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FTSE RAFIエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、連動インデックスファンドも解説!

FTSE RAFIエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、連動インデックスファンドやETFを解説!FTSE RAFIエマージング・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、連動インデックスファンドやETFを解説!


FTSE RAFIエマージング・インデックスは、新興国株式市場の動向を表すスマートベータ型の株価指数です。配当など財務データを基に選別した新興国の企業(株式)から構成されており、低コストで人気のiFree新興国株式インデックスのベンチマークにも採用されています。

本ページでは、FTSE RAFIエマージング・インデックスの特徴や構成銘柄や構成国、また業種別の構成比などを紹介・解説していきます。また、本指数と同等の投資パフォーマンスを上げることが期待されるETF、そのお得な購入先なども紹介します。

FTSE RAFIエマージング・インデックスとは?

FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスとは、FTSE社(ロンドン証券取引所とフィナンシャルタイムズが共同設立)が算出している、新興国株式市場の動向を表すスマートベータ型の株価指数(インデックス)です。

対象国は、中国やインド、台湾などのアジア諸国、またブラジル、ロシアなどの資源国など、10カ国以上となっています。また、本指数の特徴である銘柄の選別法や配分比の決定は、以下のようになっています。

FTSE RAFIエマージング・インデックスの構成手順:

  1. FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスの構成銘柄を、4つのファンダメンタル指標(株主資本・配当・キャッシュフロー・売上)でスコア付けする。
  2. スコアの高い順に約350銘柄を選定。
  3. スコアを基に各銘柄の配分ウェイト付けを行い、インデックスを算出

参考:大和投資信託

構成国の比率は?

次に、本指数の気になる構成国の比率を確認していきます。

以下の表は、本指数の組入国の比率をまとめたものです。中国などアジア勢の他、ブラジルなど資源国の割合も高い点が特徴です。FTSEエマージング・オールキャップ・インデックスとは、構成国数と各国の比率に違いがあります。銘柄が選別されている分、本指数の構成国数が半分程度と少なくなっています。

FTSE RAFIエマージング・インデックスの構成国とその比率:

FTSE RAFIエマージング FTSEエマージング・オールキャップ
ブラジル 26.8% 9.2%
中国 22.4% 28.6%
台湾 11.9% 15.9%
ロシア 9.6% 4.1%
南アフリカ 7.8% 7.8%
インド 7.0% 11.7%
メキシコ 3.4% 3.8%
タイ 2.5% 3.9%
フィリピン 2.2% 1.5%
トルコ 2.0% 1.3%
ポーランド 1.9% 1.5%
インドネシア 1.6% 2.5%
チリ 0.9% 1.4%
マレーシア 3.4%
コロンビア 0.5%
アラブ首長国連邦 1.0%
クウェート 0.5%
ギリシャ 0.4%
エジプト 0.3%
ペルー 0.3%
ハンガリー 0.3%
チェコ 0.2%
パキスタン 0.2%

参考:FTSE RAFI Emerging Index|FTSE

組み入れ銘柄と構成比

次に、本指数の構成銘柄(約350銘柄)の組入上位銘柄を見ていきます。FTSEエマージング・オールキャップやMSCIエマージング・マーケット・インデックスなどの上位銘柄となっている台湾や中国企業があまり入っておらず、ブラジルやロシアの資源関連企業が入っている点が特徴です。

FTSE RAFIエマージング・インデックスの構成銘柄:

銘柄 構成比 業種(セクター)
ペトロブラス(優先株) 3.8% ブラジル エネルギー
ペトロブラス 3.5% ブラジル エネルギー
ヴァーレ(優先株) 3.4% ブラジル 素材
中国建設銀行 3.0% 中国 金融
イタウ・ウニバンコ 2.9% ブラジル 金融
ヴァーレ 2.5% ブラジル 素材
ルクオイル 2.4% ロシア エネルギー
中国工商銀行 2.2% 中国 金融
ガスプロム 2.1% ロシア エネルギー
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
2.1% 台湾 情報技術

同一銘柄が登場するのは「優先株」と「普通株」があるためです。優先株とは、議決権が無い変わりに配当が優先的にもらえる株式のことです。普通株とは、その名の通り通常の株式です。

