バンガード米国高配当株式ETF(VYM)とは?配当金(分配金)利回りなど解説

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)とは?配当金(分配金)利回りなど解説
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)とは?配当金(分配金)利回りなど解説バンガード米国高配当株式ETF(VYM)とは?配当金(分配金)利回りなど解説


バンガード米国高配当株式ETF(VYM)は、アメリカの株式市場への投資を目的としたETFです。経費率(信託報酬)0.08%と超低コストで、アメリカの高配当利回り銘柄に分散投資が行える点が特徴です。

本ページでは、バンガード米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)の特徴や構成銘柄、手数料、他ETFとの比較、さらに取引手数料がお得な証券会社などについても解説していきます。

参考 本ETFはSBI証券での売買(取引)がお得です。詳細は、以下をご参照ください。

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)とは?

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)は、米国の高配当株への投資を目的としたETFです。FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチマークしており、マイクロソフトジョンソン&ジョンソン等の高配当銘柄から構成されています。バンガードETFの1つで、手数料の安さが魅力です。

コスト:信託報酬(経費率)・売買手数料

本ETFの最大の特徴は手数料の安さです。ETF保有中にかかる手数料(経費率・信託報酬)は年率0.08%と、米国の高配当株への投資を目的としたETFの中では最安水準の手数料です。

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の手数料

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
売買手数料ETF売買時米国株式同様の手数料
SBI証券等ではNISA口座での買付手数料が無料
信託報酬ETF保有時年率0.08%

本ETFの取引には「株式売買手数料」と日本円を米ドルへ両替する際の「為替手数料」の2種類の手数料がかかります。各手数料は、証券会社によって違いますが、後述するように、売買手数料と為替手数料を合わせたトータルコストは、SBI証券最安手数料となっています。

また、SBI証券ではNISA口座で海外ETFを取引する場合、株式の買付手数料が無料になります。手数料が高くなりがちな米国ETFですが、SBI証券のNISA口座を利用することで、積立などで、こまめに購入しても手数料が抑えられます。

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また、SBI証券で米国ETFを取引するメリット等は、以下をご参照ください。

構成銘柄(米国株)の比率は?

次に、本ETFにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ETFは「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」をベンチマークとしており、約400銘柄から構成されています。構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。

構成銘柄比率

銘柄構成比業種(セクター)
マイクロソフト5.1%テクノロジー
エクソン・モービル4.1%エネルギー
ジョンソン&ジョンソン3.5%ヘルスケア
JPモルガン・チェース3.4%金融
ゼネラル・エレクトリック(GE)3.1%資本財
ウェルズ・ファーゴ3.0%金融
AT&T2.9%通信サービス
プロクターアンドギャンブル(P&G)2.5%消費財
シェブロン2.4%エネルギー
ベライゾン・コミュニケーションズ2.4%通信サービス

マイクロソフトやエクソンモービル、ジョンソン&ジョンソン等、全世界で有名な優良グローバル企業が多く組み込まれていることがわかります。

参考 本ETFの構成銘柄など米国の個別株投資に関しては、以下をご参照ください。

分配金(配当金)利回り・パフォーマンス

本ETFの決算は年4回(3月・6月・9月・12月)です。過去1年の分配金は、下表のように推移しています。直近の分配金は、1口あたり約0.56ドルとなっており、利回りは3.10%となっています。中々の高利回りですね。

分配金の推移

決算月分配金[米ドル]
(1口あたり)
2017年3月0.56
2016年12月0.667
2016年9月0.483
2016年6月0.578

参考 本ETFの他、米国の人気ETFは、以下をご参照ください。

米国株ETFの比較・評価

本ETFは、手数料も安く、組み入れ銘柄も約400銘柄と分散効果もそれなりにあるため、米国の高配当株式に投資できるETFとして評価できるETFです。同様のETFにiシェアーズ米国高配当株ETF(信託報酬:0.12%)がありますが、本ETFの方が信託報酬が安くなっています。

配当利回りも3%程度の高水準で推移しており、高水準のインカムゲインが期待できます。また、ETFの構成上位銘柄を見てもわかるように、超大型グローバル優良企業が多く、相場急落時にも強い傾向がある高配当株ということで安心感があります(もちろん大きく下落することもあります)。

ただし、投資対象を最も広げたい、組み入れ銘柄を多くしたいという方は、下表にあげるようなETFが選択肢となります。バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)バンガード・S&P500ETF(VOO)は、経費率0.05%と超低コストで米国の株式市場に投資が行えます。

