本記事では「松井証券」の口コミ・評判、また私が長年利用して感じたメリット・デメリットを、他のネット証券と比較しながら、徹底解説していきます。
お得なキャンペーンや口座開設・取引方法も「図解」で解説しているので、松井証券を利用するか?迷っている方は、ぜひご参考ください!
松井証券は、老舗のネット証券として長年投資家に愛され続けている証券会社です。
取引手数料0円(無料)や資金無しでIPO抽選に参加可能、また業界最安水準のロボアドバイザー「投信工房」など、他の証券会社には無い多くのメリットがあります。
- 50万円以下の株式売買手数料0円(無料)
- NISA口座での売買手数料が無料
- 株主優待をローリスクで獲得できる
- 資金無しでIPO抽選に参加できる!
(70%が100%平等抽選で初心者でも当たりやすい) - 松井証券カードで「節約&ポイント投資」が可能
- 超低コスト「投信工房」で手軽に積立投資が可能
このように、メリットの多い松井証券ですが、
- これから口座開設するメリットは?
- 口コミ・評判は?
- 注意点・デメリットは?
など、様々な疑問があると思います。
そこで、本記事では、松井証券の特徴やメリット・デメリットを他の証券会社と比較しながら徹底解説していきます。
また、私の実際の利用感や他の利用者の口コミ・評判を合わせて紹介し、これから始める方向けに、キャンペーンでお得に口座開設する方法も図解付きで解説していきます。
他のネット証券と比べてどうなの? 実際の口コミ・評判も気になるわ。
松井証券の特徴を他のネット証券と比較しながら、口コミ・評判と合わせて解説していきますね!
松井証券の良い評判・メリットは?
松井証券の主な特徴・メリットは、以下のような点があげられます。
- 50万円以下の株式売買手数料0円(無料)
- NISA口座での売買手数料が無料
- 株主優待をローリスクで獲得できる
- 資金無しでIPO抽選に参加できる!
(70%が100%平等抽選で初心者でも当たりやすい) - 松井証券カードで「節約&ポイント投資」が可能
- 超低コスト「投信工房」で手軽に積立投資が可能
以下、これらの特徴・メリットについて解説します。
松井証券の良い評判・メリット①:手数料が安い!50万円以下無料(0円)
まず松井証券で目を惹く特徴が「国内株式の取引手数料」です。
1日の株式取引金額(約定代金)の合計が50万円以下の場合、取引手数料が無料になります。
例えば、20万円の銘柄を100株、25万円の銘柄を100株購入した場合、合計の取引額が45万円だから、その日は「手数料無料」てっ事?
その通り!
買付・売却関係なく、その日1日の取引金額50万円以下なら無料で取引できます!
東京証券取引所に上場する銘柄の「94%」が50万円以下で購入可能(2019年12月時点)なので、ほぼ全ての株が松井証券で無料で購入(または売却)できる事になります。
- 1日の取引額の合計が50万円の場合「手数料無料」
- 東証の上場銘柄の約9割が50万円以下で購入可能
50万円以上の場合は、どのくらい手数料がかかるの?
それでは、松井証券の手数料体系について、他の詳しく解説して行くね!
料金体系は1つ「ボックスレート」のみ
SBI証券や楽天証券など他のネット証券では、(1)1回の約定毎に手数料が発生する料金体系、(2)1日の約定代金の合計額で手数料が決定する料金体系の2種類があります。
- 取引毎に手数料が発生するコース
- 1日の取引額で手数料が決定するコース
一方、松井証券では「1日の取引額で手数料が決まる料金体系『ボックスレード』」のみとなっていて、シンプルで覚えやすいメリットがあります。
どちらの料金体系の方がお得なのかなぁ?
人によって違う損得は違うのだけれど、最近のネット証券の手数料競争は「定額プラン」がメインになっていて、手数料無料になるのは基本的に「定額プラン」のみ。
だから、多くの人は、松井証券のような手数料無料枠がある定額プランがお得だよ!
取引金額毎の手数料
松井証券「ボックスレート」の手数料は、下表のようになっています。
1日の取引合計額 | 〜50万円 | 〜100万円 | 〜200万円 | 200万円以上 | 1億円超 |
---|---|---|---|---|---|
手数料 | 0円(無料) | 1,000円 | 2,000円 | 100万円増える毎に 1,000円加算 | 100,000円(上限) |
基本的に、1日の合計金額が100万円増える毎に、手数料が+1,000円される料金体系になっています。
- 50万円以上100万円未満:1,000円
- 200万円まで2,000円
- 300万円まで3,000円
:
: - 10万円(上限)
となっており、手数料の上限は10万円(1億円分の取引)になっています。
私の場合、1日に50万円以上取引することは、ほぼ無いから、常に手数料「無料」になりそう!
それは、松井証券を利用するメリットが大きいですね!
初心者の方や小資金で投資する方の場合、株式の最低購入額が50万円以下のことも多々あると思うので、松井証券を利用することで無料(0円)で株式を売買することができます。
売買手数料などの投資コストは、確実なマイナスリターンとなり投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、松井証券などコストの安い証券会社を利用し、投資パフォーマンスの向上を目指しましょう!
1日50万円以下の取引になることが多い方は、無料で売買できる「松井証券」は魅力的な証券会社と言えます!
松井証券の良い評判・メリット②:MATSUI SECURITIES CARDでポイント投資が可能
松井証券では、独自のポイントサービスが受けられる「MATSUI SECURITIES CARD」が発行可能です。
MATSUI SECURITIES CARD(松井証券カード)とは、松井証券と大手信販会社「株式会社ジャックス」が連携して発行しているクレジットカードです。
年会費無料(初年度無料、2年目以降も1回でも利用すれば無料)で、支払額に応じて「1%分」のポイントが付与されます。
カードの利用で貯めた「松井証券ポイント」は、好きな商品や金券と交換できるほか、投資信託の積立などに利用できます。
MATSUI SECURITIES CARDの特徴・メリットをまとめると、以下のようなものがあります。
- 一度の利用で【年会費無料】
- 元手資金0円で投資が行える
- Amazonギフト券などと交換できる
- JACCSモールで還元率1.5〜13.0%
- 税込金額でポイント還元
- 国内旅行傷害保険が付いてる
お得な松井証券ポイントの利用方法の他にも、JACCSモールで楽天市場やAmazonなどでお得にお買い物が行える等のメリットがあります。
JACCSモール(楽天市場・Amazon)でのお買い物、またポイント投資で、節約&投資のダブルで大きなメリットがあります!
年会費も初年度無料(2年目以降も利用があれば無料)で、今ならカード発行キャンペーンで、最大5,500円相当のポイントも贈呈されるため、カード発行を考えいてる方は、この機会に行うとお得です。
松井証券カードのメリット・デメリット、ポイント投資のやり方などの詳細な解説は、以下をご参考ください。
→ 【松井証券】MATSUI SECURITIES CARDのメリットは?ポイント投資やAmazonギフトが貰える!
