投資信託

ひとくふうの評価は?日本や先進国・新興国の株式・債券市場に低コストアクティブ運用が可能に!

ひとくふうシリーズとは、大和住銀投信投資顧問が運用する購入手数料無料投資信託です。本シリーズを利用することで、アクティブファンドでありながら、超低コストの信託報酬で、国内外の株式・債券・不動産市場に分散投資を行うことができます。

本ページでは、ひとくふうシリーズの特徴を解説します。本シリーズの全アクティブファンドの紹介や比較、またコストを削減し、お得に投資信託(ファンド)を購入できる購入先(証券会社)も紹介していきます。

ひとくふうシリーズとは?

ひとくふうシリーズは、大和住銀投信投資顧問が運用する低コストアクティブファンドシリーズです。本シリーズを利用することで、日本や世界、また新興国や旬なテーマの株式に分散投資が行えます。

本シリーズの特徴は手数料の安さです。ファンドの購入は、ネット証券で無料で行えます。また、ファンド保有時にかかる手数料(信託報酬)は、アクティブファンドでありながら、年率0.4%台以下の低水準となっています。

ひとくふうシリーズのファンド一覧

下表は、ひとくふうシリーズの投資先別のファンド名、また保有時にかかる手数料「信託報酬」の一覧です。日本や海外の株式への投資が、低コストで行えることがわかります。

ひとくふうシリーズのファンド一覧:

ファンド名 投資クラス 信託報酬(税抜)
ひとくふう日本株式ファンド 国内株式 0.25%
ひとくふう世界国債ファンド
(為替ヘッジあり)
先進国債券 0.25%
ひとくふう先進国株式ファンド 先進国株式 0.30%
ひとくふう新興国株式ファンド 新興国株式 0.43〜%
ひとくふう先進国リートファンド 海外リート 0.30%

アクティブファンドでありながら、ひとくふう日本株式ファンドひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)は、信託報酬0.25%の低コストとなっています。ニッセイTOPIXインデックスファンドニッセイ外国債券インデックスファンド等の低コストインデックスファンドと比べても、遜色無いコスト水準となっています。

サイト管理人
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以下、各ファンドの特徴を詳しく解説していきます。

ひとくふう日本株式ファンドとは?

ひとくふう日本株式ファンドは、日本国内の株式市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

日本の代表的な株価指数の1つであるJPX日経インデックス400の構成銘柄の中から、価格変動リスクを相対的に抑えることを目指し、組入銘柄数やウェイトを決定しています。

ひとくふう日本株式ファンドのポートフォリオ作成の流れひとくふう日本株式ファンドのポートフォリオ作成の流れ
参照:大和住銀投信投資顧問


購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入時・売却時の手数料は、無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.25%(税抜)とアクティブファンドとしては、かなりの安さです。

ひとくふう日本株式ファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.25%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、年率0.31%程度となっています。国内株式のファンドとしては若干余分なコストが多い印象です。(参照)

構成銘柄の比率

次に、本ファンドの構成銘柄とその比率を見ていきます。JPX日経インデックス400やTOPIXのトヨタなどの自動車企業はありませんが、コマツやキリン、武田薬品などグローバルに活躍する企業が入っています。

構成銘柄トップ10の比率

銘柄名 構成比率 業種
富士通 1.7% 電気機器
ユニー・ファミリーマートホールディングス 1.6% 小売り
大成建設 1.6% 建設業
旭化成 1.6% 化学
コマツ 1.6% 機械
オリエンタルランド 1.6% サービス業
セコム 1.5% サービス業
NTTデータ 1.5% 情報・通信業
キリンホールディングス 1.5% 食品
武田薬品工業 1.5% 医薬品

株主優待として人気の高いオリエンタルランド(4661)キリンホールディングス(2503)等も入っていますね。

業種別の構成比

次に、本ファンドの業種別の構成比率を見ていきます。JPX400の業種別構成比と異なり食品・小売りなど安定した収益をあげるデフェンシブな業種の割合が高い点が特徴です。価格変動リスクを抑えるため、このような結果になっていると思われます。