業種(セクター)別構成比

次に、業種別の構成比率を確認します。FTSEエマージング・オールキャップと比べた場合、エネルギーや素材セクターの割合が高い点が特徴です。新興国の場合、新興国は比較的資源国が多いこともあげられますが、本指数のような銘柄選別をする場合、このような業種が選別されやすくなっていのかもしれません。

業種別構成比:

業種(セクター) FTSE RAFIエマージング FTSEエマージング・オールキャップ
金融 33.4% 29.9%
エネルギー 21.0% 7.4%
素材 12.9% 7.6%
情報技術 6.6% 12.6%
電気通信 8.0% 5.7%
資本財 6.8% 11.4%
生活必需品 4.2% 9.9%
公益事業 3.7% 3.8%
消費者サービス 3.2% 7.5%
ヘルスケア 0.4% 3.0%

参考 通常の時価総額型の新興国株価指数は、以下をご参照ください。

新興国株式への投資を目的としたインデックスファンド

FTSE RAFIエマージング・インデックスなど新興国株式市場の株価指数と同等の投資成果を上げることを目的とする投資信託(インデックスファンド)には、下表のようなものがあります。

新興国株式市場への投資を目的とした低コストファンド一覧・比較

ファンド名 信託報酬(税抜) ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド 0.19% FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.19% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
ニッセイ新興国株式インデックスファンド 0.339% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iFree新興国株式インデックス 0.34% FTSE RAFIエマージングインデックス(配当除く)
EXE-i新興国株式ファンド 0.39% FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式 0.50% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iシェアーズ新興国株式インデックス 0.58% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
野村インデックスファンド・新興国株式 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
eMAXIS新興国株式インデックス 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
SMT新興国株式インデックス・オープン 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)

たくさんの低コストファンドがありますが、本指数がベンチマークとなっているiFree新興国株式インデックスは、ニッセイ新興国株式インデックスファンドに次ぐ、コストの安さとなっています。

通常、コストの安いファンドを選んだ方が、コストを指しひいいた相対的なパフォーマンスが向上しますが、本指数のようなスマートベータ型のファンドが良い方は、iFree新興国株式インデックスを選ぶと良いでしょう。

ただし、構成銘柄数や構成国が少ないので、分散性を重視したい方は、MSCIエマージングに連動するeMAXIS Slim新興国株式インデックス等を選ぶと良いでしょう。

お得な購入先は?SBI証券?楽天証券?

インデックスファンド等の投資信託は、SBI証券楽天証券auカブコム証券松井証券マネックス証券フィデリティ証券GMOクリック証券などから購入可能です。

購入手数料は、ネット証券では無料なので差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」に違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社 還元率 特徴
SBI証券 年率0.1%
(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券 キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券 残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券 月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券 月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。他ネット証券もポイント還元がありますが、還元率の高さや利便性を考えるとSBI証券がおトクです。例えば、1,000万円分保有している場合、年間(最大)24,000円のキャッシュバックがあります。

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また、SBI証券のメリットや投資信託の購入先の比較などは、以下をご参照ください。

新興国株式市場への投資を目的としたETF

次に、新興国株式市場への投資を目的としたETFを見ていきます。新興国株式型ETFには、下表のようなものがあります。ETFということで、インデックスファンドよりも信託報酬(経費率)が割安なものが多くなっています。

新興国の株価指数をベンチマークとするETF一覧・比較

銘柄名(コード・ティッカー) 信託報酬
(経費率)
ベンチマーク 種類
バンガード・FTSE・エマージング マーケッツETF(VWO) 0.14% FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ・インデックス 米国ETF
上場インデックスファンド海外新興国株式(1681) 0.25% MSCIエマージング・マーケット・インデックス 国内ETF
iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF(EEM) 0.68% MSCIエマージング・マーケット・インデックス 米国ETF

注目は、本指数のユニバース(母体)となっているFTSEエマージング・オールキャップをベンチマークとしているバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)です。新興国株式市場への投資を目的とした投資商品としては、信託報酬(経費率)0.14%とダントツの安さとなっています。

ETFのお得なオススメ購入先

以上、紹介したETFは、国内ETFか米国ETFかによって、お得な購入先が違うので、国内ETFと米国ETFにわけて解説を行って行きます。

米国ETF

バンガードETFなどの米国ETFは、手数料の安いネット証券で取引を行うのが良いでしょう。ネット証券では、SBI証券楽天証券マネックス証券の3社で米国ETFの取引が行えます。3社で最も手数料が安いのがSBI証券です。

