米国株

S&P500配当貴族指数とは?構成銘柄やNYダウ等との比較、インデックスファンドも解説!

S&P500配当貴族指数は、25年以上連続で配当金を増やし続けている米国の優良企業、約50銘柄から構成されている株価指数です。米国の代表的な株価指数「S&P500」に採用されている企業の中でも、長期で収益を上げている企業がピックアップされています。

本ページでは、S&P500配当貴族指数の特徴や構成銘柄・業種構成比、またアメリカの他の株価指数との比較を行い、さらに本指数と同等の投資パフォーマンスを上げることが期待されるインデックスファンド、そのお得な購入先などを解説していきます。

S&P500配当貴族指数とは?

S&P500配当貴族指数とは、米国投資情報社「スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)」が算出している米国の株価指数で、S&P500指数の構成銘柄の中から「25年以上連続増配」している企業をピックアップしたものです。

必ずしも25年以上増益をしているわけではありませんが、長年増配をすることができる盤石な優良企業を選んだ株価指数と言えます。実際、下図のように、過去のパフォーマンスにおいてはS&P500を上回ることが多くなっています。

S&P500とS&P500配当貴族指数のパフォーマンス比較S&P500とS&P500配当貴族指数のパフォーマンス比較
参照:注目高まる「配当貴族指数」!厳選の「公爵」銘柄はコレ!?


参考 ちなみに、日本の株式市場にも配当貴族指数「S&P/JPX配当貴族指数」があります。花王など10年以上連続増配している優良企業で構成されています。指数の詳細は、以下をご参照ください。

組み入れ銘柄と構成比

次に、本ファンドの気になる構成銘柄を見ていきます。25年以上増配の優良企業とはどのような銘柄が組み込まれているのでしょう。まず、下表に構成比率の上位10銘柄をピックアップしてみました。

S&P500配当貴族指数の構成銘柄(上位10社):

銘柄 構成比 業種(セクター)
クロロックス 2.15% 生活必需品
アボットラボラトリーズ 2.15% ヘルスケア
S&Pグローバル 2.14% 金融
シャーウィン・ウィリアムズ 2.13% 素材
メドトロニック 2.13% ヘルスケア
ジョンソン&ジョンソン 2.10% ヘルスケア
カーディナルヘルス 2.09% ヘルスケア
キンバリークラーク 2.08% 生活必需品
ベクトン・ディッキンソン 2.08% ヘルスケア
ジェネラル・ダイナミクス 2.06% 資本財

S&P500で構成上位銘柄となっているアップルマイクロソフトアマゾンなどは創業から時間が経っていないため入っていませんが、米国市場で長年勝ち抜いてきた企業(銘柄)から構成されていることがわかります。ジョンソン&ジョンソンは50年以上増配を続けています。

また、その他、本指数に組み入れられている銘柄は、以下のようなものがあります。AT&T3MP&GなどNYダウ(ダウ平均株価)の常連銘柄、またペプシコやコカ・コーラ、マクドナルドなど米国だけでなく世界で愛されている小売りセクターの企業から構成されています。

S&P500配当貴族指数の構成銘柄(全50銘柄):

銘柄 ティッカー
アッヴィ ABBV
アボットラボラトリーズ ABT
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド ADM
オートマティック・データ・プロセッシング ADP
アフラック AFL
エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ APD
CRバード BCR
ベクトン・ディッキンソン BDX
フランクリン・リソース BEN
ブラウン・フォアマン BF/B
カーディナルヘルス CAH
シンシナティ・ファイナンシャル CINF
コルゲート CL
クロロックス CLX
シンタス CTAS
シェブロン CVX
ドーバー DOV
エコラボ ECL
コンソリデーテッド・エジソン ED
エマソン・エレクトリック EMR
ジェネラル・ダイナミクス GD
ジェニュイン・パーツ GPC
WWグレインジャー GWW
HCP HCP
ホーメル・フーズ HRL
イリノイツールワークス ITW
スリーエム MMM
ジョンソン&ジョンソン JNJ
キンバリークラーク KMB
コカ・コーラ KO
レゲット・アンド・プラット LEG
ロウズ LOW
マクドナルド MCD
メドトロニック MDT
マグロウヒル・ファイナンシャル MHFI
マコーミック MKC
ニューコア NUE
ペプシコ PEP
プロクターアンドギャンブル(P&G) PG
ペンテア PNR
PPGインダストリーズ PPG
スタンレー・ブラック&デッカー SWK
シャーウィン・ウィリアムズ SWH
シスコ SYY
AT&T T
ターゲット・コーポレーション TGT
Tロウ・プライス・グループ TROW
VFコーポレーション VFC
ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス WBA
ウォルマート・ストァーズ WMT
エクソン・モービル XOM

