本記事では、ウェルスナビの特徴やメリット・デメリットを他のロボアドバイザーと比較・解説していきます。
また、私自身の運用実績や口コミ・評判、失敗しない始め方なども解説していますので、ウェルスナビを始めるか迷っている方は、ぜひご参考ください。
WealthNavi(ウェルスナビ)は、ロボットによる自動運用ができる投資サービスです。
投資資金の入金から買付・積立、リバランスや節税など、投資でハードルが高い部分も全て自動なので、初心者の方や忙しいビジネスパーソンの方に評判のサービスです。
- 入金・積立・リバランスが全て自動
- 自動税金最適化で実質コストが安い
- 長期割で最大0.1%の割引
- 10万円から始められる
- 特定口座に対応
参考:ウェルスナビ【公式】
私自身も、初期設定以降は、ほぼ放置で「年率10%程度」の利回りを実現できています。
このメリットが多いウェルスナビですが、
- 他のロボアドと比較した場合のメリットは?
- 注意点・デメリットは?
- 利用者の口コミ・評判は?
- 失敗しないように運用を始めるには?
など、疑問・質問があると思います。
そこで、本記事では、ウェルスナビの特徴やメリット、デメリット、他のロボアドバイザーとの比較・解説し、実際の始め方や運用実績など実践面まで徹底的に解説していきます。
実際に運用した方の評判や口コミも聞きたいわ!
私が実際に運用した結果や感想、また他の投資家の方の口コミ・評判も合わせて解説していきます!
ウェルスナビの運用実績|実際に儲かる?
始めに、ウェルスナビは本当に儲かるのか?運用実績から見ていきたいと思います。
運用方針(投資資金・積立額)
投資資金・積立額は、2019年5月21日に入金した「10万円」を初期投資額として、毎月1万円の積立を行っています。
運用方針は、相場環境(日経平均株価やTOPIX、NYダウ、S&P500などの株価指数)に合わせて、リスク許容度を調整する予定です。
- 初期投資額は10万円
- 毎月1万円の積立
- 相場環境に応じてリスク許容度を調整
- それ以外は、全て全自動でロボに任せる
(積立・ETFの売買・分配金再投資・リバランス等)
分配金再投資や自動積立(毎月1回)、ETFの売買、リバランス等は、全てロボアドバイザー(全自動)に任せています。
最新の運用結果(83週目:~2020年12月18日)
- 運用実績:+32,354円(+11.57%)
→ 年率換算:7.3% - 先週比:-504円(-0.17%)
今週(83週目:〜12/18)は、一週間を通して小動きの相場展開でした。
ここまでの株高・市場の加熱感などで「利益確定売り」が出る場面もありましたが、ワクチンや米国の追加経済支援策の期待から下値は買われていた印象です。
16日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比69円56銭(0・26%)高の2万6757円40銭で終えた。米追加経済対策への期待を手掛かりに、運用リスクをとる姿勢が優勢だった。米国を中心に新型コロナウイルスのワクチン普及が進むとの見方も支えになった。
引用元:日本経済新聞-日経平均反発、米経済対策やワクチン期待支え 上値限定
このような相場環境の中、ウェルスナビの運用では、先週比-0.17%となりました。
資産クラス別では、全体的に減少しましたが、日本株の下落率が「やや少なく」、ポートフォリオ全体で「微減」となりました。
過去の運用実績・コメント
最新のポートフォリオ|組入ETF銘柄・資産配分
2020年11月20日現在のウェルスナビ内の資産配分は、上図のようになっています。
資産クラス | ティッカー コード | ETF名 |
---|---|---|
米国株式 | VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF |
先進国株式 (米国除く) | VEA | バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF |
新興国株式 | VWO | バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF |
米国債券 | AGG | iシェアーズ・コア 米国総合債券市場ETF |
物価連動債 | TIP | iシェアーズ米国物価連動国債 ETF |
金 | GLD | SPDR・ゴールド・シェア |
不動産 | IYR | iシェアーズ米国不動産ETF |
現在、日経平均株価やNYダウなど日米の株式市場が好調で高値圏にある事からリスク許容度「1」で運用しています。
リスク許容度は相場に合わせて調整したい方は変更可能ですが、基本的には最初に設定したら「ほったらかし」でも運用できます!
実際、私も「運用70週目」にリスク許容度「1」に引き下げてからは、何も動かさず「ほったらかし運用」を行っています。
分配金の実績
ウェルスナビでは、ポートフォリオ内のETFから配当金・分配金が受け取れます。
受け取った「分配金」は、ロボアドバイザーが自動でETFの追加購入(再投資)に充当してくれます。
保有直近では、2019年12月12日に、物価連動債(TIP)・米国債券(AGG)から分配金を受け取っています。
VTI、VWO、VEA、IYRの4銘柄が年4回(3月、6月、9月、12月)の配当で、AGG・TIPが毎月配当となっており、分配金実績は、下表にまとめたようになっています。
ETF コード | 分配金の頻度 | 2019年6月 分配金 |
---|---|---|
VTI | 年4回 (3,6,9,12月) | 89円 |
VEA | 年4回 (3,6,9,12月) | 184円 |
VWO | 年4回 (3,6,9,12月) | 33円 |
IYR | 年4回 (3,6,9,12月) | 31円 |
AGG | 年12回 (毎月) | 48円 |
合計 | 385円 |
損失が出る事もある
ここまで運用実績のように、中長期の積立投資の場合、損失が出てしまう事は稀ですが、短期的な暴落(〇〇ショック)の際には「一時的に元本割れ」する事もあります。
実際、私自身も2019年の8月頃に「米中貿易摩擦」の激化による株式市場の下落で、一時的に元本割れ(含み損)を抱えた事があります。
あくまで含み益なので、短期的な値動きに左右されず、中長期で積立投資を行う事が重要ですね。
WealthNavi(ウェルスナビ)とは?
WealthNavi(読み方:ウェルスナビ)は、ロバアドバイザーの診断結果に基づいて、ETFでの国際分散投資を、完全自動で行ってくれる資産運用サービスです。
ウェルスナビは、投資一任型のロボアドバイザーに分類され、資産配分の設計や購入・積立、リバランスなどを全てロボが自動で行ってくれます。
運営会社 | ウェルスナビ株式会社 |
---|---|
タイプ | 投資一任型 |
投資方針 | 国際分散投資 |
投資対象 | 国内外の株式・債券・不動産への分散投資 を目的としたETF(上場投資信託) |
サービス開始日 | ここに説明文を入力してください。 |
必要最低投資金額 | 10万円 |
手数料 | 手数料は預かり資産の1% (現金部分を除く、年率・税込1.1%) 3000万円を超える部分は0.5% (現金部分を除く、年率・税込0.55%) |
公式HP | https://corp.wealthnavi.com/aboutus/outline |
投資のハードルとなる、資産配分の設定から、買付・積立、リバランスなどを全て自動で行ってくれるので、投資初心者の方や投資に手が回らないビジネスパーソンの方に注目されてます!
実際、ウェルスナビを利用して投資・資産運用を行う流れは、以下のようになっており、診断→口座開設の2ステップで簡単に投資が始められます。
【具体例】ウェルスナビの始め方・投資までの流れ
年齢や投資経験などの簡単な質問・アンケートに答える事で、ロボがオーダーメイドの資産配分・積立用の投信を自動で設計してくれます。
口座開設後、ステップ1の無料診断の結果を元に、ウェルスナビの運用(自動積立)が始められます。
図解付きでのウェルスナビの詳しい始め方の解説は、以下の記事をご参考ください。
以下、ウェルスナビの手数料や特徴、他の金融商品と比較したメリット・デメリットを詳しく解説していきます!
ウェルスナビの手数料は高い?
