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【楽天VTI】デメリットはある?楽天・全米株式インデックス・ファンドの評価や利回り、買い方/手数料は?

楽天vti デメリット

楽天VTI(正式名称:楽天・全米株式インデックス・ファンド)は、アメリカの主要企業に投資することを目的としたインデックスファンドです。

年率0.162%ほどの信託報酬で、米国の大型・中型・小型に分散投資が行えるため、人気の楽天VTIですが、

  • 評価や評判は悪くない?
  • デメリットは無い?
  • 手数料は高くない?
  • お得に積立・保有する方法は?

など、多くの疑問・質問があると思います。

そこで、本記事では、楽天VTIの特徴や構成銘柄、手数料(実質コストを含む)を評価・解説するとともに、eMAXIS Slim先進国株など他の外国株と比較していきます。

お得に購入する方法も知りたいなぁ。

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目次

【楽天VTI】全米株式インデックス・ファンドのブログ評価!利回りは?

楽天vti デメリット

投資信託の中でも特に米国株式に投資したいと考える投資家にとって、楽天VTIは魅力的な選択肢です。

楽天VTIは、米国株式市場全体に連動するインデックスファンドであり、楽天証券を通じて手軽に購入することができます。

しかしながら、投資を検討する際にはデメリットも十分に理解しておく必要があります。

そこで、本記事では、楽天VTIの評価や利回りだけでなく、デメリットや手数料についても詳しく解説しています。

楽天VTIを検討している方はもちろん、そのメリットとデメリットを比較検討したい方にとっても参考になる内容となっておりますので、是非お読みいただければ幸いです。

楽天VTIとは?楽天・全米株式インデックス・ファンドの評価

楽天VTI(正式名称:楽天・全米株式インデックス・ファンド)は、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークする米国ETF「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に、日本円で投資できる点が特徴です。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は、経費率0.03%と超低コストでアップルやマイクロソフトなどの有名大型株から中小型株まで、3,800以上の企業(銘柄)に分散投資が行える米国ETF。

VTI自体、人気の米国ETFですが、購入前に日本円を米ドルに両替したり、株数単位で注文する点など面倒な点があります。

そのため、元のVTIよりも信託報酬は高いものの、他のインデックスファンド同様に、日本円で購入できたり、自動積立などが利用できる「楽天VTI」が人気を集めています。

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つみたてNISAでも購入・積立ができます!

楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)の評価①:構成銘柄・組み入れ米国株の比率は?

次に、楽天VTIに、どのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。

本ファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとするETF「VTI」が基となっており、約3,800銘柄から構成されています。

構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。

銘柄構成比業種(セクター)
アップル5.5%情報技術
マイクロソフト4.9%情報技術
アマゾン2.5%一般消費財
・サービス
アルファベット
*クラスA
1.7%コミュニケーション
・サービス
テスラ1.5%一般消費財
・サービス
アルファベット
*クラスC
1.5%コミュニケーション
・サービス
バークシャー・ハサウェイ1.3%金融
ジョンソン&ジョンソン1.1%ヘルスケア
ユナイテッドヘルス・グループ1.1%
ヘルスケア
メタ・プラットフォームズ1.1%コミュニケーション
・サービス
楽天VTIの組み入れ上位銘柄

上位10銘柄の全体に対する割合は15.8%となっており、上位銘柄だけの割合が大きいということはなく、分散が効いています。

また、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど全世界でも有名な企業が多く組み込まれています。バフェット氏率いるバークシャーもランクイン!

