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全世界株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説

全世界株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品を解説

全世界株式が投資対象のETFやインデックスファンドの比較・一覧。おすすめ・注目商品



全世界の株式市場への投資を目的としたETFインデックスファンドは、1つの金融商品のみで全世界へ分散投資ができる便利な商品です。商品によっては、年率0.1%台の手数料で投資できるため、個人投資家に注目されています。

そこで、本ページでは、全世界の株式市場への投資を目的としたETFやインデックスファンドを紹介していきます。投資方法の特徴や手数料(信託報酬・手数料)などを比較しつつ、注目のファンドなどを紹介していきます。

目次

インデックスファンドとETFの違い

全世界株式市場への投資を目的とした投資商品を紹介する前に、本ページで登場する「インデックスファンド」と「ETF」の違いについて簡単に復習していきます。すでに、ご存知の方は読み飛ばしてください。

インデックスファンドとETFの主な比較ポイントは「コスト」「利便性」があります。以下、この2つのポイントに関して、両商品を比較していきます。

  • コスト:商品の売買手数料「初期コスト」と保有期間中にかかる「継続コスト」がある
  • 利便性:売買の方法や積立の仕組み等に違いがある

手数料(コスト)比較

はじめに、コストに関して比較していきます。下表は、インデックスファンドとETFの初期コスト・継続コストを比較したものです。ネット証券で購入手数料が無料になることが多いインデックスファンドが初期コストは安くなりますが、継続コストである信託報酬は、ETFの方が割安である場合が多くなっています。

インデックスファンドとETFの手数料(コスト)比較:

項目インデックスファンドETF
初期
コスト
  • ネット証券ならほとんどの場合、購入手数料無料
  • 一部ファンド(新興国株式)は売却時に0.1~0.3%程度の手数料がかかる
  • 株式同様の売買手数料がかかる

継続
コスト
  • 年率0.1%〜0.5%程度
  • ETFよりも割高な場合がある
  • インデックスファンドより割安。半分以上安い場合も
    ⇒ 信託報酬の安さがETF最大の魅力!

結局どっちが安いの?と疑問がわくかもしれませんが、その答えは「運用期間」によって違います。商品によって違いますが、おおよそ10年程度以上継続的に商品を保有する場合、初期コストよりも継続コストが重要になってきます。

そのため、長期的に保有しつづける場合は「ETF」、中長期で保有する場合は「インデックスファンド」がお得になる状況が多くなっています。

利便性の比較

以上のように、コスト面では長期投資の場合、ETFにお得感があります。ただし、利便性に関しては、インデックスファンドの方がETFよりも優れていると言えます。

下表は、各商品の利便性を比較したものです。購入方法や積立投資などの分かりやす・しやすさ等、利便性はインデックスファンドの方が優れています。ETFは、自分で積立を株数単位でやらなくてはいけないので、初心者の方は難しいと感じるかもしれません。

インデックスファンドとETFの利便性の比較:

項目インデックスファンドETF
買付
  • 金額ベースで買付可能
  • 最低500円から自動積立が可能
  • 自動積立は不可
  • 最低購入金額が高い場合も
  • 金額ベースの購入は不可
    ⇒ 株単位の購入

分配金自動再投資が可能自動再投資ができないので自分で再投資が必要

もう少し詳しく解説すると、インデックスファンドは、金額ベースで購入が可能です。例えば、1万円とか15,000円など、キリが良く、管理のしやすい金額で購入できます。一方、ETFは株数単位での購入なので、自分の投資したい金額で何株購入することができるのか計算したり、調節したりしなくてはいけません。

また、インデックスファンドは毎月500円から自動積立(毎月の投資日と金額、銘柄を選択)が行えますが、ETFはできません。毎回自分で株数を決めて、手動で購入しなくてはいけません。最低投資金額もETFの場合、数千円や数万円となっています。

分配金の再投資に関しても、インデックスファンドは自動で分配金の再投資をしてくれます(購入時に分配金再投資コースを選ぶ)。しかし、ETFは分配金の再投資は自分でしなくてはいけません。また、再投資の際に売買手数料がかかったり、分配金をキリよく再投資するのも難しくなっています。