ずばり、結論から言うと、自分で資産配分(ポートフォリオ)の設計やそれに合わせた投資・資産運用ができる方であれば、ウェルスナビの手数料は割高です。
ただし、自分で運用する場合は、投資にかける時間や手間、また勉強など投資のためのインプットを行う時間がかなり取られます。
そのため、投資初心者の方や忙しいビジネスパーソンにとっては、1%の手数料(*)はリーズナブルな水準と言えます。
- 自分で一から投資・資産運用を行える方 ⇒ 割高
- 初心者・忙しいビジネスパーソンの方
⇒ 妥当・リーズナブル
以下、ウェルスナビの手数料がどのくらい割高なのか?また、ウェルスナビの力を借りず自分で投資を行う場合は、どの程度の手間がかかるのか?比較していきます。
ウェルスナビの手数料①:入金・出金・自動積立手数料は無料
以下の表は、ウェルスナビにかかる手数料をまとめたものです。運用口座の開設や入金・出金・自動積立手数料など、ほとんどの手数料が無料となっています。
項目 | 手数料(税抜) |
---|---|
手数料 | 手数料は預かり資産の1% (現金部分を除く、年率・税込1.1%) 3000万円を超える部分は0.5% (現金部分を除く、年率・税込0.55%) |
入出金手数料 | 無料 |
売買委託手数料 | 無料 |
為替手数料 | 無料 |
リバランス | 無料 |
ウェルスナビに組み込まれている投資商品(海外ETF)を自分で購入する場合、日本円を米ドル両替する為替手数料やETFの売買手数料が発生しますが、これらの手数料も無料になっています。
また、理想の資産配分からのズレを直す「リバランス」にかかる費用も0円(無料)となっており、手間や時間だけでなくコストも抑えて投資・資産運用を行うことができます。
ウェルスナビの手数料②:割引サービスの条件は?
ウェルスナビでは、運用額や運用期間によって、以下2つの割引サービスが受けられます。
- 手数料は預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)
- 3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税込0.55%)
また、長期割というシステムで、運用期間が長くなればなるほど、手数料が安くなります。長期割は、運用額と運用期間に対して、下表のように割引されます。
長期割判定額 | 手数料の割引幅 |
---|---|
50万円以上〜200万円未満 | 0.01%(年率) |
200万円以上 | 0.02%(年率) |
運用額が50万円以上200万円未満の場合、半年ごとに0.01%ずつ手数料が安くなって行きます。運用額が200万円以上の場合、2倍のスピードで割引されて行きます。
長期割の割引幅は最大0.1%までで、以下の図のように、運用額が50万円以上であれば5年、運用額が200万円以上であれば2年半で達成できます。
参考:長期割のご案内|WealthNavi
自動税金最適化(DeTAX)で実質手数料が安くなる
ウェルスナビには、手数料の割引サービスだけでなく、実質的に手数料を安くすることができる「自動税金最適化(DeTAX)」があります。
自動税金最適化「DeTAX」とは、ウェルスナビに備わっている、税金の負担軽減サービスです。含み損のある資産などを売却することにより、投資利益にかかる税金を最小限に抑えてくれます。
ウェルスナビCEOの柴山和久さんによれば、年間0.4~0.6%程度の負担減になるとのことです。(以下、原文)
多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
引用元:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー
投資益には、20%の課税負担がかかるため、DeTAXによる負担減で、他のロボアドバイザーよりも安く、投資・資産運用が行えます。
また、長期割と同様に、DeTAXは他のロボアドバイザーに無い優秀なサービスなので、この点をとってもロボアドバイザーでの運用は、ウェルスナビがオススメです。
ウェルスナビの手数料③:計算方法
次に、実際のウェルスナビの手数料の計算方法を解説して行きます。月々の手数料支払い額がきになる方は、以下を参考に手数料を把握しておくと良いでしょう。
公式ページによれば、WealthNaviの手数料は、以下の計算式で決まります。
【1日分の手数料の計算式】:計算日の時価評価額×1%(手数料率)÷365×1.08(消費税)
引用元:手数料の詳しい計算方法を教えてください|WealthNavi
この計算式を元に、ウェルスナビの手数料を概算してみると、8月1日に100万円分の投資を行い、1ヶ月後(9月1日)の時価評価額が101万円となった場合、9月1日に支払う手数料は、以下のようになります。
- 1日分の手数料:101万円 × 1% ÷ 365日 × 消費税(1.08%) = 29.9円
- 9/1に支払う手数料:× 31日 = 約926.4円
実際の支払額は、小数点以下(1円未満)は切り捨てとなるので、926円が9月1日に口座から引き落とされます。
ウェルスナビの手数料④:いつ支払われるか?引き落としされるか?
ウェルスナビの手数料は、以下の公式ページの見解のように、1ヶ月分の手数料を翌月1日に支払らわれます。
1ヶ月分の手数料を翌月の1日(休日の場合は翌営業日)にお客様の口座の現金部分から自動的に引き落としさせていただきます。
引用元:WealthNavi
現金部分とは、資産内のETFを購入していない現金という部分になります。通常、10万円投資を行ってもETFを購入していない「現金」部分があるので、手数料はこの部分から支払われます。
ウェルスナビの手数料【まとめ】
ここまで解説してきたように、ウェルスナビの手数料は、投資の手間や時間を考えると、投資初心者の方や仕事や子育てなどで忙しい方に、リーズナブルな手数料です。
独自のDeTAXや割引サービスなどにより、実質な手数料を落とすことができるので、ロボアドバイザーで資産運用を始めるのであれば、ウェルスナビがオススメです。
自分で運用する場合との比較
ウェルスナビの手数料とウェルスナビに組み込まれているETF(上場投資信託)を自分で運用した場合の手数料の比較していきます。
ウェルスナビに組み入れられているETFとその経費率は、下表のようになります。不動産セクターのETFを除くと、経費率が0.1%台以下と、かなりの低コストです。
投資対象 | ETF名 | 経費率 |
---|---|---|
米国株式 | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 0.04% |
先進国株式 | バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF | 0.09% |
新興国株式 | バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF | 0.14% |
米国債券 | iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF | 0.06% |
不動産 | iShares Dow Jones US Real Estate ETF | 0.44% |
例えば、この5つのETFを均等配分する場合、年率0.15%の運用が行えます。ウェルスナビは、自動税金最適化により実質0.4%〜程度の手数料となりますが、自分でETFを運用する場合、それよりも安い手数料で運用が行えます。
投資初心者には妥当!むしろ安い!
このように、手数料だけ見るとウェルスナビが割高に感じます。しかし、自分で運用を行う場合、ETF購入の際の手数料や管理の手間、投資タイミングや資産管理(リバランス)などの作業・勉強を行う必要があります。
そのため、仕事や家庭で忙しく投資に時間を割けない方や投資初心者の方には、運用や投資の勉強の手間や時間を考えると、ウェルスナビの手数料は、妥当か、むしろ割安な手数料と言えます。
投資の勉強やポートフォリオの設計に時間がかかってしまい投資が始められないよりは、ウェルスナビで手取り早く投資を開始して、複利効果を得ていくのも、良い選択肢の一つと言えます。
ちなみに、ウェルスナビと同等のETFを購入する場合、米国ETFの売買手数料に加え、日本円を米ドルに両替する為替手数料がかかります。
また、ETFは金額指定で購入できないないため発注の手間、また両替の手間がかかります。それに加え運用を続けると、資産管理の一つとして、リバランスという作業が必要になります。
- ポートフォリオの設計
- 投資タイミングの見極め
- 投資商品を自分で購入・積立
- 日本円から米ドルへの両替
- リバランス
他にも、ポートフォリオの設計や投資タイミングなど自分で勉強しながら、やらなくてはいけないことがたくさんあるため、手間や時間を避けない方は、ウェルスナビを利用するのが良い選択肢となります。
ウェルスナビの特徴・メリット
ここまで解説してきた概要や手数料も踏まえて、ウェルスナビの特徴やメリットを解説していきます。
ウェルスナビの特徴やメリットは、以下のようなものがあります。
全自動で投資・資産運用が行えるだけでなく、おつり投資や特定口座の対応で確定申告が劇的に容易になるなど、様々なメリットがあります。
- 入金・積立・リバランスが全て自動
- 割安な手数料:入出金・為替・積立手数料など無料
- ロボアドでNo.1の運用者数&預かり資産の実績
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2021年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 モーニングスター社調べ(2021年12月時点) - 10万円から始められる
- 特定口座に対応
以下、各項目・メリットについて詳しく解説していきます。
手間がかからない!入金・積立・リバランスが全自動!
ウェルスナビは、他の投資一任型ロボアドバイザーと同様に、投資・資産運用の手間がかからない点が大きなメリットです。
通常、投資や資産運用を始める場合、
- 投資の勉強を行う
- 自分のリスク許容度を把握する
- リスク許容度に応じて、資産配分を決める
- 資産配分に応じて投資信託の購入を行う
- 定期的に資産のモニタリング・リバランスをする
など、多くの勉強時間や手間・労力がかかり、投資初心者にはかなりハードルが高くなります。
しかし、ウェルスナビを利用すれば、簡単な質問に答えるだけでロボアドバイザーが、その人にあった資産配分を提示してくれます。
家族との時間や趣味、仕事などに時間をかけたい方には、楽ラップは最強の投資ツールと言えます。
無料診断の後は、ウェルスナビの口座へ入金(または引落口座を設定)すれば、発注・積立、また資産配分が偏ってしまった際のリバランスなどを全て自動で行ってくれます。
私の場合:
長期投資枠(コア)としてウェルスナビで積立、短中期(サテライト)の枠として株式投資を行なっています!
