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楽天・新興国株式インデックスファンド(楽天VWO)の特徴は?分配金や手数料比較

楽天・新興国株式インデックスファンド(楽天VWO)の特徴は?分配金や手数料比較

楽天・新興国株式インデックスファンド【愛称:楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)】は、中国やインドなど新興国の企業に投資することを目的としたインデックスファンドです。最大の魅力は、経費率(信託報酬)の安さです。年率0.25%程度と超低コストで新興国の大型・中型・小型株に分散投資が行えます。

本ページでは、楽天・新興国株式インデックスファンド(楽天VWO)の特徴や構成銘柄、手数料、また他の米国株インデックスファンド・ETFとの比較、さらに購入・保有がお得な証券会社などについても解説していきます。

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楽天・新興国株式インデックスファンドとは?

楽天・新興国株式インデックスファンドは、新興国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスをベンチマークする米国ETF「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」に、日本円で投資できる点が特徴です。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)は、超低コストで中国のグローバル企業から中小型株まで2,000以上の企業(銘柄)に分散投資が行えることから人気のある米国ETFですが、購入前に日本円を米ドルに両替したり、株数単位で注文する点など面倒な点がありました。

本ファンドでは、元のVWOよりも信託報酬は高いものの、他のインデックスファンド同様に、日本円で購入できたり、自動積立などが利用できる点で利便性が飛躍的に向上しています。また、つみたてNISAにも利用できる点が魅力です。

楽天バンガードETFシリーズとは?特徴・一覧

楽天バンガードETFシリーズは、楽天投信投資顧問が運用する低コストインデックスファンドシリーズです。

本シリーズを利用することで、全世界・新興国・米国の株式、また米国の高配当株など資産クラスに低コスト分散投資が行えます。

米国ETFとして、すでに人気の高いバンガードETFシリーズの中でも、さらに人気の高いETFを選び抜き、ファンド形式で運用できる点が、本シリーズの魅力です。つまり、米国ETFではできなかった、以下の4点ができる点が画期的です。

サイト管理人
サイト管理人
米国ETFと比べて大きく利便性が向上するうえ、つみたてNISAで利用できる点が嬉しいですね!

以下の表は、楽天バンガードシリーズのファンド一覧です。本記事で解説する「楽天VWO」の他にも、全世界株・新興国株・米国の高配当株への投資が可能です。

楽天バンガードのファンド一覧
ファンド名 投資クラス 信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
楽天・全世界株式インデックス
・ファンド
全世界株式 0.23%程度 FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
楽天・全米株式インデックス
・ファンド
米国株 0.16%程度 CRSP USトータル・マーケット・インデックス
楽天・米国高配当株式インデックス
・ファンド
米国高配当 0.20%程度 FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
楽天・新興国株式インデックス
・ファンド
新興国株 0.26%程度 FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス

以下、本記事のメイントピックである「楽天・新興国株式インデックスファンド(略称:楽天VWO)」について詳しく解説していきます。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.25%(税抜)と新興国株式型のインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim新興国株式インデックスSBI新興国株式インデックスファンドには劣るものの、十分な割安水準です。

ファンド名 信託報酬(税抜)
SBI新興国株式インデックスファンド 0.19%
eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.19%
楽天・新興国株式インデックスファンド 0.25%
ニッセイ新興国株式インデックスファンド 0.339%
つみたて新興国株式 0.34%
iFree新興国株式インデックス 0.34%
Smart-i新興国株式インデックス 0.34%
EXE-i新興国株式ファンド 0.39%
たわらノーロード新興国株式 0.495%
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56%
i-mizuho新興国株式インデックス 0.58%
野村インデックスファンド・新興国株式 0.60%
eMAXIS新興国株式インデックス 0.60%
SMT新興国株式インデックス・オープン 0.60%

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券が年率0.03%、楽天証券が保有額10万円毎に毎月4ポイントがもらえます。

最大還元率は、楽天証券が高くなっていますが、10万円毎にポイントが増える仕様となっているので、小額を積立予定の方は、SBI証券の方が良いでしょう

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構成銘柄(米国株)の比率は?

次に、本ファンド(投資先の「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」)にどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。VWOは、FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスをベンチマークとしており約2,000銘柄から構成されています。構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。

構成銘柄の比率

銘柄 構成比 業種(セクター)
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.5% 台湾 情報技術
テンセント 3.3% 中国 情報技術
中国建設銀行 1.8% 金融 金融
ナスパーズ 1.6% 南アフリカ 消費者サービス
チャイナモバイル 1.4% 中国 電気通信
中国工商銀行(ICBC) 1.1% 中国 金融
鴻海精密工業 1.0% 台湾 電気通信
中国銀行 1.0% 中国 金融
イタウ・ウニバンコ 0.9% ブラジル 金融
ブラジル石油公社
(ペトロブラス)
0.9% ブラジル エネルギー

参照:Vanguard FTSE Emerging Markets ETF (VWO)|Vanguard

上位10銘柄の全体に対する割合は16.5%となっており、分散が効いています。各国の銀行の他、シャープへの出資などでも有名になったホンハイなど台湾の半導体製造受託企業の組み入れ比率が高くなっています。

構成国の比率は?

