ベストバイストック2021の参加記事として、2021年の国内株式アクティブ運用と国際分散投資(インデックス運用)について振り返ります!
2021年購入して、投資益が出た銘柄・株主優待でお世話になった銘柄をランキング形式で紹介すると共に、インデックス運用との比較、また2021年の投資方針や展望について解説します。
2021年の相場の振り返りに、楽しんで読んで頂けると幸いです!
ベストバイストックは、投資ブロガーななし@_teeeeestが主催している「2021年の買ってよかった金融商品」を紹介する企画です。
→ベストバイストック2021
私は、みらいあせっと@東北投信さんからバトンを受けました!
投資方針・イントロダクション
まずは、初めて本サイト「マネーの研究室」を訪問される方向けに、サイト管理人「橘 龍馬」のプロフィール、投資方針を簡単に解説していきます。
すでに、ご存知の方は読み飛ばして頂いて構いません!
→ 読み飛ばして「本編」へ
プロフィール
30代3児の父です。
投資は、社会人2年目から本格的に始めました。
家族で楽しみにつつ「支出を減らして、余剰資金を投資に回す」という考えのもと、楽天経済圏にどっぷり浸かっております。
- 30代2児の父(来年3児の父へ)
- 社会人2年目から投資を開始
- 支出を減らし、余剰資金を投資へ回す
運営メディア:ブログ「マネーの研究室」、インスタ@t_ryoma1985、Twitter@t_ryoma
投資方針
投資・資産運用では、コア・サテライト戦略をベースに、投資の基本となるコア部分で「インデックス投資」、サテライトで日本株投資を行っています。
項目 | 内容 |
---|---|
コア | 国際インデックス投資 |
サテライト | 日本株(個別銘柄・優待など) |
コア・サテライトの資産の配分比率は、元々7:3でしたが、日本株(サテライト)の運用成績が良く、現在は、5:5くらいの割合になっています。
サテライト投資の銘柄選定に時間がかけられなくなってきたら、リバランスすると思います。
コア:インデックス投資
コアのインデックス投資では、サテライト部分での銘柄分析に時間を割くため、クレカ積立などを活用して、ほぼ自動化しています。
楽天カード投信積立とは、楽天証券の自動積立で「クレジット決済(楽天カードのみ対応)」できる積立サービスです。
このサービスの凄い点は、積立金額も1%のポイント還元の対象になる点。
例えば、毎月5万円を楽天カード決済で積立した場合、毎月500円(=5万円×1%)分の楽天ポイントが貰えてしまいます。
たまーに、〇〇ショックなどがあった時は、アセアンや新興国のETFなどをスポットで購入して、アセットアロケーションの味付けをしてます。。
サテライト:日本株投資
日本株投資は、元々、地方市場やジャスダック、東証2部などの業績好調のバリュー株の中から、東証1部に昇格しそうな銘柄への投資を行っていました。
しかし、参入者が増えた事や2018年以降の日本株全体の業績低迷で、バリュー株は放置される事が多くなったため、現在では、東証1部の銘柄も売買しています。
- 成長バリュー株
- 東証1部昇格期待
- 優待株
- 配当株
- などなど
基本、中長期ですが、上昇シナリオが想定以上に前倒しになった際は、1ヶ月程度で売却し、結果的に短期になることもあります。
ベストバイストック2021
それでは、2020年に購入した日本株の中から、買ってよかったもの「ベストバイストック」を選出していきます。
始めに、2021年の私自身のPFで収益に貢献した銘柄をピックアップしてみると、下表のようになりました。
証券 コード | 銘柄名 | 損益率 (配当除く) |
---|---|---|
6976 | 太陽誘電 | +12.2% |
3995 | ハローズ | +24.7% |
9302 | イトクロ | +27.2% |
2914 | ロボットホーム | +48.9% |
8058 | エイチ・アイ・エス | +17.8% |
2927 | AFC-HDアムスライフサイエンス | +9.0% |
7211 | 三菱自動車工業 | +8.9% |
5411 | JFEホールディングス | +13.3% |
6101 | ツガミ | +21.1% |
4980 | デクセリアルズ | +42.7% |
6409 | キトー | +8.3% |
ドイツ10年債(売り) | +10.1%(*レバ) |
上昇率が高いものや、印象に残ったもの等を10程度、ピックアップしてみました。
以下、表中の銘柄を中心に、2021年を振り返って、買って良かったと感じた銘柄をランキング形式で紹介しつつ、過去のツイートも振り返って行きます!
