「なるべく、安い投資信託を購入したい!」
「SBI・Vシリーズのファンドって良いって聞くけど、実際のどうなの?」
手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるので、保有コストの安い投資信託を積立・保有したいですよね。
そんな時にぴったりのファンドが、SBI・Vシリーズの投資信託です。
全米株式・全世界株式などのインデックスファンドは、どれをとっても、業界最安水準の手数料で、人気を博しています。
- 手数料が安い投資信託を選ぶことが重要
- SBI・Vシリーズのファンドは業界最安水準。
- SBI証券の積立/保有で、さらにお得に!
*他の投資信託の購入・保有も、SBI証券がお得!
また、SBI・V・シリーズの投資信託は、SBI証券を利用することで、積立・保有が他の証券会社よりもお得になります。
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SBI・Vシリーズの評判/そもそもSBI・Vシリーズとは?
SBI・Vシリーズは、業界最安水準の手数料で、米国や世界の株式市場に分散投資できるインデックスファンドです。
つみたてNISAを利用して、SBI証券でお得に購入・保有できるため、長期投資家に人気を博しています。
- 手数料が安い!
- SBI証券でお得に積立・保有できる!
- つみたてNISAも利用できる!
低コスト分散投資ができるので、長期投資に最適です!
このようにメリットが多い、SBI・Vシリーズですが、
- どのファンドが良い?
- 口コミや評判は?
- 手数料は他のファンドより安い?
- SBI証券でお得に購入・保有するには?
など多くの疑問・質問があると思います。
そこで本記事では、SBI・Vシリーズの各インデックスファンドの特徴や実質コストを含めた手数料、口コミを交えて、徹底解説していきます。
SBI証券でお得に購入・保有する方法も解説していきます。
SBI・Vシリーズは、超低コストで米国株式や全世界株式に分散投資ができるインデックスファンドです。
SBI・Vシリーズのファンド一覧
ファンド名 | 信託報酬 (税抜) | 投資対象 ETF |
---|---|---|
SBI・V・S&P500 | 0.0938% | バンガード・ S&P500(VOO) |
SBI・V・全米株式 | 0.0938% | バンガード・トータル・ ストック・マーケット(VTI) |
SBI・V・米国高配当 株式 | 0.1238% | バンガード・米国 高配当株式(VYM) |
SBI・V・全世界株式 | 0.1338% | バンガード・トータル・ ワールド・ストック(VT) |
0.1%台〜0.1%未満の低コストで外国株に分散投資できます!
SBI・Vシリーズのインデックスの主な特徴・メリットは、以下の4点があります。
- 手数料(信託報酬)が安い!
- バンガード社のETFが投資対象
- お得なクレカ積立に対応!
- つみたてNISAにも対応!
SBI証券でポイントをもらいながら、低コスト分散投資ができます!
以下、各メリット・特徴について解説していきます。
SBI・Vシリーズのメリット①:手数料が安い!
SBI・V・シリーズの最大の特徴は、手数料の安さです。
購入・売却にかかる手数料が「無料」なのはもちろんのこと、投資信託の保有中に発生する信託報酬が業界最安水準です。
以下の表は、SBI・Vシリーズ以外の低コストで投信で有名なインデックスファンドシリーズ(eMAXIS Slim、楽天バンガード)を、投資先ごとに手数料を比較したものです。
投資先 | SBI・V | 楽天 バンガード | eMAXIS Slim |
---|---|---|---|
米国株 (S&P500) | 0.0938% | なし | 0.0968% |
米国株 (全米株) | 0.0938% | 0.162% | なし |
米国株 (高配当) | 0.1238% | 0.191% | なし |
全世界株 | 0.1338% | 0.201% | 0.1144% |
eMAXIS Slimシリーズや楽天バンガードのファンドも十分安いですが、米国株(S&P500・全米・高配当株)に関しては、SBI・Vシリーズのファンドが最安となっています。
SBI・Vシリーズのメリット②:バンガード社のETFが投資対象
投資対象が、世界最大級の運用会社バンガード社のETFとなっている点も、SBI・Vシリーズの特徴です。
バンガード社は、世界で初めて個人向けにインデックスファンドを設定した歴史・実績のある運用会社で、運用資産残高は約7.2兆米ドルに上ります。
以下の表は、SBI・Vの各ファンドと投資対象(バンガード社のETF)を比較したものです。
ファンド名 | 投資対象ETF (ティッカーコード) | 投資対象 ETFの経費率 |
---|---|---|
SBI・V・S&P500 | バンガード・S&P500 (VOO) | 0.03% |
SBI・V・全米株式 | バンガード・トータル・ ストック・マーケット(VTI) | 0.03% |
SBI・V・米国高配当 株式 | バンガード・米国 高配当株式(VYM) | 0.06% |
SBI・V・全世界株式 | バンガード・トータル・ ワールド・ストック(VT) | 0.09% |
どのETFも超低コストで、この安さが「SBI・Vシリーズ」の安さの秘密とも言えます。
SBI・Vシリーズのメリット③:クレジットカードでお得に積立ができる!