業種別の構成比率

業種(セクター) 構成比率
食品 12.8%
小売業 12.5%
情報・通信業 11.0%
医薬品 9.8%
建設業 8.0%
電気機器 7.1%
化学 5.4%
陸運 4.8%
サービス業 4.6%
電気・ガス業 4.0%

本指数の参考指標であるJPX400の詳細は、以下をご参照ください。

JPX400(JPX日経インデックス400)とは?指数の特徴や構成銘柄、入れ替え時期、連動ETFや投資信託(インデックスファンド)等を解説
JPX400(JPX日経インデックス400)とは?指数の特徴や構成銘柄、入れ替え時期、連動ETFや投資信託(インデックスファンド)等を解説 JPX400(正式名称:JPX日経インデックス40)は、日本国内の株式市場の動向を表す株価指数の1つです。収益性の高...

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(3月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。参考指標であるJPX400のパフォーマンスには、勝ったり負けたりです。ただ、昨今のトランプ相場では、景気敏感株の方が値上がりが大きかったため、ディフェンシブ銘柄の多い本ファンドは弱めのパフォーマンスとなったと思われます。

期間(直近) ファンド 参考指標(JPX400)
1ヶ月 0.3% -0.8%
3ヶ月 -0.2% 0.3%
6ヶ月 8.6% 15.4%
1年 6.1% 13.6%
設定来 6.5% 12.3%

日本株インデックスファンドとの比較

本ファンドは、価格変動リスクを抑えて投資を行うファンドとして、貴重なアクティファンドです。まだ、設定期間が短いため、善し悪しはの判断は難しいですが、少なくもトランプ相場のような景気敏感株が上昇する局面での、値上がりはあまり期待できない印象です。

もちろん、景気敏感株のように、上昇・下落が激しくない点が、本ファンドのメリットの1つなので、投資方針にあう方は、選択肢の1つとしても良いかもしれません。信託報酬も年率0.25%とアクティブファンドとしては、かなり安い印象です。

ただ、組み入れ銘柄数が100程度なので、分散性が気になる方はニッセイTOPIXインデックスファンドなどのTOPIX型インデックスファンドを利用すると良いかもしれません。下表は、TOPIX型ファンドの手数料比較ですが、たわらノーロードTOPIXeMAXIS Slim国内株式インデックスの手数料も安くなっています。

ファンド名 日本株
ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.159%
eMAXIS Slim国内株式インデックス 0.159%
i-SMT TOPIXインデックス 0.17%
Smart-i TOPIXインデックス 0.17%
たわらノーロードTOPIX 0.18%
つみたて日本株式(TOPIX) 0.18%
iFree TOPIXインデックス 0.19%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS 0.19%
野村インデックスファンド・TOPIX 0.40%
eMAXIS TOPIXインデックスファンド 0.40%
SMT TOPIXインデックス・オープン 0.37%
日本株式インデックスe 0.37%

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.25%で、価格変動リスクを抑えた投資が行えます。アクティブファンドとしては低コストですが、銘柄数が少ないので、分散性を重視したい方はニッセイTOPIXインデックスファンドなどTOPIX型ファンドも利用も選択肢となります。

ひとくふう日本株式ファンドのデータ・まとめ:

  • ベンチマーク(参考指標):TOPIX
  • 購入手数料:無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.25%(その他諸経費を含む実質コスト:0.31%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(3月3日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年3月4日)
  • 信託財産留保額:無し

ひとくふう先進国株式ファンドとは?