第5位:ANAホールディングス(9202)
第5位は、緊急事態宣言の解除以降、大きく上昇した「ANAホールディングス(9202)」です。
ANAは、2014年からSFC会員として大変お世話になっており、優待も魅力的な銘柄でした。
昨今の情勢もあり、割安になっていたところ拾わせて頂きました。
7月の緊急事態宣言中に購入し、緊急事態宣言解除後の10月に手放していますので、現在は保有していません。
優待権利日と、緊急事態宣言解除後の観光・レジャー関連株の上昇が重なったのは、運が良かったです!
現在、ヨーロッパでの再ロックダウン・南アフリカで発見された「変異株(オミクロン株)」への懸念で、大暴落しているので、2022年3月以降の権利日に向けて、再度購入時期を模索中です!
第4位:クリプト・暗号資産(仮想通貨)
2021年は、デジタルゴールドとして無視できなくてなってきた、暗号資産(仮想通貨)をポートフォリオに組み入れました。
ボラティリティが大きいので、PFの5%程度、値上がりしても10%以内に抑えています。
また、短期志向にならないよう、脳死でビットコイン積立をしつつ、2021年5月〜6月のような急落時に、アルトコイン(ライトコイン・イーサリアムクラシック・ビットコインキャッシュ)を購入してます。
とは言え、暴騰・急落を指を加えて見ているのも勿体無いので、主要通貨(BTC、ETH)の空売り(暗号資産FXって言うのかな?)もして長期枠のヘッジもしています。
インスタ等でよく頂く質問&回答
- 暗号資産の取引所はどこ使ってるの?
-
最初は、コインチェック使ってましたが、空売りができないので、bitFlyer(ビットフライヤー)にまとめました。
私が本格的に暗号資産取引を始めたときに、ビットコイン積立・取引所での現物取引・暗号資産FXが全てできるのは、bitFlyerとGMOコインだけでしたので、その2社から取引通貨の多いビットフライヤーを選択しました。
ビットフライヤーの積立やメリット・デメリット、始め方などは、以下をご参考ください。
- PFや損益の管理はどうしてますか?
-
確定申告時に必要な損益の管理は「CRYPTACT(クリプタクト)」を利用しています。
スプシのアップロードだけで、損益が計算できて便利です!
第3位:エイチ・アイ・エス(9603)
ANA同様のロジックで購入した銘柄です。
ANAは、優待獲得のために100株×2名義しか購入していませんでしたが、HISは、値上がりも期待していたので、優待分に+αを購入。
10月末が権利日で、まだ優待は届いてませんが、使い方などを妄想中です(妄想が一番楽しい。^_^;)。
エイチ・アイ・エスなど、レジャー・観光関連の株主優待銘柄は、以下をご参考ください。
第2位:マイクロソフト(MSFT)
ベストバイストック(トップ5)として外せないのが「米国株」、中でも「マイクロソフト」は安定成長で期待に答えてくれました!
アメリカ市場ということもありますが、時価総額の大きいメガテック企業でも上昇するのは、本当すごいですね。。
短期的には、オミクロン株の情報に左右されますが、中期的には米国の金融政策(利上げ時期・ペース等)を注視する必要があります。
米国株の運用は、ミニチュア版のポートフォリを公開しておりますので、ご興味ある方は、ご参考ください。
番外編:2020年の1位「オリックス」
2021年「1位」の発表の前に、2020年の1位を振り返ってみます。
不要な方は、読み飛ばしてください!