SBI・Vシリーズのファンドは、SBI証券のクレカ積立で、お得に購入・積立できます。
このクレカ積立の最大のメリットは、積立額(クレジット決済額)に応じて、ポイント還元が受けられる点です。
積立決済を行う「三井住友カード」の券種によって、0.5%〜2.0%の還元を受けることができます。
カード名 | 還元率 | 年会費 (税込) |
---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 2.0% | 33,000円 |
三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercard® 三井住友カード プラチナ PA-TYPE VISA/ Mastercard® 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 2.0% | 55,000円 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% | 5,500円 |
三井住友カード ゴールド 三井住友カード ゴールド PA-TYPE 三井住友カード プライムゴールド 三井住友カード ゴールドVISA(SMBC) 三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) 三井住友ビジネスゴールドカード for Owners 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード | 1.0% | 11,000円 |
三井住友カード(NL) | 0.5% | 無料 |
その他、Vポイントが貯まるカード | 0.5% | 1,375円 |
※Vポイント以外の独自ポイントが貯まるカードは、対象外
年会費無料のカードを利用しても、0.5%のポイント還元を受けることができます。
私は、三井住友カード ゴールド(NL)で積立を行なっています。
投資で確実なリターンをあげることは不可能ですが、クレカ積立を利用すれば、確実に「0.5%以上」のポイント還元による実質リターンが得られてしまいます。
そのため、積立投資を行う方は、SBI証券のクレカ積立がオススメです!
SBI証券クレカ積立のメリット・デメリット、やり方などの詳細は、以下のページをご覧ください。
SBI・Vシリーズのメリット④:つみたてNISAにも対応!
SBI・Vシリーズのファンドは、国のお得な非課税制度「つみたてNISA」にも対応しています。
つみたてNISAを利用すれば、投資信託の売却・解約時に発生する「20%程度の税金」が非課税になります。
例えば、売却時に100万円の利益が出ている場合、100万円のうちの約20万円が税金として差し引かれますが、つみたてNISAで運用中の投資信託であれば、20万円が引かれず、売却益の100万円を丸々獲得できます。
- 投資利益が非課税に
- 投資枠:年間40万円 × 20年
→ 最大800万円分 - 金融庁お墨付きの投資信託が対象
SBI・Vシリーズでは、「SBI・V・米国高配当株」以外の3本が、つみたてNISAで利用できます。
ファンド名 | つみたてNISA |
---|---|
SBI・V・S&P500 | 対応◎ |
SBI・V・全米株式 | 対応◎ |
SBI・V・米国高配当 株式 | 未対応 × |
SBI・V・全世界株式 | 対応◎ |
以下、SBI・Vシリーズの各ファンドを一つずつ解説していきます。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの口コミ・評判は?ブログ評価
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの口コミ1:手数料・実質コスト
本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。
また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.0638%(税込)で、投資元のVTの経費率0.08%と合わせて、実質0.1438%(税込)の手数料となります。
この手数料は、全世界株式市場への投資を目的としたインデックスファンド(VT連動型)としては、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を凌ぎ、最安となっています。
項目 | 手数料 (税込み) | 手数料が発生する タイミング |
---|---|---|
購入手数料 | 無料 | ファンド購入時 |
信託財産留保額 | 無料 | ファンド売却時 |
信託報酬 投資先コスト (実質の手数料) | 年率0.0638% 年率0.08% 合計:年率0.1438% | ファンド保有時 |
実質コスト
決算前のため「不明」。
初回決算日は「2023年1月27日」の予定。
運用報告書が発行され次第、実質コストを計算させていただきます。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドはつみたてNISA・iDeCoで運用は可能?
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは、つみたてNISAで運用可能です!
ただし、iDeCo口座では購入できない点に注意。
SBI証券のiDeCo口座(セレクトプラン)では、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま全世界株式)」が運用可能です。
バンガード(VT)に連動する投資信託や全世界株ファンドとの比較
本ファンドは、楽天バンガード・全世界株式(通称:楽天VT)を抑えて、国内最安のVT連動型のインデックファンドとなっています。
ファンド名 | 信託報酬 (税込) |
---|---|
SBI・V・全世界株式インデック・スファンド | 0.1438% |
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) | 0.1135% |
楽天バンガード・全世界株式(楽天VT) | 0.202% |
ただし、ベンチマークが異なる「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」の方が、全世界株インデックスファンド としては、低コストになっています。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの口コミ・評判
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの口コミ・評判をTwitter等からピックアップして行きます。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)と合わせて、積立している方も多いようです。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの口コミ・評判【まとめ】
本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。
年率0.1438%(税込)と低コストで、米国のグローバル企業など、全世界の株式に投資できる点が魅力です。
- ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- 信託報酬(税込):年率0.1438%
*その他諸経費を含む実質コスト: - 売買単位:100円から1円単位
- 決算:年1回(1月27日。休日の場合、翌営業日)
- 償還日:無期限(設定日:2022年1月31日)
- 信託財産留保額:無し
他のVT連動型の投資信託「楽天・全世界株式インデックス(楽天VT)」より手数料が安く、SBI証券のクレカ積立と合わせて、お得に積立・運用できる点が、本ファンドのメリットです。
また、SBIアセットマネジメントから出ている純資産の推移をみると、下図のように右肩あがりで推移しているため、順調にファンドへ資産が入ってきていることがわかります。
心配であれば、将来の純資産総額の推移も見ておきましょう。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ・評判は?