松井証券の良い評判・メリット③:ロボアドバイザー「投信工房」で超低コスト国際分散投資
松井証券では、全世界に自動で国際分散投資が行えるロボアドバイザー「投信工房」が利用可能です。
投信工房の主な特徴は、以下の5点があります。ウェルスナビやTHEOなどの完全自動型と比較すると、手数料が安く、NISAで利用できる点が大きなメリットです。
- 手軽に国際分散インデックス投資が可能!
- 手数料は信託報酬のみ
→ ロボアドバイザー特有の余分なコストが無い! - つみたてNISAも可能
- 超少額(100円〜)から投資が始められる!
- ポイント投資も可能!
余分なコストが発生せず、NISAを活用して積立投資できる点が、他のロボアドバイザーには無い魅力ですね!
メリットが大きいため、私も投信工房で運用を行っています!
投信工房の特徴やメリット・デメリット、実際の運用成績(ウェルスナビとのパフォーマンス比較)などは、以下の記事をご参考ください。
松井証券の良い評判・メリット④:NISA口座での売買手数料が無料
松井証券は、「手数料が安い!50万円以下無料(0円)」で解説したように、1日の取引合計金額が50万円以下であれば、手数料無料ですが、
NISA口座での取引の場合、金額によらずになります。
手数料・コストは、株価と違い、投資家がコントーロールできるものなので、NISAで株取引を行う方には、大きなメリットですね!
松井証券の良い評判・メリット⑤:地方市場の株式が購入できる!
松井証券の強みに、東京証券取引所以外の「地方市場」の株式も取引できる点があります。
地方の取引所には、
- 札幌証券取引所(札幌アンビシャス市場)
- 名古屋証券取引所
- 福岡証券取引所
などがあります。
地方市場に上場している銘柄は、「地名度の低さ」や「そもそも取引できる証券会社が少ない」などの理由から、成長株や割安株が放置されている事があります。
銘柄選びは難しいですが、地方市場に投資ができる証券会社の口座を開設しておくことで、投資の幅が広がります!
実際、私が2016年に購入した札幌アンビシャスのRIZAPグループや名証セントレックスのゴルフドゥは、その後、大きく上昇しました。
松井証券の良い評判・メリット⑥:24時間リアルタイム入金で手数料無料!
松井証券なら、下記の金融機関からの入金が手数料無料で行えます。
24時間365日、いつでもリアルタイム入金が可能ですので、投資チャンスを逃すことがありません。
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ジャパンネット銀行
- ソニー銀行
- スルガ銀行
- みずほ銀行
- 東京三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
- セブン銀行
- りそな銀行、埼玉りそな銀行
- 近畿大阪銀行
- 京都銀行
私の場合、メインバンクで利用している「楽天銀行」で入出金を行っています。
松井証券の良い評判・メリット⑦:一般信用取引で株主優待をローリスクで獲得できる
松井証券は「株主優待」投資家にも有名な証券会社です。優待投資家としてメディアなどで出演している優待名人「桐谷さん」が愛用していることで有名です。
無料検索ツール「QUICK情報」の使い勝手の良さの他に、株主優待の取引に必須の手法「優待クロス(つなぎ売り)」向けの証券会社として、多くの方が利用します。
優待クロスとは、株価の変動を気にせず株主優待を貰うための手法です。
現物株で、お目当の優待株を保有しつつ、同じ銘柄を信用取引で売建する事で、優待の権利落ち日の株価下落を相殺する事が可能になります。
この便利でお得な優待クロスですが、信用取引で「売建」する際に、「逆日歩」という思わぬ高額の手数料を払わなくはいけない場合がある点がデメリットです。
結局、優待クロスは、あまり使えない手法なの??
安心して下さい!
実は、証券会社が独自の「一般信用取引」という制度を利用する事で、逆日歩を回避して「優待クロス」を行う事ができます!
この優待クロスに必須の「一般信用取引(売建)」ですが、全ての証券会社でできる訳では無く、以下の証券会社でのみ可能です。
たくさんの証券会社で一般信用取引(売建)が可能ですが、実は、最もオススメなのは「SMBC日興証券」です。
理由は、下表で比較するように、信用取引の手数料が無料(0円)で、取扱銘柄数も2,000以上と多いためです。
証券会社 | 手数料 | 取扱銘柄数 | 貸株料 | 在庫 |
---|---|---|---|---|
SMBC日興証券 | ◎ 無料(0円) | ◎ 約2,000銘柄 | ◎ | ◎ |
auカブコム証券 | ○ | ◎ 約2,000銘柄 | ◎ | ◎ |
SBI証券 | ○ 100万円以下無料 | ◎ 約2,000銘柄 | ◎ | ◎ |
楽天証券 | ○ 100万円以下無料 | ○ 約1,400銘柄 | ◎ | ◎ |
松井証券 | ○ | ○ 約900銘柄 | △ | ○ |
GMOクリック証券 | ○ | △ 約200銘柄 | ◎ | ○ |
マネックス証券 | △ | ○ 約300銘柄 | △ | △ |
しかし、一般信用取引の場合、証券会社が抱えている株の在庫によって、SMBC日興証券のような人気の証券会社では、在庫がなくなり、優待クロスができない場合があります。
そのため、手数料も割安で、取扱銘柄も比較的多い「松井証券」を口座開設しておくことで、欲しい優待銘柄を取り逃がす事がなくなります。
在庫不足が心配だから、全ての証券会社の口座を開設しようかな?
実際、一般信用取引(売建)が可能な、全ての証券会社を開設するのが理想です。
ただし、口座管理が大変な場合は、マネックス証券・GMOクリック証券のように、取扱銘柄が少ない証券会社は口座開設しないのも一つの選択肢です。
松井証券の良い評判・メリット⑧:資金0円でIPOに参加できる!
松井証券は、IPO投資を行う場合も「前受金不要(入金無しでIPO抽選に参加できる)」「100%平等抽選」などのメリットがあります!
IPO投資とは、未上場の企業が東京証券取引所などに上場する際にだけ購入できる株式のことです。
過去のデータから、値上がりする可能性が非常に高く(2017年は平均値上がり率:150%)利益が得られやすい点などから人気の投資手法の一つです。
- 資金0円(前受金不要)でIPOに参加できる
- 100%平等抽選で初心者の方にも当選のチャンス!
以下、各項目について詳しく解説していきます。
松井証券の良い評判・メリット⑨:前受金不要でIPO抽選に参加できる!
前受金とは、IPO抽選を参加する際、当選した際にIPO株を購入するためのお金(公募価格分)を「事前に」入金しておく仕組み・ルールです。
当選・落選にかかわらず、抽選に参加する場合は、事前に入金が必要になります。
それじゃ、2つの証券会社で抽選に参加する場合、2倍の投資資金が必要になるってこと?