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本ファンドを利用することで、有名経営者の企業や米国のグローバル企業に分散投資が行えることがわかります。

楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)の評価②:業種・セクター別の構成比率

楽天VTIの業種別(セクター別)の構成比率は、下図のようになっていいます。

楽天VTI デメリット
楽天VTIの業種・セクター別構成比率
引用元:楽天証券

米国は、情報技術・テック関連のグローバル企業が多いため、情報技術の比率が「四分の一」程度を占めていますが、基本的には、各業種・セクターで分散が効いています。

楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)の評価③:分配金・利回り

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次に、楽天VTIの分配金や利回り、運用実績をみていきます。

本ファンドの決算(分配金)は、年1回(7月)行われます。

下図のように、設定以来、一度も分配金を出しおらず、効率的な運用が行われている事がわかります。

決算日分配金
2021年7月0円
2020年7月0円
2019年7月0円
楽天VTIの分配金推移
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分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。

SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

運用期間ファンドベンチマーク
1ヶ月-2.2%-2.1%
3ヶ月-7.9%-7.7%
6ヶ月-6.4%-6.1%
1年+6.6%+7.1%
3年+67.7%+69.8%
設定来+88.1%+93.0%
楽天VTIのパフォーマンス推移

ここ半年は、米国の金融引き締め・利上げにより軟調に推移していますが、インデックスファンドの場合、ベンチマークとの乖離が少ないか?どうかが重要です。

運用初期を含む期間は、純資産が少なかったこともあってか、ベンチーマークとの乖離が大きくなっていますが、直近は、安定的な低コスト体質となり、乖離が少ない印象です。

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今後は、純資産の増加で、さらにベンチマークとの乖離が小さくなることを期待したいと思います!

楽天VTIはつみたてNISA・iDeCoで運用は可能?

楽天VTIは、つみたてNISAで運用可能です!

ただし、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)では、運用が行えません。

また、楽天証券を活用することで、個人型確定拠出年金(iDeCo)での運用も行えます

iDeCoの特徴・メリット
  • 運用益が非課税
  • 掛金が全額所得控除
  • 年金受給時の税制優遇

一般NISA・つみたてNISAと同様、運用益が非課税になるのはもちろんのこと、掛け金分が全額所得税になるメリットがあります。

年金給付まで資金を回収できないデメリットはありますが、税制面でNISAよりも絶大な優遇を受けることができます。

項目つみたてNISAiDeCo
対象者20歳以上の日本人20〜60歳の日本人
利用限度額
(年間)
積立:40万円
現行:120万円
サラリーマン、自営業など
立場によって異なる
(年14.4万〜81.6万円)
非課税期間積立:5年
現行:20年
60歳まで
税制優遇譲渡益非課税
受取時非課税
譲渡益非課税
掛け金非課税
⇒ 所得・住民税軽減
受取時課税
⇒ 退職所得控除等が適用され軽減
つみたてNISAとiDeCoの違い

楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の口コミ・評判は?

次に、楽天VTIの口コミや評判をTwitter等からピックアップして行きます。

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楽天VTIでコツコツ積立している方が多いようですね!

楽天VTIとは?楽天・全米株式インデックスファンドの評価【まとめ】

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。

最大の特徴は手数料の安さです。年率0.16%程度と国内最安水準の手数料で米国株式市場に分散投資が行なえます。

楽天VTIのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税込):年率0.162%程度
    *その他諸経費を含む実質コスト:0.187%
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(7月15日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年9月29日)
  • 信託財産留保額:無し

楽天投信投資顧問から公開されている純資産の推移をみると、下図のように右肩あがりで推移しているため、順調にファンドへ資産が入ってきていることがわかります。

楽天vti デメリット
楽天VTIの純資産推移|引用元:楽天投信投資顧問
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ファンドの純資産が減る(資金が流出する)場合、不安定な運用となってしまうので、現在の純資産は極めて健全な推移と言えます。

心配であれば、将来の純資産総額の推移も見ておきましょう。

楽天VTI/楽天・全米株式インデックスファンドの手数料の評価!信託報酬は?