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、アメリカ株式市場への分散投資を目的とした投資信託です。
先に解説したS&P500よりもカバー範囲が広い株価指数「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとしており、米国株3,800銘柄以上から構成されています。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ1:手数料・実質コスト
本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。
また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.0638%(税込)で、投資元のVOOの経費率0.03%と合わせて、実質0.0938%(税込)の手数料となります。
この手数料は、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンド(VTI連動型)としては、楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)を凌ぎ、最安となっています。
項目 | 手数料 (税込み) | 手数料が発生する タイミング |
---|---|---|
購入手数料 | 無料 | ファンド購入時 |
信託財産留保額 | 無料 | ファンド売却時 |
信託報酬 投資先コスト (実質の手数料) | 年率0.0638% 年率0.03% 合計:年率0.0938% | ファンド保有時 |
実質コスト
決算前のため「不明」。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ2:構成銘柄(米国株)の比率は?
次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。
構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。
銘柄 | 構成比 | 業種(セクター) |
---|---|---|
アップル | 5.66% | 情報技術 |
マイクロソフト | 5.14% | 情報技術 |
アルファベット | 3.32% | コミュニケーション ・サービス |
アマゾン | 2.45% | 一般消費財 ・サービス |
テスラ | 1.49% | 一般消費財 ・サービス |
ユナイテッドヘルス・グループ | 1.29% | ヘルスケア |
バークシャー・ハサウェイ | 1.28% | 金融 |
ジョンソン&ジョンソン | 1.25% | ヘルスケア |
メタ・プラットフォームズ | 0.99% | コミュニケーション ・サービス |
エクソン・モービル | 0.97% | エネルギー |
上位10銘柄の全体に対する割合は24.%程度となっており、上位銘柄の割合は、S&P500よりも小さく、分散が効いています。
こちらもS&P500型と同様、アップルやマイクロソフト等の国際優良企業に分散投資が行えます!
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ3:業種(セクター別)の構成比率
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの業種別(セクター別)の構成比率は、下図のようになっていいます。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとおおよそ、同じ構成比率となっています。
ただし、トップ2業種(情報技術・ヘルスケア)の割合がやや下がっており、セクターの分散性がやや上昇。
VTI型の方が、米国株のカバー範囲が広いため、一般的にS&P500型よりも分散性が高めです。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ4:分配金・利回り
本ファンドの決算(分配金)は、年1回(7月)行われます。
下図のように、設定以来、一度も分配金を出しおらず、効率的な運用が行われている事がわかります。
決算日 | 分配金 |
---|---|
2022年7月11日 | – |
また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。
運用期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヶ月 | -2.18% | -2.15% |
3ヶ月 | -7.77% | -7.71% |
6ヶ月 | -6.28% | -6.13% |
1年 | 6.61% | 7.06% |
設定来 | 6.61% | 7.06% |
ここ半年は、米国の金融引き締め・利上げにより軟調に推移していますが、インデックスファンドの場合、ベンチマークとの乖離が少ないことが重要です。
ただし、運用初期を含む期間は、純資産が少なかったこともあってか、ベンチーマークとの乖離が大きくなっています。
今後は、低コストや純資産の増加で、ベンチマークとの乖離が小さくなることを期待したいと思います。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはつみたてNISA・iDeCoで運用は可能?
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、つみたてNISAで運用可能です!
ただし、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)では、運用が行えません。
VTIに連動する投資信託との比較
本ファンドは、楽天バンガード・全米株式(通称:楽天VTI)を抑えて、国内最安のVTI連動型のインデックファンドとなっています。
ファンド名 | 信託報酬 (税込) |
---|---|
SBI・V・全米株式インデック・スファンド | 0.0938% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968% |
楽天バンガード・全米株式(楽天VTI) | 0.162% |
S&P500連動型のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と比較しても信託報酬が安いので、今後の実質コストの発表が期待されます。
楽天VTIなどVTI型「投資信託」の詳しい比較・解説は、以下のページをご覧ください。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ・評判
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ・評判をTwitter等からピックアップして行きます。
他のSBI・Vシリーズのファンドと合わせて、積立している方も多いようです。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミ・評判【まとめ】
本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。
年率0.0938%(税込)と超低コストで米国のグローバル企業に投資を行うことができる点が最大の魅力です。
- ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
- 信託報酬(税込):年率0.0938%
*その他諸経費を含む実質コスト: - 売買単位:1万円から1円単位
- 決算:年1回(7月11日。休日の場合、翌営業日)
- 償還日:無期限(設定日:2021年6月29日)
- 信託財産留保額:無し
他のVTI連動型の投資信託「楽天バンガード全米株式(楽天VTI)」より手数料が安く、SBI証券のクレカ積立と合わせて、お得に積立・運用できる点が、本ファンドのメリットです。
また、SBIアセットマネジメントから出ている純資産の推移をみると、下図のように右肩あがりで推移しているため、順調にファンドへ資産が入ってきていることがわかります。
ファンドの純資産が減る(資金が流出する)場合、不安定な運用となってしまうので、現在の純資産は極めて健全な推移と言えます。
心配であれば、将来の純資産総額の推移も見ておきましょう。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの評価・評判は?
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドは、アメリカ株式市場への分散投資を目的とした投資信託です。
米国の高配当株に絞った株価指数「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」をベンチマークとしいます。
- ベンチマーク:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
- 信託報酬(税込):年率0.1238%
*その他諸経費を含む実質コスト: - 売買単位:100円から1円単位
- 決算:年1回(7月11日。休日の場合、翌営業日)
- 償還日:無期限(設定日:2021年6月29日)
- 信託財産留保額:無し
年率0.1238%(税込)と超低コストで配当利回りが高い米国企業に投資を行うことができる点が魅力です。
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドの評価や分配金についての詳しい解説は、以下の関連ページをご参考ください。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの評判・口コミは?