長期積立を全自動の「ウェルスナビ」で行う事で、家族と過ごす時間の他に、株式投資のための、日々の株式・企業研究に時間を割くことができます!
以下の内容の無料診断・アンケートに答えることで、運用方針が決定されます。
現在の年齢や年収、目標、毎月の積立、また株価下落時の方針などから、自動的に決定される仕組みです。
- 現在何歳ですか?
- 年収はおおよそいくらですか?
- 金融資産はおおよそどのくらいですか?
- 毎月の投資予定は?
- 資産運用の目的は?
- もしも株価が1ヶ月で20%下落した場合どうしますか?
一般的に投資・資産運用は、自分のリスク許容度にあった資産配分を計算し、その資産配分にあった商品を選び購入する、また保有期間中に資産配分のズレを修正(リバランス)するなど、かなり面倒です。
リバランスに関する詳しい解説は、以下をご参考ください。
しかし、WealthNaviを利用することで、投資初心者の方や忙しいビジネスパーソンでも、簡単に投資を始めることができます。
また、通常のロボバイザーサービスは、資産配分を提示するだけで、銘柄・商品の買付は行ってくれませんが、WealthNaviは、自動で積立・買付を行ってくれるので、この点も大きなメリットと言えます。
運用商品が低コストで有名な米国株ETF
無料診断が終わると、下図のように、その人に適したオーダーメイドの資産配分(アセットアロケーション)が設計されます。
この資産配分に応じて、各アセットクラス(米国株・日本株など)毎に、ETFが自動買付されます。
資産クラス毎に購入・積立される米国ETFは、下表のようになっています。
どのETFも低コスト・分散投資の代名詞と言える優良なETF(バンガード等)で、全世界へ分散投資が行える設計になっています。
資産クラス | ティッカー コード | 銘柄(ETF)名 | 経費率 (年率) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
米国株 | VTI | バンガード・トータル・ ストック・マーケットETF | 0.03% | 米国の大型株〜小型株まで 時価総額98%以上をカバー |
先進国株 | VEA | バンガード・FTSE先進国市場 (除く米国)ETF | 0.05% | 欧州やアジアなど、米国を除く 先進国の株式に投資するETF |
新興国株 | VWO | バンガード・FTSE・ エマージング・マーケッツETF | 0.10% | 中国・インドなど成長著しい20カ国以上の 新興国株式市場が投資対象 |
米国債券 | AGG | iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF | 0.04% | 米国の国債や社債など、安全性の 高い債券が投資対象 |
物価連動債 | TIP | iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF | 0.19% | 米国政府が発行する物価連動国債が投資対象 インフレを補う目的 |
金・ゴールド | GLD | SPDR ゴールド・シェア | 0.40% | コモディティの中でも金 (ゴールド)を投資対象とするETF |
不動産 | IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.42% | アメリカの不動産市場を 投資対象とするETF |
米国株を投資対象とするVTIや先進国株VEA、VWOなど、世界の株式へ超低コストで分散投資が行えるバンガードETFで運用されています。
例えば、楽ラップや投信工房など他のロボアドバイザーの場合、運用商品が投資信託になるため、ウェルスナビの運用商品もやや割高になっています。
このように、ウェルスナビで実際に運用されている金融商品(ETF)は、他のロボアドの運用商品よりも、低コストで、さらに分散性に優れています!
割安な手数料:入出金・為替・積立手数料など無料
ロボバイザーというと、割高な手数料というイメージを持たれる方も多いと思いますが、WealthNaviの手数料は、わかりやすく、投資初心者の方によっては、割安な料金体系と言えます。
- 入出金手数料:無料
- 売買委託手数料:無料
- 為替手数料:無料
- スプレッド:無料
- リバランス費:無料
ウェルスナビの手数料は、「手数料は預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)、3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税込0.55%)」のみで、その他の取引で一般的に発生する以下の手数料は全て無料になります。
また、中長期の運用であれば「長期割で手数料がさらに安く」で解説したように、長期割で最大0.1%のディスカウントが受けられます!
自動税金最適化(DeTAX)で実質コストが安い!
自動税金最適化「DeTAX(読み方:デタックス)」とは、ウェルスナビに備わっている、税金の負担軽減サービスです。
投資では、投資益に対して20%程度の税金が課せられます。
例えば、100万円の投資資金が110万円に増えた場合、投資益10万円の約2割(=約2万円)が税金で差し引かれます。
DeTaxでは、ウェルスナビ運用時の「分配金の受取」や「ETFの売却」によって得た利益を相殺し、税負担を軽減してくれます。
分配金の受け取りやETF(上場投資信託)の売却によって利益が実現すると、その利益に対して税負担が生じます。DeTAXは、税負担が4千円を超える場合を目安に、税負担の一部または全部を翌年以降に繰り延べます。繰り延べがなかった場合より運用できる金額が増えるため、投資効率の向上が期待できます。
具体的には、リターンがマイナスになっている銘柄をいったん売却して損を確定させます。すでに実現している「利益」と、売却によって実現した「損」を相殺することにより、その年の利益を圧縮もしくはゼロにし、税負担を翌年以降に繰り延べます。
また、リターンがマイナスになっている銘柄の売却と同時に、同じ銘柄を、同じ数量、同じ価格で買い戻します。これにより、ポートフォリオ(資産の組み合わせ)を維持したまま、税負担を自動で最適化することができます。
引用元:WealthNavi-DeTAX(デタックス)について教えてください
ウェルスナビCEOの柴山和久さんによれば、自動税金最適化により、年間0.4~0.6%程度の負担減になるとのことです。(以下、原文)
「WealthNavi for SBI証券」の運用手数料は1%ですが、多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
引用:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー
このデタックスによる、負担軽減効果で、実質的な手数料が下がる事になります。
長期割で手数料がさらに安く
ウェルスナビでは、運用期間・金額によって手数料が割引されますので、適応条件や割引率などについて解説して行きます。
長期割の値下げ幅と適用条件(運用期間・条件)
ウェルスナビの長期割は、運用期間や運用額に応じて、最大0.1%(年率)の手数料が割引・値引きされるサービスです。
運用期間や投資資金(運用資金)毎の手数料の値引き幅は、下表のようになっており、運用額が50万円以上であれば半年毎に手数料が値引きされて行きます。
運用金額 | 割引率 |
---|---|
50万円以上 | 半年毎に0.01%安くなる |
200万円以上 | 半年毎に0.02%安くなる |
また、半年毎の値引き幅は、運用金額が50万円以上200万円未満の場合「0.01%」ですが、運用額が200万円以上であれば「0.02%」となります。
最低手数料は最大0.90%(現金部分を除く、年率・税込0.99%)!2.5年〜5年の運用が必要
半年毎に手数料が割り引かれていく「ウェルスナビの長期割です」が、最低手数料は「最大0.90%(現金部分を除く、年率・税込0.99%)」である点に注意しましょう。
以下の図からも分かるように、運用額が200万円以上の方は「2年半で最低手数料(最大0.90%(現金部分を除く、年率・税込0.99%))」に達します。また、運用額が50万円〜200万円の方であれば「5年で最低手数料」に到達します。
元々手数料が割安なウェルスナビですが、長期割の恩恵を受ける事でさらに手数料が安くなります。
他社提携(ウェルスナビ for 〇〇)に長期割は無い
ウェルスナビは、「ウェルスナビ株式会社」からだけでなく、SBI証券やSBIネオモバイル証券、イオン銀行、ANA・JAL、ソニー銀行など、多くの提携会社から、運用を行う事ができます(下表参照)。
名称・企業 | 特徴 |
---|---|
ウェルスナビ | 本家「ウェルスナビ株式会社」最低10万円から運用可能お得なキャンペーンが豊富 |
WealthNavi for SBI証券 | SBI証券を経由して「WealthNavi」が運用できる |
WealthNavi for ANA | 運用状況に応じてマイルがもらえる |
WealthNavi for ソニー銀行 | ソニー銀行を経由して運用 |
WealthNavi for イオン銀行 | イオン銀行を経由して運用 |
WealthNavi for 横浜銀行 | 横浜銀行を経由して運用 |
WealthNavi for 住信SBIネット銀行 | 住信SBIネット銀行での手数料無料回数が増える |
WealthNavi for JAL | 運用状況に応じてマイルがもらえる |
WealthNavi for TOKYU POINT | 運用状況に応じてTOKYU POINTがもらえる |
各提携企業のウェルスナビのサービス比較は、以下をご参考ください。
結論から言うと、残念ながら他の提携企業からウェルスナビを始めた場合「長期割は対象外」になります。
そのため、ウェルスナビは、他の提携企業からはなく、本家「ウェルスナビ株式会社」から始めるのがオススメです。長期割の他にも、提携企業には無いキャンペーンで最大10万円の現金がもらえます。
10万円から積立がスタートできる
WealthNaviでの投資は、10万円から可能です。サービス開始時は、最低100万円が必要でしたが、現在の最低金額は10万円となり、比較的少額から投資が行えます。
ちなみに、10万円未満の金額でウェルスナビの運用を行いたい場合は「WealthNavi for ネオモバ」の利用がオススメです。
ウェルスナビの中で唯一、初期投資額「1万円から」ウェルスナビの運用が行えます。
WealthNavi for ネオモバの詳細は、以下の記事をご参考ください。
特定口座に対応
ウェルスナビは、特定口座に対応しています。
特定口座とは、ロボアドバイザーなど投資商品の売買内容の記録・損益の計算を証券会社が、我々投資家に代わって行ってくれる口座のことです。
また、源泉徴収ありを選択すれば、証券会社が売買記録に基づき納税を行ってくれるため、我々口座を使う投資家は確定申告を不要とすることが可能です。
- 投資商品の売買内容の記録・損益の計算を証券会社が行ってくれる
- 「源泉徴収あり」にすれば、売買記録に基づき納税を行ってくれる!
