米国株

バンガード・S&P500ETF(VOO)とは?特徴や配当金(分配金)利回りなど解説

バンガード・S&P500ETF(VOO)とは?超低コストETFの特徴や配当金(分配金)、利回りなど解説

バンガード・S&P500ETF(VOO)は、アメリカの主要企業に投資することを目的としたETFです。

最大の魅力は、経費率(信託報酬)の安さです。年率0.03%と超低コストで米国の主要500企業(銘柄)に分散投資が行えます。

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超低コストで米国株に分散投資できる点が魅力です!

本記事では、バンガード・S&P500ETF(ティッカー:VOO)の特徴や構成銘柄、手数料、また他ETFとの比較、さらに取引手数料がお得な証券会社などについても解説していきます。

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バンガード・S&P500ETF(VOO)とは?

バンガード・S&P500ETF(VOO)は、米国株式市場への投資を目的としたETFです。S&P500をベンチマークしており、アップルマイクロソフトなど米国の500銘柄から構成されています。バンガードETFの1つで、手数料の安さが魅力です。

  • ベンチマークは「S&P500」
  • 大型から中型株まで米国株式市場時価総額の8割をカバー
  • 手数料の安さが魅力

コスト:信託報酬(経費率)・売買手数料

本ETFの最大の特徴は手数料の安さです。

ETF保有中にかかる手数料(経費率・信託報酬)は年率0.03%と、米国株への投資を目的としたETFの中で、最安水準の手数料となっています。

VOOの手数料
項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
売買手数料 ETF売買時 米国株式同様の手数料
SBI証券なら買付手数料無料
信託報酬 ETF保有時 年率0.03%

VOOは、米国株式市場に上場するETFであるため、取引には「株式売買手数料」と日本円を米ドルへ両替する際の「為替手数料」の、2種類の手数料が発生します。

各証券会社によって、この二つの手数料は違いますが、売買手数料と為替手数料を合わせたトータルコストは、SBI証券が最安となっています。

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SBI証券で米国ETFを取引するメリットや注意点の解説は、以下の記事をご参照ください。

手数料0円!米国ETFの取引にSBI証券が必須の3つ理由!

構成銘柄(米国株)の比率は?

次に、本ETFにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。

本ETFは、米国の代表的な株価指数「S&P500」をベンチマークとしており、約500銘柄から構成されています。構成銘柄の上位10銘柄の構成比率は、以下のようになっています。

バンガード・S&P500ETF(VOO)の構成銘柄比率
銘柄 構成比 業種(セクター)
マイクロソフト 3.5% テクノロジー
アップル 2.8% テクノロジー
アマゾン 2.7% 消費者サービス
アルファベット 2.2% テクノロジー
Facebook 1.6% 情報技術
バークシャー・ハサウェイ 1.4% 金融
ジョンソン&ジョンソン 1.3% ヘルスケア
JPモルガン・チェース 1.2% 金融
エクソン・モービル 1.1% エネルギー
VISA 1.0% 金融

上位10銘柄の全体に対する割合は19.1%となっており、上位銘柄だけの割合が大きいということはなく、分散が効いています。

また、アップルやマイクロソフト、アマゾンなど全世界でも有名な企業が多く組み込まれています。また、バフェット氏率いるバークシャーもランクインしています。

本ファンドを購入・保有することで、有名経営者の企業や米国のグローバル企業に分散投資が行えることがわかります。

S&P500の特徴や業種別構成などは、以下をご参照ください。

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分配金(配当金)利回り・パフォーマンス

本ETFの決算は年4回(3月・6月・9月・12月)です。過去1年の分配金は、下表のように推移しています。直近の分配金は、1口あたり約1.30ドルとなっており、利回りは1.97%となっています。

バンガード・S&P500ETF(VOO)の分配金の推移
決算月 分配金[米ドル]
(1口あたり)
2019年6月 1.386
2019年3月 1.455
2018年12月 1.289
2018年9月 1.207