ひとくふう先進国株式ファンドは、米国や欧州などの先進国株式市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

始めに、先進国の代表的な株価指数であるMSCIコクサイの構成銘柄の中から、割安で上昇傾向にある銘柄を選び出します。その後、それらの銘柄を価格変動リスクを抑えるように資産配分を決めて行きます。

ひとくふう先進国株式のポートフォリオイメージひとくふう先進国株式のポートフォリオイメージ
参照:大和住銀投信投資顧問


購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入時・売却時の手数料は、無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.30%(税抜)となっています。

ひとくふう先進国株式ファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.30%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、発表されしだい(初回決算後)更新します。

構成国の比率

次に、本ファンドの構成国を見ていきます。上で述べた銘柄の選別やポートフォリオ組成により、下表のような国別の構成比率となっています。MSCIコクサイと同様、アメリカの割合が高くなっています。

構成国の比率

銘柄名 構成比率
米国 62.2%
イギリス 8.3%
カナダ 5.3%
スイス 3.5%
オーストラリア 2.9%
フランス 2.0%
ベルギー 1.8%
フィンランド 1.6%
バミューダ諸島 1.5%
デンマーク 1.5%

構成銘柄の比率

次に、本ファンドの構成銘柄とその比率を見ていきます。MSCIコクサイやS&P500の上位銘柄であるアップルマイクロソフトなどはありませんが、安定した成長を遂げているAT&Tや、昨今盛り返してきたタバコ産業のフィリップ・モリスが上位銘柄となっています。コムキャストなどの成長企業も入っています。

構成銘柄トップ10の比率

銘柄名 構成比率 業種
シェブロン 2.6% アメリカ エネルギー
アルタリア 2.6% アメリカ 食品・飲料・タバコ
AT&T 2.5% アメリカ 電気通信サービス
フィリップ・モリス 2.5% アメリカ 食品・飲料・タバコ
ユナイテッド・ヘルス 2.3% アメリカ ヘルスケア機器・サービス
ロイヤルダッチシェル 2.3% イギリス エネルギー
ファイザー 2.1% アメリカ 医薬品・バイオ・ライフサイエンス
ロッキード・マーチン・コーポレーション 2.0% アメリカ 資本財
IBM 2.0% アメリカ ソフトウェア・サービス
コムキャスト 1.9% アメリカ メディア

米国企業に絞った投資を行いたい方は、低コストファンドのeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などがあります。また、米国株式市場への投資を目的とした低コストファンドは、以下をご参照ください。

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業種別の構成比

次に、本ファンドの業種別の構成比率を見ていきます。MSCIコクサイの業種別構成比と異なり情報技術セクターの割合が低い分、安定した収益をあげる生活関連(食品・飲料・タバコ)業の割合が高い点が特徴です。

業種別の構成比率

業種(セクター) 構成比率
食品・飲料・タバコ 8.9%
銀行 8.6%
資本財 7.0%
テクノロジー・ハードウェア 6.9%
保険 6.7%
ヘルスケア機器・サービス 6.7%
公共事業 6.6%
エネルギー 6.1%
各種金融 5.9%
電気通信サービス 4.4%

本指数の参考指標であるMSCIコクサイの詳細は、以下をご参照ください。

MSCIコクサイとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!
MSCIコクサイとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!MSCIコクサイは、先進国株式市場の動向を表す代表的な株価指数です。アメリカやヨーロッパなどの20カ国以上の先進国をカバーしており、ニッ...

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(3月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。参考指標であるMSCIコクサイのパフォーマンスには、勝ったり負けたりです。ただ、昨今のトランプ相場では、景気敏感株の方が値上がりが大きかったため、ディフェンシブ銘柄の多い本ファンドは若干弱めのパフォーマンスとなったと思われます。

期間(直近) ファンド
1ヶ月 0.4%
3ヶ月 1.3%
6ヶ月 19.4%
1年
設定来 15.7%

外国株インデックスファンドとの比較

本ファンドは、価格変動リスクを抑えて、割安な成長企業に絞った投資を行うファンドとして、貴重なファンドです。まだ、設定期間が短いため、善し悪しはの判断は難しいですが、信託報酬が0.30%とインデックスファンドと比べても遜色ない点は評価できます。

