eMAXIS Slim新興国株式インデックスの特徴・魅力は?コスト等も比較・解説

eMAXIS Slim新興国株式インデックスの特徴・魅力は?コスト等も比較・解説
eMAXIS Slim新興国株式インデックスの特徴・魅力は?コスト等も比較・解説eMAXIS Slim新興国株式インデックスの特徴・魅力は?コスト等も比較・解説


eMAXIS Slim新興国株式インデックスは、新興国の株式市場に投資することを目的としたインデックスファンドです。信託報酬0.19%(年率)と超低コストで、中国やインドなどの20カ国以上の新興国の株式に分散投資が行えます。

本ページでは、eMAXIS Slim新興国株式インデックスの特徴や構成銘柄、手数料、また他の新興国株式への投資を目的としたインデックスファンド・ETFとの比較などを行います。

参考 本ファンドはSBI証券での購入・保有がお得です。詳細は、以下をご参照ください。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスとは?

eMAXIS Slim新興国株式インデックスとは、高い経済成長を遂げる中国やインドなど、20以上の新興国への投資を目的としたインデックスファンドです。MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算)をベンチマークとしており、約800銘柄から構成されいます。

eMAXIS Slimシリーズのファンドの1つで、手数料の安さが特徴です。

購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.19%(税抜)と、新興国株式市場への投資を目的としたファンドとしては、iFree新興国株式インデックスと並び、最安コストです。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスの手数料一覧:

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時無料
信託報酬ファンド保有時年率0.19%

運用管理費などを含めた実質コストは、設定から間もないためまだわかりませんが、発表され次第、追記いたします。

ちなみに、本ファンドは、SBI証券楽天証券の保有でポイント還元サービスが受けられます。ポイント還元率は、SBI証券の方が高く、年率0.05%のポイント(現金にも交換可能)還元が受けらます。そのため、SBI証券での購入・保有がお得です。

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また、SBI証券のポイント還元サービスの詳細は、以下をご参照ください。

構成銘柄の比率は?

次に、本ファンドにどのような銘柄が組み込まれているか見ていきます。本ファンドは、MSCIエマージング・マーケット・インデックスがベンチマークで、約800銘柄から構成されており、構成銘柄の上位10銘柄の比率は、以下のようになっています。

構成銘柄比率

銘柄構成比業種(セクター)
テンセント4.67%ケイマン諸島情報技術
サムソン電子4.25%韓国情報技術
アリババ集団3.72%ケイマン諸島消費者サービス
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング
カンパニー(TSMC)
3.34%台湾情報技術
ナスパーズ1.79%南アフリカ消費者サービス
中国建設銀行1.34%金融金融
バイドゥ1.27%ケイマン諸島消費者サービス
チャイナモバイル1.20%中国電気通信
中国工商銀行1.04%中国金融
鴻海精密工業1.03%台湾電気通信

*ケイマン諸島は、グローバル企業が租税回避地として、登記登録を行っている

ニュースや新聞などでよく目にする中国などアジア企業が組み入れ上位となっています。昔から強い中国の金融系に加えて、最近では、アリババやバイドゥなど中国のハイテク成長企業もトップ10入りしています。また、昨今世界の工場となりつつある、台湾企業も目立ちます。

構成国の比率は?

次に、本ファンドの構成国の比率を見ていきます。下表が組入上位国の比率ですが、韓国、台湾、中国、インドなどのアジアの新興国勢の割合が高い点が特徴です。ちなみに、グローバル企業が租税回避地として利用しているケイマン諸島との構成比が高くなっています。

構成国とその比率

銘柄構成比
ケイマン諸島15.42%
韓国15.01%
台湾11.47%
中国9.64%
インド8.54%
ブラジル7.50%
南アフリカ5.93%
メキシコ3.45%
ロシア3.43%
香港3.42%
その他16.20%

参考 MSCIエマージングマーケット指数の業種別構成比など詳細は、以下をご参照ください。

分配金・利回り

初回レポート公表後、更新予定。

積立NISA(つみたてニーサ)でも運用可能

本ファンドは、2018年1月からスタートする新たな小額非課税制度「積立NISA」でも運用可能です。非課税期間が現行NISAと比べて4倍の20年間となるので、積立を長期投資で行なう方には、嬉しい新制度です。