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの手数料・実質コスト
本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。
また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.0638%(税込)で、投資元のVOOの経費率0.03%と合わせて、実質0.0938%(税込)の手数料となります。
この手数料は、米国株式市場への投資を目的としたインデックスファンドとしては、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)や楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)を凌ぎ、最安となっています。
項目 | 手数料 (税込み) | 手数料が発生する タイミング |
---|---|---|
購入手数料 | 無料 | ファンド購入時 |
信託財産留保額 | 無料 | ファンド売却時 |
信託報酬 投資先コスト (実質の手数料) | 年率0.0638% 年率0.03% 合計:年率0.0938% | ファンド保有時 |
実質コスト
直近(2021年6月29日〜2022年7月11日)の売買委託手数料や有価証券取引税、保管費用などを含めた、本ファンドの実質コストは「0.10422%」となっています。
信託報酬以外の売買委託手数料・有価証券取引税などの余分なコストが低く、外国資産への投資で高くなりがちな「その他費用」も安く抑えられています。
以下の図は、運用報告書に記載されている「一万口当たりの費用明細」です。
対象期間中の信託報酬が「9円」、信託報酬を含む全ての手数料の合計が「10円(+1円分が隠れコスト)」なので、実質コストを「信託報酬÷9円×10円」と計算すると、実質コストは0.1042%(四捨五入)となります。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの構成銘柄(米国株)の比率は?
次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。
本ファンドは、米国の代表的な株価指数「S&P500」をベンチマークとしており、約500銘柄から構成されています。
構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。
銘柄 | 構成比 | 業種(セクター) |
---|---|---|
アップル | 6.63% | 情報技術 |
マイクロソフト | 6.02% | 情報技術 |
アルファベット | 3.95% | コミュニケーション ・サービス |
アマゾン | 2.91% | 一般消費財 ・サービス |
テスラ | 1.76% | 一般消費財 ・サービス |
バークシャー・ハサウェイ | 1.56% | 金融 |
ユナイテッドヘルス・グループ | 1.51% | ヘルスケア |
ジョンソン&ジョンソン | 1.46% | ヘルスケア |
エヌビディア | 1.18% | 情報技術 |
メタ・プラットフォームズ | 1.16% | コミュニケーション ・サービス |
アップルやマイクロソフト、アマゾン、Facebookなど全世界でも有名な企業が多く組み込まれています。また、バフェット氏率いるバークシャーもランクインしています。
このファンド一本で、有名経営者の企業や米国のグローバル企業に分散投資できることが分かります。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの業種(セクター別)の構成比率
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの業種別(セクター別)の構成比率は、下図のようになっていいます。
米国は、情報技術・テック関連のグローバル企業が多いため、情報技術の比率が「四分の一」程度を占めていますが、基本的には、各業種・セクターで分散が効いています。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの分配金・利回り
本ファンドの決算(分配金)は、年1回(9月)行われます。
下図のように、設定以来、一度も分配金を出しおらず、効率的な運用が行われている事がわかります。
決算日 | 分配金 |
---|---|
2021年9月14日 | 0円 |
2020年9月14日 | 0円 |
分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。
長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。
SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。
また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。
運用期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヶ月 | -2.02% | -2.02% |
3ヶ月 | -7.04% | -7.08% |
6ヶ月 | -4.77% | -4.81% |
1年 | 11.11% | 11.14% |
設定来 | 67.67% | 67.76% |
2022年に入ってからは、米国の金融引き締め・利上げにより軟調に推移していますが、インデックスファンドの場合、ベンチマークとの乖離が少ないことが重要です。
ベンチマークとの乖離は、手数料などが影響するので、低コストのメリットを活かし、ベンチマークに忠実な運用が行われている事が分かります。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはつみたてNISA・iDeCoで運用は可能?
SBI・V・S&P500インデックスファンドは、つみたてNISAで運用可能です!
ただし、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)では、運用が行えません。
S&P500をベンチマークとする他ファンドとの比較
本ファンドは、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を抑えて、国内最安の米国株式市場への投資を目的としたインデックファンドとなっています。
ファンド名 | 信託報酬(税抜) |
---|---|
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド | 0.0938% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968% |
iFree S&P500インデックス | 0.2475% |
つみたて米国株式(S&P500) | 0.22% |
Smart-i S&P500インデックス | 0.242% |
信託報酬(税抜)は、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を凌ぎ、最安コストとなっています。
ただし、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の方が、やや運用暦が長く、純資産が多いため、安定感があります。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの口コミ・評判
SBI・V・S&P500インデックスファンドの口コミ・評判をTwitter等からピックアップして行きます。
純資産も順調に伸びているようですね!