ただし、分散性を高めて、さらに手数料を安くしたい場合、ニッセイ外国株式インデックスファンドなどを利用すると良いかもしれません。下表は、先進国株式型インデックスファンドの手数料比較ですが、eMAXIS Slim先進国株式インデックスの手数料も安くなっています。

ファンド名 信託報酬
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.1095%
ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.189%
iFree外国株式インデックス 0.19%
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.19%
i-SMTグローバル株式インデックス 0.19%
Smart-i先進国株式インデックス 0.20%
つみたて先進国株式 0.20%
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) 0.20%
たわらノーロード先進国株式 0.225%
たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり) 0.225%
EXE-i先進国株式ファンド 0.32%
野村インデックスファンド・外国株式 0.55%
野村インデックスファンド・外国株式(為替ヘッジあり) 0.59%
eMAXIS先進国株式インデックスファンド 0.60%
SMTグローバル株式インデックス・オープン 0.50%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ無) 0.57%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ有) 0.57%
外国株式インデックスe 0.50%

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

先進国株ファンドの比較などは、以下をご参照ください。

先進国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説
先進国株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説世界経済を牽引するアメリカやヨーロッパなどの先進国株式市場への投資を目的とした投資商品には、たくさんのETFやインデックスファンドがあり...

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.30%で、価格変動リスクを抑えて先進国の割安成長企業に投資が行えます。ただし、銘柄数は少なめなので、低コスト・分散性を重視したい方はニッセイ外国株式インデックスファンドの利用も選択肢となります。

ひとくふう先進国株式ファンドのデータ

  • ベンチマーク(参考指標):MSCIコクサイ
  • 購入手数料:無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.30%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(3月3日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年8月31日)
  • 信託財産留保額:無し

ひとくふう新興国株式ファンドとは?

ひとくふう新興国株式ファンドは、中国などの新興国株式市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

新興国への投資を目的としたETFを、リスク調整後のリターンが高くなるような組み合わせで運用を行っています。

ひとくふう新興国株式のポートフォリオイメージひとくふう新興国株式のポートフォリオイメージ
参照:大和住銀投信投資顧問


購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入時・売却時の手数料は、無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬(ETFの経費率を含む)」は、年率0.43〜1.13%(税抜)となっています。

ひとくふう新興国株式ファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.43〜%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、決算期間の平均基準価格の0.9%程度となっています。新興国への投資ファンドのため、売買委託手数料が余分にかかっている印象です。

構成国の比率

次に、本ファンドの実質の構成国を見ていきます。上で述べた銘柄の選別やポートフォリオ組成により、下表のような国別の構成比率となっています。新興国の代表的な株価指数「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」とは違い韓国の比率が低めになっています。その分、台湾や中国の割合が高めです。

構成国の比率

銘柄名 構成比率
台湾 23.9%
中国 18.4%
インド 6.5%
タイ 6.1%
ロシア 5.5%
南アフリカ 5.2%
マレーシア 5.1%
韓国 4.8%
ブラジル 4.2%
インドネシア 2.9%

また、構成通貨は以下のようになっています。基本的には構成国の各通貨に対応しています。

構成通貨の比率

銘柄名 構成比率
台湾ドル 23.8%
香港ドル 17.7%
米ドル 8.9%
インドルピー 6.4%
タイバーツ 6.1%
南アフリカランド 5.3%
マレーシアリンギット 5.1%
韓国ウォン 4.8%
ブラジルレアル 4.2%
インドネシアルピア 2.8%

MSCIエマージングの詳細は、以下をご参照ください。

MSCIエマージング・マーケット・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説!
MSCIエマージング・マーケット・インデックスとは?構成銘柄や指数の特徴、インデックスファンドやETFを解説! MSCIエマージング・マーケット・インデックスは、高い経済成長率を誇る新興国株式市場の動向を表す株価指数です。中国や台湾...