その通り!3社なら3倍、4社なら4倍と、複数の証券会社で抽選に参加する場合は、投資資金がいくらあっても足りないんだ。。
IPOは中々当たらないから、複数の証券会社で抽選参加したいんだけど。。。
そこでオススメなのが「松井証券」のように前受金不要の証券会社なんだ!
松井証券では、前受金不要、つまり事前入金無し(投資資金0円)でIPO抽選に参加できます。抽選で当選した場合のみ、IPO株を購入する資金を口座へ入金すればOKです!
IPOで当選期待値を上げるには、複数の証券会社から抽選に参加することが必須なので、松井証券のように前受金不要の証券会社から、なるべく多く抽選に参加しましょう。
証券会社 | 抽選ルール | 取扱実績 | ライバル数 | 手数料 |
---|---|---|---|---|
岡三オンライン おすすめ! | 100%平等抽選+ステージ制 | ○ | ◎ | 安い(20万円以下:無料) |
野村証券 | 対面+ネット | ◎(主幹事も多い) | × | 割高 |
松井証券 | 平等抽選 | △ | △ | 普通(10万円以下:無料) |
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券) | 100%平等抽選 | × | ○ | 割安 |
むさし証券 | 100%平等抽選 | △ | ○ | 割安 |
DMM.com証券 | 完全平等 | △ | ○ | 割安 |
表中のライバル数は、口座開設数の事。
○は、口座開設数が少なく、ライバルが少ないの意味。
私の場合、取扱実績の豊富な「岡三オンライン・野村証券」を軸に、松井証券でもIPO抽選に参加しています。
前受金不要でIPO抽選に参加できる証券会社一覧、またオススメの証券口座の比較・解説は、以下をご参考ください。
→ 【0円でIPO】前受金不要(事前入金・資金無し)で抽選できる証券会社の比較・一覧
松井証券の良い評判・メリット⑩:IPO割当のうち70%が100%平等抽選
松井証券では、IPO抽選の方法に「100%平等抽選」方式を採用おり、松井証券に割り当てられたIPOのうち70%がこの抽選方式により当選・落選が決定されます。
100%平等抽選とは、申込み株数(口数)に関係なく1人1票の抽選申込みとなる抽選方法です。例えば、1口(100株)10万円のIPOの場合、10万円(1口)分申し込もうが、1000万円(100口)分申し込もうが、1人1票の抽選となります。
通常の証券会社では、申込み口数が多ければ、その分抽選口数(票数)も多くなるため、たくさんの口数を申込む人(資金力のある人)が当選しやすいルールとなっていますが、100%平等抽選では、資金力に関係なく当選のチャンスがあります。
私のように、あまり投資資金がない投資家でも、当選のチャンスがあるってこと?
その通り!資金が多い人も少ない人も「1人1票」の平等抽選です!
SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券では、100%平等抽選を採用しておらず、たくさんの株数を申し込む方(投資資金が多い方)が当たりやすい抽選ルールとなっています。
そのため、松井証券のように100%平等抽選を採用している証券会社は、初心者の方・少額でIPO投資に参加する方に貴重な存在です。
松井証券IPOのメリット・デメリット、取扱銘柄・実績の詳細は、以下をご参考ください。
松井証券「iDeCo」の評判は?
松井証券では、税制面で大きなメリットがある「個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)」の運用も可能です。
そもそもiDeCo(個人型確定拠出年金)とは?
そもそも、iDeCoって何でしたっけ?
それじゃあ、始めに「個人型確定拠出年金(iDeCo)」について簡単に復習し行くね!
すでにご存知の方は、読み飛ばしていただいて構いません。
個人型確定拠出年金(愛称:iDeCo)とは、加入者が掛金を拠出し、将来の退職時などに、その金額が自分に給付される、年金のような仕組みです。
一般的に、年金というと、加入者が支払った掛金を年金事務局が運用し、退職した人に給付するという仕組みというイメージですが、iDeCoの場合、加入者自身が自分専用の口座に掛け金を積み立て、将来リタイアしたら引き出す(正確には給付される)という仕組みです。
- 運用益が非課税
- 掛金が全額所得控除
- 年金受給時の税制優遇
NISA(少額投資非課税制度)のように「運用益が非課税」となるだけでなく、掛け金分が全額所得税になる点が、iDeCo特有のメリットです。
年金給付まで資金を回収できないデメリットはありますが、税制面でNISAよりも絶大な優遇を受けることができます。
松井証券のiDeCoの良い評判・メリット
iDeCoの復習を行なったところで、松井証券のiDeCoの特徴や手数料を他社と比較・解説していきます!
松井証券のiDeCoの主な特徴は、以下の2点です。
運営管理手数料が無料など手数料が最安水準であることはもちろんのこと、品揃えの充実や分かりやす等の評判があります。
- 運営管理手数料が無料
- わかり安い商品が多く充実の品揃え(低コストインデックスファンドなど)
松井証券のiDeCoの良い評判①:手数料(SBI証券・楽天証券・マネックス証券との比較)
iDeCoの手数料には、iDeCo運用を開始する際にかかる「初期費用」と運用している間にかかる「管理費用」の2種類の手数料・コストがあります。
結論から言うと、松井証券のiDeCoの運営手数料は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券と同様、共通で年金基金などに支払う手数料以外、全て無料となっています。
項目 | 松井証券 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|---|---|
証券会社 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
国民年金基金連合会 | 2,777円 | 2,777円 | 2,777円 | 2,777円 |
項目(毎月) | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 |
---|---|---|---|---|
証券会社 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
国民年金基金連合会 | 103円 | 103円 | 103円 | 103円 |
信託銀行 | 64円 | 64円 | 64円 | 64 |
手数料が同じ場合、何でiDeCo用の証券会社を選べば良いの?
ご指摘のよおり、どのネット証券も手数料は安いので、運用商品のバリエーションや利便性などで、iDeCoを始める証券会社を選ぶと良いですね!
という訳で、次に商品の品揃えを比較していきます!
松井証券iDeCoの運用商品の品揃え(SBI証券・楽天証券・マネックス証券と比較)
iDeCo運用の金融機関を決める際、運用手数料同様に重要な点が、運用商品の充実度です。
自分が購入・保有したい商品があるか?低コストの投資信託が揃っているか?などがチェックポイントとなります!