同様に、VWOの構成国の比率を見ていきます。以下の表は、本ETFの組入国の比率をまとめたものです。中国を中心にアジアの新興国の比率が高い点が特徴です。その他には、ブラジル・ロシアなど資源国の割合も高めです。

構成国とその比率:

銘柄 構成比
中国 28.6%
台湾 15.9%
インド 11.7%
ブラジル 9.2%
南アフリカ 7.8%
ロシア 4.1%
タイ 3.9%
メキシコ 3.8%
マレーシア 3.4%
インドネシア 2.5%
フィリピン 1.5%
その他 7.6%

本ETFのベンチマークの特徴や業種別の構成比は、以下をご参照ください。

FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!
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分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名 信託報酬(税抜) ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド 0.19% FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.19% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
楽天・新興株式インデックスファンド 0.25% FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス
i-SMT新興国株式インデックス 0.33% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス 0.34% FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド 0.39% FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式 0.495% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス 0.58% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス

本ファンドの手数料は、eMAXIS Slim新興国株式インデックスSBI新興国株式インデックスファンドと比べた場合、若干割高となっています。

ただし、SBI新興国株式インデックスファンドは、ポイント還元(投信マイレージ)が適用されないので、年率0.03%のポイント還元があるeMAXIS Slim新興国株式インデックスの方が、実質的に安くなります。

ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています(下図はパフォーマンス比較)。

FTSE RAFIエマージング指数のパフォーマンス比較FTSE RAFIエマージングインデックスのパフォーマンス比較
参照:FTSE RAFI™ Emerging Index – QSR


また、ETFの場合、米国ETFで信託報酬0.14%バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

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分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国株式市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国株式市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)楽天・全世界株式インデックス・ファンドを利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。最大の特徴は手数料の安さです。年率0.25%程度と国内最安水準の手数料で新興国株式市場に分散投資が行なえます。ただし、eMAXIS Slim新興国株式インデックスと比べると、信託報酬がやや高めです。

楽天・新興国株式インデックスファンドのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:FTSEエマージング・オールキャップ(中国A株含む)インデックス
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.25%程度(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(7月15日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年11月17日)
  • 信託財産留保額:無し

お得な購入先(SBI証券?楽天証券?)

楽天VTIは、SBI証券、SMBC日興証券、楽天証券、マネックス証券、岡三オンライン証券、auカブコム証券などのネット証券から購入可能です。

結論から言うと
  • ポイント還元が高い「SBI証券」がお得!
  • 【例外】自動積立を行うなら「楽天証券」がお得!

ポイント還元が高い「SBI証券」がお得

購入手数料は無料なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。

ポイントは、現金や電子マネーへの交換、またファンドの購入に利用可能なため、ポイント還元率の高いネット証券で、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

各ネット証券のポイント還元
※下表は横にスクロール(→)可能

証券会社 還元率 特徴
SBI証券 年率0.1%
(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券 キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券 残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券 月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券 月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

本ファンドなど低コストインデックスファンドの場合、auカブコム証券・マネックス証券はほぼ全ての商品がポイント付与対象外となるので候補から外れます。

また、楽天証券は還元率が最大0.048%と低いので、SBI証券(ポイント還元率:0.05%〜0.20%)での購入・保有がお得になります。

また、SBI証券はポイント還元プログラムで付与される「Tポイント」を投資信託の購入に充てられ事も可能です。

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買付・積立の流れ
  1. SBI証券へログイン
  2. SBI証券のログインページから投資信託のメニュー画面へ
  3. 買付方法を(金額・口数・積立・つみたてNISA)の中から選ぶ
  4. 金額や頻度(積立のみ)を指定して注文

積立・買付の流れとしては、SBI証券へログイン後、投資信託のページへ移り、そこで「楽天VTI」を検索します。そして、金額買付や積立買付などを行う流れとなります。

毎月自動積立を設定するなら「楽天証券」もお得

毎月の自動積立を設定するならSBI証券よりも楽天証券の方がお得です。

その理由は、楽天証券の場合、自動積立の決済手段に「楽天カード」を利用することで、積立額(支払い額)の1%分がポイント還元されるためです。

自動積立とは、毎月の決まった日(例:月末・毎月12日など)に自動で決まった額を買付するサービスです。銘柄(投資信託)・積立日・積立金額の3つを最初に決めれば、あとは自動で毎月定額の買い付けが行われます。

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また、楽天ポイントは、楽天市場での買い物だけでなく、投資信託の購入にも利用することができるので、積立の楽天カード決済で貯まったポイントを投信の再投資に当てることで、さらに運用効率を上げることができます。

参考:楽天ポイントで投資信託を買うメリット

本サイトでの楽天証券の最新キャンペーンの解説は、以下をご参考ください。

楽天証券口座開設キャンペーン【2020年2月】最大10万円分の現金・ポイントを貰う方法
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