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(3月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

長期投資を行う場合、効率的な資産運用のため、分配金が出た場合でもファンドへ再投資することが重要です。SBI証券など証券会社の注文時に「分配金再投資コース」を選ぶことで、自動再投資ができます。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近) ファンド
1ヶ月 2.7%
3ヶ月 6.8%
6ヶ月 17.1%
1年
設定来 14.6%

参考:月次レポート|大和住銀投信投資顧問

新興国株式型ファンドとの比較

本ファンドは、価格変動リスクを抑えて、新興国株式市場へ投資を行うファンドとして、貴重なファンドです。まだ、設定期間が短いため、善し悪しはの判断は難しいですが、信託報酬もアクティブファンドとして安く選択肢に入り得ます。

ただ、組み入れ銘柄数は少なめのため、分散性が気になる方はたわらノーロード新興国株式などを利用すると良いかもしれません。下表は、新興国株式型インデックスファンドの手数料比較ですが、iFree新興国株式インデックスの手数料が安くなっています。

ファンド名 信託報酬(税抜) ベンチマーク
SBI新興国株式インデックスファンド 0.19% FTSEエマージング・インデックス
eMAXIS Slim新興国株式インデックス 0.19% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
ニッセイ新興国株式インデックスファンド 0.339% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iFree新興国株式インデックス 0.34% FTSE RAFIエマージングインデックス(配当除く)
EXE-i新興国株式ファンド 0.39% FTSEエマージング・インデックス
たわらノーロード新興国株式 0.50% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
iシェアーズ新興国株式インデックス 0.58% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
野村インデックスファンド・新興国株式 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)
eMAXIS新興国株式インデックス 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)
SMT新興国株式インデックス・オープン 0.60% MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当除く)

信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.43〜%で、価格変動リスクを抑えて新興国株式に投資が行えます。アクティブファンドとしては低コストで評価できますが、銘柄数が少ないので、分散性を重視したい方はたわらノーロード新興国株式の利用も選択肢となります。

ひとくふう新興国株式ファンドのデータ

  • 購入手数料:無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.43〜%(その他諸経費を含む実質コスト:0.9%程度)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(3月3日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年7月29日)
  • 信託財産留保額:無し

ひとくふう先進国リートファンドとは?

ひとくふう先進国リートファンドとは?手数料や利回り、実質コストなど評価

ひとくふう先進国リートファンドは、米国や欧州など先進国の不動産市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

始めに、先進国の代表的なリート指数であるS&P先進国REIT(リート)指数の構成銘柄の中から、増収・増配の銘柄を選び出します。その後、それらの銘柄を価格変動リスクを相対的に抑えるように資産配分を決めて行きます。

ひとくふう先進国リートのポートフォリオ組成の流れひとくふう先進国リートのポートフォリオ組成の流れ
参照:大和住銀投信投資顧問


購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入時・売却時の手数料は、無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.30%(税抜)となっています。

ひとくふう先進国リートファンドの手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.30%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、初回決算発表後、更新します。

構成国の比率

次に、本ファンドの構成国を見ていきます。上で述べた銘柄の選別やポートフォリオ組成により、下表のような国別の構成比率となっています。S&P先進国リート指数と同様、アメリカの割合が高くなっています。

構成国の比率

銘柄名 構成比率
米国 68.5%
イギリス 9.3%
オーストラリア 6.4%
香港 3.7%
カナダ 3.5%
シンガポール 3.3%
その他 5.3%

業種・用途別の構成比

次に、本ファンドの業種・用途別の構成比率を見ていきます。店舗型や昨今成長中のヘルスケア型リートが多い点が特徴です。

用途別の構成比率

業種(セクター) 構成比率
店舗用 26.5%
ヘルスケア 17.8%
住宅用 16.5%
各種不動産 10.3%
オフィス 8.1%
ホテル・リゾート 5.3%
専門 5.2%
工業用 5.0%
その他 5.9%

本指数の参考指標「S&P先進国リート」の詳細は、以下をご参照ください。

S&P先進国REIT(リート)指数とは?構成銘柄や特徴、連動ETFやインデックスファンドを解説!
S&P先進国REIT(リート)指数とは?構成銘柄や特徴、連動ETFやインデックスファンドを解説! S&P先進国REIT(リート)指数は、米国を中心とする先進国の不動産市場の動向を表す代表的な指数です。オフィスビルや商業...

