ロボアドバイザー

ロボアドバイザー投資一任型とアドバイス型の違い・比較|2種類のロボアドを抑える

ロボアドバイザーには、投資一任型アドバイス型、2つのタイプがあります。一口にロボアドバイザーと言っても、この2種類は全く違うもので、ロボアドバイザーを選ぶ前に必ず覚えておきたい基礎知識です。

そこで、本記事では、投資一任型ロボアドバイザーとアドバイス型ロボアドバイザーの違いを徹底比較して行きます。それぞれメリット・デメリットがあるので、違いを抑えて、自分にピッタリのロボアドを選びましょう。

投資一任型とアドバイス型とは?

はじめに、投資一任型とアドバイス型の2種類のロボアドバイザーがどういったものか?解説していきます。

投資一任型の特徴・メリット

投資一任型とは、投資の全てを自動で行ってくれるロボアドバイザーです。その人に合った資産配分の設計から、入金や買付・積立、またリバランスなど、投資における全てをロボが行ってくれます。

簡単な質問に答えるだけで、資産設計を行ってくれるだけでなく、その資産配分に合った運用までロボアドバイザーが行ってくれます。そのため、投資初心者の方でも、手軽に運用が始められる点がメリットです。

アドバイス型の特徴・メリット

アドバイス型は、資産配分の設計だけを行ってくれるロボアドバイザーです。投資一任型のように自動の運用は行わないため、自分で資産配分通りに運用を行う必要があります。

そのため、投資初心者の方には若干ハードルが高めですが、その分が手数料が安くなる点が特徴です。

投資一任型とアドバイス型の違いは?

次に、投資一任型とアドバイス型の違いを比較して行きます。

比較ポイントは?

投資一任型とアドバイス型の違いを比較する上で、重要なポイントは、以下の3点になります。

投資一任型とアドバイス型の比較ポイント・項目をまとめると、下表のようになります。投資一任型は手数料がかかりますが利便性が高く、逆に、アドバイス型は無料でできるものの利便性が悪いというイメージになります。

比較項目 投資一任型 アドバイス型
自動買付
積立
×
資産管理
(リバランス)
×
NISA ×
手数料 有料 無料

以下、それぞれの比較ポイント・項目を詳しく解説していきます。

買付・積立、資産管理(リバランス)は自動?

投資一任型とアドバイス型で最も違う点が、買付(積立)・資産管理(リバランス)が自動でできるかどうか?という点です。

投資一任型は、資産設計だけでなく、買付(積立)・資産管理(リバランス)を全て自動で行ってくれますが、アドバイス型は、資産配分の設計しか行ってくれず、その後の投資信託など商品の買付や管理は、自分で行わなくてはいけません。

手数料

アドバイス型は、資産配分のアドバイスだけであれば無料で利用することができます。

一方、投資一任型は、自動買付や資産管理まで行ってくれるため、資産残高に対して、年率1%程度の手数料がかかります。ただし、ウェルスナビは、自動税金最適化(DeTAX)があるため、実質0.4%〜程度の手数料で投資が行えます。

ウェルスナビ 公式ページ

投資一任型ロボアドバイザーの詳しい手数料の比較は、以下の記事をご参考ください。

NISAで利用できるか?

アドバイス型はNISAと一緒にできるものもありますが、投資一任型はNISAと一緒に利用できません。

NISAとは、NISA専用の口座で金融商品(株式・投資信託など)の取引による運用益に税金がかからなくなる制度。資産が値上がり際の運用益にかかる20.315%の税金が、NISA口座では非課税。

参考:NISAとは?メリット・デメリットやお得な使い方など解説【初心者向け】

NISAと一緒に利用できるロボアドバイザーには、下表のようなものがあり「投信ロボ」や「投信工房」が使い勝手がよく、オススメです。

名前 運用会社 口座開設
投信ロボ 岡三オンライン証券 不要
投信工房 松井証券 不要
fund eye SMBC日興証券 不要
SBIファンドロボ SBI証券 必要
ロボのぶくん 楽天証券 必要
FUND ME カブドットコム証券 不要
野村のゴールベース 野村證券 不要
マネックスアドバイザー マネックス証券 不要

ただし、NISAと一緒に利用できるアドバイス型ロボアドバイザーは、資産設計は行ってくれますが、商品の購入や資産管理(リバランス)は自分で行わなくてはいけない点を忘れないようにしましょう。

NISAと一緒に利用できるロボアドバイザーの詳細は、以下の記事をご参考ください。

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投資一任型とアドバイス型どちらがオススメ?