→ 我々、投資家は、原則、確定申告不要!
売買の記録やそれに基づく納税は、投資経験者でもかなりの手間になるので、特定口座の利用は必須項目になります!
他のロボバイザーサービスでは、特定口座に対応していないサービスもあるので、ウェルスナビは、税金・確定申告面においても優れているサービスといえます。
特定口座(源泉徴収あり)にすれば、税金の計算や納付を自動で行ってくれるので、原則として確定申告の必要はありません。
煩雑な書類の作成や申請などの手間が省ける点は、投資初心者の方や忙しいビジネスパーソンにとって、嬉しいサービスです!
ロボアドバイザーの税金や確定申告などの詳細は、以下の記事をご参考ください。
預かり資産・運用者数No.1のロボアドバイザー(*)
ウェルスナビは、楽ラップやTHEOなど数多くのロボアドバイザーの中で、運用者(利用者)が多く、預かり資産も多くなっています。
多くの投資家の方から支持され、実際に活用されている事が分かります。
メリット【まとめ】
ここまで解説してきたように、ウェルスナビは、投資・資産運用にかかる時間とコストを抑えて、自動的に世界分散投資が行える画期的なサービスです。
ウェルスナビの凄いところ【メリット・まとめ】
- 入金・積立・リバランスが全て自動
- 自動税金最適化で実質コストが安い
- 長期割で最大0.1%割引!
- 特定口座に対応
10万円と比較的少額から投資ができるため、初めての方や投資を始めたいけど、色々勉強や調べ物をしたり、運用方針を検討する時間が無い方にとっておきのサービスと言えます。
自分自身も口座開設を行いスタートしており、サービス面もかなり満足できるもので、現在も継続運用しています!
→ ウェルスナビの運用実績
現在、口座開設後の入金で最大10万円がプレゼントされるキャンペーンが開催中なので、興味を持った方は、無料診断・無料口座開設を行って見ると良いでしょう。
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*最短5分で口座開設完了!
*無料診断はカンタン1分!
ウェルスナビのデメリット・注意点は?
ここまで解説してきたように、ウェルスナビは、コスト面・機能面でかなり優秀なサービスと言えます。
そのため、デメリットをあげるのが難しいですが、あえてあげるとすれば、以下の3点がデメリットと言えるかもしれません。
- つみたてNISA口座で運用できない
*NISA(おまかせNISA)は運用できる! - 手数料が割高な場合も
- 最低でも10万円必要!
(毎月の積立は最低1万円)
デメリット1:つみたてNISAは非対応
1点目は、つみたてNISAに非対応な点です。
つみたてNISAとは、投資にかかる税金が非課税になる制度です。
通常、株式や投資信託で得た投資利益(売却益など)には、20%程度の税金が掛かりますが、NISA・つみたてNISA口座で運用した場合、この20%分の税金が免除されます。
非課税期間は「20年」、年間非課税枠が「40万円」となっている点が、つみたてNISAの特徴です。
ただし、通常のNISA「おまかせNISA」は利用できるので問題ありません!
項目 | NISA (おまかせNISA) | つみたてNISA |
---|---|---|
対象者 | 20歳以上(日本人) | 20歳以上(日本人) |
利用限度額 | 年間120万円 | 年間40万円 |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
運用できる商品 | 国内外の個別株・ETF・REIT、 および投資信託 | 金融庁が認める投資信託・ETF |
デメリット2:自分で投資できる人には手数料が高い
ウェルスナビの手数料は、「手数料は預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)、3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税込0.55%)」で、全自動の資産運用サービスとしては割安です。
ただし、自分で資産配分の計算や配分比に応じて、適切な商品を個別で購入することができる方の場合、若干手数料が割高になります。
例えば、上述のVTI・VEA・VWO・AGGを自分で保有している場合、経費率は0.1〜0.2%程度になります。
ただ、売買手数料や為替手数料などはかかりますし、資産配分の設計や分配金の再投資、リバランスをすることなどの手間を考えると、ウェルスナビの手数料は十分安いので、初心者の方や忙しいビジネスパーソンの方は、手間とコストを考えると、ウェルスナビで十分と思います。
デメリット3:必要最低資金が10万円以上必要
ウェルスナビは、毎月の積立金額は最低1万円の設定で運用が始められますが、初期の入金額として最低10万円が必要です。
そのため、数万円などの資金で投資・資産運用を始めたい方は、ハードルが高めです。
サービス開始当初はの最低入金額は、現在の10倍の「100万円」でしたので、随分下がりました。
→ 今後のさらなる引き下げにも期待したいですね。
ちなみに、楽ラップ・THEOは1万円、ON COMPASSは1,000円から投資が始められるので、ウェルスナビの最低必要資金も今後下がることを期待したいと思います。
1万円からウェルスナビを始める方法
ウェルスナビを「1万円」から始めたいという場合、「WealthNavi for ネオモバ」と言うサービスを利用すればOKです。
最低投資額が1万円から始められて、毎月の積立金額も最低1,000円に設定できます。
ネオモバ(正式名称:SBIネオモバイル証券)とは、Tポイントや現金で100円から株取引ができる少額投資サービスです。
株取引やWealthNaviの運用の他、1株からIPO抽選にも参加できるなど、少額投資に特化した投資サービスを多数展開しており、若年層を中心に人気があります。
ウェルスナビは、「WealthNavi for 〇〇」と言う形で、SBI証券やソニー銀行、住信SBIネット銀行、ANA・JALなど様々な企業と提携してサービスを展開しています。
しかし、1万円から投資が始められるのは、ネオモバだけなので、少額からWealthNaviを利用したい方は、WealthNavi for ネオモバを利用すると良いでしょう。
WealthNavi for ネオモバの特徴や本家「ウェルスナビ」との違いなどの詳細は、以下の記事をご参考ください。
デメリット4:必ず儲かるわけでは無い!
投資商品である以上、当然ですが、ロボアドバイザーだからと言って「必ず儲かる」わけではありません。元本割れすることもあります。
以下のグラフは、ウェルスナビの運用とサイト管理人が行っている株式運用の投資パフォーマンスを比較したグラフです。
ウェルスナビでは、様々な資産クラスや銘柄に国際分散投資が行えているため、比較的ボラティリティ(価格の変動)が少なく安定的な運用が行えています。
ただし、2020年3月の感染症の影響による株式市場の大幅な下落のような事が起これば、国際分散投資と言えども値下がり幅が大きくなる事がわかります。
デメリット5:投資の知識がつきにくい
個人差がありますが「投資の知識がつきにくい」点もデメリットになり得るポイントです。
ウェルスナビなどの投資一任型のロボアドバイザーは、極端な話「相場を全く気にしなくても、投資知識が全くなくても」それなりの運用が行えます。
実際、私も初期設定後は、ほぼ放置で「年率10%程度」の利回りで運用が行えています。
そのため、経済や相場のマクロ分析を行い、銘柄選定を行う株式投資などと違い、投資に関する知識がつきにくい側面があります。
ただし、投資の知識がついたからと言って、必ず投資パフォーマンスが上昇するわけではありませんし、投資の様々な手間を省いて平均的なパフォーマンスを得るのがウェルスナビの良さなので、デメリットと必ずしも言えない面でもあります。
ウェルスナビの注意点・デメリット【まとめ】
ここまで解説したように、デメリットには以下のような注意点・デメリットがありました。
- NISA口座で運用できない
→ 2021年春よりNISAスタート! - 手数料が割高な場合も
- 最低でも10万円必要!