銘柄名(コード・ティッカー)信託報酬
(経費率)
ベンチマーク種類
バンガード・S&P500ETF(VOO)0.04%S&P500米国ETF
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)0.04%CRSP USトータル・マーケット・インデックス米国ETF
iシェアーズS&P500ETF(IVV)0.04%S&P500米国ETF
SPDR S&P500 ETF(1557)0.095%S&P500国内ETF
UBS ETF米国株(1393)0.14%MSCI米国インデックス国内ETF
Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信(1679)0.15%NYダウ国内ETF
上場インデックスファンド米国株式
(1547)
0.16%S&P500国内ETF

参考 米国株が投資対象のETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

分散性を高めたい場合

本ETFの投資対象は米国株式市場のみですが、米国だけでなくヨーロッパや太平洋地域の株式に広く分散投資を行いたい方は、バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)が注目です。信託報酬0.09%で米国を除く先進国20カ国以上に投資ができるので、本ETFと組み合わせることで先進国に低コストで分散投資が行えます。

だたし、ニッセイ外国株式インデックスファンドiFree外国株式インデックスなどのインデックスファンドも、信託報酬0.2%台で米国を含む20カ国以上の先進国株式市場へ分散投資が行えるので、利便性を高めたい方は、これらが良いかもしれません。

また、円高・円安など為替変動リスクを抑えたい方は、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)も選択肢の1つになります。

参考 先進国株式市場を投資対象としてファンドの比較・一覧は、以下をご参照ください。

まとめ・評価

本ETFのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.08%の手数料で、配当利回りの高い米国の有名グローバル企業に投資を行うことができます。また、購入先を工夫すれば、取引手数料を抑えることもできます。

バンガード米国高配当株式ETF(VYM)のデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
  • 取引手数料:SBI証券のトータルコストが最安(NISAなら買付手数料無料)
  • 信託報酬(税抜):年率0.08%
  • 決算:年4回(3月・6月・9月・12月)
  • 償還日:無期限(設定日:2006/11/10)

おすすめ購入先は?SBI証券?マネックス証券?

バンガードETFなど米国ETFがお得に購入できる証券会社を解説していきます。

SBI証券が手数料最安

バンガードETFなどの米国ETFは、手数料の安いネット証券で取引を行うのが良いでしょう。ネット証券では、SBI証券楽天証券マネックス証券の3社で米国ETFの取引が行えます。3社で最も手数料が安いのがSBI証券です。

米国ETFを取引する場合、ETFの売買時に係る手数料「売買手数料」、また日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。米国ETFは米ドルで売買しなくてはいけないので、売買手数料の他に為替手数料がかかります。

米国ETFの取引にかかる手数料:

  • 売買手数料:米国ETFを売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

以下の表は、米国ETFの取り扱いを行っているネット証券の売買手数料・為替手数料を比較したものです。売買手数料は、SBI証券とマネックス証券が同水準の安さですが、為替手数料はSBI証券の方が安いことがわかります。そのため、取引にかかるトータルコスト(売買手数料+為替手数料)は、SBI証券が最も安くなります。

証券会社売買手数料為替手数料
(1ドル両替あたり)
SBI証券約定額の0.45%
(最低5ドル、最大20ドル)
0.25円
住信SBIネット銀行で0.04円
マネックス証券約定額の0.45%
(最低5ドル、最大20ドル)
0.25円
楽天証券25ドル0.25円

海外ETFのおすすめ証券会社(口座)は?選び方やメリット、比較ランキングを解説

為替手数料が安くなる住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座開設時に、カンタンに同時口座開設ができます。サービスも連携していて使いやすくなっています。また、SBI証券のNISA口座であれば、買付手数料が無料になる点も大きなメリットです。

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また、住信SBIネット銀行の同時口座開設の方法などは、以下もご参照ください。

NISAなら積立でも買付手数料無料

海外ETFは、手数料がインデックスファンドや国内ETFと比べて割高であるため、小額積立はもったいないと思うかもしれません。実際、私もそう考えていました。しかし、NISA口座を利用すれば手数料無料で買付・積立ができるようになりました。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券のどのNISA口座でも海外ETFの買付手数料が無料になります。そのため、小額積立を行いたい方は、これらのネット証券を選ぶと良いでしょう。

私自身は、元々の手数料が安く済むSBI証券を利用しています。NISA枠(年間120万円の上限)をはみ出たとしても割安な手数料でバンガードなどの米国ETFが購入できます。

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また、SBI証券の詳細やNISA口座の特徴は、以下をご参照ください。

SBI証券は、海外ETFだけでなく、投資信託や米国株の品揃えが良く、コストも業界最安水準です。また、投信マイレージIPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

SBI証券の特徴

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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。