上昇率はパシフィックネットに届きませんが、優待と合わせて満足度が高く、ベストバイストックにしたい銘柄が「オリックス」です。
オリックスは、2月の相場の大幅下落で、久々に購入。ジュニア口座の優待分と合わせて、そこそこ買いました。
もちろん、高配当PFでも保有中です。
オリックスの株主優待は、カタログギフトですが、今年は「洗濯用洗剤:ナノックス」を選びました。
かなりのボリュームで、優待到着後から、今まで一度も洗剤を購入していませんので、生活費の節約にも役立っています。
まだ、詰め替え用が7袋余っているので、後1年くらいは持ちそうです。。
オリックスは、端株優待(1株以上の保有で貰える優待)で「株主優待カード」が貰えますが、このようなご時世という事もあり、すみだ水族館などに行けず、残念。
しかし、値上がり益や配当、優待を考えると大満足でした!
オリックスの株主優待に関する詳細は、以下をご参考ください。
第1位:ロボットホーム(1435)
RobotHome(1435)は、数年前の不祥事で有名になってしまった「旧:TATERU」です。。。
不祥事以降、問題となったフロービジネスを圧縮し、ストック性の高いビジネスにモデルチェンジしています。
今期は、高い進捗率を誇りながらも、2021年8月には、株価が200円を切り「100円台」に突入したため、大いに購入しました(正確には、210円割れ〜180円台にかけて買い下がり)。
自分の口座以外にも、ジュニアNISAの非課税枠も大いに活用させていただきました。
株主優待はありませんが、高い上昇率と大量保有による値上がり益(一部NISA口座での保有も◎)もあり、今年のベストバイストックとさせていただきました。
アクティブ運用(日本株)の情報収集の方法は?
時々、株式投資で、日々どのような媒体で情報収集をしているか?質問があるので、いくつかピックアップして行きます。
Twitter(無料)
一つは定番のTwitterです。
無料で利用できる上、素晴らしい分析ツイート・ブログ執筆をされている方もいるので、検索などで気になった銘柄をチェックしています。
メリット | 無料で最新の情報が得られる |
デメリット | 匿名性が高く、情報の真偽は自分で検証する必要 |
ただし、匿名性が高く、真偽の程が分からない情報もあるので、自分の投資スタイル・方針を確立された方の情報取集手段として活用するのが良いと考えます。
私も昔は、Twitterの情報に踊らせれてしまう時もありました。。。
スマートプラス「ストリーム」のコミュニティ
ご存知の方が多いも知れませんが、株取引の情報コミュニティ「スマートプラス」も私自身よく利用しています。
ストリームは、スマートプラス社の運営する株アプリで、株式専用のTwitter的な存在です。アプリにも対応しており、口座開設(無料)を行えば、誰でも無料で利用できます。
株式に特化したSNSなので機能も充実しており、希望者はリアルイベントにも参加できる等、多様な活用方法が可能です。
ちなみに、ストリームは取引手数料が発足当時から「完全無料」です。
スマートプラス「ストリーム」の評判やメリット・デメリット等の詳細は、以下をご参考ください。
*今なら口座開設で最大5,000円分ももらえます!
楽天証券マーケットスピード
私が主に利用している投資ツールは、楽天証券の「マーケットスピード」です。
利用している理由はシンプルで、MacBookで動くものが「楽天証券マーケットスピード」だからです。。。
ブラウザベースで動くものは多くありますが、ダウンロード型はマーケットスピードだけです。。。。
最後になりますが、ベストバイストック2021で一年間の運用を振り返る機会を与えてくれた「ななし(@_teeeeest)さん」ありがとうございます。
明日は、りんり@バンガードS&P500ETF(VOO)さんです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
日々の運用状況や銘柄は、インスタ・Twitterで随時更新していますので、もし宜しけばフォロー頂けると嬉しいです。