- 投資の知識・力がつきにくい
ロボに任せず、自分自身で資産配分(アセットアロケーション)の設計・運用・管理ができる人にとっては、手数料が割高になるため、お勧めできません。
ただし、投資初心者の方(または、投資に時間を割きたく無い方)にとって、資産配分の設計・管理のハードルは高いのも事実。
そのため、ウェルスナビは、手軽に積立・分散投資を行いたい方にメリットの大きい投資サービスと言えます!
実際、私もウェルスナビを長年愛用しています!
ウェルスナビの実績・評判は?
次に、ウェルスナビの公式サイトで公開されている、実績・投資パフォーマンスを見ていきます。
ウェルスナビの投資実績は、ウェルスナビ株式会社から、様々なリスク許容度・資産配分で、投資実績が公表されているため、その資料を確認するのが有用です。
ブログ等でウェルスナビの投資実績を公開されている方もいますが、基本的に違う方のリスク許容度や資産配分のパフォーマンスを見ても、自分の資産配分でのパフォーマンスとは全く違うものになるため、そういったブログは参考程度に確認するのが良いでしょう。
次に、ウェルスナビ・THEO・楽ラップの運用実績・利回りを比較して見ます。各ロボアドバイザーの投資成績は、ウェルスナビ株式会社と同様に、株式会社「お金のデザイン」など各社の公式ページにデータが公開されています。
全ての資産配分やリスク許容度のパフォーマンスを比較するのは、数が多すぎるので、各会社のデータの中から、最高利回り、最低利回りを、下表にピックアップして見ました。
投資実績に関して結論から申しあげると、価格変動リスクが同程度である場合、運用利回りはほぼ同じ結果になります。運用利回り・リターンは、リスクと相関があるので当然の結果です。
資産配分が同じであれば、基本的にはウェルスナビ・THEO・楽ラップ、どのロボアドバイザーでも同じような運用利回りになるため、基本的には投資コストの安いロボアドバイザーを選ぶことが重要になります。
例えば、資産配分が同じロボアドバイザーを選んだ場合、手数料控除後のパフォーマンスが良いものは、手数料が安いものになります。
そのため、長期割や自動税金最適化(DeTAX)などで、実質コストが低いウェルスナビを選ぶがオススメになります。
サイト管理人のウェルスナビの運用実績は、以下をご参考ください。
→ ウェルスナビの運用実績
松井証券「投信工房」との比較
本ブログでは、ウェルスナビの他に、投信工房の運用実績も公開しており、この二つのパフォーマンスを比較・考察しています。
投信工房は、松井証券が運用・管理するロボアドバイザーで、以下のような特徴・メリットがあります。
- 手軽に国際分散インデックス投資が可能!
- 手数料は信託報酬のみ
→ ロボアドバイザー特有の余分なコストが無い! - つみたてNISAも可能
- 超少額(100円〜)から投資が始められる!
- ポイント投資も可能!
ウェルスナビ等には無い、手数料の安さ・ポイント投資等のメリットを実現し、ほぼ自動で国際分散投資が行える点が魅力的です!
ウェルスナビと比較して、手数料が安い点や投資先の違いが運用実績にどのような差異が生じるのか?比較していきたいと思います。
投信工房も、ウェルスナビの運用と同様に、毎月1万円の積立を行い、投信工房の運用を開始した「2019年12月6日」を基準にパフォーマンスを比較していきます。
投信工房・ウェルスナビ共に、リスク許容度を1に揃えていますが、資産配分は下表のような違いがあります。※下表は横にスクロール(→)可能
資産クラス | 投信工房の投資先 (インデックスファンド) | 組入比率 | ウェルスナビの投資先 (米国ETF) | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
国内株式 | ニッセイTOPIX インデックスファンド | 5% | VEA | 5.0% |
先進国株式 | たわらノーロード 先進国株式 | 8% | VTI | 13.1% |
新興国株式 | 三井住友・DC新興国株式 インデックスファンド | 6% | VWO | 5.0% |
国内債券 | 三井住友・日本債券 インデックスファンド | 27% | – | – |
先進国債券 | SMT グローバル債券インデックス オープン(為替ヘッジあり) | 40% | AGG | 34.8% |
新興国債券 | eMAXIS新興国債券 インデックス(為替ヘッジあり) | 6% | – | – |
国内リート | たわらノーロード 国内リート | 1% | – | – |
海外リート | たわらノーロード 先進国リート | 5% | – | – |
コモディティ | iシェアーズゴールドインデックス ファンド(為替ヘッジなし) | 2% | GLD | 4.9% |
その他 | 現金など | 0% | TIP&現金 | 32.1% |
国内債券の有無などに違いがありますね!
2019年12月14日、早朝時点を起点(1)として、投信工房・ウェルスナビのパフォーマンスを比較した結果が、以下の図のようになります。
12月上旬以降(米中貿易の進展以降)、円安ドル高方向に為替が進行しているため、ドル建て資産の多い「ウェルスナビ」のパフォーマンスがやや高くなっています。
ただし、円高が進行した場合、逆にウェルスナビのパフォーマンスが悪くなる可能性が高い(為替リスクが大きい)ので、今後も中長期でパフォーマンスの良し悪しを見て行きたいと思います。
投信工房の特徴やメリット・デメリット、始め方や運用実績、他ロボアドバイザー比較などの解説は、以下の記事をご参考ください。
【最新版】キャンペーン
2022年2月現在、ウェルスナビ(WealthNavi)では、以下のようなキャンペーン、および常設プログラムを実施しています。
名称 | 特典 プレゼント | 対象条件 |
---|---|---|
冬のボーナス キャンペーン | 抽選で 最大10万円 | 20万円以上の入金 (2022年2月28日まで) |
新規ご利用 プログラム | 最大5,000円 | 50万円以上の入金 |
友達招待 プログラム | 500円 | 招待URLからユーザー登録、 および 入金・資産運用開始。 |
積立開始 プログラム | 最大15,000円 | 3ヶ月連続で自動積立 |
現在、常設プログラムと合わせて、冬のボーナスキャンペーンで、最大10万円が当たるチャンスなので、まだ口座をお持ちで無い方は、この機会に口座開設すると良いでしょう。
\ キャンペーン参加はコチラ /
*最短5分で口座開設完了!
*無料診断はカンタン1分!
詳細のキャンペーン条件は、ウェルスナビ公式サイトで必ずご確認ください!
冬のボーナスキャンペーンで最大10万円!