本ETFの他、米国の人気ETFは、以下をご参照ください。

米国ETFの人気ランキング|米国株の配当利回りランキング

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米国株ETFの手数料・パフォーマンス比較

次に、米国株式市場を投資対象とするETFの手数料やパフォーマンスを比較していきます。

手数料の比較

下表は、米国株式市場を投資対象とする低コストETFの手数料を比較した表です。本ETFの他にも国内外に多数の低コストETFがありますが、本ETFはバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に並び、最安の手数料となっています。

※下表は横にスクロール(→)可能

銘柄名(コード・ティッカー) 信託報酬
(経費率)
ベンチマーク 種類
バンガード・S&P500ETF(VOO) 0.03% S&P500 米国ETF
バンガード・トータル・ストック・
マーケットETF(VTI)
0.03% CRSP USトータル・
マーケット・インデックス
米国ETF
iシェアーズS&P500ETF(IVV) 0.04% S&P500 米国ETF
SPDR S&P500 ETF(1557) 0.095% S&P500 国内ETF
UBS ETF米国株(1393) 0.14% MSCI米国インデックス 国内ETF
Simple-X NYダウ・ジョーンズ・
インデックス上場投信(1679)
0.15% NYダウ 国内ETF
上場インデックスファンド米国株式
(1547)
0.16% S&P500 国内ETF


参考:“S&P500型投資信託(インデックスファンド・ETF)の比較・一覧|おすすめ銘柄・お得な買い方も解説

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ETF「バンガードVOO」のように、コストの安いETFを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

そして、米国ETFを購入する証券会社も手数料の安いネット証券を選ぶ事が重要です。

パフォーマンス比較

次に、手数料が安い「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」と「本ETF(VOO)」のパフォーマンスを比較します。

両ETFは、手数料が最安コストで並ぶものの、ベンチマークが違うため、パフォーマンスに違いが出てきます

  • VTIとVOOは、構成銘柄が違う
  • VOOは「大型・中型株」、VTIは「大型・中型・小型」
  • VTIの方が、カバー範囲が広い
    → 分散効果が高い!

ベンチマークの基本的な違いは「カバーする株式の銘柄数」です。VOOは米国の大型が中心で市場全体の時価総額の8割程度の銘柄しかカバーしていませんが、VTIはVOOの構成銘柄に加えて、中小型株も含むため米国市場のほぼ100%をカバーすることができます。

VTIとVOOのパフォーマンス比較
VTIとVOOのパフォーマンス比較VTIとVOOのパフォーマンス比較
参照:yahoo finance

分散性の観点から言えば、VTIの方が銘柄数・規模ともに良いですが、過去10年ではパフォーマンスに大きな違いはないようです。好みによって銘柄を選ぶと良いでしょう。個人的には、分散性もあり中小型株の成長も取り込めるVTIが好みです。

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自動積立・分配金の再投資がしたい場合

ETFの場合、購入時の注文を株価ベースで行なわなくてはいけなかったり、分配金の再投資を自分でやらなくてはいけない等、少々面倒な部分があります。

米国ETF・米国株も「SBI証券」の定期買付サービスを利用すれば、毎月の自動積立が行えます。

SBI証券「定期買付サービス」

そこで、便利なのがインデックスファンドです。分配金の自動再投資や自動積立、金額ベースでのファンドの購入などを行なうことができます。下表は、米国株市場への投資を目的としたインデックスファンドの手数料比較表です。

※下表は横にスクロール(→)可能

ファンド名 信託報酬(税抜) ベンチマーク
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド 0.09264% S&P500
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.16% S&P500
楽天・全米株式インデックス・
ファンド
0.17% CRSP USトータル・マーケット・インデックス
iFree S&P500インデックス 0.225% S&P500
iFree NYダウインデックス 0.225% NYダウ
たわらノーロードNYダウ 0.225% NYダウ
米国株式インデックス・ファンド 0.45% S&P500
SMTダウジョーンズ・インデックス・オープン 0.50% NYダウ
SMT米国株配当貴族インデックス・オープン 0.55% S&P500配当貴族指数
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 0.50% S&P500配当貴族指数
i-mizuho米国株式インデックス 0.57% S&P500
eMAXIS NYダウインデックス 0.60% NYダウ