結論から述べると、松井証券で運用できる商品は、かなり優秀です。
日本や外国の株式・債券にできる様々な低コストファンドがあります。特に、eMAXIS Slimシリーズや個人投資家に人気の「ひふみプラス」など、他ネット証券に負けない、超低コストインデックスファンド等がある点が魅力的です。
可能
資産クラス | 松井証券 | マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|---|---|
国内株式(日経225) | – | 0.21% | 0.21% | 0.21% |
国内株式(TOPIX) | 0.17% | 0.17% | 0.21% | 0.21% |
先進国株式 | 0.20% | 0.20% | 0.23% | 0.24% |
新興国株式 | 0.21% | 0.37% | 0.39% | 0.57% |
国内債券 | 0.13% | 0.13% | 0.13% | 0.16% |
先進国債券 | 0.18% | 0.18% | 0.23% | 0.22% |
新興国債券 | 0.56% | 0.24% | 0.56% | 0.56% |
国内リート | 0.27% | 0.27% | 0.27% | 0.28% |
外国リート | 0.29% | 0.29% | 0.30% | 0.30% |
バランス | 0.23% | 0.23% | 0.72% | 0.18% |
上表は、各資産クラスのインデックスファンドとその手数料の証券会社毎のラインナップを比較したものですが、eMAXIS Slimシリーズを揃えている「松井証券・マネックス証券」に、ややコスト優位性と言えます。
松井証券iDeCoの評判【まとめ】
ここまで解説してきたように、松井証券は手数料・投資商品の品揃え共に、SBI証券・楽天証券・マネックス証券など他ネット証券が提供するiDeCoに負けないラインナップとなっています。
特に、投資商品は、他社では運用できない、手数料の安い「eMAXIS Slimシリーズのインデックスファンド」があるため、iDeCoで低コスト分散投資を行いたい方と相性がピッタリです。
松井証券の悪い評判・デメリットは?
ここまでメリットをたくさん見てきたけど、松井証券の口座開設をする上での注意点やデメリットはありますか?
それでは、注意点・デメリットも解説していくね!
松井証券の悪い評判・デメリット①:米国株を含む外国株式・海外ETFは取引できない!
松井証券では、アメリカ(米国)などに上場する株式やETFの売買ができません。
米国など海外株式の売買ができるネット証券は、SBI証券・DMM株・マネックス証券・楽天証券の4社です。特に、DMM株は「米国株式の売買手数料が無料(0円)なので、最もオススメです。
米国株・ETFを取引する場合は、株式の売買時に係る手数料「売買手数料」と日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。
- 売買手数料:株式を売買する際にかかる手数料
- 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料
可能
証券会社 | 売買手数料 | 取引手数料 |
---|---|---|
DMM.com証券 | 0円(無料) | 25銭 |
SBI証券 | 約定額の0.45% *0ドル〜20ドル | 25銭 |
マネックス証券 | 約定額の0.45% *0ドル〜20ドル | 25銭 |
楽天証券 | 約定額の0.45% *0ドル〜20ドル | 25銭 |
為替手数料は、住信SBIネット銀行を経由して米ドルを調達する場合の「SBI証券」が最も安いですが、売買手数料0円(完全無料)のDMM株のトータルコストが断トツで安くなります。
このため、取引コストの安さで選ぶ場合、DMM株がオススメです。今ならDMM株の口座開設キャンペーンで、1ヶ月間、国内の株式手数料も無料になる他、抽選で2,000円が貰えます。
松井証券の悪い評判・デメリット②:株式売買手数料が割高な場合も
NISA口座や1日の約定代金が50万円以下の場合、売買手数料が無料になる松井証券ですが、その他の取引の場合、株式手数料が割高になります。
以下の表は、大手ネット証券の手数料を比較したものです。50万円以上の場合、買付手数料0円(無料)のLINE証券が買付・売却のトータルコストで最安になります。
証券会社 | 〜5万円 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 |
---|---|---|---|---|---|
LINE証券 | 99円 | 176円 | 198円 | 484円 | 869円 |
SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1,070円 |
楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1,070円 |
松井証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,000円 |
ちなみに、信用取引を行う方は、信用取引手数料0円(完全無料)のSMBC日興証券がオススメです。
証券会社 | 〜50万円 | 〜100万円 | 〜200万円 | 〜300万円 | 〜400万円 | 〜500万円 | 500万円以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SMBC日興証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
スマートプラス | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券 | 0円 | 0円 | 1,278円 | 1,718円 | 2,158円 | 2,598円 | +100万円毎に +440円(税込) |
楽天証券 | 0円 | 0円 | 2,200円 | 3,300円 | 4,400円 | 5,500円 | +100万円毎に +1,100円(税込) |
岡三オンライン | 0円 | 0円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,760円 | 2,090円 | +100万円毎に +330円(税込) |
マネックス証券 | 500円 | 500円 | 2,500円 | 2,500円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
松井証券 | 0円 | 1,000円 | 2,000円 | 3,000円 | 4,000円 | 5,000円 | +100万円毎に +1,000円 |
LINE証券 インターネット取引のみ | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
上記の表は、手数料無料枠の多い「定額コース(1日の取引金額の合計で手数料が決まる料金体系)」の料金を比較。
SMBC日興証券の手数料や特徴、メリット・デメリット等の詳細は、以下をご参考ください。
松井証券の評判・口コミは?
次に、松井証券の口コミ・評判をTwitterからピックアップしていきます。
ここまで解説してきたメリット・デメリットと合わせて、口座開設&取引する際の参考にしてみてください。
悪い(イマイチな)評判1:取引画面がみにくい
取引画面が見にくい等の意見があります。
確かに、私もSBI証券や楽天証券の後に、松井証券の口座開設を行なったため、慣れるまでは少々時間かかりました。。
デメリットの項目「スマホアプリが使いにくい」でも解説したように、スマホアプリに関しては、他の証券会社と比較すると使いにくいです。
PCには高機能ツールが多いので、今後のスマホ版のアップデートにも期待です。
中立(ニュートラル)な評判
確かに、国内株の手数料は割安で、PCの取引ツールは高機能なものが多いものの、スマホアプリに関してはSBI証券・楽天証券などに軍配が上がりますね!
良い評判1:信頼と実績に関する口コミ
日本で初めて本格的なネット証券として開業して以来の長年の信頼と実績がありますね!
良い評判・口コミ2:個人投資家への情報提供
デイトレランキングや信用評価損益率など、個人投資家やトレーダーの方が重宝するデータの開示を行なっている点は、大きな魅力ですね!
良い評判・口コミ3:
株主優待ツールの使い勝手や一般信用売りで優待クロスができる点、優待投資家として有名な桐谷さんが愛用する等、優待投資家にとっては必須の証券会社になっているようですね!