楽天vti デメリット

次に、楽天・全米株式インデックスファンド(愛称:楽天VTI)の信託報酬や実質コストなどの手数料面について評価・解説していきます。

楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の手数料の評価①:購入手数料と売却手数料

楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の購入時にかかる手数料は「無料(ノーロード)」です。

また、投資信託の解約時に発生することがある費用「信託財産留保額」も無料になっているため、本ファンドの取引・売買で手数料はかかりません。

項目手数料が発生する
タイミング
手数料
(税込)
購入手数料購入時無料
信託財産留保額売却時無料
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の購入手数料と信託財産留保額

楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の手数料の評価②:信託報酬の引き下げは?

また、楽天VTIを保有中に支払う手数料「信託報酬」は、年率0.132%(税込)で、投資対象のVTIの経費率0.03%と合わせて、実質0.162%(税込)のコストとなります。

項目手数料
(税込み)
信託報酬年率0.132%
投資先(VT)
の経費率
年率0.030%
合計
実質的な手数料
年率0.162%
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の手数料

この実質的な手数料は、全世界株式を投資対象としたインデックスファンド(VT連動型)としては、やや割高な水準になっています。

楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)の手数料の評価③:実質コスト

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最後に、その他の諸費用などを含む「楽天VTI」の実質コストについて評価・解説していきます。

直近(2020年7月16日〜2021年7月15日)の売買委託手数料や有価証券取引税、保管費用などを含めた、本ファンドの実質コストは「0.187%」となっています。

信託報酬以外の売買委託手数料・有価証券取引税などの余分なコストが低く、外国資産への投資で高くなりがちな「その他費用」も安く抑えられています。

実質コストは、直近の「運用報告書」を基に算出。

以下の図は、運用報告書に記載されている「一万口当たりの費用明細」です。

楽天VTI デメリット
楽天VTIの実質コスト

対象期間中のその他費用を含む実質コストが「22円(年率0.157%)」、これに運用元のVTIの経費率0.03%(年率)を足した「年率0.187%」を最終的な実質コストとしています。

楽天VTIのデメリットは?楽天・全米株式インデックスファンドの注意点

楽天vti デメリット

ここまで解説してきた特徴やメリットをもとに、楽天VTIのデメリット・注意点をまとめていきます。

楽天VTIのデメリット・注意点
  • SBI・V・全米株式より高コスト
  • 実質コストがやや高め
  • 米国一極集中

以下、各デメリット・注意点について詳しく解説していきます。

楽天VTIのデメリット・注意点①:SBI・V・全米株式より信託報酬が高い

本ファンドは、米国株式市場に超低コストで分散投資ができるファンドとして、評価できるファンドです。

ただし、信託報酬や実質コストにおいては、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドに劣っています。

ファンド名信託報酬
(税込)
ベンチマーク
SBI・V・S&P500インデックス0.0938%S&P500
SBI・V・米国株式インデックス0.0938%CRSP USトータル・
マーケット・インデックス
eMAXIS Slim米国株式(S&P5000.0968%S&P500
楽天VTI0.162%CRSP USトータル・
マーケット・インデックス
iFree S&P500インデックス0.225%S&P500
iFree NYダウインデックス0.225%NYダウ
たわらノーロードNYダウ0.225%NYダウ
米国株式市場への投資を目的とした主な低コストインデックス投信の比較

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、運用開始から一年程度しか経過していないため、今後の運用状況や純資産の増加(安定性)などをチェックする必要がありますが、楽天VTIよりもコスト面でメリットが大きくなります。

楽天VTIのデメリット・注意点②:実質コストが高い場合も

楽天VTIは、手数料が低いことで知られていますが、実質コストが高くなる場合もある点に注意が必要です。

手数料が低いからといって常にコストパフォーマンスが良いわけではなく、運用効率や税金、為替の影響にも注目する必要があります。

特に、円建ての投資として円ドル為替の変動が直接影響を及ぼします。

為替レートが不利な方向に動くと、実質的なリターンは減少します。

また、為替変動に伴う税金の取り扱いも複雑であり、総合的なコストを把握する必要があります。

手数料以外のコストとしては、ファンドが採用する複製方法による追跡誤差も考慮すべきです。

指数とぴったり同じ動きをすることは困難であり、実際の運用成果は指数のパフォーマンスから僅かに逸脱することがあります。追跡誤差が大きくなると実質コストの上昇につながります。