本ETF「VOO」など米国ETFと比較した場合、購入手数料は無料で良いですが、ファンド保有時かかる手数料「信託報酬」が若干高めです。

ただ、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)は十分安く、金額ベースの購入や小額自動積立、またつみたてNISAで利用できる等、使い勝手も良いので、これらを選んでも良いでしょう。

インデックスファンドとETFの比較は、以下の記事をご参照ください。

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分散性を高めたい場合

本ETFの投資対象は米国株式市場のみですが、米国だけでなくヨーロッパや太平洋地域の株式に広く分散投資を行いたい方は、バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA)が注目です。

信託報酬0.09%で米国を除く先進国20カ国以上に投資ができるので、本ETFと組み合わせることで先進国に低コストで分散投資が行えます。

だたし、ニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim先進国株式インデックスなどのインデックスファンドも、信託報酬0.1%台で米国を含む20カ国以上の先進国株式市場へ分散投資が行えるので、利便性を高めたい方は、これらが良いかもしれません。

また、円高・円安など為替変動リスクを抑えたい方は、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり)も選択肢の1つになります。

先進国株式市場を投資対象としてファンドの比較・一覧は、以下をご参照ください。

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まとめ・評価

本ETFのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.03%の手数料で米国の有名グローバル企業に投資を行うことができます。また、購入先を工夫すれば、取引手数料を抑えることもできます。

VOOのデータ・まとめ
  • ベンチマーク:S&P500
  • 取引手数料:SBI証券のトータルコストが最安(NISAなら買付手数料無料)
  • 信託報酬(税抜):年率0.03%
  • 決算:年4回(3月・6月・9月・12月)
  • 償還日:無期限(設定日:2010/9/7)

最後に、本ETF(VOO)など米国ETFや米国ETFを安く購入できる証券会社を比較・解説して行きます。

手数料は、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させるので、手数料の安い証券会社で米国ETFを購入する事が重要です。

おすすめ購入先は?SBI証券?楽天証券?

バンガードETFなど米国ETFがお得に購入できる証券会社を解説していきます。

SBI証券が最安手数料!最低手数料0円(無料)

米国株は、手数料の安いネット証券で取引を行うのが良いでしょう。米国株・ETFの取引が安価で行えるネット証券は、SBI証券楽天証券マネックス証券DMM.com証券(DMM株)の4つがありますが、SBI証券の手数料が最も安くなります

米国株・ETFを取引する場合は、株式の売買時に係る手数料「売買手数料」と日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。

米国株の取引に係る手数料
  • 売買手数料:株式を売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

下表は、4つのネット証券の売買手数料と為替手数料を比較したものです。

※下表は横にスクロール(→)可能

証券会社 売買手数料 為替手数料
(1ドル両替あたり)
DMM.com証券 無料(0円) 0.25円
SBI証券 約定額の0.45%
・最低0ドル
・最大20ドル
マネックス証券
楽天証券

売買手数料は、SBI証券・マネックス証券・楽天証券の3社が同水準の安さですが、為替手数料はSBI証券が安いため、取引に係るトータルコスト(売買手数料+為替手数料)は、SBI証券が最も安くなります

このため、米国株・米国ETFを取引する場合「SBI証券」がオススメになります。

手数料・コストは、投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させますので、SBI証券を利用して、コストを抑えた投資を行いましょう。

SBI証券へ外貨の入出金が無料で行え、為替手数料安くなる「住信SBIネット銀行」は、SBI証券の口座開設時にボタン一つで同時口座開設が行えます。

SBI証券・住信SBIネット銀行の同時口座開設の方法は、以下をご参考ください。

SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を同時に開設する方法

NISAなら積立でも買付手数料無料

米国ETFは、インデックスファンドと比べて手数料が割高で、小額積立はもったいないと思うかもしれませんが、SBI証券の場合、NISA口座での米国ETFの買付は手数料無料です。

そのため、SBI証券の定期買付サービスを利用して、NISA口座で少額積立を行っても買付手数料は0円になります。

SBI証券で米国株・ETFの自動積立の方法や特徴は、以下の記事をご参考ください。

【米国株で積立投資】SBI証券の米国株・ETF定期買付の活用法・おすすめ銘柄
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SBI証券の評価・解説、また最新のキャンペーン情報などは、以下の記事をご参考ください。

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