SBI・V・S&P500インデックス【まとめ】
本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。
年率0.0938%(税込)と超低コストで米国のグローバル企業に投資を行うことができる点が最大の魅力です。
- ベンチマーク:S&P500
- 信託報酬(税込):年率0.0938%
*その他諸経費を含む実質コスト: - 売買単位:1万円から1円単位
- 決算:年1回(9月14日。休日の場合、翌営業日)
- 償還日:無期限(設定日:2019年9月26日)
- 信託財産留保額:無し
米国株式市場への投資を目的とした他の低コストファンド「楽天バンガード全米株式(楽天VTI)」や「eMAXIS Slim米国株(S&P500)」より手数料が安く、
SBI証券のクレカ積立と合わせて、お得に積立・運用できる点が、本ファンドのメリットです。
また、SBIアセットマネジメントから出ている純資産の推移をみると、下図のように右肩あがりで推移しているため、順調にファンドへ資産が入ってきていることがわかります。
ファンドの純資産が減る(資金が流出する)場合、不安定な運用となってしまうので、現在の純資産は極めて健全な推移と言えます。
心配であれば、将来の純資産総額の推移も見ておきましょう。
そもそも本家「バンガード・S&P500ETF(VOO)」とは?
バンガード・S&P500ETF(VOO)は、米国株式市場への投資を目的としたETFです。
S&P500をベンチマークしており、アップルやマイクロソフトなど米国の500銘柄から構成されています。バンガードETFの1つで、手数料の安さが魅力です。
- ベンチマークは「S&P500」
- 大型から中型株まで米国株式市場時価総額の8割をカバー
- 手数料の安さが魅力
VOOのコストや構成比率などの詳細を見る↓
VTIのコスト(経費率・売買手数料)
本ETFの最大の特徴は手数料の安さです。
ETF保有中にかかる手数料(経費率・信託報酬)は年率0.03%と、米国株への投資を目的としたETFの中で、最安水準の手数料となっています。
項目 | 手数料が発生する タイミング | 手数料(税抜) |
---|---|---|
売買手数料 | ETF売買時 | 米国株式同様の手数料 *SBI証券なら買付手数料無料 |
信託報酬 | ETF保有時 | 年率0.03% |
VOOは、米国株式市場に上場するETFであるため、取引には「株式売買手数料」と日本円を米ドルへ両替する際の「為替手数料」の、2種類の手数料が発生します。
構成銘柄(米国株)の比率は?
次に、本ETFにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。
本ETFは、米国の代表的な株価指数「S&P500」をベンチマークとしており、約500銘柄から構成されています。構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。
銘柄 | 構成比 | 業種(セクター) |
---|---|---|
マイクロソフト | 3.5% | テクノロジー |
アップル | 2.8% | テクノロジー |
アマゾン | 2.7% | 消費者サービス |
アルファベット | 2.2% | テクノロジー |
1.6% | 情報技術 | |
バークシャー・ハサウェイ | 1.4% | 金融 |
ジョンソン&ジョンソン | 1.3% | ヘルスケア |
JPモルガン・チェース | 1.2% | 金融 |
エクソン・モービル | 1.1% | エネルギー |
VISA | 1.0% | 金融 |
上位10銘柄の全体に対する割合は19.1%となっており、上位銘柄だけの割合が大きいということはなく、分散が効いています。
また、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど全世界でも有名な企業が多く組み込まれています。また、バフェット氏率いるバークシャーもランクインしています。
VOOの分配金(配当金)利回り・パフォーマンス
本ETFの決算は年4回(3月・6月・9月・12月)です。
過去1年の分配金は、下表のように推移しています。直近の分配金は、1口あたり約1.30ドルとなっており、利回りは1.97%となっています。
決算月 | 分配金[米ドル] (1口あたり) |
---|---|
2019年6月 | 1.386 |
2019年3月 | 1.455 |
2018年12月 | 1.289 |
2018年9月 | 1.207 |
米国株ETFの手数料・パフォーマンス比較
次に、米国株式市場を投資対象とするETFの手数料やパフォーマンスを比較していきます。
手数料の比較
下表は、米国株式市場を投資対象とする低コストETFの手数料を比較した表です。
本ETFの他にも国内外に多数の低コストETFがありますが、本ETFはバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に並び、最安の手数料となっています。
銘柄名(コード・ティッカー) | 信託報酬 (経費率) | ベンチマーク | 種類 |
---|---|---|---|
バンガード・S&P500ETF(VOO) | 0.03% | S&P500 | 米国ETF |
バンガード・トータル・ストック・ マーケットETF(VTI) | 0.03% | CRSP USトータル・ マーケット・インデックス | 米国ETF |
iシェアーズS&P500ETF(IVV) | 0.04% | S&P500 | 米国ETF |
SPDR S&P500 ETF(1557) | 0.095% | S&P500 | 国内ETF |
UBS ETF米国株(1393) | 0.14% | MSCI米国インデックス | 国内ETF |
Simple-X NYダウ・ジョーンズ・ インデックス上場投信(1679) | 0.15% | NYダウ | 国内ETF |
上場インデックスファンド米国株式 (1547) | 0.16% | S&P500 | 国内ETF |
信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ETF「バンガードVOO」のように、コストの安いETFを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。
そして、米国ETFを購入する証券会社も手数料の安いネット証券を選ぶ事が重要です。
パフォーマンス比較
次に、手数料が安い「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」と「本ETF(VOO)」のパフォーマンスを比較します。
両ETFは、手数料が最安コストで並ぶものの、ベンチマークが違うため、パフォーマンスに違いが出てきます。
- VTIとVOOは、構成銘柄が違う
- VOOは「大型・中型株」、VTIは「大型・中型・小型」
- VTIの方が、カバー範囲が広い
→ 分散効果が高い!
