が期待できる分、やや上手です。
- 楽天銀行引き落とし設定で+1%還元
- 楽天の保険の支払いで+1%還元
- 5と0のつく日にエントリーで+2%還元
5のつく日なら、楽天カード支払いだけで最大7%還元を達成できます!
ちなみに、PayPayモールやYahoo!ショッピングでは、PayPay残高決済をしても+2%還元がもらえます。
PayPayモールでは、PayPayカードとPayPay残高を組み合わせて利用するのが良さそうですね。
(PayPayカードは通常利用・PayPayモールではPayPay残高払いなど)
まとめ:汎用性が高いのは楽天カード
ここまで紹介してきた2つのクレジットカード、いかがでしたか?
PayPayカードと楽天カードのカードスペックをまとめました。
項目 | PayPayカード | 楽天カード |
---|---|---|
メリット | PayPayのチャージが可能 PayPay支払いでPayPay還元あり Yahoo!ショッピングで3%還元 LOHACOで3%還元 入会特典で7,000円相当もらえる | 楽天ペイで1.5%還元 楽天市場で3.0%還元 楽天トラベルで2.0%還元 楽天証券で1.0%還元で投資可能 上位カードがある 国際ブランドとデザインが豊富に選べる 楽天Edyが付帯可能 |
デメリット | ゴールドカードがない 国際ブランドにAMEXがない ETCカードに年会費がかかる | ETCカードに年会費がかかる |
PayPayカードと楽天カードでは、還元率や年会費など基本スペックに大きな違いはありません。
ただ、楽天市場を中心に楽天グループのサービスで大きな優待がある楽天カードは、PayPayカードに比べて汎用性が高く使い勝手が良いと言えるでしょう。
PayPayカードはPayPayとの相性は良いですが、
- ゴールドカード・デザインカードが選べない
- クレカ投資ができない
などで楽天カードに劣っています。
ちなみに、楽天カードは、2020年度日本版顧客満足度指数調査のランキングでも1位を獲得しており、このランキングでなんと!12年連続で第1位を獲得しています。
楽天カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:穂坂 雅之、以下「楽天カード」)は、発行するクレジットカード「楽天カード」が、公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会(代表幹事:茂木 友三郎 (公財)日本生産性本部会長、キッコーマン(株) 取締役名誉会長 取締役会議長)から発表された「2020年度JCSI(日本版顧客満足度指数(*1))調査」のクレジットカード業種において、調査開始以来12年連続で顧客満足第1位を獲得しましたので、お知らせします。発表日現在、12年連続で第1位を獲得しているのは、楽天カードを含め3企業となります。
引用元:「楽天カード」、2020年度日本版顧客満足度指数調査のクレジットカード業種にて12年連続で第1位を獲得
どちらか1枚を選ぶとするなら、楽天カードが良いと思います!
楽天カードの評判や口コミ、メリット・デメリット等の詳しい解説は、以下をご参考ください。
楽天とヤフーはどっちがお得?比較3:PayPay vs 楽天ペイ
続いては、スマホ決済で比較していきます。
PayPayと楽天ペイの違いをまとめました。
項目 | PayPay | 楽天ペイ |
---|---|---|
加盟店 | 300万カ所(2021)※参照元 | 非公表 |
決済 | QR/バーコード決済 請求書決済 オンライン決済 | QR/バーコード決済 セルフ決済 オンライン決済 |
決済 方法 | PayPay残高 PayPayカード 他社カード(Visa/Mastercard) | 楽天キャッシュ 楽天ポイント 楽天カード 他社カード(Visa/Mastercard/JCB/AMEX) |
残高 チャージ 方法 | 各種銀行口座 PayPayカード SB/YMまとめて支払い 銀行ATM ギフトカード ヤフオク売り上げ | 楽天カード 楽天銀行 ラクマ売上金 楽天ウォレット(ビットコインなど) |
還元 | PayPayポイント | 楽天ポイント |
還元率 | 0.5%~1.5% | 0.5%~1.5% |
送金 | あり | あり |
運用 | PayPayポイント運用 | 楽天ポイント運用 |
クーポン | 割引クーポンあり | なし |
PayPayと楽天ペイは、どちらもお得で使いやすいスマホ決済ですが、利便性や還元率などで違いがあります。
利用可能店舗、還元率、チャージなどの利便性に焦点を当てて、比較していきます!