このように、インデックスファンドとETFには、それぞれメリット・デメリットがありますので、皆様の運用手法に合わせて、商品をお選びください。基本的に、初心者の方は、インデックスファンドの方が便利で扱いやすいと思います。

参考 インデックスファンドとETFの比較・詳細は、以下をご参照ください。

https://money-laboratory-ryoma.net/toshin/#indexfund-vs-etf

全世界株式ETF・インデックスファンドの比較一覧

いよいよ、全世界株式市場への投資を目的とした投資商品を解説していきます。

ファンド一覧

全世界(先進国・新興国)株式への投資を目的としたインデックスファンドには、以下のものがあります。SBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)楽天・全世界株式インデックス・ファンドFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス、その他のファンドがMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとしています。

ファンド名信託報酬
(税抜)
ベンチマーク
SBI全世界株式インデックスファンド0.1389%FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)0.142%TOPIXMSCIコクサイMSCIエマージングの均等合成
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)0.142%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)0.142%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
野村つみたて外国株投信0.19%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.22%FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド0.25%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)

全世界株式インデックス・ファンド

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)とは?分配金・手数料は?

全世界株式インデックス・ファンドは、日本を含む全世界の株式市場への投資を目的としたインデックスファンドです。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスがベンチマークで、約45カ国の約2,500銘柄から構成されています。

[ac-box01 title=”全世界株式インデックス・ファンドの詳細をチェック”]
[jin-fusen2 text=”購入手数料・信託報酬”]

本ファンドの購入手数料は無料(ノーロード)です。また、ファンド保有時にかかる手数料「信託報酬」は、年率0.45%(税抜)と全世界株式市場への投資を目的としたインデックスファンドの中では、SBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)楽天・全世界株式インデックス・ファンド等と比べて、若干割高です。

項目手数料が発生する
タイミング
手数料(税抜)
購入手数料ファンド購入時無料
信託財産留保額ファンド売却時売却額の0.05%
信託報酬ファンド保有時年率0.30%

実質コスト(信託報酬+保管費用など)は初回決算が発表された後、更新いたします。

[jin-fusen2 text=”資産構成比”]

本ファンドは、大きく分けて、日本・先進国・新興国株式市場への投資を目的としたセクター(マザーファンド)セクターから構成されており、それぞれの構成比は、以下のようになっています。

資産・マザーファンド構成比
日本株式7.9%
先進国株式80.4%
新興国株式11.8%

ざっくり言うと、ファンド内の大半(8割程度)が先進国株式で、残りの2割が日本・新興国株式という割合になっています。以下、各地域での構成国比率や組み入れ上位銘柄を確認していきます。

[jin-fusen2 text=”構成国の比率”]

本ファンドの月次レポートや目録書には構成国やその比率は開示されていないので、代わりにベンチマークである「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」の構成国を見ていきます。

銘柄構成比
米国52.2%
日本7.8%
イギリス5.7%
中国3.6%
フランス3.6%
その他27.0%

[jin-fusen2 text=”組み入れ銘柄と構成比”]

次に、本指数の構成銘柄の上位陣を見ていきます。こちらも開示がないためベンチマークの上位銘柄比率を下表にまとめました。

世界経済を牽引するアメリカのグローバル企業が上位を独占しています。アップルマイクロソフトFacebookなどの有名ハイテク企業が名を連ねています。

銘柄構成比業種(セクター)
アップル1.86%情報技術
マイクロソフト1.19%情報技術
アマゾン0.86%消費者サービス
エクソン・モービル0.85%エネルギー
ジョンソン&ジョンソン0.84%ヘルスケア
JPモルガン・チェース0.83%金融
Facebook0.79%情報技術
ウェルズファーゴ0.70%金融
ゼネラル・エレクトリック(GE)0.67%消費財
AT&T0.65%電気通信

[jin-fusen2 text=”業種(セクター)別構成比”]