始めに、最大10万円が抽選で当たる『冬のボーナスキャンペーン』について解説していきます。
キャンペーン概要
本キャンペーンでは、キャンペーン期間中に、ウェルスナビの口座に「20万円以上」入金した方が、対象期間中の入金額が応じて、現金(最大10万円)がプレゼントされます。
項目 | 内容 |
---|---|
対象期間 | 2022年2月28日(月)まで |
対象者 | 以下の4つの条件を満たし方が対象 ・対象期間中にエントリー ・対象期間中に20万円以上の入金 ・資産運用を開始 ・2022年5月11日(水)まで1度も出金しない |
特典 | 入金合計額に応じて、 20万円以上100万円未満 → 抽選で5,000名の方に2,000円 100万円以上500万円未満 → 抽選で2,500名の方に10,000円 500万円以上1000万円未満 → 抽選で300名の方に50,000円 1000万円以上 → 抽選で200名の方に100,000円 |
入金時期 | 2021年6月中旬〜下旬に WealthNaviの口座へ入金 |
キャンペーンの概要が分かった所で、対象条件・期間、プレゼント・特典などについて詳しく解説して行きます。
対象期間・対象者
本キャンペーンの対象期間は、2021年12月1日(水)~2021年2月28日(月)となっています。
- 対象期間中に、キャンペーンのエントリー
- 対象期間中に、20万円以上の入金を行う
- 資産運用を開始する
- 2022年5月11日(水)まで1度も出金を行わない
対象期間中に、キャンペーンのエントリーを行い、新規(または追加)で20万円以上入金し、対象期間中に資産運用を開始した方が、現金プレゼントの対象となります。
資産運用開始とは、ログイン後の取引履歴に「購入」の履歴がある場合。
【図解】入金・資産運用を始める手順
また、資産運用開始日から2022年5月11日(水)まで「出金を行わないこと」も条件となっているので、少なくとも2022年2月・3月・4月・5月中は、ウェルスナビの運用を続け、出金しないように注意しましょう。
プレゼント内容
本キャンペーンでは、銀行振込・クイック入金額のキャンペーン期間中の合計金額に応じて、2,000円〜10万円の現金が「抽選」でプレゼントされます。
合計入金額毎のプレゼント金額は、以下にまとめたようになっており、20万円の入金でも現金500円がプレゼントされます。
入金額 | 当選人数 | プレゼント金額 |
---|---|---|
20万円以上 100万円未満 | 5,000名 | 2,000円 |
100万円以上 500万円未満 | 2,500名 | 1万円 |
500万円以上 1,000万円未満 | 300名 | 5万円 |
1,000万円以上 | 200名 | 10万円 |
キャンペーン特典の現金は、2022年6月中旬から下旬頃に、ウェルスナビの口座へ入金予定です。
注意点
キャンペーンに参加する際は、以下の点に注意しましょう。
特に、特典(現金)の入金時に口座解約されていると、プレゼント対象外になってしまうため、少なくとも2021年1月のプレゼント入金までは、ウェルスナビを解約しないように注意しましょう。
- エントリーと資産運用開始の時期は、前後しても問題ない
- キャンペーンのエントリー完了後のキャンセルは不可
- 口座開設には最大1週間程度の期間
- 法人の方は、対象外
- 現金入金の際、口座解約手続きがされている場合、対象外
また、口座開設の申し込み自体は「最短3分」で完了しますが、申込みが完了し、実際の取引までは「最大1週間程度」かかります。
そのため、口座開設後に入金キャンペーンに参加する場合は、早めに口座開設の申込みを行いましょう。
SBI証券など他の提携企業のキャンペーン
ウェルスナビは、SBI証券やSBIネオモバイル証券、ANA、イオン銀行など様々な提携企業からも投資・資産運用が行え、キャンペーンも解説しています。
WealthNavi for SBI証券のキャンペーン
ウェルスナビfor SBI証券のキャンペーン概要や対象期間・条件・プレゼント特典などを詳しく解説していきます。
本家ウェルスナビとウェルスナビfor SBI証券の違い、詳細な比較・解説は、以下の記事をご参考ください。
WealthNavi for SBI証券でも、「冬のボーナスキャンペーン」のようなキャンペーンを開催中です。
キャンペーン概要
WealthNavi for SBI証券のキャンペーンでは、対象期間中に、ウェルスナビの口座に「20万円以上」入金した方が、対象期間中の入金額が応じて、現金(最大10万円)がプレゼントされます。
項目 | 内容 |
---|---|
対象期間 | 2022年3月8日(火)まで |
対象者 | 以下の4つの条件を満たし方が対象 ・対象期間中にエントリー ・対象期間中に20万円以上の入金 ・資産運用を開始 ・2022年5月11日(水)まで1度も出金しない |
特典 | 入金合計額に応じて、 20万円以上100万円未満 → 抽選で500名の方に2,000円 100万円以上500万円未満 → 抽選で250名の方に10,000円 500万円以上1000万円未満 → 抽選で50名の方に50,000円 1000万円以上 → 抽選で20名の方に100,000円 |
入金時期 | 2021年6月中旬〜下旬に WealthNavi for SBI証券の口座へ入金 |
本家「WealthNavi」のキャンペーンと比較すると、当選人数がかなり少なくなっています。
参加人数は未知数ですが、当選口数の多さに関しては、本家「WealthNaviのボーナスキャンペーン」の方がメリットがあります。
対象期間・対象者
本キャンペーンの対象期間は、2021年12月1日(水)~2021年3月8日(火)となっています。
- 対象期間中に、キャンペーンのエントリー
- 対象期間中に、20万円以上の入金を行う
- 資産運用を開始する
- 2022年5月11日(水)まで1度も出金を行わない
対象期間中に、キャンペーンのエントリーを行い、新規(または追加)で20万円以上入金し、対象期間中に資産運用を開始した方が、現金プレゼントの対象となります。
資産運用開始とは、ログイン後の取引履歴に「購入」の履歴がある場合。
【図解】入金・資産運用を始める手順
また、資産運用開始日から2022年5月11日(水)まで「出金を行わないこと」も条件となっているので、少なくとも2022年2月・3月・4月・5月中は、ウェルスナビの運用を続け、出金しないように注意しましょう。
プレゼント内容
本キャンペーンでは、銀行振込・クイック入金額のキャンペーン期間中の合計金額に応じて、2,000円〜10万円の現金が「抽選」でプレゼントされます。
合計入金額毎のプレゼント金額は、以下にまとめたようになっており、20万円の入金でも現金500円がプレゼントされます。
入金額 | 当選人数 | プレゼント金額 |
---|---|---|
20万円以上 100万円未満 | 500名 | 2,000円 |
100万円以上 500万円未満 | 250名 | 1万円 |
500万円以上 1,000万円未満 | 50名 | 5万円 |
1,000万円以上 | 20名 | 10万円 |
キャンペーン特典の現金は、2022年6月中旬から下旬頃に、WealthNavi for SBI証券の口座へ入金予定です。
本家ウェルスナビとウェルスナビfor SBI証券の違い、詳細な比較・解説は、以下の記事をご参考ください。
過去のキャンペーン
以下のキャンペーンは、既に終了しております。
まとめ
ここまで解説してきたように、ウェルスナビは、最新のフィンテックテクノロジーを駆使した画期的なサービスです。
これまでのロボバイザーは、資産配分までは自動で行ってくれたものの、そのあとの商品の買付・リバランスなどは、自分で行わなくてはいけませんでした。しかし、ウェルスナビでは、この部分も全て自動で行ってくれる素晴らしい
サービスとなっています。
- 入金・積立・リバランスが全て自動
- 割安な手数料:入出金・為替・積立手数料など無料
- ロボアドでNo.1の運用者数&預かり資産の実績
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2021年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 モーニングスター社調べ(2021年12月時点) - 10万円から始められる
- 特定口座に対応
また、手数料などのコスト面、特定口座対応など利便性ともに優れています。少額から全く手間をかけず低コストで全世界への分散投資ができることもあり、初心者の方や、投資に費やす時間が限られている方向きの投資サービスです。
今なら、お得な口座開設キャンペーンや積立キャンペーンで高額の現金が貰えるので、口座開設を行い資産運用をスタートするのに、オススメです。
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ウェルスナビの始め方
ウェルスナビ(WealthNavi)の運用を開始するまでの流れを、大まかに解説して行きます。
- 口座開設申込み
- 口座完了通知が届く(申込みから最短2営業日)
- 入金
ウェルスナビの運用を始めるには、始めにウェルスナビの口座開設を行います(口座開設申し込みは3分程度で終わる)。
口座開設の申し込みが終わると、最短2営業日程度で口座完了の通知が届きます。
口座開設が完了したら、実際に入金を行い、運用を始める流れになります。
以下、それぞれの項目を、画像付きで詳しく解説していきます。
ステップ1:ウェルスナビの口座開設
ウェルスナビの口座申し込みから口座開設完了までの手順・流れを、順を追って解説していきます。
ウェルスナビの口座開設を始めるには、まず、以下の公式ページをクリック・タップを行い、移動したページからウェルスナビの口座申し込みが行えます。