加盟店舗数ではPayPayが圧倒的にリード?
まずは、加盟店舗数について比較してみましょう。
サービス | 加盟店舗数 |
---|---|
PayPay | 300万カ所(2021) ※参照元 |
楽天ペイ | 非公開 |
楽天ペイは加盟店は非公開となっていますので、純粋な比較はできませんでした。
ただ、PayPayは300万ヶ所を突破しているので、PayPayが使える店舗は圧倒的に多いです。
PayPayはスマホ決済サービスでは利用者数・加盟店数TOPを走っています!
スマホ決済は使えてなんぼ。
使えるお店が多い方が利用価値が高いと考えてよいでしょう!
還元率は楽天ペイ、PayPayはクーポンがお得
次に、お得さで比較していきます。
還元率やクーポンは、それぞれ以下のようになっています。
概要 | PayPay | 楽天ペイ |
---|---|---|
還元率 | 0.5%~1.5% | 1%~1.5% |
還元率詳細 | 基本0.5%還元 前月決済回数50回以上で+0.5% 前月決済額10万円以上で+0.5% | 楽天カードチャージ払い:1.5%還元 その他チャージ払い:1.0%還元 ポイント払い:1.0%還元 楽天銀行払い:1.0%還元 楽天カード払い:1.0%還元 |
クーポン | あり(例:20%還元) | なし |
PayPayの還元率が最低0.5%還元に対して、楽天ペイは最低1%還元と還元率に2倍の差がありました。
PayPayは、条件をクリアすれば1.5%還元になるものの、ハードルが高いです。
ただし、PayPayには店舗によって割引クーポンがあるので、楽天ペイよりおトクに使えることもあります。
クーポンがある場所ではPayPayを。それ以外では楽天ペイと使い分けをするといいですね。
PayPayはチャージでも多様性に優れている
PayPayと楽天ペイのチャージ方法で、比較していきましょう。
サービス | チャージ方法 |
---|---|
PayPay | 各種銀行口座 PayPayカード SB/YMまとめて支払い 銀行ATM ギフトカード ヤフオク売上金 |
楽天ペイ | 楽天カード 楽天銀行 ラクマ売上金 楽天ウォレット(ビットコインなど) |
PayPayの場合は、各種銀行口座と連携してチャージすることができますが、楽天ペイは楽天銀行のみとなっています。
また、PayPayはソフトバンクやワイモバイルユーザーの場合は、まとめて支払いでチャージ可能です。
この方法を利用すれば、間接的に好きなカードでチャージできるため、優位性が高いです。
チャージ方法では、PayPayの方が勝っています!
買い物で貯めたポイントの運用
PayPay(その他のヤフー経済圏のサービス)、また楽天経済圏で貯めたポイントは、それぞれ、投資・運用に回すことで増やすことも可能です。
投資・資産運用なので、ポイントが減少することもあります。
PayPayポイントの場合、ポイントをポイントのまま運用することしかできませんが、楽天ポイントは、実際に株や投資信託が購入できて、現金化することも可能です。
項目 | PayPay | 楽天証券 |
---|---|---|
利用可能な ポイント | PayPay ボーナス | 楽天ポイント |
利用可能な 投資商品 | ETF | 日本株 投資信託 |
現金化の 可否 | 不可× | 可◎ |
特徴 | 手数料無料 2種類の運用コース | 投資信託は100Pから *日本株は100株単位 投信の保有額が応じて 毎月ポイントが貰える |
PayPayポイント運用は、運用の自由度が低いですが、証券口座を開設する手間が省けるので、初心者の方に最適です。
PayPayポイント運用・楽天ポイント投資の詳細は、以下のページをご参考ください。
まとめ:PayPayの方がおすすめ!
PayPayと楽天ペイのメリット・デメリットを以下でまとめました。
項目 | PayPay | 楽天ペイ |
---|---|---|
メリット | 加盟店が多い クーポンがお得 チャージ方法が多様 キャンペーンが多い | 還元率が高い(1%~1.5%) ポイント払いでも1%還元 |
デメリット | 通常還元率が低い PayPay STEPのハードルが高い | クーポンがない キャンペーンは少なめ チャージ方法の選択肢が少ない |
スマホ決済サービスで比べてみると、PayPayの方が利便性に優れている反面、基本還元では楽天ペイが上回るという結果となりました。
チャージ性能やクーポンのお得さなどを考えても普段使いはPayPayが良いでしょう。
ただし、クーポンなしの通常還元は楽天ペイの方が最大で3倍お得なので、使い分けることも大事です。
楽天ポイント払いでも1%還元があるのも楽天ペイの大きな魅力です!