ここまでの解説内容を踏まえて、投資一任型とアドバイス型でどちらのロボアドバイザーがおすすめか?解説していきます。

初心者は投資一任型がオススメ!

投資初心者の方には「投資一任型ロボアドバイザー」がオススメです。その理由は、以下にあげたような点があります。

投資一任型を推奨する理由
  • 長期分散投資を実践できる
  • 投資の手間・時間を大幅に省ける
  • 感情を捨てた投資ができる
  • 投資コストを最小化できる

ウェルスナビやTHEO(テオ)など投資一任型ロボアドバイザーは、最新のポートフォリオ理論を実践し、国内外の様々な資産に長期分散投資が行えます。

通常、この投資手法を実践するには、それなりの勉強時間と準備(ポートフォリオの設計やそれを実現する投資商品を探す)に、かなりの時間がかかります。

そのため、投資初心者の方が、自分で投資を行う場合、勉強や準備段階で挫折してしまったり、時間を大幅にロスしてしまいます。

また、実践中も随時、資産管理を怠ってはいけないため、運用中も時間や手間がかかります。

そのため、投資初心者の方や、仕事や家族、趣味などで投資に時間をかけられない方は、投資一任型ロボアドバイザーがオススメです。

オススメの投資一任型ロボアドバイザーは?

自分で運用できる人はアドバイス型が割安

ある程度の投資経験があり、長期分散投資の概念や積立・リバランスが自分で行える方は、アドバイス型ロボアドバイザーがオススメです。

自分で運用できるのであれば、投資一任型にかかる余分な手数料を抑えて投資を行えることができるためです。

しかし、投資経験や知識がそれなりに必要になってきますので、投資初心者の方には推奨できません。また、忙しいビジネスパーソンの方など、投資に時間や手間をかけたくない方にも、あまり向いていません。

以下、投資一任型・アドバイス型のロボアドバイザーの賢い選び方、また各々の一押しロボアドバイザーを解説して行きます。

おすすめロボアドバイザーは?

最後に、投資一任型・アドバイス型それぞれで、どのロボアドバイザーが良いか?選び方を交えて解説して行きます。

投資一任型はウェルスナビがおすすめ

投資一任型ロボアドバイザーを選ぶ上で重要となるポイントは「手数料の安さ」と「独自サービス」です。

特に、手数料は、投資への確実なマイナスリターンとなるため、手数料の安い商品を選ぶことが、投資パフォーマンスの向上に重要です。

投資一任型ロボアドバイザーの手数料を比較すると、下表のようになります。信託報酬とは、ロボアドバイザーが購入する投資商品の手数料です。右端の実質手数料が全ての手数料と独自サービスを合わせた合計の手数料です。

名称 実質・合計
手数料
*預かり資産に対して
利用手数料 信託報酬
ウェルスナビ 〜1.0%(*1) 1.00%(*1)
(長期割有)
利用手数料
に含まれる
楽ラップ 0.99% 0.99% 0.228%
(最大)
テオ 1.08% 1.08%
(長期割有)
利用手数料
に含まれる
ダイワ
ファンドラップ
1.42% 0.648% 0.343%
マネラップ 0.99% 1.08% 0.34%

(*1)現金部分を除く、年率・税別

上の手数料比較表を見ると、実質的な手数料は、ウェルスナビが最も安くなっています。利用手数料などは、若干、楽ラップよりも割高ですが、自動税金最適化(DeTAX)と呼ばれる独自のサービスがあるため、実質手数料が最も安くなります。

自動税金最適化(DeTAX)とは、税金の負担軽減サービスで、含み損のある資産などを売却することにより、投資利益にかかる税金を最小限に抑えてくれる効果があります。

ウェルスナビCEOの柴山和久さんによれば、自動税金最適化により、年間0.4~0.6%程度の負担減になるとのことです。(以下、原文)

「WealthNavi for SBI証券」の運用手数料は1%ですが、多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。

引用:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー

本サイトでのウェルスナビのキャンペーンの解説は、以下をご参考ください。

【ウェルスナビキャンペーン】入金で最大5万円!積立や紹介、タイアップで高額現金!
ウェルスナビキャンペーン【2020年12月】入金で最大10万円!積立や紹介、タイアップで高額現金! ウェルスナビでは、お得なキャンペーンを開催中です! 口座開設後の30万円以上の入金で「最大5万円」の現金が貰える他、積立な...