松井証券の口コミ・評判【まとめ】
ここまで紹介してきた松井証券の口コミ・評判をまとめると、以下のようになります。
イマイチな 口コミ・評判 | 取引画面が見にくいスマホアプリが使いにくい |
---|---|
中立な 口コミ・評判 | 手数料や機能面は良いが、 取引画面が見にくい。 |
良い口コミ | 老舗ネット証券の信頼と実績 個人投資家が重宝する投資情報 優待投資に必須! |
管理画面やスマホアプリなどの機能が扱いにくい等の口コミが見受けられますが、手数料の無料化や情報、優待投資に快適な環境は評価されています。
投資機能に関しては、既に「他の証券会社を利用している方が慣れていないだけ」の可能性もあるので、実際に使って見るのも良いかもしれません。
松井証券の評判・口コミ【まとめ】
ここまで解説してきたように、松井証券は多くのメリットがある証券会社です。
1日の約定代金の合計が50万円以下の場合、手数料が無料になるほか、超低コストのロボアドバイザーやIPO抽選ルールなど、投資初心者に「やさしい」手数料や利便性となっています。
- MATSUI SECURITIES CARDでポイント投資が可能
- 超低コストロボアドバイザー「投信工房」が利用できる
- NISA口座での売買手数料が無料
- IPO割当のうち70%が100%平等抽選
- 地方市場の株式を売買できる
- 24時間リアルタイム入金で手数料無料
- 一般信用取引で株主優待をローリスクで獲得できる(約800銘柄)
老舗としての実績や信頼感から、私も口座開設を行っており、投信工房での投信積立、またIPOや株主優待の投資に利用しています。
現在、口座開設キャンペーンで、もれなく200ポイント、さらに現金1,000円がもらえるので、この機会に口座開設を行うとお得です。
##公
松井証券の評判は?インタビュー・取材
ご縁があり、松井証券(本社)で取材をさせて頂きました。
普段の疑問や今後の展開・サービスなどについて、インタビューさせて頂きましたでの、ご興味のある方は、ご覧ください。
インタビュー内容を見る
株式会社松井証券のオフィスに伺い、営業推進部の方へ取材・インタビューを行いました。
投資信託や株主優待、株式ツール、ロボアドバイザー等、個人投資家目線で様々な事を質問させて頂きました。
次に、インタビューの内容に入って行きます。始めに、松井証券全体に関して、質問させて頂きました。
現状、松井証券で口座開設をされている方は、どのような投資商品・取引をされている方が多いでしょうか?
圧倒的に、日本株の取引を行っている方が多いです。ユーザー数で見ると現物取引をされる方が多く、取引量では信用取引をされる方の割合が多いです。
今後は、投資信託を取引される方も増やしていきたいと考えており、取扱ファンドの拡充や利用料無料のロボアドバイザー等の充実を図っています。
投資信託
次に、取扱ファンドやポイント投資、MATSUI SECURITIES CARDなど、様々なサービスを追加・拡充している「投資信託」について、質問を行います。
投資信託の取扱数が急増していますね!
松井証券で投資信託のサービスを始めた当初は、国際分散投資の観点から各資産クラスの低コストインデックスファンドのみの100銘柄ほどの品揃いでした。
しかし、ここ数年では、投資家の方のリクエストや他社での売れ行き(投資家のニーズ)、ファンドの外部機関の評価等を勘案し、月に30〜50本のペースで拡充をしています。現状、1,000本以上の投資信託の取引が可能です。
なかには購入時手数料のかかる、アクティブファンドやブルベアファンドもありますが、2019年12月9日より、それらの購入時手数料を完全に無料化します。
松井証券では、保有中の投資信託に対して「ポイント還元(還元率0.1%)」を実施しており、さらに、「MATSUI SECURITIES CARD」を利用したお買い物などで得られるポイントからAmazonギフトへの交換や投資信託の積立購入が可能ですが、ポイントの利用先として、現状何が多いですか?
投資信託の積立へのポイント充当が最も多く、全体の7割の方がこの方法で活用されています。
一度設定してしまえば、毎月自動的にポイントを充当して投資信託を購入するので、ポイントを失効させることがないこともメリットだと考えています。
投信工房|ロボアド
松井証券で利用可能なロボアドバイザーについて質問させて頂きました。
松井証券では、アドバイス型ロボアドバイザー「投信工房」の他、投信提案ロボ・投信見直しロボの3種類のロボアドバイザーが利用できます。
そのため、それぞれの活用法や特徴などを伺いました。
投信工房の特徴やメリット・デメリット、実際の利用方法などは「投信工房の評価は?手数料や運用実績などウェルスナビ等と比較・解説」をご参考ください。
投信工房について
投信工房で、資産配分(ポートフォリオ)を決める基となる、各資産クラスのリスク・リターン等のデータは、何を利用していますか?
各資産クラスのインデックスファンドのリスク・リターン、相関係数を基に決定しています。
各資産クラスで採用するファンドは、1年に1度見直しを行っています。
各資産クラスのインデックスファンドは、どのように決定されますか?
各ファンドのコスト(取引手数料や信託報酬、信託財産留保額)や運用期間、トラッキングエラー、純資産総額の推移などのデータを基に、長期投資にふさわしいファンドを選定しています。
投信工房は、投資一任型のロボアドと異なり、ファンド自体の手数料以外の余分なコストが無く、NISAも活用できるため、人気がありそうですが、利用者は多いでしょうか?
実は、想定よりも若干少なめの利用者数となっていますが、継続的に増えてきています。
特に今年度は新規口座開設をして投資信託を取引する方が増加しています。様々なライフイベントを乗り越えながら長い人生を送るうえで、投資信託を利用した資産形成は重要だと当社は考えており、近年はその啓蒙に特に力を入れていることが影響しているのかなと考えています。
公開中の「リスク許容度毎の運用実績」も良く、今後さらに認知度を高めていけたらと思っています。
提案・見直しロボについて
投信工房以外に、投信提案ロボ・投信見直しロボの2種類のロボアドバイザーをリリースしましたが、この狙いは?
投資信託を購入するケースとして、次の3点があると考えています。
1. 資産配分を計算してポートフォリオで購入する
2. それとは別に単品で購入する
3. 持っている投資信託を見直して違う投資信託に乗り換え購入する
それぞれお客様ご自身で検討するには、情報収集など相当な手間や時間がかかってしまいます。そこで、①は投信工房、②は投信提案ロボ、③は投信見直しロボと、それぞれのケースに合わせてお客様をサポートしようと考えました。
松井証券はお客様のニーズを勘案して取扱ファンドを増やしましたが、増やせば増やすほど、自分に合ったファンドを選ぶのに手間や時間がかかるといった弊害も発生します。その問題を解消するためにも、2つのロボアドバイザー追加が必要でした。
投信提案ロボ・投信見直しロボの特徴や利用方法は?
どちらのロボアドバイザーも、「QUICKファンドスコア(※)」をもとに、客観的に見てスコアの良いものをご提案しています。「QUICKファンドスコア」は、個々の投資信託について、長期投資に向く投資信託かどうか、5つの項目で多角的に評価し、1~10の総合スコアを算出したものです。資産形成に取り組む個人投資家の方々に、ぜひ参考にしていただきたいです。
利用方法としては、投信提案ロボは、「新興国の株に投資したいな」などのようにざっくりと投資先が決定している方が、どのファンドにすれば良いか?を選ぶ際の利用を想定しています。
また、投信見直しロボは、既に保有しているファンドと同様の投資先でよりスコアの高いファンドを提案するロボアドバイザーなので、保有ファンドに疑問を持った方はぜひご活用していただけたらと思います。
(※)QUICK資産運用研究所が過去の一定期間の実績を分析したものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
松井証券では「iDeCo」を行う事も可能ですが、SBI証券や楽天証券など他のネット証券と比較した場合、どのような特徴・魅力がありますか?