こうした要因を総合した実質コストを把握し、他の投資商品と比較検討することは、投資を行う上で避けて通れないポイントです。

特に、長期間の運用を検討している場合は、少しのコスト差が将来的に大きな違いを生むこともあるため、細心の注意が求められます。

楽天VTIのデメリット・注意点③:運用の仕組みがやや複雑

楽天VTIを始めとするインデックスファンドの運用構造は一見シンプルですが、実際にはいくつかの複雑な要素が絡み合っています。

投資家がこれらをよく理解せずに投資を行うと、予期せぬリスクに直面することがあり得るのです。

本ファンドは、VTIと呼ばれるアメリカの上場投資信託(ETF)を基準としており、実際にはそのETFの価格動向に連動する形で運用されています。

しかし、ETF自体が投資対象とする上場株式を直接保有し、その配当金や価格変動を反映する仕組みになっているため、そこにはETFの運用会社の運用方針や管理能力が大きく影響します。

また、楽天VTIは、基準となるインデックスへの連動を目指して運用されているため、インデックスの構成銘柄の変動や再投資に関する決定がファンドのパフォーマンスに影響を及ぼします。

これらの変動により、投資家の期待するリターンと実際のリターンにズレが生じる可能性があるのです。

その上、指数ファンドには通常、再投資に関する税金の影響や、ファンドが保有する資産の売買から生じる税金の問題が伴います。

これらが複合することで、実際の運用効率や投資リターンに差が出てくるのです。

このように、楽天VTIに投資を検討する際は、運用構造とその背後にある多くの要因を理解し、投資リスクを正しく評価することが重要となります。

楽天VTIのデメリット・注意点④:投資先が米国株市場のみ

楽天VTIの投資対象は米国株市場のみであり、これは多角的な資産分散を目指す投資家にとってはデメリットとなり得ます。

国際的な分散投資を行い、地域リスクを低減させるためには、複数国の市場への投資が推奨されます。

しかし、楽天VTIに集中投資すると、地域的な偏りが生じ、特定市場の下落リスクへの露出が高まります。

米国株市場は世界の株式市場の中でも最大の規模を誇り、多くのグローバル企業が上場しています。

そのため、米国市場の動向は世界経済にとって非常に重要であり、多くの場合、世界に先駆けた成長を示すことがあります。

しかしながら、 米国中心のポートフォリオに偏りが生じると、世界経済の変動に対する感応度が増し、市場全体の波乱に左右されやすくなります。

例えば、 米国の金利政策や政治情勢に関連するニュースが株価に直接影響するケースがあり、これらの要因は米国外の市場には必ずしも当てはまらない場合があります。

米国以外の国々の株式市場も俯瞰することによって、こうした地域特有のリスクから適切にディヴァージフィケートすることが可能になるのです。

そのため、楽天VTIに投資する際には、自身のポートフォリオの地域分散を検討し、他の地域や資産クラスへの投資を組み合わせることで、リスクを分散するよう考慮することが望ましいでしょう。

単一市場への投資がもたらすメリットとリスクをバランスよく考え、多様な投資先とのバランスを取りながら、適切な資産管理を進めていくことが重要です。

以上の点を理解し、全米株式インデックスファンド投資の際には、それぞれのメリット・デメリットを総合的に判断した上で決定することが賢明でしょう。

【楽天VTIの買い方】楽天・全米株式インデックスファンドをお得に購入・保有する方法は?SBI証券?楽天証券?