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(3月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近) ファンド
1ヶ月 -2.4%
3ヶ月 -1.4%
6ヶ月
1年
設定来 4.6%

参考:月次レポート|大和住銀投信投資顧問

外国REITファンドとの比較

本ファンドは、価格変動リスクを抑えて、先進国REIT市場への投資を行うファンドとして、貴重なファンドです。まだ、設定期間が短いため、善し悪しはの判断は難しいですが、信託報酬が0.30%とインデックスファンドと比べても遜色ない点は評価できます。

下表を見てもわかるように、本ファンドは、iFree外国REIT(リート)インデックス等、大部分のインデックスファンドよりも安い点は驚きです。信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ファンド名 信託報酬
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 0.1095%
ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.189%
iFree外国株式インデックス 0.19%
iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.19%
i-SMTグローバル株式インデックス 0.19%
Smart-i先進国株式インデックス 0.20%
つみたて先進国株式 0.20%
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) 0.20%
たわらノーロード先進国株式 0.225%
たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジあり) 0.225%
EXE-i先進国株式ファンド 0.32%
野村インデックスファンド・外国株式 0.55%
野村インデックスファンド・外国株式(為替ヘッジあり) 0.59%
eMAXIS先進国株式インデックスファンド 0.60%
SMTグローバル株式インデックス・オープン 0.50%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ無) 0.57%
i-mizuho先進国株式インデックス(為替ヘッジ有) 0.57%
外国株式インデックスe 0.50%

ただし、分散性を高めたい場合、ニッセイグローバルリートインデックスファンドなどを利用すると良いかもしれません。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.30%で、価格変動リスクを抑えて先進国の不動産市場に投資が行えます。

ただし、銘柄数は少なめなので、分散性を重視したい方はニッセイグローバルリートインデックスファンドの利用も選択肢となります。

ひとくふう先進国リートファンドのデータ

  • ベンチマーク(参考指標):S&P先進国リート指数
  • 購入手数料:無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.30%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(3月3日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年11月30日)
  • 信託財産留保額:無し

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)とは?

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)とは?手数料や利回り等の評価

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)は、日本や米国など世界の債券市場へ投資することを目的としたアクティブファンドです。

本ファンドの組み入れ銘柄の選別や銘柄配分・ポートフォリオの組成の流れは、下図のようになっています。

始めに、先進国の代表的な株価指数であるシティ世界国債インデックスの構成国の中から、為替ヘッジ後の期待収益の高い国債を選び出します。その後、リスクから見て相対的に魅力的な銘柄を絞り込み、リスクを抑えた運用を目指します。

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)のポートフォリオ組成の流れひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)のポートフォリオ組成の流れ
参照:大和住銀投信投資顧問


購入手数料・信託報酬(実質コスト)

本ファンドの購入時・売却時の手数料は、無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.25%(税抜)となっており、インデックスファンドと比べても遜色ない超低コストです。

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)の手数料

項目 手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料 ファンド購入時 無料
信託財産留保額 ファンド売却時 無料
信託報酬 ファンド保有時 年率0.25%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は、0.28%(税抜)程度となっており、余分なコストもかかっておらず、魅力的な手数料水準です。

構成国の比率は?

次に、本ファンドの気になる構成国とその比率を確認していきます。下表に組入国の比率をまとめました。シティ世界国債インデックスとは異なり、アメリカの比率が低く、日本の比率が高い点が特徴です。

構成国とその比率

銘柄 構成比
日本 29.8%
フランス 27.4%
イタリア 14.8%
アメリカ 14.2%
スペイン 6.6%
スウェーデン 4.8%
その他 2.3%

信用格付けは?

