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【ベストバイストック2022年】日本株投資と激動インフレ相場の振り返り

【ベストバイストック2022年】日本株投資と激動インフレ相場の振り返り

ベストバイストック2022の参加記事として、2022年の国内株式アクティブ運用と国際分散投資(インデックス運用)について振り返ります!

2022年購入して、投資益が出た銘柄・株主優待でお世話になった銘柄をランキング形式で紹介すると共に、激動のインフレ相場を振り返りつつ、個人的に勉強になった書籍も紹介していきます。

サイト管理人

2022年の相場の振り返りに、楽しんで読んで頂けると幸いです!

ベストバイストックは、投資ブロガーななし@_teeeeestが主催している「2022年の買ってよかった金融商品」を紹介する企画です。
ベストバイストック2022

私は、主催者の「ななし@_teeeeestさんからバトンを受けました!

昨日の記事:ベストバイストック2022|今年買って一番良かったのはTracers S&P500配当貴族インデックス

目次

投資方針・イントロダクション

まず、はじめて、当サイト「マネーの研究室」を訪問される方向けに、サイト管理人「橘 龍馬」のプロフィール、投資方針を簡単に解説していきます。

サイト管理人

すでに、ご存知の方は読み飛ばして頂いて構いません!
→ 読み飛ばして「本編」へ

プロフィール

30代3児の父です。
投資は、社会人2年目から本格的に始めました。

家族で楽しみにつつ「支出を減らして、余剰資金を投資に回す」という考えのもと、楽天経済圏にどっぷり浸かっております。

プロフィール
橘 龍馬(プロフィール画像)
橘 龍馬
  • 30代3児の父
  • 社会人2年目から投資を開始
  • 支出を減らし、余剰資金を投資へ回す

運営メディア:ブログ「マネーの研究室」、
Youtube「マネーの研究室@moneylabo」、
インスタ@t_ryoma1985、Twitter@t_ryoma

投資方針

投資・資産運用では、コア・サテライト戦略をベースに、投資の基本となるコア部分で「インデックス投資」、サテライトで日本株投資を行っています。

項目内容
コア国際インデックス投資
サテライト日本株(個別銘柄・優待など)
コア・サテライト戦略の内訳

コア・サテライトの資産の配分比率は、元々7:3でしたが、日本株(サテライト)の運用成績がコアを上回っており、現在は、5:5くらいの割合になっています。

サイト管理人

サテライト投資の銘柄選定に時間がかけられなくなってきたら、リバランスすると思います。

コア:インデックス投資

コアのインデックス投資では、サテライト部分での銘柄分析に時間を割くため、クレカ積立などを活用して、ほぼ自動化しています。

SBI証券クレカ積立
SBI証券クレカ積立の例

クレカ積立には、

などがありますが、結論から言うと、全ての積立を設定して、ポイントをもらいつつ積立しています。

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ただ、全て長期保有する余裕はないので、eMAXIS Slim国内債券を購入することで、日本株投資の待機資金とすることもあります。

サテライト:日本株投資

日本株投資は、元々、地方市場やジャスダック、東証2部などの業績好調のバリュー株の中から、東証1部に昇格しそうな銘柄への投資を行っていました。

しかし、参入者が増えた事や2018年以降の日本株全体の業績低迷で、バリュー株は放置される事が多くなったため、現在では、東証1部の銘柄も売買しています。

  • 成長バリュー株
  • 東証1部昇格期待
  • 優待株
  • 配当株
  • などなど
サイト管理人

基本、中長期ですが、上昇シナリオが想定以上に前倒しになった際は、1ヶ月程度で売却し、結果的に短期になることもあります。

ベストバイストック2022

それでは、2022年に購入した日本株の中から、買ってよかったもの「ベストバイストック」を選出していきます。

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毎年、エクセルに集計していましたが、今年から「kaview(かビュー)」の力を借ります。。。

こちらが、kaview(prime)で確認した、年間(1月〜11月末)の上昇上位トップ5です。
*保有(幻の利益あり)

2022年11月末の上昇銘柄|kaviewの画面
2022年11月末の上昇銘柄|kaviewの画面

表にまとめると、今年の上昇持ち株は、こんな感じでした!

スクロールできます
順位証券
コード
銘柄名特徴・
コメント
1位6315TOWA半導体の内製化を進める中国で好調。
中国ロックダウンで下を試すも、10月から反転上昇。
2位7518ネットワンシステムズ年始からハイテク株の調整に巻き込まれる。
ここ数年個人的に、期待外れの決算だが、今年は好調。
3位6104芝浦機械芝浦三兄弟の一人。機械株の上下に巻き込まれることが多い。
4位7211三菱自動車円安+EV好調のダブルで、大きく上昇した銘柄。
5位4975JCUハイテク株の調整に巻き込まれた銘柄。
6位7047ポートポータルサイト好調も。
癖のある値動きやIRを出すタイミングが、個人的に苦手。
7位3328BEENOS円安支援。決算期待・来季の強気予想などもあり上昇。
機関がちょいちょい売ってくる。
8位4575キャンパス需給優先の短期的トレード。
9位8306三菱UFJ FG高配当銘柄。米債の損失も、9〜10月の調整から株価V字。
10位5702大紀アルミニウム工業所年前半の商品インフレ(アルミの上昇)時に高騰。
今年の値上がり銘柄トップ10