米国ETFを取引する場合、ETFの売買時に係る手数料「売買手数料」、また日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。米国ETFは米ドルで売買しなくてはいけないので、売買手数料の他に為替手数料がかかります。

米国ETFの取引にかかる手数料:

  • 売買手数料:米国ETFを売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

以下の表は、米国ETFの取り扱いを行っているネット証券の売買手数料・為替手数料を比較したものです。売買手数料は、SBI証券とマネックス証券が同水準の安さですが、為替手数料はSBI証券の方が安いことがわかります。そのため、取引にかかるトータルコスト(売買手数料+為替手数料)は、SBI証券が最も安くなります。

証券会社 売買手数料 為替手数料
(1ドル両替あたり)
DMM.com証券 無料(0円) 0.25円
SBI証券 約定額の0.45%
・最低0ドル
・最大20ドル
マネックス証券
楽天証券

為替手数料が安くなる住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座開設時に、カンタンに同時口座開設ができます。サービスも連携していて使いやすくなっています。また、SBI証券のNISA口座であれば、買付手数料が無料になる点も大きなメリットです。

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また、住信SBIネット銀行の同時口座開設の方法などは、以下もご参照ください。

NISAなら積立でも買付手数料無料

海外ETFは、手数料がインデックスファンドや国内ETFと比べて割高であるため、小額積立はもったいないと思うかもしれません。実際、私もそう考えていました。しかし、NISA口座を利用すれば手数料無料で買付・積立ができるようになりました。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券のどのNISA口座でも海外ETFの買付手数料が無料になります。そのため、小額積立を行いたい方は、これらのネット証券を選ぶと良いでしょう。

私自身は、元々の手数料が安く済むSBI証券を利用しています。NISA枠(年間120万円の上限)をはみ出たとしても割安な手数料でバンガードなどの米国ETFが購入できます。

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また、SBI証券の詳細やNISA口座の特徴は、以下をご参照ください。

SBI証券は、海外ETFだけでなく、投資信託や米国株の品揃えが良く、コストも業界最安水準です。また、投信マイレージIPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

SBI証券の特徴

SBI証券
  • 2020年オリコン:ネット証券部門で第1位(5年連続)
  • 投資信託の保有中に高還元ポイントバック!
  • 海外ETF・株式が最安手数料
  • 個人向け国債の購入で現金がもらえる!
  • PTS(夜間取引)など国内株式も充実!
  • 独自のIPO当選システム!(IPOチャレンジポイント)

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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

国内ETF

国内ETFは、東京証券取引所に上場しているため、各証券会社で国内株式と同じように売買できます。そのため、売買手数料が安い証券会社(特にネット証券)で、コストを抑えた売買をすることが重要です。

下表は、証券会社の国内株式・ETFの売買手数料を比較した表です。1日の購入金額(約定金額)の合計が10万円以下になる場合は、松井証券が手数料無料になります。ただし、それ以外の場合は、むさし証券(トレジャーネット)が最安の手数料となっています。

株式売買手数料の比較(証券会社毎)

証券会社 \ 約定代金 〜10万円 10〜20万円 〜50万円 〜100万円
岡三オンライン証券 無料 無料 350円 600円
SBI証券 無料 191円 429円 762円
楽天証券 無料 191円 429円 858円
むさし証券トレジャーネット 75円 95円 175円 320円
ライブスター証券 80円 97円 180円 340円
GMOクリック証券 88円 98円 241円 436円
松井証券 無料 300円 500円 1,000円
マネックス証券 95円 140円 190円 355円
auカブコム証券 90円 180円 250円 990円
SMBC日興証券 125円 180円 400円 800円

株式売買手数料は、最安値(税抜)表示

ただし、GMOインターネット・GMOクリックHDの株主優待を使うと、GMOクリック証券での売買手数料が実質無料になるので、個人的にはGMOクリック証券がオススメです。ちなみに、私はメイン口座としてGMOクリック証券を利用しています。

株主優待でGMOクリック証券の売買手数料を実質無料(0円)にする方法

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