投資信託

つみたてバランスファンドの評価は?りそなが運用する8資産ファンドを解説

つみたてバランスファンドは、日本を含む全世界の株式・債券・不動産市場への投資を目的としたバランスファンドです。信託報酬0.195%(税抜)と低コストで、全世界の様々な資産に分散投資が行えます。

本記事では、つみたてバランスファンドの資産配分や特徴、また他のバランスファンドとの比較を行いながら、本ファンドを評価していきます。

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つみたてバランスファンドとは?

つみたてバランスファンドとは、日本を含む世界中の株式・債券・不動産、計8資産への分散投資を目的としたバランスファンドです。各資産クラスの配分やベンチマーク(連動する株価指数など)は、以下のようになっています。

資産配分とベンチマーク

投資クラス 配分比 ベンチマーク
国内株式 30% TOPIX(東証株価指数)
国内債券 20% NOMURA-BPI指数
先進国株式 20% MSCIコクサイ
外国債券 5% シティ世界国債インデックス(除く日本)
新興国株式 5% FTSE RAFIエマージングインデックス
新興国債券 5% JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド
国内REIT 10% 東証REIT指数
外国REIT 5% S&P先進国REIT指数(除く日本)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)などと違い、8資産の配分比が同じではなく、国内資産の比率が60%と高い点が特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料および売却時の手数料は、いずれも無料です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.195%(税抜)とバランス型ファンドとしては、かなり安い手数料(信託報酬)です。

つみたてバランスファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.195%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、現時点では発表されていないので、初回決算発表後に更新します。

また、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

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また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

【投信マイレージがお得!】SBI証券Tポイント投資で投資信託の評判は?メリット・デメリットと合わせて解説
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実際の資産配分(ポートフォリオ)は?

次に最新の資産配分(ポートフォリオ)状況を見ていきます。基本構成は既に解説しましたが、各株式市場の動向やファンドの新規購入・解約などにより、微妙に基本構成からはズレています。

つみたてバランスの資産配分つみたてバランスの資産配分
引用:りそなアセットマネジメント

投資クラス 配分比
国内株式 29.5%
国内債券 20.4%
先進国株式 19.8%
先進国債券 4.9%
新興国株式 4.8%
新興国債券 4.9%
国内REIT 10.1%
外国REIT 5.1%
現金など 0.6%

構成国(通貨)の比率は?

次に、実際にどのような国の通貨が入っているのか?通貨別の配分比を見ていきます。

つみたてバランスの通貨別構成比率つみたてバランスの通貨別構成比率
引用:りそなアセットマネジメント

国名 比率
日本円 60.6%
米ドル 19.8%
ユーロ 4.9%
英ポンド 2.0%
香港ドル 1.5%
その他 11.2%

8資産均等型ファンドの場合、アメリカ(米ドル)の比率が高い傾向にありますが、本ファンドは日本円が全体の6割程度を占めています。

そのため、他の8資産型バランスファンドと比べると、円高など為替要因による変動は、比較的小さい傾向になります。

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(7月)行われます。これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、本ファンドの投資パフォーマンスは、以下の表にまとめたようになっています。ベンチマークは、各資産クラスのベンチマークを合成した指数です。

期間(直近) ファンド ベンチマーク
1ヶ月 -0.7% -0.7%
3ヶ月 0.1% 0.2%
6ヶ月 -0.7% -0.4
1年
3年
設定来 1.36% 1.23%

ベンチマークと比べて、本ファンドのパフォーマンスが若干悪い理由は、ファンドのパフォーマンスが手数料控除後のものになっているためです。安い手数料のファンドを選ぶ重要性がわかります。

つみたてNISAでも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートした新たな小額非課税制度「つみたてNISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

他ファンドとの比較

次に、本ファンドと他のバランスファンドの資産配分や手数料を比較していきます。以下の表からわかるように、本ファンドは、バランスファンドの中では、手数料が安い部類になります。

ファンド名 信託報酬(税抜) 資産配分
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 0.142% 日本株・先進国株・新興国株の計3資産を均等配分(各33.3%)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 0.16% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
つみたてバランスファンド 0.195% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産(均等配分では無い)
ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型) 0.209% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド 0.21% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国株式の計7資産
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.219% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型) 0.219% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
野村6資産均等バランス 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REITの計6資産を均等(16.6%づつ)配分
つみたて8資産均等バランス 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
つみたて4資産均等バランス 0.22% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券の計4資産を均等(25%づつ)配分
たわらノーロードバランス(8資産均等型) 0.22% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
iFree 8資産バランス 0.23% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分
世界経済インデックスファンド 0.50% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国の株式、債券の計6資産をGDPベースで配分(株式・債券は50%ずつ)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.69% 国内の株式・債券、先進国の株式・債券、新興国株式の計5資産を時価総額ベースで配分(株式・債券は50%ずつ)
eMAXISバランス(8資産均等型) 0.50% 国内の株式・債券・REIT、先進国の株式・債券・REIT、新興国の株式、債券の計8資産を均等(12.5%づつ)配分

ほとんどの8資産ファンドが資産を均等配分しているのに対し、本ファンドは、国内資産の比率が高いなど、均等配分とはなっていません(詳細)。そのため、均等配分ではないファンドが選びたい場合は本ファンドを利用しても良いでしょう。

ただし、手数料だけみた場合、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の方が安いので、均等配分が良い方は、このファンドがオススメです。

また、GDPベースで日本・先進国・新興国の配分比を決められる「世界経済インデックスファンド」など、バランスファンドには様々な選択肢があるので、手数料も見つつ、自身の投資方針にあったものを選ぶようにしましょう。

バランスファンドの特徴や選び方、比較などは、以下の記事をご参考ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#balance-fund

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名称 種類 手数料 自動
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投資一任型 1.42% ×
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参考:ロボアドバイザーを徹底比較|おすすめロボアドバイザーは?

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まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。特徴は、手数料の安さと資産配分です。年率0.195%と低コストで、国内外の株式・債券・不動産市場に分散投資を行うことができます。

データ・まとめ
  • ベンチマーク:国内と先進国の株式・債券・REIT、および新興国の株式・債券(計8資産)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.195%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:100円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(7月25日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年10月26日)
  • 信託財産留保額:無し

お得な購入先(SBI証券?楽天証券?)

つみたてバランスファンドは、以下の金融機関で購入可能です。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行

参照元:りそなアセットマネジメント

購入手数料は無料なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社 還元率 特徴
SBI証券 年率0.1%
(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券 キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券 残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券 月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券 月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。ただし、本ファンドは、もともとの手数料(信託報酬)が極めて安いので、ポイントサービスが適用される証券会社がSBI証券と楽天証券のみとなっています。

SBI証券の還元率が0.05%、楽天証券の最大還元率が0.048%なので、SBI証券での購入保有がお得になります。

SBI証券の詳細確認や口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大15万円がもらえます(7月31日まで)。

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SBI証券は、お得な投資信託の他にも、米国株・海外ETFの品揃えが良くコストも業界最安水準です。また、IPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

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SBI証券
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本サイトでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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