PayPayや楽天ペイの詳しい解説、メリット・デメリット等は、以下をご参考ください。
楽天とヤフーはどっちがお得?比較4【ネット銀行】PayPay銀行 vs 楽天銀行
続いては、両経済圏にある「銀行口座(ネットバンク)」で比較していきます。
まずは違いをまとめました。
項目 | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
申込 | 満15歳以上の方 | 0歳からOK (12歳以下なら親権者が代理手続き可能) |
特徴 | スマホのみでATM利用可能 PayPayへの入出金手数料無料 条件クリアでATM利用手数料無料 PayPay銀行・三井住友銀行への振込手数料無料 | 楽天証券とのマネーブリッジ 普通預金金利がMAX0.1%と高金利 取引等で楽天ポイントが貯まる 楽天カード連携で楽天市場+1%還元 |
金利 | 普通預金:0.001% 定期預金:0.02%~0.03% | 普通預金:0.02%~0.1% 定期預金:0.02%~0.03% |
ATM 手数料 | 毎月1回目:無料 2回目以降:165円(ゆうちょ330円) ※3万円以上の取引の場合は無料 | 3万円以上:無料 3万円以下:220円 (一部ATMは275円) ※条件クリアで最大月7回無料 |
振込 手数料 | 3万円未満 176円 3万円以上275円 ※同行間・同一名義の三井住友銀行宛は無料 | 3万円未満 168円 3万円以上 262円 (ゆうちょ宛は168円) ※同行間は無料 ※条件クリアで最大月3回無料 |
実店舗 | なし | なし |
デビット カード | あり ※0.2%還元 | あり ※1%還元 |
金利、手数料、ポイント還元制度をそれぞれ項目に分けて比較していきます。
金利の比較
金利は、それぞれ以下のようになっています。
種別 | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
普通預金金利 | 0.001% | 0.02%~0.1% |
定期預金金利 | 0.02%~0.03% | 0.02%~0.03% |
楽天銀行は普通預金のみ条件を満たすと超高金利になります!
- 楽天証券と連携(通称:マネーブリッジ)する
楽天銀行と楽天証券を連携するだけの簡単な条件となっています。
マネーブリッジをすれば、入出金が簡単に行えるので、金利優遇以外のメリットも大きいです!
楽天証券・楽天銀行の同時開設(マネーブリッジ)の詳細、メリット・デメリットは、以下をご参考ください。
手数料の比較
続いて、手数料で比較していきます。
項目 | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
ATM利用手数料 | 毎月1回目:無料 2回目以降:165円(ゆうちょ330円) ※3万円以上の取引の場合は無料 | 3万円以上:無料 3万円以下:220円 (一部ATMは275円) ※条件クリアで最大月7回無料 |
振込手数料 | 3万円未満 176円 3万円以上275円 ※同行間・同一名義の三井住友銀行宛は無料 | 3万円未満 168円 3万円以上 262円 (ゆうちょ宛は168円) ※同行間は無料 ※条件クリアで最大月3回無料 |
PayPay銀行は、3万円以上の取引を意識すれば、ATM利用手数料がずっと無料にできます。
楽天銀行も、条件をクリアすればATM利用手数料を無料にできますが、PayPay銀行の方が条件がシンプルです。
振込手数料は、どちらもほぼ同じ水準。
メガバンクに比べて安いですので、両行ともおすすめです。
ただし、楽天銀行の場合、条件をクリアすれば振込手数料も月3回まで無料にできます。
楽天銀行ハッピープログラムの詳細や攻略法は、以下をご参考ください。
ポイント還元制度の比較
次は、銀行が展開するポイント還元制度で比較していきます。
銀行名 | 還元制度 |
---|---|
PayPay銀行 | なし(キャンペーンで還元あり) |
楽天銀行 | ハッピープログラム |
PayPay銀行はキャンペーンの還元がありますが、常時展開中の還元制度はありません。
楽天銀行では、ハッピープログラムというポイント還元制度があります。
ハッピープログラムは、以下のような制度です。
ステージ | ランク条件 | ATM利用 手数料 | 他行振込 手数料 | ポイント 獲得倍率 |
---|---|---|---|---|
スーパーVIP | 残高300万円以上 or 取引30回以上/月 | 7回/月 | 3回/月 | 3倍 |
VIP | 残高100万円以上 or 取引20回以上/月 | 5回/月 | 3回/月 | 3倍 |
プレミアム | 残高50万円以上 or 取引10回以上/月 | 2回/月 | 2回/月 | 2倍 |