ベンチマークの基本的な違いは「カバーする株式の銘柄数」です。VOOは米国の大型が中心で市場全体の時価総額の8割程度の銘柄しかカバーしていませんが、VTIはVOOの構成銘柄に加えて、中小型株も含むため米国市場のほぼ100%をカバーすることができます。VTIとVOOのパフォーマンス比較
分散性の観点から言えば、VTIの方が銘柄数・規模ともに良いですが、過去10年ではパフォーマンスに大きな違いはないようです。
好みによって銘柄を選ぶと良いでしょう。個人的には、分散性もあり中小型株の成長も取り込めるVTIが好みです。
自動積立・分配金の再投資がしたい場合
ETFの場合、購入時の注文を株価ベースで行なわなくてはいけなかったり、分配金の再投資を自分でやらなくてはいけない等、少々面倒な部分があります。
米国ETF・米国株も「SBI証券」の定期買付サービスを利用すれば、毎月の自動積立が行えます。
そこで、便利なのがインデックスファンドです。分配金の自動再投資や自動積立、金額ベースでのファンドの購入などを行なうことができます。
下表は、米国株市場への投資を目的としたインデックスファンドの手数料比較表です。
ファンド名 | 信託報酬(税抜) | ベンチマーク |
---|---|---|
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド | 0.09264% | S&P500 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.16% | S&P500 |
楽天・全米株式インデックス・ ファンド | 0.17% | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
iFree S&P500インデックス | 0.225% | S&P500 |
iFree NYダウインデックス | 0.225% | NYダウ |
たわらノーロードNYダウ | 0.225% | NYダウ |
米国株式インデックス・ファンド | 0.45% | S&P500 |
SMTダウジョーンズ・インデックス・オープン | 0.50% | NYダウ |
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン | 0.55% | S&P500配当貴族指数 |
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 | 0.50% | S&P500配当貴族指数 |
i-mizuho米国株式インデックス | 0.57% | S&P500 |
eMAXIS NYダウインデックス | 0.60% | NYダウ |
本ETF「VOO」など米国ETFと比較した場合、購入手数料は無料で良いですが、ファンド保有時かかる手数料「信託報酬」が若干高めです。
ただ、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)や楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は十分安く、金額ベースの購入や小額自動積立、またつみたてNISAで利用できる等、使い勝手も良いので、これらを選んでも良いでしょう。
分散性を高めたい場合
本ETFの投資対象は米国株式市場のみですが、米国だけでなくヨーロッパや太平洋地域の株式に広く分散投資を行いたい方は、バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)が注目です。
信託報酬0.09%で米国を除く先進国20カ国以上に投資ができるので、本ETFと組み合わせることで先進国に低コストで分散投資が行えます。
だたし、ニッセイ外国株式インデックスファンドやeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどのインデックスファンドも、信託報酬0.1%台で米国を含む20カ国以上の先進国株式市場へ分散投資が行えるので、利便性を高めたい方は、これらが良いかもしれません。
また、円高・円安など為替変動リスクを抑えたい方は、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)も選択肢の1つになります。
まとめ・評価
本ETFのデータをまとめると、以下のようになっています。
年率0.03%の手数料で米国の有名グローバル企業に投資を行うことができます。また、購入先を工夫すれば、取引手数料を抑えることもできます。
- ベンチマーク:S&P500
- 取引手数料:SBI証券のトータルコストが最安(NISAなら買付手数料無料)
- 信託報酬(税抜):年率0.03%
- 決算:年4回(3月・6月・9月・12月)
- 償還日:無期限(設定日:2010/9/7)
SBI・Vシリーズはどれがオススメ?人気ランキング・楽天バンガードと比較
SBI・Vシリーズに超低コストファンドがあることはわかったけど、結局どれが良いの?
それじゃあ、どんなファンドが実際に人気か?ランキングを紹介するね!
投資信託の積立件数のランキング
それでは、SBI・Vシリーズを全て取り揃えている「SBI証券」の投資信託ランキングを見ていきます。
順位 | ファンド名 | 投資 対象 | 信託報酬 年率・税込 |
---|---|---|---|
1位 | eMAXIS Slim全世界株式 (オールカントリー) | 全世界 株式 | 0.1144% |
2位 | SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | 米国 株式 | 0.938% |
3位 | eMAXIS Slim米国株式 (S&P500) | 米国 株式 | 0.968% |
4位 | SBI・V・全米株式 インデックス・ファンド | 米国 株式 | 0.938% |
5位 | eMAXIS Slim先進国株式 インデックス | 先進国 株式 | 0.1023% |
6位 | eMAXIS Slimバランス (8資産均等型) | バランス ファンド | 0.154% |
7位 | eMAXIS Slim国内株式 (TOPIX) | 日本 株式 | 0.154% |
8位 | SBI・V・全世界株式 インデックス・ファンド | 全世界 株式 | 0.1238% |
9位 | SBI・V・米国高配当株式 インデックス・ファンド | 米国 株式 | 0.1338% |
10位 | eMAXIS Slim全世界株式 (除く日本) | 全世界 株式 | 0.1144% |
SBI証券のランキングトップ10に、SBI・Vシリーズのファンドが全て入っていますね!