他のネット証券と同様に、証券会社の初期費用・管理費用が無料である点はもちろん、個人投資家に人気のeMAXIS Slimシリーズやアクティブファンドのひふみプラス等を選択可能です。
今後はリクエスト等を踏まえ、ファンド・商品の拡充も検討しております。
また、松井証券の投資信託会員サイト内で、iDeCoの残高や各資産クラスの割合などをチェックできることも魅力の1つだと考えています。
松井証券のiDeCoは、他のネット証券と比較して、特に劣った部分は無く、取扱ファンドがシンプルで選びやすいうえ、eMAXIS Slim等の超低コストインデックスファンドもおさえているため、iDeCoを始める際の選択肢の一つになり得ます。
松井証券のiDeCoの特徴や手数料、取扱ファンド、他のネット証券との比較などは、以下の記事をご参考ください。
株主優待|優待クロス等
株主優待投資家の間で、必須のスキルとなっている「優待クロス(つなぎ売り)」についても、松井証券の特徴や強みも伺ってみました。
松井証券では、一般信用取引を利用して「優待クロス」が行えますが、一般信用取引で売建が可能な銘柄数の拡充などは検討中でしょうか?
一般信用取引の対象銘柄数、また銘柄の在庫の確保に関しては、日々増強に努めています。
松井証券など、一般信用取引を利用して「優待クロス」が可能な証券会社の比較・解説、また株主優待投資向けのおすすめ証券会社は、以下の記事をご参考下さい。
その他、優待投資家向けの特徴・サービスはありますか?
株主優待の検索ツールに自信を持っています。優待投資家として有名な「桐谷さん」も当社の優待検索ツールを利用されています。
松井証券では、他のネット証券などで有料(500円)の「QUICKリサーチネット」も無料で活用できるので、優待内容と業績、株価・指標など、様々な条件から優待銘柄を検索できます!
QUICKリサーチネットが「無料」で活用できるのは凄いですね!
私も、帰宅後から早速活用させて頂きます!
松井証券は、逆日歩等のリスクが無い「一般信用取引」で売建(空売り)が可能です。
さらに、一日信用や50万円(1日の合計取引額)の取引が無料など手数料無料枠も多く、QUICKリサーチネットが無料で活用できる等、優待検索にも便利です。
- 一般信用取引で優待クロスが可能
→ 対象銘柄数・在庫は日々拡充 - 優待ツールが優秀
→ QUICKリサーチネットが無料で利用可能
IPO(新規公開株)
年末・年度末に向けて盛り上がるIPO(新規公開株)について、他の証券会社と比較した特徴や、当選期待値を上げるための方法などについて、質問させて頂きました。
IPOに関して、抽選方法などで他証券会社と比較した場合に「強み・特徴」はありますか?
当社では、松井証券の口座に入金しなくても、IPO抽選に参加できる「前受金不要(入金ゼロ)」制度を採用しています。そのため、投資初心者の方や小資金の方など、多くの方がIPO抽選に参加できます。
前受金不要の証券会社の中には、大口顧客に多くの株数が配分されていたり、取扱銘柄数そのものが少ない証券会社もあります。
その点でみると、松井証券は「前受金不要」×「70%100%平等抽選」×「今年の取扱銘柄数は17銘柄※」とバランスが良く、有用性が高いのではないかと考えています。※2019年11月29日時点
IPOは、多くの証券会社から抽選に参加する事で当選期待値を上げる事ができるので、入金無し(0円)で、松井証券からIPO抽選に参加できるのは、かなり大きなメリットですね!
他社と比較して「100%平等抽選」の割合が高いですが、意図する所はありますか?
高い割合で100%平等抽選を採用することで、投資初心者の方など、なるべく多くの方に当選して頂けるような抽選ルールを目指しています。
ズバリ、松井証券でIPOに当選にするコツはありますか!?
(やや無茶ブリ。。)
特に裏技などは無く、なるべく多くのIPO銘柄に申込む(需要申告する)事が、一番の当選への近道です。
証券会社によっては、よく取引される大口の方などに優先的に配分する事もありますが、松井証券では、高い割合で100%平等抽選を採用しており、コンピューターで平等に当選者を決定しています。
そのため、多くのIPOのブックビルディングに参加することが、一番の当選の近道となります。事前の入金無しでIPO抽選に参加できるため、口座をお持ちの方(または開設予定の方)は、お目当てのIPO抽選が行われる場合は、積極的に申し込むと良いですね。
今後の展開・新サービスは?
取材インタビューの最後に、今後、松井証券で導入・拡充予定のサービスについて質問させて頂きました。
今後の展開・新サービスなど、お話できる事はありますか?
2018年から貸株サービスを開始しており、塩漬けにしている株券でも収益を得られるサービスとしてお客様に好評いただいております。
現在は、信用取引口座を開設している方は利用できませんが、たくさんのお客様にご利用いただく、サービスの改善を準備しております。
松井証券の貸株サービスは、事前に設定すれば、株主優待や配当金も受け取れるので、貸株の金利収入と合わせて、お得に日本株の取引が行えるようになります。
現在、松井証券では、対象の投資信託や日本株(現物)などが、貸株の対象銘柄でしたが、今後は、信用取引に関しても貸株サービスが導入されるようです。
事前に設定すれば、株主優待や配当金も受け取れるので、貸株の金利収入と合わせて、お得に日本株の取引が行えるようになります。
取材【まとめ】
今回の取材では、松井証券のサービスの詳細を知ることができただけでなく、投信工房の魅力やQUICKリサーチネットの無料利用など、新たな魅力を発見できたことが大きな収穫でした!
特に、投信工房は、ウェルスナビやTHEO等の投資一任型ロボアドバイザーと比較して、余分な手数料がかからず、つみたてNISAで活用できるメリットは、かなり大きいと感じました。
投信工房を実際に利用し、現在公開中のウェルスナビ運用実績と合わせての公開を検討中です!
追記:投信工房の特徴や始め方、運用実績の比較・解説記事を更新しました。
→ 投信工房の評価は?手数料や運用実績など比較・解説
ロボアドバイザーの比較、アドバイス型・投資一任型の違い等は、以下をご参考下さい。
【最新情報】キャンペーンで松井証券をお得に口座開設&取引する方法
現在、松井証券では、多くのお得なキャンペーンを実施しています。
各キャンペーンの概要・特典は、下表のようになっており、口座開設で200ポイント、積立で1,000円など、割と低めの達成条件で、現金やポイントが進呈されます。
項目 | 特典 | 条件 | 期間 |
---|---|---|---|
新規口座開設 プログラム | もれなく(全員に) 松井証券ポイント 200 ptプレゼント | 新規口座開設 | 常時開催! |
つみたてデビュー応援! 総額1億円還元 キャンペーン | 先着10万名様に もれなく1,000円 (または1,500P) | 口座開設& 1万円以上の 投信積立 | 2022年12月31日まで |
貸株口座開設 プログラム | 抽選100名に 2,000ポイント | 貸株口座の開設 信用口座開設で当選率2倍 | 2020年8月28日まで |
ご家族・ご友人 紹介プログラム | 株式取引手数料 キャッシュバック | 紹介者の口座開設 | 2020年6月19日まで |
つみたてデビュー応援キャンペーンでは、条件(口座開設&6,000円以上の積立)を満たす事で、1,000円がプレゼントされるので、投資信託の積立がお得に始められますね!