アドバンスト | 残高10万円以上 or 取引5回以上/月 | 1回/月 | 1回/月 | 1倍 |
ベーシック | エントリーのみ | なし | なし | 1倍 |
ハッピープログラムは、エントリーするだけで取引ごとに楽天ポイントが貯まり、楽天ポイントを振込手数料に利用できるようになるお得な制度です。
- 他行への振込:最大3ポイント
- ATMの利用:最大3ポイント
- 楽天カードの口座引落:最大9ポイント
- ATM手数料:最大7回無料
- 他行への振込手数料:最大3回無料
振り込みやATM利用の回数に応じてポイントが貯まったり、ATM手数料が最大7回/月・振込み手数料が最大3回/月まで無料になるなどのメリットがありますよ!
楽天銀行の方がポイント還元率は高くてお得です!
楽天銀行ハッピープログラムの詳細や攻略法は、以下をご参考ください。
PayPay銀行はスマホATMが便利
PayPay銀行には、楽天銀行にはない最新のスマホATMというサービスがあります。
スマホATMは、PayPay銀行のキャッシュカードを持たず、スマホアプリのみでATMでの入出金ができるという優れた機能です。
スマホATMの対象ATMは、セブン銀行のみです。
セブン銀行ATMは、全国のセブンイレブンに設置されているので、いつでもどこでも使えます。
スマホATMはとても便利なので、楽天銀行にも導入して欲しいです!
PayPay銀行の口コミや評判、メリット・デメリット等の詳細は、以下をご参考ください。
まとめ:貯蓄は楽天銀行、普段利用はPayPay銀行の使い分けがおすすめ!
ここまで紹介してきた楽天銀行とPayPay銀行ですが、それぞれ異なるメリット・デメリットを持ち合わせています。
項目 | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
メリット | 3万円以上ならATM手数料無料 PayPayへの入出金が無料 スマホ決済との連携が豊富 スマホATMでカードレスが実現可能 | 普通預金金利が最大0.1% 楽天証券との連携が便利 楽天ポイントがザクザク貯まる |
デメリット | 普通預金の金利が低い 取引でポイントが貯まらない | 手数料無料利用の回数制限あり スマホATMの利用ができない |
楽天銀行の一番のメリットは、普通預金の金利が0.1%と高金利であること。
この金利は、メガバンクの100倍に相当しますので、とてもお得です。
逆にPayPay銀行のメリットは、カードレスでATM利用可能なことと、ATM手数料を簡単に無料にできることでした。
そのため、金利が高い楽天銀行を貯蓄用口座としての利用し、利便性や手数料の優遇が強いPayPay銀行を普段使いで利用するなど、使い分けて利用するのがおすすめです!
PayPay銀行はATMを無料で利用できるので、貯蓄用口座への資金移動などにも便利ですね。
PayPay銀行や楽天銀行の評判やメリット・デメリットは、以下をご参考ください。
楽天とヤフーはどっちがお得?比較5:PayPay証券 vs 楽天証券
次は証券口座です。
証券口座はNISAやiDeCoを導入したり、資産運用をする上で重要なものとなるので、経済圏にも取り入れておきたいです。
まずは、PayPay証券と楽天証券のサービス内容を比較してみましょう。
項目 | PayPay証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
口座利用者数 | 15.2万口座(2021) | 500万口座(2021)(参照元) |
最低投資金額 | 1000円 | 1株 |
取扱銘柄数 | 全319銘柄(参照元) (米国株・日本株・ETF・REIT含む) | 国内株式:約3,865銘柄 米国株式:約3,691銘柄 中国株式:約937銘柄 その他海外株式:約238銘柄 投資信託:2633銘柄 国内債券:3種類 海外債券:19種類 |
手数料 | 日本株:0.5~1.0% 米国株:0.5%~0.7% | 5万円〜:55円 10万円〜:99円 50万円〜:275円 100万円〜:535円 (※現物取引の例) |
IPO | 1株〜 | 100株〜 |
NISA/iDeCo | なし | あり |
クレカ投資 | 不可 | 可(5万円まで1%還元) |
ポイント投資 | PayPayポイントで可 | 楽天ポイントで可 |
注目したい項目に分けて、比較していきます。
投資初心者が使いやすい「PayPay証券」
PayPay証券は、投資初心者にとてもおすすめの証券口座です。
- スマホアプリで簡単操作可能(3タップで購入可能)
- 米国株も含め1000円以上あれば取引ができる
- 1株からIPOに参加可能
実際にPayPay証券で投資を始める方も多いみたいです!