昨年のトップ5は優待株が多かったですが、今年は年前半のPERの調整から反転した銘柄が上位でした。

「頭と尻尾はくれてやれ」は重要だが。。。

「頭と尻尾はくれてやれ」は、私も重要視する相場格言の一つですが、今年に限ると「三菱自動車」で非常に悔しい思いをしました。

私自身、三菱自動車は、実生活やニュースなどから電気自動車が非常に好調である点に注目しておりました。

そこで、2022年の2〜3月、ウクライナ戦争の勃発や高インフレによる米国株のバリエーション調整機に、少しずつ購入し、平均280円台で大量購入しました。

ここまでは良かったのですが、私自身、3月時点では、今年のような相場に慣れておらず、350円に戻ったところから、少しずつ売却し、380円の時には、持ち株がなくなっていました。。。

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その後、600円を超えたことは、泣くに泣けません。。。

上昇率トップ(ベストバイストック)は「TOWA」も悔しさの残る一年

と言うことで、今年、ポートフォリオの上昇に最も貢献してくれた銘柄は、TOWA(6315)でした!

半導体製造装置(後工程)の大手のTOWAは、近年、中国の半導体内製化の動きもあり、急速に業績を伸ばしています。

しかし、今年は、年初からのハイテク株の調整(利上げによるバリエーション調整)の影響、さらに毎年恒例の弱気予想もあり、大きく下落しました。

私自身、2〜3月の下落→反発の経験もあり、TOWAを含め他の銘柄も、日経平均株価のレンジを想定し、売買しました。

TOWAの取引履歴
TOWAの取引履歴

現状、10月上旬に購入した半分は保有を継続していますが、確定分はもちろん、保有分も合わせて、今年のベスト・バイ・ストックとなりました。

2022年相場の振り返り

リーマンショック・ITバブル期はもちろんのこと、1970年代のインフレ期を経験していない私にとって、2022年は、苦労とともに、新たな発見の連続の年となりました。

ただ、インフレ期や相場暴落の歴史・パターン、さらに地政学を含めたエネルギー事情など、かなり知見を蓄えることができました。

そこで、すでに読んでいる方も多いと思いますが、2022年(特に前半)読んでおいて良かったと思う5冊を、著者への感謝も含めてピックアップしていきます。

【2022年】良かった本・書籍

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さっそく、紹介していきます。

新しい世界の資源地図

新しい世界の資源地図
新しい世界の資源地図

個人的に今年一番面白かった本が、こちらの「新しい世界の資源地図」です。

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ロシアによる、ウクライナ侵略が始まった2月に購入しました。

500ページ以上ある分厚い本ですが、

  • シェール革命からのエネルギーの変遷
  • 中国やロシアのエネルギー・地政学の問題
  • アラビアの民族対立と原油情勢
  • 昨今のEVや気候変動問題への取り組み

などを歴史的な背景まで網羅的に解説しており、あっという間に読めました。

物価とは何か?

物価とは何か?
物価とは何か?

今年の相場のキーワード「インフレ」を、あの「渡辺 努」先生(東京大学教授)が網羅的に解説した書が、こちらの「物価とは何か」です。

何だか、浅そうなタイトルですが、

  • 物価の初歩
  • フィリップス曲線
  • 欧米の物価と中央銀行の政策
  • 日本のデフレ

など網羅的に解説してあり、1970年代のインフレを経験していない私にとっては、大変示唆に富む一冊でした。

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人々のインフレ期待の重要性を改めて痛感するとともに、毎月のミシガン大学の指標もチェックするようになりました。

ちなみに、渡辺努先生は、11月に新刊も出しており、こちらも面白いです!

世界インフレの謎
世界インフレの謎

相場サイクルの見分け方

相場サイクルの見分け方
相場サイクルの見分け方

金融緩和期に慣れきった私にとって、こちらの書籍も、大変勉強になる一冊でした。

「金融相場→業績相場→逆金融相場→逆業績相場」の相場サイクルを既に理解されている方でも、各サイクル・循環で、どのような業種が物色されるか?まとめておきたい方にはオススメです!

2030半導体の地政学

2030半導体の地政学
2030半導体の地政学

今年売りたたかれた半導体・テック銘柄のマクロ環境を頭に入れて際に、オススメの書籍です。

米中対立など政治・政策的な側面にも触れているので、いわゆる半導体の入門書的なものを既に読んでいる方でも、大変タメになります。

教養としての金融危機

教養としての金融危機
教養としての金融危機

他の書籍と比べると、オススメ度は落ちますが、過去の急落相場の歴史を振り返る際に、大変役に立ちました。

経験できなかったことは、書籍で理解するしかないので、こういった本は大変助かります。

まとめ

拙い文章ですが、最後までご覧いただきありがとうございました。

2023年は、米国は、利上げの累積的な効果と景気減速を見極める年となります。

欧州は、ほぼスタグフレーション状態で、債務危機などのリスクもあるので、その辺りで相場がどう動くか?今年同様、下振れリスクを警戒していきたいと思います。

最後になりますが、ベストバイストック2022で一年間の運用を振り返る機会を与えてくれた「ななし(@_teeeeest)さん」ありがとうございます。

明日は、皆さんお待ちかねの「ジン@株式投資」さんです!

サイト管理人

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

日々の運用状況や銘柄は、インスタ・Twitterで随時更新していますので、もし宜しけばフォロー頂けると嬉しいです。

過去のベストバイストック参加時の記事

ベストバイストック2020

ベストバイストック【2021年】配当株・優待株の振り返り

ベストバイストック【2020年】

ベストバイストック【2019年】

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この記事を書いた人

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投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
投資・節約の専門メディア「マネーの研究室」のサイト管理人。
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