新規口座開設プログラムで200ポイント(もれなく)
松井証券の新規デビュープログラムは、至ってシンプルな口座開設キャンペーンです。
キャンペーン期間中に、松井証券の口座開設を行った方(全員)に、もれなく200円相当の「松井証券ポイント」が贈呈されます。
項目 | 内容 |
---|---|
対象期間 | 2020年4月1日(火)〜 2020年6月30日(火) |
対象条件 | 対象期間中に、松井証券の 新規口座開設を行った方(全員) |
特典 | 松井証券ポイント:200pt |
付与時期 | 口座開設完了から数日後 |
対象期間・条件
本キャンペーンの対象期間は、2020年11月30日(火)です。
11月30日までに「口座開設を完了」された方が、キャンペーン対象となるので、少なくとも「1週間前」くらいには、口座開設の申し込みを行いましょう。
松井証券の口座開設は、「申し込み」から「完了」まで、最短でも4営業日程度かかります。
特典:松井証券ポイントとは?
キャンペーン条件を満たした方は、もれなく、松井証券ポイント「200ポイント」が贈呈されます。
松井証券ポイントとは、1ポイント1円で、Amazonギフト券への交換や投資信託の積立、カタログギフト等に利用できる松井証券独自のポイントです。
MATSUI SECURITIES CARDを利用すれば、普段の買い物などでもポイントを貯める事も可能です。
ポイント付与は、口座開設完了後の最初の火曜日に行われます(火曜日が休みの場合は翌水曜日)。
また、進呈ポイントには有効期限があり、口座開設日の翌々月末が有効期限となっています。そのため、それまでに、Amazonギフト券の交換や投資信託の積立に活用しましょう。
- 特典・ポイント進呈は、口座開設完了後の翌火曜日
- ポイント有効期限は、口座開設日の翌々月末
(例:口座開設完了が11月20日の場合、2020年1月31日まで)
このように、本キャンペーンでは、口座開設を行うだけで、200円相当のポイントが貰えます。
松井証券の口座開設費・維持費は全て無料ですし、ポイントは、アマゾンギフト券や投資信託の積立などに利用できるので、まだ、松井証券の口座をお持ちでない方は、この機会に口座開設を行うと良いでしょう。
つみたてデビュー応援!総額1億円還元キャンペーン
松井証券のつみたてデビュー応援!総額1億円還元キャンペーンは、これから投資信託の積立を行う方向けのキャンペーンです。
キャンペーン期間中に、松井証券の口座開設を行い、合計1万円以上の投資信託を積立した方(先着1億円分)に、現金1,000円がプレゼントされます。
項目 | 内容 |
---|---|
対象期間 | 2022年1月15日(土)〜 2022年12月30日(金) |
対象条件 | 松井証券の口座開設を行い、 投資信託を合計1万円以上 積み立てした方 |
特典 | 現金1,000円、または 1,500円分の松井証券ポイント |
贈呈時期 | 条件達成の翌月中旬頃、 証券口座に1,000円の現金、または 1,500円分の松井証券ポイント贈呈 |
対象期間・条件
本キャンペーンの対象期間は、2022年12月30日(金)です。
キャンペーン期間中に、松井証券の口座開設を完了し、合計1万円以上の投資信託の積立を行った方が、キャンペーンの対象者となります。
投資信託の積立金額は、上図のように、2022年12月30日までの合計金額となり、1万円以上の条件を満たした時点で、キャンペーン対象となります。
特典・プレゼント時期
キャンペーン条件を満たした方は、最大1,500円分がプレゼントされます。
投信の積立金額が1万円の場合、還元率は15%(=1,500円÷10,000円)となります。
投資で「15%」の利益を得る事は、かなり難しいですが、本キャンペーンを利用すれば、簡単に15%の利益が出るため、利用しない手は無いキャンペーンと言えます。
また、プレゼント現金の贈呈は、条件達成(積立合計額が1万円以上)した月の翌月中旬頃、証券口座に1,000円の現金、または1,500円分の松井証券ポイントが入金・付与されます。
注意点
本キャンペーンに参加する際には、以下の点に注意しましょう。
- 現金プレゼントの合計金額が1億円に達した時点で本キャンペーンは終了。
- 積立金額には購入時手数料は含まない。
- 松井証券ポイントでの購入分、分配金の再投資分も、積立金額には含まない。
特に、現金プレゼントの合計金額が1億円(1,000円なら10万人)に達した時点で、キャンペーンは終了になるので、早めのキャンペーンを心がけましょう。
松井証券の口座開設申込みから取引開始までは、最短で「4営業日」となっています。
【まとめ】キャンペーンで現金をもらうまでの流れ
現金を貰うまでの手順・流れ
2022年12月31日までに、合計1万円以上の投資信託の積立を行う
キャンペーン条件達成月の翌月中旬頃、証券口座に入金
*松井証券ポイントの場合、付与
このように、本キャンペーンを利用する事で、現金を貰いながら投資信託の積立を始める事ができます。
投資で、今回のキャンペーンの最大還元率15%分の利益を達成するのは、かなり難しいので、本キャンペーンを活用して、確実なプラスリターンを稼いで、投資パフォーマンスの向上を行いましょう。
投信積立で最大5%ポイントプレゼントキャンペーン
松井証券「投信積立で最大5%ポイントプレゼントキャンペーン」では、これから投資信託の積立を行う方向けのキャンペーンです。
キャンペーン期間中に、はじめて、投資信託の積立を行なった方に、最大5%のポイントがプレゼントされます!