積立設定件数ランキングから、SBI・Vシリーズのみを抽出して、ランキングを作ると、以下のようになります。
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- SBI・V・米国株式インデックス・ファンド
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが最も多くの方に積立設定されていることが分かります。
楽天バンガードシリーズ(VTI・VOO・VYM)との比較
次に、SBI・V・シリーズと楽天バンガードの比較を行います。
楽天バンガードには、以下3本のファンドがあります。
- 楽天全米株式インデックス・ファンド
- 楽天米国高配当株式インデックス・ファンド
- 楽天全世界株式インデックス・ファンド
*S&P500(VOO)に連動するファンドは、ありません。
これらのファンドとSBI・Vシリーズの同じ投資対象のファンドのコスト(信託報酬)を比較したものが、以下の表です。
投資先 | SBI・V | 楽天 バンガード |
---|---|---|
米国株 (S&P500) | 0.0938% | なし |
米国株 (全米株) | 0.0938% | 0.162% |
米国株 (高配当) | 0.1238% | 0.191% |
全世界株 | 0.1338% | 0.201% |
全ての投資先(アセットクラス)で、SBI・V・シリーズのファンドが低コストであることが分かります。
次に、投資パフォーマンスや運用方針などを「楽天VTI」と「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」で比較していきます。
項目 | 楽天VTI | SBI・V・ 全米株式 |
---|---|---|
購入手数料・ 信託財産留保額 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 年率0.162% (税込み) | 年率0.0938% (税込み) |
実質コスト | 0.187% | 決算前 |
直近一年間の パフォーマンス | +6.6% | +6.6% |
主な購入先 | SBI証券・楽天証券 ・マネックス証券など | マネックス証券 ・SBI証券など |
運用方針 | ETF・短期資産、 先物など | ETFと短期資産 |
今後の実質コストの発表が注目ですね!
楽天バンガードとの詳しい比較・運用方法の違い等は、以下の記事をご参考ください。
SBI・Vシリーズをお得に積立・保有する方法
SBI・Vシリーズ等の投資信託は、お得にポイントがもらえる「SBI証券」がオススメです。
以下、SBI証券でのお得な投信積立・保有方法を紹介していきます!
SBI証券では、投資信託の「①購入(積立)」と「②保有期間」、二度のタイミングで、お得なポイント還元が受けられます。
項目 | 内容 | タイミング |
---|---|---|
クレカ積立 | 積立額の0.5%〜5.0% ポイント還元 | 投資信託の 積立買付時 |
投信マイレージ | 投信保有額に応じて、 毎月最大0.2%還元 | 投信保有中 ずーっと |
楽天証券よりも還元率が高いので、投資信託の購入・保有にオススメの証券会社です!
お得に購入(積立)するなら「クレカ積立」
SBI証券クレカ積立とは、三井住友カードのクレジット決済で、投資信託の積立ができる投資サービスです。
積立決済に利用する「三井住友カード」の券種によって、0.5%〜2.0%のVポイント還元を受けることができます。
SBI証券のクレカ積立で利用できる「三井住友カード」の券種と還元率、年会費は、下表のようになっています。
カード名 | 還元率 | 年会費 (税込) |
---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 2.0% | 33,000円 |
三井住友カード プラチナ VISA/ Mastercard® 三井住友カード プラチナ PA-TYPE VISA/ Mastercard® 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 2.0% | 55,000円 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% | 5,500円 |
三井住友カード ゴールド 三井住友カード ゴールド PA-TYPE 三井住友カード プライムゴールド 三井住友カード ゴールドVISA(SMBC) 三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) 三井住友ビジネスゴールドカード for Owners 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード | 1.0% | 11,000円 |
三井住友カード(NL) | 0.5% | 無料 |
その他、Vポイントが貯まるカード | 0.5% | 1,375円 |
※Vポイント以外の独自ポイントが貯まるカードは、対象外
年会費無料のカードを利用しても、0.5%のVポイント還元を受けることができます。
Vポイントの特徴や賢い使い方・貯め方などの詳細は、以下の記事をご参考ください。
投資で確実なリターンをあげることは不可能ですが、クレカ積立を利用すれば、確実に「0.5%以上」のポイント還元による実質リターンが得られてしまいます。
そのため、積立投資を行う方は、SBI証券のクレカ積立がオススメです!
投信マイレージで毎月ポイントがもらえる
SBI証券では「投信マイレージ」というサービスで、投資信託の保有額に応じて、最大0.2%(年率)のポイント付与(還元)が受けられます。
また、貯めるポイントは、Tポイント・Pontaポイント・dポイントの中から好きなポイントを選ぶことができます。
- 投信保有額に応じて、最大0.2%ポイント還元
- 貯めるポイントは、PontaポイントやTポイント、
dポイントから好きなものは選べる! - ポイント投資もできる!
還元率0.2%にするには?1,000万円以上保有している方は還元率2倍
このお得な投信マイレージ制度ですが、投資信託の保有額が「1,000万円以上」の方は、ポイント付与率が2倍の年率0.2%にアップします。
還元率2倍のハードルは高いですが、それなりの資金で投資信託の購入・保有を行う方には、かなりお得な投資サービスと言えます!