参考 積立NISAに関しては、以下をご参照ください。

新興国株ファンドの比較

次に、本ファンドとその他の新興国株式インデックスファンドの手数料を比較していきます(下表参照)。同一のベンチマークの場合、一般的に手数料の安いファンドを選んだ方が、相対的なパフォーマンスが良くなりやすくなっています。

ファンド名信託報酬(税抜)ベンチマーク
EXE-iつみたて新興国株式ファンド0.19%FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.19%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
楽天・新興株式インデックスファンド0.25%FTSEエマージング・オールキャップ・インデックス
i-SMT新興国株式インデックス0.33%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.339%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
iFree新興国株式インデックス0.34%FTSE RAFIエマージングインデックス
EXE-i新興国株式ファンド0.39%FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式0.495%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
i-mizuho新興国株式インデックス0.58%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
野村インデックスファンド・新興国株式0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
eMAXIS新興国株式インデックス0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス
SMT新興国株式インデックス
・オープン
0.60%MSCIエマージング・マーケット・インデックス

新興国株式ETF・インデックスファンドの比較・一覧

本ファンドの手数料は、EXE-iつみたて新興国株式ファンドと並び最安手数料となっています。

ただし、EXE-iつみたて新興国株式ファンドは、ポイント還元(投信マイレージ)が適用されないので、年率0.03%のポイント還元があるeMAXIS Slim新興国株式インデックスの方が、実質的に安くなります。

p class=”mb3″>ちなみに、iFree新興国株式インデックスのベンチマークは、企業の財務データを元に投資比率を算出するスマートベータ型指数「FTSE RAFIエマージングインデックス」なので、スマートベータに投資したい方は、こちらでも良いですが、分散性の観点からは本ファンド(ベンチマーク)の方が優れています(下図はパフォーマンス比較)。

FTSE RAFIエマージング指数のパフォーマンス比較FTSE RAFIエマージングインデックスのパフォーマンス比較
参照:FTSE RAFI™ Emerging Index – QSR


また、ETFの場合、国内ETFで信託報酬0.18%のiシェアーズエマージング株ETF(1582)か、米国ETFで信託報酬0.14%バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を利用することで、超低コストで新興国株式市場へ分散投資が行えます。そのため、利便性よりも手数料の安さにこだわる方は、これらの銘柄の利用を検討しても良いかもしれません。

個人的には、金額ベースでの購入がきたり、毎月自動積立や分配金の自動再投資ができるなど利便性の高いインデックスファンドの方が、ETFよりも初心者向きだと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

分散性を高めたい場合

本ファンドは、新興国株式市場が投資対象となっています。ただし、新興国だけでなく、米国やヨーロッパなど先進国株式市場へも分散投資を行いたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.20%)やiFree外国株式インデックス(同:0.21%)を合わせて利用することで、低コストで全世界へ分散投資が行えます。

また、二つのファンドを購入や積立、管理するのが面倒という方は、経費率(信託報酬)0.11%のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(同:0.25%)を利用することで、ファンド1本で全世界へ分散投資が行えます。

参考 各株式市場への投資を目的としたファンドの比較・一覧は、以下をご参照ください。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。なんといっても、最大の特徴は手数料の安さです。年率0.19%と超低コストで経済成長率の高い新興国の株式市場に分散投資を行うことができます。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.19%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低100円から積立可能。)
  • 決算:年1回(4月25日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年7月31日)
  • 信託財産留保額:なし
  • 販売会社:SBI証券楽天証券など

お得な購入先(SBI証券?楽天証券?)

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは、以下の金融機関で購入可能です。

SBI証券,楽天証券,マネックス証券カブドットコム証券松井証券など

参照元:三菱UFJ国債投信

購入手数料は無料なので、どこで本ファンドを購入しても差がつきません。しかし、各ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」の違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社還元率特徴
SBI証券年率0.1%
(最大:年率0.24%)
SMBC日興証券キャンペーンでANAマイルやdポイント
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
カブドットコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

投資信託の保有でポイントが貯まるネット証券の比較

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。

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参考 本サイトでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。