PayPay証券の評判やメリット・デメリット、お得なキャンペーン情報は、以下をご参考ください。
NISA・iDeCoなら楽天証券
もし、NISA(つみたてNISA含む)やiDeCoを利用したい方は、楽天証券を選びましょう。
PayPay証券では、NISAやiDeCoはできません。
楽天証券は、ネット証券の中でも選べる銘柄数が多く、手数料も安いため、NISAやiDeCoをやりたい方には非常におすすめや証券口座です!
NISA(つみたてNISAも含む)では、楽天カードでの定期買い付けが可能となっています。
楽天カードで決済すれば、買付金額に対して1%のポイント還元も受けられます!
数あるクレカ投資の中でも、楽天証券×楽天カードのポイント還元率はトップとなっています!
楽天証券の楽天カード投信積立(クレジット決済)の詳細は、以下をご参考ください。
米国株の少額投資なら「PayPay証券」
PayPay証券と楽天証券は、どちらも米国株の取引が可能です。
銘柄数は、以下の通りです。
項目 | 取扱銘柄数(2021年) |
---|---|
PayPay証券 | 147銘柄 |
楽天証券 | 約3,691銘柄 |
銘柄数を見ると、楽天証券の方が圧倒的に多いことがわかりますね。
多くの米国株を取り扱っている方が、投資の幅が広がるのでおすすめです。
また楽天証券は、2021年4月から米国株の取引時にも、楽天銀行のスイープ機能が使えるようになりました。
スイープ機能(自動入出金)なら入出金の手間がなく、タイミングを逃さず取引できるので便利です。
PayPay証券は1000円から取引可能なので、資金が多くない人や、初心者の方ならPayPay証券の少額取引がおすすめですね!
PayPay証券での米国株少額投資の方法や実際に儲かるか?投資パフォーマンスの紹介は、以下をご参考ください。
また、PayPay証券では、「つみたてロボ貯蓄」を利用することで、米国株の積立投資が行えます。
アマゾンやアルファベット(グーグルの持株会社)、Facebook、マイクロソフトなどの有名米国株に、最低1,000円から積立投資ができます。
- 時間を分散して投資できる!
→ ドルコスト平均法で購入価格が平均化! - 少額(最低1,000円)からの積立投資!
- 積立シミュレーションができる!
- 設定すれば「ほったらかし」で運用できる!
- スマホで手軽に始められる!
少額から米国株に積立・分散投資したい人に、ピッタリの投資サービスです。
つみたてロボ貯蓄の口コミや評判、メリット・デメリット等の詳細は、以下をご参考ください。
手数料
PayPay証券の手数料は、以下のようになっています。
項目 | 手数料 | 対象 |
---|---|---|
米国株取引 | 基準価格の0.5% | 現地時間 9:30 ~ 16:00 日本時間 23:30 ~ 6:00 (夏時間:22:30 ~ 5:00) |
米国株取引 | 基準価格の0.7% | 上記以外の時間帯 |
国内株取引 | 基準価格の0.5% | 午前立会(前場):午前9時から午前11時30分まで 午後立会(後場):午後0時30分から午後3時 |
国内株取引 | 基準価格の1.0% | 上記以外の時間帯 |
つみたてロボ貯蓄 | 取引価格の0.5% | |
証券CFD | 市場動向等により変動 |
PayPay証券は時間帯によって変動するので、場合によっては割高になります。
ただし、取引金額が増えれば増えるほど高くなるので、少額投資に向いています。
楽天証券の現物株取引の手数料は、それぞれ以下のようになっています。
コース | 手数料 |
---|---|
超割コース (1.0%ポイントバック) | 5万円まで:55円 10万円まで:99円 20万円まで:115円 50万円まで:275円 100万円まで:535円 150万円まで:640円 3,000万円まで:1,013円 3,000万円超:1,070円 |
大口優遇コース (2.0%ポイントバック) | 5万円まで:0円 10万円まで:0円 20万円まで:110円 50万円まで:261円 100万円まで:468円 150万円まで:559円 3,000万円まで:886円 3,000万円超:936円 |
いちにち定額コース | 100万円まで:0円 200万円まで:2,200円 300万円まで:3,300円 以降100万円増毎:+1,100円 ※1日の取引金額 |
楽天証券の手数料は、業界でも非常に安いです。
超割コースなら、手数料の1%~2%分をポイントバックされるので、さらにお得ですよ!