【注意点】低コストインデックスファンドは低付与率
ここまで解説してきた「投信マイレージ」ですが、ポイント付与率(還元率)は「ファンド」によって変わる点に注意が必要です。
以下の表は、各区分毎のポイント付与率(還元率)です。
区分 | 月間平均保有金額 1,000万円未満 | 月間平均保有金額 1,000万円以上 |
---|---|---|
通常銘柄 (基本) | 0.10% | 0.20% |
指定区分A | 0.05% | 0.05% |
指定区分B | 0.03% | 0.03% |
指定区分C | 0.02% | 0.02% |
指定区分D | 0.01% | 0.01% |
通常は、投信保有残高1,000万円未満の方が「年率0.1%」、1,000万円以上の方が「年率0.2%」ですが、信託報酬が安いインデックスファンド等は、年率0.01%〜0.05%の付与率になります。
ポイント付与率が0.01%〜0.05%になる区分A〜区分Dのファンドは、下表のようになります。
区分 | ファンド名 |
---|---|
指定区分A | 全109本 野村6資産均等バランス、野村つみたて日本株投信、 野村つみたて外国株投信 つみたて日本株式(TOPIX)、つみたて日本株式(日経平均)、 つみたて先進国株式、つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)、 つみたて4資産均等バランス、つみたて8資産均等バランス eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス、eMAXIS Slim 国内リートインデックス、 eMAXIS Slim 先進国リートインデックス たわらノーロード バランス(堅実型)、たわらノーロード バランス(標準型)、 たわらノーロード バランス(積極型)、たわらノーロード バランス(8資産均等型)、 たわらノーロード NYダウ、たわらノーロード TOPIX、たわらノーロード 日経225、 たわらノーロード 国内リート、たわらノーロード 先進国リート、 たわらノーロード 国内債券、たわらノーロード 先進国債券、 たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、 たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> EXE-i 先進国株式ファンド、EXE-i 新興国株式ファンド、 EXE-i 先進国債券ファンド、EXE-i グローバル中小型株式ファンド、 EXE-i グローバルREITファンド SBIグローバル・バランス・ファンド SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)、 ニッセイ日経平均インデックスファンド、 ニッセイTOPIXインデックスファンド、ニッセイJPX日経400インデックスファンド、 ニッセイ新興国株式インデックスファンド、ニッセイ外国債券インデックスファンド、 ニッセイJリートインデックスファンド、 ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)、 ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)、 ニッセイグローバルリートインデックスファンド DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)、 DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)、 DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)、 DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型) 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド、 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド、 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド、三井住友・日本債券インデックスファンド、 三井住友・DC外国債券インデックスファンド、三井住友・DC日本リートインデックスファンド、 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)、三井住友・DC年金バランス50(標準型)、 三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)、三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型) ひとくふう日本株式ファンド、ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり) SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)、 SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)、 i-SMT 日経225インデックス(ノーロード)、 i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード) 日経225インデックスe iFree S&P500インデックス、iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)、 iFree 8資産バランス、iFree 年金バランス、iFree 日経225インデックス、 iFree TOPIXインデックス、iFree JPX日経400インデックス、 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)、iFree NYダウ・インデックス、 iFree 日本債券インデックス、iFree 外国債券インデックス、 iFree 新興国債券インデックス ダイワ・ライフ・バランス30、ダイワ・ライフ・バランス50、 ダイワ・ライフ・バランス70 ノーロード明治安田日本株式アクティブ、ノーロード明治安田社債アクティブ、 ノーロード明治安田J-REITアクティブ 日本株式・J リートバランスファンド つみたてバランスファンド Smart-i TOPIXインデックス、Smart-i 日経225インデックス、 Smart-i 先進国株式インデックス、Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)、 Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)、 Smart-i 先進国リートインデックス、Smart-i 先進国株式ESGインデックス、 Smart-i 国内株式ESGインデックス、Smart-i Jリートインデックス、 Smart-i 8資産バランス 安定型、Smart-i 8資産バランス 安定成長型、 Smart-i 8資産バランス 成長型ドイチェ-ドイチェ・ETFバランス・ファンド iシェアーズ 国内債券インデックス・ファンド、 iシェアーズ ハイイールド債券インデックス・ファンド、 iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド、 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)、 iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) auスマート・ベーシック(安定)、auスマート・ベーシック(安定成長) UBS MSCI先進国サステナブル株式インデックス・ファンド |
指定区分B | 全18本 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 国内債券インデックス、 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)、eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)、 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) たわらノーロード全世界株式、たわらノーロード先進国株式 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド、楽天・新興国株式インデックス・ファンド、 楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド、 楽天・全米株式インデックス・ファンド、楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)、 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)、 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) ニッセイ外国株式インデックスファンド、 <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド Smart-i 国内債券インデックス |
指定区分C | 全4本 SBI・全世界株式インデックス・ファンド SBI・先進国株式インデックス・ファンド SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
指定区分D | 全1本 SBI・新興国株式インデックス・ファンド |
ニッセイやSBI・V、楽天バンガード、eMAXIS Slimシリーズ等の超低コストインデックスファンドは、元々の信託報酬が安いため、ポイント付与率も低めに設定されています。
ポイント投資で投資効率アップができる!
ポイント付与は「毎月15日」に行われます。
また、進呈されたポイントは「投資信託の買い付け」にも利用・充当可能です。
そのため、ポイントの再投資により、他の証券会社よりも効率的に投資信託の運用が行えます。
以下の図は、120万円分の投資信託を30年間保有し続けた際の、投信マイレージで貰える「ポイントの総額」と「付与されたポイントで投資信託を購入した場合の運用額」の推移です。
運用利回り(年率5%)を考慮すると、10年で約2万円、30年で約15万円分も、ポイントの上乗せ効果が出てきます。
投信マイレージで貰ったTポイントは、買い物の利用など節約に活用しても良いですが、ポイント投資する事で、資産運用の効率をさらにアップする事が可能です!