次に、業種別の構成比率を確認します。金融業の他、資本財や生活必需品などの割合が高めになっています。

業種(セクター)MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスS&P500
金融21.8%17.7%
情報技術16.1%21.7%
消費者サービス12.1%12.1%
ヘルスケア11.3%14.1%
資本財10.7%10.2%
生活必需品9.5%9.4%
エネルギー6.7%6.5%
素材5.3%2.8%
電気通信3.5%2.4%
公益事業3.1%3.3%

[jin-fusen2 text=”分配金・利回り”]

本ファンドの決算は年1回(11月)行われます。

これまで分配金の発生はありません。分配金が出てしまうと、分配金への課税分(約20%)投資パフォーマンスが悪化するので、ファンド内への再投資が、我々ファンド購入者には嬉しいですね。

また、これまでの本ファンドのパフォーマンスは、以下のようになっています。

期間(直近)ファンドベンチマーク
1ヶ月2.88%2.91%
3ヶ月6.46%6.69%
6ヶ月--
設定来11.92%12.23%

ちなみに、ベンチマークよりもファンドのパフォーマンスが低い理由は、ファンドのパフォーマンスが手数料(信託報酬など)控除後のものとなっているためと考えられます。

[box06 title=”全世界株式インデックス・ファンドのデータ・まとめ”]

  • ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当含む)
  • 購入手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):年率0.45%(その他諸経費を含む実質コスト:初回決算待ち)
  • 売買単位:1万円から1円単位(SBI証券なら最低500円から積立可能。)
  • 決算:年1回(11月30日、休日の場合、翌営業日)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年9月8日)
  • 信託財産留保額:0.3%

[/box06]
[/ac-box01]

注目ファンド

注目ファンドは、信託報酬が一番安いSBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)です。投資コストは、我々投資家への確実なマイナスリターンとなり、投資パフォーマンスを悪化させます。そのため、本ファンドのように、コストの安いファンドを選ぶことが、パフォーマンス向上のために重要です。

ただし、SBI全世界株式インデックスファンド(雪だるま全世界株式)は、日本の株式市場も含まれるため、日本を服見たくない(日本株への投資は他のファンドや個別株で行いたい)場合は、次に手数料が安いeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)がオススメです。

ちなみに、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスの違いは構成銘柄数です。FTSEは、各国の中小型株までカバーしているため、銘柄数が多く分散性が優れています。

インデックスファンドのオススメ購入先は?

インデックスファンドは、SBI証券楽天証券auカブコム証券マネックス証券SMBC日興証券フィデリティ証券などから購入可能です。

購入手数料は無料(ノーロード)なので、どの証券会社から購入しても変わりません。しかし、一部ネット証券で行われている「ポイント還元プログラム」に違いがあります。

ポイント還元プログラムとは、投資信託(ファンド)の保有額に応じてポイント還元されるサービスです。ポイントは、現金などに交換できるため、ポイント還元率の高いネット証券でファンドを購入することで、お得にファンドを保有することができます。

以下の表は、ネット証券のポイントプログラムの比較を行ったものです。結論から言うと、SBI証券の投信マイレージが還元率が良く利便性が高いと言えます。

証券会社還元率特徴
SBI証券年率0.1%
(最大:年率0.24%)
楽天証券残高10万円毎に月4ポイント
(最大:年率0.048%)
  • ポイント除外ファンドが少ない
  • 還元率は少ない
マネックス証券月平均保有額の年率0.08%
(最大:年率0.08%)
  • 低コストのインデックスファンドはポイント除外
auカブコム証券月平均保有額100万円につき1ポイント
(最大:年率0.24%)

SBI証券であれば、最大0.24%(年率)のポイント還元が受けられます。他ネット証券もポイント還元がありますが、還元率の高さや利便性を考えるとSBI証券がおトクです。例えば、1,000万円分保有している場合、年間(最大)24,000円のキャッシュバックがあります。

参考 SBI証券の詳細確認や口座開設(無料)は、以下の公式ページから行えます。今なら口座開設キャンペーンで最大10万円がもらえます。(4月30日まで)

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また、証券会社の選び方やSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

全世界株式ETFの比較・一覧

次に、全世界株式ETFの比較・一覧や注目商品、またお得な購入先を解説していきます。

ETF一覧

先進国株式市場への投資を目的としたETFには、以下のものがあります。米国ETFを利用することで、様々なベンチマークや手数料の安いETFを取引することが可能です。

ファンド名(コード)信託報酬(経費率)種類ベンチマーク
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)0.10%米国ETFFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
上場インデックス世界株式(MSCI ACWI)0.30%国内ETFMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
iシェアーズMSCI ACWI ETF(ACWI)0.34%米国ETFMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス

注目ETFは?