*アルファベット順

業種(セクター)別構成比

次に、業種別の構成比率を確認します。S&P500と比べると、生活必需品セクターが高めで、情報技術セクターが低めであることがわかります。

米国で長年増益している企業には、世界でも有名な小売り企業が多いためです。また、情報技術産業は近年、成長しているため、本指数には多くは含まれていません。

S&P500配当貴族指数の業種別構成比:

業種(セクター) S&P500配当貴族指数 S&P500 NYダウ
生活必需品 25.9% 9.4% 6.3%
資本財 17.5% 10.2% 19.9%
ヘルスケア 14.4% 14.1% 12.8%
金融 11.8% 17.7% 20.7%
消費者サービス 11.3% 12.1% 14.9%
素材 9.7% 2.8% 2.6%
エネルギー 3.7% 6.5% 6.4%
公益事業 2.0% 3.3% 0.0%
電気通信 1.9% 2.4% 1.6%
情報技術 1.9% 21.7% 14.9%

参考 S&P500やNYダウの詳細は、以下をご参照ください。

S&P500配当貴族指数など米国株インデックスファンド

S&P500配当貴族指数など米国株式市場の株価指数(インデックス)と同等の投資成果を上げることを目的とする投資信託(インデックスファンド)には、下表のようなものがあります。

米国株式市場への投資を目的とした低コストファンド一覧・比較

ファンド名 信託報酬(税抜) ベンチマーク
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド 0.09264% S&P500
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.16% S&P500
楽天・全米株式インデックス・
ファンド
0.17% CRSP USトータル・マーケット・インデックス
iFree S&P500インデックス 0.225% S&P500
iFree NYダウインデックス 0.225% NYダウ
たわらノーロードNYダウ 0.225% NYダウ
米国株式インデックス・ファンド 0.45% S&P500
SMTダウジョーンズ・インデックス・オープン 0.50% NYダウ
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン 0.55% S&P500配当貴族指数
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 0.50% S&P500配当貴族指数
i-mizuho米国株式インデックス 0.57% S&P500
eMAXIS NYダウインデックス 0.60% NYダウ

手数料の安いiFree NYダウインデックスたわらノーロードNYダウが注目を集めていますが、組み入れ銘柄を多くして分散を高めたい場合、S&P500をベンチマークとするi-mizuho米国株式インデックスの方が良いでしょう。

また、本指数のように、増配を長年続けている優良企業への投資は、SMT米国株配当貴族インデックス・オープン野村インデックスファンド・米国株式配当貴族を利用しても面白いかもしれません。

ちなみに、野村インデックスファンド・米国株式配当貴族の方が、ファンド保有時の手数料(信託報酬)が少し安いので、長期的に投資される方は、こちらの方が良いかもしれません。

参考 米国株ファンドの比較などは、以下をご参照ください。

お得な購入先は?SBI証券?楽天証券?

インデックスファンド等の投資信託は、SBI証券楽天証券auカブコム証券松井証券マネックス証券フィデリティ証券などから購入可能です。

購入手数料は、ネット証券では無料なので差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」に違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社 還元率 特徴
SBI証券 年率0.1%
(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券 キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券 残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券 月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券 月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。他ネット証券もポイント還元がありますが、還元率の高さや利便性を考えるとSBI証券がおトクです。例えば、1,000万円分保有している場合、年間(最大)24,000円のキャッシュバックがあります。

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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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