上の「ウェルスナビ 口座開設【公式】」をクリック・タップすると、以下のような画面へ移動しますので、画面右上にある「口座開設」ボタンから、口座開設の申し込みを行います。
「口座開設」ボタンをクリックすると、以下のようなページに移動する。こちらのページでは、口座開設の認証コードをもらうためのメールアドレスを入力しますので、ページ下部の入力部分まで移動(スクロール)してください。
ページ下に移動して行くと、下図のように、メールアドレスの入力が行えます。口座開設用の認証コードが届くメールアドレスですので、アドレスを入力し「次へ」をクリックしてください。
「次へ」をクリックすると、下図のように認証コード(登録したメールアドレスに送られてくる)の入力と、ウェルスナビのパスワードを登録します。
認証コードは、先ほど入力したメールアドレスに、以下のような「認証コード」という題名のメールが届きます。そのメール内にある認証コードを使って、口座開設申し込みを行います。
認証コード・パスワードの設定が終わると、下図のように、口座開設のための必要事項の入力画面へ移動します。こちらで、電話番号や職業などの基本情報を入力し、画面下部へ移動します。
住所などの基本事項の入力後は、ウェルスナビから出金する際の金融機関の登録を行います。
三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行以外の方は、「その他」をチェックし、検索ボックスに銀行の頭文字を入れると自動で銀行名が出てきます。銀行名に「銀行」と入っていない点にご注意ください。(例:楽天銀行→楽天)
楽天銀行の特徴やメリット・メリット、口コミ・評判などは、以下をご参考ください。
銀行の入力が終わったら、上の図のように、本人名義確認欄にチェックを入れて、登録を行ってください。出金銀行の登録が終わると、下の図のように、本人確認書類のアップロード画面へ移動します。
本人確認は、マイナンバーの確認も含まれるため、免許証とマイナンバー通知カードの2枚(裏に記載がある方は、裏面も)をスマホなどで撮ってアップロードしましょう。
ちなみに、マイナンバーカードを持っている方は、1枚で本人確認&マイナンバーの確認が行えるため、1枚のみのアップロードですみます。
特に、どちらのアップロード方法が良いということは、マイナンバーカードを持っていない方は、本人確認(免許証など)と通知カードで良いでしょう。
アップロードを行い、画面の下の方へスクロールして行くと、以下のような画面となるので「次へ」をクリックして、先に進みます。
アップロードが終わると、以下の図のように、特定口座の選択画面へ移ります。元々の設定で「特定口座(源泉徴収あり)」となっているので、そのままで良いでしょう。
特定口座とは、ウェルスナビ等喉の投資商品の売買内容の記録・損益の計算を証券会社が、我々投資家に代わって行ってくれる口座のことです。
源泉徴収ありを選択すれば、証券会社が売買記録に基づき納税を行ってくれるため、我々口座を使う投資家は確定申告を不要とすることが可能です。
投資初心者の方は、手間のかからない「特定口座(源泉徴収あり)」がオススメです。
特定口座の設定が終わり、確認事項に同意し「申し込む」をクリックすると、口座開設の申し込みが完了し、以下のような画面へ遷移します。ここでは、口座開設の通知の配達希望曜日を指定することができます。
口座開設通知は、口座開設申し込みから、最短2営業日で届くので、それ以降であれば土日の受け取り希望を出すこともできるので、便利です。
口座開設申し込みが完了すると、以下のように「口座開設申し込みを承りました」というメールが届きます。
このように、一見複雑そうなウェルスナビ(WealthNavi)の口座開設ですが、1つ1つ図解を見ながら行うことで、初心者の方でも比較的簡単に行うことができます。
口座開設申し込みから、数営業日(最短2営業日)経過すると、以下のような「簡易書留を発送しました」というメールがWealthNaviから届きます。
私の場合、日曜日に口座開設申し込みを行い、1営業日後の火曜日にメールが到着。その翌日(午前中)に簡易書留(口座開設通知)が届きました!
メール内には、簡易書留の問い合わせ番号もあるので、配送状況を知りたい方は、郵便局のサイトから確認できます。こういったサービスは親切で良いですね。
また、簡易書留を受け取ってから数十分程度で、以下のような「簡易書留」受取り完了メールが届きました。誤送を防ぐとともに、次に何をすれば良いかも書いてあります。
ステップ2:ウェルスナビにログイン
口座開設が完了したら、「メールアドレス」および「口座申込み時に登録したパスワード」で、ウェルスナビのホームページにログインします。
- メールアドレス
- パスワード
いずれも口座開設時に登録したもの。
簡易書留を受け取った際に、WealthNaviから受け取ったメール内の「WealthNaviにログイン」ボタンから、ログインページに飛んでも良いですし、以下のリンクからログインページに飛んでも構いません。
「WealthNaviにログイン」をクリックすると、以下のような画面へ移動します。
口座申し込み時に登録したメールアドレスとパスワードでログインできます。
ログインが成功すると、以下のような画面へ遷移します。初回ログイン時のみ、以下のような画面になりますので「確認して次へ」をクリックしてください。
「確認して次へ」をクリックしたら、ウェルスナビの「ホーム」タブをクリックすると、下図のような画面移動します。ここで、「簡易書留を受ける」にチェックマークが入っています。
次に上の例(上図)の左側にある「運用プラン」をクリックして、運用する資産配分(ポートフォリオ)を決めていく流れになります。
ステップ3:運用プランを決める!
いよいよ、投資・資産運用に入っていきます!
ホームページの「運用プラン」ボタンをクリックすると、以下の画面となります。「診断を始める」をクリックすると、5つの質問が出てくるのそれらの質問に答えると、リスク許容度から運用プラン(資産配分)を決めることができます。
リスク許容度とは、資産の値動きの幅です。例えば、10万円でウェルスナビの運用を始めた場合、その金額が一時的に、どのくらいまで下落しても(上昇しても)良いか?という指標で、資産配分(ポートフォリオ)を設計する際に重要となります。
一般的に、リスク許容度を小さくすれば「ローリスクローリターン」逆に高くすれば「ミドルリスク・ミドルリターン」「ハイリスク・ハイリターン」となります。
WealthNaviの運用プランの決定は、5つの質問に答えることで、リスク許容度をロボアドバイザーが個人にあったリスク許容度を算出してくれます。
ちなみに、診断結果で算出された、自分のリスク許容度が低すぎる(もしくは高すぎる)と感じた方は、自分でリスク許容度を調整することもできます。
はじめは、年齢について質問されます。年齢が高ければ、運用期間も短く、仕事などがから得られる人的資本も少ないため、若い世代と比べると若干リスク許容度が低くなると考えられます。
年齢の次は、年収に関しての質問を受けます。下図のような4つの選択肢からお選びください。年収が高ければ高いほど、リスク許容度は高くなりやすくなるのだと思われます。
質問の3問目は、現在の金融資産についてです。お持ちの銀行預金(株や投資信託の保有があればそれも含めて)などの金額を選んでください。
次の質問(4問目)は「資産運用の目的」です。下図のような選択肢があるので、ご自身の目的に近いものをお選びください。ちなみに、私は「余裕資金を着実に運用」を選びました。
最後の質問(5問目)は「株価が下落した際の対処法」です。相場では、リーマンショックなど、1ヶ月で20%以上株価が下落する時がありますので、そういった場合にとる行動でもっとも近いものをお選びください。(下図参照)
ちなみに、私は「追加投資を行う」を選択しました。相場の下落は一時的と考えて、安くて資産を購入できるチャンスと考えるためです。皆様も自分の考えにあった納得するものを選びましょう。
最後の質問に答えると、下図のような診断結果画面へ移動します。画面下部へ移動すると、運用プランのシミュレーション(資産の推移)などが見られます。
資産の推移結果(下図)では、元本が100万円で30年間運用した際の資産シミュレーションを3パターンで算出しています。色付きの影(バンド)が大きくなればなるほど、値動きが激しい場合の想定になります。
次に「Simulation」タブをクリックすると、決定プランでリーマンショック前から運用を開始した場合の値動きが表示されます。
リーマンショック時に一時的に暴落するものの、その後回復し、順調に資産が増えている様子がわかります。長期運用という方針であれば、一時的な下落は絶好の投資チャンスになるという良い例ですね。
最後に「Portfolio」をクリックすると、今回の運用プランの資産配分(ポートフォリオ)が表示されます。私の場合、米国株・先進国株(日本を含む)が約3割ずつ、新興国株式が1割、その他が不動産や金(ゴールド)、米国債という結果になりました。
このポートフォリオで良ければ「プランを決定」ボタンをクリックすることで、運用プランが決定します。少し調節したい場合は、詳細設定をクリックすることで、下図のような画面へ移動し、各指標を調整することができます。
「プラン決定」ボタンをクリックすると、以下のような画面へ移動します。これで、WealthNaviの運用プランの診断が終了します。次に、10万円以上の入金を行うことで、決定したプランで運用を始めることができます。
これで、ウェルスナビで投資・資産運用の準備を行う準備が整いました!
ここまで解説してきた「ウェルスナビの始め方」に準じた、サイト管理人のウェルスナビの運用実績・投資パフォーマンスは、以下をご参考下さい。
評判・口コミは?