注目は、手数料がダントツに安いバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)です。日本株が8%程度含まれていますが、ベンチマークがFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとなっており、他のETFと比べて分散性も高い点が魅力です。

ETFのお得なオススメ購入先

以上、紹介したETFは、国内ETFか米国ETFかによって、お得な購入先が違うので、国内ETFと米国ETFにわけて解説を行って行きます。

バンガードETFなどの米国ETFは、手数料の安いネット証券で取引を行うのが良いでしょう。ネット証券では、SBI証券楽天証券マネックス証券の3社で米国ETFの取引が行えます。3社で最も手数料が安いのがSBI証券です。

米国ETFを取引する場合、ETFの売買時に係る手数料「売買手数料」、また日本円を米ドルに両替するための「為替手数料」の2種類の手数料(コスト)がかかります。米国ETFは米ドルで売買しなくてはいけないので、売買手数料の他に為替手数料がかかります。

米国ETFの取引にかかる手数料:

  • 売買手数料:米国ETFを売買する際にかかる手数料
  • 為替手数料:日本円を米ドルに両替する手数料

以下の表は、米国ETFの取り扱いを行っているネット証券の売買手数料・為替手数料を比較したものです。売買手数料は、SBI証券とマネックス証券が同水準の安さですが、為替手数料はSBI証券の方が安いことがわかります。そのため、取引にかかるトータルコスト(売買手数料+為替手数料)は、SBI証券が最も安くなります。

証券会社売買手数料為替手数料
(1ドル両替あたり)
DMM.com証券無料(0円)0.25円
SBI証券約定額の0.45%
・最低0ドル
・最大20ドル
マネックス証券
楽天証券

為替手数料が安くなる住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座開設時に、カンタンに同時口座開設ができます。サービスも連携していて使いやすくなっています。また、SBI証券のNISA口座であれば、買付手数料が無料になる点も大きなメリットです。

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また、住信SBIネット銀行の同時口座開設の方法などは、以下もご参照ください。

NISAなら積立でも買付手数料無料

海外ETFは、手数料がインデックスファンドや国内ETFと比べて割高であるため、小額積立はもったいないと思うかもしれません。実際、私もそう考えていました。しかし、NISA口座を利用すれば手数料無料で買付・積立ができるようになりました。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券のどのNISA口座でも海外ETFの買付手数料が無料になります。そのため、小額積立を行いたい方は、これらのネット証券を選ぶと良いでしょう。

私自身は、元々の手数料が安く済むSBI証券を利用しています。NISA枠(年間120万円の上限)をはみ出たとしても割安な手数料でバンガードなどの米国ETFが購入できます。

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また、SBI証券の詳細やNISA口座の特徴は、以下をご参照ください。

SBI証券は、海外ETFだけでなく、投資信託や米国株の品揃えが良く、コストも業界最安水準です。また、投信マイレージIPOチャレンジポイントPTSなど、様々な独自のメリットがあります。口座開設費・維持費は無料ですので、口座を持っていない方は、この機会に口座を開設してみると良いかもしれません。

SBI証券の特徴

SBI証券
  • 2020年オリコン:ネット証券部門で第1位(5年連続)
  • 投資信託の保有中に高還元ポイントバック!
  • 海外ETF・株式が最安手数料
  • 個人向け国債の購入で現金がもらえる!
  • PTS(夜間取引)など国内株式も充実!
  • 独自のIPO当選システム!(IPOチャレンジポイント)

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また、本ブログでのSBI証券の評価・解説は、以下をご参照ください。

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この記事を書いた人

橘 龍馬のアバター 橘 龍馬 サイト管理人

投資歴7年、30代3児の父。理学博士。
投資・節約の専門メディア「マネーの研究室」のサイト管理人。

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