項目 | 内容 |
---|---|
対象期間 | 2022年8月8日(月)〜 2022年10月31日(月) |
対象条件 | ①キャンペーンエントリー ②松井証券で始めて投資信託の積立を行う ③期間中の積立金額が3万円以上 |
特典 | 現金1,000円、または 1,500円分の松井証券ポイント |
贈呈時期 | 条件達成の翌月中旬頃、 証券口座に1,000円の現金、または 1,500円分の松井証券ポイント贈呈 |
対象期間・条件
本キャンペーンの対象期間は、2022年12月30日(金)です。
キャンペーン期間中に、松井証券の口座開設を完了し、合計1万円以上の投資信託の積立を行った方が、キャンペーンの対象者となります。
投資信託の積立金額は、上図のように、2022年12月30日までの合計金額となり、1万円以上の条件を満たした時点で、キャンペーン対象となります。
特典・プレゼント時期
キャンペーン条件を満たした方は、最大1,500円分がプレゼントされます。
投信の積立金額が1万円の場合、還元率は15%(=1,500円÷10,000円)となります。
投資で「15%」の利益を得る事は、かなり難しいですが、本キャンペーンを利用すれば、簡単に15%の利益が出るため、利用しない手は無いキャンペーンと言えます。
また、プレゼント現金の贈呈は、条件達成(積立合計額が1万円以上)した月の翌月中旬頃、証券口座に1,000円の現金、または1,500円分の松井証券ポイントが入金・付与されます。
注意点
本キャンペーンに参加する際には、以下の点に注意しましょう。
- 現金プレゼントの合計金額が1億円に達した時点で本キャンペーンは終了。
- 積立金額には購入時手数料は含まない。
- 松井証券ポイントでの購入分、分配金の再投資分も、積立金額には含まない。
特に、現金プレゼントの合計金額が1億円(1,000円なら10万人)に達した時点で、キャンペーンは終了になるので、早めのキャンペーンを心がけましょう。
松井証券の口座開設申込みから取引開始までは、最短で「4営業日」となっています。
【まとめ】キャンペーンで現金をもらうまでの流れ
現金を貰うまでの手順・流れ
2022年12月31日までに、合計1万円以上の投資信託の積立を行う
キャンペーン条件達成月の翌月中旬頃、証券口座に入金
*松井証券ポイントの場合、付与
このように、本キャンペーンを利用する事で、現金を貰いながら投資信託の積立を始める事ができます。
投資で、今回のキャンペーンの最大還元率15%分の利益を達成するのは、かなり難しいので、本キャンペーンを活用して、確実なプラスリターンを稼いで、投資パフォーマンスの向上を行いましょう。
紹介プログラムで現金1万円
本キャンペーンでは、対象条件を満たす事で、紹介者1名につき「1万円までの株式売買手数料キャッシュバック」が受けられます。
また、紹介を受けた方も、5,000円まで売買手数料がキャッシュバックされ、紹介者・被紹介者双方にメリットのあるキャンペーンとなっています。
項目 | 内容 |
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期間 | 2019年10月1日(火)~ 2019年12月20日(金) |
対象者 | 紹介者 松井証券を口座開設済みの方 紹介を受けた人 「ご家族・ご友人紹介メール」内の専用URL から口座開設申込を行い、2019年12月27日(火)までに ネットストック口座を新規開設した方 |
対象 | 現物取引、信用取引 |
特典 (紹介者) | 紹介を受けた方の口座開設月から翌月末までの 株式取引手数料をキャッシュバック (紹介者1人につき1万円まで) |
特典 (紹介された方) | 口座開設日から翌月末までの株式取引 手数料を5,000円までキャッシュバック |
以下、各項目について詳しく解説して行きます。
対象期間・条件
本キャンペーンの対象期間は、2019年12月20日(金)です。
紹介者は「ご家族・ご友人を紹介する」から12月20日(金)までに申し込みを行いましょう。
紹介された方は、送付される専用URLから口座開設申し込みを行い、2019年12月27日(金)までに口座開設を行う事で、キャンペーンの対象となります。
キャンペーンの流れ
紹介者(既に松井証券の口座をお持ちの方)が、ご家族・友人に専用URLを送付する(12月20日まで)
紹介を受けた方は、送られて来るメール内の専用URLから口座開設を行う(12月27日まで)
口座開設日から翌月末までがキャッシュバックの対象期間
特典:株式売買手数料キャッシュバック
キャンペーン条件をクリアすれば、紹介者は、紹介された方の口座開設完了月から翌月末までの期間、国内株の売買手数料が最大1万円までキャッシュバックされます。
また、紹介を受けた方は、同様の期間に、最大5,000円分まで国内株の売買手数料がキャッシュバックされます。
キャッシュバックは、取引期間終了日の翌月に行われます。
- 紹介者:最大1万円まで株式取引手数料キャッシュバック
*対象期間は紹介された方の口座開設完了月から翌月末まで - 紹介された方:最大5,000円まで株式取引手数料キャッシュバック
*対象期間は紹介された方の口座開設完了月から翌月末まで - 取引期間は「口座開設完了日」から「翌月末」まで
- キャッシュバックは、取引期間終了日の翌月
このように、本キャンペーンを利用する事で、紹介者・紹介を受けた方の両者が、国内株式の取引手数料キャッシュバックを受けられます。
手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資成績を悪化させるので、本キャンペーンを利用して、国内株式の取引手数料を抑えて行きましょう。
ここまで解説してきたように、松井証券の各種キャンペーンを利用する事で、お得に口座開設やお取り引きが行えます。
以下の表のリンクをクリック・タップすると、各キャンペーンの詳細部分に戻る事ができるので、気になったキャンペーンがある方は、チェックしてみましょう。
【図解】松井証券の口座開設の手順・流れ
松井証券の口座申込みから口座開設完了(取引開始)までの手順・流れは、以下のようになっています。
口座開設完了・取引開始までの手順・流れ
マイナンバーや免許証などの確認書類をアップロード。
*郵送での送付も可能。
最短4日で松井証券からログインに必要なID・パスワードが送付されてきます。
ログイン→取引が行えます。
STEP2で、マイナンバー・本人確認書類をインターネット上でアップロードする場合、最短4営業日で口座開設が完了します。
郵送で確認書類を送付する場合は、口座開設完了までに、最短でも1週間程度かかります。
松井証券の評判は?松井証券の会社概要
松井証券は、1918年に松井房吉により創業した証券会社です。
1918年に松井房吉により、松井房吉商店として創業する。1931年に法人化し、株式会社松井商店を設立する。1947年に商号を松井證券株式会社とする(その後、2000年に松井証券株式会社に変更)。
長らく一般的な中堅の証券会社であったが、2代目社長・松井武の婿養子となった松井道夫が1995年に4代目社長に就任すると、社内の反対もあったが大きく舵を切って、インターネット証券に参入し大きく成長。
引用元:Wikipedia-松井証券
2001年8月には、インターネット取引専業の証券会社として、日本で初めて東証第1部に上場しました。
現在は、総合口座数113万口座(2018年3月現在)をもち、主要ネット証券の一角を担っています。
私も松井証券にお邪魔した事がありますが、大正7年創業の伝統を感じ、緊張した覚えがあります。
→ 松井証券の取材・インタビュー
会社名 | 松井証券株式会社 |
---|---|
設立年月日 | 1931年3月20日 (株式会社松井商店) |
所在地(住所) | 〒102-0083 東京都千代田区麹町一丁目4番地 |
主要株主 | 松井千鶴子 (有)丸六 (有)松興社 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) TAIYO FUND, L. P.(常任代理人シティバンク銀行) |
資本金 | 約119億 |
会社HP | https://www.matsui.co.jp/ |
企業については分かったから、松井証券の特徴やメリットなどサービス面について教えて!
了解です!
松井証券の特徴やメリット・デメリット等について、他の証券会社と比較しながら解説していきます!