楽天vti デメリット

投資経験者も初心者も注目する楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)は、米国株式市場に広く分散投資することができる人気のファンドです。

購入・保有コストを抑え、長期的な資産形成を目指す際に重要視されるこのファンドの効率的な購入方法をご紹介します。

楽天VTIのお得な買い方①:楽天証券よりもSBI証券の方がポイント付与率が高い!

楽天VTIなどの投資信託は、お得にポイントがもらえる「SBI証券」がオススメです。

楽天証券も、楽天ポイントによる還元があるが、SBI証券の方が還元率が高い!

SBI証券では、投資信託の①積立と②保有期間中の、2つのタイミングで、お得なポイント付与が受けられます。

項目内容タイミング
クレカ積立積立額の0.5%〜5.0%
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楽天VTIのお得な買い方②:SBI証券で購入・積立する準備

楽天VTIを始めとする投資信託の購入にあたっては、まず証券口座の開設が必要です。

特に注目すべきは、非課税で利用できる「つみたてNISA」の口座開設です。

長期間、無税で資産運用ができる「つみたてNISA」は、楽天VTIのようなインデックスファンドに最適です。

口座開設後、資金を投入し、積立投資を行うためには運用プランを決める必要があります。

これには自分の投資目標、リスク許容度、投資期間を明確にすることが不可欠です。

計画的な資産運用への道は、しっかりと準備をすることから始まります。

購入前にポートフォリオのバランスを考慮し、楽天VTIが自分の投資戦略に合致するか検討することも忘れてはなりません。

楽天VTIのお得な買い方③:SBI証券で具体的に積立・購入する方法

実際に楽天VTIを購入・積立する際の手順はいくつかのステップに分けられます。

まず初めに、選択した証券口座でログインし、投資信託の購入画面に進みます。

その中から楽天VTIを検索し、購入または積立のオーダーを入れます。

購入の場合は、希望する金額を指定し、申し込みを完了させます。

積立の場合は、毎月の積立金額と引き落とし日を設定します。設定後は自動で購入が行われるため、手間いらずで楽に投資を続けることができます。

また、市場価格が変動する中で、積み立てることにより平均的な単価で購入する「ドルコスト平均法」の効果も期待できます。

投資のリスクを分散させながら、確実に楽天VTIへの投資を行うことができるわけです。

楽天VTI/楽天・全米株式インデックスファンドの評価・デメリット【まとめ】

以上の記事を通じて、楽天VTIについての評価やデメリット、利回り、買い方、手数料について解説しました。

結論として、楽天VTIは米国株式に分散投資したい方におすすめの投資信託であるといえます。

その理由は以下の通りです。

まず、楽天VTIは日本円で購入できるため為替手数料が発生せず、数百円から投資できるメリットがあります。こ

れにより、小額から始めることができるため、初心者や資金が限られている方でも気軽に投資できます。

また、楽天VTIは楽天証券以外の証券会社でも購入できる点も魅力的です。

SBI証券やマネックス証券などでも取り扱われており、利用者の選択肢が広がっています。 さらに、楽天VTIは米国株式全体に投資するため、多様な銘柄に分散投資することができます。

これにより、リスクを分散させることができるため、安定した運用が期待できます。

ただし、楽天VTIにはデメリットも存在します。

まず、楽天VTIはアメリカ企業にしか投資できないという制約があります。

そのため、他の国の株式に投資したい方や、地域の経済状況に応じた投資を行いたい方には向いていないかもしれません。

また、楽天VTIは短期的な大きなリターンを期待するよりも、長期的な運用を意識した方が良いです。

アメリカの株式市場は変動が激しいため、短期的な売買による収益は保証されていません。

最後に、楽天VTIの利回りですが、具体的な数字は時期や市況によって異なります。

過去のデータを参考にすると、長期的な運用によって一定の利回りを期待できるとされています。

しかし、将来の利回りは保証されているわけではないため、投資は自己責任で行う必要があります。

楽天vti デメリット

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この記事を書いた人

橘 龍馬のアバター 橘 龍馬 サイト管理人

投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
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