アドバイス型は投信工房がおすすめ

アドバイス型ロボアドバイザーには、以下のようなものがあります。各証券会社が独自にサービス提供しているものが多く、サービスを利用する際は、口座開設(無料)を行う必要があります。

名前 運用会社 口座開設
投信ロボ 岡三オンライン証券 不要
投信工房 松井証券 不要
fund eye SMBC日興証券 不要
SBIファンドロボ SBI証券 必要
ロボのぶくん 楽天証券 必要
FUND ME カブドットコム証券 不要
野村のゴールベース 野村證券 不要
マネックスアドバイザー マネックス証券 不要

数あるアドバイス型ロボアドバイザーの中で最もオススメできるものは、松井証券の「投信工房」です。アドバイス型の中で、最も「投資一任型」に近いサービスを利用できます。

通常のアドバイス型のロボアドバイザーは、無料のポートフォリオ診断が主なサービス内容となっていますが、投信工房の場合、作成したポートフォリオの資産(投資信託)を丸ごと購入・積立が行えます。

また「金額自動分割機能」もあり、毎月定額を各投資信託に振り分けてくれるなど、投資一任型に近い運用が行えます。

アドバイス型ロボアドバイザーとして、このような機能が付いているのは「投信工房」だけなので、NISAと一緒に利用する場合の選択肢の筆頭となります。

投信工房の特徴や始め方など詳細は、以下をご参照ください。

投信工房の評判は?運用実績やメリット・デメリット、口コミなど徹底解説
投信工房の評判は?運用実績やメリット・デメリットをブログで徹底解説【投信工房の最新実績:+5.9%】松井証券のロボアドバイザーサービス「投信工房」の特徴を、評判や口コミ、またインタビューや利用体験を基に徹底解説します。 100円からの投資や自動積立・リバランスなどのメリットやアドバイス型のデメリット、始め方も紹介していきます。...

投信工房には及ばないものの、アドバイス型ロボアドバイザーとして機能が充実しており、岡三オンライン証券のメリットと合わせて、おすすめできるのが「投信ロボ」です。

投信ロボを利用すれば、一つのポートフォリオパターンだけでなく、複数の投資信託やバランスファンドのパターンを提示してくれます。

そのため、複数の投資信託で運用を行うか?バランスファンドで一括で管理したいか?など、個人の好みによって投資対象を変えることができます。

投信ロボ|岡三オンライン証券

投信ロボの詳細や使い方などは、以下の記事をご参照ください。

岡三オンライン証券「投信ロボ」

まとめ

ロボアドバイザーには、投資一任型とアドバイス型の2種類のタイプがあります。

2種類のロボアドバイザー

  • 投資一任型:一般的なロボアドバイザー。資産設計から商品積立・管理全てが全自動
  • アドバイス型:資産設計のみ行う

[/box06]

基本的に、投資初心者の方や投資の時間や手間を省きたい方は「投資一任型」がオススメです。また、投資一任型ロボアドバイザーとしては、実質コストが最も安く、運用実績もある「ウェルスナビ」がオススメになります。

手数料は投資への確実なマイナスリターンります。そのため、投資成果の確実な向上のため、ウェルスナビを利用した実質コストの安い運用を行うことが重要です。

また、本サイトでのウェルスナビの評価・解説は、以下の記事をご参照ください。

ウェルスナビの評判は?運用実績をブログで公開
【実績・評判】ウェルスナビのメリット・デメリットは?運用実績も公開! WealthNavi(ウェルスナビ)は、ロボットによる自動運用ができる投資サービスです。 投資資金...
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