ウェルスナビの口コミ・評判をTwitterからピックアップしていきます。
ここまで解説してきたウェルスナビのメリット・デメリットなどと合わせて、投資を行うか迷った際に、ご参考ください。
イマイチな評判・口コミ:つみたてNISAに対応していない
少額非課税制度(NISA)に対応していない点を指摘する口コミ・評判は多く寄せられています。
##https://twitter.com/st_tousi/status/1318856806391717888
2021年春より「おまかせNISA」でNISA口座での運用ができるので、この点に関しては心配いらなくなります。
イマイチな評判・口コミ:一から運用ができる人にとっては手数料が割高
自分でリスク許容度に合わせて資産配分の設計ができ、さらにその配分に合わせてETFの積立・リバランスができる方にとっては、手数料が割高という評判もあります。
##https://twitter.com/h561112/status/1321040786054500352
確かに、ウェルスナビを利用せず、全部自分でできる中級者以上の方であれば手数料は割高になります。
ただし、投資初心者の方が、自分で一から運用を行う事は「至難の技」なので、初心者の方は、十分利用する価値があります。
良い評判・口コミ:リスク許容度を機動的に変更できる
個人のリスク許容度に合わせて、5段階で機動的に変更できる点は好評のようです。
##https://twitter.com/ryota213j/status/1321757515164471298
簡単な操作で、スグに変更できるので、私自身も相場変動の時などに頻繁に活用しています。
良い評判・口コミ:中長期の資産形成に繋がる
相場の変動(〇〇ショック:直近だとコロナ)で大きく下がることはあるものの、中長期の資産形成として評価されているようです。
私自身も、相場急落時は、一次的に評価額がマイナスになるものの、中長期で見れば、ほとんどの期間がプラスの運用となっています。
良い評判・口コミ:税金の最適化で実質コストが下がる!
DeTax(自動税金最適化)機能で実質的な手数料(コスト)が下がる点も評価されているようです。
##https://twitter.com/nimo_kawaii/status/1321033381954514944
##https://twitter.com/eiryu/status/1233585375852916738
私も、数あるロボアドバイザーから「ウェルスナビ」を選んだ一つの要因がコレです。
よくある質問
最後に、ウェルスナビに関する質問、ロボアドバイザーや資産運用に関する「よくある質問」をピックアップし、回答と合わせて解説していきます。
AI投資とは違う?
ウェルスナビでも、AI(人工知能)が活躍しているの?
勘違いされがちだけど、ロボアドバイザー=AI投資というわけではなく、ウェルスナビでもAIは活用されていないんだ。
世間では、ロボアドバイザーがAI投資と解釈されているケースが多いですが、これは大きな間違いです。
ウェルスナビを始め、楽ラップなどの投資一任型ロボアドバイザーのほとんどで、AI(人工知能)ではなく「アルゴリズム」による運用が行われています。
アルゴリズム | データパターンによって運用方針が決定 |
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AI(人工知能) | 日々の市場データをAIが学習(機械学習)する |
AI投資は、人工知能(AI)が日々データや実際の結果を基に学習し変化して行くのに対し、アルゴリズムはデータ・パターンによって運用方針が一意に決定します。
AI投資とロボアドバイザーの違いや詳細、また選び方や最新のおすすめランキングなどの解説は、以下の記事をご参考ください。
リバランスとは?
リバランスとは、運用を始める時に、最初に決めた資産配分(アセットアロケーション)からのズレを修正する作業です。
ロボアドバイザーに限らず、投資・資産運用を始める場合、はじめに資産配分を決定します。そして、この理想の資産配分通りに運用していきます。
しかし、資産運用を続けていくと、株式や債券など投資対象の値上がりや値下がりなどで、理想の資産配分からズレてしまうことがあります。
そのため、比率が上がり過ぎた資産を売却し比率を下げたり、反対に比率が下がり過ぎた資産を購入し、増やすことで、理想の資産配分に近づけます。この作業をリバランスといいます。
リアロケーションとの違いは?
リバランスと似た言葉に「リアロケーション」というものがありますが、リバランスとは全く別物です。リアロケーションとは、資産配分自体を、運用の途中で変更することを言います。
リバランスの重要性は?
リバランスには、二つの重要な役割があります。1つ目がリスク許容度のコントロール、2つ目が投資パフォーマンスの向上です。
- リスクのコントロールを行う
- 投資パフォーマンスの向上
リバランスを行わず、資産運用を続けていると、資産の値上がりや値下がりにより、理想の資産配分からズレてきてしまいます。ズレたまま、資産運用を行っていると、思いも寄らないリスクを背負って投資を行ってしまう可能性があります。
また、リバランスを行うと、価格が上昇している資産を利益確定で売却し、下落した資産を割安に仕込むということが機械的にできますので、投資パフォーマンスの向上も期待できます。
実際に1970~2011年の長期期間のデータをもとにリバランス有りと無しで投資結果を比べてみるとリバランスをした方がリスクを抑えリターンを向上することが示されています。
リバランスの頻度は?
リバランスの頻度は半年、1年、3年など、様々な候補がありますが、半年または1年毎のリバランスが良いことがわかっています。
リバランスの頻度が3年など長期になってしまう場合、リーマンショックなどの大規模相場変動が行った際に、資産配分が崩れたまま資産運用を続けてしまう恐れがあるためです。
ウェルスナビでは、半年毎のリバランスが行われており、健全な資産管理・運用が行われていることがわかります。
手順と方法
ウェルスナビやテオなどのロボアドバイザーに任せる場合、リバランスは全自動で行ってくれますが、自分で運用を行う場合、リバランスを行うために、以下のような手順を踏む必要があります。
- 保有資産の配分比率を算出
- 目標比率よりも大きくなった資産は売却
- 目標比率よりも小さくなった資産は積み増し
一般的なリバランスは、上の1→2→3の手順で行いますが、資産売却時に発生する税金や売買手数料を節約するために、1→3の手順でリバランスを行うノーセルリバランスという手法もあります。
ブログの実績は参考にすべきですか?
ウェルスナビを運用している方々がブログなどで実績を公開されているケースがあります。基本的に、運用経験者の感想や実績は参考になりますが、2点ほど注意すべき点があります。
それは「実績はあくまで過去のもの」であること、また「資産配分(ポートフォリオ)が違えば、全く違う投資成績になること」です。これらのことを念頭において、ブログをチェックするようにしましょう。
アプリやウェブサイトは使い安いですか?
ウェルスナビは、ITエンジニアの応募・採用に力を入れおり(参考:【WEBエンジニア】応募)、アプリやウェブサイトはデザイン性・操作性に優れています。
実際、2018年グッドデザイン賞に受賞しており、外部機関からのお墨付きも受けています。
運営企業・会社は?
社名 | ウェルスナビ株式会社 WealthNavi Inc. |
---|---|
金融商品取引業者 | 金融商品取引業者 |
資金移動業者 | 関東財務局長 第00071号 |
加入協会 | 日本証券業協会一般社団法人 日本投資顧問業協会一般社団法人 日本資金決済業協会 |
設立年月日 | 2015年4月28日 |
役員 | 代表取締役 柴山 和久取締役 廣瀬 学社外取締役 東後 澄人監査役 榎本 明監査役 松野 絵里子監査役 藤本 幸彦 |
資本金 | 32億3,792万5,081円 ※2021年12月31日現在 |
住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル9F |
事業内容 | 金融商品取引業 |
法律顧問 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所潮見坂綜合法律事務所 |
会計監査人 | あずさ監査法人 |
会社HP | https://corp.wealthnavi.com/ |
- 預金保険制度(ペイオフ)の対象ですか?
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WealthNaviは預金保険制度(ペイオフ)ではありません。また、WealthNavi for 住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行などの銀行と提携しているウェルスナビも預金保険制度の対象外となっています。
預金保険制度により、当座預金や利息の付かない普通預金等(決済用預金)は、全額保護されます。
定期預金や利息の付く普通預金等(一般預金等)は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。
引用:預金保険制度|金融庁
- ウェルスナビは運営する企業はどこですか?
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ウェルスナビは、ウェルスナビ株式会社が運営しています。WealthNaviの事業内容は「金融商品取引業」となっており、ウェルスナビの運営はメイン事業となっています。
また、SBI証券や住信SBIネット銀行、イオン銀行、ソニー銀行など事業提携し「WealthNavi for」ブランドも事業として扱っています。
WealthNaviが事業提携しているロボアドバイザーに関しては、以下をご参考ください。