手数料で比較するとPayPay証券より楽天証券の方がお得ですね!
IPO(新規公開株)
PayPay証券・楽天証券、いずれの証券口座でも、IPO抽選に参加できます。
項目 | PayPay証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
特徴 | 1株から参加できる | 100株単位で参加 |
抽選方式 ルール | 100%平等抽選 (一人一票) | 100%平等抽選 (一人一票) |
取扱銘柄数 | 少ない | 普通 |
どちらの証券会社も100%平等抽選を採用しています。
100%平等抽選とは、申込み株数(口数)に関係なく1人1票の抽選申込みとなる抽選方法。
例えば、1口(100株)10万円のIPOの場合、10万円(1口)分申し込もうが、1000万円(100口)分申し込もうが、1人1票の抽選となります。
PayPay証券の方が、取扱銘柄数が少ないですが、1株(少ない投資資金)でIPOに参加できるため、投資初心者・IPO初心者の方に最適です。
楽天証券・PayPay証券、それぞれのIPOに関する詳細は、以下をご参考ください。
まとめ:初心者はPayPay証券、NISA/iDeCoは楽天証券がおすすめ
それぞれの証券口座のメリット・デメリットをまとめました。
項目 | PayPay証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
メリット | スマホアプリが使いやすい 最短3タップで投資可能 どんな銘柄も1000円から投資可能 PayPayポイント運用に対応 | 取扱銘柄が多い 手数料が安い 楽天カードで買付可能(1%還元) 利用者数が多い(業界No.2) |
デメリット | 手数料が高い 取扱銘柄が少ない NISA/iDeCoの取扱なし | スマホ操作は一般的 |
初めての方は、アプリで低予算で購入可能なPayPay証券がおすすめです。
今なら、口座開設キャンペーンで最大5,000円がもらえるので、この機会に口座開設(無料)を行うと良いでしょう。
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ただし、PayPay証券は手数料が高く銘柄数が少ないため、注意が必要です。
NISAやiDeCo、米国株などに積極的に投資したい方は、楽天証券を選びましょう。
証券口座は無料で開設できるため、2つの口座を併用するのも良いですね!
楽天証券の評判やメリット・デメリット等の詳細は、以下をご参考ください。
楽天とヤフーはどっちがお得?よくある質問(FAQ)
- 改悪・変更の多い経済圏は?
-
サービスやポイント還元率の変更・改悪は、どちらの経済圏にもつきものです。
現在も、楽天経済圏でも楽天SPUなどポイントプログラムで多くの変更がありますが、ヤフー経済圏でもPayPay関連の変更は頻繁に行われます。
- LINEとの経営統合の影響は?
-
LINEとヤフー経済圏の統合は、大きいと思います。
直近でも、PayPayでLINEポイントが交換などポイントの統一も進みつつあり、LINE PayとPayPayで相互できるサービスが多くなっており、LINEとYahoo!陣営がタッグを組むことで、楽天経済圏よりも強力になる可能性があります。
PayPayの個人向けローン等も、その一つです。
- 住宅ローンはどちらがオススメですか?
-
住宅ローンは、楽天経済圏の楽天銀行などが有名ですが、住宅ローンは長期で大きな金額のものとなります。
そのため、一旦、楽天か?yahooか?は忘れて、単位で自分にあったローンを組むのが適切です。