次に、本ファンドの構成債券の信用格付けの比率を確認していきます。下表を見るとわかるように、全ての銘柄がBBB(トリプルビー)以上の格付けとなっていることがわかります。

信用格付けとその比率

銘柄 構成比
AAA 19.0%
AA 27.4%
A 29.8%
BBB 21.4%
BB以下 0.0%
その他 2.3%

ポートフォリオ特性・利回り

最後に、本ファンドのポートフォリオ特性や利回りを見ていきます。下表は、本ファンドの平均利回りを表したものです。日本等が中心ということで、平均最終利回りが0.7%となっています。国内債券ファンドよりは高いものの、新興国債券と比べた場合低めです。高水準な点が特徴です。

ポートフォリオ特性

項目 内容
銘柄数 9
平均直接利回り 2.5%
平均最終利回り 0.7%
平均デュレーション 8.2年

ちなみに、デュレーションとは、金利変動に対する債券価格の反応の大きさ(リスクの大きさ)を表したものです(長いほど債券価格の反応は大きくなる)。

シティ世界国債インデックスの詳細(ポートフォリオ、国別構成比の10位以降など)は、以下をご参照ください。

シティ世界国債インデックスとは?外国(先進国)債券指数の特徴、構成国、ポートフォリオ、またインデックスファンドの解説
シティ世界国債インデックスとは?外国(先進国)債券指数の特徴、構成国、ポートフォリオ、またインデックスファンドの解説 シティ世界国債インデックスは、海外の債券市場の動向を表す代表的な指数です。 アメリカやヨーロッパなどの主要先進国や...

分配金・利回り

本ファンドの決算は年1回(3月)ですが、これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近) ファンド
1ヶ月 -0.2%
3ヶ月 -0.3%
6ヶ月 -3.7%
1年
設定来 -2.1%

参考:月次レポート|大和住銀投信投資顧問

世界債券インデックスファンドとの比較

本ファンドは、価格変動リスクを抑えて、全世界の債券市場に投資を行うファンドとして、貴重なファンドです。まだ、設定期間が短いため、善し悪しはの判断は難しいですが、信託報酬が0.25%とインデックスファンドと比べても遜色ない点は評価できます。

下表は、先進国債券型インデックスファンドの手数料比較ですが、ニッセイ外国債券インデックスファンドiFree外国債券インデックス等と比べると、手数料は高いものの、アクティブファンドとしては破格の安さです。

ファンド名 信託報酬(税抜き)
ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.17%
iFree外国債券インデックス 0.18%
たわらノーロード先進国債券 0.20%
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) 0.20%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.21%
EXE-i先進国債券ファンド 0.42%
野村インデックスファンド・外国債券 0.55%
eMAXIS先進国債券インデックス 0.60%
SMTグローバル債券インデックス・オープン 0.50%
i-mizuho先進国債券インデックス 0.63%
外国債券インデックスe 0.50%

ただし、本ファンドは日本国債も入ることや銘柄数が少ないため、分散性を高めて、さらに手数料を安くしたい場合、ニッセイ外国債券インデックスファンドなどを利用すると良いかもしれません。信託報酬などの投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

まとめ・評価

本ファンドのデータをまとめると、以下のようになっています。年率0.25%で、価格変動リスクを抑えて世界の債券市場へ投資が行えます。ただし、銘柄数は少なめなので、低コスト・分散性を重視したい方はニッセイ外国債券インデックスファンドの利用も選択肢となります。

ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)のデータ

  • ベンチマーク(参考指標):シティ世界債券インデックス
  • 購入手数料:無料(ノーロード)
  • 信託報酬(税抜):年率0.25%(その他諸経費を含む実質コスト:0.28%)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(3月3日。休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2016年4月13日)
  • 信託財産留保額:無し

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